JP6176984B2 - 送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム - Google Patents
送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6176984B2 JP6176984B2 JP2013084240A JP2013084240A JP6176984B2 JP 6176984 B2 JP6176984 B2 JP 6176984B2 JP 2013084240 A JP2013084240 A JP 2013084240A JP 2013084240 A JP2013084240 A JP 2013084240A JP 6176984 B2 JP6176984 B2 JP 6176984B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- power transmission
- power receiving
- cpu
- receiving device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 287
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 93
- 230000008569 process Effects 0.000 description 79
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 53
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 42
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
- 230000006870 function Effects 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000004044 response Effects 0.000 description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 4
- 238000009774 resonance method Methods 0.000 description 4
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 4
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 4
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 4
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 3
- 238000012854 evaluation process Methods 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 3
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J50/00—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
- H02J50/10—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/14—Inductive couplings
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J50/00—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
- H02J50/80—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power involving the exchange of data, concerning supply or distribution of electric power, between transmitting devices and receiving devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
Description
しかしながら、どの位置まで移動させれば受電装置への電力の伝送効率を高められるかをユーザが把握するのは難しい。このため、伝送効率の悪い状態で電力伝送が行われる場合があった。これにより、無駄な電力が消費されてしまうという問題があった。
図1は、電力伝送システムを示す図である。電力伝送システムは、送電装置10と、複数の受電装置20とを備えている。送電装置10は、無線により受電装置20に電力を供給する。また、送電装置10は、受電装置20との間で給電のために必要なデータ通信を行う。受電装置20は、無線により送電装置10から電力の供給を受ける。また、受電装置20は、送電装置10との間で給電のために必要なデータ通信を行う。
図1に示す給電エリア30は、送電装置10から受電装置20へ給電が実行可能なエリアである。給電エリア30は、送電装置10の送電能力により定まる範囲である。通信エリア40は、送電装置10と受電装置20の間においてデータ通信が実行可能なエリアである。
制御部110は、送電装置10を制御する。制御部110は、CPU111、ROM112、RAM113、HDD114及びUI115を含む。制御部110は、無線送信部120及び無線受信部130と内部バスで接続されている。
