JP6179144B2 - 画像処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像処理装置及び画像形成装置に関する。
CIS(Contact Image Sensor)や、CCD(Charge Coupled Device)等のラインイメージセンサを備えたスキャナを搭載した複合機などの画像形成装置が知られている。
ラインイメージセンサより出力された画像データは、AFE(Analog Front End)等を経由し、後段のASIC(Application Specific Integrated Circuit)において画像処理が施される。その際、画像処理を行う前に、ラインイメージセンサから入力された画像データをライン順次に並び替えて画像処理を実施することが既に知られている。
そして、ラインイメージセンサによって並列に出力された画像データを並び替える際に、SRAM(Static Random Access Memory)を使用してライン順次の画像データに並び替えることが一般的であり、各ブロックに最大主走査幅分のSRAMを搭載する必要があった。
ところが、ラインイメージセンサを備えたスキャナ部分の構成は、製品ごとに異なっている場合がある。そのため、従来の画像形成装置は、同サイズの画像を読み取るにも拘らず、スキャナ部分のラインイメージセンサ構成が異なるものが接続される可能性がある。そこで、使用を想定される最大主走査幅、最大ブロック数分のSRAMを搭載する必要があり、不要なSRAM容量が発生してしまうとの問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、異なるラインイメージセンサ構成のスキャナが接続される場合でも、各々のケースにおいて不要なSRAM容量をなくすことを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像データを記憶する複数のバッファで構成された記憶手段と、原稿を複数のセンサを備えるスキャナで読み取った前記画像データを、前記記憶手段の前記複数のバッファから指定されたバッファを選択して当該バッファの所定のアドレスに書き込む書込み制御手段と、を備え、前記書込み制御手段は、前記書込み制御手段に入力されている前記画像データの画素が何画素目であるかを計測する画素計測手段と、前記複数のセンサから出力された前記各画像データの先頭画素が入力されたタイミングと、前記画素計測手段によって計測された、前記書込み制御手段に入力されている当該画像データの画素の順位が、前記スキャナが備えるセンサ数と、当該スキャナが原稿を読み取る主走査幅とに応じて算出した値に達したタイミングにトリガ信号を生成するトリガ信号生成手段と、前記トリガ信号が発生した場合に、前記書込み制御手段が選択する当該バッファの指定を切り替えて指定するバッファ選択手段と、前記トリガ信号生成手段によって前記トリガ信号が発生してから再度前記トリガ信号が発生するまでの期間に、前記バッファ選択手段が指定した当該バッファを書込み可能な状態にするバッファ有効信号を出力するバッファ有効信号生成手段と、前記バッファ有効信号が当該バッファを有効にしている期間、前記アドレスをカウントアップさせて当該アドレスを生成するアドレス生成手段と、を備える。
本発明によれば、接続されるラインイメージセンサの構成が不明であっても、余計なSRAMを実装することなく画像転送を行うことができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の画像形成装置のブロック図である。 図2は、AFEのインターフェースの一例を示すタイミング図である。 図3は、WriteAddress制御部とWriteEnable制御部を示すブロック図である。 図4は、SRAMの構成を示すブロック図である。 図5は、従来技術での3ch構成のSRAMへのライトタイミングを示したタイミングチャートである。 図6は、本実施形態での3ch構成のSRAMへのライトタイミングを示したタイミングチャートである。 図7は、従来技術での3ch構成のSRAMからのリードタイミングを示したタイミングチャートである。 図8は、本実施形態での3ch構成のSRAMからのリードタイミングを示したタイミングチャートである。 図9は、従来技術での6ch構成のSRAMからのライトタイミングを示したタイミングチャートである。 図10は、変形例1での6ch構成のSRAMからのライトタイミングを示したタイミングチャートである。 図11は、変形例2での2ch構成のSRAMからのライトタイミングを示したタイミングチャートである。 図12は、変形例3での5ch構成のSRAMからのライトタイミングを示したタイミングチャートである。 図13は、変形例3での5ch構成のSRAMからのリードタイミングを示したタイミングチャートである。 図14は、変形例4での4ch構成のSRAMからのライトタイミングを示したタイミングチャートである。 図15は、変形例5での3ch構成のSRAMからのライトタイミングを示したタイミングチャートである。
