JP6182367B2 - 圧着接続構造体、ワイヤハーネス、端子圧着装置及び端子圧着方法 - Google Patents

圧着接続構造体、ワイヤハーネス、端子圧着装置及び端子圧着方法 Download PDF

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この発明は、導体を絶縁被覆で被覆した被覆電線における少なくとも、先端側の前記絶縁被覆を剥離した導体先端部を、圧着端子における圧着部に挿入した状態で、前記圧着部をかしめて圧着する端子圧着型、該端子圧着型を備えた端子圧着装置、端子圧着型を用いて圧着部を圧着する端子圧着方法、並びに圧着部を導体先端部に圧着接続した圧着接続構造体に関する。
従来より、被覆電線における導体先端部と、圧着端子における圧着部とを圧着する際には、互いに対向状態に配置されたアンビル(固定型)とクリンパ(可動型)とで構成された1組の端子圧着型を用いて圧着していた。詳しくは、アンビルに圧着部をセットし、クリンパをアンビル側へ近接する方向に移動して導体先端部を挿入した状態の圧着部をかしめることで、導体先端部に対して圧着部を圧着接続する。
例えば、特許文献1に開示の圧着金型構造もその一つである。
しかし、このように端子圧着型を、アンビルとクリンパとの2つの圧着構成型から成る一対で構成した場合、該一対の端子圧着型で圧着部と被覆電線の先端側とを圧着接続すると、一対の圧着構成型における圧着部との対向面の形状に沿って圧着端子の圧着部が塑性変形するため、例えば、アンビルとクリンパとが嵌合し合う直前の隙間に圧着部の肉が入り込み易くなるなどの要因により、圧着後の圧着部の外周面には、一対の圧着構成型の境界部分に沿ってパーティングラインのように突出したバリ等の突出部分が形成され易くなる。
圧着部の外周にバリ等の突出部分が形成された場合には、圧着部と被覆電線の絶縁被覆との圧着部分において、突出部分に相当する部分に隙間が生じるため、圧着部と絶縁被覆との密着性が低下するおそれがある。
そうすると、圧着部と被覆電線との隙間を通じて圧着部の基端側から導体先端部を備えた圧着部の内側に水分が浸入するおそれがあり、圧着接続構造体の止水性を確保できないという課題が生じていた。
特開平7−335361号公報
そこで、この発明は、絶縁被覆側から圧着部の内部への水分の浸入を確実に防止することができる圧着接続構造体、ワイヤハーネス、端子圧着装置及び端子圧着方法を提供することを目的とする。
この発明は、導体を絶縁被覆で被覆した被覆電線における少なくとも、先端側の前記絶縁被覆を剥がして前記導体を露出させた導体先端部に対して、圧着端子における中空状に形成した圧着部をかしめて圧着接続した圧着接続構造体であって、前記圧着部は、前記導体先端部を圧着して接続された導体圧着部と、前記絶縁被覆を圧着して接続された被覆圧着部とが長手方向に沿って先端側からこの順で一体に設けられ、前記導体圧着部は、前記長手方向と直交する直交断面において中央部分が窪んだU字形状に形成され、前記被覆圧着部の前記直交断面の形状が、多角形状に形成されたことを特徴とする。
上述した構成によれば、被覆電線の先端側において絶縁被覆側から圧着部の内部への水分の浸入を確実に防止することができる。
詳しくは、導体先端部と圧着部とを圧着する際に、圧着部の外周に配置した上述した3つ以上の圧着構成型のそれぞれによって圧着部を圧着することにより、クリンパとアンビルとの2つ一組で成る従来の圧着構成型で圧着する場合と比較して、圧着に伴って圧着部に加わる荷重を圧着部の周方向全体において分散させた状態で圧着部を圧着できる。このため、例えば、圧着に伴って塑性変形した圧着部の肉が、互いに隣り合う圧着構成型間の隙間に入り込むことにより、圧着部の外周面にバリ、尖り、パーティングラインなど(以下、「バリ等」という。)のように大きく突出した突出部分が形成されることを防ぎ、圧着部を、円形状、又は円形状に近い多角形状に圧着することができる。
従って、例えば、絶縁被覆と圧着部との圧着部分において、圧着部を絶縁被覆に対してしっかりと密着させることができ、絶縁被覆側から圧着部の内部への水分の浸入を確実に防止することができる。
上述した構成によれば、直交断面における外周面にバリのような大きな突出部分が存在しない円形、又は略円形状に近い多角形状の圧着部を備えた圧着接続構造体を構成することができる。
この発明は、前記接続構造体を複数備えるとともに、前記接続構造体における前記圧着端子を収容可能なコネクタハウジングを備え、前記圧着端子を前記コネクタハウジング内に配置したワイヤハーネスであることを特徴とする。
上述した構成によれば、直交断面における外周面にバリのような大きな突出部分が存在しない円形、又は略円形状の圧着部を備えた複数の圧着接続構造体を構成できるため、このような複数の圧着接続構造体をコネクタハウジングに確実に配置することができる。従って、止水性が高く、コネクタ部分がコンパクトであるワイヤハーネスを構成することができる。
この発明は、導体を絶縁被覆で被覆した被覆電線における少なくとも、先端側の前記絶縁被覆を剥離した導体先端部を、圧着端子における中空状に形成した圧着部に挿入した状態で、前記圧着部を圧着型でかしめて圧着する端子圧着装置であって、前記圧着部をかしめるかしめ位置と、該かしめ位置よりも径外方向で前記圧着部に対して離間した非かしめ位置との間において前記圧着型を移動させる移動手段が備えられ、前記圧着型が、長手方向に沿って、前記導体先端部が圧着されて接続される導体圧着部と、前記絶縁被覆が圧着されて接続される被覆圧着部とが先端からこの順で一体に設けられた前記圧着部のうちの前記導体圧着部を、長手方向と直交する断面形状がU字状となるようにかしめて圧着する導体圧着型と、前記被覆圧着部をかしめて圧着する端子圧着型とで構成され、前記端子圧着型は、3以上の配置数で備えられ、前記被覆圧着部の外周側において周方向で隣り合うそれぞれが互いに面接触状態で配置され、前記被覆圧着部と対向する対向面に、前記被覆圧着部を圧着する圧着面が構成され、前記被覆圧着部と対向しない非対向面に、前記圧着面に沿って周方向で隣接する端子圧着型を摺動させる摺動面が構成され、それぞれの前記圧着面が、前記被覆圧着部を多角形状に囲繞するように形成されたことを特徴とする。