CPU111は、様々なデータを処理し、送電装置10を制御する。ROM112は、不揮発性の記憶媒体であり、CPU111が使用するブートプログラム等を記憶する。RAM113は、揮発性の記憶媒体であり、CPU111が使用するデータやプログラム等を一時的に記憶する。HDD114は、不揮発性の記憶媒体であり、CPU111が使用するOSやアプリケーション等を記憶する。UI115は、ユーザからの操作入力を受け付ける操作入力部である。UI115はさらに、各種情報を表示する表示部である。UI115は例えば、液晶表示部とタッチパネルとを有している。そして、タッチパネルの押下がCPU111により検出される。
ダイプレクサー123は、通信回路121が生成した変調信号と送電回路122が生成した変調信号とを合成する。送電コイル124は、ダイプレクサー123が合成した変調信号を受電装置20へ送信する。
AC電源140は、交流電圧を送電コイル124と電源供給部150に供給する。電源供給部150は、AC電源140が供給する交流電圧を直流電圧へ変換し、直流電圧を制御部110、無線送信部120及び無線受信部130に供給する。
なお、後述する送電装置10の機能や処理は、CPU111がROM112又はHDD114に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
CPU211は、様々なデータを処理して、受電装置20を制御する。ROM212は、不揮発性の記憶媒体であり、CPU211が使用するブートプログラム等を記憶する。RAM213は、揮発性の記憶媒体であり、CPU211が使用するデータやプログラム等を一時的に記憶する。HDD214は、不揮発性の記憶媒体であり、CPU211が使用するOSやアプリケーション等を記憶する。UI215は、ユーザに様々な情報を表示し、ユーザから様々な指示を受け付ける。
無線受信部230は、電力を送電装置10から無線で受信する。無線受信部230は、受電コイル231、ダイプレクサー232、復調回路233、整流回路234、電圧安定化回路235、電力測定回路236及びバッテリー237を含む。受電コイル231は、送電装置10から変調信号を受信する。ダイプレクサー232は、受電コイル231が受信した変調信号を、通信を行うための変調信号と電力を送信するための変調信号に分ける。
なお、後述する受電装置20の機能や処理は、CPU211がROM212又はHDD214に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
S101において、送電装置10は、受電装置20に対し、IDと電力の必要性の確認を行う。送電装置10が受電装置20からデバイスIDと電力を必要とする旨を受信すると、S102へ移行する。なお、S101からS102へ移行する期間も可変である。
S103において、送電装置10は、受電装置20へ電力を伝送する。S103において、受電装置20は、送電装置10からのリクエストフレームがなくても、フレームを送電装置10へ送信することができる。
フレームヘッダー310は、データ転送時の宛先等を示すものである。フレームヘッダー310は、ID311、フレームコントロール312、発信元アドレス313、行先アドレス314及びシーケンスナンバー315を含む。ID311は、電力伝送システムでデータ通信を行うときに使われるIDである。
フレームボディ320は、データ転送時のデータ本体の情報である。フレームボディ320は、ペイロード321及びフレームチェックシーケンス322を含む。ペイロード321は、データ本体である。ペイロード321には、例えば、デバイスID3210や受電電力量3211が割り当てられる。デバイスID3210は、受電装置20の識別情報である。受電電力量3211は、受電装置20が送電装置10から受電した電力量を示す情報である。フレームチェックシーケンス322は、ペイロード321のエラーチェックを行うデータである。
S201において、送電装置10は、受電装置20に対してIDを要求する。このとき、送電装置10は、フレームフォーマットのID311を用いる。
次に、S202において、送電装置10は、受電装置20からIDを受信する。このとき、送電装置10は、フレームフォーマットのID311を用いる。次に、S203において、送電装置10は、受電装置20に電力の必要性を確認する。このとき、送電装置10は、フレームフォーマットの電力管理3120を用いる。次に、S204において、受電装置20は、受電装置20に電力の必要があれば、送電装置10へ電力必要の通知を行う。このとき、受電装置20は、フレームフォーマットの電力管理3120を用いる。
次に、S206において、受電装置20は、送電装置10に対してレスポンスフレームとしてデバイスIDを送信する。このとき、受電装置20は、フレームフォーマットのデバイスID3210を用いる。
次に、S210において、受電装置20は、バッテリー237がフルになると、送電装置10へ電力伝送終了の通知を行う。このとき、受電装置20は、フレームフォーマットの電力管理3120を用いる。以上で、1つのスーパーフレームが終了する。このように、スーパーフレーム内において、データ送受信処理を行うことにより、無線電力伝送のためのデータ通信が実現される。
管理テーブル700は、過去の送電装置10による電力伝送の履歴情報を記録する。具体的には、管理テーブル700は、デバイスID701と、カレント値702と、最大値703とを対応付けて記録する。デバイスID701は、受電装置20のデバイスIDである。デバイスID701には、スーパーフレームのペイロード321に割り当てられているデバイスID3210が格納される。
