JP2017022818A - 給電方法、プログラム、及び受電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な無線給電を行うことができる給電方法を提供する。
【解決手段】送電装置101は、受電装置102a〜102cの各々に同時に無線給電可能であり、送電装置101が送電可能な領域に受電装置102a〜102cのいずれか、例えば、受電装置102aが配置されると、受電装置102aに送電する。受電装置102a〜102cの各々は送電装置101から送電された電力を受電し、受電された電力を夫々充電する。無線給電システム100は、送電装置101の残送電可能電力量に基づいて受電装置102aの要求電力量を決定し、決定された受電装置102aの要求電力量に基づいて送電装置101から受電装置102aに無線給電を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、給電方法、プログラム、及び受電装置に関し、特に、無線給電を行う給電方法、プログラム、及び受電装置に関する。
送電装置及び受電装置を近付けるだけで送電装置から受電装置に無線給電を行う給電システムが知られている。給電システムでは、電磁誘導方式、磁界共鳴方式、電界結合方式、及び電波受信方式等の給電方法が用いられる。中でも、比較的遠くの距離まで所望の電力を供給可能な磁界共鳴方式が注目され、磁界共鳴方式が用いられる給電システムでは送電装置から数m離れた受電装置に送電可能である。また、磁界共鳴方式が用いられる給電システムでは1つの送電装置から複数の受電装置に送電可能である(例えば、特許文献1参照)。
ところで、受電装置は、送電装置からの無線給電中、USBケーブル等で接続された装置(以下、「有線接続装置」という。)との間で有線給電も実行可能である(例えば、特許文献2参照)。これにより、給電システムでは、受電装置及び有線接続装置への給電を同時に行うことができる。
特開2009−136132号公報 特開2014−003889号公報
しかしながら、給電システムにおいて、適切に給電が行われない場合がある。例えば、給電システムでは、送電装置から受電装置への無線給電中、当該送電装置が送電可能な総電力量のうち受電装置に送電している電力量を除く残送電可能電力量のみを送電装置から他の受電装置に送電可能である。そのため、給電システムでは、他の受電装置から送電の要求があっても、送電を要求された電力量が残送電可能電力量を超えると、他の受電装置からの要求に応じた送電を行うことができない。
また、送電装置から受電装置への無線給電中、当該受電装置に有線接続装置を接続して受電装置から有線接続装置への有線給電を行うと、受電装置では送電装置から送電された電力の全てが充電に用いられず、一部の電力が有線接続装置へ送電されてしまう。その結果、有線接続装置への有線給電が完了するまで送電された電力の全てが受電装置の充電に用いられないことがある。これにより、受電装置の充電に用いられる電力が不足し、受電装置の充電について必要以上に時間を要してしまう。すわなち、従来の給電方法では、複数の装置へ充電を行う場合、適切な無線給電を行うことができない。
本発明の目的は、適切な無線給電を行うことができる給電方法、プログラム、及び受電装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の給電方法は、受電装置から送電装置に送信された要求電力量に基づいて無線給電を行う給電方法であって、前記送電装置から前記受電装置に送電可能な送電可能電力量に基づいて前記要求電力量を決定する決定ステップと、前記決定された要求電力量に基づいて前記送電装置から前記受電装置に前記無線給電を行う無線給電ステップとを備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の給電方法は、受電装置から送電装置に送信された要求電力量に基づいて無線給電を行い、前記受電装置及び前記受電装置に接続された接続装置の間で給電を行う給電方法であって、前記受電装置及び前記接続装置の間の前記給電の実行状況に基づいて前記要求電力量を決定する決定ステップと、前記決定された要求電力量に基づいて前記送電装置から前記受電装置に前記無線給電を行う無線給電ステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、適切な無線給電を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態に係る受電装置を含む無線給電システムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1における受電装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図1における受電装置で用いられるカテゴリ設定表の一例を示す図である。 図1における無線給電システムで実行される無線通信接続処理の手順を示すシーケンス図である。 図1の無線給電システムで実行される送電処理及び受電処理の各手順を示すフローチャートである。 図1における送電装置の残送電可能電力量を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態に係る受電装置を含む無線給電システムの構成を概略的に示すブロック図である。 