またこの発明は、導体を絶縁被覆で被覆した被覆電線における少なくとも、先端側の前記絶縁被覆を剥離した導体先端部を、圧着端子における中空状に形成した圧着部に挿入した状態で、前記圧着部をかしめて圧着する圧着型であって、前記圧着部をかしめて圧着する複数の圧着構成型を構成し、前記圧着構成型を、3以上の配置数で備えるとともに、前記圧着部の外周側に、周方向で隣り合うそれぞれが互いに面接触状態に配置し、前記圧着部をかしめるかしめ位置と、該かしめ位置よりも径外方向で前記圧着部に対して離間した非かしめ位置との間において、周方向で隣り合うそれぞれが互いに摺動しながら径方向に移動可能に構成し、前記圧着構成型における前記圧着部との対向面に、前記圧着部を圧着する圧着面を形成するとともに、前記圧着構成型における前記圧着部と対向しない非対向面に、周方向で隣接する圧着構成型における前記圧着面上を摺動する摺動面を形成したことを特徴とする。
上述した構成によれば、被覆電線の先端側において絶縁被覆側から圧着部の内部への水分の浸入を確実に防止することができる。
詳しくは、導体先端部と圧着部とを圧着する際に、圧着部の外周に配置した上述した3つ以上の圧着構成型のそれぞれによって圧着部を圧着することにより、クリンパとアンビルとの2つ一組で成る従来の圧着構成型で圧着する場合と比較して、圧着に伴って圧着部に加わる荷重を圧着部の周方向全体において分散させた状態で圧着部を圧着できる。このため、例えば、圧着に伴って塑性変形した圧着部の肉が、互いに隣り合う圧着構成型間の隙間に入り込むことにより、圧着部の外周面にバリ、尖り、パーティングラインなど(以下、「バリ等」という。)のように大きく突出した突出部分が形成されることを防ぎ、圧着部を、円形状、又は円形状に近い多角形状に圧着することができる。
従って、例えば、絶縁被覆と圧着部との圧着部分において、圧着部を絶縁被覆に対してしっかりと密着させることができ、絶縁被覆側から圧着部の内部への水分の浸入を確実に防止することができる。
また上述した構成によれば、圧着部の外周側に配置した複数の前記圧着構成型のそれぞれを、互いに協動させながら正確、且つ容易に移動させて圧着部と導体先端部とを圧着接続できるため、高品質の圧着接続構造体を大量に生産することが可能となる。
ここで前記端子圧着型は、圧着端子の圧着部の軸方向における、絶縁被覆の先端側を圧着する被覆圧着部をかしめる部分と、導体先端部を圧着する導体圧着部をかしめる部分とで別体に構成しても、一体に構成してもよい。
この場合、端子圧着型を構成する3以上の複数の前記圧着構成型は、被覆圧着部と導体圧着部との双方に同一の配置数又は、異なる配置数で配置するに限らず、例えば、導体圧着部の外周側には、クリンパとアンビルから成る従来の圧着型を配置するとともに、被覆圧着部の外周側には、本発明の圧着構成型を配置するなど、本発明の前記圧着構成型は、導体圧着部と被覆圧着部とのうち、少なくとも一方側の外周側にのみに配置してもよい。
また、複数備えた前記圧着構成型は、それぞれを同一の形状、大きさで構成するに限らず、異なる形状、大きさで構成してもよい。
前記移動手段は、例えば、前記圧着構成型を保持する保持手段、前記圧着構成型を駆動させる駆動手段、前記駆動手段の駆動を前記圧着構成型に伝達する駆動伝達手段などで備えて構成することができる。
前記駆動手段は、例えば、モータ、或いは油圧ポンプなどの油圧装置、又はコンプレッサなどの空気圧装置で構成することができるが特に限定しない。
前記駆動伝達手段は、例えば、減速器、ガイド機構などで構成することができるが特に限定しない。
前記移動手段は、例えば、モータ等の駆動源を備えた構成に限らず、前記駆動伝達手段のみで構成してもよい。この場合、前記端子圧着装置は、人手により圧着可能な圧着工具のように構成することができる。
この発明の態様として、前記圧着構成型を、多角形状にかしめた圧着後の前記圧着部における外周面の突部の数に対応した任意の整数nの配置数で備え、
前記圧着面と前記摺動面とが成す内角であるかしめ角度を、360/n度となるように構成することができる。
上述したように、前記圧着面と前記摺動面とが成す内角であるかしめ角度を、360/n度となるように構成することにより、前記圧着部に対して外周側に配置した複数の前記圧着構成型のそれぞれを、それぞれの圧着面によって前記圧着部を囲繞する囲繞空間を同一形状に保ちながら前記圧着部に向けて縮小する径内方向へ移動させて、複数の前記圧着構成型によって前記圧着部を、前記囲繞空間と同一形状にかしめることができる。
これにより、複数の前記圧着構成型のそれぞれ異なる変位量で移動して圧着部を強く圧着することがなく、複数の前記圧着構成型のそれぞれによって、圧着部を外周側から均等にかしめることができるため、圧着部の外周面に形成される突部が極端に大きく突出した構成となることを防ぐことができる。
また、複数の前記圧着構成型のそれぞれを均等に移動させることが可能であるため、複数の前記圧着構成型を備えた構成であっても、それぞれの前記圧着構成型を移動させる制御を容易に、且つ、正確に行うことが可能となる。
ここで、前記かしめ角度は、例えば、前記圧着面や前記摺動面の一部に、凹部や凸部を有していても、これら凹部や凸部が存在しないものとして、前記圧着面や前記摺動面の主要部分を構成する平坦な面よって成す内角を示すものとし、これら凹部や凸部によって実質的な値に影響を受けることがないものとする。
また、前記突部は、多角形状の前記圧着構成型の頂角を有する部分を示すものとする。
またこの発明の態様として、前記圧着構成型を、前記圧着面と前記摺動面との双方の面に直交する直交断面形状が正n角形となるように構成することができる。
上記構成によれば、前記直交断面形状が正n角形になるように構成することで前記圧着構成型の全ての突部における内角(頂角)を、前記かしめ角度と同じ角度、すなわち、360/n度となるように構成することができる。
これにより、前記圧着構成型を配置する姿勢に応じて、前記圧着構成型における、いずれの前記突部の内角についてもかしめ角度とすることができるため、前記圧着構成型をいずれの隅角部分においても、前記圧着面と前記摺動面との間の隅角部分として配置することが可能となる。
よって、前記圧着構成型を圧着部の外周に配置する際に、その姿勢を意識せずにスムーズ、且つ、正確に配置することができる。
またこの発明の態様として、複数の前記圧着構成型のうち、少なくとも一つの前記圧着構成型を、所定の圧着構成型に設定し、前記所定の着構成型における前記摺動面に、圧着面が対向した状態で隣接する圧着構成型を、摺動面隣接側圧着構成型に設定し、前記所定の圧着構成型の前記圧着面から前記摺動面隣接側圧着構成型の前記圧着面に沿って突出する曲面形成突片を、前記摺動面隣接側圧着構成型の前記圧着面と前記所定の圧着構成型の前記圧着面との間の隅角部分に備え、前記曲面形成突片の内周面を、曲面形状で形成することができる。
