JP6193238B2 - 改良された摩擦材料工具 - Google Patents

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Description

関連出願との相互参照
本願は、2011年9月29日に出願された米国仮出願連続番号第61/540,858号の利益を主張する。当該仮出願の全内容はその全体がここに引用により援用される。
発明の背景
1.発明の分野
この発明は一般に、自動車車両用ブレーキアセンブリを形成するために使用される工具、およびブレーキアセンブリを形成する方法に関する。
2.関連技術
自動車車両ブレーキ用途は、典型的には、自動車車両を停止させるためにディスクに係合するためのバックプレートに取付けられる摩擦材料のパッドを含むブレーキアセンブリを含む。そのようなブレーキアセンブリの一例が、クリス(Kulis)らへの米国特許出願公開第2005/0082124号に開示されている。ブレーキアセンブリの摩擦材料は、受入れ可能な摩擦係数、耐摩耗性、断熱、および振動減衰を提供しなくてはならない。摩擦材料は好ましくは、無機物、有機粒子、セラミックス、アラミド、および樹脂などの非アスベスト材料から形成される。摩擦材料は、バックプレートに成形されて硬化される。受入れ可能な摩擦材料および摩擦材料をバックプレートに取付ける方法の例が、クリスらへの米国特許第5,413,194号に開示されている。
この発明の一局面は、バックプレートの少なくとも1つの開口部に成形された摩擦材料を含むブレーキアセンブリを生産するための改良された工具を提供する。この工具は、金属材料から形成されたレセプタクルプレートを含む。レセプタクルプレートは、バックプレートを支持するための受け面を提示する。レセプタクルプレートは、バックプレートの開口部のうちの1つを通って延在するために受け面から横断して延在し、摩擦材料が開口部に押込まれると摩擦材料に熱を伝達する、少なくとも1つのピンを含む。
この発明の別の局面は、バックプレートに成形された摩擦材料を含むブレーキアセンブリを生産するための方法を提供する。この方法は、表面と、反対に面する裏面と、表面から裏面まで延在する少なくとも1つの開口部とを含むバックプレートを提供するステップを含み、開口部は各々、開口部直径を有する。この方法はまた、受け面と、受け面から横断して延在する少なくとも1つのピンとを含むレセプタクルプレートを提供するステップを含む。この方法は次に、バックプレートの開口部をレセプタクルプレートのピンと整列させるステップを含み、ピンは各々、整列された開口部の開口部直径よりも小さいピン直径を有する。この方法はさらに、バックプレートの表面の上に摩擦材料を配置するステップと、摩擦材料およびレセプタクルプレートを加熱するステップと、バックプレートの開口部を通して、およびピンに沿って摩擦材料を押込むステップとを含む。
ピンのない先行技術のレセプタクルプレートに比べ、ピンを有するレセプタクルプレートは、追加の熱を摩擦材料に伝達する。ピンは、著しい量の熱を摩擦材料の内部または中心部に提供する。成形プロセス中、摩擦材料の中心部の温度はより迅速に増加し、温度は、レセプタクルプレートがピンを含まない場合よりも高くなる。より迅速な加熱およびより高い温度は、摩擦材料の硬化の度合いを改良し、バックプレートからの、もしくは内部での摩擦材料の剥離しやすさを減少させ、または排除する。ピンを有するレセプタクルプレートによって提供される改良された硬化はまた、摩擦材料の膨れを減少させ、または排除する。
図面の簡単な説明
この発明は以下の詳細な説明を添付図面とともに参照することによってより良好に理解されるので、この発明の他の利点は容易に認識されるであろう。
この発明の一実施例に従ったレセプタクルプレートの斜視図である。 この発明の一実施例に従った、線2−2に沿った図1のレセプタクルプレート、ならびにバックプレート、摩擦材料、および圧縮プレートの断面図である。 レセプタクルプレートのピンを示す図2の丸で囲んだ区域の拡大断面側面図である。 図2Aのピンの代替的な一実施例である。 図2Aのピンの別の代替的な実施例である。 この発明の別の実施例に従ったレセプタクルプレート、バックプレート、および摩擦材料の断面図である。 この発明の別の実施例に従ったレセプタクルプレートの斜視図である。 この発明の別の実施例に従った、図4のレセプタクルプレート、バックプレート、摩擦材料、および圧縮プレートの断面図である。 この発明のさらに別の実施例に従った、図4のレセプタクルプレート、バックプレート、摩擦材料、および圧縮プレートの断面図である。 この発明の一実施例に従ったバックプレートの上面図である。 この発明の一実施例に従った図7のバックプレートの上に配置された摩擦材料の上面図である。
