JP6172746B2 - ブロー成形品の開口部形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、熱可塑性合成樹脂で形成されたブロー成形品の開口部形成方法に関するものである。
従来、自動車用等の燃料タンク等の中空体の構造としては、金属製のものが用いられていたが、近年、車両の軽量化や、錆が発生しないこと、所望の形状に成形しやすいことなどによって熱可塑性合成樹脂製のものが用いられるようになってきた。
熱可塑性合成樹脂製の中空体の製造は、中空体を成形することの容易性からブロー成形方法が多く用いられてきた。ブロー成形方法では、溶融した熱可塑性合成樹脂部材のパリソンを円筒状にしてブロー成形機のダイスから押出して、そのパリソンを金型で挟みパリソン中に空気を吹き込み、自動車用燃料タンク等の中空体であるブロー成形品を製造していた。
このブロー成形品には、図1に示すように、中空体の内部に装着する部品の出し入れのために開口部110が形成されている。この開口部110の形成は、ブロー成形品101をブロー成形で形成すると同時に、開口部110を一体的に形成することが行なわれている。
その開口部110の形成方法は、例えば、図14に示すように、ブロー成形金型120にスライド可能な回転刃130を設け、ブロー成形品101の外壁102を切断するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
この開口部110の形成方法は、図14〜図16に示すように、回転刃130の先端に刃先133を形成し、刃先133を若干キャビティー126内に張り出して位置させ、その刃先131を予めブロー成形金型120の型面よりも内部に入り込んだ状態でブロー成形して、刃先131に樹脂パリソンを密着させて、ブロー成形品101を形成する。その後、図15に示すように、回転刃130を回転させて、開口部110の切除部分118を切除して、開口部110を形成する。
そして、図16に示すように、切除部分118をブロー成形金型120に残して、ブロー成形品101をブロー成形金型120から外す。
しかしながら、この方法では、回転刃130は円筒状に形成されているため、回転刃130の刃先133にパリソンの溶融樹脂が粘着して、回転刃130を回転させることにより、溶融中により糸引きが発生する。また、パリソンと回転刃130の刃先133を離すようにブロー成形金型120の型面よりも刃先133を引込んで位置させると、パリソンが刃先133の引込んだ隙間に進入して、回転刃130のスライドと回転が低下することとなる。
そのため、図17〜図20に示すように、細長の開口部切断刃227を使用するものがある。この場合には、ブロー成形金型220のタンク開口部210を形成する部分は、図17に示すように、燃料タンク201の上部を形成する側のブロー成形金型本体221に、タンク開口部210の開口筒状部211を形成する開口筒状部成形部225を設ける。
パリソン5を切除して、タンク開口部210を形成するために、開口切除部217が開口筒状部211の内側に設けられる。開口切除部217は、ブロー成形金型220の切除部保持部222にブロー成形時に密着する。
切除部保持部222とブロー成形金型本体221との間には、リング状のスライド空間224が形成されている。スライド空間224には、細長の開口部切断刃227と、開口部切断刃227が回転する円と同一円周を有する円筒状の開口部全周刃228が切除部保持部222の側面をスライド可能に取付けられている。切除部保持部222の中心にブローピン223がスライド可能に取付けられている。
ブロー成形金型220の内部にパリソン5が挟持されると、図17に示すように、ブローピン223がスライドしてパリソン5内部に進入し、パリソン5内部に空気を吹き込み、ブローを行う。
そして、図17に示すように、スライド空間224内を、開口部切断刃227をキャビティー内の方向(図7における下方)にスライドさせる。
