JP6176961B2 - 製造処理プロセスで用いられる濃度測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体製造システムなどの製造処理プロセス、及びその製造処理プロセスで用いられる洗浄用薬液などの成分濃度を測定する濃度測定装置等に関するものである。
半導体製造システムで用いられる洗浄用薬液などの液剤は、濃度管理が必要であり、その濃度管理のために、システムには、本体装置の他に濃度測定装置が設けられている。従来のこの種の濃度測定装置としては、例えば、前記本体装置における液剤が流れている流路上にセルを設けておき、そのセルに光を照射し、そのときの吸光度に基づいて液剤の成分濃度を測定するようにしたものが知られている。
一方、かかる濃度測定装置の校正を行う場合は、例えば特許文献1に示すように、半導体製造プロセスを休止して液剤を止めておき、その代わりに濃度が既知の基準試料(この特許文献1では空気)を流して濃度測定し、校正用の補正データを取得するようにしている。
特開2005−274143号公報
しかしながら、上述した構成であると、校正時には半導体製造プロセスを中断しなければならない。また、半導体製造プロセスを中断しないようにすべく、校正時にセルを移動させて校正用セルに置き換えるものも考えられてはいるが、このようなものであると、校正中に液剤の濃度測定が中断するし、セル移動のための駆動機構が必要になって構造が複雑化するといった問題が生じる。
本発明は、前記本体装置において、液剤等が常に流れているわけではなく、液剤等を洗い流すための水などが流れるタイミングがあることに着目してなされたものであって、液剤等の濃度測定に係る校正を定期的に行いながらも、製造処理プロセスを中断することなく、なおかつ、液剤等が流れている間は確実に濃度測定ができ、しかも構造的に無理のない製造処理システム及びそれに用いられる濃度測定装置等を提供することをその主たる所期課題とするものである。
すなわち、本発明に係る濃度測定装置は、流路を有し、該流路に製造処理プロセスで用いられる第1流体と同製造処理プロセスで用いられる濃度既知の第2流体とを排他的に流すとともに、該流路に流れている流体が前記第2流体かどうかを示す状態信号を出力する本体装置とともに用いられるものであって、
前記流路を流れる流体における所定成分の濃度を測定する濃度測定部、前記本体装置から状態信号を受信する状態信号受信部、及び、前記状態信号の値によって前記流路に第2流体が流れていると判断される期間に前記濃度測定部で測定された測定値である基準測定値を取得し、該基準測定値によって前記濃度測定部の校正を行う校正部を具備していることを特徴とするものである。
このようなものであれば、製造処理プロセス中において、濃度が既知の第2流体が流れているタイミングを濃度測定装置が把握して、そのタイミングで該第2流体を利用して基準測定値を取得し、校正を行うので、製造処理プロセスを中断することなく校正でき、しかも、濃度測定が必要な第1流体が流れている間は確実に濃度測定ができる。また、セルに固定タイプのものを用いることができるので、駆動機構等が不要で、構造の簡単化を図れる。
なお、第1流体と第2流体とは、同一種の流体でも構わないが、第2流体は測定すべき所定成分の濃度が既知である必要がある。また、製造処理プロセスとしては、例えば半導体製造プロセス、太陽電池製造プロセス、液晶製造プロセス、メッキプロセスなどのように、物理処理プロセスや化学処理プロセスを挙げることができる。
例えば製造処理プロセスが半導体製造プロセスの場合においては、前記本体装置が、半導体基板洗浄期間、半導体基板搬送期間、半導体基板乾燥期間及び待機期間のうちの少なくともいずれかの期間において、前記第2流体を前記流路に流すものを挙げることができる。
本発明の効果が特に顕著となる実施態様としては、前記本体装置が、導入された1又は複数の原液と前記第2流体とを所定比率で混合して第1流体を生成し、前記流路に流す混合部を具備したものであり、第2流体を流路に流す場合には、前記原液の混合部への導入を停止するようにしているものが望ましい。