図7における受電装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図7における受電装置で実行される受電処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る受電装置102aを含む無線給電システム100の構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、無線給電システム100は、送電装置101、及び複数、例えば、3つの受電装置102a〜102cを備える。なお、本実施の形態では、説明を容易にするため、一例として、3つの受電装置を備える無線給電システム100について説明するが、無線給電システムに設けられる受電装置の数は3つに限定されず、送電装置101が送電可能な数であればよい。
送電装置101は、受電装置102a〜102cの各々に同時に無線給電可能であり、送電装置101が送電可能な領域に受電装置102a〜102cのいずれか、例えば、受電装置102aが配置されると、受電装置102aに送電する。受電装置102a〜102cの各々は送電装置101から送電された電力を受電し、受電された電力を夫々充電する。
次に、各受電装置102a〜102cの構成について説明する。なお、本実施の形態では、受電装置102a〜102cは同様の構成を有するため、以下、一例として、受電装置102aを用いて説明する。
図2は、図1における受電装置102aの構成を概略的に示すブロック図である。
図2において、受電装置102aは、制御部201、無線受電部202、及び内蔵バッテリ203を備え、制御部201、無線受電部202、及び内蔵バッテリ203はシステムバス204を介して互いに接続されている。また、図2の点線で示すように、無線受電部202は内蔵バッテリ203へ送電可能に接続され、内蔵バッテリ203は制御部201へ送電可能に接続されている。制御部201は、CPU205、ROM206、RAM207、及び無線通信部208を備え、CPU205、ROM206、RAM207、及び無線通信部208はシステムバス209を介して互いに接続されている。無線受電部202は、受電用コイル210、受電回路211、整流回路212、及び電圧安定化回路213を備え、受電用コイル210、受電回路211、整流回路212、及び電圧安定化回路213はこの順で直列に接続されている。
制御部201は受電装置102aを統括的に制御する。CPU205はROM206及びRAM207の各々に格納された各種プログラムを実行して各種制御を行う。また、CPU205は、内蔵バッテリ203とデータ通信を行い、内蔵バッテリ203の充電量を管理する。例えば、内蔵バッテリ203が満充電の場合、CPU205は無線受電部202に充電処理の停止を指示する。ROM206は、不揮発性の記憶媒体であり、CPU205によって用いられるブートプログラム等を格納する。RAM206は、揮発性の記憶媒体であり、CPU205によって用いられる各種データや各種プログラム等を一時的に格納する。無線通信部208は、送電装置101や受電装置102b、102c等の各種装置と無線データ通信を行う。例えば、無線通信部208は送電装置101と後述する図4の無線通信接続処理に用いられる各種信号の通信を行う。
無線受電部202は送電装置101から送電された電力を受電する。受電用コイル210及び受電回路211は送電装置101から送電された電力を受電し、受電された電力を整流回路212に出力する。整流回路212は、受電用コイル210及び受電回路211から出力された電力を整流化して直流電圧を生成し、生成された直流電圧を電圧安定化回路213に出力する。電圧安定化回路213は整流回路212から出力された直流電圧を安定化し、安定化された電圧を内蔵バッテリ203に出力する。
内蔵バッテリ203は、電圧安定化回路213から出力された電圧に基づいて蓄電する。これにより、内蔵バッテリ203には送電装置101から送電された電力が充電される。内蔵バッテリ203は充電された電力を制御部201に供給する。内蔵バッテリ203で充電可能な最大電力量及び段階的な電力量が定義された図3のカテゴリ設定表300に基づいて受電装置102aの受電可能電力量が設定される。カテゴリ設定表300はカテゴリ301及び受電可能電力量302を含む。カテゴリ301は、受電可能電力量302に対応する設定値を含み、受電可能電力量302はカテゴリ301の各設定値に対応する受電可能電力量を含む。本実施の形態では、各受電装置102a〜102cに、当該各受電装置102a〜102cの受電可能電力量に対応するカテゴリ301の設定値(以下、「カテゴリ値」という。)が夫々予め設定されている。
次に、無線給電システム100で無線給電を行うための無線給電用データ通信の接続を行う無線通信接続処理について説明する。
図4は、図1における無線給電システム100で実行される無線通信接続処理の手順を示すシーケンス図である。
図4において、まず、送電装置101は、無線給電に必要なデータ通信(以下、「無線給電用データ通信」という。)を行うためのビーコン信号を一定の間隔で発信する(ステップS401)。次いで、受電装置102aは、送電装置101から発信されたビーコン信号を受信し、当該ビーコン信号に応答可能であることを示す応答通知を送電装置101に送信する(ステップS402)。次いで、送電装置101は、受電装置102aから送信された応答通知を受信すると、無線給電用データ通信の接続要求である接続要求通知を受電装置102aに送信する(ステップS403)。受電装置102aが送電装置101から送信された接続要求通知を受信すると、送電装置101及び受電装置102aの間の無線給電用データ通信の接続が完了する。
