JP6180662B1 - 加工制御装置、ワイヤ放電加工装置およびワイヤ放電加工方法 - Google Patents

加工制御装置、ワイヤ放電加工装置およびワイヤ放電加工方法 Download PDF

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Abstract

加工制御装置110−1は、被加工物にパルス電圧を印加した際の極間平均加工電圧11の変化点を検出する電圧検出部20と、被加工物の板厚変化位置における被加工物の加工速度の低下を抑制するように電圧補正ゲインVCを演算することにより、変化点における極間平均加工電圧11の値を補正した電圧補正量を出力する電圧補正部50−1とを備え、板厚が変化する被加工物の板厚変化位置の加工面に加工すじが発生することを抑制する。

Description

本発明は、ワイヤ電極と被加工物との間にパルス電圧を印加して被加工物を加工する加工制御装置、ワイヤ放電加工装置およびワイヤ放電加工方法に関する。
従来のワイヤ放電加工装置では、板厚が変化する被加工物の仕上げ加工時に、板厚変化位置周囲の加工面に溝状の加工すじが発生するという問題がある。加工すじは、ワイヤ放電加工時に、板厚変化位置においてワイヤ電極と被加工物との間の放電状態が急激に変化することにより発生するワイヤ電極の振動が原因と考えられている。
特許文献1に示す従来技術は、加工すじの発生を抑制するため、被加工物の加工中に板厚を検出し、板厚変化位置においてエネルギーが一時的に減少するように加工条件を調整する。
特許第4772138号公報
特許文献1に示す従来技術は、被加工物の板厚変化によってワイヤ電極と被加工物との間の電圧印加を休止する放電休止時間の長さを調整して、加工用電源装置から投入されるエネルギーを調整している。しかし放電休止時間を長くすると極間平均加工電圧が低下し、被加工物の送り速度が低下する。被加工物の送り速度が低下すると、板厚変化位置周囲の加工量が相対的に増加するため加工面に加工すじが発生するという問題が生じる。また特許文献1に示す従来技術は、加工用電源装置から投入されるエネルギーを調整して被加工物の板厚変化を検出しているため、前加工において加工面に取り残しがあった場合、取り残し部を板厚変化位置として誤認識して休止時間を制御するため、加工精度が悪化するという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、板厚が変化する被加工物の板厚変化位置の加工面に加工すじが発生することを抑制する加工制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の加工制御装置は、被加工物にパルス電圧を印加した際の極間平均加工電圧の変化点を検出する電圧検出部と、被加工物の板厚変化位置における被加工物の加工速度の低下を抑制するように変化点における極間平均加工電圧の値を補正した電圧補正量を出力する電圧補正部とを備え、電圧補正部で補正された極間平均加工電圧は、被加工物の板厚が大から小に変化する場合、板厚変化位置よりも一定距離手前の位置から板厚変化位置に至るまでは一定距離手前で印加される値に維持され、板厚変化位置以降では増加し、被加工物の板厚がからに変化する場合、一定距離手前の位置から板厚変化位置に至るまでは一定距離手前で印加される値に維持され、板厚変化位置以降では低下することを特徴とする。