開口部切断刃227は、図18に示すように、細長の切断刃先端部227bと切断刃先端部227bをスライドさせる切断刃シリンダ227aを有している。パリソン5を開口筒状部成形部225に密着させた後に、切断刃シリンダ227aにより開口部切断刃227をスライドさせると、切断刃先端部227bがパリソン5を突き破る。
次に、図18に示すように、開口部切断刃227を回転させて、切断刃先端部227bでパリソン5の切除部保持部222に密着した開口切除部217、即ち、開口筒状部成形部225のタンク開口部210に近接した部分から、タンク開口部210を形成する開口切除部17を切除する。
このとき、図19に示すように、開口筒状部成形部225と切除部保持部222の間の切断刃先端部227bがスライドする切断用隙間部229は、パリソン5が進入しないように、隙間部開閉部材230が設けられているものがある。しかしながら、図20に示すように、隙間部開閉部材230の開閉スライドピン231は水平方向のみにスライドするため、切断用隙間部229を切除部保持部222の上面で塞ぐため、切除部保持部222の厚さ分だけ、パリソン5の突出部分5aが生じることとなる。
その場合には、開口部切断刃227の切断刃先端部227bが当接するパリソン5の突出部分5aが凸条になるため、切断刃先端部227bを突き刺して確実にタンク開口部210を形成することが難しくなる。
特開2010−76297号公報
そのため、本発明は、燃料タンク等の外壁の開口部の切断を容易にして開口部を容易に形成することができるブロー成形品の開口部形成方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1の本発明は、ブロー成形により形成されたブロー成形品の開口部をブロー成形金型内で形成する合成樹脂のブロー成形品の開口部形成方法において、
開口部は、ブロー成形品の外壁から延設され外壁からブロー成形品の外方へ一体的に屈曲して形成される開口筒状部と、開口筒状部から切除され開口を形成する開口切除部を有し、
ブロー成形金型は、ブロー成形品の開口部に対応する部分に、開口筒状部を形成する開口筒状部成形部と開口切除部を形成する切除部保持部を設けるとともに、開口筒状部成形部と切除部保持部の間に切断用隙間部を設け、切断用隙間部を通りキャビティーの内外にスライド可能な開口部切断刃を設け、切断用隙間部を開閉可能な隙間部開閉部材を設け、
切断用隙間部を隙間部開閉部材で塞いだ後に、ブロー成形金型内にパリソンを導入し、
パリソンを開口筒状部成形部及び開口切除部に密着させた後に、隙間部開閉部材をスライドさせて、切断用隙間部を開き、切断用隙間部から開口部切断刃をスライドさせ、切断刃先端部で開口切除部のパリソンを切除し、切断された開口部の略全周に挿入される開口部の内側のキャビティーの内外にスライド可能で開口部切断刃が回転する開口部の内側の周囲と同一円周を有する円筒状の開口部全周刃を設け、開口切除部を開口部切断刃で切断した後に、開口切除部の切断部分の略全周に開口部全周刃をスライドさせて挿入し、パリソンを冷却したことを特徴とするブロー成形品の開口部形成方法である。
請求項1の本発明では、開口部は、ブロー成形品の外壁から延設され外壁からブロー成形品の外方へ一体的に屈曲して形成される開口筒状部と、開口筒状部から切除され開口を形成する開口切除部を有する。このため、ブロー成形品の外壁から一体的に、開口部の開口筒状部と開口切除部を形成することができる。
ブロー成形金型は、ブロー成形品の開口部に対応する部分に、開口筒状部を形成する開口筒状部成形部と開口切除部を形成する切除部保持部を設ける。このため、ブロー成形時にパリソンを膨らませて、開口筒状部成形部と開口切除部に密着させることにより、開口部の開口筒状部と開口切除部を同時に形成することができる。
開口筒状部成形部と切除部保持部の間に切断用隙間部を設け、切断用隙間部を通りキャビティーの内外にスライド可能な開口部切断刃を設けた。このため、開口部切断刃をスライドさせて、開口筒状部から開口切除部を切除することができる。
