JP6173837B2 - 玉縁 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用シート等に用いられ、被装飾部材に線状部材を取り付けて被装飾部材を装飾する玉縁に関する。
自動車用シートでは、シートに高級感を出すため、シートクッションとシートバックの外縁部に装飾用の線状の玉縁を設ける場合がある。本発明者等は、玉縁として光の透過率の高い素材を用い、シート全体のデザイン性を高めることを試みている(非公知)。
下記特許文献1には、光ファイバの周りを透明樹脂で被って玉縁としたシートが開示されている。
実開平5−49272号公報
しかし、玉縁として光の透過率の高い素材を用いる場合、玉縁をシート表皮に縫い付ける糸が玉縁を通して外部から見え、見栄えが悪くなる問題がある。即ち、玉縁は、線状部材と一体に設けられた板状の脚部を縫糸によって被装飾部材に縫い付けて取り付けられている。玉縁の線状部材、脚部が光の透過率の高い素材で一体に形成された場合、線状部材がレンズの機能を果たし、縫糸が線状部材の表面から見えてしまう。
このような問題に鑑み本発明の課題は、玉縁として光の透過率の高い素材を用いる場合でも縫糸が外部から見え難くすることにより、玉縁の見栄えが悪くなる問題を抑制することにある。
本発明の第1発明は、所定太さを持って線状に延びる線状部材の延長方向に沿った側部に脚部を一体に設けて、該脚部を被装飾部材に縫い付けることにより、前記被装飾部材に前記線状部材を取り付けて前記被装飾部材を装飾する玉縁において、前記線状部材の少なくとも主要部は、前記脚部も同じ材料で形成された場合、前記脚部における縫糸が前記線状部材の外部から透けて見える透光材から成り、前記線状部材と前記脚部のうちの少なくとも前記縫糸より前記線状部材側が、前記縫糸が前記線状部材の外部から透けて見えることを抑制された不透光材によって構成されていることを特徴とする。
第1発明によれば、被装飾部材に線状部材を取り付ける際、脚部に被装飾部材が重ねて縫製される。線状部材は透光材から成るため、玉縁としての装飾性が高められる。このとき縫糸が脚部を貫通するが、縫糸の線状部材側が不透光材によって構成されているため、線状部材が透光材から成っていても線状部材の外部から縫糸が見えてしまうことを抑制することができる。そのため、玉縁の見栄えが悪くなるのを抑制することができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記線状部材又は前記脚部を成す透光材に着色を施し、着色された透光材と着色されてない透光材を用いて2色成形を行うことにより着色された透光材により不透光材が構成され、着色されてない透光材により透光材が構成されていることを特徴とする。
第2発明によれば、着色された透光材と着色されてない透光材を用いて2色成形を行うことにより線状部材及び脚部の透光材及び不透光材が構成されるので、線状部材と脚部とを同じ素材によって形成することができる。そのため、一体化される線状部材と脚部とを異なる素材で形成する場合に比べて成形性を良くすることができる。
本発明の第3発明は、上記第1又は第2発明において、前記線状部材又は前記脚部は、その内部に加飾材が挿入して形成され、該加飾材が前記線状部材を成す透光材を通して外部から見えるように構成されていることを特徴とする。
第3発明によれば、線状部材又は脚部の内部に挿入された加飾材が線状部材の外部から浮き上った状態で見えるので、玉縁としてのデザイン性を高めることができる。
本発明の第4発明は、所定太さを持って線状に延びる線状部材の延長方向に沿った側部に板状の脚部を一体に設けて、該脚部を被装飾部材に縫い付けることにより、前記被装飾部材に前記線状部材を取り付けて前記被装飾部材を装飾する玉縁において、前記線状部材の主要部は、前記脚部も同じ材料で形成された場合、前記脚部における縫糸が前記線状部材の外部から透けて見える透光材から成り、前記線状部材の中心部には、その延長方向に沿って線状の加飾材が挿入され、該加飾材が前記線状部材を成す透光材を通して外部から見えるように構成され、前記脚部及び前記線状部材の前記脚部に隣接する一部は、前記縫糸が前記線状部材の外部から透けて見えることを抑制された不透光材によって構成され、前記線状部材を前記脚部の反対側から見たとき、前記線状部材を成す透光材を通して前記不透光材が見え、しかもその中心部に前記加飾材が浮き上った状態で浮き上った状態で重なって見えることを特徴とする。