本発明に係る加工制御装置は、板厚が変化する被加工物の板厚変化位置の加工面に加工すじが発生することを抑制できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係るワイヤ放電加工装置の構成図 本発明の実施の形態1に係る加工制御装置の構成図 図2に示す板厚変化検出部において被加工物の板厚変化位置を記録する動作を説明するための図 本発明の実施の形態1に係る加工制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1に係る加工制御装置の動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態1に係る加工制御装置の動作を説明するための第1の図 本発明の実施の形態1に係る加工制御装置の動作を説明するための第2の図 本発明の実施の形態2に係る加工制御装置の構成図 本発明の実施の形態2に係る加工制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1から3に係る加工制御装置のハードウェア構成図
以下に、本発明の実施の形態に係る加工制御装置、ワイヤ放電加工装置およびワイヤ放電加工方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るワイヤ放電加工装置の構成図である。ワイヤ放電加工装置100は、ワイヤ電極30と、ワイヤ電極30に接触する一対の給電子31と、加工電源32と、被加工物13を搭載するテーブル9とを備える。またワイヤ放電加工装置100は、X軸を移動させるX軸駆動装置7と、Y軸を移動させるY軸駆動装置8と、ワイヤ電極30を傾斜させた時の上下のワイヤ電極の支点となる上部ダイス1および下部ダイス2とを備える。またワイヤ放電加工装置100は、加工電源32、X軸駆動装置7およびY軸駆動装置8を制御する加工制御装置110−1を備える。またワイヤ放電加工装置100は、ワイヤ電極30を供給するワイヤボビン3と、ワイヤ電極30の走行方向を変換するとともにワイヤ電極30を狭持する送給ローラ4と、ワイヤ電極30の走行方向を変換する下部ローラ5と、下部ローラ5によって方向変換されたワイヤ電極30を回収する回収ローラ6とを備える。
上記のように構成されたワイヤ放電加工装置100において、ワイヤ電極30は、ワイヤボビン3から送り出され、送給ローラ4によって方向変換される。その後、ワイヤ電極30は、上部ダイス1が有する孔および下部ダイス2が有する孔を通過し、上部ダイス1と下部ダイス2との間を通過する間に、被加工物13に対する放電加工を行う。
上部ダイス1は、ワイヤ電極30を案内する孔を有し、被加工物13の上方でワイヤ電極を位置決めする。下部ダイス2は、ワイヤ電極30を案内する孔を有し、被加工物13の下方でワイヤ電極を位置決めする。ワイヤ電極30は、下部ダイス2を通過した後、下部ローラ5によって方向変換され、回収ローラ6によって図示しない回収箱に回収される。加工電源32は、給電子31とテーブル9との間に電圧を印加する。ワイヤ放電加工装置100は、テーブル9に搭載された被加工物13と、給電子31に接触するワイヤ電極30と、の間で放電を発生させることにより、被加工物13を加工する。
X軸駆動装置7およびY軸駆動装置8は、被加工物13、上部ダイス1および下部ダイス2の何れかまたは全てを移動させる駆動系を構成する。ここでは一例として、X軸駆動装置7およびY軸駆動装置8はテーブル9を移動させる。これにより、X軸駆動装置7およびY軸駆動装置8が駆動されると、上部ダイス1および下部ダイス2の位置は被加工物13に対してXY平面を相対的に移動する。これにより、上部ダイス1は下部ダイス2に対して相対的に移動する。
図2は本発明の実施の形態1に係る加工制御装置の構成図である。加工制御装置110−1は、電圧検出部20と、電圧補正ゲインVと、板厚変化検出部22と、ワイヤ電極30にパルス電圧16を印加するパルス電圧印加部23と、被加工物13の加工速度17を制御するための送り速度制御部24とを備える。パルス電圧16および加工速度17は加工プロセスに入力される。加工プロセスは図1に示すワイヤ放電加工装置100の内、加工制御装置110−1を除いた部分を表す。板厚変化検出部22および電圧補正ゲインVは電圧補正部50−1を構成する。
