JP6191133B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は燃料電池システムに関する。
従来の燃料電池システムとして、燃料電池の暖機時に、燃料電池の発電電力によってヒータを駆動して冷却水を加熱し、暖機を促進させるものがある(特許文献1参照)。
特開2006−139991号公報
しかしながら、燃料電池の発電を待ってヒータを駆動していたのでは、燃料電池システムを起動してから暖機が完了するまでの時間が長くなるという問題点があった。
本発明はこのような問題点に着目してなされたものであり、燃料電池システムを起動してから暖機が完了するまでの時間を短くすることを目的とする。
本発明は、燃料電池と、強電遮断器を介して前記燃料電池に並列に接続され、電力の充放電が可能な強電バッテリと、燃料電池の発電及び強電バッテリの充放電を制御して、電気負荷に電力を供給する電力制御器と、を備える燃料電池システムである。そして、電気負荷として、前記燃料電池の温度調節用の冷却水を加熱するヒータと、ヒータを駆動するヒータ駆動手段と、燃料電池システムの起動時において、強電遮断器を接続後、燃料電池の出力電圧が発電準備電圧に達したか否かを判定する燃料電池電圧判定手段と、を有する。そして、ヒータ駆動手段は、燃料電池の出力電圧が発電準備電圧に達していないと判定されると、強電バッテリの電力によってヒータを駆動し、燃料電池の出力電圧が発電準備電圧に達していると判定されると、少なくとも燃料電池の発電電力によってヒータを駆動することを特徴とする。
本発明によれば、燃料電池の発電を開始する前からヒータを駆動するので、燃料電池システムを起動してから暖機が完了するまでの時間を短くすることができる。
本発明の一実施形態による燃料電池システムの概略図である。 燃料電池システムの始動時におけるヒータ制御について説明するブロック図である。 燃料電池システムの始動時における循環ポンプの回転速度制御について説明するブロック図である。 燃料電池システムの始動時におけるヒータ制御及び循環ポンプ制御の動作について説明するタイムチャートである。
以下、図面等を参照して本発明の実施形態について説明する。
燃料電池は電解質膜をアノード電極(燃料極)とカソード電極(酸化剤極)とによって挟み、アノード電極に水素を含有するアノードガス(燃料ガス)、カソード電極に酸素を含有するカソードガス(酸化剤ガス)を供給することによって発電する。アノード電極及びカソード電極の両電極において進行する電極反応は以下の通りである。
アノード電極 : 2H2 →4H+ +4e- …(1)
カソード電極 : 4H+ +4e- +O2 →2H2O …(2)
この(1)(2)の電極反応によって燃料電池は1ボルト程度の起電力を生じる。
燃料電池を自動車用動力源として使用する場合には、要求される電力が大きいため、数百枚の燃料電池を積層した燃料電池スタックとして使用する。そして、燃料電池スタックにアノードガス及びカソードガスを供給する燃料電池システムを構成して、車両駆動用の電力を取り出す。
図1は、本発明の一実施形態による燃料電池システム100の概略図である。
燃料電池システム100は、燃料電池スタック1と、カソードガス給排装置2と、アノードガス給排装置3と、スタック冷却装置4と、電力系5と、コントローラ6と、を備える。
燃料電池スタック1は、数百枚の燃料電池を積層したものであり、アノードガス及びカソードガスの供給を受けて、車両の駆動に必要な電力を発電する。燃料電池スタック1は、電力を取り出す端子として、アノード電極側出力端子11と、カソード電極側出力端子12と、を備える。
また、燃料電池スタック1には、燃料電池スタック1から取り出される電流(以下「スタック出力電流」という。)を検出する電流センサ13と、アノード電極側出力端子11とカソード電極側出力端子12の間の端子間電圧(以下「スタック出力電圧」という。)を検出する電圧センサ14と、が設けられる。
カソードガス給排装置2は、燃料電池スタック1にカソードガスを供給するとともに、燃料電池スタック1から排出されるカソードオフガスを外気に排出する装置である。カソードガス給排装置2は、カソードガス供給通路21と、フィルタ22と、カソードコンプレッサ23と、カソードガス排出通路24と、カソード調圧弁25と、を備える。