切断用隙間部を開閉可能な隙間部開閉部材を設けたため、パリソンをブロー成形金型に密着させるときに、切断用隙間部からパリソンが進入することを防止して、開口部切断刃のスライドを容易にすることができる。
切断用隙間部を隙間部開閉部材で塞いだ後に、ブロー成形金型内にパリソンを導入するため、ブロー成形金型内に導入されたパリソンをブローして、パリソンがブロー成形金型に密着するときに、切断用隙間部にパリソンが進入することがない。
パリソンを開口筒状部成形部及び開口切除部に密着させた後に、隙間部開閉部材をスライドさせて、切断用隙間部を開き、切断用隙間部から開口部切断刃をスライドさせ、切断刃先端部で開口切除部のパリソンを切除する。このため、切断用隙間部の部分のパリソンが突出していないため、切断用隙間部から開口部切断刃がスムースにスライドして、開口切除部を容易に切除することができる。
切断された開口部の略全周に挿入される開口部の内側のキャビティーの内外にスライド可能で開口部切断刃が回転する開口部の内側の周囲と同一円周を有する円筒状の開口部全周刃を設け、開口切除部を開口部切断刃で切断した後に、開口切除部の切断部分の略全周に開口部全周刃をスライドさせて挿入し、パリソンを冷却した。このため、開口部切断刃で切断した開口切除部のパリソンが再度溶着することがなく、開口部の形状も変形することなくパリソンを冷却することができ、切断した開口切除部の取出しも容易である。
請求項2の本発明は、隙間部開閉部材の切断用隙間部を開閉する開閉スライドピンの先端は、平坦面であるブロー成形品の開口部形成方法である。
請求項2の本発明では、隙間部開閉部材の切断用隙間部を開閉する開閉スライドピンの先端は、平坦面であるため、切断用隙間部から開口部切断刃が進入するときに、開口部切断刃が当接するパリソンの表面が平坦であり、開口部切断刃がスムースにパリソンを切断することができる。そのため、切断面に凹凸がない。
請求項3の本発明は、隙間部開閉部材の切断用隙間部を開閉する開閉スライドピンは、切断用隙間部に対して斜めにスライドするブロー成形品の開口部形成方法である。
請求項3の本発明では、隙間部開閉部材の切断用隙間部を開閉する開閉スライドピンは、切断用隙間部に対して斜めにスライドするため、スライド機構が簡単であり、スライド時間も短く、スライド工程も短時間でできる。
請求項4の本発明は、隙間部開閉部材の切断用隙間部を開閉する開閉スライドピンは、切断用隙間部に対して離れる方向に垂直に移動後、開口切除部の中心方向に水平にスライドして切断用隙間部を開くブロー成形品の開口部形成方法である。
請求項4の本発明では、隙間部開閉部材の切断用隙間部を開閉する開閉スライドピンは、切断用隙間部に対して離れる方向に垂直に移動後、開口切除部の中心方向に水平にスライドして、切断用隙間部を開く。このため、開閉スライドピンのずれが少なく、切断用隙間部を開閉スライドピンで上方から確実に塞ぐことができ、
請求項5の本発明は、開口部切断刃は、幅の狭く細長く形成され、キャビティーの内外にスライド可能で、且つ開口筒状部の内周面に沿って回転して、開口切除部のパリソンを切除するブロー成形品の開口部形成方法である。
請求項5の本発明では、開口部切断刃は、幅の狭く細長く形成され、キャビティーの内外にスライド可能で、且つ開口筒状部の内周面に沿って回転して、開口切除部のパリソンを切除する。このため、開口筒状部成形部に密着したパリソンを細長の開口部切断刃で容易に切断することができ、開口部切断刃にパリソンが粘着することがない。
本発明では、ブロー成形金型は、開口筒状部成形部と切除部保持部の間に切断用隙間部を設け、切断用隙間部を通りキャビティーの内外にスライド可能な開口部切断刃を設けたため、開口部切断刃をスライドさせて、開口筒状部から開口切除部を切除することができる。
切断用隙間部を開閉する隙間部開閉部材を設けたため、パリソンをブロー成形金型に密着させるときに、切断用隙間部からパリソンが進入することを防止して、開口部切断刃のスライドを容易にすることができる。