電圧検出部20は、極間平均加工電圧11の変化を検出するものであり、バンドパス特性を示し、フィルタ出力の絶対値を算出する。以下では極間平均加工電圧11を単に加工電圧11と称する場合がある。具体的には、板厚が大から小に変化するときのバンドパスフィルタ出力は負の値となり、板厚が小から大に変化するときのバンドパスフィルタ出力は正の値となる。電圧検出部20はこれらのバンドパスフィルタ出力の絶対値をとり出力する。なお、加工電圧11は加工制御装置110−1で検出される電圧であり、パルス電圧16は被加工物13とワイヤ電極30との間に印加される電圧であり、いずれもオンオフを繰り返す矩形波状の電圧である。
電圧補正ゲインVは、電圧検出部20の出力信号を増幅して電圧補正量Vcmpを生成するためのゲインであり、板厚変化検出部22で演算されるゲイン調整量15により、被加工物13の加工位置に対応して連続的に変更される。
パルス電圧印加部23は、被加工物13とワイヤ電極30との間にパルス電圧16を印加させて放電を発生させる。
送り速度制御部24は、加工電圧11と電圧補正量Vcmpの和が目標電圧10に一致するようにワイヤ電極30と被加工物13との相対速度を制御する。
板厚変化検出部22は、加工電圧11、パルス電圧16および加工速度17を入力し、荒加工時に被加工物13の板厚が変化した位置を記録する。板厚変化位置の記録方法の一例としては、板厚変化検出部22が有する複数の板厚変化リストが利用される。板厚変化リストは後述する板厚変化位置(A)、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)のそれぞれに対応付けて作成され、それぞれの板厚変化リストに記録される情報の一例としては、板厚変化位置を示す情報および板厚が変化したときの加工速度情報である。荒加工が行われる前には板厚変化リストはブランクであり、荒加工が行われることにより板厚変化リストにこれらの情報を記録される。板厚変化リストは後述する(1)式の評価値εを計算する際に用いられる。荒加工とは、加工工程の最初の工程であり、ワイヤ電極と被加工物の相対距離を制御しながら所定の形状に近い形状まで被加工物を切断除去する加工を意味する。仕上げ加工とは、荒加工後の被加工物13の加工面における余剰部分を除去する加工を意味する。
また板厚変化検出部22は、仕上げ加工時では荒加工時に記録した位置において電圧補正ゲインVを連続的に変更するためのゲイン調整量15を演算する。
図3は図2に示す板厚変化検出部において被加工物の板厚変化位置を記録する動作を説明するための図である。
被加工物13の厚みは矢印Aの方向に対して変化している。被加工物13の厚みはワイヤ電極30が伸びる方向における被加工物13の断面の厚さで定義される。図3では6つの板厚変化位置(A)、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)が示され、板厚変化位置(A)、(C)、(E)は、被加工物13が加工されるときの板厚が大から小に変化する位置である。板厚変化位置(B)、(D)、(F)は、被加工物13が加工されるときの板厚が小から大に変化する位置である。以下では板厚変化位置(A)、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)を単に板厚変化位置と称する場合がある。
被加工物13が矢印Aの方向に移動して荒加工されるとき、板厚変化検出部22は被加工物13の荒加工中に板厚変化位置を検出し、前述した板厚変化リストに板厚変化位置に関連する情報を記憶する。
板厚変化位置の検出方法としては、板厚変化検出部22にバンドパスフィルタを持たせておき、板厚変化検出部22は、板厚が大から小に変化するときに負の値となるバンドパスフィルタ出力が負側のしきい値を超えたとき、板厚の変化を検出する。また板厚変化検出部22は、板厚が小から大に変化するときに正の値となるバンドパスフィルタ出力が正側のしきい値を超えたときに、板厚の変化を検出する。板厚変化検出部22は、このように検出した板厚変化位置を(A)、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)の順で記録する。