第2流体としては、水などの希釈液を挙げることができ、その場合は、第2流体の吸光度を略0と見なせるので、前記校正部がオフセット補正を校正として行うようにしておけばよい。
前記濃度測定装置の具体的態様としては、該濃度測定装置が、前記流路上に設けられた透明セルと、該透明セルの一方から光を照射する光源部と、前記透明セルを透過した光を受光してその強度に応じた値の信号を出力する光検出部と、該光検出部の検出信号値に所定の演算を施して前記流体の濃度を算出する濃度測定部とを具備したものであり、前記校正部が、前記演算に補正を施すものを挙げることができる。
また、同様の作用効果を奏するものとして、本発明に係る製造処理システムは、流路を有し、該流路に製造処理プロセスで用いられる第1流体と同製造処理プロセスで用いられる濃度既知の第2流体とを排他的に流すとともに、該流路に流れている流体が前記第2流体かどうかを示す状態信号を出力する本体装置と、
前記流路を流れる流体における所定成分の濃度を測定する濃度測定部と、前記本体装置から状態信号を受信する状態信号受信部と、前記状態信号の値によって前記流路に第2流体が流れているか否かを判断し、第2流体が流路を流れていると判断した期間に前記濃度測定部で測定された測定値である基準測定値を取得し、該基準測定値によって前記濃度測定部の校正を行う校正部とを有する濃度測定装置とを具備していることを特徴とするものである。なお、第2流体が流れているか否かを判断するのは本体装置側で行っても構わない。
また、同様の作用効果を奏するものとして、本発明に係る校正方法は、製造処理プロセスで用いられる第1流体と同製造処理プロセスで用いられる濃度既知の第2流体とを同一流路に排他的に流すとともに、該流路に流れている流体が前記第2流体かどうかを示す状態信号を出力し、該状態信号の値によって前記流路に第2流体が流れているか否かを判断し、第2流体が流路を流れていると判断した期間に該流路を流れる第2流体の濃度を測定し、その測定結果である基準測定値に基づいて前記濃度測定の校正を行うことを特徴とするものである。
以上に述べた本発明によれば、製造処理プロセス中において、濃度測定が必要な第1流体ではなく、濃度が既知の第2流体が流れているタイミングを濃度測定装置が把握して、そのタイミングで該第2流体を利用して基準測定値を取得し、校正を行うので、半導体製造プロセスを中断することなく校正でき、なおかつ、第1流体が流れている間は確実に濃度測定ができる。また、セルに固定タイプのものを用いることができるので、駆動機構等が不要で、構造の簡単化を図れる。
本発明の一実施形態における半導体製造システムの概要を示す模式的全体図。 同実施形態における希釈液、洗浄用薬液が流れるタイミングと状態信号の出力タイミングを示すタイミングチャート。
以下、本実施形態に係る濃度測定装置を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る半導体製造システム100を示す模式図である。この半導体製造システム100は、ここでは洗浄プロセスに用いられるものであり、半導体基板Bを1枚1枚プロセスチャンバ1に搬送してプロセスを施すいわゆる枚様式のものである。
前記洗浄プロセスとしては、請求項で言う第1流体である洗浄用薬液を半導体基板Bに吹き付けたり、半導体基板Bを乾燥させたりする工程が含まれるが、そのために、この半導体製造システム100には、同図に示すように、半導体基板Bを搬送する図示しない搬送装置や、半導体基板Bに洗浄用薬液を吹き付ける本体装置たる液剤供給装置3、前記第1流体を測定試料としてその成分濃度を測定する濃度測定装置4等が設けられている。
液剤供給装置3は、図1に示すように、複数の溶質(ここでは原液)と第2流体である溶媒(ここでは希釈液)とを混合して前記洗浄用薬液を生成し、前記半導体基板Bに供給するものであり、各原液が導入される原液導入ポート31と、希釈液が導入される希釈液導入ポート32と、内部に導入された原液及び希釈液を混合して洗浄用薬液を生成する混合部33と、混合部33から洗浄用薬液を送出する流路たる液剤送出路34と、液剤送出路34の先端部に設けられて洗浄用薬液を半導体基板Bに噴出するノズル部35と、図示しないバルブを駆動して各原液及び希釈液の流量を制御する制御部36と有している。
