JP6173055B2 - 表示制御装置、方法及びプログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

表示制御装置、方法及びプログラム並びに記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、各種設定メニューなどで項目の一覧表示を行い、表示された項目の何れかを選択可能な表示制御装置、方法及びプログラム並びに記憶媒体に関する。
複数の選択肢を一覧表示する場合に、何れかの選択肢を初期的に選択状態に置く表示方法が知られている。例えば、メニューを表示させたときに常に既定の項目、例えば一番上の項目が選択状態にある方法が知られている。また、前回選択した項目を、次の表示の際に選択状態で表示する方法も知られている(特許文献1)。前者の方法は、メニューを表示させたときに選択状態になる項目が常に一定であるので、分かり易いという利点がある。後者の方法は、特定の項目をよく選択するケースで、そのような項目が選択状態になっている可能性が高くなり、特定の項目を変更する手間が省けるという利点がある。
特開2005−223710号公報
複数のメニュー項目の一部が動作モードにより異なるようなメニュー構成が存在する。例えば、ある動作モードでは表示される項目が別の動作モードでは非表示になるようなケースである。
このようなメニュー構成において、前回選択されたメニュー項目を選択状態で表示する表示方法を採用すると、次のような問題が生じ得る。例えば、第1の動作モードのメニューから第2の動作モードのメニューに切り替えた際に、第1の動作モードでのメニューで選択していた項目Aが第2の動作モードでのメニューに存在しないとする。この場合、第2の動作モードのメニューでは、第1の動作モードとは異なる項目Bが選択状態になる。この状態から更に第1の動作モードのメニューに戻すと、第2の動作モードで選択された項目Bが第1の動作モードに存在すれば、項目Bが選択された状態で第1の動作モードのメニューが表示される。すなわち、ユーザが選択項目を変更する操作を行っていないにも関わらず第1の動作モードのメニューで選択状態にある項目が項目Aから項目Bに変更されてしまい、ユーザに違和感を与えてしまう。
本発明は、このような不都合を解消し、部分的にメニュー項目が相違するメニュー間の移動があった場合でも、前回の選択項目が維持されるようにした表示制御装置、方法及びプログラム並びに記憶媒体を提示することを目的とする。
本発明に係る表示制御装置は、複数の動作モードの何れかに設定する設定手段と、
前記設定手段で設定された動作モードによって少なくとも一部が異なるメニュー項目よりなるメニューを表示する表示制御手段と、
メニューにおいて選択される項目を変更する変更操作を受け付ける操作手段と、
前記操作手段で前記変更操作を受け付けると、この変更操作によって選択されたメニュー項目を特定する情報を、このメニューを次に表示する際に最初に選択すべき項目の情報を示す初期選択情報として記憶手段に記録する記録手段と、
前記設定手段で設定される第1の動作モードで表示されるメニューから、前記設定手段で設定される第2の動作モードで表示されるメニューに変更する場合において、前記表示制御手段が表示したメニューにおいて選択されるメニュー項目の変更操作がされていた場合は、前記第2の動作モードで表示されるメニューにおいて、前記第1の動作モードで選択していたメニュー項目に応じたメニュー項目を選択して表示し、前記表示制御手段が表示したメニューにおいて選択されるメニュー項目の変更操作がされていない場合は、前記第2の動作モードで表示されるメニューにおいて、前記第1の動作モードで選択していたメニュー項目に関わらず、所定の位置のメニュー項目を選択して表示するように制御する制御手段
とを有し、
前記記憶手段はメニュー項目の変更操作がされる前には、メニュー項目の変更操作がされる前であることを示す初期情報を記憶しており、
前記記録手段は、前記初期情報が記憶されていない場合であって、前記設定手段で設定された動作モードが変更されたことに応じて、動作モードの変更の後に、動作モードの変更の前に選択していたメニュー項目と異なるメニュー項目を選択したとき、該異なるメニュー項目を特定する情報を初期選択情報として記録する一方、前記初期情報が記憶されている場合であって、前記設定手段で設定された動作モードが変更されたことに応じて、動作モードの変更の後に、動作モードの変更の前に選択していたメニュー項目と異なるメニュー項目を選択したとき、該異なるメニュー項目を特定する情報を前記初期選択情報としては記録しないことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザがメニューでフォーカス(選択)している項目を変更する操作を行っていないにも関わらず、同じ動作モードでの同じメニューで、フォーカスしている項目が変わってしまうことを防止できる。
本発明の一実施例の外観図である。 本実施例の概略構成ブロック図である。 本実施例のメニュー画面の遷移例である。 不揮発性メモリ56に格納されるテーブル例である。 フォーカス位置テーブルの構成と内容の例である。 本実施例の動作フローチャートの一部である。 本実施例の動作フローチャートの残りである。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る表示制御装置を適用した撮像装置の一例であるデジタルカメラの外観図を示し、図2は、その概略構成ブロック図を示す。
表示部28は、画像や各種情報を表示する。シャッタボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替えスイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112には、接続ケーブル111を接続できる。操作部70は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材からなる。コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。電源スイッチ72は、電源オンと電源オフを切り替えるのに使用される。記録媒体200は、メモリカード又はハードディスク等からなる。記録媒体スロット201に記録媒体200を格納し、蓋203で閉成する。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100の内部回路に電気的に接続する。