詳細な説明
この発明の一局面は、バックプレート26に成形された摩擦材料24を含むブレーキアセンブリ22を形成するための、レセプタクルプレート20と呼ばれる工具を提供する。改良されたレセプタクルプレート20を図1〜7に示し、レセプタクルプレート20を用いて生産されたブレーキアセンブリ22の一例を図8に示す。この発明の別の局面は、改良されたレセプタクルプレート20を用いてブレーキアセンブリ22を形成する方法を提供する。レセプタクルプレート20は少なくとも1つのピン28を含むが、典型的には、バックプレート26の開口部30を通って延在するための複数のピン28を含む。生成プロセス中、レセプタクルプレート20のピン28はバックプレート26の開口部30と整列され、摩擦材料24は加熱されてバックプレート26の開口部30を通して押込まれる。加熱された摩擦材料24はレセプタクルプレート20へと流れ、ピン28は摩擦材料24内へと延在する。ピン28は、摩擦材料の中心部32に追加の熱を提供し、硬化の度合いを改良する。
図1〜6は、好ましい実施例に従った複数のピン28を含むレセプタクルプレート20を示す。レセプタクルプレート20は、鋼鉄材料などの金属材料から形成可能である。レセプタクルプレート20を形成するためにさまざまな他の金属が使用可能であるが、金属材料は典型的には、成形ステップ中に摩擦材料24に熱を伝達するために、少なくとも14W/(m.K)の熱伝導率を有する。また、これに代えて、レセプタクルプレート20は、セラミック材料、炭素系材料、または有機タイプ材料などの、金属よりも低い熱伝導率を有する非金属材料から形成可能である。
図1、図2、図5および図6に示すように、レセプタクルプレート20は、受け面34と、反対に面する圧縮面36とを提示する。受け面34と圧縮面36とは典型的には互いに平行であり、レセプタクル外面38間に連続的に延在し、レセプタクル外面38によって包囲されている。レセプタクルプレート20は、圧縮面36から受け面34まで延在するレセプタクルプレート厚さtrを提示する。レセプタクルプレート厚さtrは、摩擦材料24のタイプ、および成形ステップ中の硬化の度合いに依存して調節可能である。
レセプタクルプレート20のピン28は、受け面34によって互いに間隔を空けており、受け面34から横断して延在している。ピン28は、バックプレート26の開口部30の位置に依存して、予め定められた位置に配置されており、そのため、成形ステップ中、ピン28はバックプレート26の開口部30と整列される。レセプタクルプレート20の受け面34によって提供される熱に加え、ピン28は追加の熱を摩擦材料24に提供する。
図2Aに最良に示すように、レセプタクルプレート20のピン28は各々、ピン軸Apに沿って受け面34から熱伝達面42まで横断してまたは上向きに延在する側面40を含む。ピン28の側面40および熱伝達面42は双方とも、摩擦材料24に熱を伝達する。ピン28の熱伝達面42は、受け面34から離れた方に面している。各ピン28は、受け面34から熱伝達面42まで延在するピン高さhpを有する。ピン高さhpは、摩擦材料24のタイプおよび量、ならびに硬化の所望の量に依存して調節可能である。例示的な一実施例によれば、ピン高さhpは0.040〜0.160インチである。図2Aおよび図2Bに最良に示すように、各ピン28は、受け面34に平行に延在するピン直径Dpを提示する。ピン直径Dpは、図2Bに示すように、ピン高さhpに沿って変化してもよい。
レセプタクルプレート20の受け面34およびピン28は、さまざまな異なる形状寸法を含んでいてもよい。しかしながら、各実施例では、ピン直径Dpは、成形ステップ中に摩擦材料24がピン28の周囲を流れることができるように、バックプレート26の開口部30に嵌まるように設計されている。図1〜3の実施例では、レセプタクルプレート20の受け面34は平面状であり、各ピン28の側面40は受け面34に垂直に延在しており、各ピン28の熱伝達面42は受け面34と平行に延在している。また、これに代えて、各ピン28の側面40は、受け面34に対して傾斜して延在していてもよい。図2Bの実施例では、ピン28の側面40は受け面34から熱伝達面42までテーパが付けられており、熱伝達面42は丸くなっている。また、図2Bの実施例では、熱伝達面42に沿ったピン直径Dpは、受け面34に沿ったピン直径Dpよりも小さい。別の代替的な実施例では、図2Cに示すように、ピン28は円錐形状を提示しており、ピン28の側面40は受け面34から熱伝達面42までテーパが付けられ、熱伝達面42は先が尖っている。