次いで、受電装置102aは当該受電装置102aの各種情報(以下、「受電装置情報」という。)を送電装置101に送信する(ステップS404)。受電装置情報は、受電装置102aを特定するID情報、及び受電装置102aの要求電力量を示す情報等を含む。次いで、送電装置101は当該送電装置101の各種情報(以下、「送電装置情報」という。)を受電装置102aに送信する(ステップS405)。送電装置情報は、送電装置101を特定するID情報、及び後述する送電装置101の残送電可能電力量等を含む。これにより、送電装置101及び受電装置102aの間で無線給電を行う際に必要となる各種情報のデータ通信が行われる。次いで、送電装置101及び受電装置102aは、ステップS405の処理を実行して本処理を終了する。
図5は、図1の無線給電システム100で実行される送電処理及び受電処理の各手順を示すフローチャートである。
ここで、無線給電システム100では、例えば、送電装置101から受電装置102b,102cへの無線給電中、送電装置101の送電可能総電力量のうち受電装置102b,102cに送電している電力量を除く残送電可能電力量のみを送電装置101から新たに送電の要求を行った受電装置に送電可能である。そのため、無線給電システム100では、受電装置102aから送電の要求があっても、受電装置102aの要求電力量が送電装置101の残送電可能電力量を超えると、受電装置102aに送電を行うことができない。
これに対応して、本実施の形態では、送電装置101の残送電可能電力量に基づいて受電装置102aの要求電力量が決定され、決定された受電装置102aの要求電力量に基づいて送電装置101から受電装置102aに無線給電が行われる。なお、図5の処理では、送電装置101から受電装置102b,102cの各々に無線給電が行われている場合を前提とする。
図5の送電処理において、まず、送電装置101は、当該送電装置101が送電可能な位置に新たに受電装置が配置されたか否かを判別する(ステップS501)。ステップS501では、例えば、送電装置101は、図4のステップS402の処理によって送信された応答通知を受信した場合、送電装置101が送電可能な位置に新たに受電装置が配置されたと判別する。一方、送電装置101は、応答通知を受信しない場合、送電装置101が送電可能な範囲に新たに受電装置が配置されないと判別する。送電装置101は、当該送電装置101が送電可能な範囲に新たに受電装置が配置されると(ステップS501でYES)、図4のステップS403の処理により、応答通知を送信した送信先、例えば、受電装置102aに接続要求通知を送信する。その後、送電装置101は、当該接続要求通知に基づいて受電装置102aとの無線給電用データ通信の接続が完了すると(ステップS502でYES)、受電装置102aから受電装置情報を取得する(ステップ503)。本実施の形態では、送電装置101は、受電装置102aの要求電力量を示す情報として、当該受電装置102aの受電可能電力量に対応するカテゴリ値を受電装置102aから取得する。次いで、送電装置101は、図4のステップS405の処理により、送電装置情報を受電装置102aに送信する(ステップS504)。
次いで、送電装置101は、変更されたカテゴリ値を含む新たな受電装置情報を受電装置102aから取得したか否かを判別する(ステップS505)。
ステップS505の判別の結果、新たな受電装置情報を受電装置102aから取得しないとき、送電装置101は、ステップS503で取得された受電装置情報に基づいて受電装置102aに送電する(ステップS506)。その後、CPU205はステップS506の処理を実行した後に本処理を終了する。
ステップS505の判別の結果、新たな受電装置情報を受電装置102aから取得したとき、送電装置101は、新たな受電装置情報に基づく無線給電を行うために、受電装置102aとの無線給電用データ通信の接続を切断する。その後、送電装置101は、当該受電装置102aとの無線給電用データ通信の再接続を行い、新たな受電装置情報に基づいて受電装置102aに送電を行って(ステップS507)、本処理を終了する。
次に、図5における受電処理について説明する。なお、図5の受電処理は送電処理と並行して実行される。
図5の送電処理において、まず、受電装置102aは、ステップS502で送電装置101との無線給電用データ通信の接続が完了すると、図4のステップS404の処理により、送電装置101に受電装置情報を送信する(ステップS508)。次いで、受電装置102aは送電装置101から送電装置情報を取得する(ステップS509)。本実施の形態では、受電装置102aは、送電装置101が送電可能な総電力量のうち各受電装置102a〜102cに送電している電力量を除く送電装置101の残送電可能電力量、つまり、送電装置101から各受電装置102a〜102cへの無線給電の実行状況に基づいて算出された送電装置101の残送電可能電力量を含む送電装置情報を送電装置101から取得する。
