JP6175790B2 - 吸音体、印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吸音体、印刷装置に関する。
従来、例えば、プリンターでは、ヘッドやプラテン等から放射される騒音を吸音する吸音部材をケース部材の内部に備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−254214号公報
しかしながら、上記吸音材の密度はほぼ均一であるため、より吸音効果を高めるためには吸音材の厚みをさらに厚くする必要があった。そして、電子機器内に吸音材を配置する場合には、吸音材の厚みを考慮した設計が求められ、吸音材が厚くなると電子機器の外形寸法が大きくなってしまう、という課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる印刷装置は、ケースと、前記ケース内に配置された印刷部と、前記ケース内に配置された吸音体と、を備えた印刷装置であって、前記吸音体は、密度が密の部分と前記密の部分よりも密度が低い疎の部分とを有し、前記疎の部分は、繊維状に解繊された解繊部と繊維状に解繊されていない未解繊部とを含むことを特徴とする。
この構成によれば、吸音体に音が進入した場合、疎の部分と密の部分を進行していく。密度が均一だとある周波数の音は減衰(吸音)しやすいが、他の周波数では減衰しにくい場合がある。疎の部分と密の部分のように異なる密度の領域があると、それぞれで減衰しやすい周波数が異なるので、様々な周波数の音を減衰(吸音)させることができる。さらに、疎の部分には解繊部と未解繊部とが含まれる。このため、疎の部分においても未解繊部で音が反射しながら、解繊部を通過していくため、音の通過距離を長くでき、さらに吸音効果を高めることができる。また、同じ厚みの吸音体において、未解繊部と解繊部を含む方がより吸音効果を得ることができるため、吸音体の厚みを薄くすることができる。そして、印刷部によって発生したノイズが吸音体によって吸音されるため、吸音性に優れた印刷装置を提供することができる。また、配置された吸音体は吸音効率が高いので吸音体自体の厚みを抑えることができる。これにより、印刷装置を小型化することができる。なお、印刷装置の他、吸音を要する各種電子機器に対して適用することができる。
[適用例2]上記適用例にかかる印刷装置では、1枚の前記吸音体において前記密の部分と前記疎の部分とを有することを特徴とする。
この構成によれば、1枚の吸音体において密の部分と疎の部分が一体となって形成される。これにより、例えば、密の部分を有する層と疎の部分を有する層を別々に形成し、それぞれを重ね合わせる構成に比べ、各層間の密着性を管理する必要が無くなるので、容易に取り扱うことができる。
[適用例3]上記適用例にかかる印刷装置では、1枚の前記吸音体において前記密の部分から前記疎の部分に向かって徐々に密度が変化することを特徴とする。
この構成によれば、徐々に密度が変化するので、密度の変化点(境目)があるものに比べて、急に吸音特性が変化しない。従って、吸音特性を損ねることがない。
[適用例4]上記適用例にかかる印刷装置では、前記密の部分と前記疎の部分とが交互に積層され、積層された複数の密の部分において、積層方向に向かって徐々に密度が高くなることを特徴とする。
この構成によれば、徐々に密度が高くなるように積層された密の部分間に疎の部分が存在する。これにより、例えば、密度が低い層から音を侵入させることにより、徐々に吸音させることができる。
[適用例5]本適用例にかかる吸音体において、密度が密の部分と前記密の部分よりも密度が低い疎の部分とを有し、前記疎の部分は、繊維状に解繊された解繊部と繊維状に解繊されていない未解繊部とを含むことを特徴とする。
この構成によれば、吸音体に音が進入した場合、疎の部分と密の部分を進行していく。密度が均一だとある周波数の音は減衰(吸音)しやすいが、他の周波数では減衰しにくい場合がある。疎の部分と密の部分のように異なる密度の領域があると、それぞれで減衰しやすい周波数が異なるので、様々な周波数の音を減衰(吸音)させることができる。さらに、疎の部分には解繊部と未解繊部とが含まれる。このため、疎の部分においても未解繊部で音が反射しながら、解繊部を通過していくため、音の通過距離を長くでき、さらに吸音効果を高めることができる。また、同じ厚みの吸音体において、未解繊部と解繊部を含む方がより吸音効果を得ることができるため、吸音体の厚みを薄くすることができる。