カレント値702は、送電装置10が電力伝送を実施中の受電装置20の受電電力量である。カレント値702には、スーパーフレームのペイロード321に割り当てられている受電電力量3211が格納される。最大値703は、各受電装置20から過去に得られた受電電力量の最大値である。すなわち、最大値703は、過去のカレント値の最大値である。ここで、最大値703は、送電装置10が電力の伝送効率を評価する際に参照する値であり、基準値の一例である。
次に、S804において、CPU111は、無線受信部130を介して、受電装置20から電力必要の通知を受けると(S804でYes)、処理をS805へ進める。S805において、CPU111は、無線送信部120を介して、受電装置20にデバイスIDを要求する。S804において、受電装置20から電力不要の通知を受けると(S804でNo)、CPU111は、電力伝送処理を終了する。
S807において、受信したデバイスIDが管理テーブル700に登録されていない場合(S807でNo)、CPU111は、処理をS808へ進める。S808において、CPU111は、受信したデバイスIDを管理テーブル700に登録し、処理をS809へ進める。
以上、S801〜S808の処理により、関連付け期間(S101)及び電力伝送準備期間(S102)が終了し、S809において、電力伝送期間(S103)が開始する。
S812において受電電力量が「0」の場合(S812でYes)、CPU111は、処理をS8113へ進める。S813において、CPU111は、UI115に受電装置20に電力伝送ができていない旨の評価結果を表示する(表示処理)。図9は、電力伝送ができていない旨の表示例を示す図である。
図9に示す例においては、UI115としての液晶表示部に、電力伝送ができていない旨1151の他に、リトライエリア1152と、給電中止エリア1153とが表示されている。送電装置10のユーザは、UI115において、リトライエリア1152又は給電中止エリア1153を押下することにより、それぞれリトライ又は給電中止を指示することができる。
S812において、受電電力量が「0」でない場合(S812でNo)、CPU111は、処理をS816へ進める。S816において、CPU111は、管理テーブル700に、処理対象の受電装置20のデバイスID701に対応する最大値703が登録されているか否かを確認する。S816において、最大値703が登録されていない場合には(S816でNo)、CPU111は、処理をS817へ進める。S817において、CPU111は、S811において受信した受電電力量を最大値(M値)として最大値703に登録し、処理をS824へ進める。ここで、S817の処理は、受信した受電電力量を基準値としての最大値に決定する基準値管理処理の一例である。
これにより、以降の処理、すなわち最大値703として登録された受電電力量の受信タイミング以降の処理においては、CPU111は、上記S817の処理において登録された最大値703を参照することとなる。
S819において、CPU111は、伝送効率を評価する(評価処理)。具体的には、CPU111は、管理テーブル700上のカレント値702の数値と最大値703の数値の80%の値とを比較し、カレント値702の数値が最大値703の数値の80%の値未満であった場合に、伝送効率が低下していると判断する。
S821において、CPU111は、UI115に受電装置20への、電力の伝送効率が低下している旨を表示し(表示処理)、処理をS814へ進める。図10は、伝送効率が低下している旨の表示例を示す図である。UI115には、伝送効率が低下している旨1154が表示されている。
他の例としては、受電電力量と比較する値を最大値703の数値としてもよく、また他の例としては、最大値703の50%の値としてもよい。S819の評価処理においては、CPU111は、受電電力量と、基準値とに基づいて、伝送効率を評価すればよく、その方法は実施形態に限定されるものではない。
S822においてカレント値702の数値が最大値703の数値より大きい場合(S822でYes)、CPU111は、処理をS823へ進める。S823において、CPU111は、カレント値702を最大値703に登録する。すなわち、CPU111は、最大値703を更新する(S817)。そして、CPU111は、処理をS824へ進める。ここで、S817の処理は、基準値としての最大値703を、新たに受信した受電電力量に更新する基準値管理処理の一例である。
S824において受電装置20から電力伝送終了通知を受信しない場合には(S824でNo)、CPU111は、処理をS825へ進める。S825において、CPU111は、電力伝送を終了するか否かを判断する。S825において、電力伝送を終了すると判断した場合(S825でYes)、処理をS826へ進める。S826において、CPU111は、無線送信部120から受電装置20への電力伝送を停止し、電力伝送処理を終了する。S824において電力伝送を終了しない場合は(S825でNo)、CPU111は、処理をS810へ進める。
次に、S903において、CPU211は、無線受信部230を介して、送電装置10から電力の必要性確認を受信すると(S903でYes)、処理をS904へ進める。S904において、CPU211は、無線送信部220を介して、送電装置10に電力必要の通知を行う。次に、S905において、CPU211は、無線受信部230を介して、送電装置10からデバイスID要求を受け取ると(S905でYes)、処理をS906へ進める。S906において、CPU211は、無線送信部220を介して、送電装置10にデバイスIDを送信する。