次いで、受電装置102aは取得された送電装置情報に基づいて受電装置102aの要求電力量を変更するか否かを決定する(ステップS510)。ステップS510では、送電装置情報に含まれる送電装置101の残送電可能電力量が受電装置102aの要求電力量より小さい場合、CPU205は、送電装置101が送電不可能であると判断し、受電装置102aの要求電力量を変更することを決定する。一方、送電装置情報に含まれる送電装置101の残送電可能電力量が受電装置102aの要求電力量より大きい場合、CPU205は、送電装置101が送電可能であると判断し、受電装置102aの要求電力量を変更しないことを決定する。例えば、図6に示すように、送電装置101の送電可能総電力量が10Wであり、受電装置102b,102cの各々の要求電力が2.5W、3.5Wである場合、つまり、送電装置101の残送電可能電力量が4.0Wである場合について説明する。この場合、受電装置102aの要求電力量が6.5Wであると、送電装置101の残送電可能電力量(4.0W)が受電装置102aの要求電力量(6.5W)より小さいので、CPU205は、受電装置102aの要求電力量を変更することを決定する。また、受電装置102aの要求電力量が3.5Wであると、送電装置101の残送電可能電力量(4.0W)が受電装置102aの要求電力量(3.5W)より大きいので、CPU205は、受電装置102aの要求電力量を変更しないことを決定する。
ステップS510において、受電装置102aの要求電力量を変更しないことを決定したとき、受電装置102aは、送電装置101から送電された電力を受電する(ステップS511)。このとき、ステップS508の処理で送信された受電装置情報、つまり、受電装置102aの要求電力量を変更していない受電装置情報に基づく電力量が送電装置101から送電されている。その後、受電装置102aは、ステップS511の処理を実行した後に本処理を終了する。
ステップS510において、受電装置102aの要求電力量を変更することを決定したとき、受電装置102aは受電装置102aの要求電力量を送電装置101の残送電可能電力量より小さい電力量に変更する。具体的に、ステップS508で送信された受電装置情報に含まれるカテゴリ値を残送電可能電力量より小さい電力量に対応する設定値に変更する。すなわち、本実施の形態では、受電装置102b,102cへの送電の実行状況を含む送電装置101の残送電可能電力に基づいて受電装置102aの要求電力量を決定する。その後、受電装置102aは変更されたカテゴリ値を含む新たな受電装置情報を送電装置101に送信する(ステップS512)。
次いで、受電装置102aは、新たな受電装置情報に基づく無線給電を行うために、送電装置101との無線給電用データ通信の接続を切断し、送電装置101との無線給電用データ通信の再接続を行い、ステップS511の処理を行う。このとき、ステップS512の処理で送信された新たな受電装置情報に基づく電力量が送電装置101から送電されている。これにより、新たな受電装置情報に基づいて送電装置101から受電装置102aへの無線給電が行われる。その後、受電装置102aはステップS512の処理を実行した後に本処理を終了する。
上述した図5の処理によれば、送電装置101の残送電可能電力量に基づいて受電装置102aの要求電力量が決定され、決定された受電装置102aの要求電力量に基づいて送電装置101から受電装置102aに無線給電が行われる。例えば、送電装置101の残送電可能電力量が受電装置102aの要求電力量より小さい場合、受電装置102aの要求電力量は電装置101の残送電可能電力量より小さい電力量に変更され、変更後の要求電力量に基づいて無線給電が行われる。これにより、送電装置101の残送電可能電力量を超える受電装置102aの要求電力量が送電装置101に送信されることによって無線給電が行われなくなることを防止することができ、もって、適切な無線給電を行うことができる。
また、上述した図5の処理では、送電装置101の残送電可能電力量は、送電装置101から各受電装置102a〜102cへの無線給電の実行状況に基づいて決定される。これにより、受電装置102a〜102cのうち一部の受電装置への無線給電の実行が考慮されずに残送電可能電力量、引いては、受電装置102aの要求電力量が決定されるのを防止することができる。その結果、一部の受電装置へ供給される電力量が不足するのを防止することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本発明の第2の実施の形態は、その構成、作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、受電装置102aがUSBケーブル等によって接続された外部装置との間で給電可能である点で本発明の第1の実施の形態と異なるため、以下、重複した構成、作用については説明を省略し、異なる構成、作用についての説明を行う。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る受電装置701を含む無線給電システム700の構成を概略的に示すブロック図である。