第1実施形態にかかる吸音体の構成を示す模式図。 第2実施形態にかかる吸音体の構成を示す模式図。 プリンターの構成を示す概略図。 吸音体の吸音性の評価方法を示す模式図。
以下、本発明にかかる第1及び第2実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各部材等を認識可能な程度の大きさにするため、各部材等の尺度を実際とは異ならせて示している。
[第1実施形態]
まず、吸音体の構成について説明する。吸音体は、例えば、印刷装置等における騒音を吸収(吸音)するものである。そして、吸音体は、密度が密の部分と密の部分よりも密度が低い疎の部分とを有し、疎の部分は、繊維状に解繊された解繊部と繊維状に解繊されていない未解繊部とを含むものである。
図1は、第1実施形態にかかる吸音体の構成を示し、図1(a)は、吸音体の構成を示す模式図である。すなわち、直方体の吸音体200の平面201を観察した場合の模式図である。図1(a)に示すように、吸音体200において、密度が密の部分210と密の部分210よりも密度が低い疎の部分220とを有している。吸音体200は、1枚(一体)の構成において、密の部分210と疎の部分220とを有している。そして、1枚の吸音体200において密の部分210から疎の部分220に向かって徐々に密度が変化している。本実施形態では、直方体形状の吸音体200の厚み方向Tにおける一方面側と他方面側で密の部分210と疎の部分220とを有している。
本実施形態の吸音体200は、騒音を吸収するものとして好適であり、例えば、印刷装置等のケース内に組み込まれるものである。そして、本実施形態では、印刷装置のケース内に組み込まれない1枚の吸音体200の状態において、密度が疎の部分220と、密の部分210とを有している。そして、印刷装置のケース内に組み込まない状態において、換言すれば、吸音体200を圧縮するなどして変形させない状態において、吸音体200の厚みは一定に形成されている。
図1(b)は、疎の部分の拡大図である。本実施形態にかかる吸音体200の疎の部分220には、パルプ材が解繊された解繊部225とパルプ材が解繊されていない未解繊部230とを含んでいる。未解繊部230は、例えば、2〜4mm四方(或いは直径)程度の紙片である。そして、未解繊部230は、解繊部225よりも密度が高い部分である。そして、吸音体200に疎の部分220側から音が進入した場合、疎の部分220から密の部分210へ進行していく。密度が徐々に変化していく部分を進行するので、様々な周波数の音を減衰(吸音)させることができる。さらに、疎の部分220には解繊部225と未解繊部230とが含まれる。このため、疎の部分220においても未解繊部230で音が反射しながら、解繊部225を通過していくため、さらに吸音効果を高めることができる。
吸音体200は、セルロース繊維、溶融樹脂及び難燃剤を含む混合物から構成されている。セルロース繊維は、パルプシート等を、例えば、回転式粉砕装置等の乾式解繊機を用いて解繊したものである。そして、この解繊された繊維群の中には解繊されない未解繊部(例えば、紙片)が混在している。
溶融樹脂は、セルロース繊維間の結合を図り、吸音体200に適度な強度(硬度など)を保持したり、紙粉・繊維の飛散を防止したり、吸音体200の形状維持に寄与したりするものである。溶融樹脂は、繊維状や粉状など各種形態を採用することができる。そして、セルロース繊維と溶融樹脂とを混合した混合物を加熱することにより、溶融樹脂を溶融させセルロース繊維に融着させ固化させることができる。なお、セルロース繊維等を熱劣化させない程度の温度で融着させることが望ましい。また、溶融樹脂は、解繊物中の紙繊維と絡みやすい繊維状のものが好ましい。さらに、芯鞘構造の複合繊維が望ましい。芯鞘構造の溶融樹脂は、周囲の鞘部が低温で溶融し、繊維状の芯部が溶融樹脂自身、あるいは、セルロース繊維と接合することで強固な接合を行うことができる。
難燃剤は、吸音体200において難燃性を付与するために添加されるものである。難燃剤としては、例えば、水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウム等の無機材料、リン系の有機材料(例えば、トリフェニルホスフェートなどの芳香族のリン酸エステル)を用いることができる。
吸音体200の形成方法としては、例えば、セルロース繊維、溶融樹脂及び難燃剤が混合された混合物を篩にかけ、篩の下方に配置されたメッシュベルト上に所定の形状となるように堆積させて堆積体を形成する。そして、形成された堆積物を加圧加熱処理する。これにより、溶融樹脂が溶解されるとともに、所望の厚みに形成される。さらに、所望の寸法に型抜きすることにより吸音体200が形成される。