切断用隙間部を隙間部開閉部材で塞いだ後に、ブロー成形金型内にパリソンを導入するため、ブロー成形金型内に導入されたパリソンをブローして、パリソンがブロー成形金型に密着するときに、切断用隙間部にパリソンが進入することがない。
パリソンを開口筒状部成形部及び開口切除部に密着させた後に、隙間部開閉部材をスライドさせて、切断用隙間部を開き、切断用隙間部から開口部切断刃をスライドさせ、切断刃先端部で開口切除部のパリソンを切除するため、切断用隙間部から開口部切断刃がスムースにスライドして、開口切除部を容易に切除することができる。
切断された開口部の略全周に挿入される開口部の内側のキャビティーの内外にスライド可能で開口部切断刃が回転する開口部の内側の周囲と同一円周を有する円筒状の開口部全周刃を設け、開口切除部を開口部切断刃で切断した後に、開口切除部の切断部分の略全周に開口部全周刃をスライドさせて挿入し、パリソンを冷却した。このため、開口部切断刃で切断した開口切除部のパリソンが再度溶着することがなく、開口部の形状も変形することなくパリソンを冷却することができ、切断した開口切除部の取出しも容易である。
本発明の実施の形態であるブロー成形品の開口部を有する燃料タンクの斜視図である。 本発明の実施の形態であるブロー成形品の開口部の断面図である。 本発明の実施の形態であるブロー成形品の開口部の蓋体を保持する部分の拡大断面図である。 本発明の実施の形態に使用するブロー成形金型の開口部を形成する部分の断面図であり、開口部切断刃が切除部保持部の先端面よりも後退し、隙間部開閉部材が切断用隙間部を閉じて、パリソンがキャビティーに密着する前の状態の断面図である。 本発明の実施の形態に使用するブロー成形金型の開口部を形成する部分の断面図であり、開口部切断刃が切除部保持部の先端面よりも後退し、隙間部開閉部材が切断用隙間部を閉じて、パリソンがキャビティーに密着し、ブローピンがパリソンの中に挿入された状態の断面図である。 本発明の実施の形態に使用するブロー成形金型の開口部を形成する部分の断面図であり、開口部切断刃が切除部保持部の先端面よりも後退し、隙間部開閉部材が切断用隙間部を閉じて、パリソンがキャビティーに密着した後、スライド型により開口部の開口折曲部のパリソンが圧縮された状態の断面図である。 本発明の実施の形態に使用するブロー成形金型の開口部を形成する部分の断面図であり、開口部切断刃が切除部保持部の先端面よりも後退し、パリソンがキャビティーに密着した後、スライド型により開口部の開口折曲部のパリソンが圧縮された後に、隙間部開閉部材が後退して、切断用隙間部を開いた状態の断面図である。 本発明の実施の形態に使用するブロー成形金型の開口部を形成する部分の断面図であり、開口部切断刃の切断刃先端部が切断用隙間部からキャビティーの内部に進入した状態の断面図である。 本発明の実施の形態に使用するブロー成形金型の開口部を形成する部分の断面図であり、開口部切断刃の切断刃先端部が切断用隙間部からキャビティーの内部に進入し、回転してパリソンの開口部の開口切除部を切除した状態の断面図である。 本発明の実施の形態に使用するブロー成形金型の開口部を形成する部分の断面図であり、パリソンの開口部全周刃が、開口部切断刃が切断した部分に進入した状態の断面図である 本発明の実施の形態に使用するブロー成形金型の開口部を形成する部分の断面図であり、開口部切断刃、開口部全周刃とブローピンがパリソンの開口部切除部を切除した後、切除部保持部の先端面の部分まで後退し、押出ピンで開口部切除部を切除部保持部から離した状態の断面図である。 本発明の実施の形態に使用するブロー成形金型の切断用隙間部と隙間部開閉部材の部分の拡大断面図であり、隙間部開閉部材が切断用隙間部を塞いだ状態の断面図である。 本発明の実施の形態に使用するブロー成形金型の切断用隙間部と隙間部開閉部材の部分の拡大断面図であり、隙間部開閉部材が切断用隙間部からスライドして、切断用隙間部を開いた状態の断面図である。 