(本実施形態の構成例)
以下に図面を参照して、画像処理装置についての実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置1のブロック図である。画像形成装置1は、Scanner2と、Engine3と、Controller4と、Plotter5と、を備えている。
読取装置であるScanner2は、複数のラインイメージセンサ21と、AFE22と、を備えており画像読み取りを実施する。ラインイメージセンサ21は、例えば、CISやCCD等である。AFE22は、ラインイメージセンサ21が読み取ったアナログデータをデジタルデータに変換する。また、Scanner2は、搭載するラインイメージセンサ21や、AFE22を制御するデバイスが搭載されてもよい。
画像処理装置であるEngine3は、ASIC31を備えている。Engine3は、Scanner2で読み取った画像データに対し動作モードに応じた画像処理を実施する。
制御装置であるController4は、画像形成装置1の制御を行う。例えば、I/O制御や、Engine3の制御や、メモリ転送制御などを実施する。出力装置であるPlotter5は、画像データを出力する装置である。例えば、プリンタなどである。
ASIC31は、SRAM_top32と、画像処理部33と、WriteAddress制御部34と、WriteEnable制御部35と、ReadAddress制御部36と、ReadEnable制御部37と、を備えている。ASIC31は、画像データの処理を実施する。
SRAM_top32は、writeデータ選択部300と、複数のSRAM301と、readデータ選択部302と、を備えている。そして、SRAM_top32は、WriteAddress制御部34、WriteEnable制御部35、ReadAddress制御部36及びReadEnable制御部37からの入力に応じて画像データのリードアクセスまたはライトアクセスを行うSRAM301を決定する。
writeデータ選択部300は、ラインイメージセンサ21が読み取った画像データが入力される。そして、writeデータ選択部300は、入力された画像データを並列処理するために画像データの並び替えを行う。その際の並び替えは、AFE22の出力仕様に応じて並び替えが行われる。並び替え後の画像データは、WriteAddress制御部34及びWriteEnable制御部35からの入力により選択されたSRAM301に出力される。
記憶手段であるSRAM301は、画像データを格納するバッファである。また、カラー読取を行う場合にSRAM301は、色数に対応した数のSRAM301が必要となる。そして、SRAM301は、リード速度とライト速度の差分吸収のため2ライン分実装される。また、SRAM301は、画像データの読み出し順に応じて、FIFO(First In First Out)や、LIFO(Last In First Out)などの、SRAM301以外のバッファを選択してもよい。
readデータ選択部302は、ReadAddress制御部36及びReadEnable制御部37により、SRAM301からリードされた画像データがライン順次となるように画像データを選択する。
画像処理部33は、各動作に最適な画像データに変換するための画像処理を実施するモジュールである。WriteAddress制御部34は、SRAM301のライトアドレス信号を制御するブロックである。WriteEnable制御部35は、SRAM301のライトイネーブル信号を制御するブロックである。ReadAddress制御部36は、SRAM301のリードアドレス信号を制御するブロックである。ReadEnable制御部37は、SRAM301のリードイネーブル信号を制御するブロックである。
図2は、AFE22のインターフェースの一例を示すタイミング図である。図2を用いて、AFE22のインターフェースを説明する。図2は、Scanner2のラインイメージセンサ21から、AFE22へ画像データが出力され、AFE22にてデジタルデータに変換された画像データが、writeデータ選択部300から出力されている状態を示している。これにより、SRAM301へ画像データを入力する前段階の画像データの選択が行われる。
具体的には、ラインイメージセンサ入力1〜3は、ラインイメージセンサ21からAFE22に入力されるラインイメージセンサ21が読み取ったアナログデータである。AFE出力は、AFE22がラインイメージセンサ21から入力されたアナログデータをデジタルデータに変換した画像データである。write_data_1〜3は、writeデータ選択部300によって、AFE22から入力された画像データを並列処理のためにシリアルパラレル変換された画像データである。
ラインイメージセンサ21は、Scanner2からAFE22へアナログデータを出力する。そして、AFE22は、アナログデータをデジタルデータに変換して出力する。その後、writeデータ選択部300によって、デジタルデータに変換された画像データが、並列処理のために並び替えられる。
図3は、WriteAddress制御部34とWriteEnable制御部35を示すブロック図である。以下にて、WriteAddress制御部34とWriteEnable制御部35について説明を行う。なお、ReadAddress制御部36とReadEnable制御部37は、図3と同じであるため省略する。
WriteAddress制御部34及びWriteEnable制御部35に入力される信号について説明を行う。WriteAddress制御部34及びWriteEnable制御部35には、ライン同期信号と、mode信号と、が入力される。ライン同期信号は、主走査の同期信号である。具体的には、1ライン周期で有効になる信号である。mode信号は、接続されるスキャナの構成を示す信号である。具体的には、最大主走査幅や、ラインイメージセンサ21のch数などである。なお、mode信号は、複合機固有であるため、最大主走査幅やラインイメージセンサ21のch数などは、具体的な値でなくてもよいし、具体的な値でもよい。
WriteAddress制御部34及びWriteEnable制御部35から出力される信号について説明を行う。WriteAddress制御部34は、ライトアドレス信号を出力する。ライトアドレス信号は、SRAM301をライトアクセスする際に使用するアドレス信号である。WriteEnable制御部35は、ライトイネーブル信号と、RAMカウンタ信号と、を出力する。ライトイネーブル信号は、SRAM301を書き込み可能な状態にする信号である。RAMカウンタ信号は、各chのカウンタ値をwriteデータ選択部300へ出力する信号であり、ライトするSRAM301が示されている。
WriteAddress制御部34及びWriteEnable制御部35が備えているブロックについて説明を行う。WriteAddress制御部34は、アドレス値算出部340と、アドレスカウンタ341と、を備えている。WriteAddress制御部34により、SRAM301のライトアドレス信号が生成される。そして、WriteAddress制御部34及びWriteEnable制御部35にて書込み制御手段を構成している。
アドレス値算出部340は、各SRAM301のアドレスの最大値と、初期値と、を後述する式(1)及び式(2)にて算出するブロックである。なお、式(2)の対応センサch番号とは、算出したいラインイメージセンサ21の番号である。対応RAM_ch番号とは、算出したいSRAM301のch番号である。そして、対応RAM_ch番号は、算出したいSRAM301のch番号と、RAMカウンタ信号の初期値と、が等しい場合に、そのセンサch番号となる。なお、該当するch数がない場合は、0とする。
Figure 0006179144
Figure 0006179144
アドレス生成手段であるアドレスカウンタ341は、SRAM301のライトアドレス信号を算出するためのカウンタである。アドレスカウンタ341は、該当するSRAM301のライトイネーブル信号が有効である場合にカウントアップする。SRAM301の最大幅までアクセスしたタイミング、または、外部からのライン同期信号を検知したタイミングで初期値となる。なお、ライトアドレス信号の初期値は、アドレス値算出部340によって算出された値となる。これにより、ライトアドレス信号が生成される。
WriteEnable制御部35は、主走査カウンタ350と、カウンタトリガ生成部351と、RAMカウンタ初期値算出部352と、RAMカウンタ353と、en信号生成部354と、を備えている。WriteEnable制御部35により、SRAM301のライトイネーブル信号が生成される。
画素計測手段である主走査カウンタ350は、WriteAddress制御部34に対して、ラインイメージセンサ21から入力される画像データが何画素目であるかを示しているカウンタである。主走査カウンタ350の初期値は、後述する式(3)にて算出される。そして、ライン同期信号を基準にして、0にクリアされる。なお、ReadEnable制御部37の場合に、主走査カウンタ350の最大値は、原稿の主走査幅となる。そして、ライン同期信号を基準にして、0にクリアされる。
Figure 0006179144
トリガ信号生成手段であるカウンタトリガ生成部351は、mode信号にて入力された最大主走査幅と、ラインイメージセンサ21のch数と、主走査カウンタ350のカウンタ値と、を用いてライトイネーブル信号を切り替えるタイミングを算出する。具体的には、主走査カウンタ350のカウンタ値が、後述する式(4)で算出する値となった場合に、カウンタトリガ信号を有効にする。なお、mとは、任意の値であり、定数倍のタイミングで、カウンタトリガ信号は有効となる。
Figure 0006179144
RAMカウンタ初期値算出部352は、RAMカウンタ353の初期値を算出する。具体的には、式(5)で算出された値が初期値となる。なお、ReadEnable制御部37の一部であるの場合には、初期値は1となる。
Figure 0006179144
バッファ選択手段であるRAMカウンタ353は、対応するラインイメージセンサ21のchが、どのSRAM301にデータを格納するかを選択するカウンタである。RAMカウンタ353は、カウンタトリガ信号でカウントアップし、ライン同期信号で初期値にクリアされる。RAMカウンタ353の初期値は、RAMカウンタ初期値算出部352によって算出される。
バッファ有効信号生成手段であるen信号生成部354は、該当するSRAM301を書込み可能な状態にするライトイネーブル信号を生成するブロックである。en信号生成部354は、RAMカウンタ353のカウンタ値が示しているSRAM301に対してライトイネーブル信号を生成する。
図4は、SRAM301の構成を示すブロック図である。SRAM301の構成は、write_sel303と、SRAM301と、read_sel304と、を備えている。
SRAM301の構成は、WriteAddress制御部34にて生成されたSRAM301のライトアドレス信号であるw_add_N信号(Nは任意の値)と、各ラインイメージセンサ21のライトデータであるwrite_data_N信号(Nは任意の値)と、ライトするSRAM301が示されているRAMカウンタN信号(Nは任意の値)と、各SRAM301に対するライトデータであるwdat_N信号(Nは任意の値)と、WriteEnable制御部35にて生成されたSRAM301のライトイネーブル信号であるwe_N信号(Nは任意の値)と、ReadAddress制御部36にて生成されたSRAM301のリードアドレス信号であるr_add信号と、ReadEnable制御部37にて生成されたリードイネーブル信号であるre_N信号(Nは任意の値)と、各SRAM301からのリードデータであるread_data_N信号(Nは任意の値)と、各SRAM301からのリードデータをセレクトしライン順次に並び替えたあとのリードデータであるread_data信号と、を備えている。
SRAM301の構成は、write_sel303と、SRAM301と、read_sel304と、を備えている。以下にてSRAM301の構成が備えているブロックについて説明を行う。
write_sel303は、writeデータ選択部300の一部である。write_sel303は、AFE22にて並び替えられた画像データであるwrite_data_Nと、ライトするSRAM301が示されているRAMカウンタ信号とが入力される。write_sel303は、RAMカウンタ信号にて選択された値によって、入力された画像データを各SRAM301に対するライトデータであるwdat_N信号に出力する。
read_sel304は、readデータ選択部302の一部である。read_sel304は、各SRAM301からのリードデータであるread_data_N信号をライン順次に並び替える機能を備えている。具体的には、各SRAM301のリードイネーブル信号であるre_N信号によって有効であることが示されているリードデータをセレクトしてread_data信号から出力することでライン順次に並び替えられる。
SRAM301は、前述したバッファである。また、SRAM301は上述の回路構成としたことにより、入力された画像データは効率的にSRAM301に対してライトされる。よって、各SRAM301の容量の合計値は、Scanner2の複数のラインイメージセンサ21が読み取った画像データの容量の合計だけあればよい。
以下にて、従来技術を用いた回路構成によるタイミングチャートと、本実施形態でのタイミングチャートとを比較しつつ、回路動作について説明を行う。
図5は、従来技術での3ch構成のSRAM301へのライトタイミングを示したタイミングチャートである。図6は、本実施形態での3ch構成のSRAM301へのライトタイミングを示したタイミングチャートである。本実施形態において、主走査幅7500画素の原稿を読み取る場合に、ラインイメージセンサ21が3ch構成のスキャナが接続されることを想定したSRAM301へのリードとライトタイミングを説明する。
図5は、ラインイメージセンサ21のch数が3chで、SRAM301の幅が2500画素である状態を示している。従来技術においては、使用を想定される最大主走査幅、最大ブロック数分のSRAM301を搭載する。すなわち、対応するラインイメージセンサ21から入力された全ての入力データは、一つのSRAM301にライトする。そのため、対応するセンサがないwrite_data_2、write_data_4、及び、write_data_6は、SRAM301が実装されているものの使用されることはない。よって、同様の理由により、we_2、we_4、及び、we_6は、Lowの状態を維持した状態になっている。
図6は、ラインイメージセンサ21のch数が3chで、SRAM301の幅が1250画素である状態を示している。本実施形態では、個々のSRAM301の容量を、使用を想定される最大主走査幅の半分にして2個を1組にして使用する。まず、一つ目のSRAM301に対して前半の画像データをライトする。その後、二つ目のSRAM301に対して後半の画像データをライトする。これにより、本実施形態は、ラインイメージセンサ21から入力された全ての画像データがSRAM301にライトすることが可能となる。
具体的には、ライン同期信号がHighになったことにより、カウンタトリガ1信号は、High状態となる。カウンタトリガ1信号がHigh状態となったことにより、SRAM301のライトイネーブル信号であるwe_1は、High状態となる。we_1がHigh状態となったことにより、SRAM301のライトアドレス信号であるw_add_1は、カウントアップする。その後、主走査カウンタ1が、1249になったことにより、カウンタトリガ1信号は、High状態となる。それにより、we_1は、Low状態となる。その際に、RAMカウンタ1は、カウントアップして2となる。よって、we_2は、High状態となる。
その間、ラインイメージセンサ21から入力された画像データであるwrite_data_1は、write_sel303で選択されてwdat_1から出力される。そして、一つ目のSRAM301にライトされる。また、we_2がHighになった以降も同様の動作となる。
すなわち、従来技術においては、対応するラインイメージセンサ21から入力された全ての入力データは、一つのSRAM301にライトしていた。しかし、本実施形態においては、SRAM301を効率的に使用できる形態となっていることから、SRAM301の容量は、主走査幅をSRAM301の個数で除算することで求めされる。例えば、主走査幅7500画素の原稿であって、SRAM301を6個使用する場合に、SRAM301の容量は、1250あればよい。
図7は、従来技術での3ch構成のSRAM301からのリードタイミングを示したタイミングチャートである。図8は、本実施形態での3ch構成のSRAM301からのリードタイミングを示したタイミングチャートである。
従来技術においては、対応するラインイメージセンサ21からの画像データは、対応する一つのSRAM301にライトする。よって、対応するラインイメージセンサ21がないSRAM301は、リードされない。
一方、本実施形態においては、SRAM301の容量を半分にして2個を1組にして使用する。よって、全てのSRAM301は、リードされる。
具体的には、ライン同期信号がHighになったことによりカウンタトリガ信号がHighになる。それにより、SRAM301のリードイネーブル信号であるre_1は、High状態になる。それに伴い、SRAM301のリードアドレス信号であるr_addは、カウントアップする。これにより、SRAM301のリードデータは、出力される。SRAM301の画素幅である1249画素のリードが完了するとカウンタトリガは、Highになる。よって、re_1は、Low状態となる。その際、RAMカウンタ信号は、カウントアップする。これを、SRAM301を変えながらリードを繰り返すことで主走査幅である7500画素をリードする。
以上のように、複数のラインイメージセンサ21から入力された画像データは、write_sel303においてRAMカウンタ353が選択したSRAM301に出力される。その際、カウンタトリガ生成部351は、主走査カウンタ350を用いて所定の量の画像データが入力されたと判定した場合に、カウンタトリガ信号を発生させてRAMカウンタ353の値をカウントアップさせることでSRAM301を切り替える。これにより、各SRAM301に対して適切な量の画像データがそれぞれ出力される。そして、カウンタトリガ信号にてSRAM301が切り替えられるまでの期間、en信号生成部354は、SRAM301を書込み可能な状態にするバッファ有効信号を選択先のSRAM301に出力する。その際に、アドレスカウンタ341は、バッファ有効信号が有効である場合に値を所定の値からカウントアップさせて選択先のSRAM301にアドレスとして出力する。これにより、選択されたSRAM301は、上書きされることなく画像データを各SRAM301に書き込むことが可能となる。よって、ラインイメージセンサ21の数に増減があったとしても、各SRAM301に適切な量の画像データを書き込むことが可能となるので、ラインイメージセンサ21に増減があったとしても不要なSRAM301を増やすことなく対応可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
(変形例1)
以下にて本実施形態の変形例1であるラインイメージセンサ21のch数が6ch、SRAM301のch数が6chの場合について説明を行う。