そして、例えば、吸音体の密度が均一だとある周波数の音は減衰(吸音)しやすいが、他の周波数では減衰しにくい場合がある。疎の部分と密の部分のように異なる密度の領域があると、それぞれで減衰しやすい周波数が異なるので、様々な周波数の音を減衰(吸音)させることができる。さらに、疎の部分220には解繊部と未解繊部とが含まれる。このため、疎の部分220においても未解繊部で音が反射しながら、解繊部を通過していくため、さらに吸音効果を高めることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
まず、吸音体の構成について説明する。図2は、吸音体の構成を示す模式図であり、図2(a)は概略外形図であり、図2(b)は疎の部分の拡大図である。吸音体200aは、例えば、印刷装置等における騒音を吸収(吸音)するものである。図2(a)及び図2(b)に示すように、1枚の吸音体200aにおいて、密度が密の部分270a〜270eと密の部分270a〜270eよりも密度が低い疎の部分260とを有し、疎の部分260は、パルプ材が解繊された解繊部225とパルプ材が解繊されていない未解繊部230とを含んでいる。未解繊部230は、例えば、2〜4mm四方(或いは直径)程度の紙片である。そして、未解繊部230は、解繊部225よりも密度が高い部分である。
また、図2(a)に示すように、吸音体200aにおいて、密の部分270a〜270eと疎の部分260とが交互に積層されている。本実施形態では、5つの密の部分270a〜270eと、同じく5つの疎の部分260とがそれぞれ交互に積層されている。具体的には、密の部分270aの上に疎の部分260が積層され、当該疎の部分260上に密の部分270bが積層され、密の部分270bの上に疎の部分260が積層され、当該疎の部分260上に密の部分270cが積層され、密の部分270cの上に疎の部分260が積層され、当該疎の部分260上に密の部分270dが積層され、密の部分270dの上に疎の部分260が積層され、当該疎の部分260上に密の部分270eが積層され、密の部分270eの上に疎の部分260が積層されている。なお、本実施形態では5つの密の部分270a〜270eと5つの疎の部分260とを交互に積層させたが、積層する数は特に限定されない。
そして、本実施形態の吸音体200aでは、積層された複数の密の部分270a〜270eにおいて、積層方向に向かって徐々に密度が変化するように構成されている。詳細には、上方に積層された密の部分270eから下方に積層された密の部分270aに向かって徐々に密度が高くなるように構成されている。密度は、吸音体200aに含まれるセルロース繊維、溶融樹脂または難燃剤のうち、少なくともひとつから規定される。
このため、吸音体200aに音が進入した場合、疎の部分260と密の部分270a〜270eを進行していくので、様々な周波数の音を減衰(吸音)させることができる。さらに、疎の部分260には解繊部225と未解繊部230とが含まれる。このため、疎の部分260においても未解繊部230で音が反射しながら、解繊部225を通過していくため、さらに吸音効果を高めることができる。なお、本実施形態では、積層された密の部分270a〜270eのうち、最も密の部分270eの方から音を進入させた方が好ましい。密の部分270a〜270eの中でも密の部分270eが最も密度が低いため、進入する音の反射を低減させ、吸音体200aの内部に効率よく音を進入させることができる。
吸音体200aは、セルロース繊維、溶融樹脂及び難燃剤を含む混合物から構成されている。セルロース繊維は、パルプシート等を、例えば、回転式粉砕装置等の乾式解繊機を用いて解繊したものである。そして、この解繊された繊維群の中には解繊されない未解繊部(例えば、紙片)が混在している。
溶融樹脂は、セルロース繊維間の結合を図り、吸音体200aに適度な強度(硬度など)を保持したり、紙粉・繊維の飛散を防止したり、吸音体200aの形状維持に寄与したりするものである。溶融樹脂は、繊維状や粉状など各種形態を採用することができる。そして、セルロース繊維と溶融樹脂とを混合した混合物を加熱することにより、溶融樹脂を溶融させセルロース繊維に融着させ固化させることができる。なお、セルロース繊維等を熱劣化させない程度の温度で融着させることが望ましい。また、溶融樹脂は、解繊物中の紙繊維と絡みやすい繊維状のものが好ましい。さらに、芯鞘構造の複合繊維が望ましい。芯鞘構造の溶融樹脂は、周囲の鞘部が低温で溶融し、繊維状の芯部が溶融樹脂自身、あるいは、セルロース繊維と接合することで強固な接合を行うことができる。
