JP6182099B2 - 鞍乗り型車両のパワーユニット - Google Patents
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Description
また、モータサイクル型自動二輪車(鞍乗り型車両)のパワーユニットにおいて、発電機の後方にドライブスプロケットが配され、発電機カバーとドライブスプロケットカバーとがそれぞれ設けられた構造が知られている(例えば、特許文献2参照)。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、発電機の後方にドライブスプロケットが配される鞍乗り型車両のパワーユニットで、発電機をACGスタータにしてアイドルストップを可能にするとともに、ACGスタータのロータ角度センサを耐熱温度以下に維持可能な構造を合理的に設定できるようにすることを目的とする。
本発明によれば、ACGスタータと、ロータ角度センサとをパワーユニットのケースの油室外方に配してアイドルストップを可能とし、発電時のACGの熱は、ACGカバーとパワーユニットの外側壁との間の隙間として設けられるACGスタータ収容部からスプロケット収容部への排気通路から排出できる。このため、アイドルストップを可能とし、且つ、ACGスタータのロータ角度センサを耐熱温度以下に維持可能な構造を合理的に設定できる。
本発明によれば、走行風導入口からACGスタータ収容部に導入される走行風で効率良くロータ角度センサを冷却できるとともに、走行風の流れによって排気通路から効率良く熱を排出できる。
また、本発明は、前記ACGカバー(38)は樹脂製であり、前記走行風導入口(287,288)は、前記ケース(25)のACGスタータ収容部(48)の前面の切り欠き部(262,263)として設けられることを特徴とする。
本発明によれば、ACGカバーの強度を確保し易いとともに、走行風導入口も容易に形成できる。
本発明によれば、走行時は、走行風導入口から導入された走行風を排気通路及び下部外気連通口から排出でき、停車時には、下部外気連通口から導入された空気を、上方の排気通路から排出でき、走行時及び停車時に効率良くロータ角度センサを冷却できる。
また、走行風で効率良くロータ角度センサを冷却できるとともに、走行風の流れによって排気通路から効率良く熱を排出できる。
また、ACGカバーの強度を確保し易いとともに、走行風導入口も容易に形成できる。
さらに、走行時及び停車時に、効率良くロータ角度センサを冷却できる。
図1は、本発明の実施の形態に係るパワーユニットを備えた自動二輪車10の左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11にパワーユニット12が支持され、前輪2を支持する左右一対のフロントフォーク13が車体フレーム11の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム14(図2)が車体フレーム11の後部側に設けられた車両である。自動二輪車10は、運転者(乗員)が跨るようにして着座するシート15が車体フレーム11の後部の上部に支持された鞍乗り型の車両である。
また、自動二輪車10は、車体フレーム11等を覆う樹脂製の車体カバー16を有する。自動二輪車10は、パワーユニット12の制御を行う制御ユニット17(制御部)と、バッテリ18とを有する。制御ユニット17及びバッテリ18はシート15の下部で、車体カバー16の内側に配置されている。
車体カバー16は、モノバックボーンフレーム21の上面に沿って後下がりでシート15よりも下方へ延びる内側カバー部16aを備える。モノバックボーンフレーム21及び内側カバー部16aとシート15との間には、側面視で下方に凹む跨ぎ空間Sが形成されている。運転者は、自動二輪車10に乗り降りする際に、跨ぎ空間Sに脚を通して自動二輪車10に跨ることができる。
パワーユニット12は、前輪2と後輪3との間の略中間で、シート15の下方やや前方に設けられ、車体フレーム11から吊り下げられるようにして支持される。パワーユニット12の出力は、巻掛けチェーン19を介して後輪3に伝達される。
パワーユニット12は、前部に設けられるエンジン12aと、後部側に設けられる自動変速機68(図5)とを一体に備える。