図12は、電力伝送ができていない旨の表示例を示す図である。図11に示す例においては、UI215としての液晶表示部に、電力伝送ができていない旨2151と、給電ポイント2152とが表示されている。
S911において、CPU211は、無線受信部230を介して、送電装置10から受電電力量の要求を受け取ると(S911でYes)、処理をS912へ進める。S912において、CPU211は、無線送信部220を介して、送電装置10に電力測定回路236で測定した受電電力量を送信する(送信処理)。
次に、S915において、CPU211は、無線受信部230を介して、送電装置10からID要求を受信すると(S915でYes)、処理をS902へ進める。S916において、CPU211は、バッテリー237がフルになるのを検出すると(S916でYes)、処理をS917へ進める。S916においてバッテリー237がフルになっていない場合は(S916でNo)、CPU211は、処理をS908へ進める。
S917において、CPU211は、バッテリー237への充電を停止する。次に、S918において、CPU211は、無線送信部220を介して、送電装置10に電力伝送終了通知を送信し、電力伝送処理を終了する。
そして、電力伝送システムは、伝送効率の低下を検出した場合には、速やかにユーザに通知することができる。これにより、ユーザは、受電装置20を速やかに給電エリア30内に移動させるなど適切な処置を講じることができる。したがって、電力伝送システムは、伝送効率を向上させることができ、無駄な電力消費を低減することができる。
なお、他の例としては、CPU211は、バッテリー237がフルになった場合に電力伝送を継続することとしてもよい。この場合には、CPU211は、バッテリー237への充電を停止し、伝送された電力をバッテリー237の充電以外の用途に使用してもよい。
次に、第2の実施形態にかかる電力伝送システムについて説明する。第2の実施形態にかかる電力伝送システムにおいては、送電装置10は、複数の受電装置20に対して電力を供給している場合に、複数の受電装置20それぞれの受電電力量に基づいて、各受電装置20への伝送効率を評価する。
図14は、第2の実施形態にかかる送電装置10による電力伝送処理を示すフローチャートである。第2の実施形態にかかる送電装置10は、第1の実施形態にかかる送電装置10による電力伝送処理(図8)におけるS801〜S812の処理と同様の処理を実行する。そして、S812において、受電電力量が「0」の場合、CPU111は、処理を図14に示すS831へ進める。
S832において他の受電装置20の受電電力量が「0」でない場合(S832でYes)、CPU111は、処理をS833へ進める。すなわち、処理対象の受電装置20の受電電力量が閾値以下であり、他の受電装置20の受電電力量が閾値よりも大きい場合に、CPU111は、処理をS833へ進める。
S831において、受電装置20が複数台でない場合(S831でNo)、CPU111は、処理をS813へ進める。また、S832において、他の受電装置20の受電電力量が「0」である場合(S832でNo)も、CPU111は、処理をS813へ進める。
S836において、CPU111は、無線送信部120を介して、受電装置20にリトライ要求を送信する。次に、S837において、CPU111は、無線送信部120を介して、受電装置20に受電電力量要求を送信する。次に、S838において、CPU111は、無線受信部130を介して、受電装置20から受電電力量を受信すると(S838でYes)、処理をS839へ進める。S839において、CPU111は、再び、受電電力量が「0」であるか否かを確認する。
S839において、受電電力量が「0」でない場合には(S839でNo)、CPU111は、処理をS816へ進める。なお、送電装置10による電力伝送処理における、これ以外のステップの処理は、第1の実施形態にかかる送電装置10による電力伝送処理における、対応するステップの処理と同様である。
第2の実施形態にかかる受電装置20は、第1の実施形態にかかる受電装置20による電力伝送処理(図11)におけるS901〜S912の処理と同様の処理を実行する。そして、S912の処理の後、図17に示すS931へ進める。
S932において、受電電力量が「0」の場合は(S932でYes)、CPU211は、処理をS933へ進める。S933において、CPU211は、受電装置20にリトライに失敗し受電機能に問題がある旨をUI215に表示し、処理をS911へ進める。図18は、受電機能に問題がある旨の表示例を示す図である。図18に示すように、UI215には、受電機能に問題がある旨2153が表示される。
例えば、受電装置20の受電機能が故障している場合には、送電装置10と受電装置20との間の距離を短くしても、伝送効率を上げることはできない。このような場合に、第2の実施形態にかかる電力伝送システムにおいては、ユーザに適切な通知を行うことができる。したがって、ユーザは、通知を受けた場合に、受電装置20に対し、給電停止を要求するなどの措置を講じることができる。これにより、送電装置10が無駄な電力を供給するのを避けることができる。すなわち、受電装置への電力伝送の効率を高めることができる。
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態にかかる電力伝送システムにおいては、送電装置10は、受電装置20から受電装置20が希望する受電能力を受信する。ここで、受電能力は、受電装置20が希望する受電電力量の値を示す情報である。そして、送電装置10は、受電能力に示される値を最大値703として管理テーブル700に登録する。