図4〜6に示す好ましい一実施例では、レセプタクルプレート20の受け面34は、窪みまたはへこみとも呼ばれる凹面46を包囲する棚状部44を提示する。この実施例では、ピン28は窪みに配置され、凹面46から横断してまたは上向きに延在している。図5に示すように、棚状部44に沿ったレセプタクルプレート厚さtrは、凹面46に沿ったレセプタクルプレート厚さtrよりも大きい。レセプタクルプレート厚さtrは、棚状部44から凹面46の基底にかけて減少する。
図5および図6の実施例では、圧縮面36からピン28の熱伝達面42までのレセプタクルプレート厚さtrは、圧縮面36から棚状部44までのレセプタクルプレート厚さtrと等しい。この実施例では、ピン高さhpは、ピン28の根元の凹面46と棚状部44との間の距離dと等しい。また、これに代えて、ピン高さhpは、ピン28の根元の凹面46と棚状部44との間の距離dよりも大きくても小さくてもよい。図5および図6は、受け面34に垂直に延在するピン28の側面40と、平面状で棚状部44に平行なピン28の熱伝達面42とを示している。しかしながら、ピン28は代替的な形状寸法を含んでいてもよい。図5および図6の実施例では、成形ステップ中、棚状部44とピン28のうちの少なくとも1つとが係合してバックプレート26を支持する。
この発明の別の局面は、改良されたレセプタクルプレート20を用いてブレーキアセンブリ22を形成する方法である。この方法は、ブレーキアセンブリ22を形成するために使用されるバックプレート26を提供するステップを含む。バックプレート26は典型的には、自動車車両ブレーキ用途の要求を満たすことが可能な鋼鉄材料などの金属材料から形成される。バックプレート26を形成するために、さまざまな他の金属が使用可能である。また、これに代えて、バックプレート26は、セラミック材料、炭素系材料、または有機タイプ材料などの、金属よりも低い熱伝導率を有する非金属材料から形成可能である。一実施例によれば、バックプレート26は、レセプタクルプレート20よりも低い熱伝導率を有する材料から形成される。たとえば、レセプタクルプレート20は、鋼鉄などの金属材料から形成可能であり、バックプレート26は、セラミック材料、炭素系材料、または有機タイプ材料などの非金属材料から形成可能である。
バックプレート26の一例を図8に示す。図2、図3、図5および図6に示すように、バックプレート26は、表面48と、反対に面する裏面50とを含み、典型的には、表面48と裏面50とは互いに平行である。表面48および裏面50は、プレート外面52間に連続的に延在し、プレート外面52によって包囲されている。バックプレート26は、裏面50から表面48まで延在するバックプレート厚さtbを提示する。一実施例では、バックプレート厚さtbは、0.215〜0.230インチである。
図2、図3、および図5〜7に示すように、バックプレート26は少なくとも1つの開口部30を提示するが、典型的には、表面48から裏面50まで連続的に各々延在する複数の開口部30を提示する。バックプレート26の各開口部30は、開口部軸Aoの周囲に延在する内壁54によって提示される。内壁54は典型的には、図2Aおよび図2Bに最良に示すように、開口部直径Doを有する円筒形状を提示する。バックプレート26はまた、図8に示すように、車両用途においてバックプレート26を搭載するために、プレート外面52から外向きに延在する1対の搭載構成56を含んでいてもよい。
一実施例では、図5および図6に示すように、バックプレート26は、レセプタクルプレート20と係合するために裏面50から横断して延在する支持ピン29を含む。各支持ピン29は、裏面50から支持面60まで上向きに延在して支持ピン高さhsを提示する外面58を含む。支持面60は、成形プロセス中、レセプタクルプレート20の受け面34と係合する。この実施例では、支持ピン高さhsは、レセプタクルプレート20の受け面34の凹面46と棚状部44との間の距離dと等しい。