カソードガス供給通路21は、燃料電池スタック1に供給するカソードガスが流れる通路である。カソードガス供給通路21は、一端がフィルタ22に接続され、他端が燃料電池スタック1のカソードガス入口孔に接続される。
フィルタ22は、カソードガス供給通路21に取り込むカソードガス中の異物を取り除く。
カソードコンプレッサ23は、カソードガス供給通路21に設けられる。カソードコンプレッサ23は、フィルタ22を介してカソードガスとしての空気(外気)をカソードガス供給通路21に取り込み、燃料電池スタック1に供給する。
カソードガス排出通路24は、燃料電池スタック1から排出されるカソードオフガスが流れる通路である。カソードガス排出通路24は、一端が燃料電池スタック1のカソードガス出口孔に接続され、他端が開口端となっている。
カソード調圧弁25は、カソードガス排出通路に設けられる。カソード調圧弁25は、コントローラ6によって開閉制御されて、燃料電池スタック1に供給されるカソードガスの圧力を所望の圧力に調節する。
アノードガス給排装置3は、燃料電池スタック1にアノードガスを供給するとともに、燃料電池スタック1から排出されるアノードオフガスを、カソードガス排出通路24に排出する装置である。アノードガス給排装置3は、高圧タンク31と、アノードガス供給通路32と、遮断弁33と、減圧弁34と、アノードガス排出通路35と、パージ弁36と、を備える。
高圧タンク31は、燃料電池スタック1に供給するアノードガスを高圧状態に保って貯蔵する。
アノードガス供給通路32は、高圧タンク31から排出されるアノードガスを燃料電池スタック1に供給するための通路である。アノードガス供給通路32は、一端が高圧タンク31に接続され、他端が燃料電池スタック1のアノードガス入口孔に接続される。
遮断弁33は、アノードガス供給通路に設けられる。遮断弁33は、コントローラ6によって開閉制御される。遮断弁33を閉弁することで、燃料電池スタック1へのアノードガスの供給が停止される。
アノード調圧弁34は、遮断弁33よりも下流のアノードガス供給通路32に設けられる。アノード調圧弁34は、コントローラ6によって開閉制御されて、高圧タンク31からアノードガス供給通路32に流れ出したアノードガスの圧力を所望の圧力に調節する。
アノードガス排出通路35は、燃料電池スタック1から排出されるアノードオフガスが流れる通路である。アノードガス排出通路35は、一端が燃料電池スタック1のアノードガス出口孔に接続され、他端がカソードガス排出通路24に接続される。
パージ弁36は、アノードガス排出通路35に設けられる。パージ弁36は、コントローラ6によって開閉制御され、アノードガス排出通路35からカソードガス排出通路24に排出するアノードオフガスの流量を制御する。
スタック冷却装置4は、燃料電池スタック1を冷却し、燃料電池スタック1を発電に適した温度に保つ装置である。スタック冷却装置4は、冷却水循環通路41と、ラジエータ42と、バイパス通路43と、三方弁44と、循環ポンプ45と、ヒータ46と、入口温度センサ47と、出口水温センサ48と、を備える。
冷却水循環通路41は、燃料電池スタック1を冷却するための冷却水が循環する通路である。
ラジエータ42は、冷却水循環通路41に設けられる。ラジエータ42は、燃料電池スタック1から排出された冷却水を冷却する。
バイパス通路43は、ラジエータ42をバイパスさせて冷却水を循環させることができるように、一端が冷却水循環通路41に接続され、他端が三方弁44に接続される。
三方弁44は、ラジエータ42よりも下流側の冷却水循環通路41に設けられる。三方弁44は、冷却水の温度に応じて冷却水の循環経路を切り替える。具体的には、冷却水の温度が相対的に高いときは、燃料電池スタック1から排出された冷却水が、ラジエータ42を介して再び燃料電池スタック1に供給されるように冷却水の循環経路を切り替える。逆に、冷却水の温度が相対的に低いときは、燃料電池スタック1から排出された冷却水から排出された冷却水が、ラジエータ42を介さずにバイパス通路43を流れて再び燃料電池スタック1に供給されるように冷却水の循環経路を切り替える。
循環ポンプ45は、三方弁44よりも下流側の冷却水循環通路41に設けられて、冷却水を循環させる。循環ポンプ45には、循環ポンプ45の回転速度を検出するレゾルバなどの回転速度センサ451が設けられる。
ヒータ46は、バイパス通路43に設けられる。ヒータ46は、燃料電池スタック1の暖機時に通電されて、冷却水の温度を上昇させる。