そして、この液剤供給装置3は、前記制御部36によるバルブ制御によって原液及び希釈液の流量を制御し、成分や濃度の異なる複数種類の洗浄用薬液を次々生成し、順にノズル部35から半導体基板Bに吹き付ける洗浄プロセスを行う。その一例を図2(a)のタイミングチャートに示す。
ここでは、半導体基板Bを所定位置に搬入し、そこで成分の異なる第1洗浄用液剤〜第4洗浄用薬液を間欠的に順に吹き付けて洗浄し、その後、一定期間乾燥させて搬出するという工程を単位プロセスとして、この単位プロセスを、異なる半導体基板Bについて周期的に繰り返すようにしている。
そして、前記半導体基板Bの乾燥期間(搬送期間)、及び洗浄用薬液の吹き付けと次の洗浄用薬液の吹き付けとの間の期間では、前記制御部36の動作によって、前記希釈液のみがパージ液として液剤送出路34を流れるように構成してある。なお、乾燥期間(搬送期間)のほぼ全期間において、希釈液は切替バルブVによってノズル部35を通らず、別の経路を通って排出される。
濃度測定装置4は、図1に示すように、前記液剤送出路34上に設けられた透明セル41と、前記セルに所定の測定光(以下、一次光とも言う。)を照射する光源部42と、セル41を透過した測定光(以下、二次光とも言う。)の強度を検出する光検出部43と、前記光検出部43からの検出信号を受信してその値から前記各原液成分の濃度を算出する情報処理装置44とを具備したものである。
各部を詳述すると、透明セル41は、内部に前記液剤を通過させる固定タイプのものである。
光源部42は、例えばハロゲンランプなどのようにブロードなスペクトルの一次光を照射するものである。またLEDやレーザを用いても良い。
光検出部43は、セル41を透過した二次光を分光し、その分光された各波長の光強度を検出するものであり、回折格子などの図示しない分光手段と、各波長の光強度を検出するための図示しない多チャンネル検出器とを具備している。
情報処理装置44は、物理的には、CPU、メモリ、ADコンバータ、ディスプレイなどの出力手段等を具備したものであり、前記メモリに記憶させた所定のプログラムにしたがってCPUやその周辺機器が協働することにより、前記光検出部43から受信した検出信号の値に種々の演算を施して吸光度を求め、その吸光度から液剤中の各原液成分の濃度を算出する濃度測定部441としての機能を発揮する。
ところで、濃度の算出にあたって、前記一次光の強さが経時変化したり、セル41の窓が汚れたり、光検出部43の光電変換能が経時変化したりすると、吸光度の算出に誤差が生じるので、前記演算式の係数を補正するなどの校正を定期的に行う必要がある。
そこで本実施形態では、希釈液が水であり、測定の基準となる基準液として用いることができることから、希釈液が流れているときに情報処理装置44が自動的に校正動作を行うようにしている。
具体的には、図2(b)に示すように、前記制御部36から液剤送出路34を流れている液剤の種類及び校正可能か否かを示す状態信号が出力されている。この状態信号は、例えば前記バルブの開閉信号等で代替しても構わない。
この状態信号は、例えば3bitの値を有しており、その値が0又は1の場合は、希釈液が液剤送出路34を流れている状態を示している。このうち、0は、希釈液の流れる時間が所定よりも下回っており校正動作が不可能な場合、すなわちここでは、ある洗浄用薬剤から別の洗浄用液剤に代わるまでの液剤交代期間を示している。1は、希釈液の流れる時間が所定以上で校正動作が可能な場合、すなわちここでは、半導体基板Bの乾燥期間(又は半導体基板を入れ替えるための搬送期間も含む。)を示している。
一方、状態信号の値が2〜4の場合は、各値に対応づけられた洗浄用液剤が液剤送出路34を流れている状態を示している。
このような状態信号を前記情報処理装置44に設けた状態信号受信部442が受信する。そうすると、該情報処理装置44に設けた校正部443が、その状態信号の値を判断して、1の場合には、前記濃度測定部441で測定された測定値を取得してこれを基準測定値とし、この基準測定値に基づいて濃度測定部441の校正を行う。ここでは、希釈液が吸光度0とみなせる水であるため、基準測定値に基づいてバックグラウンド補正(オフセット補正)を行う。