この方法はまた、受け面34から横断して延在するピン28を含むレセプタクルプレート20を提供するステップを含む。バックプレート26を提供し、レセプタクルプレート20を提供するステップは、バックプレート26の開口部直径Doのうちの1つよりも小さいピン直径Dpを有する少なくとも1つのピン28を提供するステップを含む。好ましくは、レセプタクルプレート20は複数のピン28を含み、1つのピン28がバックプレート26の各開口部30と整列可能となるように設計されており、各ピン28のピン直径Dpは整列された開口部30の開口部直径Doよりも小さい。
図5および図6の実施例では、バックプレート26が支持ピン29を含む場合、レセプタクルプレート20は典型的には、棚状部44と凹面46とを含み、バックプレート26の裏面50とレセプタクルプレート20の受け面34との間にチャネル62を提供する。
この方法はまた、摩擦材料24を準備し、または提供するステップを含む。摩擦材料24は、自動車車両用途のブレーキパッドを形成するために使用される、ばらばらの粒子の混合物または予め圧縮された形態などの任意のタイプの材料であってもよい。摩擦材料24は典型的には、無機物、有機粒子、セラミックス、アラミド、樹脂、有機粒子、カシューナッツ殻粒子、ゴム、金属粒子、および結合剤などのいくつかの成分の混合物を含む。摩擦材料24は好ましくは、アスベストを含まない。ブレーキアセンブリ22を形成するために使用可能な摩擦材料24の例は、クリスらへの米国特許第5,413,194号に開示されている。
一実施例では、摩擦材料24は、2つ以上の異なる配合物64、66を含む冷間圧縮物などの、複数の異なる配合物64、66を含む。たとえば、摩擦材料24は、図3および図6に示すように、下層または裏打ち層などの第1の配合物64と、従来の摩擦材料などの第2の配合物66とを含んでいてもよい。
バックプレート26、レセプタクルプレート20、および摩擦材料24が一旦提供されると、この方法は次に、摩擦材料24をバックプレート26に一体的に成形してブレーキアセンブリ22を形成するステップを含む。成形プロセスはまず、バックプレート26の裏面50とレセプタクルプレート20の受け面34とを互いに平行に整列させるステップと、バックプレート26の各開口部30の開口部軸Aoをレセプタクルプレート20のピン28のうちの1つのピン軸Apと整列させるステップとを含む。この方法は次に、レセプタクルプレート20の受け面34の上にバックプレート26の裏面50を配置し、レセプタクルプレート20の各ピン28をバックプレート26の開口部30の隣接する内壁54から間隔を空けるステップとを含む。図2、図3、図5、および図6に示すように、レセプタクルプレート20のピン28とバックプレート26の内壁54とは、それらの間に空間68を提示する。バックプレート26が支持ピン29を含む場合、支持面60は、レセプタクルプレート20の受け面34と係合する。たとえば、図5および図6の実施例では、この方法は、バックプレート26の裏面50とレセプタクルプレート20の凹面46との間にチャネル62を提示するために、棚状部44の上に、およびレセプタクルプレート20の少なくとも1つのピン28の上にバックプレート26の裏面50を配置するステップを含む。
バックプレート26とレセプタクルプレート20とが一旦互いに整列されると、この方法は、1対の対向する圧縮プレート70間の成形装置の空隙にレセプタクルプレート20およびバックプレート26を配置するステップを含む。圧縮プレート70は典型的には、図2に示すように互いに平行である。この方法はまた、成形装置を予め定められた温度まで予熱するステップを含み、それは、バックプレート26およびレセプタクルプレート20が成形装置内に配置される前または後に行なわれてもよい。
成形装置を予熱した後で、この方法は、図5に示すように、摩擦材料24を成形装置内に、およびバックプレート26の表面48の上に注入するかまたは他の態様で配置するステップを含む。摩擦材料24は、摩擦材料24の両側間に延在する材料厚さtmを有する。摩擦材料24に圧力を印加する前、摩擦材料24は典型的には、0.440〜0.470インチの材料厚さtmを有する。材料厚さtmは、バックプレート厚さtb、レセプタクルプレート厚さtr、ピン高さhp、摩擦材料24のタイプ、および硬化の望ましい度合いに依存して変化してもよい。