難燃剤は、吸音体200aにおいて難燃性を付与するために添加されるものである。難燃剤としては、例えば、水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウム等の無機材料、リン系の有機材料(例えば、トリフェニルホスフェートなどの芳香族のリン酸エステル)を用いることができる。
吸音体200aの形成方法としては、例えば、セルロース繊維、溶融樹脂及び難燃剤が混合された混合物を篩にかけ、篩の下方に配置されたメッシュベルト上に所定の形状となるように堆積させて堆積体を形成する。そして、形成された堆積物を加圧加熱処理する。これにより、溶融樹脂が溶解されるとともに、所望の厚みに形成される。さらに、所望の寸法に型抜きすることにより吸音体200aが形成される。
次に、印刷装置の構成について説明する。なお、本実施形態では、印刷装置としてのプリンターの構成について説明する。図3は、プリンターの構成を示す断面図である。図3に示すように、本実施形態にかかるプリンター10は、ケース1と、ケース1内に配置された印刷部としての印字ヘッド3と、ケース1内に配置された吸音体200(200a)等を備えている。本プリンター10は、プラテン2と印字ヘッド3との間に配置した印字媒体としての印字用紙6に対して、インクリボン13を介して印字ヘッド3内に設けた印字ワイヤー(図示せず)により衝撃力を与えて印字を行うものである。
印字用紙6はプリンター10のケース1に設けられた給紙口7から給紙されプラテン2に巻き付けられ、印字ヘッド3により印字(数字、文字等の他、ドットのよるグラフ等の印刷も含む広い概念である)が行われ、排紙口9から排紙される。キャリッジ4は、ガイド軸5によりガイドされて軸方向に移動できる。印字ヘッド3と印字用紙6との間にはインクリボン13が介装されキャリッジ4に固定された印字ヘッド3は、軸方向に移動しながら印字ヘッド3内に設けた複数の印字ワイヤーを所望のタイミングで駆動して印字を行う。
ケース1には開閉自在なカバー11および排紙口カバー12が取り付けてあり、排紙口カバー12はカバー11と回動可能に連結されている。また排紙口カバー12は透明で軽量な部材で構成したため印字用紙6が見やすくまた取り出しやすくすることができる。そして、印字された印字用紙6は用紙ガイド8に沿って排出口9から排出される。
また、プリンター10には、騒音を吸収(吸音)する吸音体200(200a)を備えている。なお、吸音体200(200a)の構成は図1(図2)における構成と同様なので説明を省略する。本実施形態では、ケース1の印字ヘッド3の周辺に対応する部分には吸音体200(200a)が配置されている。具体的には、ケース1の印字ヘッド3の駆動部とは反対側に対応する部分に配置されている。さら、印字ヘッド3の上方に対応するカバー11にも吸音体200(200a)が配置されている。これにより、印字ヘッド3の駆動において発生する騒音を効果的に吸音すると共に、ケース1の内部において騒音の拡散を防ぐことが可能となる。
また、ケース1やカバー11に吸音体200,200aを設置する場合、吸音体200,200aにおける疎の部分220,260が表面に現れるように、すなわち、疎の部分220,260が印字ヘッド3に対向するように配置する。このようにすれば、印字ヘッド3から発生する音を吸音させやすくすることができる。特に、吸音体200aの設置では、ケース1の面側に吸音体200aの密の部分270aが配置されるように設置する。また、吸音体200aをカバー11に設置する場合も同様にして、カバー11の面側に吸音体200aの密の部分270aが配置されるように設置する。このようにすれば、密の部分270eは、密の部分270a〜270eの中でも最も密度が低いため、進入する音の反射を低減させ、吸音体200aの内部に効率よく音を進入させることができるとともに、ケース1の内部空間における音の拡散を低減することができる。
なお、本実施形態では、印刷装置としてプリンターを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、各種電子機器に適用することができる。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)吸音体200において、密の部分210と疎の部分220を進行することにより、音を吸収することができる。さらに、疎の部分220には、解繊部225と未解繊部230とを含むため、疎の部分220においても、未解繊部230によって音が反射され、反射した音が解繊部225中を進行することにより、さらに吸音効果を高めることができる。
(2)吸音体200aにおいて、吸音体200aに音が進入すると、密の部分270a〜270eと疎の部分260を進行していくので、音を減衰(吸音)させることができる。さらに、疎の部分260には解繊部225と未解繊部230とが含まれる。このため、疎の部分260においても未解繊部230で音が反射しながら、解繊部225を通過していくため、さらに吸音効果を高めることができる。
(3)上記吸音体200,200aを備えたプリンター10では、印字ヘッド3の駆動時おける騒音を効率よく低減することができる。
[実施例]
次に、本発明にかかる具体的な実施例について説明する。
1.混合物
(1)セルロース繊維
裁断機を用いて数cmに裁断されたパルプシートをターボミル(ターボ工業株式会社製)で綿状に解繊した。
(2)溶融樹脂
芯鞘構造を有し、鞘が100℃以上で溶融するポリエチレンであり、芯がポリエステルから成る1.7dtexの溶融繊維(テトロン、帝人株式会社製)。
(3)難燃剤
水酸化アルミニウムB53(日本軽金属株式会社製)。
2.吸音体の形成
(実施例1:吸音体Aの形成)
セルロース繊維100重量部、溶融繊維25重量部(繊維長3mm)、難燃剤10重量部を気中混合した混合物C1を形成した。また、セルロース繊維100重量部、溶融繊維15重量部(繊維長5mm)、難燃剤10重量部を気中混合した混合物C2を形成した。そして、サクション装置を用いず、メッシュベルト上に堆積させた。まず、混合物C1を10mm目明きの篩に通して自由落下させ、メッシュベルト上に自重堆積させた。その後、堆積された混合物C1上に向けて混合物C2を10mm目明きの篩に通して自由落下させ、混合物C1上に混合物C2を自重堆積した。そして、堆積した堆積物を200℃で加圧加熱処理した。その後、φ29mm、厚さ10mmに切り出して吸音体Aを形成した。当該吸音体Aの密度を測定したところ、厚み方向における一方の面側と他方の面側で密度が均一では無く、密度が高い密の部分と密の部分よりも密度が低い疎の部分が形成されていた。具体的には、メッシュベルト側に堆積された一方の面側に対応する下層側の密度が、他方の面側に対応する上層側の密度よりもが高くなっていた。さらに、疎の部分は、繊維状に解繊された解繊部と繊維状に解繊されていない未解繊部とが含まれていた。
(比較例1:吸音体R1の形成)
セルロース繊維100重量部、溶融繊維25重量部(繊維長3mm)、難燃剤10重量部を気中混合した混合物C1を形成した。また、セルロース繊維100重量部、溶融繊維15重量部(繊維長5mm)、難燃剤10重量部を気中混合した混合物C2を形成した。そして、サクション装置を用いず、メッシュベルト上に堆積させた。まず、混合物C1を3mm目明きの篩に通して自由落下させ、メッシュベルト上に自重堆積させた。その後、堆積された混合物C1上に向けて混合物C2を3mm目明きの篩に通して自由落下させ、混合物C1上に混合物C2を自重堆積した。そして、堆積した堆積物を200℃で加圧加熱処理した。その後、φ29mm、厚さ10mmに切り出して吸音体Aを形成した。当該吸音体Aの密度を測定したところ、厚み方向における一方の面側と他方の面側で密度が均一では無く、密度が高い密の部分と密の部分よりも密度が低い疎の部分が形成されていた。具体的には、メッシュベルト側に堆積された一方の面側に対応する下層側の密度が、他方の面側に対応する上層側の密度よりもが高くなっていた。しかしながら、疎の部分及び密の部分には、未解繊部が含まれていなかった。これは、混合物の形成時における篩の目明きサイズ(3mm)が細かいため、篩から落とされなかったためである。
(実施例2:吸音体Bの形成)
a:混合物C3の形成
セルロース繊維100重量部、溶融繊維25重量部、難燃剤10重量部を気中混合した混合物C3’を3mm目明きの篩に通して、当該篩を通った混合物C3を形成した。
b:混合物C4の形成
セルロース繊維100重量部、溶融繊維23重量部、難燃剤10重量部を気中混合した混合物C4’を3mm目明きの篩に通して、当該篩を通った混合物C4を形成した。
c:混合物C5の形成
セルロース繊維100重量部、溶融繊維21重量部、難燃剤10重量部を気中混合した混合物C5’を3mm目明きの篩に通して、当該篩を通った混合物C5を形成した。
d:混合物C6の形成
セルロース繊維100重量部、溶融繊維19重量部、難燃剤10重量部を気中混合した混合物C6’を3mm目明きの篩に通して、当該篩を通った混合物C6を形成した。
