JP6180172B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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本発明は、車両用空調装置に関する。
従来の車両用空調装置(車両用空気調和装置)の室内機は、吸込口及び吹出口が形成された筐体と、該筐体の内部に収容された送風ファン及び熱交換器と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。また、従来の車両用空調装置の室内機には、車両内から車両用空調装置の筐体内に吸い込む循環空気と換気用の外気とを所定の割合で混合して車両内に戻すものも提案されている。このため、従来の車両用空調装置の室内機には、吸込口に、該吸込口の開口面積(つまり、吸込口の流路断面積)を調整するためのダンパが設けられたものも提案されている。
特開2012−232675号公報
車両用空調装置の室内機は、車両に筐体が設置された際、吸込口を介して、車両の内部と筐体の内部とが連通することとなる。このため、送風ファンが発生する騒音が、筐体内の空気流れとは逆方向となる経路をたどって、吸込口から車両内(つまり、客室内)に伝播してしまう。したがって、送風ファンの騒音が車両内に極力伝播しないようにし、乗客の快適性を少しでも向上させる必要がある。
しかしながら、車両用空調装置の筐体内には、送風ファンの制御装置等、送風ファン及び熱交換器以外のものも収容されている。このため、吸音ダクトのような筐体内の占有スペースが大きくなるような構造物を、筐体内に設けることが非常に困難である。したがって、従来の車両用空調装置の室内機は、送風ファンの騒音が車両内に伝播することを抑制できないという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、従来よりも室内機の筐体内から車両内へ騒音が伝播することを抑制できる車両用空調装置を得ることを目的とする。
本発明に係る車両用空調装置は、吸込口及び吹出口が形成された室内機の筐体と、該筐体の内部に収容された送風ファン及び室内熱交換器とを備え、前記筐体が車両に設置された状態においては前記吸込口を介して前記車両の内部と前記筐体の内部とが連通する車両用空調装置において、前記送風ファンは、羽根車と、該羽根車を回転駆動するファンモータとを備え、前記筐体は、前記吸込口に、該吸込口の開口面積を調整するダンパを備え、該ダンパは、少なくとも1枚の羽根と、該羽根を回転させることによって前記吸込口を開閉する駆動装置と、を有し、前記羽根は、前記吸込口を閉止した状態において前記送風ファンと対向する側の面の一部の範囲に、吸音材が設けられており、前記一部の範囲とは、前記ファンモータと対向する範囲であるものである。
また、本発明に係る車両用空調装置は、吸込口及び吹出口が形成された室内機の筐体と、該筐体の内部に収容された送風ファン及び室内熱交換器とを備え、前記筐体が車両に設置された状態においては前記吸込口を介して前記車両の内部と前記筐体の内部とが連通する車両用空調装置において、前記吸込口に、該吸込口の開口面積を調整するダンパを備え、該ダンパは、複数の羽根と、該羽根を回転させることによって前記吸込口を開閉する駆動装置と、を有し、これらの前記羽根は、少なくとも一枚の前記羽根を有する複数のグループに区分けされて、各グループ毎に独立して前記羽根が回転自在になっており、前記ダンパの前記羽根によって前記吸込口の開口部の一部を覆う際、前記複数のグループのうちの一部のグループの前記羽根により、他のグループの前記羽根よりも多く前記吸込口の開口部を覆い、前記一部のグループの前記羽根に少なくとも吸音材が設けられており、前記送風ファンは、羽根車と、該羽根車を回転駆動するファンモータとを備え、前記一部のグループの前記羽根は、前記ファンモータと対向する範囲に設けられているものである