図2に示す構成を説明する。撮影レンズ103は、ズームレンズ及びフォーカスレンズを含む。シャッタ101は絞り機能を備える。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCD又はCMOSの撮像素子等で構成される。A/D変換部23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。バリア102は、撮影レンズ103を含む撮像部を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッタ101及び撮像部22を含む撮像系を汚れや破損から保護する。
画像処理部24は、A/D変換部23からの画像データ又はメモリ制御部15からの画像データに対し所定の画素補間及び縮小といったリサイズ処理並びに色変換処理を行う。また、画像処理部24は、撮像した画像データに所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御及び測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理及びEF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24は更に、撮像した画像データに所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
A/D変換部23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換部23によりデジタルデータ化された画像データ、及び表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
メモリ32は、画像表示用メモリ(ビデオメモリ)を兼ねる。D/A変換部13は、メモリ32に格納されている表示用画像データをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、表示部28は、メモリ32に書き込まれた表示用画像データの示す画像を表示する。撮像部22により撮像された画像信号をA/D変換部23、メモリ32及びD/A変換部13を介して逐次、表示部28に供給することで、表示部28が電子ビューファインダとして機能する。表示部28がいわゆるスルー画像を表示することは、ライブビュー表示と呼ばれる機能である。
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数及びプログラム等が記憶される。ここでいうプログラムは、以下にフローチャート等を参照して説明する動作をシステム制御部50に実現させるプログラムである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記録された制御プログラムを実行することで以下の各処理を実現する。システムメモリ52は、RAMからなる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数及び変数、並びに不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。システム制御部50は、メモリ32、D/A変換部13及び表示部28等を制御することにより、表示部28の表示を制御する。
システムタイマ53は、各種制御に用いる時間、及び、内蔵時計の時間を計測する計時部である。
モード切替えスイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード及び再生モード等のいずれかに切り替える。静止画撮影モードには撮影条件と被写体に応じた種々の動作モードが含まれる。これらの動作モードは大まかには、主にユーザが露出を決めて撮影設定を行う応用撮影ゾーンと、主にデジタルカメラ100が自動的に露出(シャッタ速度及び絞り値など)を決めて撮影設定を行うかんたん撮影ゾーンとに分類される。応用撮影ゾーンには、プログラムAEモード(Pモード)、シャッタ優先AEモード(Tvモード)、絞り優先AEモード(Avモード)及びマニュアル露出モード(Mモード)がある。かんたん撮影ゾーンには、ストロボ発光禁止モード、クリエイティブオートモード(CAモード)、ポートレートモード、風景モード、クローズアップ(マクロ)モード、スポーツモード及びスペシャルシーンモード(SCNモード)がある。
さらに、モード切替えスイッチ60によりスペシャルシーンモードに設定すると、操作部70を使って、以下の動作モードを選択できる。すなわち、スペシャルシーンモード(SCNモード)には、キッズモード、料理モード、キャンドルライトモード、夜景ポートレートモード、手持ち夜景モード及びHDR(ハイダイナミックレンジ)逆光補正モードが選択可能である。
モード切替えスイッチ60を使って、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替え可能である。モード切り替えスイッチ117で静止画撮影モードに切り換えた後に、操作部70を使って、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれる。
第1シャッタスイッチ62は、シャッタボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなって、第1シャッタスイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタスイッチ信号SW1により、システム制御部50は、AF処理、AE処理、AWB処理及びEF処理等の動作を開始する。