図19は、第3の実施形態にかかる送電装置10による電力伝送処理を示すフローチャートである。第3の実施形態にかかる送電装置10は、第1の実施形態にかかる送電装置10による電力伝送処理(図8)におけるS801〜S808の処理と同様の処理を実行する。そして、S808の処理の後、CPU111は、図19に示すS851へ処理を進める。
次に、S853において、CPU111は、無線受信部130を介して、受電装置20から受電能力を受信すると(S853でYes)、処理をS854へ進める。S854において、CPU111は、受信した受電能力に示される受電電力量を管理テーブル700の最大値703に登録し、処理をS809へ進める。
S951において、CPU211は、無線受信部230を介して、送電装置10から受電能力要求を受信すると(S951でYes)、処理をS952へ進める。S952において、CPU211は、自装置が希望する受電電力量を示す受電能力を、無線送信部220を介して、送電装置10へ送信し、処理をS908へ進める。
なお、第3の実施形態にかかる電力伝送システムのこれ以外の構成及び処理は、他の実施形態にかかる電力伝送システムの構成及び処理と同様である。
次に、第4の実施形態にかかる電力伝送システムについて説明する。第4の実施形態にかかる電力伝送システムにおいては、送電装置10と受電装置20との間で、ワイヤレス充電規格の通信方式以外のワイヤレス通信方式による通信を行う。
図21は、第4の実施形態にかかる送電装置10を示す図である。第4の実施形態にかかる送電装置10の制御部110は、無線通信部116をさらに含む。無線通信部116は、Wifi(登録商標)やBluetooth(登録商標)等の無線規格に対応し、外部の装置との間でネットワーク通信を行う制御回路である。
送電装置10は、無線通信部116を使用することで、無線送信部120や無線受信部130で行う通信とは別に、外部の装置と無線通信を行うことができる。本実施形態においては、無線通信部116により通信可能な通信エリアは、無線送信部120や無線受信部130で行う通信エリア40よりも広いものとするが、無線通信部116の通信距離は、これに限定されるものではない。
受電装置20は、無線通信部216を使用することで、無線受信部230や無線送信部220で行う通信とは別に、外部の装置と無線通信を行うことができる。本実施形態においては、無線通信部216による通信エリアは、無線受信部230や無線送信部220で行う通信エリア40よりも広いものとするが、無線通信部216の通信距離は、これに限定されるものではない。
図4に示すスーパーフレームでは、電力伝送システムは、一つのスーパーフレームが完了しないと、次のスーパーフレームを実行することができない。すなわち、送電装置10は、一の受電装置20に対してして電力伝送を行っている場合、その電力伝送が完了するまでは、ワイヤレス充電規格による通信においては、他の受電装置20と通信を行うことができない。
しかしながら、電力伝送システムは、ワイヤレス充電規格以外のワイヤレス通信を行う無線通信部116,216を備えるので、一の受電装置20への電力伝送と並行して、他の受電装置20との関連付け期間S101の処理を実行することができる。
なお、第4の実施形態にかかる電力伝送システムのこれ以外の構成及び処理は、他の実施形態にかかる電力伝送システムの構成及び処理と同様である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (5)
- 送電装置であって、
受電装置に対して無線で電力を供給する無線給電手段と、
前記無線給電手段によって電力を供給中の受電装置から受電電力量を取得する取得手段と、
受電装置の識別情報と、過去に前記取得手段が当該受電装置から取得した受電電力量の最大値とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記取得手段が取得した前記受電電力量が、前記電力を供給中の受電装置に対応する前記最大値から算出される値である基準値より少ないか否かを判定する判定手段と、
前記受電電力量が前記基準値より少ないと前記判定手段によって判定された場合に、前記電力を供給中の受電装置を前記送電装置に近付けるようにユーザに促す通知手段とを備え、
前記判定手段において使用される基準値は、複数の受電装置それぞれに対して個別に設定される値であることを特徴とする送電装置。 - 前記取得手段が取得した前記受電電力量が、前記電力を供給中の受電装置に対応する前記最大値より大きい場合、前記記憶手段が記憶している前記電力を供給中の受電装置に対応する前記最大値が、前記取得手段が取得した前記受電電力量に更新されることを特徴とする請求項1に記載の送電装置。
- 前記通知手段は、前記電力を供給中の受電装置を前記送電装置に近付けるようにユーザに促す画面を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の送電装置。
- 送電装置の制御方法であって、
受電装置に対して無線で電力を供給する無線給電ステップと、
前記無線給電ステップにおいて電力を供給中の受電装置から受電電力量を取得する取得ステップと、
受電装置の識別情報と、過去に当該受電装置から取得した受電電力量の最大値とを対応付けて記憶する記憶ステップと、
前記取得ステップで取得した前記受電電力量が、前記電力を供給中の受電装置に対応する前記最大値から算出される値である基準値より少ないか否かを判定する判定ステップと、
前記受電電力量が前記基準値より少ないと前記判定ステップで判定された場合に、前記電力を供給中の受電装置を前記送電装置に近付けるようにユーザに促す通知ステップと