本発明に係る車両用空調装置は、吸込口に設置されるダンパの羽根に吸音材を設けている。このため、本発明に係る車両用空調装置は、吸込口を介して筐体内から車両内へ伝播する騒音を吸音材で吸収し、筐体内から車両内へ騒音が伝播することを従来よりも抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る車両用空調装置の室内機を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るダンパを示す図である。 本発明の実施の形態2に係るダンパを示す図である。 本発明の実施の形態3に係るダンパを示す図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る車両用空調装置の室内機を示す図である。なお、図1(a)は、この室内機を示す平面断面図であり、図1(b)はこの室内機を示す側面断面図である。また、図1に示す中抜き矢印は、筐体内の空気の流れを示すものである。
以下、図1を用いて、本実施の形態1に係る車両用空調装置の室内機1について説明する。
本実施の形態1に係る車両用空調装置の室内機1は、吸込口3及び吹出口4が形成された略直方体の筐体2と、該筐体の内部に収容された送風ファン10及び室内熱交換器5と、を備えている。図示せぬ室外機に設けられた圧縮機、室外熱交換器及び膨張機構と、室内機1の室内熱交換器5とが冷媒配管で接続されて、冷凍サイクル回路を構成する。
なお、本実施の形態1に係る室内機1は、車両の天面部に設置される室内機を想定している。このため、室内機1を車両に設置した状態において筐体2の内部と車両内(つまり客室内)とを連通させる吸込口3は、筐体2の下面部に形成されている。また、吹出口4はダクト6と接続されており、このダクト6は、空調(冷・暖房)された空気の車両内側への吹出口と接続されている。
また、本実施の形態1に係る室内機1は、車両内から室内機1の筐体2内に吸い込む循環空気と換気用の外気とを所定の割合で混合して車両内に戻す構成となっている。このため、吸込口3には、該吸込口3の開口面積(つまり、流路断面積)を調整するダンパ20を備えている。また、外気取り込み口(図示せず)が、筐体2の例えば側面部(筐体2内の空気流れ方向において、室内熱交換器5よりも上流側となる位置)に形成されている。そして、循環空気と外気の混合割合は、吸込口3に設けられたダンパ20によって調整される。ダンパ20の開度(後述する駆動装置の出力軸の回転角度)は、筐体2内に設けられた制御装置50によって制御される。また、制御装置50は、送風ファン10(より詳しくは、ファンモータ11)の回転数等の制御も行っている。
このように構成された室内機1は、送風ファン10のファンモータ11を駆動させることにより、該ファンモータ11によって例えばシロッコファン型の羽根車12が回転駆動される。これにより、吸込口3から車両内の空気(循環空気)が筐体2内に吸い込まれる。また、外気取り込み口からは、外気が筐体2内に取り込まれる。そして、この筐体2内に吸い込まれた循環空気及び外気は、混合された後に室内熱交換器5内を流れる冷媒と熱交換して冷却又は加熱され、吹出口4からダクト6へ吹き出される。その後、ダクト6へ吹き出された熱交換後の空気は、ダクト6の先に接続された吹出口から車両内へ吹き出される。
このとき、ファンモータ11の駆動音等が、筐体2内の空気流れとは逆方向となる経路をたどって、吸込口3から車両内(つまり、客室内)に伝播してしまうこととなる。車両内に伝播するこの騒音は、車両内の乗客にとって快適性を損なう原因となるため、極力抑制する必要がある。しかしながら、室内機1の筐体2内には、制御装置50等、送風ファン10及び室内熱交換器5以外のものも収容されている。また、室内機1の筐体2内には、冷凍サイクル回路の膨張機構が配置される場合もある。このため、吸音ダクトのような筐体2内の占有スペースが大きくなるような構造物を、筐体2内に設けることは非常に困難である。
そこで、本実施の形態1に係る車両用空調装置の室内機1では、ダンパ20を以下のような構成とすることにより、吸込口3から車両内に伝播する騒音を抑制している。
図2は、本発明の実施の形態1に係るダンパを示す図である。なお、図2(a)がこのダンパの平面図、図2(b)がこのダンパの側面断面図となっている。つまり、図2(a)は、紙面手前側が室内機の筐体の内部側となり、紙面奥側が車両内側となる。
図2に示すように、本実施の形態1に係るダンパ20は、枠体21、少なくとも1枚の羽根22(本実施の形態1では4枚)、羽根22を回転駆動させる駆動装置27、及び吸音材30を備えている。