第2シャッタスイッチ64は、シャッタボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタスイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタスイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200への画像データの書き込みまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70は、表示部28の画面上に配置されるタッチパネルを含み、表示部28に表示される種々の機能アイコンの選択操作により各機能アイコンに割り当てられた操作指示をシステム制御部50に入力できる。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン及び属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると、各種の設定メニュー画面が表示部28に表示される。ユーザは、表示部28に表示されたメニュー画面と、画面上の機能ボタン又は、上下左右の4方向ボタン(十字キー)及びSETボタンを用いて、各種設定を行うことができる。
コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、システム制御部50は、コントローラホイール73が回転操作された角度及び回転量などを判定できる。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、及び通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類及び電池残量を検出する。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部に供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池又はACアダプタ等からなる。メモリカードやハードディスク等の記録媒体200は、インターフェース18に接続する。
通信部54は、無線または有線ケーブルを介して他の装置と通信し、映像信号及び音声信号等を送受信できる。通信部54は無線LAN(Local Area Network)にもインターネットとにも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)及び記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データ及びその他の各種情報を受信できる。
姿勢検知部55は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、システム制御部50は、撮像部22で撮影された画像がデジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別できる。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮影画像の画像ファイルに付加したり、撮影画像を回転して記録することが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサやジャイロセンサなどを用いることができる。
本実施例では、動作モードによって少なくとも一部が異なるメニュー項目よりなる設定メニュー又はメニュー画面を表示する。例えば、撮像に関するメニュー画面と、再生に関するメニュー画面がある。
図3(a)〜図3(f)は、表示部28におけるメニュー画面の表示例を示す。図2(a)に示す例では、メニュー画面はタブ表示領域301と項目表示領域302からなる。タブ表示領域301には、複数のタブが表示されている。図3(a)では、7つのタブが表示されており、左から順に、撮影設定1、撮影設定2、撮影設定3、撮影設定4、再生設定1、再生設定2及び再生設定3に対応するタブとなっている。タブはメニュー画面における設定項目の上位階層となっており、これらのタブのうちいずれかを操作部70の十字キーの左キー又は右キー(以下、左右キーという)の操作によって選択できる。選択されたタブに含まれる各メニュー項目が下位階層として項目表示領域302に表示される。
図3(a)では、撮影設定2のタブが選択されている。撮影設定2のタブに対応するメニュー項目として、「AF動作」、「AF方式」、「コンティニュアスAF」及び「レンズ光学補正」の4つのメニュー項目が表示されている。これらのメニュー項目のうち何れかを、操作部70の十字キーの上キー又は下キー(以下、上下キーという)の操作で選択可能である。いずれかのメニュー項目を選択した状態でユーザがSETボタンを押下すると、システム制御部50は、選択されたメニュー項目に関する設定画面に遷移し、ユーザは、この設定画面上で設定項目の設定値を設定/変更できる。システム制御部50は、設定/変更された設定値を不揮発性メモリ56に格納する。
以下、タブまたはメニュー項目を選択することを「フォーカスする」、選択されているメニュー項目を「フォーカス項目」、タブまたはメニュー項目のうち選択されているものを変更することを「フォーカス移動」という。
同じタブでも、現在設定されている撮影モードが応用撮影ゾーンに含まれる撮影モードか、かんたん撮影ゾーンに含まれる撮影モードかによって、対応するメニュー項目が異なる。例えば、図3(a)は、応用撮影ゾーンに含まれる撮影モードが設定されており、かつ、撮影設定2のタブが選択されている場合の表示例である。応用撮影ゾーンの撮影設定2のタブに対応するメニュー項目として、前述した4つのメニュー項目が表示されている。これに対し、図3(b)は、かんたん撮影ゾーンに含まれる撮影モードが設定されており、かつ、撮影設定2のタブが選択されている場合の表示例である。かんたん撮影ゾーンの撮影設定2のタブに対応するメニュー項目は、図3(a)の場合と比べて1項目少なく、「AF動作」の項目は表示されない。
また、表示されるタブの数も、現在設定されている撮影モードが応用撮影ゾーンに含まれる撮影モードか、かんたん撮影ゾーンに含まれる撮影モードかによって異なる。例えば、応用撮影ゾーンに含まれる撮影モードが設定されている場合の表示例を示す図3(a)では、7つのタブが表示されている。一方、かんたん撮影ゾーンに含まれる撮影モードが設定されている場合の表示例を示す図3(b)では、図3(a)の場合と比べて2つ少ない5つのタブが表示されており、撮影設定3と撮影設定4のタブは表示されない。