次に、この方法は、摩擦材料24およびレセプタクルプレート20を加熱するステップと、バックプレート26の開口部30を通して摩擦材料24を押込むステップとを含む。一実施例では、押込むステップは、摩擦材料24またはレセプタクルプレート20に静水圧圧縮力または静水圧圧力を印加するために、成形装置の圧縮プレート70を使用するステップを含む。典型的には、この力または圧力は、摩擦材料24およびレセプタクルプレート20の双方に同時に印加される。加熱された摩擦材料24は、バックプレート26の開口部30の内壁54に沿って、レセプタクルプレート20のピン28に沿って、ならびにレセプタクルプレート20の受け面34へとおよび受け面34に沿って流れる。図5および図6に示すように、レセプタクルプレート20が棚状部44と凹面46とを含む場合、摩擦材料24はまた、チャネル62を通って、バックプレート26の裏面50に沿って、およびレセプタクルプレート20の凹面46に沿って流れる。
この方法は、摩擦材料24および/またはレセプタクルプレート20に力を印加することにより、摩擦材料24にピン28を挿入するステップを含む。ピン28は、周囲のまたは他の構成要素にさらされていない摩擦材料24の一部である、摩擦材料24の中心部32まで延在する。ピン28は典型的には、摩擦材料24の一部を通って延在するが、摩擦材料24を通り抜けて延在してもよい。摩擦材料24に圧力が印加される場合、摩擦材料24は、図2に示すように、バックプレート26の開口部30でより大きい材料厚さtmを有する。例示的な一実施例では、摩擦材料24に圧力または力を印加した後の、開口部30およびピン28に沿った摩擦材料24の材料厚さtmは、0.660インチ〜0.690インチである。好ましい一実施例では、ピン28は、摩擦材料24に圧力または力を印加した後のバックプレート26の開口部30での材料厚さtmに基づいて、摩擦材料24の材料厚さtmの少なくとも5%、好ましくは少なくとも8%、より好ましくは少なくとも25%まで延在する。成形プロセス中、加熱された摩擦材料24は、レセプタクルプレート20のピン28を完全に包囲し、包み込む。レセプタクルプレート20とバックプレート26との間にチャネル62が提供されている場合、摩擦材料24は、バックプレート26の裏面50の一部も覆う。
摩擦材料24が、第1の配合物64および第2の配合物66などの複数の配合物64、66を含む場合、第1の配合物64はバックプレート26の表面48の上に配置され、第2の配合物66は第1の配合物64の上に配置される。また、これに代えて、第1の配合物64および第2の配合物66は成形装置へと充填されて、予め圧縮されたプリフォームでともに表面48の上に配置される。成形プロセス中、熱および力が一旦摩擦材料24に印加されると、図3および図6に示すように、第1の配合物64は開口部30を通って流れ、第2の配合物がそれに続く。第1の配合物64または下層は典型的には、バックプレート26の開口部30を通って容易に流れ、一方、第2の配合物66の多くはバックプレート26の表面48に沿って残る。
加熱するステップおよび押込むステップは、摩擦材料24をバックプレート26に一体的に成形し、摩擦材料24を少なくとも部分的に硬化させるために、十分な熱および圧力を印加するステップを含む。成形時間および温度は、摩擦材料24のタイプに基づいて変化する。加熱ステップ中、熱がレセプタクルプレート20から摩擦材料24に伝達され、それは摩擦材料24の硬化を助ける。摩擦材料24は典型的には、図8に示すように、パッドなどの所望の形状へと成形される。
ピンのない先行技術のレセプタクルプレートに比べ、ピン28は、追加の熱をレセプタクルプレート20から摩擦材料24に伝達する。ピン28は特に、著しい量の熱を摩擦材料24の内部または中心部32に提供する。成形プロセス中、摩擦材料24の内部または中心部32の温度はより迅速に増加し、温度は、レセプタクルプレート20がピン28を含まない場合よりも高くなる。摩擦材料24の中心部32に提供されるより迅速な加熱は、硬化プロセス中に生じた気体がより迅速に除去されることを可能にし、バックプレート26の開口部30に沿った摩擦材料24の圧縮量を改良する。より迅速な加熱およびより高い温度はまた、摩擦材料24の硬化の度合いを改良し、摩擦材料24の剥離しやすさを減少させ、または排除する。ピン28を有するレセプタクルプレート20によって提供される改良された硬化はまた、摩擦材料24の膨れを減少させ、または排除する。図3および図6の実施例のように摩擦材料が2つ以上の配合物64、66の混合物を含む場合、より迅速な加熱は、より良好な流れ特性を混合物に提供する。