枠体21は、例えば四角の額縁形状に形成されており、筐体2の吸込口3の開口縁周辺に取り付けられるものである。羽根22は、枠体21内に配置された例えば長方形状の板部材であり、長手方向に沿って回転軸23が設けられている。この回転軸23の両端は、羽根22から突出しており、該突出部分が枠体21に回転自在に支持されている。また、羽根22のそれぞれには、連結片24が設けられており、各連結片24は、連結部材25で連結されている。なお、連結部材25と連結片24との連結箇所は回転自在に連結されている。
駆動装置27は、例えばモータやソレノイド等の電動式のものであり、その出力軸がいずれかの羽根22の回転軸23と接続されている。つまり、駆動装置27の出力軸を回転させることにより、当該出力軸に回転軸23が接続された羽根22も、同様に回転する構成となっている。また、上述のように各羽根22は、連結片24及び連結部材25を介して連結されている。このため、駆動装置27の出力軸と接続された羽根22が回転することにより、その他の羽根22も同様に回転することとなる。
すなわち、各羽根22を図2のような位置に回転することにより、ダンパ20は、吸込口3の開口面積を最も大きくした状態となる。また、各羽根22を図2(b)に示す矢印A方向に回転させ、各羽根22の周縁部同士を接触させることにより、ダンパ20は、吸込口3を閉止することができる。また、羽根22を上記の位置の間で停止するように回転させることで、吸込口3の開口面積を調整することができる。
そして、各羽根22の一方の面には、その全域に吸音材30が、例えば貼付等により設けられている。より詳しくは、吸込口3を閉止する状態に各羽根22を回転させた際に、送風ファン10と対向する側の面(つまり、筐体2の内部側に向く面)の全域に、吸音材30が設けられている。なお、本実施の形態1では、回転軸23、連結片24及び連結部材25部分を除く全域に吸音材30が設けられているが、これらの部分に吸音材30を設けてもよい。
なお、羽根22に吸音材30を設けることにより、羽根22に吸音材30を設けていない場合と比べて、吸込口3の開口面積の遮られる量が多くなる。このため、吸音材30は、極力薄いものが好ましい。したがって、本実施の形態1では、単一層の吸音材(つまり、1つの材質で形成された吸音材)を用いている。
以上、吸込口3に設けられるダンパ20をこのように構成することにより、送風ファン10のファンモータ11を駆動させ、ファンモータ11の駆動音等が吸込口3まで伝播してきても、吸込口3に設けられたダンパ20の吸音材30によって、等位騒音を吸収することができる。このため、本実施の形態1に係る車両用空調装置の室内機1は、車両内へ騒音が伝播することを従来よりも抑制することができるので、乗客の快適性を従来よりも向上させることができる。
なお、本実施の形態1では、全ての羽根22の回転方向を同一方向としたが、各羽根22の回転方向は任意である。
また、本実施の形態1では、ダンパ20に4枚の羽根22を設ける例について説明したが、吸込口3の開口面積を調整することができれば、ダンパ20に設ける羽根22の枚数は任意である。つまり、少なくとも1枚の羽根22があればよい。
また、本実施の形態1では、室内機1を車両の天面部に設置する例を説明したが、車両の側面部及び底面部に設置される室内機の吸込口に本実施の形態1に係るダンパ20を設けても、本実施の形態1で示した効果を得ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、ダンパ20の各羽根22の回転角度を同じにする構成となっていた。しかしながら、これに限らず、ダンパ20を以下のように構成し、各羽根22の回転角度を異ならせてもよい。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図3は、本発明の実施の形態2に係るダンパを示す図である。なお、図3(a)がこのダンパの平面図、図3(b)がこのダンパの側面断面図となっている。つまり、図3(a)は、紙面手前側が室内機の筐体の内部側となり、紙面奥側が車両内側となる。
図3に示すように、本実施の形態2に係るダンパ20は、実施の形態1と同様に、枠体21、4枚の羽根22及び吸音材30を備えている。