入口水温センサ47は、燃料電池スタック1の冷却水入口孔近傍の冷却水循環通路に設けられる。入口水温センサ47は、燃料電池スタック1に流入する冷却水の温度(以下「スタック入口水温」という。)を検出する。
出口水温センサ48は、燃料電池スタック1の冷却水出口孔近傍の冷却水循環通路に設けられる。出口水温センサ48は、燃料電池スタック1から排出された冷却水の温度(以下「スタック出口水温」という。)を検出する。
以下の説明では、このスタック入口水温とスタック出口水温の平均値を、燃料電池スタック1の温度を代表するものとして、「スタック平均温度」という。
電力系5は、駆動モータ51と、インバータ52と、電力分配装置53と、スタック用電力遮断器54と、強電バッテリ55と、強電用電力遮断器56と、電圧降圧器57と、弱電バッテリ58と、弱電用電力遮断器59と、を備える。
駆動モータ51は、ロータに永久磁石を埋設し、ステータにステータコイルを巻き付けた三相交流同期モータである。駆動モータ51は、燃料電池スタック1及び強電バッテリ55から電力の供給を受けて回転駆動する電動機としての機能と、ロータが外力によって回転させられる車両の減速時にステータコイルの両端に起電力を生じさせる発電機としての機能と、を有する。
インバータ52は、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの複数の半導体スイッチから構成される。インバータ52の半導体スイッチは、コントローラ6によって開閉制御され、これにより直流電力が交流電力に、又は、交流電力が直流電力に変換される。インバータ52は、駆動モータ51を電動機として機能させるときは、燃料電池スタック1の発電電力と強電バッテリ55の出力電力との合成直流電力を三相交流電力に変換して駆動モータ51に供給する。一方で、駆動モータ51を発電機として機能させるときは、駆動モータ51の回生電力(三相交流電力)を直流電力に変換して強電バッテリ55に供給する。
電力分配装置53は、燃料電池スタック1の出力電圧を昇降圧させる双方向性の電圧変換機である。本実施形態では電力分配装置53としてDC/DCコンバータを使用している。電力分配装置53によってスタック出力電圧を制御することで、燃料電池スタック1の発電電力(スタック出力電流×スタック出力電圧)が制御されると共に強電バッテリ55の充放電が制御され、必要な電力がカソードコンプレッサ23やヒータ46、駆動モータ51などの強電系の各電気部品、及び、カソード調圧弁25や遮断弁33、アノード調圧弁34、パージ弁36、循環ポンプ45などの弱電系の各電気部品に適宜分配されて供給される。
スタック用電力遮断器54は、コントローラ6によって開閉制御されて、燃料電池スタック1と電力分配装置53とを電気的に接続又は遮断する。
強電バッテリ55は、充放電可能な二次電池である。強電バッテリ55は、燃料電池スタック1の発電電力の余剰分及び駆動モータ51の回生電力を充電する。バッテリ55に充電された電力は、必要に応じて強電系の各電気部品に供給されると共に、電圧降圧器57を介して弱電系の各電気部品に供給される。本実施形態では、出力電圧が300[V]程度のリチウムイオン電池を強電バッテリ55として使用している。
強電バッテリ55には、強電バッテリ55の温度を検出する温度センサ551と、強電バッテリ55の充電率(SOC;State Of Charge)を検出するSOCセンサ552と、が設けられる。
強電用電力遮断器56は、コントローラ6によって開閉制御されて、強電バッテリ55と、電力分配装置53及び電圧降圧器57と、を電気的に接続又は遮断する。また、強電用電力遮断器56には、強電バッテリ55から取り出される電流(以下「バッテリ出力電流」という。)を検出する電流センサ561と、強電バッテリ55の出力電圧(以下「バッテリ出力電圧」という。)を検出する電圧センサ562と、が設けられる。
電圧降圧器57は、印加電圧を降圧して弱電系の各電気部品に電力を供給する。本実施形態では電圧降圧器57としてDC/DCコンバータを使用している。
弱電バッテリ58は、充放電可能な二次電池である。弱電バッテリ58は、燃料電池スタック1で発電が行われていない燃料電池システム100の始動処理時及び停止処理時に、弱電系の電気部品に供給するための電力を蓄える。本実施形態では、出力電圧が14[V]程度の鉛蓄電池を弱電バッテリ58として使用している。
