JP2015022339A - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】十字キーによる直感的な操作とホィール・リングによる操作手番が少ない操作を両立させた操作が行える電子機器を提供する。【解決手段】電子機器の第一階層を選択する第一の操作手段(ホィール)と、電子機器の第二階層を選択する第二の操作手段(リング)と、電子機器の前記第一階層が選択されている状態で前記第二の操作を行うと、第二階層が変更できる第二階層ダイレクト変更手段(S412)と、電子機器の前記第二階層ダイレクト変更手段で第二階層選択後、所定時間が経過すると第一階層へ戻る第一階層自動移動手段(S418)と、電子機器の第二階層が選択されている状態で前記第一の操作を行うと、第一階層が変更できる第一階層ダイレクト選択手段(S405)を有することを特徴とするパラメータ変更方法を有することを特徴とする。【選択図】図4
Description
本発明は,機器に係る条件の設定を行える電子機器の制御方法、プログラム及び記録媒体に関する。
近年、撮像装置や携帯電話端末などのGUIの高品位化が進んでいる。特に撮像装置においては、電子ダイヤル・リング・ホィールなどを活用した撮像装置に好適な操作方法も進んでいる。
高品位で分かりやすい表現として、フォーカス位置とガイダンスを中央に表示するセンターフォーカスというGUIの表現方法がある。分かりやすい半面、設定の切り替えに手番が必要となる課題がある。
一方、多機能化が進むなか、複数の設定を効率良く設定したいニーズもある。
特許文献1には、ポップアップメニューの選択を簡単な操作で行うために、ポップアップメニュー表示中にホィール操作を行う提案がされている。
特許文献1のような機器においては、ポップアップメニューの表示・非表示でホィール操作における制御を変えることで簡単な項目選択を実現している。
しかし、簡単な操作と手番の少ない迅速な設定方法を両立する課題がある。
本発明は上記課題に鑑み、ホィールと操作部材で簡単な設定も行えつつ、ホィールとリングを活用すると操作手番を更に減らし、迅速な撮影設定が行える電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の電子機器は、
第一階層を選択する第一の操作手段(ホィール73)と、
第二階層を選択する第二の操作手段(リング74)と、
前記第一階層が選択されている状態で前記第二の操作を行うと、第二階層が変更できる第二階層ダイレクト変更手段と、
前記第二階層ダイレクト変更手段で第二階層選択後、所定時間が経過すると第一階層へ戻る第一階層自動移動手段と、
第二階層が選択されている状態で前記第一の操作を行うと、第一階層が変更できる第一階層ダイレクト選択手段を有することを特徴とするパラメータ変更方法
を有することを特徴とする。
第一階層を選択する第一の操作手段(ホィール73)と、
第二階層を選択する第二の操作手段(リング74)と、
前記第一階層が選択されている状態で前記第二の操作を行うと、第二階層が変更できる第二階層ダイレクト変更手段と、
前記第二階層ダイレクト変更手段で第二階層選択後、所定時間が経過すると第一階層へ戻る第一階層自動移動手段と、
第二階層が選択されている状態で前記第一の操作を行うと、第一階層が変更できる第一階層ダイレクト選択手段を有することを特徴とするパラメータ変更方法
を有することを特徴とする。
本発明によれば、十字とホィールによる直感的な操作とリングとホィールによる操作手番が少ない操作が両立できる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1(a)〜(c)に本発明の電子機器の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の正面斜視図、図1(b)はチルト式の表示部を閉じた位置とした場合のデジタルカメラ100の背面斜視図、図1(c)はチルト式の表示部を開いた際の正面斜視図である。
表示部28は画像や各種情報を表示する表示部であり、操作部70に含まれるタッチパネル71と一体的に構成されている。
シャッター操作部61は撮影指示を行うための操作部である。シャッター操作部61は、矢印11で示すレンズ光軸と垂直な方向にスライド操作が可能である。シャッター操作部61は、上下それぞれの方向に半押し操作及び全押し操作が可能である。例えば矢印11のうち、下側の中間位置までスライドさせて押し込み、半押し状態とすることができる。さらに下側にスライドさせて押し込み、全押し状態とすることができる。上側にも同様に、半押しと全押しが可能である。シャッター操作部61に触れていない状態では、シャッター操作部61は上下何れにも半押し状態にも全押し状態にもならない中間位置に復帰する。また、シャッター操作部61は、矢印12で示すレンズ光軸周りに回転操作することも可能であり、回転操作することによってズームレンズを駆動させる光学ズームや、電子ズームを行うことができる。すなわち、シャッター操作部61は撮影を指示する機能とともに、いわゆるズームレバーの機能を兼ねて備えている。モード切替スイッチ60は各種モードのいずれかに切り替えてモード設定するための操作部である。