を含み、
前記判定ステップにおいて使用される基準値は、複数の受電装置それぞれに対して個別に設定される値であることを特徴とする送電装置の制御方法。 - 請求項4に記載の送電装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013084240A JP6176984B2 (ja) | 2013-04-12 | 2013-04-12 | 送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム |
US14/248,161 US9831029B2 (en) | 2013-04-12 | 2014-04-08 | Power transmission device, power transmission method, and storage medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013084240A JP6176984B2 (ja) | 2013-04-12 | 2013-04-12 | 送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014207791A JP2014207791A (ja) | 2014-10-30 |
JP2014207791A5 JP2014207791A5 (ja) | 2016-06-09 |
JP6176984B2 true JP6176984B2 (ja) | 2017-08-09 |
Family
ID=51686307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013084240A Expired - Fee Related JP6176984B2 (ja) | 2013-04-12 | 2013-04-12 | 送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9831029B2 (ja) |
JP (1) | JP6176984B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9641020B2 (en) * | 2015-03-25 | 2017-05-02 | South University Of Science And Technology Of China | Receiver |
KR101764974B1 (ko) * | 2015-08-24 | 2017-08-03 | 엘지이노텍 주식회사 | 무전전력전송 시스템 및 이의 구동 방법. |
JP6566039B2 (ja) * | 2015-10-09 | 2019-08-28 | 富士通株式会社 | 電力伝送システム、及び、送電器 |
KR102573342B1 (ko) * | 2016-06-14 | 2023-08-31 | 엘지이노텍 주식회사 | 이물질 검출 방법 및 그를 위한 장치 및 시스템 |
US20170373522A1 (en) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | Apple Inc. | Charging System |
JP2018129875A (ja) * | 2017-02-06 | 2018-08-16 | 京セラ株式会社 | 電子機器、送電装置及び送電システム |
EP3360670B1 (en) * | 2017-02-08 | 2022-03-30 | LM Wind Power A/S | Method of manufacturing a wind turbine rotor blade |
JP2018029476A (ja) * | 2017-11-13 | 2018-02-22 | 東芝テック株式会社 | 情報処理装置 |
CN109917194A (zh) * | 2017-12-13 | 2019-06-21 | 清华四川能源互联网研究院 | 一种用于无线充电测试系统的自动激光距离校准套件 |
CN117559674A (zh) * | 2018-04-16 | 2024-02-13 | Lg电子株式会社 | 无线功率发送/接收机及功率控制方法 |
US11005307B2 (en) | 2018-04-16 | 2021-05-11 | Lg Electronics Inc. | Apparatus and method for performing power control in wireless power transfer system |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006230129A (ja) * | 2005-02-18 | 2006-08-31 | Nanao Corp | 非接触電力供給装置 |
JP2006238548A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線電力供給装置 |
KR100971748B1 (ko) | 2007-11-30 | 2010-07-22 | 정춘길 | 근거리 무선 전력전송 시스템 |
JP2012191721A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Fujitsu Ten Ltd | 無線電力伝送装置及び無線電力伝送方法 |
JP2012205379A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 充電システム、電源装置、移動体、無線電力送受電システム及び受電装置 |