パワーユニット12は、車幅方向に略水平に延びるクランク軸36及び自動変速機68を収容するクランクケース25(パワーユニットケース、パワーユニットのケース)を備える。クランクケース25は、エンジン12aを備える。
エンジン12aは、4サイクル単気筒エンジンである。エンジン12aは、クランク軸36と、クランクケース25の前部と、クランクケース25の前部から前傾した姿勢で前方に延びるシリンダ部26とを備えて構成される。シリンダ部26は、クランクケース25の前面に結合されるシリンダ27と、シリンダ27の前面に連結されるシリンダヘッド28とを備える。エンジン12aは、シリンダ部26のシリンダ軸線26aがやや前上がりの姿勢で前方へ略水平に延びる略水平配置のエンジンである。
モノバックボーンフレーム21の後部には、下方に突出する前側エンジンブラケット21aが設けられ、モノバックボーンフレーム21の後端には、後側エンジンブラケット21bが設けられる。また、ピボットフレーム22の前部には、前方へ延びる後下側エンジンブラケット22aが設けられている。
パワーユニット12は、前側エンジンブラケット21a及び前側ボス部30に挿通される固定ボルト32と、後側エンジンブラケット21b及び後側ボス部31に挿通される固定ボルト33とによってモノバックボーンフレーム21に固定される。また、パワーユニット12は、後下側エンジンブラケット22a及び後下側ボス部170に挿通される固定ボルト171によってピボットフレーム22に固定される。
スイングアーム14の前端は、ピボット軸14aを介してピボットフレーム22に軸支される。運転者用の左右一対のステップ23は、クランクケース25の後部の下面から車幅方向外側へ延びるステップステー35の両端にそれぞれ支持されている。
一側ケース37Lと他側ケース37Rとは、合わせ面37Fで合わせられ、車幅方向に延びる複数のケース連結ボルト40によって結合される。ACGカバー38及びクラッチカバー39は、車幅方向に延びる複数のACGカバー固定ボルト41及びクラッチカバー固定ボルト42によってそれぞれクランクケース25に固定される。
図5に示すように、クランクケース25内の前部には、クランク軸36を収容するクランク室45が設けられ、クランクケース25内おいてクランク室45の後方には、変速機室46が設けられる。変速機室46側には、クランク軸36の駆動力を変速して出力する自動変速機68が設けられる。
クランク室45及び変速機室46の右側方には、クラッチ室47が設けられ、クランク室45の左側方には、ACGスタータ収容部48が設けられる。クラッチ室47は、他側ケース37Rの壁部49の外側面とクラッチカバー39の内面とによって区画される。ACGスタータ収容部48は、一側ケース37Lの外側壁50aの外側面とACGカバー38の内面とによって区画される。一側ケース37Lは、外側壁50aよりも内側に内側壁50bを有する。
クランク軸36の軸部36bの一端51は、ACGスタータ収容部48に延び、一端51にはACGスタータ52のロータ52aが固定される。ACGスタータ52のステーター52bは、一側ケース37L側に固定される。
ACGスタータ52は、制御ユニット17の制御によって、エンジン12aを始動する際には、スタータモータとして機能し、バッテリ(不図示)から供給される電流で駆動されてクランク軸36を回転させ、エンジン12aを始動させる。また、ACGスタータ52は、エンジン12aの始動後には、発電した電流でバッテリを充電するとともに、電装部品に電流を供給する。
クランク軸36の軸部36bの他端56は、クラッチ室47に延び、他端56の先端部には、遠心式の発進クラッチ57が設けられる。
自動変速機68では、変速用クラッチ機構71の接続・切断操作、及び、変速段(シフト)の切替えが制御ユニット17の制御のもとに自動で行われる。
すなわち、自動変速モードでは、車速等に基づいてアクチュエータ機構74の制御が行われ、変速機構70が自動で変速される。手動変速モードでは、シフトセレクトスイッチが運転者によって操作されることで変速が行われる。
駆動変速ギア77a,77b,77c及び77dは、この順に被動変速ギア78a,78b,78c及び78dと噛合している。駆動変速ギア77bは左右にスライドしたとき、隣接する駆動変速ギア77a又は77cに側面のドグが係合し、被動変速ギア78cは左右にスライドしたとき、隣接する被動変速ギア78b又は78dに側面のドグが係合する。