成形プロセスは、一体的に成形された摩擦材料24およびバックプレート26を成形装置から取外すことによって終了する。場合によっては、一体的に成形された摩擦材料24およびバックプレート26の硬化は、硬化炉で完了する。バックプレート26に一体的に成形された摩擦材料24のパッドを含む、完成したブレーキアセンブリ22製品の一例を、図8に示す。ブレーキアセンブリ22は、ブレーキキャリパーシステムなどのさまざまな自動車車両用途で使用可能である。
明らかに、この発明の多くの修正および変更が、上述の教示に鑑みて可能であり、添付された請求項の範囲内にありながら、具体的に記載されたものとは別の態様で実践されてもよい。加えて、請求項における参照符号は単に便宜のためであり、限定的であるよう解釈されてはならない。

Claims (20)

  1. バックプレート(26)の少なくとも1つの開口部(30)に成形された摩擦材料(24)を含むブレーキアセンブリ(22)を生産するための工具であって、
    バックプレート(26)を支持するための受け面(34)を提示するレセプタクルプレート(20)を含み、
    前記レセプタクルプレート(20)は、バックプレート(26)の開口部(30)のうちの1つを通って延在するために前記受け面(34)から横断して延在し、摩擦材料(24)が開口部(30)に押込まれると摩擦材料(24)に熱を伝達する、少なくとも1つのピン(28)を含み、
    前記レセプタクルプレート(20)の前記受け面(34)は、凹面(46)に沿って延在する棚状部(44)を提示し、前記バックプレート(26)の裏面(50)は前記棚状部(44)上に配置される、工具。
  2. 前記レセプタクルプレート(20)は、受け面(34)によって互いに間隔を空けた複数の前記ピン(28)を含む、請求項1に記載の工具。
  3. 前記少なくとも1つのピン(28)は、前記受け面(34)から熱伝達面(42)まで上向きに延在している、請求項1に記載の工具。
  4. 前記ピン(28)の前記熱伝達面(42)は平坦であり、前記受け面(34)に平行である、請求項3に記載の工具。
  5. 前記ピン(28)は、前記受け面(34)から前記熱伝達面(42)までテーパが付けられており、前記熱伝達面(42)は丸くなっている、請求項3に記載の工具。
  6. 前記受け面(34)は平面状であり、前記ピン(28)は前記受け面(34)に垂直に延在している、請求項1に記載の工具。
  7. 前記ピン(28)は円錐形状を提示する、請求項1に記載の工具。
  8. 前記レセプタクルプレート(20)は、前記受け面(34)と反対に面する圧縮面(36)との間に延在するレセプタクルプレート厚さ(tr)と、前記熱伝達面(42)と前記圧縮面(36)との間に延在するレセプタクルプレート厚さ(tr)とを提示し、前記圧縮面(36)から前記熱伝達面(42)までの前記レセプタクルプレート厚さ(tr)は、前記圧縮面(36)から前記棚状部(44)までの前記レセプタクルプレート厚さ(tr)と等しい、請求項に記載の工具。
  9. バックプレート(26)に成形された摩擦材料(24)を含むブレーキアセンブリ(22)を生産するための工具であって、
    金属材料、セラミック材料、炭素系材料、または有機材料から形成されたレセプタクルプレート(20)を含み、
    前記レセプタクルプレート(20)は、受け面(34)と、反対に面する圧縮面(36)とを提示し、
    前記受け面(34)と前記圧縮面(36)とは互いに平行であり、
    前記受け面(34)および前記圧縮面(36)は、レセプタクル外面(38)間に連続的に延在し、レセプタクル外面(38)によって包囲されており、
    前記レセプタクルプレート(20)は、バックプレート(26)の開口部(30)と整列されるために前記受け面(34)から横断して延在し、摩擦材料(24)がバックプレート(26)の開口部(30)を通して押込まれると摩擦材料(24)に熱を伝達する、複数のピン(28)を含み、
    前記ピン(28)は各々、ピン軸(Ap)に沿って前記受け面(34)から熱伝達面(42)まで上向きに延在する側面(40)を含み、