上述した構成によれば、圧着構成型によって圧着部を圧着する際に、圧着部における、隣り合う圧着構成型間に相当する部分を前記曲面形成突片の内周面によって、かしめることができる。これにより、圧着後の圧着部を、バリ等のように大きく突出した突出部分が外周面に存在しない圧着形状で構成することができる。
ここで前記曲面形成突片は、前記所定の圧着構成型の一部として一体に形成しても、前記所定の圧着構成型に対して着脱自在に別体で構成してもよい。
例えば、前記曲面形成突片のみを、圧着構成型よりも強度を高めるために、該圧着構成型の本体部分に対して別部材で形成する、或いは、熱処理などの強度を高めるための処理を施してもよい。
前記曲面形状は、例えば、孤状、直線状、波状など連続する面形状であれば特に限定しない。
またこの発明の態様として、前記圧着構成型を、前記圧着部に対して外周側に6つ備え、前記曲面形成突片の内周面を、所定の半径を有する円弧状に形成することができる。
上述したように、前記圧着構成型を、前記圧着部に対して外周側に6つ備えることで、6つの前記圧着構成型の内周面によって圧着部を囲繞する囲繞空間が6角形になるように構成することができるため、6つの前記圧着構成型によって、圧着部が6角形になるようにかしめることができる。
これにより、例えば、圧着部が5角形以下の多角形状にかしめた場合と比較して圧着部の外周面をより円に近い多角形状に圧着することができる。しかも、圧着構成型の数が例えば、7以上である場合と比較して圧着構成型の配置数が多くなりすぎないため、圧着部を圧着する際に、それぞれの前記圧着構成型を移動させるための構成が複雑にならず、又は、前記圧着構成型の管理を容易に行うことができる。
さらに、前記曲面形成突片の内周面を、所定の半径を有する円弧状に形成することで、圧着部の外周面における突部を曲面形成突片によってかしめる際に、6角形の圧着部の突部に相当する部分を円弧状にかしめることができるため、圧着部を6角形よりもさらに円形、又は略円形に近い形状に圧着することができる。
従って、例えば、絶縁被覆と圧着部との圧着部分において、圧着部を絶縁被覆に対してしっかりと密着させることができ、絶縁被覆側から圧着部の内部への水分の浸入を確実に防止することができる。
またこの発明は、導体を絶縁被覆で被覆した被覆電線における少なくとも、先端側の前記絶縁被覆を剥離した導体先端部を、圧着端子における中空状に形成した圧着部に挿入した状態で、前記圧着部を圧着型でかしめて圧着する端子圧着装置であって、上述した端子圧着型を構成する複数の前記圧着構成型を前記かしめ位置と前記非かしめ位置との間において移動させる移動手段を備えたことを特徴とする。
上述した構成によれば、圧着部の外周側に配置した複数の前記圧着構成型のそれぞれを、互いに協動させながら正確、且つ容易に移動させて圧着部と導体先端部とを圧着接続できるため、高品質の圧着接続構造体を大量に生産することが可能となる。
前記移動手段は、例えば、前記圧着構成型を保持する保持手段、前記圧着構成型を駆動させる駆動手段、前記駆動手段の駆動を前記圧着構成型に伝達する駆動伝達手段などで備えて構成することができる。
前記駆動手段は、例えば、モータ、或いは油圧ポンプなどの油圧装置、又はコンプレッサなどの空気圧装置で構成することができるが特に限定しない。
前記駆動伝達手段は、例えば、減速器、ガイド機構などで構成することができるが特に限定しない。
前記移動手段は、例えば、モータ等の駆動源を備えた構成に限らず、前記駆動伝達手段のみで構成してもよい。この場合、前記端子圧着装置は、人手により圧着可能な圧着工具のように構成することができる。
この発明は、導体を絶縁被覆で被覆した被覆電線における少なくとも、先端側の前記絶縁被覆を剥離した導体先端部を、圧着端子における中空状に形成した圧着部に挿入した状態で、前記圧着部を圧着型でかしめて圧着する端子圧着方法であって、前記圧着型は、前記導体先端部が圧着して接続する導体圧着部と、前記絶縁被覆が圧着して接続する被覆圧着部とが長手方向に沿って先端側からこの順で一体に設けられた前記圧着部のうち、前記導体圧着部をかしめて圧着する導体圧着型と、前記被覆圧着部をかしめて圧着する端子圧着型とで構成され、前記導体圧着部を前記長手方向と直交する直交断面の形状がU字形状となるように前記導体圧着型でかしめて圧着し、3以上の配置数で備えられ、前記被覆圧着部の外周側に周方向で隣り合うそれぞれが互いに面接触状態配置された前記端子圧着型における前記被覆圧着部と対向しない非対向面に形成された摺動面を、周方向で隣接するそれぞれの端子圧着型における前記被覆圧着部と対向する対向面に前記被覆圧着部を圧着するように形成された前記圧着面に沿って摺動して、前記長手方向と直交する断面形状における、周方向で隣接するそれぞれの前記端子圧着型における前記圧着面が形成した多角形状に、前記被覆圧着部をかしめて圧着させることを特徴とする。
上述した構成によれば、例えば、絶縁被覆と圧着部との圧着部分において、圧着部を絶縁被覆に対してしっかりと密着させることができ、絶縁被覆側から圧着部の内部へ水分の浸入を確実に防止することができる端子圧着方法を提供することができる。
またこの発明の態様として、前記端子圧着型は、多角形状にかしめた圧着後の前記被覆圧着部における外周面の突部の数に対応した任意の整数nの配置数で備え、前記圧着面と前記摺動面とが成す内角であるかしめ角度は、360/n度となる構成であり、前記端子圧着型のそれぞれを、前記圧着面が形成する多角形状の囲繞空間が同一形状に保ちながら縮小するように径内方向へ移動させて、複数の前記端子圧着型によって前記被覆圧着部を、前記囲繞空間と同一形状にかしめることができる。
上述した構成によれば、複数の前記圧着構成型を、ぞれぞれの圧着面によって構成する囲繞空間を同一形状に保ちながら前記圧着部に向けて縮小する径内方向へ移動させて、前記圧着部を、前記囲繞空間と同一形状にかしめることにより、複数の前記圧着構成型のそれぞれによって、圧着部を外周側からより均等に圧着することができるため、前記圧着構成型の間部分に塑性変形した圧着部の肉が逃げてバリのような大きな突出部分が形成されることなく、圧着部を略円形状にかしめることができる端子圧着方法を提供することができる。
この発明によれば、絶縁被覆側から圧着部の内部への水分の浸入を確実に防止することができる端子圧着型、端子圧着装置、端子圧着方法、及び圧着接続構造体を得ることができる。