変速機構70では、駆動変速ギア77b及び被動変速ギア78cのスライドに応じて、メイン軸75及びカウンタ軸76間で、ニュートラル状態、または、1速〜4速の何れかの変速歯車対を選択的に用いた動力伝達が可能となる。
カウンタ軸76は、一側ケース37L及び他側ケース37Rにそれぞれ設けられたベアリング83,84に軸支される。カウンタ軸76の一側の端部は、一側ケース37Lを貫通してクランクケース25の外側に突出しており、この端部には、巻掛けチェーン19に噛み合うドライブスプロケット85が固定されている。
変速用クラッチ機構71は、クラッチ操作機構72によってリフター部91が軸方向にリフトされてプレッシャプレート88がプライマリドリブンギア82側に移動すると、プレッシャプレート88とクラッチセンタ87とによるクラッチ板89の狭持が解除され、クラッチ切断状態となる。
シフトスピンドル94は、一側ケース37Lに設けられたベアリング96と、クラッチカバー39に設けられたベアリング97とによって両端部を軸支され、メイン軸75に対し平行に配置される。また、シフトスピンドル94は、他側ケース37Rに設けられた支持孔部98によっても中間部を支持される。
クラッチカバー39には、シフトスピンドル94の回転位置を検出する角度センサ99が設けられている。
歯車列95は、一側ケース37Lの外面と一側ケース37Lの外面に取り付けられるカバー100とによって両端を軸支される。また、シフトスピンドル94の一端側の先端も、カバー100の内面に設けられたベアリング101によって軸支されている。
リフターカムプレート106は、クラッチレバー103のレバー部110の先端に設けられたピン108に連結される連結部111と、ベース部材105に対向する押圧操作部112とを有する。押圧操作部112及びベース部材105の互いに対向する面には、斜面状のカム部112a,105aがそれぞれ形成されており、ボール107は、カム部112a,105aの間に狭持されている。
リフターカムプレート106は、中央に設けられたガイド穴106aに、ベース部材105のガイド軸105bが嵌合することで、軸方向の移動をガイドされる。また、押圧操作部112の先端部には、ボールベアリング113が設けられており、リフターカムプレート106は、ボールベアリング113を介して変速用クラッチ機構71に接続される。
マスターアーム115は、シフトドラム125に連結されており、アクチュエータ機構74によってマスターアーム115が回動させられることで、シフトドラム125が回転し、変速が行われる。
他側ケース37Rは、板状の上記壁部49と、壁部49の外面の周縁部の全周からクラッチカバー39側へ立設される外側周壁部117と、壁部49の内面の周縁部の全周から一側ケース37L側へ立設される内側周壁部173とを備える。
内側周壁部173の上面は、クランク室45及び変速機室46の上壁の一部であるクランク室側上壁174を構成する。クランク室側上壁174の前部には、前側ボス部30の左右の一方を構成する前側ボス30Rが設けられ、クランク室側上壁174の後部には、後側ボス部31の左右の一方を構成する後側ボス31Rが設けられている。また、後側ボス31Rの下方には、後下側ボス部170の左右の一方を構成する後下側ボス170Rが設けられている。
クランク室側上壁174は、前側ボス30Rから後側ボス31Rへ後下がりに傾斜している。
クラッチ室側上壁175は、クラッチ室側上方膨出部175a側から前側ボス30R側へ前下がりに傾斜している。
また、クランク室側上壁174の前部は、クラッチ室側上壁175の前部よりも上方に膨出するクランク室側上方膨出部174aを有する。
外側周壁部117には、クラッチカバー固定ボルト42が締結されるボス部176が複数設けられている。
また、クランク支持孔部118は、壁部49の上下の中間部に位置し、メイン軸支持孔部119はクランク支持孔部118よりも上方に位置し、カウンタ軸支持孔部120は、メイン軸支持孔部119の下方に位置する。
蓄力機構116は、シフトスピンドル94上に配置されている。マスターアーム115は、蓄力機構116に組み込まれてシフトスピンドル94上に配置されている。
変速用クラッチ機構71は、メイン軸75(図7)に支持されており、その上部はクラッチ室側上方膨出部175a内に位置する。すなわち、変速用クラッチ機構71の上部は、側面視においてクランク室側上壁174の後部よりも上方に配置されている。