図4(a)〜図4(c)は、応用撮影ゾーンとかんたん撮影ゾーンとでどのタブが表示され、どのタブにどのメニュー項目が表示されるのかを対応づけたテーブルを示す。図4(a)〜図4(c)に示すテーブルに相当する内容の情報が、管理情報として不揮発性メモリ56に記憶されている。
図4(a)に示すテーブルは、応用撮影ゾーンとかんたん撮影ゾーンでどのタブがどの位置に(タブ表示領域301の左から何番目に)表示されるのかを示す。図4(a)では、撮影設定1、撮影設定2、撮影設定3、撮影設定4、再生設定1、再生設定2及び再生設定3がそれぞれ、タブ1〜7と記されている。図3(a)では、タブ6,7は省略されている。このテーブルより、タブ3(撮影設定3のタブ)とタブ4(撮影設定4のタブ)は、応用撮影ゾーンの撮影モードの設定時には、左から3番目と4番目の位置にそれぞれ表示されるが、かんたん撮影ゾーンの撮影モードの設定時には表示されない。説明例として、本実施例では、応用撮影ゾーンでは全てのタブが表示され、かんたん撮影ゾーンで表示されるが応用撮影ゾーンでは表示されないタブは無いものとする。もちろん、実装の都合等により、かんたん撮影ゾーンで表示されて応用撮影ゾーンでは表示されないタブがあっても良い。
図4(b)は、項目表示領域302に表示されうる各メニュー項目の名称(表示される文字列)と、それらの項目を識別・特定するための項目番号(管理に用いるID)との対応表を示す。例えば、項目番号10は、「AF動作」のメニュー項目に対応している。図4(b)では、項目10より前の番号と項目13より後の番号については、省略してある。
図4(c)は、応用撮影ゾーンと簡単撮影ゾーンのそれぞれにおいて、どのタブのメニュー画面にどのメニュー項目を表示するかの対応表を示す。この対応表は、各メニュー項目をどのタブのメニューの何行目に配置すべきかを規定する。なお、「0」は、該当するタブでは表示されないことを示す。タブ2より前のタブとタブ3の1項目分より後については、省略してある。
図4(c)に示す対応表では、応用撮影ゾーンの撮影モードが設定されている場合、タブ2のメニュー項目として、1行目に項目10を、2行目に項目11を、3行目に項目12を、4行目に項目13を配置する。この結果、図3(a)に示すようなメニュー画面が表示される。また、図4(c)に示す対応表では、かんたん撮影ゾーンの撮影モードが設定されている場合に、タブ2のメニュー項目として、1行目に項目11を、2行目に項目12を、3行面に項目13を配置する。項目10は表示されない。この結果、図4(b)に示すようなメニュー画面が表示される。このようにして、図3(a)と図3(b)に示すように、同じタブに対しても、現在設定されている撮影モードが応用撮影ゾーンに含まれる撮影モードか、かんたん撮影ゾーンに含まれる撮影モードかによって、対応するメニュー項目が異なる結果となる。
本実施例では、メニュー画面を開いていない状態からメニューボタンの押下によってメニュー画面を開いた場合、前回最後にメニュー画面を開いていた時に選択されていたタブの、前回最後に選択されていたメニュー項目が選択状態で表示される。工場出荷直後、又は、デジタルカメラ100を初期化した後のように、ユーザが操作を行ったことが無く、メニュー画面を開いたことが無い場合で、最初にメニュー画面を開くときには、デフォルト(初期値)としてタブ1を開く。このように、メニューを開いた場合にどのメニュー項目を開くべきかの情報(即ち、デフォルト値又は前回最後にメニュー画面を開いていたときのタブを示す情報)は、不揮発性メモリ56に格納される。
また、メニュー画面を開いた際にどのメニュー項目を選択状態にするかを示す情報は、タブ毎に不揮発性メモリ56に格納される。図5(a)及び図5(b)は、タブ毎の、メニュー画面を開いた際にどのメニュー項目を選択するかの情報(フォーカス位置テーブル、タブ別の初期フォーカス項目管理情報)の例を示す。このような情報が不揮発性メモリ56に格納される。初期フォーカス項目は、基本的には前回最後に選択された項目である。ユーザがフォーカス項目を変更する操作を行う度に、あるいはメニュー画面を表示させて初期フォーカスする度に、システム制御部50は、該当するタブについての初期フォーカス項目を最新のフォーカス項目の項目番号に更新する。
ただし、そのタブで1度もユーザがフォーカス項目を変更したことが無い場合、即ち、そのタブを開いた状態で上下キー操作をしたことがない場合、フォーカス項目の項目番号は更新せずに「デフォルト」のままとする。「デフォルト」は、メニュー項目の変更操作がされる前の状態であることを示す。本実施例では、「デフォルト」は項目の番号自体を指すのではなく、そのタブで先頭に配置される項目を指す。そのタブで先頭に配置される項目は、図4(c)に示すテーブルを参照して配置行が「1」となっているものである。例えば、タブ2では、応用撮影ゾーンであれば項目10(AF動作)、かんたん撮影モードであれば項目11(AF方式)である。このように、「デフォルト」は、項目自体を特定する情報ではなく、そのタブのメニュー画面におけるメニュー項目の位置(本実施例ではメニュー項目が上下に並ぶので行に相当する)を示す情報である。
図5(a)は、タブ2のメニュー画面でユーザが一度もフォーカス項目を変更したことが無い場合のタブ毎の初期フォーカス項目を示すフォーカス位置テーブルの例を示す。例えば、ユーザがタブ1を開いて、上下キー操作で項目1以外の項目から項目1までフォーカスを移動する。こうすることでタブ1についての初期フォーカス枠は項目1に更新される。その状態から右キーでタブをタブ1からタブ2に変更し、タブ2のメニュー画面を表示させる。このときタブ2の初期フォーカス枠が「デフォルト」であった場合は、1行目のメニュー項目を選択した状態で表示する。タブ2のメニュー画面を表示しても、なんの操作もせずに再度右キーを押してタブ3に変更すると、タブ2の初期フォーカス項目は更新されず、「デフォルト」のままである。