図7において、無線給電システム700は、図1の送電装置101、受電装置102b,102cの他に、受電装置701及び外部装置702(有線接続装置)を備える。なお、本実施の形態でも、説明を容易にするため、一例として、3つの受電装置を備える無線給電システム700について説明するが、無線給電システムに設けられる受電装置の数は3つに限定されず、送電装置101が送電可能な数であればよい。受電装置701及び外部装置702はUSBケーブル等のケーブル703によって互いに接続されている。
受電装置701は送電装置101から送電された電力を受電し、受電された電力を充電する。また、受電装置701は外部装置702との間で給電可能である。外部装置702は、送電及び受電の少なくとも一方を実行可能である。例えば、外部装置702が受電装置である場合、外部装置702はケーブル703を介して受電装置701から送電された電力を受電し、受電された電力を充電する。また、外部装置702が送電装置である場合、外部装置702はケーブル703を介して受電装置701へ電力を送電する。
図8は、図7における受電装置701の構成を概略的に示すブロック図である。
図8において、受電装置701は、図2の制御部201、無線受電部202、及び内蔵バッテリ203の他に、有線電力ポート801、有線給電回路802、有線電力スイッチ803、及び無線電力スイッチ804を備える。制御部201は、無線受電部202及び内蔵バッテリ203の他に、有線給電回路802、有線電力スイッチ803、及び無線電力スイッチ804と接続されている。有線電力ポート801、有線給電回路802、有線電力スイッチ803、及び内蔵バッテリ203は、図8の点線で示すように、この順で直列に接続されている。無線受電部202、無線電力スイッチ804、及び内蔵バッテリ203は、図8の点線で示すように、この順で直列に接続されている。
有線電力ポート801はDCアダプタやUSBケーブル等のケーブルを接続する接続部である。本実施の形態では、ケーブル703を介して外部装置702と接続される。有線給電回路802は、有線電力ポート801を介して受電及び送電を行う際の各種制御を行う。有線電力スイッチ803は、有線給電回路802及び内蔵バッテリ203の間の受電及び送電を制御するスイッチであり、CPU205から送信されるWired_PWR信号に基づいて制御される。本実施の形態では、有線電力スイッチ803は有線電力ポート801を介して受電された電力を内蔵バッテリ203に蓄電するか否かを制御する。また、有線電力スイッチ803は内蔵バッテリ203に蓄電された電力を外部装置702に送電するか否かを制御する。
無線電力スイッチ804は、無線受電部202から内蔵バッテリ203への送電を制御するスイッチであり、CPU205から送信されるWireless_PWR信号に基づいて制御される。無線電力スイッチ804は受電用コイル210を介して受電された電力を内蔵バッテリ203に蓄電するか否かを制御する。本実施の形態では、受電装置701は、無線受電部202による無線給電及び有線電力ポート801による有線給電の少なくとも一方によって充電を行う。
図9は、図7における受電装置701で実行される受電処理の手順を示すフローチャートである。
図9の処理は、CPU205がROM206及びRAM207に格納された各種プログラムを実行することによって行われる。なお、図9の処理は、受電装置701から送信された受電装置情報に基づいて送電装置101から受電装置701に当該受電装置701の要求電力量として受電装置701の受電可能電力量の無線給電が行われていることを前提とする。
ここで、送電装置101から受電装置701への無線給電中、当該受電装置701に外部装置702を接続して受電装置701から外部装置702への有線給電を行う場合、受電装置701では一部の電力が外部装置702へ送電されてしまう。つまり、受電装置701では送電装置101から送電された電力の全てが充電に用いられない。その結果、受電装置701及び外部装置702へ同時に給電を行う際、外部装置702への有線給電が完了するまで送電された電力の全てが受電装置701の充電に用いられないことがある。これにより、受電装置701の充電に用いられる電力が不足し、受電装置701の充電について必要以上に時間を要してしまう。
一方、送電装置101から受電装置701への無線給電中、当該受電装置701に外部装置702を接続して外部装置702から受電装置701への有線給電を行う場合、受電装置701は送電装置101及び外部装置702の各々から電力が送電される。この場合、送電装置101及び外部装置702の各々から送電される電力の合算値が受電装置701の受電可能電力量を越えればよい。つまり、送電装置101は、当該送電装置101のみから受電装置701に電力を送電する場合よりも少ない電力量の送電を行えばよいが、送電装置101は、当該送電装置101のみから受電装置701に送電する電力量をそのまま送電してしまう。その結果、無線給電システム100では、送電装置101から受電装置701に過剰な電力が送電され、適切な無線給電を行うことができない。
これに対応して、本実施の形態では、受電装置701及び外部装置702の間の給電の実行状況に基づいて送電装置101に対する受電装置701の要求電力量(以下、単に「送電装置101に対する要求電力量」という。)が決定される。決定された送電装置101に対する要求電力量に基づいて送電装置101から受電装置701に無線給電が行われる。
図9において、まず、CPU205は、送電装置101からの無線給電によって充電が完了したか否かを判別する(ステップS901)。