JP2012210056A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Kyocera Corp | 非接触充電システム及びその制御方法、並びに携帯電子機器及び充電装置 |
KR101847813B1 (ko) * | 2011-09-05 | 2018-04-12 | 삼성전자주식회사 | 무선 전력 전송 시스템에서 통신 장치 및 통신 방법 |
JP5512628B2 (ja) * | 2011-10-19 | 2014-06-04 | 東芝テック株式会社 | 電力伝送装置、送電装置、受電装置及び電力伝送方法 |
US9842684B2 (en) * | 2012-11-16 | 2017-12-12 | Witricity Corporation | Systems and methods for wireless power system with improved performance and/or ease of use |
-
2013
- 2013-04-12 JP JP2013084240A patent/JP6176984B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2014
- 2014-04-08 US US14/248,161 patent/US9831029B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US9831029B2 (en) | 2017-11-28 |
US20140306547A1 (en) | 2014-10-16 |
JP2014207791A (ja) | 2014-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6176984B2 (ja) | 送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム | |
JP6164914B2 (ja) | 給電装置、制御方法及びプログラム | |
JP6053439B2 (ja) | 給電装置及びプログラム | |
JP6174964B2 (ja) | 送電制御装置、受電制御装置、送電制御方法、受電制御方法、及びプログラム | |
KR101783235B1 (ko) | 급전 장치, 전자기기, 및 제어 방법 | |
JP6751223B2 (ja) | 制御装置 | |
JP6108915B2 (ja) | 受電装置、その制御方法およびプログラム | |
JP6188351B2 (ja) | 給電装置、給電装置の制御方法、プログラム | |
JP6202854B2 (ja) | 給電装置 | |
JP6195351B2 (ja) | 送電装置、送電方法及びプログラム | |
JP6429964B2 (ja) | 送電装置、受電装置、送電制御方法、受電制御方法、およびプログラム | |
JP2012175824A (ja) | 給電装置 | |
JP6168829B2 (ja) | 給電装置、給電方法及びプログラム | |
EP2882063A1 (en) | Non-contact type power supplying apparatus and non-contact type power supplying method | |
JP2014007863A (ja) | 給電装置、制御方法及びプログラム | |
JP2015159667A (ja) | 給電装置 | |
JP2014220970A (ja) | 送電装置、送電方法及びプログラム | |
JP6425528B2 (ja) | 送電装置、送電装置の制御方法、プログラム | |
JP6147043B2 (ja) | 送電装置、送電方法及びプログラム | |
JP6381209B2 (ja) | 送電装置、制御方法及びプログラム | |
JP7073048B2 (ja) | 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム | |
JP2017022818A (ja) | 給電方法、プログラム、及び受電装置 | |
JP2015002658A (ja) | 送電装置、送電方法及びプログラム | |
JP6100014B2 (ja) | 送電装置、送電装置の制御方法及びプログラム | |
JP6632282B2 (ja) | 受電装置、受電装置の制御方法、プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160412 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160412 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170228 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170419 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170613 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170711 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6176984 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |