JP6242446B2 - 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラムに関し、特に、姿勢を検知可能な撮像装置に用いて好適な技術に関する。
撮像装置を用いて撮影を行う際、通常の正位置の他、撮像装置を縦にした状態で撮影する場合がある。その際、撮影された画像情報に、撮影した角度情報を付加し、画像再生装置側でその情報を基に画像を回転して表示し、閲覧者が画像の天地を正しく閲覧するという方法が知られている。
特許文献1においては、縦位置で撮影した場合に、縦位置で撮影した旨の姿勢フラグを付加し、再生時に縦に回転して表示するようにした画像情報再生装置が提案されている。
また、特許文献2においては、縦位置で撮影する場合にはフレーミングアシスト用の構図フレームを表示し、その状態で撮影した場合には画像を90度或いは270度回転した状態で記録するようにしたデジタルカメラが提案されている。
一方で、撮像装置本体に対して表示装置部分が開閉、或いは回転する撮像装置も知られており、これらの撮像装置においてはより自由な角度で撮影が可能であり、逆さ状態で撮像装置を構えるユースケースも想定した製品もある。
特開昭58−182977号公報 特開2004−208096号公報
撮像装置を縦に構えて撮影された縦長の画像の天地を表示装置の天地に合わせ、さらに一般的な横長の表示領域に収まるように表示すると、縦長の表示領域に収まるように表示する場合に比べて画像を縮小することになる。そのため、携帯電話端末やデジタルカメラなどのユーザが手に持てる表示装置においては、縦長の画像を画面いっぱいに大きく表示するために、特許文献1のような姿勢フラグに応じた回転表示をする機能があえてオフとして使われることがある。この場合、90度フラグを持つ縦位置画像は画像の天地が表示装置の横方向に表示される。
しかし、ユーザが表示装置自体を90度回転させるように持ち方を変えることによって、画像の天地をユーザから見て正しい向きとさせ、かつ大きく画像をみることができる。なお、ここでは表示装置の姿勢に応じた画像の回転は行わないものとする。姿勢フラグに応じた回転表示をする機能をあえてオフとすることには、このように大きく画像を見ることができるというメリットがある。
しかしながら、180度逆さまの画像が表示された場合は、ユーザが画像の天地を正しい方向で見るためには表示装置自体を180度回転させる必要がある。しかし、180度回転させても、表示装置を回転させる前と画像の大きさは変わらないため、ユーザにとってフラグに応じた回転表示をオフとしたメリットは無い。すなわち、ユーザが表示装置を回転させないといけない分だけ単純に余分な手間となっていた。
一方で、特許文献2のように、画像を記録する前に画像自体を撮像装置の姿勢に応じた方向に回転して記録する方法では、縦長の画像は横長の表示領域に小さめに表示されてしまう問題点があった。
前述の問題点は、姿勢フラグに応じた回転表示をする機能をそもそも有していない表示装置においても同じことが言える。
本発明は前述の問題点に鑑みてなされたものであり、撮像装置を縦に構えて撮影された画像が表示装置において大きく表示できるようにする。また、撮像装置を逆さに構えて撮影された画像が表示装置において天地方向を正しく表示できるような記録を行う撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、撮像手段を有する撮像装置であって、前記撮像装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、前記姿勢検知手段で、前記撮像装置を横に構えた姿勢である第1の姿勢を検知した状態で動画の撮影が開始された場合には、撮影された動画を、前記撮像手段で読み取った画像の向きに対して所定の向きで記録媒体に記録し、前記姿勢検知手段で、前記第1の姿勢から180度回転した第3の姿勢を検知した状態で動画の撮影が開始された場合には、撮影された動画を、前記撮像手段で読み取った画像の向きに対して前記所定の向きとは180度異なる向きで記録媒体に記録するように制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、動画の記録中に前記撮像装置の姿勢が前記第1の姿勢から前記第3の姿勢、あるいは前記第3の姿勢から前記第1の姿勢に変化しても、撮影された動画の記録する向きを変更しないことを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置を縦に構えて撮影された画像が表示装置において大きく表示できるようにしながらも、撮像装置を逆さに構えて撮影された画像が表示装置において天地方向を正しく表示できるような記録を行うことができる。
実施形態の撮像装置の外観の背面の一例を示す図である。 実施形態の撮像装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係わる静止画撮影における撮像装置の向きに対する画像生成の動作を説明したフローチャートである。 本発明の実施形態に係わる動画撮影における撮像装置の向きに対する動画像生成の動作を説明したフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1に、本実施形態においては、被写体像を撮像し、撮影画像を得る撮像手段を有する撮像装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。
本実施形態のデジタルカメラ100において、表示部28は画像や各種情報を表示する表示部であり、暗所でも表示内容が視認可能な様にバックライトが搭載されている。
また、表示部28は、デジタルカメラ100の装置本体に対して開閉可能な機構を介して配設されており、撮像装置を低い位置で構えたローアングル撮影を行う際、撮像装置自体を上方に向けつつ表示部28は撮影者が見やすい角度に調整できる。逆に、撮像装置を高い位置で構えたハイアングル撮影を行う際には、撮像装置を逆さまに構えることにより撮像装置を下方に向けつつ表示部は撮影者が見やすい角度に調整できるようにするためのバリアングル機構を有している。