このようなものであれば、校正動作を行いながらも、半導体製造プロセスを中断させることがないし、なおかつ、薬液が流れている間は濃度測定ができ、しかも、固定式セルという構造の簡単な濃度測定装置4を提供できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。
例えば、校正動作は、例えばプロセスの待機期間や基板の搬送期間などに、第2流体を流すことによって行ってもよい。また、前記実施形態における洗浄用薬液の吹き付けと次の洗浄用薬液の吹き付けとの間の期間に校正するようにしても良い。
また、洗浄プロセスのみならずエッチングプロセスやコーティングプロセスにおいても本発明を適用可能である、その場合の第1流体は、エッチング液やコーティング液となる。第1流体の溶質は、固体あるいは気体でもよい。
さらに、第2流体も水のみならず、アルコール類などのように、要すれば、濃度測定が必要な第1流体における成分が吸収される波長域において、吸光度が0乃至一定値とみなせるようなものであればよい。
加えて、第1流体、第2流体は気体でも良い。
また、オフセット校正動作として、第2流体を流しているときに得られたブロードな基準スペクトルに基づいて測定スペクトルを校正するような態様でも構わない。また、オフセット補正のみならず、ゲイン補正などすることも第2流体の選択によっては可能であるし、第2流体を流しているときに、例えば、温調機構によって温度変化させたときのスペクトル変化を測定し、温度校正を行うようにしても構わない。
付言すれば、本発明の本質的な技術的思想は、流体の濃度以外の物性測定、例えば、屈折率や導電率などの測定にも適用可能である。
より具体的に言えば、前記濃度測定装置4に代えて、流路を流れる試料流体(第1流体又は第2流体)の屈折率や導電率などの物性を測定する物性測定装置を用いても構わないということである。
その場合、この物性測定装置は、前記流路を流れる流体の物性を測定する物性測定部と、前記状態信号の値によって前記流路に第2流体が流れていると判断される期間に前記物性測定部で測定された測定値である基準測定値を取得し、該基準測定値によって前記物性測定部の校正を行う校正部とを具備することとなる。
物性測定装置が流体の屈折率を測定する屈折率測定装置である場合の具体例としては、試料流体の屈折率の絶対値を測定するタイプ(アッベ屈折計など)や、試料流体の参照流体に対する屈折率の差を測定する示差屈折計タイプ(Fresnel型示差屈折計、偏光型示差屈折計など)を挙げることができる。
なお、屈折率は、溶質や溶媒の種類によっては、流体の濃度に応じて変化するため、この屈折率測定装置を、試料流体の濃度測定装置としても用いることができる。その場合は、この屈折率測定装置は、前記実施形態の光学式濃度測定装置に代わるものとも言える。
物性測定装置が流体の導電率を測定する導電率測定装置の場合の具体例としては、例えば、電極式のものや電磁誘導式のものを挙げることができる。電極式のものは、試料流体中に金属電極を入れて導電率を測定するものであり、その代表例として交流電圧方式がある。最終的には試料流体の温度補償を行い25℃換算の導電率を測定する。電磁誘導式のものは、一次側コイル及び二次側コイルを具備し、各コイルによる磁束環を試料流体が貫通するように構成したもので、一次コイルに交流電流を流すとそれによって試料流体の導電率に応じた誘導電流が流れるが、その誘導電流に応じて二次側コイルに発生する二次電圧を測定することで、試料流体の導電率を測定するようにしたものである。
なお、導電率は、溶質や溶媒の種類によっては、濃度に応じて変化するため、この導電率測定装置を、試料流体の濃度測定装置としても用いることができる。その場合は、この導電率測定装置は、前記実施形態の光学式濃度測定装置に代わるものとも言える。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・半導体製造システム
