JP6185809B2 - リアスポイラ - Google Patents

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本発明は、自動車等の車両に装着されるリアスポイラに関し、特に、リアゲートの上部に設けられるリアスポイラに関する。
従来、車両周りの空気抵抗を低減して燃費の向上を図る等の目的で、車両後方のルーフ延長上にリアスポイラを装着することが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2)。例えば、特許文献1に開示されるように、車両の後端開口部に開閉自在なリアゲートを備えた車両では、該リアゲートの上端部にリアスポイラが設けられる。
また、合成樹脂製のリアスポイラを射出成形やブロー成形等によって製造することが知られている(例えば、特許文献2)。特許文献2に開示されたリアスポイラは、AES樹脂をブロー成形によって中空、扁平形状に成形して製造される。そして、該リアスポイラは、リアウインドの上方に配設され、リアウインド方向(後方)に張り出す伸張部と、車両に密着する装着面と、車両の外装品に固定される取付部と、を有している。該リアスポイラの前記装着面は、両面テープによってリアウインド上方の車両ルーフに接着され、前記取付部は、車両ルーフ側縁のモールに固定される。
特開2012−201280号公報(第4−5頁、第1図) 特開2004−237985号公報(第6頁、第3図)
リアスポイラによる空気力学的な効果を高めるためには、その寸法、特に車両後方への張り出し寸法を大きくすることが効果的である。また、近年の車両では、意匠的な観点からも、リアスポイラが大型化する傾向にある。しかしながら、リアスポイラを大型化すると、その剛性を確保することが難しいという問題点がある。
例えば、後方に長く伸びたリアスポイラでは、リアスポイラ上面の面積が大きくなり、該上面の厚み寸法を大きく確保しないと剛性が低下してしまう。そして、リアスポイラ上面の剛性が不足すると、上面に作用する外力(例えば、空気力等)によって、上面が変形する恐れがある。
また、後方に長く伸びるリアスポイラでは、車両側の上下方向の寸法も大きくする必要があるので、特許文献2に開示されたように、その下端部がリアガラスの上端を覆うように取り付けられる場合がある。また、後方に長く伸びるリアスポイラは、後方端部側に作用する外力による取付部回りのモーメントが大きくなり、リアスポイラが取付部を中心として回動するように撓み易い。リアガラスの上端を覆うように装着されたリアスポイラが取付部を中心に回動すると、リアスポイラの車両側の下端部がリアガラスに接触して押圧することになり、好ましくない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、軽量且つ高剛性で、少ない締結部品で高い剛性を確保して車両に取り付けることができ、リアガラスへの負荷を低減することができるリアスポイラを提供することを目的とする。
本発明のリアスポイラは、車両のルーフの後側に設置されるリアスポイラであって、前記リアスポイラは、前記車両側に開口部を有するアウタ部材と、前記アウタ部材の前記開口部内に接合されるインナ部材と、を有し、前記インナ部材は、少なくとも前記開口部の端部近傍の前記アウタ部材の上部内面に接合される第1接合部と、前記開口部の端部近傍の前記アウタ部材の下部内面に接合される第2接合部と、前記第1接合部よりも前記開口部から奥側の前記アウタ部材の上部内面に接合される第3接合部と、を有し、前記インナ部材の前記第1接合部と前記第2接合部とをつなぐ前面部には、前記車両の車体パネルに機械的に固定される取付部が形成され、前記取付部の下方の前記前面部には、前記車体パネルに当接可能な当て部が形成されることを特徴とする。
本発明のリアスポイラによれば、インナ部材は、アウタ部材の開口部の端部近傍の上部内面に接合される第1接合部と、前記アウタ部材の前記開口部の端部近傍の下部内面に接合される第2接合部と、前記第1接合部よりも前記開口部から奥側の前記アウタ部材の上部内面に接合される第3接合部と、を有する。これにより、アウタ部材を厚くすることなく、リアスポイラの剛性を高めることができる。即ち、アウタ部材の前方側の開口部は、第1接合部と第2接合部とをつなぐインナ部材の前面部によって塞がれて剛性が増すと共に、アウタ部材の後方側は、第2接合部と第3接合部とをつなぐインナ部材の後面部によって剛性が高められる。