一側ケース37Lは、板状の前記内側壁50bと、内側壁50bの内面の周縁部の全周からクランク室45側へ立設される内側周壁部177とを備える。
内側周壁部177の上面は、クランク室45及び変速機室46の上壁の一部であるクランク室側上壁178を構成する。クランク室側上壁178の前部には、クランク室45の上方で上方に膨出するクランク室側上方膨出部178aが設けられる。クランク室側上方膨出部178aの上面には、前側ボス部30の左右の他方を構成する前側ボス30Lが設けられる。クランク室側上壁178の後部には、後側ボス部31の左右の他方を構成する後側ボス31Lが設けられる。また、後側ボス31Lの下方には、後下側ボス部170の左右の他方を構成する後下側ボス170Lが設けられている。
クランク室側上壁178は、前側ボス30Lから後側ボス31Lへ後下がりに傾斜している。
内側周壁部177には、ケース連結ボルト40が挿通されるボス部179が複数設けられている。内側周壁部177の端面と他側ケース37Rの内側周壁部173の端面とが合わさることで合わせ面37F(図4)が形成される。
メイン軸75は、クランクケース25内の後部の上部で、クランク軸36の後方且つ上方に配置される。カウンタ軸76は、クランクケース25内の後部の上部で、メイン軸75の後方且つ下方に配置される。シフトスピンドル94は、クランクケース25内の後部の下部で、カウンタ軸76の後方且つ下方に配置される。シフトドラム125は、クランクケース25内の後部の下部で、シフトスピンドル94の前方且つ上方に配置される。また、シフトドラム125は、メイン軸75の前下方、且つ、クランク室底壁180の後方に位置する。フォーク支持軸181は、前後方向及び上下方向において、シフトドラム125とメイン軸75との間に配置される。
シフトフォーク79aは、フォーク支持軸181から上方に延びて駆動変速ギア列77に接続される。シフトフォーク79bは、フォーク支持軸181から後上方に延びて被動変速ギア列78に接続される。
このように三角配置とすることで、クランク軸36、メイン軸75及びカウンタ軸76を前後にコンパクトに配置できるため、クランクケース25の前後長を短くできる。
また、シフトドラム125及びシフトスピンドル94を、メイン軸75の上方ではなくメイン軸75及びカウンタ軸76の下方に配置したため、三角配置とした構成であっても、クランク室側上壁174,178を低くすることができる。このため、クランクケース25の最低地上高を下げることなく、クランク室側上壁174,178を低くできる。
また、クラッチ室側上方膨出部175aを設けたため、三角配置とした構成であっても、変速用クラッチ機構71をクラッチ室47に収容できる。
クラッチカバー39は、他側ケース37Rの壁部49に面するクラッチカバー側壁部182と、クラッチカバー側壁部182の周縁部の全周から他側ケース37R側に延びるクラッチカバー周壁部183とを備える。クラッチカバー周壁部183には、クラッチカバー固定ボルト42が挿通されるカバー固定ボス部184が複数設けられている。
クラッチカバー39は、他側ケース37Rのクラッチ室側上方膨出部175aを覆うカバー側膨出部185を後部の上部に備える。
他側ケース37Rのクラッチ室側上方膨出部175aは、モノバックボーンフレーム21の後部の外側方に位置し、その上部は、モノバックボーンフレーム21の下面を超えて上方に延びている。
モノバックボーンフレーム21は、側面視では、クラッチ室側上方膨出部175a及びカバー側膨出部185にその下部が重なるように配置されている。
このように、モノバックボーンフレーム21をクラッチ室側上方膨出部175aに重なる位置まで下げて配置することで、乗車時に脚を通す際にモノバックボーンフレーム21が邪魔になり難く、跨ぎ空間S(図1)の下端を低くでき、跨ぎ易さを向上できる。
クラッチレバー103は、シフトスピンドル94から上方へ延び、ピン108を介して連結部111に連結される。
リフターカムプレート106の連結部111は、シフトダウン状態における後部に、前方側へ円弧状に窪んだ避け部187を有する。避け部187は、シフトダウン状態において、カバー固定ボス部184の内方膨出部184aに近接した状態で内方膨出部184aを避ける。このため、クラッチカバー周壁部183の後壁を前方側に寄せることができ、且つ、リフターカムプレート106の回動範囲を確保することができる。