圧着端子付き電線の構成説明図。 端子圧着装置の説明図。 端子圧着装置の説明図。 圧着端子の圧着部に電線先端部を挿入する直前の様子を示す説明図。 圧着部を圧着している状態を示す縦断面図。 圧着部を圧着する際の端子圧着装置の作用説明図。 圧着部を圧着している状態を示す説明図。 第2実施形態の端子圧着装置の説明図。 第2実施形態の圧着構成型の構成説明図。 第2実施形態の圧着構成型の作用説明図。 他の圧着構成型の構成説明図。
この発明の一実施形態を以下図面に基づいて詳述する。
(第1実施形態)
図1(a)は第1実施形態の圧着端子付き電線200の先端部分の斜視図であり、図1(b)は図1(a)のA−A線断面図である。
第1実施形態の圧着端子付き電線200は、図1に示すように、被覆電線210を雌型圧着端子220に接続して構成している。つまり、被覆電線210における電線先端部210Tに、雌型圧着端子220の圧着部235を圧着接続している。
雌型圧着端子220に圧着接続する被覆電線210は、アルミニウム素線201aaを束ねたアルミニウム芯線201を、絶縁樹脂で構成する絶縁被覆202で被覆して構成している。詳しくは、アルミニウム芯線201は、断面が0.75mm2となるように、アルミニウム合金線を撚って構成している。
電線先端部210Tは、被覆電線210の先端部分において、導体先端部201Tと被覆先端部202Tとを先端から基端側へこの順に直列に備えた部分である。
導体先端部201Tは、被覆電線210の前方側の絶縁被覆202を剥がしてアルミニウム芯線201を露出させた部分である。被覆先端部202Tは、被覆電線210の先端部分であるが、導体先端部201Tよりも後方側部分であって、アルミニウム芯線201を絶縁被覆202で被覆した部分である。
以下において、雌型圧着端子220について詳述する。
雌型圧着端子220は、長手方向Xの先端側である前方から基端側である後方に向かって、図示省略する雄型端子における挿入タブの挿入を許容するボックス部211と、ボックス部211の後方で、所定の長さのトランジション部215を介して配置された圧縮部230とで一体に構成している。
なお、本実施形態では、上述したように、ボックス部211と圧縮部230を備えた雌型圧着端子220で構成したが、圧縮部230を有する圧着端子10であれば、上述の雌型圧着端子220におけるボックス部211に挿入接続する挿入タブと圧着部30とで構成する雄型圧着端子でも、圧縮部230のみで構成し、複数本の被覆電線210のアルミニウム芯線201を束ねて接続するための圧着端子であってもよい。
ここで、長手方向X(軸方向X)とは、図1(a)に示すように、雌型圧着端子220に対して被覆電線210を接続した圧着端子付き電線200の長手方向Xと一致する方向である。さらに、長手方向Xにおける圧着部30に対するボックス部211の側を前方(先端側)とし、逆に、ボックス部211に対する圧着部30の側を後方(基端側)としている。
また、幅方向Yは雌型圧着端子220の幅方向に相当し、長手方向Xに対して平面方向において交差する方向である。厚み方向Zは、雌型圧着端子220の幅方向に相当し、長さ方向、及び幅方向に対して直交する直交方向である。
ボックス部211は、倒位の中空四角柱体で構成され、内部に、長手方向Xの後方に向かって折り曲げられ、挿入される雄型コネクタの挿入タブ(図示省略)に接触する弾性接触片212を備えている。
また、中空四角柱体であるボックス部211は、底面部の長手方向Xと直交する幅方向Yの両側部に連設された側面部を重なり合うように折り曲げて、長手方向Xの先端側から見て略矩形状に構成している。
圧縮部230は、封止部231と圧着部235とを前方から後方へこの順に配設するとともに、周方向全体において連続する形状で一体に形成している。
封止部231は、圧着部235よりも前方端部を略平板状に押し潰すように変形させて、雌型圧着端子220を構成する板状の端子基材同士が重合する偏平形状で構成している。
圧着部235は、導体圧着部236、及び被覆圧着部237を、前方から後方側へこの順に連続して直列に配設している。
圧着部235は、電線先端部201Tを圧着する前においては、被覆圧着部237から導体圧着部236にかけて電線先端部210Tを挿入可能に後方側のみが開口するとともに、先端側、及び周面部全体が開口せずに、周方向全体が軸方向Xの全長に亘って連続した中空形状(筒状)で構成している(図4参照)。
導体圧着部236は、電線先端部210Tを圧着部235に挿入した状態において、圧着部235の長手方向Xにおける導体先端部201Tに相当する部分であり、導体先端部201Tを囲繞可能な中空形状に形成している。
図1(a)に示すように、導体圧着部236は、導体先端部201Tと圧着した状態において、上部を押潰した凹部236aを有し、長手方向Xに対する直交断面がUの字形状に形成している。
被覆圧着部237は、電線先端部210Tを圧着部235に挿入した状態において、圧着部235の長手方向Xにおける被覆先端部202Tに相当する部分であり、被覆先端部202Tを囲繞可能な中空形状に形成している。
図1(a)、(b)に示すように、被覆圧着部237は、被覆先端部202Tと圧着した状態において、長手方向Xに対する直交断面が正6角形の外周形状となるように形成している。
続いて、上述した圧着端子付き電線200の製造装置の中でも主に、電線先端部210Tに対して圧着部を圧着する端子圧着装置10を中心に図2、図3を用いて説明する。
なお、図2は端子圧着装置10の説明図であり、端子圧着型100における被覆圧着型130、及び移動ユニット150におけるチャック21の正面図である。図3は、電線先端部210Tを挿入した状態で圧着部配置箇所500に配置した圧着部235、及び、端子圧着型100の縦断面図である。
端子圧着装置10は、アルミ二ウム芯線201を絶縁被覆202で被覆した被覆電線210における電線先端部210Tを、雌型圧着端子220における中空状に形成した圧着部235に挿入した状態で、圧着部235を端子圧着型100でかしめて圧着する装置であり、圧着部235を圧着する端子圧着型100と、端子圧着型100を圧着部235に向けて移動可能な移動ユニット150で構成している。
端子圧着型100について詳述すると、端子圧着型100は、圧着工程において圧着部235を配置する圧着部配置箇所500に供給された圧着部235をかしめて圧着可能に、圧着部配置箇所500に対して外周側に配置し、導体圧着型120と、被覆圧着型130とで構成している。