ステップS901の判別の結果、充電が完了したとき、CPU205は後述するステップS908の処理に進む。一方、ステップS901の判別の結果、充電が完了しないとき、CPU205は、受電装置701との間で給電可能な装置、例えば、外部装置702が有線電力ポート801に接続されているか否かを判別する(ステップS902)。
ステップS902の判別の結果、外部装置702が有線電力ポート801に接続されていないとき、CPU205はステップS901の処理に戻る。一方、ステップS902の判別の結果、外部装置702が有線電力ポート801に接続されているとき、CPU205は、外部装置702から当該外部装置702に関する各種情報(以下、「外部装置情報」という。)を取得する。外部装置情報は、外部装置702が送電装置若しくは受電装置のいずれかを特定する情報、及び受電装置701との間で給電を行う際の電力量に関する情報等を含む。その後、CPU205は、外部装置情報に基づいて外部装置702が送電装置であるか否か、つまり、外部装置702が受電装置701に給電するか否かを判別する(ステップS903)。
ステップS903の判別の結果、外部装置702が送電装置であるとき、つまり、外部装置702が受電装置701に給電するとき、CPU205は送電装置としての外部装置702から当該外部装置702が送電可能な送電可能電力量を取得する(ステップS904)。次いで、CPU205は、取得された外部装置702の送電可能電力量に基づいて送電装置101に対する要求電力量を変更するか否かを決定する(ステップS905)。ここで、送電装置101から受電装置701へ無線給電中、受電装置701に送電装置としての外部装置702が接続された場合、送電装置101及び外部装置702の各々から送電される電力の合算値が受電装置701の受電可能電力量を越えればよい。つまり、送電装置101は、当該送電装置101のみから受電装置701に電力を送電する場合よりも少ない電力量の送電を行えばよい。本実施の形態では、送電装置101から受電装置701へ無線給電中、送電装置としての外部装置702が接続された場合、CPU205は送電装置101に対する要求電力量を変更する。具体的に、CPU205は、送電装置101に対する要求電力量を当該送電装置101に対する要求電力量として設定されている受電装置701の受電可能電力量より小さい電力量に変更する。つまり、ステップS905では、CPU205は、送電装置101に対する要求電力量を当該送電装置101に対する要求電力量として設定されている受電装置701の受電可能電力量より小さい電力量に変更するか否かを決定する。
ステップS905では、例えば、設定されている受電装置701の受電可能電力量より小さい電力量に対応するカテゴリ値が存在する場合、CPU205は送電装置101に対する要求電力量を変更することを決定する。一例として、受電装置701の受電可能電力量が6.5Wである場合、カテゴリ設定表300において、6.5Wより小さい2.5W、3.5Wに対応する「カテゴリ1」や「カテゴリ2」が存在するので、CPU205は送電装置101に対する要求電力量を変更することを決定する。なお、本実施の形態では、設定されている受電装置701の受電可能電力量より小さい電力量に対応するカテゴリ値のうち、外部装置702の送電可能電力量との合算値が当該設定されている受電装置701の受電可能電力量以上になる電力量に対応するカテゴリ値を選択することが望ましい。これにより、受電装置701の充電に用いられる電力が不足するのを回避しつつ、且つ送電装置101から過剰な電力が送電されるのを回避することができる。一方、設定されている受電装置701の受電可能電力量より小さい電力量に対応するカテゴリ値が存在しない場合、CPU205は送電装置101に対する要求電力量を変更しないことを決定する。一例として、受電装置701の受電可能電力量が2.5Wである場合、カテゴリ設定表300において、2.5Wより小さい電力量に対応するカテゴリ値が存在しないので、CPU205は送電装置101に対する要求電力量を変更しないことを決定する。
ステップS905において、送電装置101に対する要求電力量を変更することを決定したとき、CPU205は、受電装置情報に含まれるカテゴリ値を、設定された受電装置701の受電可能電力量より小さい電力量に対応するカテゴリ値に変更する。その後、CPU205は変更されたカテゴリ値を含む新たな受電装置情報を送電装置101に送信する(ステップS906)。その後、CPU205は、新たな受電装置情報に基づく無線給電を行うために、送電装置101との無線給電用データ通信の接続を切断し、送電装置101との無線給電用データ通信の再接続を行う。次いで、CPU205は新たな受電装置情報に基づいて送電装置から送電された電力を受電する(ステップS907)。次いで、CPU205は送電装置101から送電される電力の受電を終了し(ステップS908)、本処理を終了する。
ステップS905において、送電装置101に対する要求電力量を変更しないことを決定したとき、CPU205は、受電装置情報に基づいて送電装置101から送電される電力の受電を継続する(ステップS909)。次いで、CPU205はステップS908の処理を行って、本処理を終了する。