シャッターボタン61は、撮影指示を行うための操作部であり、半押し状態を含む二段階で押下できる。モード切替スイッチ60は、各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112は、接続ケーブルとデジタルカメラ100とのコネクタである。
操作部70は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。72は電源スイッチであり、電源オン、電源オフを切り替える。
インカメラ300は、鑑賞者または撮影者を撮影する。記録媒体200は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット201は、記録媒体200を格納するためのスロットである。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。蓋202は、記録媒体スロット201の蓋である。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は、絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。
A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、または、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られ、A/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。
表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像を表示可能に構成されている。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100の全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。
モード切替スイッチ60で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラホイール73が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。
なお、コントローラホイール73は回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール73自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール73自体は回転せず、コントローラホイール73上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または優先ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は、無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は、撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサやジャイロセンサーなどを用いることができる。
なお、デジタルカメラ100は、記録媒体200に記録された静止画像及び動画像を表示部28に表示することができる。また、姿勢情報を反映して表示する機能をオンとするかオフとするかを設定することができる。オンとなっている場合は、画像ファイルに付加された姿勢情報を読み取り、姿勢情報の角度分だけ、姿勢情報と反対側に回転して表示させる。例えば90度の姿勢フラグがついている場合は、マイナス90度(270度)回転させて表示する。オフとなっている場合は、画像ファイルに付加された姿勢情報は読み取らず(あるいは読み取っても利用せず)、画像ファイルに記録された画像を回転すること無く表示する。
次に、図3のフローチャートを用いて、本実施形態における撮像装置の好適な実施形態の一つとして、静止画撮影時の処理の流れを説明する。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することにより実現する。
デジタルカメラ100は、S301において、静止画撮影操作が為されたかどうか(すなわち、SW2オンとなったか否か)を判断する。静止画撮影操作が為されたと判断しなかった場合には、S301に戻り同様の処理を繰り返す。静止画撮影操作が為されたと判断した場合には、S302へ進む。
S302では、システム制御部50は、デジタルカメラ100の撮像センサが天地に対して向いている方向を検知し、姿勢情報として保持する。S302では、まず、姿勢検知部55から現在の姿勢情報を取得する。そしてその姿勢が、以下の4つの姿勢のどれに一番近いかどうかを判定する姿勢判定処理を実行し、判定結果を0度、90度、180度、270度の何れかの姿勢情報としてシステムメモリ52に保持する。
(1)カメラを正位置で構えた状態(0度)。
(2)カメラを90度回転させた縦位置で構えた状態(90度)。
(3)カメラを逆さまに構えた状態(180度)。
(4)カメラを270度回転させた縦位置(すなわち(2)の逆さまの縦位置)で構えた状態(270度)。
なお、姿勢検知部55から姿勢情報を取得するタイミングを、撮影の直後としたが、撮影の直前の情報を取得してもよい。例えば、撮影が行われた際のSW2オン(シャッターボタン61の全押し)の直前のSW1オン(シャッターボタン半押し)の際に姿勢検知部55で検知された姿勢情報をシステムメモリ52に保持しておき,これに基づいて姿勢を判定してもよい。
また、セルフタイマー撮影においては、セルフタイマーの開始指示があった際に姿勢検知部55で検知された姿勢情報をシステムメモリ52に保持しておく。そして、セルフタイマーのカウントダウン中の姿勢に関わらず、セルフタイマーの開始指示があった際に取得した姿勢情報に基づいて姿勢を判定してもよい。
