JP6175378B2 - 自動車の車体構造 - Google Patents

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本発明は、テールゲートにより開閉される車体後部開口を、少なくとも鋼板製のアウターパネルおよび鋼板製のインナーパネルの接合フランジをシーム溶接により接合して構成する自動車の車体構造に関する。
アウターパネルのフランジおよびインナーパネルのフランジ間にリーンフォースメントを挟んで溶接することで閉断面のフロントピラーを構成するものにおいて、アウターパネルのフランジおよびインナーパネルのフランジをずらして配置し、アウターパネルのフランジおよびリーンフォースメントを2枚重ねでシーム溶接するとともに、インナーパネルのフランジおよびリーンフォースメントを2枚重ねでシーム溶接することで、3枚重ねのシーム溶接を避けて溶接強度を確保するものが、下記特許文献1により公知である。
特開2009−255800号公報
ところで上記従来のものは、アウターパネルのフランジおよびリーンフォースメントを2枚重ねで接合するシーム溶接と、インナーパネルのフランジおよびリーンフォースメントを2枚重ねで接合するシーム溶接とが所定距離離れて平行に行われるため、アウターパネルおよびインナーパネルのフランジの幅が必然的に大きくなり、溶接部の寸法が大型化するだけでなく、フランジの幅が増加した分だけ重量も増加する問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、車体後部開口を構成するアウターパネルおよびインナーパネルの接合フランジの溶接部の寸法や重量を増加させることなく、その溶接強度を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、テールゲートにより開閉される車体後部開口を、少なくとも鋼板製のアウターパネルおよび鋼板製のインナーパネルの接合フランジをシーム溶接により接合して構成する自動車の車体構造であって、前記アウターパネルおよび前記インナーパネルの接合フランジを前記シーム溶接により接合した部分の両端部をスポット溶接により接合し、前記シーム溶接のナゲット幅wを前記スポット溶接のナゲット径dよりも大きく設定し、前記アウターパネルおよび前記インナーパネルはそれぞれリヤパネルアウターおよびリヤパネルインナーであり、ダンパーベースを介してリヤダンパーハウジングを前記リヤパネルインナーに接続し、前記リヤパネルインナーを前記リヤパネルアウターに前記シーム溶接により接合し、リヤサイドアウタパネルの後端を前記リヤパネルアウターに接続し、リヤホイールハウスの後端を前記リヤパネルアウターに接続し、更に前記ダンパーベースの後端と前記リヤホイールハウスとをスチフナで接続したことを特徴とする自動車の車体構造が提案される
請求項1の構成によれば、テールゲートにより開閉される車体後部開口、少なくとも鋼板製のアウターパネルおよび鋼板製のインナーパネルの接合フランジをシーム溶接により接合して構成される。アウターパネルおよびインナーパネルの接合フランジをシーム溶接により接合した部分の両端部をスポット溶接により接合し、シーム溶接のナゲット幅wをスポット溶接のナゲット径dよりも大きく設定したので、アウターパネルおよびインナーパネルの接合フランジの口開き変形に対する強度が高くなり、接合フランジの幅を小さくして軽量化が可能なシーム溶接を用いながら、通常のスポット溶接と同等の剪断強度を得ることができ、しかもシーム溶接は重ね合わせた接合フランジを電極で加圧しながら溶接するため、接合フランジ間の隙間がなくなって溶接強度が安定するだけでなく、特別の溶接治具が不要であるために生産性が向上する。
特に、アウターパネルおよびインナーパネルはそれぞれリヤパネルアウターおよびリヤパネルインナーであり、ダンパーベースを介してリヤダンパーハウジングをリヤパネルインナーに接続し、リヤパネルインナーをリヤパネルアウターにシーム溶接により接合し、リヤサイドアウタパネルの後端をリヤパネルアウターに接続し、リヤホイールハウスの後端をリヤパネルアウターに接続し、更にダンパーベースの後端とリヤホイールハウスとをスチフナで接続したので、リヤダンパーからリヤダンパーハウジングに入力される荷重を、リヤパネルアウターおよびリヤパネルインナーの接合フランジの剪断強度の高いシーム溶接部に伝達して吸収し、車両の走行時における車体剛性の向上および振動・騒音の低減を図ることができる
シーム溶接した部材およびスポット溶接した部材を比較する図。 シーム溶接およびスポット溶接を併用した部材の説明図。 自動車の車体後部の斜視図。 図3の4方向矢視図である模式図。 図3および図4の5A−5A線および5B−5B線断面図。 図3および図4の6−6線断面図。 図3の7方向矢視図。