    前記ピン(28)の前記熱伝達面(42)は、前記受け面(34)から離れた方に面しており、
    前記レセプタクルプレート(20)の前記受け面(34)は、凹面(46)に沿って延在する棚状部(44)を提示し、前記バックプレート(26)の裏面(50)は前記棚状部(44)上に配置される、工具。
  10. バックプレート(26)に成形された摩擦材料(24)を含むブレーキアセンブリ(22)を生産するための方法であって、
    表面(48)と、反対に面する裏面(50)と、表面(48)から裏面(50)まで延在する少なくとも1つの開口部(30)とを含むバックプレート(26)を提供するステップを含み、開口部(30)は各々、開口部直径(Do)を有しており、前記方法はさらに、
    受け面(34)と、受け面(34)から横断して延在する少なくとも1つのピン(28)とを含むレセプタクルプレート(20)を提供するステップと、
    バックプレート(26)の開口部(30)をレセプタクルプレート(20)のピン(28)と整列させるステップとを含み、ピン(28)は各々、整列された開口部(30)の開口部直径(Do)よりも小さいピン直径(Dp)を有しており、前記方法はさらに、
    レセプタクルプレート(20)の受け面(34)上にバックプレート(26)の裏面(50)を配置するステップを含み、レセプタクルプレート(20)の受け面(34)は凹面(46)に沿って延在する棚状部(44)を提示し、バックプレート(26)の裏面(50)は棚状部(44)上に配置され、前記方法はさらに、
    バックプレート(26)の表面(48)の上に摩擦材料(24)を配置するステップと、
    摩擦材料(24)およびレセプタクルプレート(20)を加熱するステップと、
    バックプレート(26)の開口部(30)を通して、およびピン(28)に沿って摩擦材料(24)を押込むステップとを含む、方法。
  11. バックプレート(26)の各開口部(30)は内壁(54)によって提示され、前記方法は、内壁(54)の各々とレセプタクルプレート(20)の整列されたピン(28)との間に空間(68)を提示するステップを含み、押込むステップは、バックプレート(26)の内壁(54)と整列されたピン(28)との間の空間(68)に摩擦材料(24)を押込むステップを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 加熱するステップ中、バックプレート(26)の摩擦材料(24)にレセプタクルプレート(20)のピン(28)を挿入するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 摩擦材料(24)は材料厚さ(tm)を有し、バックプレート(26)の開口部(30)を通して摩擦材料(24)を押込むステップの後、ピン(28)は材料厚さ(tm)の少なくとも5%まで延在する、請求項10に記載の方法。
  14. 記方法は、バックプレート(26)の裏面(50)とレセプタクルプレート(20)の凹面(46)との間にチャネル(62)を提示するために、棚状部(44)の上に、およびレセプタクルプレート(20)の少なくとも1つのピン(28)の上にバックプレート(26)の裏面(50)を配置するステップを含み、押込むステップは、摩擦材料(24)をチャネル(62)に押込むステップを含む、請求項10に記載の方法。
  15. バックプレート(26)の表面(48)の上に摩擦材料(24)を配置するステップは、表面(48)の上に第1の配合物(64)を配置し、第1の配合物(64)の上に第2の配合物(66)を配置するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  16. 加熱するステップおよび押込むステップは、摩擦材料(24)を少なくとも部分的に硬化させるステップを含む、請求項10に記載の方法。
  17. バックプレート(26)の表面(48)の上に摩擦材料(24)を配置するステップは、第1の配合物(64)および第2の配合物(66)を、予め圧縮されたプリフォームでともに表面(48)の上に配置するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  18. 摩擦材料(24)がバックプレート(26)の開口部(30)を通って流れ、レセプタクルプレート(20)のピン(28)を包囲するまで、摩擦材料(24)を加熱するステップを含む、請求項10に記載の方法。