第4発明によれば、被装飾部材に線状部材を取り付ける際、脚部に被装飾部材が重ねて縫製される。線状部材は、その主要部が透光材から成るため、玉縁としての装飾性が高められる。このとき縫糸が脚部を貫通するが、縫糸の線状部材側が不透光材によって構成されているため、線状部材の主要部が透光材から成っていても線状部材の外部から縫糸が見えてしまうことを抑制することができる。そのため、玉縁の見栄えが悪くなるのを抑制することができる。しかも線状部材を外部から見たとき、線状部材を成す透光材を通して不透光材が見え、その中心部に加飾材が浮き上った状態で重なって見えるので、玉縁としてのデザイン性を高めることができる。
本発明の第5発明は、所定太さを持って線状に延びる線状部材の延長方向に沿った側部に脚部を一体に設けて、該脚部を被装飾部材に縫い付けることにより、前記被装飾部材に前記線状部材を取り付けて前記被装飾部材を装飾する玉縁において、前記線状部材はその一部あるいは全部が透光材から成り、前記脚部は、不透光材または、透光材または、不透光材と透光材の両方から成り、前記前記線状部材あるいは前記脚部の、少なくとも、前記脚部における縫糸が前記線状部材の外部から直接見える、あるいは屈折して見える範囲をさえぎる位置には、不透光材が配置されていることを特徴とする。
第5発明によれば、被装飾部材に線状部材を取り付ける際、脚部に被装飾部材が重ねて縫製される。線状部材は少なくとも一部が透光材から成るため、玉縁としての装飾性が高められる。このとき縫糸が脚部を貫通するが、縫糸の線状部材側が不透光材によって構成されているため、線状部材が透光材から成っていても線状部材の外部から縫糸が見えてしまうことを抑制することができる。そのため、玉縁の見栄えが悪くなるのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態が適用された自動車用シートの斜視図である。 上記第1実施形態のII−II線断面拡大図である。 上記第1実施形態の線状部材の見え方を説明する説明図である。 本発明の第2実施形態の線状部材の見え方を説明する説明図である。 本発明の第3実施形態の線状部材の見え方を説明する説明図である。 本発明の第4実施形態の線状部材の見え方を説明する説明図である。 本発明の第5実施形態の線状部材の見え方を説明する説明図である。 本発明の第6実施形態の線状部材の見え方を説明する説明図である。 本発明の第7実施形態の線状部材の見え方を説明する説明図である。 本発明の第8実施形態の線状部材の見え方を説明する説明図である。 本発明の第9実施形態の線状部材の見え方を説明する説明図である。 本発明の第10実施形態の線状部材の見え方を説明する説明図である。 本発明の第11実施形態の線状部材の見え方を説明する説明図である。 本発明の第12実施形態の線状部材の見え方を説明する説明図である。 本発明の第13実施形態の線状部材の断面図である。 本発明の第14実施形態の線状部材の断面図である。 本発明の第15実施形態の線状部材の断面図である。 上記各実施形態の玉縁の外部からの透視状況を説明する説明図である。 上記第4実施形態の加飾糸の見え方を説明する説明図である。 上記第1実施形態が適用された鞄の斜視図である。 上記第1実施形態が適用された靴の斜視図である。 上記第1実施形態が適用された衣服の斜視図である。
<第1実施形態>
図1、2は、本発明の第1実施形態を示す。第1実施形態の玉縁1は、自動車用シート(以下、単にシートという)のシートバック21とシートクッション22の天板部と框部との境界部(シートバック21とシートクッション22の外縁部に相当)に設けられている。玉縁1は、所定太さを持って線状に延びる断面円形の線状部材11によって構成され、その延長方向に沿った側部に板状の脚部12が一体に設けられて成る。玉縁1は、図2に示されるように、天板部側のシートカバー21aと框部側のシートカバー21bとを縫糸21dによって縫合する際に、両者間に脚部12を挟んで一体に縫合される。これにより、天板部側のシートカバー21aと框部側のシートカバー21bとの境界部に玉縁1の線状部材11が突出して取り付けられ、シートに装飾性を施すようにされている。図2では、シートバック21における玉縁1について図示しているが、シートクッション22の玉縁1についても同じ構造である。なお、図2において、シートカバー21aには、その裏面側にカバーパッド21cが設けられている。
玉縁1の線状部材11及び脚部12は、透光材から成り、玉縁1による装飾性が高められている。一方、脚部12には、着色(本発明の不透光材に相当)が施されており、この着色により縫糸21dが線状部材11の外側から見え難いようにされている。換言すれば、着色が施されていないと、線状部材11及び脚部12が透光材で形成されているため、線状部材11の外側から縫糸21dが見えることになる。なお、着色を施された脚部12と線状部材11は、2色成形法によって一体に成形されている。
図18は、玉縁1の外部から入る光の玉縁1内での透過状況を、線状部材11及び脚部12の断面で見たものを示している。この場合、玉縁1は、屈折率1.5のウレタンで形成されており、入射角90度のときの屈折角は41.8度である。また、線状部材11の直径に対し、脚部12の板厚は10%に設定されている。
線状部材11を脚部12の反対側から見たとき、断面円の中心を通る24.8度以内の範囲では脚部12の縫糸相当部12aが直接見える。なお、縫糸相当部12aは、脚部12が各シートカバー21a、21bに縫糸21dによって縫合される際に、縫糸21dが通る位置に相当する部分を示している。
また、上記直接見える範囲の両側で線状部材11の接線の成す角度が50.8度の範囲は、線状部材11内で屈折して脚部12の縫糸相当部12aが見える。それより外側の角度範囲では脚部12の縫糸相当部12aを見ることができない。しかも、上記の縫糸相当部12aが直接見える角度範囲では、縫糸21dが縫糸相当部12aよりも脚部12の先端側に脚部12の板厚の2.4倍の位置の範囲までにあっても直接見ることができる。
図3は、玉縁1の線状部材11を脚部12の反対側(白抜矢印で示すA方向)正面から見たときの着色部13を含む線状部材11の見え方と、それに対して90度ずれた方向(矢印で示すB方向)から見たときの線状部材11の見え方とを示している。図3から明らかなように、A方向から見た場合、図18の「直接見える」範囲の他、「屈折して見える」範囲において、脚部12の着色部13が線状部材11の中心部に見え、脚部12を縫糸21dが貫通して設けられたとしても、A方向から縫糸21dは見えない。図18で説明したように、B方向からも縫糸21dは当然見えない。
以上の第1実施形態によれば、脚部12の縫糸21dが通る部分は着色部13とされているため、線状部材11が透光材から成っていても線状部材11の外部から縫糸21dが見えてしまうことを抑制することができる。そのため、玉縁1の見栄えが悪くなるのを抑制することができる。
また、着色により不透光処理が施されるので、線状部材11と脚部12とを同じ素材によって形成することができる。そのため、一体化される線状部材11と脚部12とを異なる素材で形成する場合に比べて成形性を良くすることができる。
更に、線状部材11を脚部12の反対側正面(図3のA方向)から見たときには、上述のように透明に見える線状部材11の中心部に線状部材11の延びる方向に沿って着色部13の帯が見え、着色部13が加飾材となって、線状部材11のデザイン性を高めることができる。
<第2実施形態>
図4は、本発明の第2実施形態を示す。第2実施形態が上記第1実施形態(図3)に対し特徴とする点は、第1実施形態では脚部12のみに施された着色部13を、第2実施形態では脚部12のみでなく線状部材11の一部にまで拡大した点である。その他の点は両者同一であり、同一部分については図示及び説明を省略する。
第2実施形態では、着色部13が線状部材11の脚部12に近い部分に、線状部材11の断面積の3分の1程度入り込んで形成されている。ここで、線状部材11の着色部13以外の部分は、本発明における線状部材の主要部に相当する。上述の第1実施形態に比べて着色部13の大きさを大きくするため、2色成形を行う際の着色された素材の成形機への供給圧力が高くされている。
第2実施形態によれば、線状部材11をA方向から見たときは、線状部材11全体に着色部13が見え、B方向から見たときは、線状部材11全体の3分の1程度に着色部13が見える。このように、着色部13が線状部材11に入り込んで形成されているため、着色部13の透光材との境界のバラツキや、縫糸21dの位置のバラツキに対して余裕を大きくとって線状部材11の外部から縫糸21dが見えてしまう不具合の発生を抑制することができる。また、着色部13と透光材との接合面が、第1実施形態の場合に比べて大きいため、界面剥離に対する強度を高めることができる。更に、この接合面に小さな凹凸を持ったシボをつけると、接合面が更に大きくなって界面剥離に対する強度を更に高めることができる。
<第3実施形態>
図5は、本発明の第3実施形態を示す。第3実施形態が上記第1実施形態(図3)に対し特徴とする点は、第1実施形態では脚部12のみに施された着色部13を、第3実施形態では脚部12のみでなく線状部材11の内部に突出して形成した点である。その他の点は両者同一であり、同一部分については図示及び説明を省略する。
第3実施形態では、着色部13が脚部12から延びて線状部材11内に突出して形成されている。ここで、線状部材11の着色部13以外の部分は、本発明における線状部材の主要部に相当する。
第3実施形態によれば、線状部材11をA方向から見たときは、線状部材11全体に着色部13が見え、B方向から見たときは、着色部13が線状部材11内に突出した量程度に着色部13が見える。第3実施形態は、上述の第2実施形態と同様に、着色部13が線状部材11に入り込んで形成されているため、着色部13の透光材との境界のバラツキや、縫糸21dの位置のバラツキに対して余裕を大きくとって線状部材11の外部から縫糸21dが見えてしまう不具合の発生を抑制することができる。また、着色部13と透光材との接合面が、第1実施形態の場合に比べて大きいため、界面剥離に対する強度を高めることができる。
<第4実施形態>
図6は、本発明の第4実施形態を示す。第4実施形態が上記第1実施形態(図3)に対し特徴とする点は、第4実施形態では、線状部材11に加飾糸(本発明の加飾材に相当)14を挿入した点である。その他の点は両者同一であり、同一部分については図示及び説明を省略する。
第4実施形態では、第1実施形態と同様に脚部12に着色部13が設けられると共に、線状部材11の断面円の中心に加飾糸14が一体に挿入されている。加飾糸14は、銀糸、ラメ糸、太糸、モノフィラメント、組紐等であり、加飾糸14をインサート材としてインサート成形にて、加飾糸14は線状部材11の延びる方向に沿って挿入されて一体成形されている。
図6に示すように、線状部材11をA方向から見たときは、第1実施形態と同様に脚部12の着色部13が線状部材11の中心部に見え、更にその着色部13の内側に加飾糸14が見える。即ち、A方向からは線状部材11の中心部に着色部13と加飾糸14とが重なって、しかも加飾糸14が浮き上って見える。B方向からは線状部材11の中心部に加飾糸14が見える。
第4実施形態によれば、脚部12に設けられた着色部13によって縫糸21dが線状部材11の外部から見えないようにされると共に、線状部材11の外部から着色部13の上に加飾糸14が浮き上った状態で重なって見えることにより装飾効果を更に高めることができる。
線状部材11の外部からの加飾糸14の見え方について、図19に基づいて説明する。ここでは、加飾糸14の線状部材11内での挿入位置によって線状部材11の外部から見たときの加飾糸14の見え方が違うことを説明している。即ち、加飾糸14が線状部材11の外部の見る方向に近い位置にある加飾糸14bに比べて遠い位置にある加飾糸14aの方が大きく見えることを示している。これは線状部材11がレンズの機能を果たすためである。
図6において、加飾糸14は着色部13の内側に浮き上った状態で重なって見えるが、加飾糸14の線状部材11内での挿入位置を変えることにより、加飾糸14の着色部13に対する重なり具合を調整することができる。即ち、図6のA方向に加飾糸14を近づければ着色部13に重なる加飾糸14の太さを細く見せることができ、図6のA方向から加飾糸14を遠ざければ着色部13に重なる加飾糸14によって着色部13が見えないようにすることもできる。
<第5実施形態>
図7は、本発明の第5実施形態を示す。第5実施形態が上記第2実施形態(図4)に対し特徴とする点は、第5実施形態では、線状部材11に加飾糸(本発明の加飾材に相当)14を挿入した点である。その他の点は両者同一であり、同一部分については図示及び説明を省略する。
第5実施形態では、第2実施形態と同様に脚部12及び線状部材11の一部に着色部13が設けられると共に、線状部材11の断面円の中心に加飾糸14が一体に挿入されている。加飾糸14は、第4実施形態と同一であり、インサート成形にて線状部材11内に一体成形されている。
図7に示すように、線状部材11をA方向から見たときは、第2実施形態と同様に脚部12から線状部材11内まで食み出した着色部13が線状部材11の全体に広がって見え、更に線状部材11の中心部に加飾糸14が見える。即ち、A方向からは線状部材11全体が着色部13によって着色された中に線状部材11の中心部に加飾糸14が浮き上った状態で重なって見える。B方向からは線状部材11の脚部12に近い部分に着色部13が見え、中心部に加飾糸14が見える。
<第6実施形態>
図8は、本発明の第6実施形態を示す。第6実施形態が上記第3実施形態(図5)に対し特徴とする点は、第6実施形態では、線状部材11に加飾糸(本発明の加飾材に相当)14を挿入した点である。その他の点は両者同一であり、同一部分については図示及び説明を省略する。
第6実施形態では、第3実施形態と同様に脚部12及び線状部材11の一部に着色部13が設けられると共に、線状部材11の断面円の中心に加飾糸14が一体に挿入されている。加飾糸14は、第4実施形態と同一であり、インサート成形にて線状部材11内に一体成形されている。
図8に示すように、線状部材11をA方向から見たときは、第3実施形態と同様に脚部12から線状部材11内に突出した着色部13が線状部材11の全体に広がって見え、更に線状部材11の中心部に加飾糸14が見える。即ち、A方向からは線状部材11全体が着色部13によって着色された中に線状部材11の中心部に加飾糸14が浮き上った状態で重なって見える。B方向からは線状部材11の脚部12に近い部分に着色部13が見え、中心部に加飾糸14が見える。
<第7実施形態>
図9は、本発明の第7実施形態を示す。第7実施形態が上記第3実施形態(図5)に対し特徴とする点は、第3実施形態において脚部12から線状部材11内に突出して形成された着色部13を、第7実施形態では、突出部の先端側とそれ以外とで互いに別の色とした点である。その他の点は両者同一であり、同一部分については図示及び説明を省略する。
第7実施形態では、脚部12から線状部材11内に突出して形成された着色部13の先端側の着色部13bを例えば赤色とし、それ以外の着色部13aを例えば青色としている。これらの着色部13a、13bは異なる着色材を混ぜたのみで素材は互いに同一であり、第3実施形態の場合と同様に2色成形法によって線状部材11と脚部12とが一体に成形される。ここで、線状部材11の着色部13a、13b以外の部分は、本発明における線状部材の主要部に相当する。
図9に示すように、線状部材11をA方向から見たときは、第3実施形態と同様に脚部12から線状部材11内に突出した着色部13aの青色が線状部材11の全体に広がって見え、更に線状部材11の中心部に着色部13bの赤色が見える。B方向からは線状部材11の脚部12に近い部分に着色部13aの青色が見え、その先に着色部13bの赤色が見える。
第7実施形態によれば、着色部13の色を複数の色に分けることにより、新たなデザインの玉縁を提供することができる。着色部13a、13bの色の組合せを変えることによって趣きの違う各種のデザインを提供することができる。
<第8実施形態>
図10は、本発明の第8実施形態を示す。第8実施形態が上記第3実施形態(図5)に対し特徴とする点は、第3実施形態において脚部12から線状部材11内に突出して形成された着色部13を、第7実施形態では、脚部12の両面に対応する部位間で互いに別の色とした点である。その他の点は両者同一であり、同一部分については図示及び説明を省略する。
第8実施形態では、脚部12から線状部材11内に突出して形成された着色部13のうち、脚部12の一面側の着色部13aを例えば青色とし、他面側の着色部13bを例えば赤色としている。これらの着色部13a、13bは異なる着色材を混ぜたのみで素材は互いに同一であり、第3実施形態の場合と同様に2色成形法によって線状部材11と脚部12とが一体に成形される。ここで、線状部材11の着色部13a、13b以外の部分は、本発明における線状部材の主要部に相当する。
図10に示すように、線状部材11をA方向から見たときは、着色部13a、13bの色分けに対応して、脚部12の一面側に対応する線状部材11の半分は青色となり、他面側に対応する線状部材11の半分は赤色となる。B方向からは線状部材11の脚部12に近い部分に着色部13bの赤色が見える。
第8実施形態によれば、着色部13の色を、第7実施形態とは異なった色分けの仕方で複数の色に分けることにより、新たなデザインの玉縁を提供することができる。
<第9実施形態>
図11は、本発明の第9実施形態を示す。第9実施形態が上記第2実施形態(図4)に対し特徴とする点は、第2実施形態において脚部12から線状部材11内の一部に拡大して形成された着色部13の一部に別の着色を施した点である。その他の点は両者同一であり、同一部分については図示及び説明を省略する。
第9実施形態では、脚部12から線状部材11内の一部に拡大して形成された着色部13aは例えば青色とし、着色部13aのうちの脚部12の突出方向とは反対側に、脚部12の幅と同等の幅で例えば赤色の着色部13bが形成されている。これらの着色部13a、13bは異なる着色材を混ぜたのみで素材は互いに同一であり、第2実施形態の場合と同様に2色成形法によって線状部材11と脚部12とが一体に成形される。ここで、線状部材11の着色部13a、13b以外の部分は、本発明における線状部材の主要部に相当する。
図11に示すように、線状部材11をA方向から見たときは、線状部材11の中心部に着色部13bの赤色が見え、その両側に着色部13aの青色が見える。B方向からは線状部材11の脚部12に近い部分に着色部13aの青色が見え、その先に着色部13bの赤色が僅かに見える。
第9実施形態によれば、着色部13の色を複数の色に分けることにより、第7実施形態と同様に、新たなデザインの玉縁を提供することができる。
<第10実施形態>
図12は、本発明の第10実施形態を示す。第10実施形態が上記第3実施形態(図5)に対し特徴とする点は、第3実施形態において脚部12から線状部材11内に突出して形成された着色部13を、第10実施形態では、線状部材11の直径幅いっぱいまで延長した点である。その他の点は両者同一であり、同一部分については図示及び説明を省略する。
第10実施形態では、脚部12と線状部材11内の着色部13は同時に形成され、その後、線状部材11を形成するように着色部13の両側に透光材が一体に接着固定される。この場合も、第3実施形態の場合と同様に、2色成形法によって線状部材11と脚部12とが一体に成形される。透光材と着色部13は同一素材から成り、着色部13には着色材が混ぜられている。ここで、線状部材11の着色部13以外の部分は、本発明における線状部材の主要部に相当する。
図12に示すように、線状部材11をA方向から見たときは、線状部材11の中心部に着色部13が直接見え、その両側に線状部材11の透光材によって屈折して着色部13が見える。B方向からは線状部材11の透光材を通して着色部13が見える。
第10実施形態によれば、図12から明らかなように、第3実施形態(図5)に近いが、それとは僅かに着色部13の見え方の違うデザインの玉縁を提供することができる。
<第11実施形態>
図13は、本発明の第11実施形態を示す。第11実施形態が上記第3実施形態(図5)に対し特徴とする点は、第3実施形態において脚部12から線状部材11内に突出して形成された着色部13の突出端を、第11実施形態では、線状部材11の外形と相似形となるように膨らませた点である。その他の点は両者同一であり、同一部分については図示及び説明を省略する。
第11実施形態では、脚部12と線状部材11内の着色部13が同時に形成され、その周りの線状部材11に対応する部位に、透光材を巻くように2色成形法によって一体に成形される。この場合も、第3実施形態の場合と同様に、透光材と着色部13は同一素材から成り、着色部13には着色材が混ぜられている。ここで、線状部材11の着色部13以外の部分は、本発明における線状部材の主要部に相当する。
図13に示すように、線状部材11をA方向から見たときは、第3実施形態の場合と同様に、線状部材11全体に着色部13が見え、B方向から見たときは、着色部13が線状部材11内に突出した量程度に着色部13が見える。
第11実施形態によれば、第3実施形態(図5)に近いが、B方向から見たときの着色部13の見える量が違うデザインの玉縁を提供することができる。
<第12実施形態>
図14は、本発明の第12実施形態を示す。第12実施形態が上記第1実施形態(図3)に対し特徴とする点は、第1実施形態において脚部12全体に形成された着色部13を、第12実施形態では、脚部12の外側に面する部分のみとした点である。その他の点は両者同一であり、同一部分については図示及び説明を省略する。
第12実施形態では、線状部材11と脚部12とが透光材により同時に形成され、脚部12の外側に面する部分に着色部13を巻くように2色成形法によって一体に成形される。脚部12は、透光材の周りに着色部13を一体成形した状態で脚部12として適当な大きさとなるようにされている。即ち、着色部13が巻かれる前の透光材のみから成る脚部(12)は細く形成されている。また、第1実施形態の場合と同様に、透光材と着色部13は同一素材から成り、着色部13には着色材が混ぜられている。
図14に示すように、線状部材11をA方向から見たときは、線状部材11全体に着色部13が見え、B方向から見たときは、着色部13は見えない。線状部材11をA方向から見たとき、線状部材11全体に着色部13が見える理由は、図18に基づいて説明したように、脚部12の内部を通して脚部12の外側に形成された着色部13が見えるためである。
第12実施形態によれば、第1実施形態(図3)に比べて、A方向から見たときの着色部13の見える量が線状部材11全体に拡大されたデザインの玉縁を提供することができる。
<第13実施形態>
図15は、本発明の第13実施形態を示す。第13実施形態が上記第4実施形態(図6)に対し特徴とする点は、第13実施形態では、着色部13を縫糸21dが貫通される部位付近に限定して設けた点である。その他の点は両者同一であり、同一部分については図示及び説明を省略する。
第13実施形態では、脚部12上で縫糸21dが貫通される部位は線状部材11に近い部位であるため、脚部12の線状部材11に近い側の半分程度に着色部13が形成されている。着色部13を持った脚部12及び線状部材11は2色成形法によって一体に形成され、線状部材11内の加飾糸14は、第4実施形態(図6)の場合と同様に、加飾糸14をインサート材としてインサート成形にて一体成形されている。
第13実施形態によれば、脚部12に設けられた着色部13によって縫糸21dが線状部材11の外部から見えないようにされると共に、線状部材11の外部からは着色部13の上に加飾糸14が浮き上った状態で重なって見える。しかも、第4実施形態(図6)に比べて着色部13の量を少なくされているため、着色材を節約することができる。
<第14実施形態>
図16は、本発明の第14実施形態を示す。第14実施形態が上記第2実施形態(図4)に対し特徴とする点は、脚部12に着色部13を設けていない点である。その他の点は両者同一であり、同一部分については図示及び説明を省略する。
第14実施形態では、縫糸21dが貫通される脚部12には着色部13が形成されず、線状部材11の脚部12に近い部位のみに着色部13が形成されている。第2実施形態では、線状部材11内に形成された着色部13は脚部12から離れた側に凸形状とされたが、第14実施形態では、反対に凹形状とされている。脚部12及び着色部13を持った線状部材11の成形の仕方は、第2実施形態と同様に、2色成形法によって一体に形成されている。ここで、線状部材11の着色部13以外の部分は、本発明における線状部材の主要部に相当する。
第14実施形態によれば、線状部材11内に形成された着色部13によって縫糸21dが線状部材11の外部から見えないようにされている。しかも、第2実施形態に比べて着色部13の量を少なくされているため、着色材を節約することができる。
<第15実施形態>
図17は、本発明の第15実施形態を示す。第15実施形態が上記第14実施形態(図16)に対し特徴とする点は、第14実施形態における着色部13に代えて着色フィルム13cを脚部12と線状部材11との境界部に挟んで設けた点である。その他の点は両者同一であり、同一部分については図示及び説明を省略する。
第15実施形態では、線状部材11と脚部12との間に着色フィルム13c(本発明の不透光処理に相当)を挟んで接着若しくは溶着により、これら各部を一体化している。
第15実施形態によれば、着色フィルム13cによって縫糸21dが線状部材11の外部から見えないようにされている。しかも、第1実施形態(図3)の場合と同様に、A方向から見たとき、線状部材11の中心部に着色フィルム13cの帯が見え、着色フィルム13cが加飾材となって線状部材11のデザイン性を高めることができる。