ステップS903の判別の結果、外部装置702が送電装置ではなく受電装置であるとき、つまり、受電装置701が外部装置702に給電するとき、CPU205は受電装置としての外部装置702から当該外部装置702が受電可能な受電可能電力量を取得する(ステップS910)。次いで、CPU205は、取得された外部装置702の受電可能電力量に基づいて送電装置101に対する要求電力量を変更するか否かを決定する(ステップS911)。ここで、送電装置101から受電装置701へ無線給電中、受電装置701に受電装置としての外部装置702が接続された場合、受電装置701では送電装置101から送電された電力の全てが充電に用いられず、一部の電力が外部装置702へ送電されてしまう。そのため、受電装置701は、当該受電装置701に外部装置702が接続されないときより多くの電力を送電装置101から受電する必要がある。本実施の形態では、送電装置101から受電装置701へ無線給電中、受電装置としての外部装置702が接続された場合、CPU205は送電装置101に対する要求電力量を変更する。具体的に、CPU205は、送電装置101に対する要求電力量を当該送電装置101に対する要求電力量として設定されている受電装置701の受電可能電力量より大きい電力量に変更する。つまり、ステップS911では、CPU205は、送電装置101に対する要求電力量を当該送電装置101に対する要求電力量として設定されている受電装置701の受電可能電力量より大きい電力量に変更するか否かを決定する。
ステップS911では、例えば、設定されている受電装置701の受電可能電力量より大きい電力量に対応するカテゴリ値が存在する場合、CPU205は送電装置101に対する要求電力量を変更することを決定する。一例として、受電装置701の受電可能電力量が6.5Wである場合、カテゴリ設定表300において、6.5Wより大きい10W、15Wに対応する「カテゴリ4」や「カテゴリ5」が存在するので、CPU205は送電装置101に対する要求電力量を変更することを決定する。なお、本実施の形態では、設定されている受電装置701の受電可能電力量より大きい電力量に対応するカテゴリ値のうち、外部装置702の送電可能電力量を除いても当該設定されている受電装置701の受電可能電力量以上になる電力量に対応するカテゴリ値を選択することが望ましい。これにより、受電装置701の充電に用いられる電力が不足するのを確実に回避することができる。一方、設定されている受電装置701の受電可能電力量より大きい電力量に対応するカテゴリ値が存在しない場合、CPU205は送電装置101に対する要求電力量を変更しないことを決定する。一例として、受電装置701の受電可能電力量が15Wである場合、カテゴリ設定表300において、15Wより大きい電力量に対応するカテゴリ値が存在しないので、CPU205は送電装置101に対する要求電力量を変更しないことを決定する。
ステップS911において、送電装置101に対する要求電力量を変更することを決定したとき、CPU205は、受電装置情報に含まれるカテゴリ値を、設定された受電装置701の受電可能電力量より大きい電力量に対応するカテゴリ値に変更する。その後、CPU205はカテゴリ値が変更された新たな受電装置情報を送電装置101に送信する(ステップS912)。すなわち、本実施の形態では、受電装置701及び外部装置702の間の給電の実行状況に基づいて送電装置101に対する要求電力量が決定される。次いで、CPU205はステップS910で取得された外部装置702の受電可能電力量に基づいて外部装置702に送電し(ステップS913)、ステップS907以降の処理を行って、本処理を終了する。
ステップS911において、送電装置101に対する要求電力量を変更しないことを決定したとき、CPU205は、ステップS909以降の処理を行って、本処理を終了する。
上述した図9の処理によれば、受電装置701及び外部装置702の間の給電の実行状況に基づいて送電装置101に対する要求電力量が決定され、該決定された要求電力量に基づいて送電装置101から受電装置701に無線給電が行われる。これにより、受電装置701及び外部装置702の間の給電の実行状況を送電装置101に対する要求電力量に反映させることができる。その結果、受電装置701から電力が外部装置702へ送電されるために、受電装置701への給電を反映した要求電力量に基づいた無線給電を行うと、受電装置701の充電に用いられる電力が不足するのを回避することができる。例えば、上述した図9の処理では、受電装置701が外部装置702に給電する場合、送電装置101に対する要求電力量が受電装置701の受電可能電力量より大きい電力量に変更される。ここで、受電装置701が外部装置702に給電する場合、送電装置101から送電された電力の全てが受電装置701の充電に用いられず、送電された電力の一部は受電装置701から外部装置702に送電される。そのため、受電装置701は、当該受電装置701に外部装置702が接続されないときより多くの電力を送電装置101から受電する必要があるが、図9の処理では、送電装置101に対する要求電力量は、設定された受電装置701の受電可能電力量より大きい電力量に変更されるので、受電装置701に外部装置702が接続されないときより多くの電力を送電装置101から受電することができ、受電装置701の充電に用いられる電力が不足するのを確実に回避することができる。その結果、適切な無線給電を行うことができる。