なお、圧着部配置箇所500は、導体圧着部236を配置する導体圧着部配置箇所510と、被覆圧着部237を配置する被覆圧着部配置箇所550とで構成している。
導体圧着型120は、圧着部235の軸方向Xにおいて導体圧着部236をかしめて該導体圧着部236と導体先端部201Tとを圧着可能に、導体圧着部配置箇所510に対して、互いに対向状態に配置された1組のアンビル121(固定型)とクリンパ122(可動型)とで構成している。
被覆圧着型130は、被覆圧着部237をかしめて被覆圧着部237と導体先端部201Tとを圧着可能に、6角形にかしめた圧着後の被覆圧着部237における外周面に有する突部237t(図1参照)の数に対応した6つの圧着構成型110で構成している。これら6つの圧着構成型110は、被覆圧着部配置箇所550に対して外周側に備え、それぞれを、被覆圧着部237の長手方向Xと略同じ厚みに形成するとともに、軸方向Xに対して直交する直交断面視正三角形状でそれぞれを同一形状に形成している。
直交断面視正三角形状を構成する圧着構成型110は、外周面における被覆圧着部237との対向面を、被覆圧着部237を圧着する圧着面160として形成するとともに、圧着構成型110における被覆圧着部237と対向しない非対向面であって、周方向で隣接する圧着構成型110における圧着面160上を摺動する面を、摺動面170として形成している。
また、図2に示すように、直交断面視正三角形状を構成する圧着構成型110の外周面における3つの隅角部分のうち、圧着面160と摺動面170とが成す内角を有する隅角部分を、被覆圧着部237の外周に突部237tを形成する突部形成内角部180に設定し、突部形成内角部の内角であるかしめ角度θを、360/n度に構成している。
上述した6つの被覆圧着型130のぞれぞれは、被覆圧着部配置箇所550に対して外周側に、周方向で隣り合うそれぞれが互いに面接触状態に配置するように、移動ユニット150の後述するチャック21によって保持される。
移動ユニット150は、かしめ位置Pcと非かしめ位置Pnとの間において、6つの圧着構成型110を、周方向で隣り合うそれぞれが互いに摺動しながら径方向に移動可能に構成し、被覆圧着部配置箇所550に対して外周側において、被覆圧着部配置箇所550に備えた被覆圧着部237をかしめるかしめ位置Pcと、該かしめ位置Pcよりも径外方向に有して、被覆圧着部237に対して離間した非かしめ位置Pnとのいずれかに配置されるように移動可能に構成している。
詳述すると、移動ユニット150は、端子圧着型100を保持する保持手段としてのチャック21と、図示しない駆動源となるモータと、モータの動力をチャック21へ伝達する図示しない動力伝達機構とで構成し、導体圧着型120と被覆圧着型130とのそれぞれを移動可能に構成している。
なお、チャック21は、圧着構成型110の周方向の少なくとも圧着面160を除いた一部を着脱可能に保持する。動力伝達機構は、リンク機構やカム機構で構成し、モータの駆動力を利用してチャック21を移動可能に構成している。
圧着端子付き電線200の製造装置には、上述した端子圧着装置10の他にも、所定間隔を隔てて複数の雌型圧着端子220が鎖状に連なる図示しない端子鎖状連結帯体における雌型圧着端子220の圧着部235を圧着部配置箇所500へ断続的に供給する端子供給手段や、圧着部配置箇所500へ供給した圧着部に被覆電線210における電線先端部210Tを挿入する電線挿入手段などの適宜の構成を備えているが、これらの構成については、図示省略する。
続いて上述した端子圧着装置10により雌型圧着端子220を圧着する端子圧着方法のうち、圧着部235と電線先端部210Tとを圧着する圧着工程を中心に図4乃至図7を用いて説明する。
なお、図4は雌型圧着端子220の圧着部235に電線先端部210Tを挿入する直前の様子を示す説明図であり、雌型圧着端子220、及び電線先端部210Tの外観図である。図5(a)は圧着端子付き電線200における圧着部235を端子圧着型100で圧着している状態を示す縦断面図であり、図5(b)は圧着状態の圧着部235を備えた圧着端子付き電線200の先端側の縦断面図である。
図6は端子圧着型100で被覆圧着部237をかしめる前のかしめ位置Pcの様子を示す作用説明図である。図7は被覆圧着部237を圧着している状態を示す端子圧着装置10の作用説明図である。
まず、電線挿入工程として、図4に示すように、被覆電線210における電線先端部210Tを雌型圧着端子220における圧着部235に、該圧着部235の先端側の内壁面に当接するまで挿入する。
これにより、被覆先端部202Tを、被覆圧着部237に相当する部分に挿入するとともに、導体先端部201Tを、導体圧着部236に相当する部分に挿入する。
その後に行う圧着工程においては、図3に示すように、導体先端部201Tを挿入した導体圧着部236を導体圧着部配置箇所510に配置するとともに、被覆先端部202Tを挿入した被覆圧着部237を被覆圧着部配置箇所550に配置する。この状態で導体圧着型120によって、図5(a)に示すように、導体圧着部236をかしめて導体圧着部236と導体先端部201Tを圧着するとともに、被覆圧着型130によって、被覆圧着部237をかしめて被覆圧着部237と被覆先端部202Tを圧着する。
詳しくは、導体圧着型120により導体圧着部236と、被覆電線210における導体先端部201Tとを圧着する際には、従来の圧着工程と同様に、アンビル121に導体圧着部236をセットし、クリンパ122を、図3に示す非かしめ位置Pnから図5(a)に示すように、かしめ位置Pcへ降下させて導体圧着部236を、長手方向Xに対する直交断面がU自形状になるようにアンビル121とともにかしめることで、導体先端部201Tに対して導体圧着部236を圧着接続する。
一方、被覆圧着型130により被覆圧着部237と、被覆電線210における被覆先端部202Tとを圧着する際には、図6に示すように、被覆圧着部配置箇所550に対して外周側の非かしめ位置Pnにおいて、6つの圧着構成型110のそれぞれが周方向へ配置した状態となるようにチャック21に装着する。
このとき、6つの圧着構成型110の内側には、これら6つの圧着構成型110のそれぞれの圧着面160によって、被覆圧着部配置箇所550を囲繞する正6角形の囲繞空間Zが構成される。