図9は、従来技術での6ch構成のSRAM301からのライトタイミングを示したタイミングチャートである。図10は、変形例1での6ch構成のSRAM301からのライトタイミングを示したタイミングチャートである。6ch構成時は、本発明適用後においても従来技術と、タイミングに差異はない。しかし、従来技術は、スキャナ部分のラインイメージセンサ構成が3chである場合(ラインイメージセンサ21が1個あたりの主走査幅2500画素)にも対応する必要があることから、SRAM301あたりの幅を2500画素分実装している必要があり後半の1250画素分は使用されない領域となってしまっていた。一方、変形例1では、SRAM301の容量が1個当たりにつき1250画素分しか搭載されていないため、無駄な領域をなくすことが可能となる。
なお、6ch構成のSRAM301からのリードタイミングは、3ch構成時と変わらないため省略する。
(変形例2)
以下にて本実施形態の変形例2であるラインイメージセンサ21のch数が2ch、SRAM301のch数が5chの場合について説明を行う。
図11は、変形例2での2ch構成のSRAM301からのライトタイミングを示したタイミングチャートである。
変形例2においては、一つのSRAM301に対して、複数のセンサから画像データをライトすることにも対応している。具体的には、SRAM301のライトデータ信号であるwdat_3に対して、ラインイメージセンサ21からのライトデータ信号であるwrite_data_2は、画像データD3750からD4499を入力している。その後、別のセンサからのライトデータ信号であるwrite_data_1は、画像データD3000からD3749を入力している。
図11について、更に詳細に説明を行う。ライン同期信号がHighになったことによりカウンタトリガ1信号と、カウンタトリガ2信号と、がHighになる。それにより、SRAM301のライトイネーブル信号がHighとなる。この時、RAMカウンタ1信号の値は、1になっている。そして、RAMカウンタ2信号の値は、3となっている。よって、SRAM301のライトイネーブル信号は、we_1と、we_3とがHigh状態となる。そして、we_3のSRAM301のライトアドレス信号であるw_add_3は、前述の式(2)の計算式を用いて初期値が計算される。式(2)の対応センサch番号は、write_data_2からの入力であることから2となる。そして、対応RAM_ch番号は、wdat_3であることから3となる。それぞれの値を代入して計算するとw_add_3は、750となる。
その後、主走査カウンタ2の値が4499となり、式(4)にて計算された値である1500の定数倍から1を減算した値となることからカウンタトリガ2がHighになる。そして、図11に示すタイミングでSRAM301に画像データがライトされる。
(変形例3)
以下にて本実施形態の変形例3であるラインイメージセンサ21のch数が5ch、SRAM301のch数が5chの場合について説明を行う。
図12は、変形例3での5ch構成のSRAM301からのライトタイミングを示したタイミングチャートである。図13は、変形例3での5ch構成のSRAM301からのリードタイミングを示したタイミングチャートである。
ラインイメージセンサ21のch数と、SRAM301のch数と、が共に5chの場合には、図12に示すように、それぞれのSRAM301に対して順次画像データがライトされる。そして、図13に示すように、SRAM301ごとに順番に画像データがリードされる。
(変形例4)
以下にて本実施形態の変形例4であるラインイメージセンサ21のch数が4ch、SRAM301のch数が5chの場合について説明を行う。
図14は、変形例4での4ch構成のSRAM301からのライトタイミングを示したタイミングチャートである。
ライン同期信号が、Highになったことにより、カウンタトリガ1から4がHighになる。そして、SRAM301のライトイネーブル信号we_1からwe_4は、Highになる。また、ライトアドレス信号であるw_add_1からw_add_4は、初期値が設定されると共にカウントアップを開始する。その後、主走査カウンタが式(4)で求められた値の定数倍になったタイミングでカウンタトリガ信号がHighになり、SRAM301のライトイネーブル信号やライトアドレス信号は、変化する。これが順次行われることによりセンサからの画像データは、SRAM301にライトされる。
(変形例5)
以下にて本実施形態の変形例5であるラインイメージセンサ21のch数が3ch、SRAM301のch数が5chの場合について説明を行う。
図15は、変形例5での3ch構成のSRAM301からのライトタイミングを示したタイミングチャートである。
ライン同期信号が、Highになったことにより、カウンタトリガ1から3がHighになる。それにより、SRAM301のライトイネーブル信号がHighとなる。この時、RAMカウンタ1信号の値は、1になっている。そして、RAMカウンタ2信号の値は、2となっている。また、RAMカウンタ3信号の値は、4となっている。よって、SRAM301のライトイネーブル信号は、we_1と、we_2と、we_4と、がHigh状態となる。そして、we_2のSRAM301のライトアドレス信号であるw_add_2は、前述の式(2)の計算式を用いて初期値が計算される。式(2)の対応センサch番号は、write_data_2からの入力であることから2となる。そして、対応RAM_ch番号は、wdat_2であることから2となる。それぞれの値を代入して計算するとw_add_3は、1000となる。write_data_4は、同様に計算を行い500となる。その後、主走査カウンタが式(4)で求められた値の定数倍になったタイミングでカウンタトリガ信号がHighになり、SRAM301のライトイネーブル信号やライトアドレス信号は、変化する。これが順次行われることによりセンサからの画像データは、SRAM301にライトされる。