仕上げ加工時において、板厚変化検出部22は、荒加工時に記録した複数の板厚変化位置のそれぞれにおける加工電圧11の低下を検出し、板厚変化位置のそれぞれの周囲における加工電圧11の低下を抑制するようにゲイン調整量15を調整する。板厚変化位置の周囲は、板厚変化位置を中心として被加工物13の送り方向の前後の一定範囲である。これにより板厚変化位置のそれぞれの周囲における加工電圧11の補正する電圧補正量Vcmpが生成される。
以下、電圧補正量Vcmpが生成される動作を具体的に説明する。
図4は本発明の実施の形態1に係る加工制御装置の動作を示すフローチャートである。
S1において、加工制御装置110−1は加工が終了しているか否かを判断し、加工が終了していないとき(S1,No)、荒加工であるか否かを判断する(S2)。荒加工である場合(S2,Yes)、板厚変化検出部22は電圧補正ゲインVを0にする(S3)。
S4において、急激な板厚変化を検出しない場合(S4,No)、加工制御装置110−1はS1からS4の処理を繰り返す。急激な板厚変化を検出した場合(S4,Yes)、板厚変化検出部22は評価値εを計算する(S5)。
評価値εは下記(1)式により求められる。下記(1)式のε’は下記(2)式により求められ、下記(2)式のSは下記(3)式により定義される。Sは板厚変化検出部22に記録した板厚変化位置の集合であり、前述した板厚変化リストに記録されている板厚変化位置データの全体を表す。pは板厚変化検出部22に記録した板厚変化位置ベクトルであり、pは現在位置ベクトルであり、cおよびαは制御用の調整要素である。
Figure 0006180662
Figure 0006180662
Figure 0006180662
S6において、ethを板厚変化位置の記録を判定する閾値としたとき、εがethよりも大きい場合(S6,Yes)、加工制御装置110−1はS1からS6の処理を繰り返す。εがethよりも小さい場合(S6,No)、板厚変化検出部22は板厚変化位置を板厚変化リストへ記録する(S7)。S7では板厚変化リストを「リスト」と表記している。なおS1からS7は板厚変化位置を板厚変化リストへ記録する記録ステップである。
S2において荒加工ではない場合(S2,No)、すなわち仕上げ加工である場合、板厚変化検出部22は評価値εを計算する(S8)。さらに板厚変化検出部22は、荒加工で記録した板厚変化位置を使用して電圧補正ゲインVを計算する(S9)。電圧補正ゲインVは下記(4)式により計算される。Vcmaxは電圧補正ゲインVの最大値である。
Figure 0006180662
加工制御装置110−1は、電圧検出部20で検出された電圧信号に電圧補正ゲインVを掛けることにより電圧補正量Vcmpを計算する(S10)。加工制御装置110−1は板厚変化リストに記録された全ての板厚変化位置における電圧補正量Vcmpを計算するまでS1からS10までの処理を繰り返し、S1において加工が終了した場合(S1,Yes)、電圧補正量Vcmpの計算を終了する。送り速度制御部24は電圧補正量Vcmpに従って加工速度を制御する。なおS2からS10は、記録ステップで記憶された変化点における加工電圧11の値を補正した電圧補正量を生成する電圧補正ステップである。
図5は本発明の実施の形態1に係る加工制御装置の動作を示すタイミングチャートである。
図5(1)には電圧補正ゲインVが示される。Vcmaxは電圧補正ゲイン最大値である。板厚変化位置周囲における加工電圧11の補正を有効にするために、電圧補正ゲインVのパターンは板厚変化位置(A)、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)のそれぞれの中心から前後の一定範囲を占める台形状である。
図5(2)には補正前の加工電圧11が示され、板厚変化位置において加工電圧11は一時的に低下する。電圧検出部20では板厚変化位置で低下した加工電圧11の値が検出される。加工電圧11が低下する理由は、前述したように加工すじを抑制する目的で放電休止時間を長くした場合が想定される。