そして、移動ユニット150によって、6つの圧着構成型110のそれぞれを、径内方向のみに移動させるのではなく、図6中の矢印D1に示す方向、具体的には、所定の圧着構成型110(例えば、図6中の圧着構成型110S)に対して周方向の両側で隣り合う圧着構成型110,110のうち、該所定の圧着構成型110の圧着面160に対して摺動面170が接触する側で隣接する圧着構成型110(例えば、図6中の圧着構成型110R)に向けた方向へ任意の圧着構成型110を移動させる。換言すると、6つの圧着構成型110のそれぞれを、被覆圧着部配置箇所550に対して、径内方向成分と、径内方向に直交する直交方向成分とを合成した方向D1へ移動させる。
このように、移動ユニット150によって、6つの圧着構成型110のそれぞれを、上述した矢印D1方向へ移動させると、所定の圧着構成型110(例えば、図6中の圧着構成型110S)の摺動面170と、該摺動面170に接触する側で隣接する圧着構成型110(例えば、図6中の圧着構成型110L)の圧着面160とが摺動しながら移動する。
そして、移動ユニット150によって、6つの圧着構成型110のそれぞれを、非かしめ位置Pnからかしめ位置Pcに移動させるに伴って、囲繞空間Zが、非かしめ位置Pnのときと同じ正6角形を保ちながら縮小させることができる。
これにより、最終的に、図7に示すように、かしめ位置Pcにおいて圧着面160によって円筒状の被覆圧着部237を、囲繞空間Zと同一の正6角形にかしめることができ、図1(b)に示すように、被覆圧着部237と被覆先端部202Tとを圧着する。
以上により、図1(a)、及び図5(b)に示すように、圧着部235と電線先端部210Tとを圧着接続して圧着端子付き電線200を構成することができる。
上述した端子圧着装置10を用いて端子圧着方法により製造した雌型圧着端子付き電線200が奏する作用効果について説明する。
上述した構成によれば、絶縁被覆202側から圧着部235の内部への水分の浸入を確実に防止することができる。
詳しくは、電線先端部210Tと圧着部235とを圧着する際において、被覆先端部202Tと被覆圧着部237との圧着に着目すると、被覆圧着部237の外周に配置した上述した3つ以上の圧着構成型110のそれぞれによって被覆圧着部237を圧着できるため、クリンパ122とアンビル121との2つ一組で成る従来の圧着構成型で圧着する場合と比較して、被覆圧着部237を圧着する圧着力を周方向全体において、分散させてより均等にかしめることができる。
さらに、第1実施形態の端子圧着装置10、及び端子圧着方法は、3以上である6つの圧着構成型110を互いに摺動させながら非かしめ位置Pnから非かしめ位置Pcへ移動させて圧着することができる。
このため、被覆圧着部237の外周側に配置した6つの圧着構成型同士の隙間に、圧着に伴って塑性変形した被覆圧着部237の肉が入り込むことを防ぐことができるため、被覆圧着部237の周方向における、隣接する圧着構成型110同士の間に相当する部分に、バリ等のように突出した突出部分が形成されることなく圧着することができる。
これにより、2つ一組で成る従来の圧着構成型で圧着した被覆圧着部のように、バリ等のように大きく突出した突出部分が存在することがなく、被覆圧着部237を、円形状、又は円形状に近い多角形状に圧着することができる。
従って、絶縁被覆202と被覆圧着部237との圧着部分において、被覆圧着部237を絶縁被覆202に対して周方向全体においてしっかりと密着させることができ、絶縁被覆202側から圧着部235の内部への水分の浸入を確実に防止することができる。
さらに、上述したように、絶縁被覆202の外周面には、2つ一組で成る従来の圧着構成型で圧着したように、バリ等のように大きな突出部分が形成されることがないため、圧着に伴って絶縁被覆202の外周における、特に、上述した突部237tに相当する部分に割れが生じることがないため、絶縁被覆202と被覆圧着部237との圧着部分には、被覆圧着部237の割れを通じて内部に水分が浸入するといった事態が生じることもなく、優れた止水性を確保することができる。
また、絶縁被覆202と被覆圧着部237との圧着部分において、被覆圧着部237を絶縁被覆202に対してしっかりと密着させることができるため、被覆電線210と雌型圧着端子220とを強固に圧着接続した雌型圧着端子付き電線200を構成することができるため、雌型圧着端子220の圧縮部230から延出する被覆電線210が大きく屈曲した配索ルートで配索しても絶縁被覆202と被覆圧着部237との強固な接続を確保することができる。
また、圧着構成型110を、圧着面160と摺動面170との双方の面に直交する直交断面形状が正6角形となるように構成している。
上記構成によれば、直交断面形状が正6角形になるように構成することで圧着構成型110の全ての隅角部分の内角を、かしめ角度θと同じ角度、すなわち、60度(360/6度)となるように構成することができる。
これにより、圧着構成型110における、いずれの頂点の内角についてもかしめ角度θと同じ60度とすることができるため、圧着構成型110をいずれの頂点においても、圧着面160と摺動面170との間に構成する突部形成内角部180として配置することが可能となる。
よって、圧着構成型110を被覆圧着部配置箇所550の外周側に配置する際の姿勢を意識せずにスムーズ、且つ、正確に配置することができる。
また、正6角形状の圧着構成型110の頂点の数に応じた姿勢で圧着構成型110を被覆圧着部配置箇所550の外周側に配置できるため、圧着構成型110の直交断面形状における特定の頂点部分を常に、圧着面160と摺動面170との間の頂点部分となるように配置する必要性がないため、特定の頂点部分のみに負荷が加わることを回避できるため、圧着構成型110の耐久性を向上させることができる。
また、端子圧着型100を、被覆圧着部237を圧着する被覆圧着部237と、導体圧着部236を圧着する導体圧着型120とでそれぞれ異なる形状、配置数で構成することで、被覆圧着部237と導体圧着部236とのそれぞれを、それぞれの箇所に好適な形状で圧着することができる。
詳しくは、導体圧着部236を断面U字形状に圧着することで、導体圧着部236の周方向における特に、上部において、押潰した凹部236aが形成されるように、優れた圧縮率で圧縮できるため、被覆先端部202Tに密着させて優れた導通性を得ることができる。
一方、被覆圧着部237を、正6角形に圧着することで、周方向全体を略均等に圧着できるため、被覆先端部202Tが過度に圧迫されることにより絶縁被覆202が断線するなどのおそれがなく、密着性を高めて隙間なく圧着できる。