従来のブロー成形金型の切断用隙間部と隙間部開閉部材の部分の拡大断面図であり、隙間部開閉部材が切断用隙間部を塞いだ状態の断面図である。 従来のブロー成形金型の切断用隙間部と隙間部開閉部材の部分の拡大断面図であり、隙間部開閉部材が切断用隙間部からスライドして、切断用隙間部を開いた状態の断面図である。 従来のブロー成形金型の開口成形部分の開口部を切除する前の状態の断面図である。 従来の他のブロー成形金型の開口成形部分において、開口部を切除する開口切断刃がパリソンを突き破り、キャビティー内に進入した状態の断面図である。 従来の他のブロー成形金型の開口成形部分において、開口切断刃を回転させて、開口部を切除した後の状態の断面図である。 従来の他のブロー成形金型の切断用隙間部と隙間部開閉部材の部分の拡大断面図であり、隙間部開閉部材が切断用隙間部を塞いだ状態の断面図である。 従来の他のブロー成形金型の切断用隙間部と隙間部開閉部材の部分の拡大断面図であり、隙間部開閉部材が切断用隙間部からスライドして、切断用隙間部を開いた状態の断面図である。
本発明の実施の形態であるブロー成形品の開口部構造とその形成方法について、ブロー成形品である自動車用燃料タンクの開口部形成方法を例にとり、図1〜図13に基づき説明する。まず、図1〜図3に基づき自動車用燃料タンクの開口部を説明し、その後、自動車用燃料タンクの開口部の成形方法について説明する。
図1は、本発明の実施の形態で形成したタンク開口部10を有する燃料タンク1の斜視図である。図2〜図3は、本発明の実施の形態のタンク開口部10の断面図である。
本発明の実施の形態では、燃料タンク1は、図1に示すように、その本体に燃料ポンプ(図示せず)等の燃料タンク1の内部に取付ける部品を出し入れするためにタンク開口部10が形成されている。
燃料タンク1は、ブロー成形で形成され、その外壁は、1層のみ、あるいは、外層、内層及び外層と内層との間に形成される中間層とその接着層の5層から構成されている。ブロー成形においては、上記の1層又は5層から構成されるパリソン5が使用される。
5層の場合は、外層と内層は、強度が高く燃料油に対しても強度が維持される熱可塑性合成樹脂から形成され、中間層は、燃料油の透過が極めて少ない熱可塑性合成樹脂から形成され、接着層は、それぞれ外層と中間層及び内層と中間層を接着する熱可塑性合成樹脂から形成されている。
図1に示すように、タンク開口部10は、燃料タンク1の上面に形成され、タンク開口部10は燃料ポンプ等が組付けられるためにタンク開口部10のままにして、組付け後に、蓋体40が取付けられ、係止されている場合や、タンク開口部10に、燃料給油パイプ4やベントバルブ3等が溶着されている場合もある。
図2に示すように、タンク開口部10は、燃料タンク1の上面に形成され、タンク開口部10は蓋体40が取付けられ、係止されている。
タンク開口部10における蓋体40の係止構造は、図2に示すように、蓋体40をタンク開口部10に埋設された蓋係止部材である係止リング14と取付部材であるロックプレート15で挟持している。
蓋体40は、略円盤状に形成され、下面にタンク開口部10の内周に沿って突出するフランジ部41が形成され、蓋体40のずれを防止している。
蓋体40を挟持するロックプレート15は、リング状で断面形状が平板状に形成されて係合爪部15aが形成されている。タンク開口部10に埋設される係止リング14には、係合爪部15aに対応する部分に係止孔14aが形成されている。この係止孔14aに係合爪部15aが挿入され、蓋体40を係止することができる。
燃料タンク1のタンク開口部10は、その製造方法で後述するように、燃料タンク1から同じ材料で一体的に連続して、外方に延出して形成されている。タンク開口部10には、係止リング14が埋設されている。係止リング14は金属板で構成され、屈曲した略円筒状に形成されている。
係止リング14を使用せずに、タンク開口部10の開口筒状部11の外側にネジ部を形成し、蓋体40をネジ止めすることもできる。