操作部70はユーザーからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。
表示部28及びタッチパネル71が備えられた表示部は、本体部に対して矢印13の方向に開閉可能であり、最大で90度、表示面を上として図1(c)に示すように開いた状態とすることができる。図1(c)のように表示部を開いて、デジタルカメラを下の方に構えることで、スルー画像(ライブビュー画像)が表示される表示部28を上から見下ろして視認することができるので、ローアングル撮影が容易となる。また、図1(c)と上下逆さまに構えることで、デジタルカメラ100を上に持ち上げて構えても表示部28を下側から視認することができ、ハイアングル撮影を容易にすることができる。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。
メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
D/A変換器16は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータ(スルー画像等の撮像画像の画像データ)をアナログ信号に変換してLCDコントローラ91に供給する。また、D/A変換器17は、不揮発性メモリ56に格納されているタッチアイコン、タッチボタン、情報表示用の表示データなどの表示アイテム(OSD:オンスクリーンディスプレイ)をアナログ信号に変換してOSDコントローラ92に供給する。OSDコントローラ92では、姿勢検知部55での検知に基づいて、デジタルカメラ100が逆さの姿勢の場合は表示アイテム(OSD)を上下左右反転(或いは180度回転)して、そうでない場合は反転せずにLCDコントローラ91に供給する。LCDコントローラ91は、D/A変換器16から供給された画像データに、OSDコントローラ92から供給された表示アイテムのデータを重畳(合成)して表示部28に供給する。
こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器16を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、LCDコントローラ91からの信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器16においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部はメモリ32、D/A変換器16、D/A変換器17、LCDコントローラ91、OSDコントローラ92、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。
静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切り替えスイッチ60で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切り替えスイッチ60で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい(撮影モード切替)。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッター操作部61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッター操作部61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン、SETボタン、上ボタン、下ボタン、左ボタン、右ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。
FUNCボタンが押されるとスルー画像に重畳してFUNCメニュー画面が表示部28に表示される。
ホィール73は背面の十字キー付近に配置される回転操作部材で各種設定を操作する手段である。
リング74は、鏡筒周辺に配置される回転操作部材でシャッター速度、絞り、ズーム、フォーカスや各種設定を操作する手段である。
ホィール73とリング74でFUNCメニューの設定を行うことができる。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または優先ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別可能である。また、デジタルカメラが、正位置であるのか、重力方向に対して正位置に対して上下逆さまの姿勢であるのかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録することが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサーやジャイロセンサーなどを用いることができる。
図3(a)〜図3(b)に、本実施形態における撮影設定に関するFUNCメニュー画面表示状態での表示部28での表示例を示す。
図3(a)は、FUNCメニュー画面で第一階層を選択し表示部28に表示しているときのデジタルカメラ100の背面図である。
FUNCメニュー画面には、複数の選択項目が上下に並べて表示されており、第一階層300には、ISO感度・ホワイトバランス、マイカラー、測光方式、調光補正、ドライブ、アスペクトなどの項目選択を行うことができる。第一階層で現在選択されている項目は、第一項目選択表示302で表示を行う。この表示例では、ISO感度が選択されている。第二階層301は、第一階層300で選択した項目の詳細設定である。第一階層300でISO感度を選択しているときは、第二階層301でISOオート、ISO80、ISO100、ISO200等が選択できる。
選択項目表示303は現在選択されている項目を説明している。ガイダンス表示304は現在選択されている項目のガイダンスを表示する。
図3(b)は、FUNCメニュー画面で第二階層を選択し表示部28に表示しているときのデジタルカメラ100の背面図である。
第二階層選択表示305は、第二階層が選択されているときの表示である。第二項目選択表示306は、第二階層305で現在選択中の項目にフォーカスがあたっていることを表現している。
上述の動作を実現するための処理フローチャートについて説明する。
図4に、本実施形態におけるFUNCメニュー画面処理のフローチャートを示す。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを、システムメモリ52に展開して実行することにより実現する。
S401では、システム制御部50は、表示部28にFUNCメニュー画面を表示する。この時の表示例が前述の図3(a)、図3(b)である。
S402では、システム制御部50は、操作部70のホィール操作があったか否かを判定する。ホィール操作があった場合にはS403に進み、そうでない場合にはS410に進む。
S403では、システム制御部50は、フォーカス位置が第二階層にあるか否かを判定する。第二階層にあると判定した場合(表示例図3(b))はS404に進み、そうでない場合(表示例図3(a))にはS406に進む。
S404では、システム制御部50は、階層移動フラグがONか否かを判定する。ONと判定した場合はS408に進み、そうでない場合にはS405に進む。
階層移動フラグについてはS421で後述する。
階層移動フラグについてはS421で後述する。
S405では、システム制御部50は、第二階層を表示している図3(b)の表示から第一階層を表示している図3(a)の表示に切り替える。
S406では、システム制御部50は、第一階層の項目を変更する。例えば、ISO感度・ホワイトバランス、マイカラー、測光方式、調光補正、ドライブ、アスペクト等の選択項目を変更する。
S407では、システム制御部50は、操作部70のホィールの操作が終了しているか否かを判定する。終了していると判定した場合はS410に進み、そうでない場合にはS406に戻る。
S408では、システム制御部50は、第二階層の項目を変更する。例えば、ISOオート、ISO80、ISO100、ISO200等の項目を変更する。
S409では、システム制御部50は、操作部70のホィールの操作が終了しているか否かを判定する。終了していると判定した場合はS410に進み、そうでない場合にはS408に戻る。
S410では、システム制御部50は、操作部70のリング操作があったか否かを判定する。リング操作があった場合にはS411に進み、そうでない場合にはS419に進む。
S411では、システム制御部50は、フォーカス位置が第一階層にあるか否かを判定する。第一階層にあると判定した場合(表示例図3(a))はS412に進み、そうでない場合(表示例図3(b))にはS413に進む。
S412では、システム制御部50は、第一階層を表示している図3(a)の表示から第二階層を表示している図3(b)の表示に切り替える。これと同時にタイマーフラグをメモリ32に設定する。
S413では、システム制御部50は、第二階層の項目を変更する。例えば、ISOオート、ISO80、ISO100、ISO200等の項目を変更する。
S414では、システム制御部50は、操作部70のリングの操作が終了しているか否かを判定する。終了していると判定した場合はS415に進み、そうでない場合にはS413に戻る。
S415では、システム制御部50は、メモリ32にタイマーフラグが設定されているか否かを判定する。設定していると判定した場合はS416に進み、そうでない場合にはS419に進む。