なお、上記実施の形態では、本発明の画像処理装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像処理装置であればいずれにも適用することができる。
1 画像形成装置
21 ラインイメージセンサ
22 AFE
34 WriteAddress制御部
35 WriteEnable制御部
36 ReadAddress制御部
37 ReadEnable制御部
301 SRAM
340 アドレス値算出部
341 アドレスカウンタ
350 主走査カウンタ
351 カウンタトリガ生成部
352 RAMカウンタ初期値算出部
353 RAMカウンタ
354 en信号生成部
特開2008−147855号公報 特開2004−220585号公報 特許第3870190号公報

Claims (7)

  1. 画像データを記憶する複数のバッファで構成された記憶手段と、
    原稿を複数のセンサを備えるスキャナで読み取った前記画像データを、前記記憶手段の前記複数のバッファから指定されたバッファを選択して当該バッファの所定のアドレスに書き込む書込み制御手段と、
    を備え、
    前記書込み制御手段は、
    前記書込み制御手段に入力されている前記画像データの画素が何画素目であるかを計測する画素計測手段と、
    前記複数のセンサから出力された前記各画像データの先頭画素が入力されたタイミングと、前記画素計測手段によって計測された、前記書込み制御手段に入力されている当該画像データの画素の順位が、前記スキャナが備えるセンサ数と、当該スキャナが原稿を読み取る主走査幅とに応じて算出した値に達したタイミングにトリガ信号を生成するトリガ信号生成手段と、
    前記トリガ信号が発生した場合に、前記書込み制御手段が選択する当該バッファの指定を切り替えて指定するバッファ選択手段と、
    前記トリガ信号生成手段によって前記トリガ信号が発生してから再度前記トリガ信号が発生するまでの期間に、前記バッファ選択手段が指定した当該バッファを書込み可能な状態にするバッファ有効信号を出力するバッファ有効信号生成手段と、
    前記バッファ有効信号が当該バッファを有効にしている期間、前記アドレスをカウントアップさせて当該アドレスを生成するアドレス生成手段と、
    を備えること、
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 前記バッファ選択手段の初期値は、前記各センサから入力される前記各画像データの先頭の画素の画素数目を、前記バッファの容量で除算した値に1を加算した値であること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記アドレス生成手段の初期値は、式(1)によって算出されること、
    Figure 0006179144

    RAM:バッファ

    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記トリガ信号生成手段は、前記画素計測手段が、式(2)によって算出された値となった場合にトリガを発生させること、
    Figure 0006179144

    RAM:バッファ
    m:任意の値

    を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記バッファの容量の合計値は、前記複数のセンサの最大主走査幅の画像データの容量の合計であること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記バッファは、1以上の前記センサからの出力を書き込まれること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像処理装置。
  7. 原稿を複数のセンサで読み取る読取装置と、
    前記読取装置が読み取った画像データを処理する請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載された画像処理装置と、
    前記画像処理装置を制御する制御装置と、
    前記制御装置が前記画像処理装置を用いて処理された前記画像データを出力する出力装置と、
    を備える画像形成装置。
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