板厚変化検出部22は、板厚変化位置周囲において電圧補正ゲインVを連続的に制御する。電圧検出部20で検出された信号に電圧補正ゲインVが掛けられることにより、図5(3)に示す電圧補正量Vcmpが生成される。
図5(4)には、電圧補正量Vcmpにより補正された加工電圧11が示される。送り速度制御部24では補正後の加工電圧11が目標電圧10に一致するように、ワイヤ電極30と被加工物13との相対速度が制御される。図5(5)には補正後の加工電圧11により制御された加工速度が示される。
図6は本発明の実施の形態1に係る加工制御装置の動作を説明するための第1の図である。図6には補正前の加工電圧11と当該加工電圧11により制御された加工速度とが示される。
A1は板厚変化位置(A)から一定距離手間側の位置である。A2は板厚変化位置(A)から一定距離奧側の位置である。B1は板厚変化位置(B)から一定距離手間側の位置である。B2は板厚変化位置(B)から一定距離奧側の位置である。
V1はワイヤ電極30が位置A1よりも手前側に存在するときに検出される加工電圧11である。V2はワイヤ電極30が位置A1と位置A2の間に存在するときに検出される加工電圧11である。V3はワイヤ電極30が位置A2と位置B1の間に存在するときに検出される加工電圧11である。V4はワイヤ電極30が位置B1と位置B2の間に存在するときに検出される加工電圧11である。V5はワイヤ電極30が位置B2よりも奧側に存在するときに検出される加工電圧11である。
板厚変化位置(A)周囲において板厚が大から小に変化するとき、加工電圧11は、位置A1から徐々に下降し始め、板厚変化位置(A)から再び上昇する。そのため位置A1から板厚変化位置(A)までの電圧V2はV1よりも低下し、板厚変化位置(A)周囲の加工速度、すなわち被加工物13の送り速度が低下する。
板厚変化位置(B)周囲において板厚が小から大に変化するとき、加工電圧11は、位置B1から徐々に下降し始め、板厚変化位置(B)から再び上昇する。そのため位置B1から板厚変化位置(B)までの電圧V4はV3よりも低下し、板厚変化位置(B)周囲の加工速度が低下する。被加工物13の送り速度が低下すると、板厚変化位置(A)周囲の加工量が相対的に増加するため、板厚変化位置周囲の加工面に加工すじが発生する。
図7は本発明の実施の形態1に係る加工制御装置の動作を説明するための第2の図である。図7に示す補正後の加工電圧11は、実施の形態1に係る加工制御装置110−1により補正された加工電圧11である。
板厚変化位置(A)周囲における補正後の加工電圧11は、位置A1を超えても板厚変化位置(A)まで電圧V1が維持され、板厚変化位置(A)から上昇して電圧V3となる。そのため位置A1から位置A2までの電圧V2は電圧V1以上の値となり、図7に示す板厚変化位置(A)周囲の加工速度は図6に示す板厚変化位置(A)周囲の加工速度よりも高くなる。
板厚変化位置(B)周囲における補正後の加工電圧11は、位置B1を超えても板厚変化位置(B)まで電圧V3が維持され、板厚変化位置(B)から下降して電圧V5となる。そのため位置B1から位置B2までの電圧V4は電圧V5以上の値となり、図7に示す板厚変化位置(B)周囲の加工速度は図6に示す板厚変化位置(B)周囲の加工速度よりも高くなる。これにより被加工物13の送り速度の低下が抑制され、板厚変化位置(A),(B)周囲の加工量が増加せず、加工すじが発生することを抑制できる。
なお図7の動作例では、位置A1から板厚変化位置(A)までの間における加工電圧11は電圧V1を維持しているが、位置A1から上昇させるように制御してもよい。このように制御した場合でも板厚変化位置(A)周囲における被加工物13の送り速度の低下が抑制され、板厚変化位置(A)周囲の加工面に加工すじが発生することを抑制できる。
実施の形態2.
