JP6183071B2 - 打込み工具 - Google Patents
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例えば特許文献1には、ステープルの両脚部を打ち込み方向に案内するインサイドガイドをノーズ部に設け、座屈を防止するようにした発明が開示されている。
また、コンタクトノーズに変形や破損などが生じた場合にはインサイドガイドも併せて分解等しなければならず、メンテナンス性が悪いという問題があった。
請求項1に記載の発明は、以下の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載の打込み工具は、ボディの先端に設けられたノーズ部からファスナーを打ち出す打込み工具であって、ファスナーを格納したマガジンに連結されたウェアプレートと、前記ウェアプレートに対して開閉可能に配置されたドライバガイドと、によって前記ノーズ部に射出経路を形成し、前記ドライバガイドを前記ウェアプレートに対して回動させるための回動軸と、所定の固定箇所において前記ドライバガイドを前記ウェアプレートに圧接させて固定する固定手段と、を備え、前記射出経路に対して出没自在なインサイドガイドを、前記ドライバガイドにオーバーラップするように、前記ドライバガイドに設け、ファスナーの打ち出し方向に見たときに、前記ドライバガイドにおける前記インサイドガイドの支持部が、前記ドライバガイドの回動軸と前記所定の固定箇所との間に配置されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記インサイドガイドは、前記ノーズ部の先端と前記ボディの前面とを結ぶ接線から突出しないように配設されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記した請求項3記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記ドライバガイドにおける前記インサイドガイドの支持部は、前記ドライバガイドの回動軸までの距離よりも前記所定の固定箇所までの距離が短くなるように配置されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記インサイドガイドの両側に立設する側壁部を設け、前記インサイドガイドが最大変位したときでも前記インサイドガイドが前記側壁部から突出しないようにしたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、上記した請求項1〜5のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記ドライバガイドの両側に臨む移動規制部を設け、前記移動規制部によって前記ドライバガイドの位置を規制したことを特徴とする。
また、前記ドライバガイドを前記ウェアプレートに対して回動させるための回動軸と、所定の固定箇所において前記ドライバガイドを前記ウェアプレートに圧接させて固定する固定手段と、を備え、ファスナーの打ち出し方向に見たときに、前記ドライバガイドにおける前記インサイドガイドの支持部が、前記ドライバガイドの回動軸と前記所定の固定箇所との間に配置されている。すなわち、ドライバガイドを支持する2箇所の間にインサイドガイドの支持部が設けられているので、ファスナーの打ち出し時にインサイドガイドに荷重がかかった場合でも、その荷重をドライバガイドで確実に受け止めることができる。すなわち、ドライバガイドが荷重を吸収できずに動いてしまうことがなく、ファスナーのガイドが不十分となる問題が発生しない。
本発明の第1の実施形態について、図1〜10を参照しながら説明する。
本発明の第2の実施形態について、図11〜18を参照しながら説明する。なお、本実施形態の特徴点は第1の実施形態のとは異なる方法でドライバガイド23をウェアプレート19に対して固定した点にある。なお、本実施形態の基本的構成は第1の実施形態と相違しないため、重複する記載を避けて相違する箇所のみを説明する。
本発明の第3の実施形態について、図19〜22を参照しながら説明する。なお、本実施形態の特徴点は、インサイドガイド27をドライバガイド23に固定するのではなく、ウェアプレート19に固定した点にある。なお、本実施形態の基本的構成は第1の実施形態と相違しないため、重複する記載を避けて相違する箇所のみを説明する。
このような実施形態とした場合でも、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第4の実施形態について、図23を参照しながら説明する。なお、本実施形態の特徴点は、ドライバガイド23をウェアプレート19に対して固定する際に、操作レバー25やロックスプリング26を用いずに、開閉用ボルト29を用いた点にある。なお、本実施形態の基本的構成は第1の実施形態と相違しないため、重複する記載を避けて相違する箇所のみを説明する。
一方、ドライバガイド23を閉じる場合には、ドライバガイド23とウェアプレート19とを貫通するように開閉用ボルト29を螺着すればよい。