e:混合物C7の形成
セルロース繊維100重量部、溶融繊維17重量部、難燃剤10重量部を気中混合した混合物C7’を3mm目明きの篩に通して、当該篩を通った混合物C7を形成した。
f:混合物C8の形成
セルロース繊維100重量部、溶融繊維15重量部、難燃剤10重量部を気中混合した混合物C8’を3mm目明きの篩に通して、当該篩を通った混合物C8を形成した。
g:混合物C9の形成
セルロース繊維100重量部、溶融繊維15重量部、難燃剤10重量部を気中混合した混合物C9’を10mm目明きの篩に通して、当該篩を通った混合物C9を形成した。
続いて、上記混合物C3〜C9を用いて吸音体Bを形成する。まず、混合物C3をメッシュベルトMB上に堆積させた。次いで、堆積した混合物C3上に混合物C9を堆積させた。次いで、堆積した混合物C9上に混合物C4を堆積させた。次いで、堆積した混合物C4上に混合物C9を堆積させた。次いで、堆積した混合物C9上に混合物C5を堆積させた。次いで、堆積した混合物C5上に混合物C9を堆積させた。次いで、堆積した混合物C9上に混合物C6を堆積させた。次いで、堆積した混合物C6上に混合物C9を堆積させた。次いで、堆積した混合物C9上に混合物C7を堆積させた。次いで、堆積した混合物C7上に混合物C9を堆積させた。次いで、堆積した混合物C9上に混合物C8を堆積させた。次いで、堆積した混合物C8上に混合物C9を堆積させた。そして、当該堆積物を200℃で加圧加熱処理した。その後、φ29mm、厚さ10mmに切り出して吸音体Bを形成した。吸音体Bでは、密の部分と疎の部分が交互に積層されていた。また、密の部分では、上層から下層に向けて密度が徐々に高くなっていた。また、疎の部分には解繊部と未解繊部とが形成されていたが、密の部分には未解繊部は形成されていなかった。これは、混合物の形成時における篩の目明きサイズが異なり、混合物C1〜C6に対応する篩の目明き寸法(3mm)が混合物C7に対応する篩の目明き寸法(10mm)よりも小さい(細かい)からである。
(比較例2:吸音体R2の形成)
まず、混合物C3をメッシュベルトMB上に堆積させた。次いで、堆積した混合物C3上に混合物C4を堆積させた。次いで、堆積した混合物C4上に混合物C5を堆積させた。次いで、堆積した混合物C5上に混合物C6を堆積させた。次いで、堆積した混合物C6上に混合物C7を堆積させた。次いで、堆積した混合物C7上に混合物C8を堆積させた。そして、当該堆積物を200℃で加圧加熱処理した。その後、φ29mm、厚さ10mmに切り出して吸音体R2を形成した。当該吸音体R2では、密の部分の密度勾配が確認された。
3.評価
次いで、上記の実施例1、実施例2、比較例1及び比較例2において、吸音性の評価を行う。本吸音性の評価は、JIS A 1405−2に基づく吸音率(垂直入射吸音率)を測定する。具体的には、下記の通りである。
(a)吸音性の評価方法について
図4は、吸音性の評価方法を示す模式図である。図4に示すように、吸音性を評価する設備は、音響管と、音響管の一方端部に設けられた底部と、音響管の他方端部に開口された開口部と、音響管の内部に設置されたマイクロホンと、音響管の開口部に設置されたスピーカーと、スピーカーに接続されたノイズ発生器や演算処理装置等を備えている。
音響管の底部に吸音体Wをセットした後、スピーカーから所定の周波数の音を放射し、音響管内に音場を生成する。そして、音響管内のマイクロホンから取得された音圧信号に基づいて垂直入射吸音率を演算する。この評価により、吸音体Wの吸音効果を評価することができる。
(b)放射する音の周波数
(b−1)1000Hz
(b−2)2000Hz
(b−3)4000Hz
上記の実施例1及び比較例1、実施例2及び比較例2についてそれぞれ吸音性を評価した。表1は、実施例1及び比較例1における評価結果であり、表2は、実施例2及び比較例2における評価結果である。なお、表1及び表2では、各周波数における比較例1及び比較例2の吸音率を1とした場合の実施例1及び実施例2の吸音率を表している。従って、比較例1及び比較例2における吸音率1よりも数字が大きい場合には、より吸音効果があるという評価になる。一方、比較例1及び比較例2における吸音率1よりも数字が小さい場合には、吸音効果が低いという評価になる。
Figure 0006175790
表1に示すように、実施例1では、全周波数域における吸音率が、比較例1における吸音率よりも大きい数値であり、吸音性に優れているという結果となった。これは、実施例1にかかる吸音体Aは、密の部分と疎の部分を有し、さらに、疎の部分には解繊部と未解繊部とが含まれていることにより、比較例1に比べ吸音効果が高まったためである。