さらに、上述した図9の処理では、外部装置702が受電装置701に給電する場合、送電装置101に対する要求電力量が受電装置701の受電可能電力量より小さい電力量に変更される。ここで、外部装置702が受電装置701に給電する場合、受電装置701は送電装置101及び外部装置702の各々から電力が送電され、送電装置101及び外部装置702の各々から送電される電力の合算値が受電装置701の受電可能電力量を越えればよい。つまり、送電装置101は、当該送電装置101のみから受電装置701に電力を送電する場合よりも少ない電力量の送電を行えばよいが、図9の処理では、送電装置101に対する要求電力量が、設定された受電装置701の受電可能電力量より小さい電力量に変更されるので、送電装置101のみから受電装置701に電力を送電する場合より少ない電力の送電を実現することができ、もって、送電装置101から受電装置701に過剰な電力が送電されるのを回避することができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 無線給電システム
101 送電装置
102a〜102c、701 受電装置
202 無線受電部
205 CPU

Claims (11)

  1. 受電装置から送電装置に送信された要求電力量に基づいて無線給電を行う給電方法であって、
    前記送電装置から前記受電装置に送電可能な送電可能電力量に基づいて前記要求電力量を決定する決定ステップと、
    前記決定された要求電力量に基づいて前記送電装置から前記受電装置に前記無線給電を行う無線給電ステップとを備えることを特徴とする給電方法。
  2. 前記送電装置は、複数の受電装置に前記無線給電を行い、
    前記送電可能電力量は、前記送電装置から各前記受電装置への前記無線給電の実行状況に基づいて決定されることを特徴とする請求項1記載の給電方法。
  3. 受電装置から送電装置に送信された要求電力量に基づいて無線給電を行い、前記受電装置及び前記受電装置に接続された接続装置の間で給電を行う給電方法であって、
    前記受電装置及び前記接続装置の間の前記給電の実行状況に基づいて前記要求電力量を決定する決定ステップと、
    前記決定された要求電力量に基づいて前記送電装置から前記受電装置に前記無線給電を行う無線給電ステップとを備えることを特徴とする給電方法。
  4. 前記要求電力量には第1の値が設定され、
    前記決定ステップは、前記受電装置が前記接続装置に給電を行う場合、前記要求電力量を前記第1の値より大きい第2の値に決定することを特徴とする請求項3記載の給電方法。
  5. 前記決定ステップは、前記接続装置が前記受電装置に給電を行う場合、前記要求電力量を前記第1の値より小さい第3の値に決定することを特徴とする請求項4記載の給電方法。
  6. 受電装置から送電装置に送信された要求電力量に基づいて無線給電を行う給電方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記給電方法は、
    前記送電装置から前記受電装置に送電可能な送電可能電力量に基づいて前記要求電力量を決定する決定ステップと、
    前記決定された要求電力量に基づいて前記送電装置から前記受電装置に前記無線給電を行う無線給電ステップとを備えることを特徴とするプログラム。
  7. 受電装置から送電装置に送信された要求電力量に基づいて無線給電を行い、前記受電装置及び前記受電装置に接続された接続装置の間で給電を行う給電方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記受電装置及び前記接続装置の間の前記給電の実行状況に基づいて前記要求電力量を決定する決定ステップと、
    前記決定された要求電力量に基づいて前記送電装置から前記受電装置に前記無線給電を行う無線給電ステップとを備えることを特徴とするプログラム。
  8. 送電装置に要求電力量を送信し、前記要求電力量に基づいて前記送電装置から無線給電された電力を受電する受電装置であって、
    前記送電装置が送電可能な送電可能電力量に基づいて前記要求電力量を決定する決定手段と、
    前記決定された要求電力量に基づいて前記送電装置から無線給電された電力を前記受電する受電手段とを備えることを特徴とする受電装置。
  9. 送電装置に要求電力量を送信し、前記要求電力量に基づいて前記送電装置から無線給電された電力を受電し、接続された接続装置との間で給電を行う受電装置であって、
    前記接続装置との前記給電の実行状況に基づいて前記要求電力量を決定する決定手段と、
    前記決定された要求電力量に基づいて前記送電装置から給電された電力を前記受電する受電手段とを備えることを特徴とする受電装置。
  10. 前記要求電力量には第1の値が設定され、
    前記接続装置に給電を行う場合、前記決定手段は、前記要求電力量を前記第1の値より大きい第2の値に決定することを特徴とする請求項9記載の受電装置。
  11. 前記接続装置から給電を行う場合、前記決定手段は、前記要求電力量を前記第1の値より小さい第3の値に決定することを特徴とする請求項10記載の受電装置。
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