タブ3のメニュー画面が表示される際、フォーカス位置テーブルに記憶された初期フォーカス項目が「デフォルト」ではなかった場合、システム制御部50は、フォーカス位置テーブルに記憶された初期フォーカス項目をフォーカスする。そして、システム制御部50は、初期フォーカスした項目の項目番号でタブ3の初期フォーカスの情報を更新する。その後、ユーザが上下キー操作によってタブ3のメニュー画面でフォーカス項目をタブ19に変更することで、タブ3の初期フォーカス項目は項目19に更新される。このようにして、図5(a)のようなフォーカス位置テーブルが生成される。タブ4,5の操作については説明を省略する。
図5(a)に示すフォーカス位置テーブルが生成された後に、ユーザが図5(a)に示すフォーカス位置テーブルに従ってタブ1のメニュー画面を開くと、システム制御部50は、項目1が選択された状態でタブ1のメニュー画面を表示部28に表示する。そこから何の操作もせずにユーザが右キーを押下してタブ2に変更すると、システム制御部50は、図5(a)に従ってデフォルト、即ち1行目のメニュー項目を選択した状態でタブ2のメニュー画面を表示部28に表示する。このメニュー画面で何もせずにユーザが右キーを押下してタブ3に変更すると、システム制御部50は、図5(a)に従って、タブ3に含まれるメニュー項目のうち、項目19を選択した状態でタブ3のメニュー画面を表示部28に表示する。
このように、本実施例では、タブ毎に最後に操作されたメニュー項目が選択状態で表示されるので、ユーザはタブ毎に前回の操作の続きを素早く行える。あるいは、よく設定変更する項目については、タブを切替える度に選択操作をすることなく、設定操作を行えるようになる。
フォーカス位置テーブルに「デフォルト」が記録されているか否かで、そのタブについてのフォーカス位置テーブルの更新を行うか否かが場合分けされる。「デフォルト」であった場合、メニュー画面が表示された状態でユーザが上下キーの操作でフォーカス項目を移動させない限り、システム制御部50は、そのタブについてのフォーカス位置テーブルを更新しない。「デフォルト」でなかった場合で、ユーザが上下キーの操作でフォーカス項目を移動させたときに、システム制御部50は、そのタブについてのフォーカス位置テーブルを更新する。「デフォルト」でなかった場合で、メニュー画面の表示中にモード切替えスイッチ60の操作によって応用撮影ゾーンの撮影モードとかんたん撮影ゾーンの撮影モードとが切り替えられたことに伴いフォーカス項目が変わったときにも、更新される。また、メニューボタンの押下でメニュー画面を開いた場合、及び左右キーの操作でタブを切替えた場合に初期フォーカスされたメニュー項目でも更新される。
なお、システム制御部50は、図5(a)に示すフォーカス位置テーブルを、メニューに含まれる初期化の項目でのユーザ操作に応じて初期化する。この結果、図5(a)に示すフォーカス位置テーブルには、全てのタブについて初期情報として「デフォルト」が格納される。
図3(a)〜図3(c)は、図5(a)に示すフォーカス位置テーブルの状態でタブ2のメニュー画面が表示され、ユーザが応用撮影ゾーンからかんたん撮影ゾーンに切り替え、そこから更に応用撮影ゾーンに切り替えた場合の表示例に相当する。
図3(a)は、応用撮影ゾーンの撮影モードが設定された状態でタブ2のメニュー画面を表示した例に相当する。タブ2の初期フォーカス項目の値「デフォルト」に従って、1行目(応用撮影ゾーンにおいては項目10:AF動作)がフォーカスされている。この場合、タブ2の初期フォーカス項目の値は、「デフォルト」のままで更新されない。この状態で、ユーザが上下キー操作をせずに、モード切替えスイッチ60を操作してかんたん撮影ゾーンの撮影モードに切り替えると、システム制御部50は、図3(b)に示す表示に切り替える。
図3(b)では、タブ2の初期フォーカス項目の値「デフォルト」に従って1行目(かんたん撮影ゾーンにおいては項目11:AF方式)がフォーカスされている。図3(a)ではフォーカスされている項目が存在しているので、図3(b)では、図3(a)の場合とフォーカスされている項目が異なる。しかし、タブ2の初期フォーカス項目の値「デフォルト」に従って図3(b)に示すメニュー画面が表示されるので、タブ2の初期フォーカス項目の値は、「デフォルト」のままで更新されない。この状態で、ユーザが上下キー操作をせずに、モード切替えスイッチ60を操作して応用撮影ゾーンの撮影モードに切り替えると、システム制御部50は、図3(c)に示すメニュー画面に切り替える。
図3(c)に示すメニュー画面では、タブ2の初期フォーカス項目の値「デフォルト」に従い、1行目(応用撮影ゾーンにおいては項目10:AF動作)がフォーカスされている。このメニュー画面は、図3(a)に示すメニュー画面と同じになる。
このように、ユーザがフォーカス項目を移動させる操作を行っていない場合、モード切替えスイッチ60の操作によるゾーン切替えがあったとしても、同じ撮影モードの同じタブでは、フォーカス位置が維持される。即ち、フォーカス移動操作を全く行っていない場合に、モード切替えスイッチ60を操作するだけで勝手にフォーカス位置が変わってしまうことを防止できる。これにより、ユーザに不自然な印象を与えることが無い。
図3(d)〜図3(f)は、タブ別のフォーカス位置テーブルに「デフォルト」ではない値が記録されたタブのメニュー画面を表示した状態で、応用撮影ゾーンからかんたん撮影ゾーンに、更に応用撮影ゾーンに切り替えた場合の表示例に相当する。
図3(d)は、応用撮影ゾーンの撮影モードが設定された状態でタブ2のメニュー画面を表示した例に相当する。図3(d)では、項目10:AF動作がフォーカスされている。この時点で、システム制御部50は、タブ2の初期フォーカス項目の値を「項目10」に更新する。この状態で、ユーザが上下キー操作をせずに、モード切替えスイッチ60を操作して、かんたん撮影ゾーンの撮影モードに切替えると、システム制御部50は、図3(e)のメニュー画面に切り替える。