特に、アウタ部材上部の後方側は、第3接合部が一体的に形成されたインナ部材の後面部によって内面から強固に支持される。これにより、上方からの外力によるリアスポイラ上面の変形を小さく抑えることができ、その外力を効率的に車両へと伝達することができる。
また、インナ部材の第1接合部と第2接合部とをつなぐ前面部には、リアスポイラを車体パネルに締結固定するための取付部が形成され、該取付部の下方の前記前面部には、車体パネルに当接可能な当て部が形成される。これにより、少ない締結部品で高い剛性を確保してリアスポイラと車両とを強固に固定することができる。即ち、リアスポイラの後方側に下方に向かう外力が作用した際、前記当て部が車体パネルに当接してリアスポイラを支えるので、取付部を中心としたリアスポイラの回動を抑制することができる。
また、第2接合部近傍のアウタ部材の開口部の端部を、車両のリアガラスから離間して設置することにより、リアスポイラによるリアガラスへの押圧を低減することができる。また、前記取付部下方の前記前面部とリアガラスとの間に、緩衝部材を配置しても良い。これにより、リアスポイラからの押圧力を分散して、リアガラスへの負荷を低減することができる。特に、前記緩衝部材を、車体パネルとリアガラスとの接着領域上に配置することにより、リアガラスを内外面から適切に支持して、リアガラスの撓みを防止することができる。
また、インナ部材には、前面部と後面部とをつなぐ補強リブを一体的に形成しても良い。これにより、リアスポイラの剛性を更に高めることができると共に、車両によってリアスポイラを強固に支持することができる。特に、取付部が形成された箇所に前記補強リブを設けることにより、リアスポイラの後方側に作用する外力を効率良く取付部及び当て部に伝達することができる。これにより、リアスポイラの変形を抑え、リアスポイラで受けた空気力を有効に利用して、車両の走行性能を向上させることができる。
また更に、前記当て部を、隣接する前記取付部の中間位置にも形成して良い。これにより、締結部品を増加させることなく、更に高い剛性を確保することができる。
本発明の実施形態に係るリアスポイラの概略構造を示す分解斜視図である。 同上、横断面図である。 同上、取付部及び当て部が形成された箇所の横断面図である。 同上、当て部が形成された箇所の横断面図である。
以下、本発明の実施形態に係るリアスポイラを図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るリアスポイラ1の概略構造を示す分解斜視図である。図1において、紙面左斜め下側が車両の前方、紙面右斜め上側が車両の後方である。
リアスポイラ1は、自動車等の後端開口部に開閉自在に設けられたリアゲートの上端部に取り付けられる部品である。図1に示すように、リアスポイラ1は、各々車幅方向に延在するアウタ部材10と、インナ部材20と、を備えている。
アウタ部材10及びインナ部材20は、例えば、ABS樹脂やAES樹脂等の合成樹脂材料からなり、射出成形等によって各々一体的に成形される。そして、アウタ部材10とインナ部材20とは、接着剤等によって互いに接合される。
図2は、リアスポイラ1の概略構造を示す横断面図である。図2において、紙面左側が車両の前方、紙面右側が車両の後方である。
図2に示すように、アウタ部材10は、リアスポイラの意匠面を構成する部材であり、車両30の後方に向かって凸状に湾曲し、前方側(車両30側)に開口部16が形成されている。即ち、アウタ部材10は、車両30のルーフ後方延長上に配設される上部11と、該上部11の後方端部を下方へ折り返すよう形成された後端部13と、該後端部13に連続して形成され車両の前方側へと延びる下部12とが一体的に成形された部材である。アウタ部材10の外面、即ち、上部11の上面11aから下部12の下面12aに連続する表面は、外部に露出し、前述の通り、リアスポイラ1の意匠面を構成している。