図8は本発明の実施の形態2に係る加工制御装置の構成図である。実施の形態2の加工制御装置110−2は、実施の形態1の電圧検出部20、板厚変化検出部22、電圧補正ゲインVおよび加工速度17に加えて、加工電圧11の変化を検出して放電休止時間を制御するための休止制御器25と休止ゲインTとを有する。板厚変化検出部22、電圧補正ゲインVおよび休止ゲインTは電圧補正部50−2を構成する。
休止制御器25は、電圧検出部20と同様に、加工電圧11の変化を検出するものであり、加工電圧11の変化点における周波数でバンドパス特性を示し、フィルタ出力の絶対値を算出する。休止ゲインTは、電圧補正ゲインVと同様に板厚変化検出部22により連続的に変更される。
図9は本発明の実施の形態2に係る加工制御装置の動作を示すフローチャートである。加工が終了していないとき(S11,No)、加工制御装置110−2は荒加工であるか否かを判断する(S12)。荒加工である場合(S12,Yes)、板厚変化検出部22は電圧補正ゲインVおよび休止ゲインTを0にする(S13)。
休止ゲインTの最大値をTcmaxとすると、板厚変化検出部22は休止ゲインTを下記(5)式により計算する。
Figure 0006180662
S14において、急激な板厚変化を検出しない場合(S14,No)、加工制御装置110−2はS11からS14の処理を繰り返す。急激な板厚変化を検出した場合(S14,Yes)、板厚変化検出部22は評価値εを計算する(S15)。
S16においてεがethよりも大きい場合(S16,Yes)、加工制御装置110−2はS11からS16の処理を繰り返す。εがethよりも小さい場合(S16,No)、板厚変化検出部22は板厚変化位置を板厚変化リストへ記録する(S17)。
S12において仕上げ加工である場合(S12,No)、板厚変化検出部22は評価値εを計算する(S18)。さらに板厚変化検出部22は、荒加工で記録した板厚変化位置を使用して電圧補正ゲインVおよび休止ゲインTを計算する(S19)。
加工制御装置110−2は、電圧検出部20で検出された出力信号に電圧補正ゲインVを掛けることにより電圧補正量Vcmpを計算する。また加工制御装置110−2は、休止制御器25で検出された電圧信号に休止ゲインTを掛けることにより休止時間補正量Tcmpを計算する(S20)。休止時間補正量Tcmpはパルス電圧16の印加時の休止時間を制御するためのものであり、パルス電圧印加部23は休止時間補正量Tcmpに応じてパルス電圧16のオフ期間を延ばし、オフ期間が制御されたパルス電圧16が被加工物13に印加される。
加工制御装置110−2は、板厚変化リストに記録された全ての板厚変化位置における電圧補正量Vcmpおよび休止時間補正量Tcmpを計算するまでS11からS20までの処理を繰り返し、S11において加工が終了した場合(S11,Yes)、電圧補正量Vcmpおよび休止時間補正量Tcmpの計算を終了する。
電圧補正量Vcmpを制御せずに休止時間補正量Tcmpのみで板厚変化位置周囲の加工を制御した場合、加工電圧11が低下し過ぎるため被加工物13の送り速度が低下し、板厚変化位置周囲の加工量が相対的に増加してしまう。実施の形態2によれば、電圧補正量Vcmpを制御すると共に休止時間補正量Tcmpを制御することにより、被加工物13の送り速度の低下を防ぎながら板厚変化位置周囲に投入されるエネルギーを低減できる。従って実施の形態2によれば実施の形態1に比べて板厚変化位置周囲の加工面に加工すじが発生することを抑制できる。
また実施の形態2は、パルス電圧印加部23に対する休止時間補正量Tcmpを制御しているため、機械制御系である送り速度制御部24を用いる場合に比べて高い応答性を有する電気制御系を構成でき、実施の形態1に比べて板厚変化位置周囲の加工面における加工すじの発生を効果的に抑制できる。
実施の形態3.
実施の形態3では電圧検出部20および休止制御器25が加工速度17からカットオフ周波数を連続的に変化させるバンドパス特性を有する疑似空間フィルタにより構成される。休止時間補正量Tcmpは下記(6)式および(8)式で演算され、電圧補正量Vcmpは下記(7)式および(8)式で演算される。yは加工電圧、vは加工速度、Tは第1のカットオフ周波数に関連する係数、Tは第2のカットオフ周波数に関連する係数、λc1は第1のカットオフ波長、λc2は第2のカットオフ波長、sはラプラス演算子である。
Figure 0006180662
Figure 0006180662
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上記(6)式から(8)式は、休止時間補正量Tcmpおよび電圧補正量Vcmpの演算の一例を示すものであり、電圧検出部20または休止制御器25は、加工電圧11から時間フィルタのカットオフ周波数に関連する係数を算出するバンドパス特性を持つフィルタで構成されているものであれば、その構成形態については限定されないものとする。実施の形態3の疑似空間フィルタによれば、被加工物13の板厚に関係なく板厚変化位置における加工電圧11の変化を検出できるため、時間フィルタで構成したときと比べて加工面における加工すじの発生を抑制する効果が期待できる。
実施の形態4.