パワーユニット12は、エンジン12aの運転により上昇するクランクケース25内の圧力を外部に逃がすブリーザ室200を、クランクケース25内においてクランク室45の上方に備える。
図7に示すように、一側ケース37Lは、クランク軸36の上方で前後に延びる一側ブリーザ室底壁201を備える。一側ブリーザ室底壁201は、クランク軸36の前後に跨るように前後に延び、前端が一側ケース37Lの内側周壁部177の前壁190に繋がり、後端が内側周壁部177のクランク室側上壁178に繋がる。
一側ブリーザ室底壁201は、一側ケース37Lの内側壁50bから内側周壁部177と同じ高さまで立設されている。このように、一側ブリーザ室底壁201が設けられることで、クランク室45の上方に、一側ブリーザ空間部202が区画される。
一側ブリーザ室底壁201は、クランク室45側に連通するオイル抜き孔208を、円弧状部203よりも低い位置にある底壁前部204に有する。オイル抜き孔208の下方には、前壁190からクランクウェブ36aの回動軌跡の近傍まで延びるオイルガイド壁190aが設けられる。
一側ブリーザ室底壁201は、他側ケース37Rとの合わせ面に、前後に延びる油溝209を有する。
他側ケース37Rは、クランク軸36(図7)の上方で前後に延びる他側ブリーザ室底壁211を備える。他側ブリーザ室底壁211は、クランク軸36の前後に跨るように前後に延び、前端が他側ケース37Rの内側周壁部173の前壁191に繋がり、後端が内側周壁部173のクランク室側上壁174に繋がる。
内側周壁部177には、ケース連結ボルト40が締結されるボス部193が複数設けられている。クランク軸36の下方には、クランク室底壁180が設けられる。
他側ブリーザ室底壁211は、他側ケース37Rの壁部49から内側周壁部173と同じ高さまで立設されている。このように、他側ブリーザ室底壁211が設けられることで、クランク室45の上方に、他側ブリーザ空間部212が区画される。
他側ブリーザ室底壁211は、クランク室45側に連通するオイル抜き孔218を、円弧状部213よりも低い位置にある底壁前部214に有する。オイル抜き孔218の下方には、前壁191からクランクウェブ36aの回動軌跡の近傍まで延びるオイルガイド壁191aが設けられる。
他側ブリーザ室底壁211は、オイルポンプ232(図11)からオイルが供給される油路219を底壁前部214に有する。
他側ブリーザ空間部212内の前部の上部には、他側ブリーザ空間部212を外部に連通させるブリーザ室出口221が設けられている。ブリーザ室出口221は、他側ブリーザ空間部212内の壁部49を貫通する開口であり、側面視では、円弧状部213の前端の上方の他側ブリーザ空間部212の上端部に設けられる。
油路219から供給されるオイルは、油溝209の後端から吐出され、下方の変速機構70等に供給される。
ブリーザ室200の剛性は、下側リブ206,216及び複数の上側リブ207,217によって大きく確保される。
また、前側ボス部30は、クランクケース25が一体的に膨出したクランク室側上方膨出部174a,178aを有し、クランク室側上方膨出部174a,178aの上部に一体的に設けられるため剛性が高いとともに、クランクケース25の上面の前端でクランク軸36よりも前方に位置する前側ボス部30と、後端の後側ボス部31との間の距離が長いため、クランクケース25を車体フレーム11の剛性メンバとして効果的に利用できる。
ブリーザ室出口221は、図3に示すように、クランク室側上方膨出部174aの外側面、すなわちブリーザ室200の側壁に設けられ、クラッチカバー周壁部183の上壁183aよりも上方に位置する。ブリーザ室出口221にはブリーザーチューブ224が接続されており、ブリーザ室200の気体はブリーザーチューブ224を通って前記吸気装置内に流れる。
前側ボス部30は、固定ボルト32が挿通されるボルト孔30aを、ブリーザ室200の外側の上端部に有する。
図3及び図11に示すように、クラッチカバー39の前部の下部には、右側方に開口するオイルフィルター収納部229が設けられる。オイルフィルター収納部229には、オイルフィルター230が設けられ、オイルフィルター収納部229の開口は、オイルフィルターカバー231によって塞がれる。