インナ部材20は、リアスポイラ1を車両30に取り付ける機能を有し、アウタ部材10の開口部16からアウタ部材10の内部に挿入されアウタ部材10に接合される。
インナ部材20は、アウタ部材10の上部内面11bの前方側に接合される第1接合部21と、アウタ部材10の下部内面12bに接合される第2接合部22と、アウタ部材10の上部内面11bの後方側に接合される第3接合部23と、をつないで一体的に形成される。
具体的には、第1接合部21の後方側と第2接合部22の前方側とは、インナ部材20の前面部24によってつながっており、第2接合部22の後方側と第3接合部23の前方側とは、インナ部材20の後面部25によってつながっている。
第1接合部21は、開口部16の端部14(上部車両側の端部)近傍のアウタ部材10の上部内面11bに対向する第1接合面21aを有し、該第1接合面21aが接着剤等(接着剤、粘着剤、粘着テープ、熱融着等)によってアウタ部材10の上部内面11bに接合される。
同様に、第2接合部22は、開口部16の端部15(下部車両側の端部)近傍のアウタ部材10の下部内面12bに対向する第2接合面22aを有し、該第2接合面22aが接着剤等によってアウタ部材10の下部内面12bに接合される。
このように、インナ部材20の第1接合部21及び第2接合部22がアウタ部材10の上部内面11b及び下部内面12bに夫々接合されるので、第1接合部21及び第2接合部22に連続する前面部24によってアウタ部材10の前方側の開口部16が塞がれる。つまり、インナ部材20の前面部24とアウタ部材10とによって囲まれて、リアスポイラ1の内部に中空の空間が画成される。これにより、リアスポイラ1の重量増加を抑えつつ、その剛性を高めることができる。
ここで、本実施形態に係るインナ部材20に代えて、アウタ部材10と同じように車両30の後方に向かって凸状に湾曲し車両30側が開口するインナ部材を採用すると、リアスポイラの前方側に開口形状が残り、該前方側の剛性が低くなるという問題点がある。このような問題は、例えば、インナ部材を成形する成形型を、アウタ部材10を成形する成形型と同様に、その型抜き方向が車両30に対して前後方向になるように構成する場合に生じる。
これに対して本実施形態に係るリアスポイラ1では、前述の通りインナ部材20の前面部24でアウタ部材10の開口部16を塞いでいるので、該前方側の変形を規制して剛性を高めることができる。このような構成は、インナ部材20を成形する成形型を上下方向に型抜きするよう構成することにより可能となる。
また、第3接合部23は、第1接合部21よりも開口部16から奥側のアウタ部材10の上部内面11bに対向する第3接合面23aを有し、該第3接合面23aがアウタ部材10の上部内面11bに接合される。これにより、アウタ部材20の上部11の後方側が、インナ部材20の第3接合部23及びそこにつながる後面部25によって内面11b側から強固に支えられる。その結果、リアスポイラの上面となる上部11の剛性が増し、そこに作用する外力による変形を抑えることができる。
以上のように、第1ないし第3接合部21、22、23をつないで一体的に成形されたインナ部材20をアウタ部材10の内面に装着接合することにより、アウタ部材10の厚みを増加させることなく、リアスポイラ1の剛性を高めることができる。また、リアスポイラ1の変形を抑え、リアスポイラ1に作用する外力を効率良く車両30へと伝達することができる。
尚、リアスポイラ1の車両30側の上の端部14と車両30の車体パネル31との間には、リアスポイラ1が接触することによる車体パネル31の傷つきを防止すると共に当該隙間をシールするための緩衝部材33が配設されている。緩衝部材33は、例えば、発泡ポリウレタン等の軟質発泡ゴム材料からなるシート材である。
また、インナ部材20の前面部24とリアガラス32との間には、同じく軟質発泡ゴム材料からなる緩衝部材34が設けられる。ここで、リアガラス32と車体パネル31とは、例えば、ウレタン樹脂系接着剤等からなる接着剤35によって接合されており、緩衝部材34は、接着剤35による接合箇所(接着領域)に対応する位置に貼付される。緩衝部材34によって、リアスポイラ1による押圧力を分散させて、リアガラス32の上端近傍の接着領域を軽く押さえることにより、リアガラス32の撓みを防止している。また、緩衝部材34は、リアスポイラ1とリアガラス32との間隙をシールする機能も有する。