上述の図1、2では、玉縁1を自動車用シートに適用した場合について説明したが、図20〜22には、第1実施形態の玉縁(1)を、鞄30、靴40及び衣服50にそれぞれ適用した場合について示している。
図20に示す鞄30では、その収納部32の両側の外縁部に玉縁2が設けられている。玉縁2は、収納部32各側の外縁部全周に設けられている。31は取っ手を示している。
図21に示す靴40では、足の挿入口である履口41の縁部に玉縁3が設けられている。
更に、図22に示すジャケット型の衣服50では、その両肩部51の各上部と胸ポケット52の挿入口縁部に、それぞれ玉縁4と玉縁5がそれぞれ設けられている。
これら鞄30、靴40及び衣服50における玉縁2、3、4、5においても、玉縁2、3、4、5の線状部材(11)が透光材によって形成されているため、玉縁2、3、4、5の装飾性を高めることができる。しかも、上述のように縫糸(21d)が線状部材(11)の外部から見えないように不透光材が設けられているため、線状部材(11)の外部から縫糸(21d)が見えることによって玉縁2、3、4、5の見栄えが悪くなることを抑制することができる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、
1.上記各実施形態では、玉縁の脚部を板状のものとしたが、板状の表面に複数の凹凸を形成されたものとしても良い。
2.上記各実施形態では、加飾材として加飾糸14を用いたが、着色部、フィルム材等を用いても良い。
3.玉縁の用途として、上述の自動車用シート、鞄、靴、衣服以外のもの、例えば自動車用ドアトリムに適用しても良い。
1、2、3、4、5 玉縁
11 線状部材
12 脚部
12a 縫糸相当部
13、13a、13b 着色部(不透光材)
13c 着色フィルム(不透光材)
14 加飾糸(加飾材)
21 シートバック
21a、21b シートカバー
21c カバーパッド
21d 縫糸
22 シートクッション
23 ヘッドレスト
30 鞄
31 取っ手
32 収納部
40 靴
41 履口
50 衣服
51 肩部
52 胸ポケット

Claims (3)

  1. 所定太さを持って線状に延びる線状部材の延長方向に沿った側部に脚部を一体に設けて、該脚部を被装飾部材に縫い付けることにより、前記被装飾部材に前記線状部材を取り付けて前記被装飾部材を装飾する玉縁において、
    前記線状部材の少なくとも主要部は、前記脚部も同じ材料で形成された場合、前記脚部における縫糸が前記線状部材の外部から透けて見える透光材から成り、
    前記線状部材と前記脚部のうちの少なくとも前記縫糸より前記線状部材側が、前記縫糸が前記線状部材の外部から透けて見えることを抑制された不透光材によって構成されており、
    前記線状部材又は前記脚部を成す透光材に着色を施し、着色された透光材と着色されてない透光材を用いて2色成形を行うことにより着色された透光材により不透光材が構成され、着色されてない透光材により透光材が構成されていることを特徴とする玉縁。
  2. 請求項において、
    前記線状部材又は前記脚部は、その内部に加飾材が挿入して形成され、該加飾材が前記線状部材を成す透光材を通して外部から見えるように構成されていることを特徴とする玉縁。
  3. 所定太さを持って線状に延びる線状部材の延長方向に沿った側部に板状の脚部を一体に設けて、該脚部を被装飾部材に縫い付けることにより、前記被装飾部材に前記線状部材を取り付けて前記被装飾部材を装飾する玉縁において、
    前記線状部材の主要部は、前記脚部も同じ材料で形成された場合、前記脚部における縫糸が前記線状部材の外部から透けて見える透光材から成り、
    前記線状部材の中心部には、その延長方向に沿って線状の加飾材が挿入され、該加飾材が前記線状部材を成す透光材を通して外部から見えるように構成され、
    前記脚部及び前記線状部材の前記脚部に隣接する部分は、前記縫糸が前記線状部材の外部から透けて見えることを抑制された不透光材によって構成され、
    前記線状部材を前記脚部の反対側から見たとき、前記線状部材を成す透光材を通して前記不透光材が見え、しかもその中心部に前記加飾材が浮き上った状態で重なって見えることを特徴とする玉縁。
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