以下、図1〜図7に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1(A)は一対のハット状断面の鋼板を、それらの接合フランジにおいて重ね合わせた状態でシーム溶接して閉断面に構成した部材を示しており、図1(B)は同じくスポット溶接したものを示している。スポット溶接のピッチは自動車の車体の溶接おいて一般的に使用されている30mmである。
この部材に曲げモーメントが作用したとき、離散的なスポット溶接の場合には隣接する溶接部と溶接部との間が口開き変形して隙間が発生し易くなるが、連続的なシーム溶接の場合には口開き変形が発生しないために曲げ強度が向上し、鋼板を薄肉化して軽量化を図ることができ、しかもシーム溶接のナゲット幅はスポット溶接のナゲット径よりも小さいため、その差分だけ接合フランジの幅を狭くして更なる軽量化を図ることができる。それに対し、前記部材に剥離荷重が作用したとき、ナゲット幅が小さいシーム溶接の場合は溶接端部から剥離が発生し易くなるが、ナゲット径が大きいスポット溶接の場合には剥離が発生し難くなる。
またシーム溶接で30mm間隔のスポット溶接と同等の剪断強度を得るためには、シーム溶接のナゲット幅をwとし、スポット溶接のナゲット径をdとしたとき、安全率を含めて、0.29≦w/d≦0.36が成立することが必要である。シーム溶接のナゲット幅wが小さすぎてw/dが0.29未満になると剪断強度が不足してしまい、シーム溶接のナゲット幅wが大きすぎてw/dが0.36を越えると母材である鋼材自体の破断が発生してしまう。
従って、図2に示すように、二つの鋼材の接合部の長手方向中央部をシーム溶接して曲げ荷重に対する強度を高め、シーム溶接の両端部をスポット溶接して剥離荷重に対する強度を高めることで、シーム溶接の利点およびスポット溶接の利点を両立させ、軽量でありながら曲げ強度および剥離強度の高い部材を得ることができる。しかもシーム溶接のナゲット幅wとスポット溶接のナゲット径dとの関係を、0.29≦w/d≦0.36に設定することで、スポット溶接と同等の剪断強度を確保することができる。
次に、上述したシーム溶接およびスポット溶接の組み合わせを適用した実施の形態を、図3〜図7に基づいて説明する。尚、本明細書において、前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向とは、運転席に着座した乗員を基準として定義される。
図4に模式的に示すように、自動車の車体後部にはテールゲート11(図3参照)により開閉される車体後部開口12が形成される。上辺、下辺、左側辺および右側辺を有して矩形状に形成される車体後部開口12は、車外側に位置する複数のアウターパネルと、車内側に位置する複数のインナーパネルとを、それらの接合フランジどうしを溶接することで構成される。
即ち、車体後部開口12を構成するインナーパネルは、ルーフに沿って車幅方向に配置される第1インナーパネル13と、フロアに沿って車幅方向に配置される第2インナーパネル14と、第1インナーパネル13の車幅方向外端から下向きに延びる左右一対の第3インナーパネル15,15と、左右の第3インナーパネル15,15の下端から下向きに延びる左右一対の第4インナーパネル16,16と、左右の第4インナーパネル16,16の下端から下向きに延びる左右一対の第5インナーパネル17,17と、左右の第5インナーパネル17,17の下端から下向きに延びて第2インナーパネル14の車幅方向外端部に接続される左右一対の第6インナーパネル18,18とからなる。
また車体後部開口12を構成するアウターパネルは、ルーフパネルの一部であって車幅方向に配置される第1アウターパネル19と、フロアに沿って車幅方向に配置される第2アウターパネル20と、第1アウターパネル19の車幅方向外端から下向きに延びる左右一対の第3アウターパネル21,21と、左右の第3アウターパネル21,21の下端から下向きに延びて第2アウターパネル20の車幅方向外端部に接続される左右一対の第4アウターパネル22,22とからなる。
前記第1〜第6インナーパネル13〜18は、それらの後端を後方に折り曲げた接合フランジ13a〜18aを備えるとともに、前記第1〜第4アウターパネル19〜22は、それらの後端を後方に折り曲げた接合フランジ19a〜22aを備えており、第1〜第6インナーパネル13〜18の接合フランジ13a〜18aと、第1〜第4アウターパネル19〜22の接合フランジ19a〜22aとは、相互に重ね合わされて基本的にシーム溶接により接合される。
より具体的には、第1インナーパネル13の接合フランジ13aは第1アウターパネル19の接合フランジ19bに上下方向に2枚重ねに重ね合わされ、シーム溶接W1(a)により接合される。また第2インナーパネル14の接合フランジ14aは第2アウターパネル20の接合フランジ20aに上下方向に2枚重ねに重ね合わされ、シーム溶接W1(b)により接合される。
車体後部開口12の上辺と左右の側辺との境界部では、第1インナーパネル13の車幅方向外端部、第1アウターパネル19の車幅方向外端部、第3インナーパネル15の上端部、第3アウターパネル21の上端部およびスチフナ23が最大で4枚重ねに重ね合わされ、スポット溶接W2(a)により接合される。