しかしながら、本実施の形態2に係るダンパ20は、各羽根22とこれら羽根を駆動する駆動装置との接続構成が実施の形態1と異なっている。
詳しくは、4枚の羽根22のうち、両端に配置された2枚の羽根22(以下、グループ1の羽根22とも称する)の連結片24は、連結部材26aによって連結されている。そして、グループ1の羽根22のうちの一枚の羽根22の回転軸23と、駆動装置28aの出力軸とが接続されている。また、4枚の羽根22のうち、中央に配置された2枚の羽根22(以下、グループ2の羽根22とも称する)の連結片24は、連結部材26bによって連結されている。そして、グループ2の羽根22のうちの一枚の羽根22の回転軸23と、駆動装置28bの出力軸とが接続されている。
このようにダンパ20を構成することにより、グループ1の羽根22の回転角度と、グループ2の羽根22の回転角度とを異ならせることが可能となる。つまり、ダンパ20の羽根22によって、吸込口3の開口部の一部を覆う際、グループ1,2のうちの一部のグループの羽根22(例えば、グループ2の羽根22)により、他のグループの羽根22(例えば、グループ1の羽根22)よりも多く吸込口3の開口部を覆うことができる。
図1及び図3に示す送風ファン10の方向からわかるように、グループ2の羽根22は、送風ファン10のファンモータ11(騒音源)と対向する範囲に配置されている。このため、ファンモータ11の騒音は、グループ1の羽根22よりも、グループ2の羽根22の方に伝播しやすい。このため、吸込口3の開口部の一部を覆う際、グループ2の羽根22により、グループ1の羽根22よりも多く吸込口3の開口部を覆うとよい。このようにすることで、ファンモータ11の騒音をより効果的に吸音することが可能となる。
また、例えば、上述のように、筐体2内に冷凍サイクル回路の膨張機構等が配置される場合がある。このような場合、膨張機構は筐体2内で風路抵抗とならない位置に配置することが好ましい(図1(a)の場合、例えば吸込口3の上方となる位置)。このため、膨張機構から発生する騒音は、グループ2の羽根22よりも、グループ1の羽根22の方に伝播しやすい。このため、吸込口3の開口部の一部を覆う際、グループ1の羽根22により、グループ2の羽根22よりも多く吸込口3の開口部を覆うことで、膨張機構の騒音をより効果的に吸音することが可能となる。
なお、本実施の形態2では、複数の羽根22を2つのグループに区分けしたが、3つ以上のグループに区分けしても勿論よい。騒音が通りやすい(伝播しやすい)位置のグループの羽根22によって他のグループの羽根22よりも多く吸込口3の開口部を覆うように、各グループの羽根22の回転角度を調整することにより、効果的に吸音することができる。
また、本実施の形態2では、1つのグループを2枚の羽根22で構成したが、1つのグループを構成する羽根の枚数は任意である。
実施の形態3.
実施の形態1及び実施の形態2では、羽根22の一面(吸込口3を閉止した状態において送風ファン10と対向する側の面)の全域に吸音材30を設けた。これに限らず、羽根22の前記一面の一部の範囲に、吸音材30を設けてもよい。なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1又は実施の形態2と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図4は、本発明の実施の形態3に係るダンパを示す図である。なお、図4(a)がこのダンパの平面図、図4(b)がこのダンパの側面断面図となっている。つまり、図4(a)は、紙面手前側が室内機の筐体の内部側となり、紙面奥側が車両内側となる。
図4に示すように、本実施の形態3に係るダンパ20の基本構成は、実施の形態1と同様となっている。しかしながら、本実施の形態3に係るダンパ20は、羽根22の一面(吸込口3を閉止した状態において送風ファン10と対向する側の面)の一部の範囲に吸音材30が設けられている。
上述のように、羽根22に吸音材30を設けることにより、羽根22に吸音材30を設けていない場合と比べて、吸込口3の開口面積の遮られる量が多くなる。つまり、羽根22に吸音材30を設けることによる吸音効果と、羽根22に吸音材30を設けることによる風路抵抗の増加とは、トレードオフの関係にある。このため、羽根22の全域に吸音材30を設けなくとも十分な吸音効果が得られる場合、羽根22の一部に吸音材30を設けることにより、ダンパ20による風路抵抗の増加を、実施の形態1,2よりも抑制することができる。