弱電用電力遮断器59は、コントローラ6によって開閉制御されて電圧降圧器57及び弱電バッテリ58と、弱電気の各電気部品と、を電気的に接続または遮断する。
コントローラ6は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。
コントローラ6には、前述した入口水温センサ47や出口水温センサ48、第1電流センサ13、第2電流センサ561、第1電圧センサ14、第2電圧センサ562、回転速度センサ451、温度センサ551、SOCセンサ552の他にも、燃料電池システムを始動させるときにONとなり、停止させるときにOFFとなる始動スイッチ61などの燃料電池システム100を制御するために必要な各種センサからの信号が入力される。
ここで、燃料電池スタック1の電流電圧特性(以下「I−V特性」という。)は燃料電池スタック1の温度に応じて変化し、燃料電池スタック1の温度が低い場合ほど、同じ電流値の出力電流を燃料電池スタック1から取り出したときの出力電圧は低くなる。すなわち、燃料電池スタック1の温度が低いときほど、燃料電池スタック1の発電効率は低下する。
燃料電池スタック1の発電効率が低下した状態で車両の走行を許可してしまうと、走行時に駆動モータ51の要求電力が大きくなって燃料電池スタック1の出力電流が増加したときに、燃料電池スタック1の出力電圧が最低電圧を下回るおそれがある。ここで最低電圧は、予め実験等によって設定される電圧値であって、これ以上燃料電池スタック1の出力電圧が下回ってしまうと、燃料電池の電解質膜の劣化が促進される電圧値である。
したがって、燃料電池システム100の始動後は、早期に燃料電池スタック1を暖機して、燃料電池スタック1のI−V特性が、駆動モータ51の要求電力が大きくなっても燃料電池スタック1の出力電圧が最低電圧を下回ることのないI−V特性になるまで、燃料電池スタック1の温度を上昇させる必要がある。
そこで本実施形態では、燃料電池システム100の始動後は、燃料電池スタック1で発電を開始する前であっても、ヒータ46の電源が確保できた時点でヒータ46を駆動し、燃料電池スタック1の暖機を促進させることとした。
図2は、燃料電池システム100の始動時におけるヒータ制御について説明するブロック図である。
強電準備完了判定部101は、強電バッテリ55の電力によってヒータ46を駆動できる状態になったか否かを判定し、その判定結果に応じたヒータ供給電力を出力する。
具体的には、強電バッテリ55の電力によってヒータ46を駆動できないとき、すなわち強電用電力遮断器56が遮断されているときは、ヒータ供給電力をゼロとする。一方で、強電バッテリ55の電力によってヒータ46を駆動できるとき、すなわち強電用電力遮断器56が接続されて強電バッテリ55の出力電圧が強電準備完了電圧以上になっているときは、バッテリ制限電力出力部102から出力されたバッテリ制限電力をヒータ供給電力として出力する。
バッテリ制限電力出力部102は、強電バッテリ55の温度及び充電率に基づいて算出したバッテリ制限電力を出力する。
燃料電池スタック1で発電を開始する前は、強電バッテリ55の電力によってヒータ46が駆動される。そのため、強電バッテリ55の温度や充電率が低いときに強電バッテリ55の電力を消費し過ぎると、強電バッテリ55が劣化するおそれがある。バッテリ制限電力は、このような強電バッテリ55の劣化を抑制するために、強電バッテリ55の状態に応じて設けられるヒータ供給電力の制限値である。
発電準備完了判定部103は、燃料電池スタック1の発電電力によってヒータ46を駆動できる状態になったかを判定し、その判定結果に応じたヒータ供給電力を出力する。
具体的には、燃料電池スタック1の発電電力によってヒータ46を駆動できないとき、すなわち、スタック用電力遮断器54が遮断されているとき、又は、スタック用電力遮断器54が接続されて燃料電池スタック1で発電を開始してから燃料電池スタック1の出力電圧が発電準備完了電圧に達する前は、強電準備完了判定部101から出力されたヒータ供給電力を出力する。一方で、燃料電池スタック1の発電電力によってヒータ46を駆動できるとき、すなわち燃料電池スタック1で発電を開始し、燃料電池スタック1の出力電圧が発電準備完了電圧に達した後は、ヒータ46に供給可能な最大電力(以下「ヒータ最大供給電力」という。)をヒータ供給電力として出力する。