オイルフィルター収納部229の出口は、油路233と平行に延びる油路234によって、クランクケース25のメイン油路235に接続される。メイン油路235と油路234とは、略同軸の位置関係で設けられ、クランク軸36と平行に一直線に車幅方向へ延びる。
壁部49及び内側壁50bには、メイン油路235と軸受け部49a,50cとを接続する油路237,238が設けられる。
また、メイン油路235は、クラッチカバー39の壁部内を通る油路239に接続されており、油路239を通るオイルは、クランク軸36の軸部36bの軸端が配置されるオイル溜まり部240に供給される。
図5に示すように、ACGスタータ52のロータ52aは、クランク軸36の軸部36bの一端51から径方向に延びる円板部250と、円板部250の周縁部から一側ケース37L側へ延びる円筒部251とを有し、クランク軸36と一体に回転する。円筒部251の内周面にはマグネット252が設けられる。
ステーター52bは、円筒部251の内側でマグネット252に対向するように配置され、一側ケース37Lに固定される。
図5及び図12に示すように、一側ケース37Lの外側壁50aは、ACGスタータ52に対向する位置に円形の開口部253を有し、この開口部253は、円板状の壁板254が嵌め込まれることで塞がれる。壁板254の外周には、ガスケット255が全周に設けられており、ガスケット255が開口部253の内周面に密着することで、開口部253は密閉される。壁板254の直径は、ステーター52bの外径よりも大きく、ロータ52aの外径よりも小さい。壁板254は、外周近傍に設けられる一対のボルト259によって外側壁50aに締結される。
壁板254は、クランク軸36の一端51が貫通する孔257を中央に有する。孔257と一端51との間は、一端51に嵌合するオイルシール258によってシールされる。
壁板254を含む外側壁50aの外側面とACGカバー38とで区画される前記ACGスタータ収容部48は、油室であるクランクケース25の内部のオイルが供給されないドライ室である。
ACGスタータ52の近傍には、ロータ52aの回動位置を検出するロータ角度センサ260が設けられる。ロータ角度センサ260は、ACGスタータ収容部48において外側壁50aに固定され、その先端部260aはロータ52aとステーター52bとの間の隙間に位置する。ロータ角度センサ260は、基板と、磁気センサとして例えばホール素子とを備える。
図12〜図14に示すように、一側ケース37Lは、ロータ52aの外周部を周囲から囲うように立設された環状壁部261を、外側壁50aに有する。環状壁部261は、その全周に亘り、ロータ52aの外周部に対して所定の距離だけ間隔をあけて設けられる。
また、環状壁部261は、上面側に設けられる上側切り欠き部264,265を備える。さらに、環状壁部261は、後下方に開放する下側切り欠き部266,267を備える。下側切り欠き部266,267は、クランク軸36の一端51よりも後方且つ下方に設けられる。一側ケース37Lは、アルミ合金等の金属を鋳造して製造され、切り欠き部を含む環状壁部261も、鋳造の際に一体に形成される。
環状壁部261には、ACGカバー固定ボルト41が締結されるカバー固定ボス部268が複数設けられる。環状壁部261は、車幅方向の端面261aが面一に形成される。
外側壁後部50dは、ドライブスプロケット85の前半部を外側から囲うように設けられる支持壁269を有する。支持壁269は、環状壁部261の後部と一体に設けられ、支持壁269の端面は環状壁部261の端面261aと面一である。
スプロケットガイド270は、ドライブスプロケット85の外周部の形状に沿う略半円の円弧状に形成される。スプロケットガイド270は、支持壁269の端面上に配置され、ドライブスプロケット85の上方及び下方に設けられる一対のACGカバー固定ボルト41によって支持壁269に固定される。すなわち、スプロケットガイド270は、その板厚の分だけ、環状壁部261の端面261aよりも車幅方向の外側に突出する。
図13〜図16に示すように、ACGカバー38は、上下方向よりも前後方向に長いカバーであり、ACGスタータ52を外側方から覆うACGカバー部275と、ACGカバー部275からドライブスプロケット85の外側方まで延びてドライブスプロケット85及び巻掛けチェーン19の前端部を外側方から覆うスプロケットカバー部276とを一体に備える。ACGカバー38は樹脂成型品である。