このように、端子圧着型100を、被覆圧着部237を圧着する被覆圧着部237と、導体圧着部236を圧着する導体圧着型120とでそれぞれ異なる形状、配置数で構成することで、被覆圧着部237と導体圧着部236とのそれぞれを、それぞれの圧着対象の特性に応じた好適な形状で圧着することができる。
以下では、他の実施形態における端子圧着型100A,100B,100C,100Dについて説明する。
但し、以下で説明する端子圧着型100A,100B,100C,100Dの構成のうち、上述した第1実施形態における端子圧着型100と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
(第2実施形態)
第2実施形態の端子圧着型100Aは、図8、及び図9に示すように、6つの圧着構成型110Aのそれぞれに、圧着面160と摺動面170との間の外角に相当する隅角部分に、径内方向に突出する曲面形成突片300を形成している。
なお、図8は第2実施形態の端子圧着装置100Aの構成、及び作用説明図である。図9(a)は第2実施形態の圧着構成型110Aの説明図であり、図9(b)は図8中のX部拡大図である。但し、図9(b)においては、圧着面160と摺動面170との間の隙間を強調して広く図示している。
詳述すると、まず、被覆圧着部配置箇所550に対して外周側に配置した6つの圧着構成型110Aのうち、いずれか一つの圧着構成型110Aを所定の圧着構成型110ASに設定する。
さらに、所定の圧着構成型110ASに対して周方向において両隣で隣接する2つの圧着構成型110のうち、所定の圧着構成型110ASの摺動面170が対向する側の圧着構成型110AL、すなわち、図8中において、時計と反対回り型で隣接する圧着構成型110Aを、摺動面側隣接圧着構成型110ALに設定する。
曲面形成突片300は、所定の圧着構成型110ASの圧着面160と摺動面側隣接圧着構成型110ALの圧着面160との間の隅角部分に備え、図9中の一部拡大図、及び図9(b)に示すように、所定の圧着構成型110ASの圧着面160から摺動面側隣接圧着構成型110ALの圧着面160に沿って摺動面170が延長する形状に突出させて形成する。
曲面形成突片300における被覆圧着部237と対向する側の面、すなわち、曲面形成突片300の内周面を、曲面状圧着面310として構成し、該曲面状圧着面310は、所定の圧着構成型110ASの直線状の圧着面160と、他方の摺動面側隣接圧着構成型110ALの直線状の圧着面160とを連続する滑らかな稜線で結ぶ所定の半径を有する円弧状に形成している。
上述した構成の端子圧着型100Aにおける被覆圧着型130Aを用いて被覆圧着部237Aを圧着すると、圧着後に正6角形状に圧着されていた第1実施形態における被覆圧着部237の外周面における突部237tに相当する部分を、曲面形成突片300における曲面状圧着面310でかしめることができる。
このため、曲面形成突片300によって被覆圧着部237Aの周方向における突部237tに相当する部分を曲面状圧着面310に対応する円弧状にかしめることができ、被覆圧着部237Aを略円形状に圧着することができる。
従って、圧着後の被覆圧着部237Aを、バリ等のように大きく突出したと突出部分が外周面に存在しない圧着形状で構成することができるため、絶縁被覆202と被覆圧着部237Aとの圧着部分において、被覆圧着部237Aを絶縁被覆202に対してしっかりと密着させることができ、絶縁被覆202側から圧着部235の内部への水分の浸入を確実に防止することができる。
この発明の構成と、実施形態との対応において、
この発明の圧着接続構造体は、実施形態の圧着端子付き電線200に対応し、
以下同様に、
導体は、アルミニウム芯線201に対応し、
圧着端子は、雌型圧着端子220に対応し、
移動手段は、移動ユニット150に対応し、
曲面形成突片の内周面は、曲面状圧着面160に対応するも、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、前記圧着構成型は、第1実施形態の圧着構成型110のように、多角形状にかしめた圧着後の被覆圧着部237における外周面の突部237tの数に対応した任意の整数nを6に設定することに限定しない。すなわち、締結角度θは、60度に限定せず、また、端子圧着型100は、正三角で構成した圧着構成型110を6つ備えた構成に限定しない。
具体的には、任意の整数nを3に設定し、図11(a)に示すように、端子圧着型100Bにおける被覆圧着型130Bは、締結角度θが120度である圧着構成型110Bを3つ備えた構成であってもよい。
或いは、任意の整数nを4に設定し、図11(b)に示すように、端子圧着型100Cにおける被覆圧着型130Cは、締結角度θが90度である圧着構成型110Cを3つ備えた構成であってもよい。
また、任意の整数nを8に設定し、図11(c)に示すように、端子圧着型100Dにおける被覆圧着型130Dは、締結角度θが45度である圧着構成型110Dを8つ備えた構成であってもよい。
その他にも図示しないが、端子圧着型における被覆圧着型は、任意の整数nが5である場合のように、締結角度θが72度である圧着構成型を5つ備えた構成であってもよく、また、任意の整数nが1である場合のように、締結角度θが1度である圧着構成型を360個備えた構成であってもよい。
さらに、被覆圧着型は、上述したように、締結角度θと圧着構成型の配置数(n)との積が360になるように圧着構成型を構成することが好ましいが、この構成に限らず、また、複数の圧着構成型、それぞれ異なる締結角度θで構成するなど、それぞれを異なる形状で構成してもよい。
また、端子圧着型は、多角形状において、内角を全て締結角度と一致させて正多角形状に形成する必要がなく、また、多角形状を構成する辺(外周面)の長さは全て同じに構成する必要はない。
第1実施形態の端子圧着型100は、雌型圧着端子220の圧着部235の長手方向Xにおいて、絶縁被覆202の先端側を圧着する被覆圧着部237をかしめる被覆圧着型130と、導体先端部201Tを圧着する導体圧着部236をかしめる導体圧着型120とで構成したが、端子圧着型は、被覆圧着部237と導体圧着型120とは互いに別体に構成しても、一体に構成してもよい。
被覆圧着型130と導体圧着型120とは、それぞれ異なる形状、大きさの圧着構成型110で構成するに限らず、互いに同じ形状、大きさで構成してもよい。