目標ヒータ供給電力設定部104は、発電準備完了判定部103から出力されたヒータ供給電力、ヒータ最大供給電力、及び、局部発熱制限電力出力部105から出力された局部発熱制限電力のうち、最も小さいものを目標ヒータ供給電力として設定する。この目標ヒータ供給電力設定部104で設定された目標ヒータ供給電力が、実際にヒータ46に供給される電力となる。
局部発熱制限電力出力部105は、循環ポンプ45の回転速度とスタック温度とに基づいて算出した局部発熱制限電力を出力する。
循環ポンプ45の回転速度が低いとき、すなわち冷却水の循環流量が少ないときに、ヒータ46への供給電力が大きくなり過ぎると、ヒータ46の発熱線等が局所的に発熱してヒータ46が劣化したり、冷却水循環通路内や燃料電池スタック1内で局所的に高温となる部分が生じて冷却水循環通路や燃料電池スタック1が劣化したりするおそれがある。局部発熱制限電力は、このようなヒータ46や冷却水循環通路、燃料電池スタック1の劣化を抑制するために設けられたヒータ供給電力の制限値である。
図3は、燃料電池システム100の始動時における循環ポンプ45の回転速度制御について説明するブロック図である。この制御は、ヒータ制御と並行して行われる。
AND部110は、第1スイッチ部111に入力するON・OFF信号を出力する。具体的には、ヒータ46の駆動要求があり、かつ、電圧降圧器起動完了フラグが1のときは、ON信号を出力する。それ以外のときは、OFF信号を出力する。電圧降圧器起動完了フラグは、電圧降圧器57の起動準備が完了したときに1に設定されるフラグである。
第1スイッチ部111は、AND部110から出力されたON・OFF信号に応じて、出力する循環ポンプ45の目標回転速度を切り替える。具体的には、AND部110からON信号が出力されているときは、循環ポンプ45の目標回転速度として循環ポンプ45の最大回転速度を出力する。一方で、AND部110からOFF信号が出力されているときは、循環ポンプ45の目標回転速度としてゼロを出力する。この第1スイッチ部111から出力される循環ポンプ45の目標回転速度は、暖機時において、ヒータ46を駆動して暖機を促進させるために要求される循環ポンプ45の回転速度である。
フィードバック制御器112は、スタック平均温度と目標スタック平均温度とに基づいて、燃料電池スタック内の電解質膜を適切な湿潤状態にするために要求される循環ポンプ45の目標回転速度を出力する。
最大値出力部113は、第1スイッチ部111及びフィードバック制御器112から出力された循環ポンプ45の目標回転速度のうち、大きいほうを出力する。
第2スイッチ部114は、電圧降圧器起動完了フラグに応じて、出力する循環ポンプ45の目標回転速度を切り替える。具体的には、電圧降圧器起動完了フラグが1のときは、最大値出力部113から出力された循環ポンプ45の目標回転速度を出力する。一方で、電圧降圧器起動完了フラグが0のときは、循環ポンプ45の目標回転速度として最低回転速度を出力する。このように、電圧降圧器57の起動準備が完了する前、すなわち、電圧降圧器起動完了フラグが0のときに循環ポンプ45の目標回転速度として最低回転速度を出力するのは、電圧降圧器57の起動準備が完了する前は、弱電バッテリ58の電力で循環ポンプ45を駆動することになるので、循環ポンプ45の消費電力を抑え、弱電バッテ58の電力消費量を抑えるためである。
弱電準備完了判定部115は、弱電バッテリ58の電力によって循環ポンプ45を駆動できる状態になったか否かを判定し、判定結果に応じた循環ポンプ45の目標回転速度を出力する。
具体的には、弱電バッテリ58の電力によって循環ポンプ45を駆動できないとき、すなわち、弱電用電力遮断器59が遮断されているときは、循環ポンプ45の目標回転速度としてゼロを出力する。一方で、弱電バッテリ58の電力によって循環ポンプ45を駆動できるとき、すなわち、弱電用電力遮断器59が接続されてコントローラ6の自己診断等が完了したときは、循環ポンプ45の目標回転速度として、第2スイッチ部114から出力された目標回転速度を出力する。
この弱電準備完了判定部115から出力された循環ポンプ45の目標回転速度が、最終的な循環ポンプ45の目標回転速度となる。