円筒状周壁部278は、環状壁部261の端面261aに当接して取り付けられる当接壁部278aを、上部の全体と、前半部とに備える。また、円筒状周壁部278は、当接壁部278aよりも壁の高さが低い下壁部278bを下部に備え、円筒状周壁部278が切り欠かれた下部開放部278cを、下壁部278bに連続して後下部に備える。
円弧状壁部283は、後部仕切り壁部278dの後部に連側して一体に形成されており、円弧状壁部283の端面は、後部仕切り壁部278dの端面と面一である。円弧状壁部283は、スプロケットガイド270に沿って円弧状に形成されており、ACGカバー38が取り付けられるとスプロケットガイド270の外面に当接する。
円弧状壁部283の上端部及び下端部には、ACGカバー固定ボルト41が挿通される円筒状のボス部285が設けられる。また、各ボス部285は、スプロケットガイド270の上端及び下端に設けられた位置決め孔270aに嵌まる位置決め突起285aを備える。
ACGカバー38が固定されると、ACGカバー38の当接壁部278aは環状壁部261に隙間なく当接し、当接壁部278aと前側切り欠き部262,263との間には前方に開口する走行風導入口287,288が形成され、上側切り欠き部264,265と当接壁部278aとの間にはハーネス通し孔289,290が形成される。ハーネス通し孔289,290は、電装品のハーネス(不図示)が通されることで塞がれる。
また、後部仕切り壁部278dが当接壁部278aよりも一段低く形成されているとともに、スプロケットガイド270は、後部仕切り壁部278dの段差の分だけ外側に出っ張るように設けられる。このため、ACGカバー38が固定されると、円弧状壁部283はスプロケットガイド270に隙間なく当接するが、後部仕切り壁部278dの上部292は環状壁部261に当接せず、上部292と環状壁部261との間には隙間が形成される。この隙間は、ACGスタータ収容部48からスプロケット収容部286へ空気を流す排気通路293となる。排気通路293は、ACGスタータ52とドライブスプロケット85との間で、カウンタ軸76よりも上方に位置する。図16には、後部仕切り壁部278dにおける排気通路293に相当する部分がハッチングで示されている。
また、一側ケース37Lの外側壁後部50dは、スプロケットカバー部276よりも車幅方向内側に位置しており、外側壁後部50dとスプロケット側上壁部281及びスプロケット側下壁部282との間には隙間が形成される。
図13に示すように、自動二輪車10の走行時には、前方から流れる走行風Wは、走行風導入口287,288からACGスタータ収容部48内に流入し、ロータ角度センサ260(図5)を含むACGスタータ52を冷却する。ACGスタータ52を冷却した走行風Wは、一部が排気通路293からスプロケット収容部286を経て後方の外部に排出されるとともに、他の一部は下部外気連通口291から下方の外部に排出される。このため、簡単な構造で走行風Wを利用してACGスタータ52を効率良く冷却できる。
停車時は、アイドルストップ機能により、エンジン12aは停止され、ロータ52aの回転も停止されている。
図14に示すように、停車時は、ACGスタータ収容部48内よりも温度が低い外部の空気W1が、下部外気連通口291からACGスタータ収容部48内に流入しACGスタータ52を冷却する。
ACGスタータ収容部48内でACGスタータ52により加熱された空気W1は、上昇して上部の走行風導入口287,288及び排気通路293から外部に排出される。排気通路293を通る空気は、スプロケット収容部286を経て後方の外部に排出される。このように、停車時には、ACGスタータ収容部48内を下方から上方に流れる気流が形成されるため、停車時においてもACGスタータ52を効率良く冷却できる。
シリンダヘッド28は、シリンダヘッド28内からシリンダ27を貫通するヘッド固定ボルト295によって、一側ケース37Lの上部のねじ孔部296に締結される。
シリンダヘッド28内には、ヘッド固定ボルト295の頭部を受ける座部297と、シリンダヘッド28の下端まで座部297を貫通するボルト孔297aが設けられる。
シリンダ27は、ヘッド固定ボルト295が貫通するボルト孔298を備える。
ねじ孔部296は、一側ケース37Lの上部を貫通し、ACGスタータ収容部48に連通する孔である。