実施の形態1,2の板厚変化検出部22は、被加工物13の板厚の変化傾向により電圧補正ゲインVの最大値Vcmaxを切り替え、また休止ゲインTcの最大値Tcmaxを切り替えるように構成してもよい。具体的には、板厚変化検出部22は、被加工物13の板厚が大から小に変化するとき、最大値Vcmaxおよび最大値Tcmaxを高め、被加工物13の板厚が小から大に変化するとき、最大値Vcmaxおよび最大値Tcmaxを低める。これにより板厚変化位置周囲における加工エネルギーをより細かく制御でき、加工面における加工すじの発生を効果的に抑制できる。
図10は本発明の実施の形態1から4に係る加工制御装置のハードウェア構成図である。
各実施の形態の加工制御装置は、入出力部81、記憶部82およびプロセッサ83を含み、入出力部81、記憶部82およびプロセッサ83はデータバス84で相互に接続されている。
入出力部81は、外部機器から送信される情報を記憶部82に記憶させると共に、プロセッサ83が外部機器との間で情報を送受信するためのインターフェース回路である。各実施の形態では、図示しない電圧検出器で検出された加工電圧11の検出値が入出力部81に入力され、パルス電圧16および加工速度17が入出力部81を介して加工プロセスに対して出力される。
記憶部82の種類としては、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはSSD(Solid State Drive)を例示できる。記憶部82は、プロセッサ83用プログラムと前述した板厚変化リストとを記憶する。また記憶部82は、入出力部81を介して入力された加工電圧11の検出値を一時的に記憶する。さらに記憶部82は、プロセッサ83で演算された電圧補正量Vcmpおよび休止時間補正量Tcmpを一時的に記憶する。
プロセッサ83はCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)といった回路である。プロセッサ83は電圧検出部20、板厚変化検出部22、パルス電圧印加部23および送り速度制御部24を有する。記憶部82に格納されたプログラムをプロセッサ83が実行することにより、電圧検出部20、板厚変化検出部22、パルス電圧印加部23および送り速度制御部24が実現される。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 上部ダイス、2 下部ダイス、3 ワイヤボビン、4 送給ローラ、5 下部ローラ、6 回収ローラ、7 X軸駆動装置、8 Y軸駆動装置、9 テーブル、10 目標電圧、11 極間平均加工電圧、13 被加工物、15 ゲイン調整量、16 パルス電圧、17 加工速度、20 電圧検出部、22 板厚変化検出部、23 パルス電圧印加部、24 送り速度制御部、25 休止制御器、30 ワイヤ電極、31 給電子、32 加工電源、50−1,50−2 電圧補正部、81 入出力部、82 記憶部、83 プロセッサ、84 データバス、100 ワイヤ放電加工装置、110−1,110−2 加工制御装置。

Claims (9)

  1. 被加工物にパルス電圧を印加した際の極間平均加工電圧の変化点を検出する電圧検出部と、
    前記被加工物の板厚変化位置における前記被加工物の加工速度の低下を抑制するように前記変化点における前記極間平均加工電圧の値を補正した電圧補正量を出力する電圧補正部と
    を備え、
    前記電圧補正部で補正された前記極間平均加工電圧は、
    前記被加工物の板厚が大から小に変化する場合、前記板厚変化位置よりも一定距離手前の位置から前記板厚変化位置に至るまでは前記一定距離手前で印加される値に維持され、前記板厚変化位置以降では増加し、
    前記被加工物の板厚がからに変化する場合、前記一定距離手前の位置から前記板厚変化位置に至るまでは前記一定距離手前で印加される値に維持され、前記板厚変化位置以降では低下することを特徴とする加工制御装置。
  2. 前記電圧補正部は、前記被加工物の板厚の変化傾向により、前記電圧補正量を制御する電圧補正ゲインの最大値を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の加工制御装置。