また、第2接合部22近傍の開口部16の端部15、即ち下部12の車両30側の端部15は、車両30のリアガラス32から離間して設置される。これにより、リアスポイラ1によるリアガラス32への押圧、特に車体パネル31との接着領域外の押圧を低減することができ、リアガラス32の撓みを防止することができる。
図3は、リアスポイラ1の取付部26及び当て部27が形成された箇所の横断面図である。図3において、紙面左側が車両の前方、紙面右側が車両の後方である。
図3に示すように、インナ部材20の第1接合部21と第2接合部22とをつなぐ前面部24には、リアスポイラ1を車両30の車体パネル31に機械的に固定するための取付部26が形成されている。
具体的には、取付部26は、前面部24を貫通する取付孔と、その周囲の補強構造と、車体パネル31の外面に対応する取付面と、を有し、例えば、ボルトや固定金具等から構成される締結具36によって車体パネル31に固定される。
取付部26は、リアスポイラ1の延在方向、即ち車両30の車幅方向に離間して複数箇所設けられる。取付部26が形成される車幅方向の位置は、後述する当て部27及び補強リブ28が形成される位置と略同じである。例えば、取付部26は、図1に示される補強リブ28の位置に対応して、車幅方向に所定の間隔を設けて6か所配設されている。
図3に示すように、取付部26の下方には、車体パネル31に当接可能な当て部27が形成されている。当て部27は、車体パネル31の外面形状に対応した形状を有し、車体パネル31と所定の間隙を設けて形成される。
ここで、当て部27と車体パネル31との間には、車体パネル31の傷つきを防止すると共に当該間隙をシールするための緩衝部材37が配設されている。即ち、車体パネル31と当て部27が当接可能とは、両者が緩衝部材37を介して押圧可能な状態であることをいう。つまり、通常の状態では、当て部27は、車体パネル31を強く押圧しておらず、緩衝部材37を介して車体パネル31に軽く接触している。
そして、前記所定の間隙とは、リアスポイラ1の下部車両側の端部15がリアガラス32に接触する前に、当て部27と車体パネル31とが当接する程度の間隙である。このように、リアスポイラ1の下部前方の端部15がリアガラス32に当接する前に、当て部27と車体パネル31とが当接するよう、当て部27と車体パネル31との間隙を設定することにより、リアスポイラ1の下部前方の端部15とリアガラス32との接触を防止することができる。
具体的には、リアスポイラ1の上面11aに下方向の外力が作用した際、当て部27と車体パネル31とが、押圧され潰された緩衝部材37を介して当接して、互いに強く押圧される。これにより、車体パネル31の前記当接箇所によってリアスポイラ1が支えられ、取付部26を中心としたリアスポイラ1の回動が抑制される。そして、リアスポイラ1の下部前方の端部15とリアガラス32との接触を防止することができる。また、これにより、リアスポイラ1によるリアガラス32への押圧負荷を減らすことができる。
また、当て部27と車体パネル31との間に所定の間隙を設けることにより、リアスポイラ1を車両30に取り付ける工程(艤装工程)における作業性に影響がない。即ち、当て部27と車体パネル31の間隙は、所定のばらつきも加味して設定される為、取り付け工程で当て部27と車体パネル31の辺りは無く、容易に組み付けることができる。
また、取付部26及び当て部27が形成される横断面には、第2接合部22の前方側と後方側とをつなぐ補強リブ28が一体的に形成されている。具体的には、補強リブ28は、第2接合部22と、第2接合部22の前方側につながる前面部24と、第2接合部22の後方側につながる後面部25と、を連結し、各々に対して略垂直に立設される略壁状の形態を成している。
このように、前面部24と後面部25とをつなぐ略壁状の補強リブ28を設けることにより、リアスポイラ1の重量増加を抑えつつ、その剛性を更に高めることができる。特に、補強リブ28を取付部26及び当て部27に対して車幅方向略同位置に形成することにより、車両30によるリアスポイラ1の支持力を高めることができると共に、リアスポイラ1に作用した外力を効率的に車両30へと伝達することができる。