Figure 0006175790
表2に示すように、実施例2では、全周波数域における吸音率が、比較例2における吸音率よりも大きい数値であり、吸音性に優れているという結果となった。これは、実施例2にかかる吸音体Bでは、密の部分と疎の部分を有し、複数の密の部分において密度が徐々に高くなるように積層されていること、さらに、疎の部分には解繊部と未解繊部とが含まれていることにより、比較例2に比べ吸音効果が高まったためである。
本願の特徴点である解繊部と未解繊部は、空隙を有する繊維状集合体の中に紙片が混ざっているので外観として目で見てわかる。紙片が表面に露出していない場合は、吸音体を複数に切断することで切断面に紙片が露出することでわかる。また、もう一つの本願の特徴点である疎の部分と密の部分は、外観として目視や実態顕微鏡でわかる場合もあるが、わからない場合がある。その場合の検証方法としては、インクなどの色の付いた液体を垂らしたときに、疎の部分と密の部分では、インクの浸透の速さが異なる。なお、吸音体全体が均一の密度の場合、インクの浸透の速さは、インクを落とす場所によって変わることはない。
上記実施形態において、吸音体200,200aの表面の毛羽立ちを防止するなどのために、表面に薄い不織布を張り付けてもよい。貼り付ける不織布は吸音体200,200aに比べて薄いため、吸音性には影響は少ない。
上記実施形態において、吸音体200,200aを直方体としたが、これに限らない。直方体の一部に切り欠きや凹みがあってもよいし、直方体でなく円弧部や傾斜部を有していてもよい。
上記実施形態において、疎の部分260に対応する層の厚みと密の部分270a〜270eに対応する層の厚みとが同じ程度の厚みとなるように積層したが、この構成に限定されない。例えば、密の部分270a〜270eに対応する層を疎の部分220に対応する層の厚みよりも薄くしてもよい。密の部分270a〜270eに対応する層を薄くすることにより吸音体200a中における音の進入経路を容易に確保でき、吸音効果を高めることができる。
上記実施例において、パルプシートとは、針葉樹や広葉樹などの木材パルプ、麻・綿・ケナフなどの非木材植物繊維、古紙などを含む。
上記実施例において、セルロース繊維主体とするものとしたが、音を吸音し、密度差をつけられる材料であれば、セルロース繊維に限られない。ポリウレタンやポリエチレンテレフタラート(PET)などのプラスチックを原料とする繊維や、羊毛などの他の繊維でもよい。
吸音体を成形する方法は上記実施例に記載の方法に限られない。本願の特徴が出せれば、湿式など他の製法でもよい。
10…印刷装置としてのプリンター、3…印刷部としての印字ヘッド、200,200a…吸音体、225…解繊部、230…未解繊部、220,260…疎の部分、210,270a〜270e…密の部分。

Claims (5)

  1. ケースと、
    前記ケース内に配置された印刷部と、
    前記ケース内に配置された吸音体と、を備えた印刷装置であって、
    前記吸音体は、密度が密の部分を一方の面側に有すると共に前記密の部分よりも密度が低い疎の部分を前記一方の面に対向する他方の面側に有し、前記疎の部分は、繊維状に解繊された解繊部と繊維状に解繊されていない未解繊部とを含むことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    1枚の前記吸音体において前記密の部分と前記疎の部分とを有することを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項2に記載の印刷装置において、
    1枚の前記吸音体において前記密の部分から前記疎の部分に向かって徐々に密度が変化することを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記密の部分と前記疎の部分とが交互に積層され、積層された複数の密の部分において、積層方向に向かって徐々に密度が高くなることを特徴とする印刷装置。
  5. 吸音体において、密度が密の部分を一方の面側に有すると共に前記密の部分よりも密度が低い疎の部分を前記一方の面に対向する他方の面側に有し、前記疎の部分は、繊維状に解繊された解繊部と繊維状に解繊されていない未解繊部とを含むことを特徴とする吸音体。
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