このような実施形態とした場合でも、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第5の実施形態について、図24を参照しながら説明する。なお、本実施形態の特徴点は、固定プレート21とドライバガイド23とを別部材とする代わりに、これらを一体化した一体型プレート30を用いた点にある。なお、本実施形態の基本的構成は第1の実施形態と相違しないため、重複する記載を避けて相違する箇所のみを説明する。
このような実施形態とした場合でも、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第6の実施形態について、図25及び図26を参照しながら説明する。なお、本実施形態の特徴点は、ドライバガイド23をウェアプレート19に固定する際に、固定手段24とは別に係合部23fを設けて、固定を確実とした点にある。なお、本実施形態の基本的構成は第1の実施形態と相違しないため、重複する記載を避けて相違する箇所のみを説明する。
このような実施形態とした場合でも、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明の第7の実施形態について、図27〜30を参照しながら説明する。なお、本実施形態の特徴点は、第6の実施形態と同様に、ドライバガイド23をウェアプレート19に固定する際に、固定手段24とは別に係合部23fを設けて、固定を確実とした点にある。ただし、第6の実施形態とは異なり、ドライバガイド23を上方に引き上げてウェアプレート19に係合させている。なお、本実施形態の基本的構成は第1の実施形態と相違しないため、重複する記載を避けて相違する箇所のみを説明する。
このような実施形態とした場合でも、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
11 ボディ
12 グリップ
13 マガジン
14 トリガレバー
15 アーム
16 射出口
17 ノーズ部
17a 射出経路
18 コンタクト部材
18a 先端部
18b 開口溝
19 ウェアプレート
19a 移動規制部
19b フック
19c ファスナー供給口
19d 受部
20 ドライバガイドユニット
21 固定プレート
21a フック
22 ボルト
23 ドライバガイド
23a 回動軸
23b 側壁部
23c 傾斜部
23d 固定箇所
23e 長孔
23f 係合部
24 固定手段
25 操作レバー
25a 操作片
25b 回転軸
25c スプリング孔
26 ロックスプリング
26a 端部
26b 引掛部
26c 押付部
27 インサイドガイド
27a 揺動軸
27b バネ受部
27c ガイド部
28 バネ
29 開閉用ボルト
30 一体型プレート
31 固定ボルト
L 接線
S 収容空間
Claims (6)
- ボディの先端に設けられたノーズ部からファスナーを打ち出す打込み工具であって、
ファスナーを格納したマガジンに連結されたウェアプレートと、前記ウェアプレートに対して開閉可能に配置されたドライバガイドと、によって前記ノーズ部に射出経路を形成し、
前記ドライバガイドを前記ウェアプレートに対して回動させるための回動軸と、所定の固定箇所において前記ドライバガイドを前記ウェアプレートに圧接させて固定する固定手段と、を備え、
前記射出経路に対して出没自在なインサイドガイドを、前記ドライバガイドにオーバーラップするように、前記ドライバガイドに設け、
ファスナーの打ち出し方向に見たときに、前記ドライバガイドにおける前記インサイドガイドの支持部が、前記ドライバガイドの回動軸と前記所定の固定箇所との間に配置されていることを特徴とする、打込み工具。 - 前記インサイドガイドは、前記ノーズ部の先端と前記ボディの前面とを結ぶ接線から突出しないように配設されていることを特徴とする、請求項1記載の打込み工具。
- 前記インサイドガイドは、前記ドライバガイドに対して揺動可能に設けられ、
前記ドライバガイドにおける前記インサイドガイドの支持部は、前記ドライバガイドの回動軸と前記所定の固定箇所との間に配置されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の打込み工具。 - 前記ドライバガイドにおける前記インサイドガイドの支持部は、前記ドライバガイドの回動軸までの距離よりも前記所定の固定箇所までの距離が短くなるように配置されていることを特徴とする、請求項3記載の打込み工具。
- 前記インサイドガイドの両側に立設する側壁部を設け、前記インサイドガイドが最大変位したときでも前記インサイドガイドが前記側壁部から突出しないようにしたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の打込み工具。
- 前記ドライバガイドの両側に臨む移動規制部を設け、前記移動規制部によって前記ドライバガイドの位置を規制したことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の打込み工具。
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