ロックプレート15は、燃料タンク1のタンク開口部10を塞ぐ蓋体40の周囲をタンク開口部10に押圧し、ロックプレート15を係止リング14に取付けたときに、蓋体40の全周囲を押圧することができ、蓋体40をタンク開口部10に密着させることができ、シール性を確保できる。
タンク開口部10は、図3に示すように、開口筒状部11と開口折曲部12から形成される。
開口筒状部11は、燃料タンク1の外壁を構成する外層、内層及び中間層の3層からなる熱可塑性合成樹脂壁が、燃料タンク1から外方に筒状に延出されて形成される。開口筒状部11の外層には蓋係止部材である係止リング14が埋設されている。係止リング14の固定孔または切欠部に外層の熱可塑性合成樹脂壁を構成する材料が進入している。このため、係止リング14がタンク開口部10に強固に固定されることができる。
開口折曲部12は、タンク開口部10の開口筒状部11の先端から一体的、連続的に形成され、開口筒状部11を拡径する方向、即ち、開口筒状部11の先端から直角に外方に折れ曲がるとともに、さらにその中央付近で、折り畳まれるようにタンク開口部10の中心方向にヘヤピン状に折れ曲がり、上下に熱可塑性合成樹脂の層が重ね合わされタンク開口部10の開口面に平行な外面を有するように形成される。
このため、開口折曲部12は、燃料タンク1の壁を構成する外層、内層及び中間層が上下に重なり合って、2層ずつ構成されている。従って、タンク開口部10は、燃料タンク1から同一材料で連続的に一体的に形成されて、密閉性に優れるとともに、開口折曲部12の後述する開口圧縮部13以外の部分は、肉厚を確保することができ強度を確保できる。また、中間層が存在するため、燃料の透過も防止できる。
開口折曲部12は、略中央部には、タンク開口部10の面から垂直な方向から圧縮して形成されて、他の部分よりも薄肉の開口圧縮部13が形成され、開口圧縮部13には、断面が凹状の溝部18がタンク開口部10の全周に亘り形成されている。この開口圧縮部13の溝部18には、ゴム製の断面が円形のシールリング16が装着され、蓋体40がタンク開口部10に取付けられたときは、蓋体40の裏面に当接して、蓋体40とタンク開口部10の間をシールすることができる。
なお、タンク開口部10の開口部分を形成するときに、パリソン5が切除される部分は、開口切除部17を形成する。
次に、図4〜図13に基づいて、本発明の実施の形態であるブロー成形品の開口部の形成方法について、ブロー成形品である自動車用燃料タンクのタンク開口部10の形成方法を例にとり説明する。
ブロー成形金型20は、通常、ブロー成形金型20の上部に位置するブロー成形機(図示せず)のノズルから溶融状態で下方へ出される合成樹脂のパリソン5を挟み、内部のキャビティーで成形するように、左右2つに分かれたブロー成形金型本体21で構成されている。
本発明で使用されるブロー成形金型20のタンク開口部10を形成する部分は、図4に示すように、燃料タンク1の上部を形成する側のブロー成形金型本体21に、タンク開口部10の開口筒状部11を形成する開口筒状部形成部24を設ける。ブロー成形金型本体21の開口筒状部形成部24のタンク開口部10の内側には、開口筒状部11の内径と同じ円筒状の空間が設けられて、その中心に円柱状のスライド型25が嵌め込まれている。
スライド型25とブロー成形金型本体21との間には、リング状のスライド空間25bが形成されている。スライド空間25bには、細長の開口部切断刃27と、開口部切断刃27が回転する円と同一円周を有する円筒状の開口部全周刃28がスライド型25の側面をスライド可能に取付けられている。スライド型25の中心にブローピン23がスライド可能に取付けられている。スライド型25の底部は切除部保持部22を形成して、パリソン5の開口切除部17を保持する。
開口切除部17は、タンク開口部10を形成するために、タンク開口部10の内側部分でパリソン5から切除される部分である。