  3. 前記電圧補正部は、前記被加工物に前記パルス電圧を印加するパルス電圧印加部に対して、前記変化点における前記パルス電圧の印加時の休止時間を制御する休止時間補正量を出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加工制御装置。
  4. 前記電圧補正部は、前記被加工物の板厚の変化傾向により、前記休止時間補正量を制御する休止ゲインの最大値を切り替えることを特徴とする請求項3に記載の加工制御装置。
  5. 前記電圧検出部は、前記被加工物の加工速度からカットオフ周波数を連続的に変化させるバンドパス特性を有する疑似空間フィルタにより構成されることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の加工制御装置。
  6. 被加工物にパルス電圧を印加するパルス電圧印加部と被加工物の加工速度を制御する送り速度制御部とを備えるワイヤ放電加工装置であって、
    前記パルス電圧の印加時の極間平均加工電圧の変化点を検出する電圧検出部と、
    前記被加工物の板厚変化位置における前記被加工物の加工速度の低下を抑制するように前記変化点における前記極間平均加工電圧の値を補正した電圧補正量を前記送り速度制御部に出力する電圧補正部と
    を備え、
    前記電圧補正部で補正された前記極間平均加工電圧は、
    前記被加工物の板厚が大から小に変化する場合、前記板厚変化位置よりも一定距離手前の位置から前記板厚変化位置に至るまでは前記一定距離手前で印加される値に維持され、前記板厚変化位置以降では増加し、
    前記被加工物の板厚がからに変化する場合、前記一定距離手前の位置から前記板厚変化位置に至るまでは前記一定距離手前で印加される値に維持され、前記板厚変化位置以降では低下することを特徴とするワイヤ放電加工装置。
  7. 被加工物にパルス電圧を印加した際の極間平均加工電圧の変化点を検出する電圧検出部と、
    前記被加工物の板厚変化位置における前記被加工物の加工速度の低下を抑制するように前記変化点における前記極間平均加工電圧の値を補正した電圧補正量を出力する電圧補正部と
    を備え、
    前記電圧検出部は、前記被加工物の加工速度からカットオフ周波数を連続的に変化させるバンドパス特性を有する疑似空間フィルタにより構成されることを特徴とする加工制御装置。
  8. 被加工物にパルス電圧を印加するパルス電圧印加部と被加工物の加工速度を制御する送り速度制御部とを備えるワイヤ放電加工装置であって、
    前記パルス電圧の印加時の極間平均加工電圧の変化点を検出する電圧検出部と、
    前記被加工物の板厚変化位置における前記被加工物の加工速度の低下を抑制するように前記変化点における前記極間平均加工電圧の値を補正した電圧補正量を前記送り速度制御部に出力する電圧補正部と
    を備え、
    前記電圧検出部は、前記被加工物の加工速度からカットオフ周波数を連続的に変化させるバンドパス特性を有する疑似空間フィルタにより構成されることを特徴とする加工制御装置。
  9. 被加工物にパルス電圧を印加して前記被加工物の加工速度を制御するワイヤ放電加工方法であって、
    荒加工において前記パルス電圧の印加時の検出された極間平均加工電圧の変化点を記録する記録ステップと、
    前記被加工物の板厚変化位置における前記被加工物の加工速度の低下を抑制するように、前記記録ステップで記憶された前記変化点における前記極間平均加工電圧の値を補正した電圧補正量を生成する電圧補正ステップと、
    前記電圧補正量に従って前記被加工物の加工速度を制御する制御ステップと
    を含み、
    前記電圧補正ステップで補正された前記極間平均加工電圧は、
    前記被加工物の板厚が大から小に変化する場合、前記板厚変化位置よりも一定距離手前の位置から前記板厚変化位置に至るまでは前記一定距離手前で印加される値に維持され、前記板厚変化位置以降では増加し、
    前記被加工物の板厚がからに変化する場合、前記一定距離手前の位置から前記板厚変化位置に至るまでは前記一定距離手前で印加される値に維持され、前記板厚変化位置以降では低下することを特徴とするワイヤ放電加工方法。
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