また更に、第3接合部23と後面部25とをつなぎ各々に対して略垂直に立設される補強リブ29を設けても良い。これにより、リアスポイラ1の後方側の剛性を更に高めることができる。
図4は、リアスポイラ1の隣接する取付部26の間であって当て部27が形成された箇所の横断面図である。図4において、紙面左側が車両の前方、紙面右側が車両の後方である。
図4に示すように、取付部26(図3参照)が設けられていない箇所にも当て部27を形成しても良い。例えば、車幅方向に離間して複数配設される取付部26の間、即ち取付部26とそれに隣接する他の取付部26との間に当て部27を形成しても良い。
これにより、締結具36(図3参照)の個数を増加させることなく、リアパネル1の取り付け剛性を更に高めることができる。また、リアスポイラ1の下部車両側の端部15がリアガラス32に接触することを防止して、リアスポイラ1によるリアガラス32への押圧負荷を減らすことができる。
以上説明のリアスポイラ1によれば、リアスポイラ1自体の剛性が高く、且つ車両30への取り付けについても高い剛性を確保できるので、意匠設計の自由度を増すことができる。例えば、上下方向の厚みを増加させることなく、車両30の後方への張り出し長さを大きく確保することができる。これにより、リアガラス32を覆って運転者の視界を遮ることを防止しつつ、優れた空力性能を発揮することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
1 リアスポイラ
10 アウタ部材
11 上部
11b 上部内面
12 下部
12b 下部内面
14 端部(上部車両側)
15 端部(下部車両側)
16 開口部
20 インナ部材
21 第1接合部
22 第2接合部
23 第3接合部
24 前面部
25 後面部
26 取付部
27 当て部
28 補強リブ
30 車両
31 車体パネル
32 リアガラス
34 緩衝部材
36 締結具

Claims (5)

  1. 車両のルーフの後側に設置されるリアスポイラであって、
    前記リアスポイラは、前記車両側に開口部を有するアウタ部材と、前記アウタ部材の前記開口部内に接合されるインナ部材と、を有し、
    前記インナ部材は、少なくとも前記開口部の端部近傍の前記アウタ部材の上部内面に接合される第1接合部と、前記開口部の端部近傍の前記アウタ部材の下部内面に接合される第2接合部と、前記第1接合部よりも前記開口部から奥側の前記アウタ部材の上部内面に接合される第3接合部と、を有し、
    前記インナ部材の前記第1接合部と前記第2接合部とをつなぐ前面部には、前記車両の車体パネルに機械的に固定される取付部が形成され、
    前記取付部の下方の前記前面部には、前記車体パネルに当接可能な当て部が形成されることを特徴とするリアスポイラ。
  2. 前記第2接合部近傍の前記開口部の端部は、前記車両のリアガラスから離間して設置され、
    前記当て部下方の前記前面部と前記リアガラスとの間には、緩衝部材が配置されることを特徴とする請求項に記載のリアスポイラ。
  3. 前記緩衝部材は、前記車体パネルと前記リアガラスとの接着領域上に配置されることを特徴とする請求項に記載のリアスポイラ。
  4. 前記インナ部材は前記第2接合部と前記第3接合部とをつなぐ後面部を有し、
    前記取付部が配置される箇所の前記インナ部材には、前記前面部と前記後面部とをつなぐ補強リブが一体的に形成されることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載のリアスポイラ。
  5. 前記取付部は、前記車両の車幅方向に離間して複数箇所形成され、
    前記当て部は、隣接する前記取付部の間にも形成されることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載のリアスポイラ。
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