S416では、システム制御部50は、システムタイマー53に指定秒数を設定する。
S417では、システム制御部50は、設定秒数が経過したか否かを判定する。設定秒数を経過したと判定した場合はS418に進み、そうでない場合にはS417に戻る。
S418では、システム制御部50は、第二階層を表示している図3(b)の表示から第一階層を表示している図3(a)の表示に切り替える。
S419では、システム制御部50は、第二階層への切り替え操作をしたか否かを判定する。操作をしたと判定した場合はS420に進み、そうでない場合にはS422に進む。第二階層への切り替え操作は、操作部70のSETボタン、右ボタンである。
S420では、システム制御部50は、フォーカスが第一階層か否かを判定する。第一階層と判定した場合はS421に進み、そうでない場合にはS422に進む。
S421では、システム制御部50は、第一階層を表示している図3(a)の表示から第二階層を表示している図3(b)の表示に切り替え、メモリ32へ階層移動をしたフラグを記憶する。このフラグはS404の判定で使用する。
この階層移動フラグを使用することで、SETボタン、右ボタンを押して、第一階層から第二階層へ切り替えたときは、第二階層でホィール操作が可能となり、ホィール73とSETボタン、右ボタンのみで項目の選択が可能となる。リング74が搭載されていない機種と同じ操作性を保つことが出来るため機種を買い替えたユーザや、複数機種を一緒に使用するときに互換性を保った操作が実現できる。また、S402からS418のフローでホィール73の操作で第一階層の項目変更を、リング74の操作で第二操作の項目変更をすることで操作手番が少ない操作方法も同時に実現することができる。
S422では、システム制御部50は、第一階層への切り替え操作をしたか否かを判定する。操作をしたと判定した場合はS423に進み、そうでない場合にはS425に進む。第一階層への切り替え操作は、操作部70の左ボタンである。
S423では、システム制御部50は、フォーカスが第二階層か否かを判定する。第二階層と判定した場合はS424に進み、そうでない場合にはS425に進む。
S424では、システム制御部50は、第二階層を表示している図3(b)の表示から第一階層を表示している図3(a)の表示に切り替る。
S425では、システム制御部50は、FUNCメニューが閉じたか否かを判定する。閉じたと判定した場合はFUNCメニュー処理を終了し、そうでない場合にはS401に戻る。
以上説明した上記実施形態によれば、ホィール73で第一階層のFUNCメニュー項目の変更を行い、リング74で第二階層のFUNCメニュー項目を変更することで少ない操作手番で撮影パラメータを変更することができる。また、操作部70のSETボタンもしくは右ボタンで第一階層から第二階層に切り替えた場合は、ホィール73で第二階層のFUNCメニューを変更可能とすることで、リング74を使用しないでも操作可能なUIを同時に実現することができる(デジタルカメラ100の背面のみの操作も可能)。
なお、上述の実施形態では、FUNCメニューの例を説明したが、撮影メニュー、再生メニュー、設定メニュー等のメニュー画面に適用することも可能である。
また、メニュー以外の設定ダイアログへの適用も可能である。
また、メニュー以外の設定ダイアログへの適用も可能である。
なお、システム制御部50の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、タッチパネルを備え、機器の姿勢を判別できる電子機器であれば適用可能である。すなわち、本発明はタブレットPCやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
28 表示部
61 シャッター操作部
70 操作部
71 タッチパネル
61 シャッター操作部
70 操作部
71 タッチパネル
Claims (2)
- 電子機器であって、
第一階層を選択する第一の操作手段(ホィール)と、
第二階層を選択する第二の操作手段(リング)と、
前記第一階層が選択されている状態で前記第二の操作を行うと、第二階層が変更できる第二階層ダイレクト変更手段(S412)と、
前記第二階層ダイレクト変更手段で第二階層選択後、所定時間が経過すると第一階層へ戻る第一階層自動移動手段(S418)と、
第二階層が選択されている状態で前記第一の操作を行うと、第一階層が変更できる第一階層ダイレクト選択手段(S405)を有することを特徴とするパラメータ変更方法
を有することを特徴とする電子機器。 - 前記制御手段は、第一階層から第二階層へ前記第一の操作手段と前記第二の操作手段以外の階層移動手段で移動した場合(S421)は、前記第一階層自動移動手段を行わないことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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