S303では、システム制御部50は、姿勢情報が180度かどうかを判定する。姿勢情報が180度だった場合、S305に進み、そうでない場合はS304に進む。
S305では、システム制御部50は、撮影されてメモリ32に保持された画像を180度回転し、180度回転した画像を元に画像ファイルを作成して記録媒体200に記録する。また、S310にて姿勢情報は0度として前述のファイルに情報付加し、終了する。
一方、S304では、システム制御部50は、撮影した画像を正位置の状態で(すなわち回転することなく)、画像ファイルとして記録媒体200に記録する。
S306では、システム制御部50は、システムメモリ52に保持された姿勢情報が90度かどうかを判定する。姿勢情報が90度であった場合はS307に進み、そうでない場合はS308に進む。
S307では、システム制御部50は、S304で画像を記録した画像ファイルに、姿勢情報として90度を付加して終了する。
S308では、システム制御部50は、システムメモリ52に保持された姿勢情報が270度かどうかを判定する。270度であると判定された場合はS309へ進み、そうでない場合、すなわち、0度である場合はS310に進む。
S309では、システム制御部50は、S304で画像を記録した画像ファイルに姿勢情報として270度を付加して終了する。
S310では、システム制御部50は、S304で画像を記録した画像ファイルに姿勢情報として0度を付加して終了する。
このように、本実施形態における静止画撮影処理では、各姿勢に構えて撮影された画像について、下記のように処理する。
(1)カメラを正位置で構えた状態(0度)で撮影された画像…画像を回転せずに記録し、姿勢フラグ0度を属性情報として画像に関連付けて記録する。
(2)カメラを90度回転させた縦位置で構えた状態(90度)で撮影された画像…画像を回転せずに記録し、姿勢フラグ90度を属性情報として画像に関連付けて記録する。
(3)カメラを逆さまに構えた状態(180度)で撮影された画像…画像を180度回転してから記録し、姿勢フラグ0度を属性情報として画像に関連付けて記録する。
(4)カメラを270度回転させた縦位置(すなわち(2)の逆さまの縦位置)で構えた状態(270度)で撮影された画像…画像を回転せずに記録し、姿勢フラグ270度を属性情報として画像に関連付けて記録する。
なお、270度回転させた縦位置に構えて撮影された画像については、画像を180度回転させ、姿勢フラグを90度として記録してもよい。このようにすることで、姿勢フラグを反映した表示では表示装置を回転させることなく画像の天地を正しい方向で表示させることができる。それでいて、姿勢フラグを反映しない表示においては、ユーザが画像の天地を正しく視認するために表示装置を回転させる範囲が最大90度でよくなる。
すなわち、前述した(2)と(4)の画像が混在した画像群の中で画像を順次表示させる場合にも、ユーザが表示装置の持ち方を変える動きが少なくてすむようになる。
また、姿勢フラグは付与せずに、(3)の逆さまに構えて撮影された画像のみ180度回転して記録するようにしてもよい。
次に、図4を用いて、本実施形態における撮像装置の好適な実施形態の一つとして、動画撮影時の処理の流れを説明する。この処理は、不揮発性メモリ56に記憶されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することにより実現する。
S401において、システム制御部50は、動画記録開始操作が行われたかどうかを判断する。動画記録開始操作が行われたと判断しなかった場合には、S401に戻り同様の処理を繰り返す。動画記録開始操作が行われたと判断した場合には、S402へ進む。
S402では、システム制御部50は、記録開始時点においてデジタルカメラ100の撮像センサが天地に対して向いている方向を検知し、姿勢情報として保持する。S402では、まず、姿勢検知部55から現在の姿勢情報を取得する。そしてその姿勢が、以下の2つの姿勢のどれに一番近いかどうかを判定し、判定結果を0度または180度の何れかの姿勢情報としてシステムメモリ52に保持する。
(1)カメラを正位置で構えた状態(0度)。
(2)カメラを逆さまに構えた状態(180度)。
S403では、システム制御部50は、姿勢情報が180度かどうかを判定する。姿勢情報が180度だった場合はS405に進み、姿勢情報が0度だった場合はS404に進む。
S405では、システム制御部50は、撮像センサで読み取ったデータを180度回転した状態で動画記録を開始する。この動画の記録が終了するまで、映像は全て180度回転して記録される。
S404では、システム制御部50は、通常通り撮像センサで読み取ったデータを正位置で(すなわち、回転することなく)動画記録を開始する。この動画の記録が終了するまで、映像は全て回転することなく記録される。S404またはS405の後、S406に進む。
S406では、システム制御部50は、動画記録の終了操作が指示されたかどうかを判定する。動画記録終了操作が指示されるまで、S407にて動画記録を継続し、S406の判定を繰り返す。S406にて動画記録停止終了操作が指示されたと判断した場合、動画記録を停止する。
以上説明した本発明の実施形態によれば、カメラを逆さまに構えて撮影された静止画像、または動画像を、表示装置の正位置に対して、表示装置の有する機能に関わらず確実に天地を正しい向きにして表示されるように記録することができる。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