B・・・半導体基板
1・・・プロセスチャンバ
3・・・液剤供給装置
31・・・原液導入ポート
32・・・希釈液導入ポート
33・・・混合部
34・・・液剤送出路
35・・・ノズル部
36・・・制御部
4・・・濃度測定装置
41・・・セル
42・・・光源部
43・・・光検出部
44・・・情報処理装置
441・・・濃度測定部
442・・・状態信号受信部
443・・・校正部

Claims (8)

  1. 流路を有し、該流路に製造処理プロセスで用いられる第1流体と同製造処理プロセスで用いられる濃度既知の第2流体とを排他的に流すとともに、該流路に流れている流体が前記第2流体かどうか及び校正可能か否かを示す状態信号を出力する本体装置とともに用いられるものであり、
    前記流路を流れる流体における所定成分の濃度を測定する濃度測定部と、
    前記本体装置から状態信号を受信する状態信号受信部と、
    前記状態信号によって前記流路に第2流体が流れており、且つ、校正可能であると判断される期間に前記濃度測定部で測定された測定値である基準測定値を取得し、該基準測定値によって前記濃度測定部の校正を行う校正部とを有することを特徴とする濃度測定装置。
  2. 前記製造処理プロセスが半導体製造プロセスであり、前記本体装置が、半導体基板洗浄期間、半導体基板搬送期間、半導体基板乾燥期間及び待機期間のうちの少なくともいずれかの期間において、前記第2流体を前記流路に流すことを特徴とする請求項1記載の濃度測定装置。
  3. 前記本体装置が、導入された1又は複数の原液と前記第2流体とを所定比率で混合して第1流体を生成し、前記流路に流す混合部を具備したものであり、
    第2流体を流路に流す場合には、前記原液の混合部への導入を停止するようにしていることを特徴とする請求項1又は2記載の濃度測定装置。
  4. 前記第2流体が希釈液であり、前記校正部がオフセット補正を校正として行うものである請求項3記載の濃度測定装置。
  5. 前記濃度測定装置が、前記流路上に設けられた透明セルと、該透明セルの一方から光を照射する光源部と、前記透明セルを透過した光を受光してその強度に応じた値の信号を出力する光検出部と、該光検出部の検出信号値に所定の演算を施して前記流体の濃度を算出する濃度測定部とを具備したものであり、
    前記校正部が、前記演算に補正を施すものである請求項1乃至4いずれか記載の濃度測定装置。
  6. 流路を有し、該流路に製造処理プロセスで用いられる第1流体と同製造処理プロセスで用いられる濃度既知の第2流体とを排他的に流すとともに、該流路に流れている流体が前記第2流体かどうか及び校正可能か否かを示す状態信号を出力する本体装置と、
    前記流路を流れる流体における所定成分の濃度を測定する濃度測定部、前記本体装置から状態信号を受信する状態信号受信部、及び、前記状態信号の値によって前記流路に第2流体が流れており、且つ、校正可能であると判断される期間に前記濃度測定部で測定された測定値である基準測定値を取得し、該基準測定値によって前記濃度測定部の校正を行う校正部を有する濃度測定装置とを具備していることを特徴とする製造処理システム。
  7. 製造処理プロセスで用いられる第1流体と同製造処理プロセスで用いられる濃度既知の第2流体とを同一流路に排他的に流すとともに、該流路に流れている流体が前記第2流体かどうか及び校正可能か否かを示す状態信号を出力し、
    該状態信号の値によって前記流路に第2流体が流れており、且つ、校正可能であると判断される期間に該流路を流れる第2流体の濃度を測定し、
    その測定結果である基準測定値に基づいて前記濃度測定の校正を行うことを特徴とする校正方法。
  8. 前記製造処理プロセスが半導体製造プロセスであって、半導体基板洗浄期間、半導体基板搬送期間、半導体基板乾燥期間及び待機期間のうちの少なくともいずれかの期間において、前記第2流体を前記流路に流すことを特徴とする請求項7記載の校正方法。
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