図4は、本実施形態による燃料電池システム100の始動時におけるヒータ制御及び循環ポンプ制御の動作について説明するタイムチャートである。図4において、実線は実値を示し、破線は目標値を示す。
時刻t1で、燃料電池システム100の始動スイッチがONになると、弱電リレーが接続される。
時刻t2で、コントローラ6の自己診断などが終了し、弱電系の電気部品への電力供給が可能になると、強電用電力遮断器56が接続されると共に、循環ポンプ45に対して弱電バッテリ58の電力が供給されて循環ポンプ45が駆動される。この時点では、電圧降圧器57の起動準備が完了していないので、循環ポンプ45の回転速度は最低回転速度に制御される。
時刻t3で、強電バッテリ55の出力電圧が強電準備完了電圧に達し、強電系の電気部品への電力供給が可能になると、ヒータ46に対して強電バッテリ55の電力が供給されてヒータ46が駆動される。この時点では、燃料電池スタック1での発電が行われていないので、バッテリ制限電力及び局部発熱制限電力のうちの小さいほうがヒータ46に供給される。また、電圧降圧器57に対しても強電バッテリ55の電力が供給されて、電圧降圧器57の起動準備が開始される。
時刻t4で、電圧降圧器57の起動準備が完了すると、循環ポンプ45の回転速度が最大回転速度に制御される。また、スタック用電力遮断器54が接続されると共に、遮断弁33が開かれる。
時刻t5で、スタック用電力遮断器54の接続や遮断弁33が開かれたことが確認されると、カソードコンプレッサ23を駆動すると共に調圧弁を開いて、燃料電池スタック1にカソードガス及びアノードガスを供給し、燃料電池スタック1で発電を開始する。
時刻t6で、燃料電池スタック1の発電電力が発電準備完了電圧に達すると、燃料電池スタック1の発電電力によってヒータ46を駆動することができるので、ヒータ46への供給電力をバッテリ制限電力からヒータ最大供給電力まで上昇させる。
以上説明した本実施形態によれば、燃料電池システム100の起動後において、燃料電池スタック1で発電を開始する前であっても、強電バッテリ55の電力を供給可能になった時点で、ヒータ46に強電バッテリ55の電力を供給してヒータ46を駆動することとした。
これにより、燃料電池システム100を起動した後、燃料電池スタック1の暖機を早期に完了することができるので、早期に走行許可を出すことができる。
また本実施形態によれば、弱電バッテリ58の電力によって弱電系の電気部品への電力供給が可能となった時点で、弱電系の電気部品である循環ポンプ45に弱電バッテリ58の電力を供給して循環ポンプ45を駆動することとした。
前述したように、冷却水の循環流量が少ない段階でヒータ46を駆動すると、局部発熱によってヒータ46などが劣化するおそれがある。したがって、弱電系の準備が完了した時点で循環ポンプ45を駆動しておくことで、ヒータ駆動時における冷却水の循環流量を確保することができる。よって、局部発熱によるヒータ46などの劣化を抑制することができる。
また本実施形態によれば、循環ポンプ45の回転速度が最低回転速度以上、すなわち冷却水の循環流量が、ヒータ46を駆動することによって冷却水の循環経路内で局所的に高温となる部位が発生しない所定流量以上になったときに、ヒータ46を駆動することとした。
これにより、局部発熱の発生を確実に抑制することができる。
また本実施形態によれば、強電バッテリ55の劣化防止の観点から強電バッテリ55の状態に応じてヒータ46に供給する電力量を制限すると共に、局部発熱によるヒータ46などの劣化防止の観点から、冷却水の循環流量と温度とに基づいてヒータ46に供給する電力量を制限することとした。
これにより、強電バッテリ55の劣化を防止できると共に、局部発熱によるヒータ46などの劣化を防止することができる。
また本実施形態によれば、電圧降圧器57の起動準備が完了するまでは、循環ポンプ45の回転速度を最低回転速度に制御し、電圧降圧器57の起動準備が完了したら循環ポンプ45の回転速度を増大させることとした。
前述したように、電圧降圧器57の起動準備が完了する前は、弱電バッテリ58の電力で循環ポンプ45を駆動することになる。したがって、電圧降圧器57の起動準備が完了するまでは循環ポンプ45の回転速度を最低回転速度に制御することで、循環ポンプ45の消費電力を抑え、蓄電量の少ない弱電バッテリ58の電力消費量を抑えることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