また、前述した実施形態においては、本発明を撮像装置に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、撮像手段を有する機器であれば適用可能である。すなわち、本発明は、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、などに適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワークまたは各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明を構成することになる。
28 表示部
50 システム制御部
52 システムメモリ
53 システムタイマー
55 姿勢検知部
56 不揮発性メモリ
60 モード切替スイッチ
61 シャッターボタン
100 デジタルカメラ
200 記録媒体

Claims (10)

  1. 撮像手段を有する撮像装置であって、
    前記撮像装置の姿勢を検知する姿勢検知手段と、
    前記姿勢検知手段で、前記撮像装置を横に構えた姿勢である第1の姿勢を検知した状態で動画の撮影が開始された場合には、撮影された動画を、前記撮像手段で読み取った画像の向きに対して所定の向きで記録媒体に記録し、
    前記姿勢検知手段で、前記第1の姿勢から180度回転した第3の姿勢を検知した状態で動画の撮影が開始された場合には、撮影された動画を、前記撮像手段で読み取った画像の向きに対して前記所定の向きとは180度異なる向きで記録媒体に記録するように制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、動画の記録中に前記撮像装置の姿勢が前記第1の姿勢から前記第3の姿勢、あるいは前記第3の姿勢から前記第1の姿勢に変化しても、撮影された動画の記録する向きを変更しないことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の姿勢及び前記第3の姿勢と異なる姿勢を検知した状態で動画の撮影が開始された場合も、検知した姿勢が前記第1の姿勢と前記第3の姿勢のいずれに近いかに応じて、撮影された動画を、前記撮像手段で読み取った画像の向きに対して前記所定の向きと、前記撮像手段で読み取った画像の向きに対して前記所定の向きとは180度異なる向きとの何れかの向きで記録媒体に記録するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、撮影された動画に対して、撮影時の前記撮像装置の姿勢を示す姿勢情報を属性情報として前記動画に関連付けて記録媒体に記録しないことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記姿勢検知手段で前記第1の姿勢を検知した状態で静止画が撮像された場合には、撮像された画像を、前記撮像手段で読み取った画像の向きに対して前記所定の向きで記録媒体に記録し、
    前記姿勢検知手段で前記撮像装置が前記第1の姿勢から90度回転した第2の姿勢を検知した状態で静止画が撮像された場合には、撮像された画像を、前記撮像手段で読み取った画像の向きに対して前記所定の向きで記録媒体に記録するとともに、前記撮像装置が前記第2の姿勢であった旨を示す姿勢情報を属性情報として前記画像に関連付けて記録媒体に記録し、
    前記姿勢検知手段で前記第3の姿勢を検知した状態で静止画が撮像された場合には、撮像された画像を、前記撮像手段で読み取った画像の向きに対して前記所定の向きとは180度異なる向きで記録媒体に記録するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記姿勢検知手段で前記第3の姿勢を検知した状態で静止画が撮像された場合には、撮像された画像を、前記撮像手段で読み取った画像の向きに対して前記所定の向きとは180度異なる向きで記録媒体に記録するとともに、前記撮像装置が前記第3の姿勢に構えられたことを示す姿勢情報を属性情報として前記画像に関連付けて記録媒体に記録しないように制御することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記姿勢検知手段で前記第3の姿勢を検知した状態で静止画が撮像された場合には、撮像された画像を、前記撮像手段で読み取った画像の向きに対して前記所定の向きとは180度異なる向きで記録媒体に記録するとともに、前記撮像装置が前記第1の姿勢に構えられた場合と同じ姿勢情報を属性情報として前記画像に関連付けて記録するように制御することを特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像手段から出力される画像を表示可能であって前記撮像装置本体との位置関係を変更可能な表示装置を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 撮像手段を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置の姿勢を検知する姿勢検知工程と、
    前記姿勢検知工程で、前記撮像装置を横に構えた姿勢である第1の姿勢を検知した状態で動画の撮影が開始された場合には、撮影された動画を、前記撮像手段で読み取った画像の向きに対して所定の向きで記録媒体に記録し、
    前記姿勢検知工程で、前記第1の姿勢から180度回転した第3の姿勢を検知した状態で動画の撮影が開始された場合には、撮影された動画を、前記撮像手段で読み取った画像の向きに対して前記所定の向きとは180度異なる向きで記録媒体に記録するように制御する制御工程とを有し、
    前記制御工程では、動画の記録中に前記撮像装置の姿勢が前記第1の姿勢から前記第3の姿勢、あるいは前記第3の姿勢から前記第1の姿勢に変化しても、撮影された動画の記録する向きを変更しないことを特徴とする制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、請求項1乃至7のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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