本実施の形態では、ヘッド固定ボルト295の頭部と座部297との間に、シールワッシャ299が設けられている。これにより、ボルト孔297aがシールワッシャ299によって密閉されるため、シリンダヘッド28内のオイル等がACGスタータ収容部48に影響することを防止できる。
また、ブリーザ室200の一側ブリーザ室底壁201及び他側ブリーザ室底壁211には、クランク軸36の前後に跨る円弧状部203,213が形成されるとともに、底壁前部204,214にオイル抜き孔208,218が設けられる。このため、ブリーザ室200の大きさを大きく確保できるとともに、ブリーザ室200に溜まるオイルを、円弧状部203,213の前方で低くなった場所のオイル抜き孔208,218から効率良く抜くことができる。
また、ACGカバー38は樹脂製であり、走行風導入口287,288は、クランクケース25のACGスタータ収容部48の前面の前側切り欠き部262,263として設けられるため、ACGカバー38の強度を確保し易いとともに、走行風導入口287,288も容易に形成できる。
10 自動二輪車(鞍乗り型車両)
12 パワーユニット
12a エンジン
19 巻掛けチェーン
25 クランクケース(パワーユニットのケース)
36 クランク軸
38 ACGカバー
48 ACGスタータ収容部
50a 外側壁(パワーユニットの外側壁)
52 ACGスタータ(ACG)
52a ロータ
70 変速機構(変速機)
76 カウンタ軸(出力軸)
85 ドライブスプロケット
260 ロータ角度センサ
262,263 前側切り欠き部(切り欠き部)
275 ACGカバー部
276 スプロケットカバー部
286 スプロケット収容部
287,288 走行風導入口
291 下部外気連通口
293 排気通路
Claims (4)
- エンジン(12a)のクランク軸(36)上に設けられるACG(52)と、前記クランク軸(36)の後方に配されるとともに、前記クランク軸(36)の回転入力を変速機(70)を介して出力する出力軸(76)と、当該出力軸(76)に設けられ、後輪(3)側と巻掛けチェーン(19)を介して連結されるドライブスプロケット(85)と、前記ACG(52)の外側方を覆うACGカバー(38)と、を備える鞍乗り型車両のパワーユニットにおいて、
前記ACG(52)は前記エンジン(12a)の始動を可能なACGスタータ(52)として設けられ、当該ACGスタータ(52)と、そのロータ(52a)の回動位置を検出するロータ角度センサ(260)とが前記パワーユニット(12)のケース(25)の油室外方に配され、前記ACGカバー(38)は、その後部が前記ドライブスプロケット(85)外側方まで延びて、スプロケットカバー部(276)をなし、
前記パワーユニット(12)の外側壁(50a)と前記ACGカバー(38)のACGスタータ(52)の外側方に位置するACGカバー部(275)とによってACGスタータ収容部(48)が区画され、前記パワーユニット(12)の前記外側壁(50a)と前記スプロケットカバー部(276)とによってスプロケット収容部(286)が区画され、
前記ACGスタータ収容部(48)から前記スプロケット収容部(286)への排気通路(293)が、前記ACGカバー(38)と前記外側壁(50a)との間の隙間として設けられることを特徴とする鞍乗り型車両のパワーユニット。 - 前記ACGスタータ収容部(48)の前部に走行風導入口(287,288)が設けられることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のパワーユニット。
- 前記ACGカバー(38)は樹脂製であり、前記走行風導入口(287,288)は、前記ケース(25)のACGスタータ収容部(48)の前面の切り欠き部(262,263)として設けられることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両のパワーユニット。
- 前記排気通路(293)は前記出力軸(76)より上方に配され、前記ACGカバー(38)の前記ACGスタータ収容部(48)の下部に下部外気連通口291が設けられることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両のパワーユニット。
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