1 燃料電池スタック(燃料電池)
45 ポンプ(循環ポンプ)
46 ヒータ
55 強電バッテリ
56 強電用電力遮断器(強電遮断器)
58 弱電バッテリ
59 弱電用電力遮断器(弱電遮断器)
100 燃料電池システム
101〜105 ヒータ駆動手段
110〜115 ポンプ駆動手段

Claims (6)

  1. 燃料電池と、
    強電遮断器を介して前記燃料電池に並列に接続され、電力の充放電が可能な強電バッテリと、
    前記燃料電池の発電及び前記強電バッテリの充放電を制御して、電気負荷に電力を供給する電力制御器と、
    を備える燃料電池システムであって、
    前記電気負荷として、前記燃料電池の温度調節用の冷却水を加熱するヒータと、
    前記ヒータを駆動するヒータ駆動手段と、
    前記燃料電池システムの起動時において、前記強電遮断器を接続後、前記燃料電池の出力電圧が発電準備電圧に達したか否かを判定する燃料電池電圧判定手段と、を有し、
    前記ヒータ駆動手段は、
    前記燃料電池の出力電圧が発電準備電圧に達していないと判定されると、前記強電バッテリの電力によって前記ヒータを駆動し、
    前記燃料電池の出力電圧が発電準備電圧に達していると判定されると、少なくとも前記燃料電池の発電電力によって前記ヒータを駆動する、
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記電気負荷として、電圧降圧器を介して電力が供給されて、前記冷却水を前記燃料電池に圧送するポンプを有し、
    前記電圧降圧器を介して供給された電力の充電が可能であると共に、弱電遮断器を介して前記ポンプに接続されて、充電電力を前記ポンプに供給可能な弱電バッテリと、
    前記弱電バッテリの電力によって前記ポンプを駆動するポンプ駆動手段と、
    前記燃料電池システムの起動時において、前記強電遮断器を接続後、前記強電バッテリの出力電圧が強電準備完了電圧に達したか否かを判定する強電バッテリ電圧判定手段と、を有し、
    前記ポンプ駆動手段は、
    前記弱電遮断器を接続後、前記強電バッテリの出力電圧が前記強電準備完了電圧に達していないと判定される場合でも前記ポンプを駆動し、
    前記ヒータ駆動手段は、
    前記強電バッテリの出力電圧が前記強電準備完了電圧に達したと判定されたら前記強電バッテリの電力によって前記ヒータを駆動する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記ヒータ駆動手段は、
    前記ポンプの回転速度が、前記ヒータを駆動することによって冷却水の循環経路内で局所的に高温となる部位が発生しない循環流量を確保できる所定の最低回転速度以上になった後に、前記強電バッテリの電力によって前記ヒータを駆動する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記ポンプ駆動手段は、
    前記電圧降圧器に前記強電バッテリからの電力が供給されて、前記電圧降圧器の起動準備が完了した後に、前記ポンプの回転速度を前記最低回転速度から上昇させる、
    ことを特徴とする請求項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記ヒータ駆動手段は、
    前記ポンプの回転速度に基づいて、前記ヒータに供給する前記強電バッテリの電力を制限する第1ヒータ供給電力制限手段を有し、
    前記第1ヒータ供給電力制限手段は、前記ポンプの回転速度が小さいときほど、前記ヒータに供給する前記強電バッテリの電力を少なくする、
    ことを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の燃料電池システム。
  6. 前記ヒータ駆動手段は、
    前記強電バッテリの状態に基づいて、前記ヒータに供給する前記強電バッテリの電力を制限する第2ヒータ供給電力制限手段を有し、
    前記第1ヒータ供給電力制限手段による制限値と第2ヒータ供給電力制限手段による制限値とのうち、小さいほうを前記ヒータに供給して前記ヒータを駆動する、
    ことを特徴とする請求項に記載の燃料電池システム。
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