また、第2実施形態の端子圧着型100Aは、曲面形成突片300を、圧着構成型110の一部として一体に形成しても、圧着構成型110に対して着脱自在に別体で構成してもよい。
例えば、曲面形成突片300のみを、圧着構成型110よりも強度を高めるために別部材で形成する、或いは、熱処理などの強度を高めるための処理を施してもよい。
曲面形成突片300における曲面状圧着面160の曲面形状は、例えば、孤状、直線状、波状など連続する面形状であれば特に限定しない。
10…端子圧着装置
100,100A…端子圧着型
110,110A…圧着構成型
110S,110AS…所定の圧着構成型
110L,110AL…摺動面側隣接圧着構成型
130,130A…被覆圧着型
150…移動ユニット
160…圧着面
170…摺動面
200…圧着端子付き電線
201…アルミニウム芯線
201T…導体先端部
202…絶縁被覆
210…被覆電線
220…雌型圧着端子
235…圧着部
237…被覆圧着部
237A…被覆圧着部
237t…突部
300…曲面形成突片
310…曲面状圧着面
θ…かしめ角度
Pc…かしめ位置
Pn…非かしめ位置
Z…囲繞空間

Claims (9)

  1. 導体を絶縁被覆で被覆した被覆電線における少なくとも、先端側の前記絶縁被覆を剥がして前記導体を露出させた導体先端部に対して、圧着端子における中空状に形成した圧着部をかしめて圧着接続した圧着接続構造体であって、
    前記圧着部は、
    前記導体先端部を圧着して接続された導体圧着部と、
    前記絶縁被覆を圧着して接続された被覆圧着部とが長手方向に沿って先端側からこの順で一体に設けられ、
    前記導体圧着部は、
    前記長手方向と直交する直交断面において中央部分が窪んだU字形状に形成され、
    前記被覆圧着部の前記直交断面の形状が、多角形状に形成された
    圧着接続構造体。
  2. 前記圧着部の先端部分が、
    端子基材同士が重合された封止部で構成された
    請求項1に記載の圧着接続構造体。
  3. 前記圧着部は、
    外周面が前記長手方向にわたって前記導体圧着部から被覆圧着部へ連続するとともに、周方向全体において連続する形状で一体に形成された筒状体で構成された
    請求項1又は請求項2に記載の圧着接続構造体。
  4. 前記被覆圧着部の前記直交断面の形状が、正多角形状に形成された
    請求項1乃至請求項3のうちのいずれかに記載の圧着接続構造体。
  5. 前記被覆圧着部は、
    前記直交断面において多角形状に形成された頂点が曲面形状で形成された
    請求項1乃至請求項4のうちのいずれかに記載の圧着接続構造体。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の圧着接続構造体を複数備えるとともに、前記圧着接続構造体における前記圧着端子を収容可能なコネクタハウジングを備え、
    前記圧着端子をコネクタハウジング内に配置した
    ワイヤハーネス。
  7. 導体を絶縁被覆で被覆した被覆電線における少なくとも、先端側の前記絶縁被覆を剥離した導体先端部を、圧着端子における中空状に形成した圧着部に挿入した状態で、前記圧着部を圧着型でかしめて圧着する端子圧着装置であって、
    前記圧着部をかしめるかしめ位置と、該かしめ位置よりも径外方向で前記圧着部に対して離間した非かしめ位置との間において前記圧着型を移動させる移動手段が備えられ、
    前記圧着型は、
    前記導体先端部が圧着されて接続される導体圧着部と、前記絶縁被覆が圧着されて接続される被覆圧着部とが長手方向に沿って先端からこの順で一体に設けられた前記圧着部のうちの前記導体圧着部を、長手方向と直交する断面形状がU字状となるようにかしめて圧着する導体圧着型と、
    前記被覆圧着部をかしめて圧着する端子圧着型とで構成され、
    前記端子圧着型は、
    3以上の配置数で備えられ、前記被覆圧着部の外周側において周方向で隣り合うそれぞれが互いに面接触状態で配置され、
    前記被覆圧着部と対向する対向面に、前記被覆圧着部を圧着する圧着面が構成され、
    前記被覆圧着部と対向しない非対向面に、前記圧着面に沿って周方向で隣接する端子圧着型を摺動させる摺動面が構成され、
    それぞれの前記圧着面が、前記被覆圧着部を多角形状に囲繞するように形成された
    端子圧着装置。
  8. 導体を絶縁被覆で被覆した被覆電線における少なくとも、先端側の前記絶縁被覆を剥離した導体先端部を、圧着端子における中空状に形成した圧着部に挿入した状態で、前記圧着部を圧着型でかしめて圧着する端子圧着方法であって、
    前記圧着型は、
    前記導体先端部が圧着して接続する導体圧着部と、前記絶縁被覆が圧着して接続する被覆圧着部とが長手方向に沿って先端側からこの順で一体に設けられた前記圧着部のうち、前記導体圧着部をかしめて圧着する導体圧着型と、
    前記被覆圧着部をかしめて圧着する端子圧着型で構成され、
    前記導体圧着部を前記長手方向と直交する直交断面の形状がU字形状となるように前記導体圧着型でかしめて圧着し、
    3以上の配置数で備えられ、前記被覆圧着部の外周側に周方向で隣り合うそれぞれが互いに面接触状態配置された前記端子圧着型における前記被覆圧着部と対向しない非対向面に形成された摺動面を、周方向で隣接するそれぞれの端子圧着型における前記被覆圧着部と対向する対向面に前記被覆圧着部を圧着するように形成された圧着面に沿って摺動して、
    前記長手方向と直交する断面形状における、周方向で隣接するそれぞれの前記端子圧着型における前記圧着面が形成した多角形状に、前記被覆圧着部をかしめて圧着させることを特徴とする
    端子圧着方法。
  9. 前記端子圧着型は、
    多角形状にかしめた圧着後の前記被覆圧着部における外周面の突部の数に対応した任意の整数nの配置数で備え、
    前記圧着面と前記摺動面とが成す内角であるかしめ角度は、360/n度となる構成であり、
    前記端子圧着型のそれぞれを、前記圧着面が形成する多角形状の囲繞空間が同一形状に保ちながら縮小するように径内方向へ移動させて、複数の前記端子圧着型によって前記被覆圧着部を、前記囲繞空間と同一形状にかしめることを特徴とする
    請求項8に記載の端子圧着方法。
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