また車体後部開口12の左右の側辺では、第3インナーパネル15の下端部、第4インナーパネル16の上端部および第3アウターパネル21が最大で3枚重ねに重ね合わされ、スポット溶接W2(b)により接合され、第4インナーパネル16の下端部、第5インナーパネル17の上端部および第3アウターパネル21が最大で3枚重ねに重ね合わされ、スポット溶接W2(c)により接合され、第5インナーパネル17、第3アウターパネル21の下端部および第4アウターパネル22の上端部が最大で3枚重ねに重ね合わされ、スポット溶接W2(d)により接合される。
更に、車体後部開口12の下辺と左右の側辺との境界部では、第5インナーパネル17の下端部、第6インナーパネル18の上端部、第4アウターパネル22の下端部および第2アウターパネル20の車幅方向外端部が最大で3枚重ねに重ね合わされ、スポット溶接W2(e)により接合されるとともに、第2インナーパネル14の車幅方向外端部、第6インナーパネル18の下端部および第2アウターパネル20が最大で3枚重ねに重ね合わされ、スポット溶接W2(f)により接合される。
このように、車体後部開口12の上辺、下辺および左右の側辺は少なくとも一部においてシーム溶接W1(a)〜W1(g)され、各シーム溶接W1(a)〜W1(g)の両端部は必ずスポット溶接W2(a)〜W2(f)されることになる。
図3、図4および図5(A)には、2枚重ねのシーム溶接の一例が具体的に示されており、車体後部開口12の側辺において、サイドインナーパネル24の後端に接合された第4インナーパネル16の後端の接合フランジ16aと、サイドアウターパネル25の後端に接合された第3アウターパネル21の接合フランジ21aとが、車幅方向に2枚重ねに重ね合わされてシーム溶接W1(d)される。
図3、図4および図5(B)に示すように、上述したシーム溶接W1(d)の上端部では、第3インナーパネル15の下端部と、第4インナーパネル16の上端部と、第3アウターパネル21とが、車幅方向に3枚重ねに重ね合わされてスポット溶接W2(b)される。
図4および図7に示すように、ルーフパネルである第1アウターパネル19の車幅方向外端部と、左右の第3アウターパネル21,21の上端部との接合部に、テールゲート11の上端部を車体後部開口12に枢支するためのテールゲートヒンジ26,26が設けられる。テールゲートヒンジ26は、第1アウターパネル19および第3アウターパネル21の接合部に固定された固定側ヒンジ27と、テールゲート11に固定された可動側ヒンジ28とで構成され、固定側ヒンジ27に下方には、第3インナーパネル15および第3アウターパネル21の接合フランジ15a,21aを接合するシーム溶接W1(c)の上端部が近接している。
図3および図6には、車体後部開口12の側辺の下部でリヤパネルインナーである第5インナーパネル17の接合フランジ17aと、リヤパネルアウターである第4アウターパネル22の接合フランジ22aとがシーム溶接W1(f)される部分の水平断面が示される。後輪を収納する空間は、車幅方向外側のリヤホイールハウス29と車幅方向内側のリヤダンパーハウジング30およびダンパーベース31との間に区画され、リヤホイールハウス29の車幅方向外側がリヤサイドアウタパネル32により覆われる。ダンパーベース31の後端は第5インナーパネル17に接続され、リヤサイドアウタパネル32の後端は第4アウターパネル22に接続され、リヤホイールハウス29の後端は第4アウターパネル22に接続され、更にダンパーベース31の後端とリヤホイールハウス29とがスチフナ33で接続される。
本実施の形態では、上記各スポット溶接W2(a)〜W2(f)のナゲット径dは、上記各シーム溶接W1(a)〜W1(g)のナゲット幅wに対して0.29≦w/d≦0.36の関係が成立するように設定される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
テールゲート11で開閉される車体後部開口12を区画する第1〜第6インナーパネル13〜18および第1〜第4アウターパネル19〜22の接合フランジ13a22aをシーム溶接W1(a)〜W1(g)するとともに、それらの両端部をスポット溶接W2(a)〜W2(f)し、そのシーム溶接W1(a)〜W1(g)のナゲット幅wとスポット溶接W2(a)〜W2(f)のナゲット径dとの関係を、0.29≦w/d≦0.36に設定したので、接合フランジ13a〜22aの口開き変形に対する強度が高く、しかも接合フランジ13a〜22aの幅を小さくして軽量化が可能なシーム溶接W1(a)〜W1(g)を用いながら、スポット溶接W2(a)〜W2(f)と同等の剪断強度を得ることができる。
またシーム溶接W1(a)〜W1(g)は重ね合わせた接合フランジ13a〜22aを電極で加圧しながら溶接するため、接合フランジ13a〜22a間の隙間がなくなって溶接強度が安定するだけでなく、特別の溶接治具が不要であるために生産性が向上する。