また例えば、室内機1の設置条件によっては、吸込口3を大きく形成できない(つまり、ダンパ20を大きくできない)場合もある。このような場合、羽根22の全域に吸音材30を設けると、ダンパ20による風路抵抗の増加が過大になってしまうことが懸念される。しかしながら、羽根22の一部に吸音材30を設けることにより、ダンパ20による風路抵抗の増加が過大になってしまうことを防止できる。
なお、吸音材30を設ける範囲を、例えば次のように決定するとよい。
図1及び図4に示す送風ファン10の方向からわかるように、羽根22の中央部(長手方向の中央部)は、送風ファン10のファンモータ11(騒音源)と対向する範囲となっている。このため、ファンモータ11の騒音は、羽根22の中央部の方に伝播しやすい。このため、羽根22の中央部に吸音材30を設けることで、ファンモータ11の騒音をより効果的に吸音することが可能となる。
また例えば、羽根22の長手方向の端部側から騒音が通りやすい(端部側に伝播しやすい)場合には、羽根22の長手方向の端部側に吸音材30を設けることで、当該騒音をより効果的に吸音することが可能となる。
また例えば、実施の形態2のように、ダンパ20の羽根22によって吸込口3の開口部の一部を覆う際、一部のグループの羽根22により、他のグループの羽根22よりも多く吸込口3の開口部を覆う場合には、吸込口3の開口部を多く覆うグループの羽根22に吸音材30を設けることにより、効果的に騒音を吸収することができる。
1 室内機、2 筐体、3 吸込口、4 吹出口、5 室内熱交換器、6 ダクト、10 送風ファン、11 ファンモータ、12 羽根車、20 ダンパ、21 枠体、22 羽根、23 回転軸、24 連結片、25 連結部材、26a,26b 連結部材、27 駆動装置、28a,28b 駆動装置、30 吸音材、50 制御装置。

Claims (2)

  1. 吸込口及び吹出口が形成された室内機の筐体と、該筐体の内部に収容された送風ファン及び室内熱交換器とを備え、前記筐体が車両に設置された状態においては前記吸込口を介して前記車両の内部と前記筐体の内部とが連通する車両用空調装置において、
    前記送風ファンは、羽根車と、該羽根車を回転駆動するファンモータとを備え、
    前記筐体は、前記吸込口に、該吸込口の開口面積を調整するダンパを備え、
    該ダンパは、少なくとも1枚の羽根と、該羽根を回転させることによって前記吸込口を開閉する駆動装置と、を有し、
    前記羽根は、前記吸込口を閉止した状態において前記送風ファンと対向する側の面の一部の範囲に、吸音材が設けられており、
    前記一部の範囲とは、前記ファンモータと対向する範囲であることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 吸込口及び吹出口が形成された室内機の筐体と、該筐体の内部に収容された送風ファン及び室内熱交換器とを備え、前記筐体が車両に設置された状態においては前記吸込口を介して前記車両の内部と前記筐体の内部とが連通する車両用空調装置において、
    前記吸込口に、該吸込口の開口面積を調整するダンパを備え、
    該ダンパは、複数の羽根と、該羽根を回転させることによって前記吸込口を開閉する駆動装置と、を有し、
    これらの前記羽根は、少なくとも一枚の前記羽根を有する複数のグループに区分けされて、各グループ毎に独立して前記羽根が回転自在になっており、
    前記ダンパの前記羽根によって前記吸込口の開口部の一部を覆う際、前記複数のグループのうちの一部のグループの前記羽根により、他のグループの前記羽根よりも多く前記吸込口の開口部を覆い、前記一部のグループの前記羽根に少なくとも吸音材が設けられており、
    前記送風ファンは、羽根車と、該羽根車を回転駆動するファンモータとを備え、
    前記一部のグループの前記羽根は、前記ファンモータと対向する範囲に設けられていることを特徴とする車両用空調装置。
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