図3(e)に示すメニュー画面の、かんたん撮影ゾーンの撮影モードでは、タブ2の初期フォーカス項目の値である「項目10」が存在しない。従って、システム制御部50は、先頭の項目である「項目11:AF方式」をフォーカス状態、即ち選択状態にする。この時点で、システム制御部50は、タブ2の初期フォーカス項目の値を「項目11」に更新する。この状態で、ユーザが上下キー操作をせずに、モード切替えスイッチ60を操作して応用撮影ゾーンの撮影モードに切替えると、システム制御部50は、図3(f)に示すメニュー画面に切り替える。
図3(f)に示すメニュー画面では、タブ2の初期フォーカス項目の値「項目11」に従い、システム制御部50は、2行目に配置された「項目11:AF方式」にフォーカスする。この結果、図3(d)に示すメニュー画面とは異なる位置の異なる項目がフォーカスされる。
初期フォーカス枠として「デフォルト」でない値が記録されている場合、メニュー画面を表示させてからモード切替えスイッチ60を操作するだけで、同じ撮影モードで同じタブを表示させた場合のフォーカス位置が変わることがある。しかし、モード切替えスイッチ60の操作による切替えの直前にフォーカスしていたメニュー項目と同じ項目番号のメニュー項目がある場合、システム制御部50は、表示位置に関わらず直前のフォーカス項目と同じ項目をフォーカスする。例えば、図3(e)に示すメニュー画面の項目11に対する図3(f)に示すメニュー画面の項目11である。
このように、本実施例では、選択していた操作途中のメニュー項目がモード切替えスイッチ60の操作で変わってしまうということを防止でき、操作を開始していたユーザに良好な操作感を提供できる。
図6A及び図6Bは、上述の挙動を実現する本実施例のメニュー画面処理のフローチャートを示す。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを、システムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することにより実現される。
S601で、システム制御部50は、撮影モードがかんたん撮影ゾーンか応用撮影ゾーンかを判断し、かんたん撮影ゾーンの場合はS602に進み、応用撮影ゾーンの場合はS608に進む。
かんたん撮影ゾーンと判断した場合(S601)、システム制御部50は、記憶している現在のタブ位置を取得し(S602)、フォーカス位置テーブルから現在のタブ位置に対するフォーカス項目を取得し(S603)、S604に進む。
S604で、システム制御部50は、S603で取得したフォーカス項目がデフォルトか否かを判断する。デフォルトの場合、システム制御部50は、S605で現在のタブの先頭の項目をフォーカスして、S606に進む。一方、S604でデフォルトでないと判断した場合は、システム制御部50は、S613に進む。
S613で、システム制御部50は、S603で取得したフォーカス項目がかんたん撮影ゾーンのメニューに存在するか否かを判断する。かんたん撮影ゾーンのメニューに存在する場合(S613)、システム制御部50は、S603で取得したフォーカス項目をフォーカス表示して(S614)、S606に進む。一方、かんたん撮影ゾーンのメニューに存在しない場合(S613)、システム制御部50は、S615で先頭の項目をフォーカス表示し、S616で初期選択情報としてフォーカス位置テーブルの値を先頭の項目にして、S606に進む。
応用撮影ゾーンと判断した場合(S601)、システム制御部50は、S608で記憶している現在のタブ位置を取得し、S609でフォーカス位置テーブルから現在のタブ位置に対するフォーカス項目を取得して、S610に進む。
S610で、システム制御部50は、S609で取得したフォーカス項目がデフォルトか否かを判断する。デフォルトの場合(S610)、システム制御部50は、S611で現在のタブの先頭の項目をフォーカスして、S606に進む。一方、デフォルトでない場合(S610)、システム制御部50は、S612に進み、S609で取得したフォーカス項目をフォーカス表示して、S606に進む。
S606で、システム制御部50は、十字キー操作が行われたか判断し、十字キー操作の場合はS617に進み、十字キー操作でない場合はS607に進む。
S617で、システム制御部50は、上下キー操作かを判断する。上下キー操作の場合(S617)、システム制御部50は、S618で上キーか下キーかを判断する。上キーの場合(S618)、システム制御部50は、S619で前の項目をフォーカス表示して、S621に進む。一方、下キーの場合(S618)、システム制御部50は、S620で次の項目をフォーカス表示して、S621に進む。
S621で、システム制御部50は、フォーカス位置テーブルの値を現在のフォーカス表示の項目に初期選択情報として更新し、S606に戻る。
S617で上下キーの操作で無い場合、左右キー操作ということになるので、システム制御部50は、S622で右キーか左キーかを判断する。右キーの場合(S622)、システム制御部50は、S623で記憶している現在のタブ位置を右側のタブに更新し、S601に戻る。一方、左キーの場合(S622)、システム制御部50は、S624で記憶している現在のタブ位置を左側のタブに更新し、S601に戻る。
S607で、システム制御部50は、メニューボタン操作が行われたか判断し、メニューボタン操作の場合は本フローチャートを終了する。一方、メニューボタン操作でない場合(S607)、システム制御部50は、S625でその他のキー操作が行われたか否かを判断する。その他のキー操作が行われた場合(S625)、システム制御部50は、S626でキー操作に応じた処理を行い、S606に戻る。一方、キー操作でない場合(S625)、システム制御部50は、S627で、モード切替えスイッチ60が操作されたか否かを判断する。モード切替えスイッチ60が操作された場合(S627)、システム制御部50は、S628で操作に応じた動作モードに撮影モードを切り替えて、S601に戻る。モード切替えスイッチ60が操作されない場合(S627)、システム制御部50は、S606に戻る。
上述のように本実施例では、タブ毎にフォーカス移動をしたか否か、また、フォーカス移動をした場合はどの項目にフォーカスするかの情報をもとに、フォーカス状態の表示を制御する。これにより、ユーザは、ユーザがフォーカス移動をした場合は移動後の位置をフォーカスし、フォーカス移動していない場合は初期状態の位置にフォーカスすることができる。