また車体後部開口12のシーム溶接W1(a)〜W1(g)のナゲット幅wと、車体後部開口12のスポット溶接W2(a)〜W2(f)のナゲット径dとの関係を、0.29≦w/d≦0.36に設定したので、車体後部開口12に曲げ荷重が加わったときにシーム溶接W1(a)〜W1(g)により第1〜第6インナーパネル13〜18および第1〜第4アウターパネル19〜22が口開き変形するのを防止することができ、しかもシーム溶接W1(a)〜W1(g)の両端部の剥離を剥離強度が高いスポット溶接W2(a)〜W2(f)により防止することができる。
また隣接する第1〜第6インナーパネル13〜18どうしや、隣接する第1〜第4アウターパネル19〜22どうしが重なり合ったり、更にスチフナ23が重なったりして3枚あるいは4枚重ねになる部分をスポット溶接W2(a)〜W2(f)することで、シーム溶接W1(a)〜W1(g)の両端部の剥離を防止できるだけでなく、3枚重ねや4枚重ねになった部分をシーム溶接する必要がないので、シーム溶接の溶接条件を溶接部位に応じて変化させる必要がなくなり、シーム溶接の品質を保証することができる。
またリヤパネルアウターである第4アウターパネル22と、リヤパネルインナーである第5インナーパネル17とをシーム溶接W1(f)した部分の近傍で第5インナーパネル17をダンパーベース31を介してリヤダンパーハウジング30に接続したので(図6参照)、リヤダンパーからダンパーベース31およびリヤダンパーハウジング30に入力される荷重を、第4アウターパネル22および第5インナーパネル17の接合フランジ22a,17aの剪断強度の高いシーム溶接W1(f)部に伝達して吸収し、車両の走行時の車体剛性の向上および振動・騒音の低減を図ることができる。
また車体後部開口12の左右の側辺の上端にテールゲート11を枢支するテールゲートヒンジ26,26を備え、テールゲートヒンジ26,26の下方に隣接する左右の側辺において第3インナーパネル15および第3アウターパネル21の接合フランジ15a,21aをシーム溶接W1(c)により接合したので(図4参照)、車両の走行時にテールゲート11が動揺する荷重がテールゲートヒンジ26,26を介して車体後部開口12に伝達されても、テールゲートヒンジ26,26の近傍の第3インナーパネル15および第3アウターパネル21の接合フランジ15a,21aが剪断強度の高いシーム溶接W1(c)により接合されるため、重量の増加なしにテールゲート11の支持剛性を確保することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、車体後部開口12を構成するアウターパネル19〜22およびインナーパネル13〜18の分割の仕方は実施の形態に限定されるものではない。
11 テールゲート
12 車体後部開口
13〜18 インナーパネル
13a〜22a 接合フランジ
17 第5インナーパネル(リヤパネルインナー)
19〜22 アウターパネル
22 第4アウターパネル(リヤパネルアウター
9 リヤホイールハウス
30 リヤダンパーハウジング
31 ダンパーベース
32 リヤサイドアウタパネル
33 スチフナ
W1(a)〜W1(g) シーム溶接
W2(a)〜W2(f) スポット溶接



Claims (1)

  1. テールゲート(11)により開閉される車体後部開口(12)を、少なくとも鋼板製のアウターパネル(19〜22)および鋼板製のインナーパネル(13〜18)の接合フランジ(13a〜22a)をシーム溶接(W1(a)〜W1(g))により接合して構成する自動車の車体構造であって、
    前記アウターパネル(19〜22)および前記インナーパネル(13〜18)の接合フランジ(13a〜22a)を前記シーム溶接(W1(a)〜W1(g))により接合した部分の両端部をスポット溶接(W2(a)〜W2(f))により接合し、前記シーム溶接(W1(a)〜W1(g))のナゲット幅wを前記スポット溶接(W2(a)〜W2(f))のナゲット径dよりも大きく設定し、
    前記アウターパネル(19〜22)および前記インナーパネル(13〜18)はそれぞれリヤパネルアウター(22)およびリヤパネルインナー(17)であり、ダンパーベース(31)を介してリヤダンパーハウジング(30)を前記リヤパネルインナー(17)に接続し、前記リヤパネルインナー(17)を前記リヤパネルアウター(22)に前記シーム溶接(W1(f))により接合し、リヤサイドアウタパネル(32)の後端を前記リヤパネルアウター(22)に接続し、リヤホイールハウス(29)の後端を前記リヤパネルアウター(22)に接続し、更に前記ダンパーベース(31)の後端と前記リヤホイールハウス(29)とをスチフナ(33)で接続したことを特徴とする自動車の車体構造。
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