  19. バックプレート(26)の開口部(30)を通して摩擦材料(24)を押込む前、摩擦材料(24)は0.440〜0.470インチの材料厚さ(tm)を有する、請求項10に記載の方法。
  20. バックプレート(26)に成形された摩擦材料(24)を含むブレーキアセンブリ(22)を生産するための方法であって、
    表面(48)と、反対に面する裏面(50)とを含むバックプレート(26)を提供するステップを含み、
    バックプレート(26)の表面(48)と裏面(50)とは互いに平行であり、
    表面(48)および裏面(50)は、プレート外面(52)間に連続的に延在し、プレート外面(52)によって包囲されており、
    前記バックプレート(26)は、表面(48)から裏面(50)まで各々延在する複数の開口部(30)を提示し、
    バックプレート(26)の開口部(30)の各々は、開口部軸(Ao)の周囲に延在する内壁(54)によって提示され、
    内壁(54)の各々は、開口部直径(Do)を有する円筒形状を提示し、前記方法はさらに、
    受け面(34)と、受け面(34)から横断して延在するピン(28)とを含むレセプタクルプレート(20)を提供するステップを含み、ピン(28)の各々はピン直径(Dp)を提示し、
    バックプレート(26)を提供するステップおよびレセプタクルプレート(20)を提供するステップは、開口部直径(Do)よりも小さいピン直径(Dp)を提供するステップを含み、前記方法はさらに、
    バックプレート(26)の裏面(50)とレセプタクルプレート(20)の受け面(34)とを互いに平行に整列させるステップと、
    バックプレート(26)の各開口部(30)の開口部軸(Ao)をレセプタクルプレート(20)のピン(28)のうちの1つのピン軸(Ap)と整列させるステップと、
    レセプタクルプレート(20)の各ピン(28)とバックプレート(26)の内壁(54)との間に開口部(30)に沿って空間(68)を提示するために、レセプタクルプレート(20)の受け面(34)の上にバックプレート(26)の裏面(50)を配置し、各ピン(28)をバックプレート(26)の隣接する内壁(54)から間隔を空けるステップと、
    1対の対向する圧縮プレート(70)間の成形装置にレセプタクルプレート(20)およびバックプレート(26)を配置するステップとを含み、前記方法はさらに、
    レセプタクルプレート(20)の受け面(34)上にバックプレート(26)の裏面(50)を配置するステップを含み、レセプタクルプレート(20)の受け面(34)は凹面(46)に沿って延在する棚状部(44)を提示し、バックプレート(26)の裏面(50)は棚状部(44)上に配置され、前記方法はさらに、
    摩擦材料(24)を準備するステップとを含み、摩擦材料(24)は、無機物、有機粒子、セラミックス、アラミド、樹脂、有機粒子、カシューナッツ殻粒子、ゴム、金属粒子、結合剤のうちの少なくとも1つを含み、摩擦材料(24)はアスベストを含まず、前記方法はさらに、
    バックプレート(26)の表面(48)の上に摩擦材料(24)を配置するステップを含み、摩擦材料(24)は0.440〜0.470インチの材料厚さ(tm)を有し、前記方法はさらに、
    摩擦材料(24)およびレセプタクルプレート(20)を加熱するステップと、
    バックプレート(26)の開口部(30)を通して、バックプレート(26)の開口部(30)の内壁(54)に沿って、レセプタクルプレート(20)の受け面(34)に沿って、およびレセプタクルプレート(20)のピン(28)に沿って、摩擦材料(24)を押込み、摩擦材料(24)の中心部(32)までピン(28)を延在させるステップとを含み、
    押込むステップは、摩擦材料(24)およびレセプタクルプレート(20)に静水圧圧縮力を印加するために、成形装置の圧縮プレート(70)を使用するステップを含み、
    加熱するステップおよび押込むステップは、摩擦材料(24)をバックプレート(26)に成形し、摩擦材料(24)を少なくとも部分的に硬化させるために、十分な熱および圧力を印加するステップを含む、方法。
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