なお、システム制御部50の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
本発明をその好適な実施例に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施例は本発明の一実施例を示すものにすぎず、各実施例を適宜組み合わせることも可能である。
また、本発明をデジタルカメラに適用した実施例を説明したが、本発明は、この実施例に限定されず、何らかの選択肢をメニュー表示することのできる表示制御装置一般に適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (13)

  1. 複数の動作モードの何れかに設定する設定手段と、
    前記設定手段で設定された動作モードによって少なくとも一部が異なるメニュー項目よりなるメニューを表示する表示制御手段と、
    メニューにおいて選択される項目を変更する変更操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段で前記変更操作を受け付けると、この変更操作によって選択されたメニュー項目を特定する情報を、このメニューを次に表示する際に最初に選択すべき項目の情報を示す初期選択情報として記憶手段に記録する記録手段と、
    前記設定手段で設定される第1の動作モードで表示されるメニューから、前記設定手段で設定される第2の動作モードで表示されるメニューに変更する場合において、前記表示制御手段が表示したメニューにおいて選択されるメニュー項目の変更操作がされていた場合は、前記第2の動作モードで表示されるメニューにおいて、前記第1の動作モードで選択していたメニュー項目に応じたメニュー項目を選択して表示し、前記表示制御手段が表示したメニューにおいて選択されるメニュー項目の変更操作がされていない場合は、前記第2の動作モードで表示されるメニューにおいて、前記第1の動作モードで選択していたメニュー項目に関わらず、所定の位置のメニュー項目を選択して表示するように制御する制御手段
    とを有し、
    前記記憶手段はメニュー項目の変更操作がされる前には、メニュー項目の変更操作がされる前であることを示す初期情報を記憶しており、
    前記記録手段は、前記初期情報が記憶されていない場合であって、前記設定手段で設定された動作モードが変更されたことに応じて、動作モードの変更の後に、動作モードの変更の前に選択していたメニュー項目と異なるメニュー項目を選択したとき、該異なるメニュー項目を特定する情報を初期選択情報として記録する一方、前記初期情報が記憶されている場合であって、前記設定手段で設定された動作モードが変更されたことに応じて、動作モードの変更の後に、動作モードの変更の前に選択していたメニュー項目と異なるメニュー項目を選択したとき、該異なるメニュー項目を特定する情報を前記初期選択情報としては記録しないことを特徴とする表示制御装置。
  2. 複数の動作モードの何れかに設定する設定手段と、
    前記設定手段で設定された動作モードによって少なくとも一部が異なるメニュー項目よりなるメニューを表示する表示制御手段と、
    メニューにおいて選択される項目を変更する変更操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段で前記変更操作を受け付けると、この変更操作によって選択されたメニュー項目を特定する情報を、このメニューを次に表示する際に最初に選択すべき項目の情報を示す初期選択情報として記憶手段に記録する記録手段と、
    前記設定手段で設定される第1の動作モードで表示されるメニューから、前記設定手段で設定される第2の動作モードで表示されるメニューに変更する場合において、前記表示制御手段が表示したメニューにおいて選択されるメニュー項目の変更操作がされていた場合は、前記第2の動作モードで表示されるメニューにおいて、前記第1の動作モードで選択していたメニュー項目に応じたメニュー項目を選択して表示し、前記表示制御手段が表示したメニューにおいて選択されるメニュー項目の変更操作がされていない場合は、前記第2の動作モードで表示されるメニューにおいて、前記第1の動作モードで選択していたメニュー項目に関わらず、所定の位置のメニュー項目を選択して表示するように制御する制御手段
    とを有し、
    前記記憶手段はメニュー項目の変更操作がされる前には、メニュー項目の変更操作がされる前であることを示す初期情報を記憶しており、
    前記表示制御手段は、前記設定手段で設定される同じ動作モードにおいて複数の異なるメニューを表示でき、前記初期情報は前記複数の異なるメニューごとに記憶され、前記記録手段は前記初期選択情報を前記複数のメニューごとに記録することを特徴とする表示制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の動作モードで表示されるメニューから前記第2の動作モードで表示されるメニューに変更する場合、前記表示制御手段が表示したメニューにおいて選択されるメニュー項目の変更操作がされた後であるときに、前記第2の動作モードで表示されるメニューにおいて、前記第1の動作モードで選択していたメニュー項目と同じメニュー項目があれば当該同じメニュー項目を選択して表示するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の動作モードで表示されるメニューから前記第2の動作モードで表示されるメニューに変更する場合、前記表示制御手段が表示したメニューにおいて選択されるメニュー項目の変更操作がされる前であるときに、前記第2の動作モードで表示されるメニューにおいて先頭のメニュー項目を選択して表示するように制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記制御手段は、メニューを表示していない状態からメニューを表示させる際、前記初期選択情報に記録された情報に基づいて何れかのメニュー項目を選択した状態でメニューを表示するように制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記第1の動作モードで表示されるメニューから前記第2の動作モードで表示されるメニューに変更する場合、前記制御手段は、前記初期情報が記憶されているとき、変更された動作モードでのメニューにおける前記所定の位置のメニュー項目を選択して表示するように制御し、前記初期情報が記憶されていないとき、前記初期選択情報に基づくメニュー項目を選択して表示するように制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記記録手段は、ユーザの初期化の操作に応じて、前記初期選択情報を初期化し、前記初期情報を記録することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記設定手段で設定される同じ動作モードにおいて複数の異なるメニューを表示でき、前記初期情報は前記複数の異なるメニューごとに記憶され、前記記録手段は前記初期選択情報を前記複数のメニューごとに記録することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  9. 前記表示制御装置は撮像手段を有する撮像装置であり、
    前記表示制御手段が表示するメニューは、撮像に関する設定メニューと、再生手段に関する設定メニューとの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  10. メニューにおいて選択される項目を変更する変更操作を受け付ける操作手段を有する表示制御装置の制御方法であって、
    複数の動作モードの何れかに設定する設定ステップと、
    前記設定ステップで設定された動作モードによって少なくとも一部が異なるメニュー項目よりなるメニューを表示する表示制御ステップと、
    前記操作手段で前記変更操作を受け付けると、この変更操作によって選択されたメニュー項目を特定する情報を、このメニューを次に表示する際に最初に選択すべき項目の情報を示す初期選択情報として記憶手段に記録する記録ステップと、
    前記設定ステップで設定される第1の動作モードで表示されるメニューから、前記設定ステップで設定される第2の動作モードで表示されるメニューに変更する場合であって、前記表示制御ステップが表示したメニューにおいて選択されるメニュー項目の変更操作がされていた場合は、前記第2の動作モードで表示されるメニューにおいて、前記第1の動作モードで選択していたメニュー項目に応じたメニュー項目を選択して表示し、前記表示制御ステップが表示したメニューにおいて選択されるメニュー項目の変更操作がされていない場合は、前記第2の動作モードで表示されるメニューにおいて、前記第1の動作モードで選択していたメニュー項目に関わらず、所定の位置のメニュー項目を選択して表示するように制御する制御ステップ
    とを有し、
    前記記憶手段はメニュー項目の変更操作がされる前には、メニュー項目の変更操作がされる前であることを示す初期情報を記憶しており、
    前記記録ステップは、前記初期情報が記憶されていない場合であって、前記設定ステップで動作モードが変更されたことに応じて、動作モードの変更の後に、動作モードの変更の前に選択していたメニュー項目と異なるメニュー項目を選択したとき、該異なるメニュー項目を特定する情報を初期選択情報として記録する一方、前記初期情報が記憶されている場合であって、前記設定ステップで動作モードが変更されたことに応じて、動作モードの変更の後に、動作モードの変更の前に選択していたメニュー項目と異なるメニュー項目を選択したとき、該異なるメニュー項目を特定する情報を前記初期選択情報としては記録しないことを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  11. メニューにおいて選択される項目を変更する変更操作を受け付ける操作手段を有する表示制御装置の制御方法であって、
    複数の動作モードの何れかに設定する設定ステップと、
    前記設定ステップで設定された動作モードによって少なくとも一部が異なるメニュー項目よりなるメニューを表示する表示制御ステップと、
    前記操作手段で前記変更操作を受け付けると、この変更操作によって選択されたメニュー項目を特定する情報を、このメニューを次に表示する際に最初に選択すべき項目の情報を示す初期選択情報として記憶手段に記録する記録ステップと、
    前記設定ステップで設定される第1の動作モードで表示されるメニューから、前記設定ステップで設定される第2の動作モードで表示されるメニューに変更する場合であって、前記表示制御ステップが表示したメニューにおいて選択されるメニュー項目の変更操作がされていた場合は、前記第2の動作モードで表示されるメニューにおいて、前記第1の動作モードで選択していたメニュー項目に応じたメニュー項目を選択して表示し、前記表示制御ステップが表示したメニューにおいて選択されるメニュー項目の変更操作がされていない場合は、前記第2の動作モードで表示されるメニューにおいて、前記第1の動作モードで選択していたメニュー項目に関わらず、所定の位置のメニュー項目を選択して表示するように制御する制御ステップ
    とを有し、
    前記記憶手段はメニュー項目の変更操作がされる前には、メニュー項目の変更操作がされる前であることを示す初期情報を記憶しており、
    前記表示制御ステップは、前記設定ステップで設定される同じ動作モードにおいて複数の異なるメニューを表示でき、前記初期情報は前記複数の異なるメニューごとに記憶され、前記記録ステップは前記初期選択情報を前記複数のメニューごとに記録することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  12. コンピュータを請求項1乃至9のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータを請求項1乃至9のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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