タンク開口部10の開口筒状部11を形成するために、ブロー成形金型本体21の先端に開口筒状部形成部24が設けられている。開口筒状部形成部24には、係止リング14を保持するため、係止部材保持部24aが設けられている。
ブロー成形金型20の内部にパリソン5が挟持されると、図5に示すように、ブローピン23がスライドしてパリソン5内部に進入し、パリソン5内部に空気を吹き込み、ブローを行う。ブローが行われると、パリソン5はブロー成形金型20の切除部保持部22の内面は、キャビティー面26に密着して、タンク開口部10の部分では、開口筒状部形成部24に密着する。このため、開口筒状部形成部24の部分でタンク開口部10の開口筒状部11を形成することができる。
このとき、図12に示すように、スライド型25のスライド型先端部25aと切除部保持部22との間には、開口部切断刃27がスライド可能に、切断用隙間部29が設けられている。その切断用隙間部29を開閉して、パリソン5が進入しないように隙間部開閉部材30が設けられている。
隙間部開閉部材30は、切除部保持部22のパリソン5が当接する面と反対側の面のスライド空間25bに取付けられる。隙間部開閉部材30は、開閉スライドピン31と、開閉スライドピン31をスライド可能に保持する開閉スライドピン保持部32と、開閉スライドピン31の後端に取付けられる開閉スライドピン連結部33と、開閉スライドピン連結部33に先端が接続される開閉部材ロッド35と、開閉部材ロッド35を上下にスライドさせる開閉部材シリンダ34から構成される。
隙間部開閉部材30の開閉部材シリンダ34により開閉部材ロッド35が下降すると、開閉スライドピン連結部33と開閉スライドピン保持部32により案内されて開閉スライドピン31が斜め方向にスライドして、切断用隙間部29方向に移動して、切断用隙間部29を閉じることができる。
開閉スライドピン31の先端は、平らな斜面状に形成されているので、切断用隙間部29の下面まで達することができる。従って、パリソン5が当接する切除部保持部22の下面と、開閉スライドピン31の先端の下面は、凹凸の無い平面を形成することができるため、パリソン5が切断用隙間部29に進入することがなく、切断用隙間部29のパリソン5の面は平坦な面を形成することができる。
なお、上記の形態では、開閉スライドピン31は斜めにスライドしたが、開閉スライドピン31をL字形に形成し、開閉スライドピン31は、切断用隙間部29に対して、スライド型25の切除部保持部22の中心方向から水平に移動して、開閉スライドピン31の先端を切断用隙間部29の上部まで移動した後に、開閉スライドピン31を下降させて、開閉スライドピン31のL字形に曲がった先端で切断用隙間部29を塞ぐようにしてもよい。
切断用隙間部29を開くときは、開閉スライドピン31を切断用隙間部29から離すために、開閉スライドピン31を離れる方向に垂直に移動後、切除部保持部22の中心方向に水平にスライドさせる。このため、開閉スライドピン31のずれが少なく、切断用隙間部29を開閉スライドピン31で上方から確実に塞ぐことができる。
次に、図6に示すように、スライド型25を下降させて、スライド型先端部25aでパリソン5のタンク開口部10の開口折曲部12を形成する。これにより、図3に示すように、パリソン5を折曲げるとともに、開口折曲部12に開口圧縮部13を形成することができる。また、係止リング14をタンク開口部10に強固に取付けることができる。
つぎに、図7に示すように、隙間部開閉部材30を作動させて、切断用隙間部29から開閉スライドピン31を移動させる。
その移動は、図13に示すように、隙間部開閉部材30の開閉部材シリンダ34により開閉部材ロッド35を上昇させる。その上昇により、開閉スライドピン連結部33と開閉スライドピン保持部32により案内されて開閉スライドピン31が斜め方向にスライドして、切断用隙間部29から離れる方向に移動して、切断用隙間部29を開くことができる。
つぎに、図8に示すように、スライド空間25b内を、開口部切断刃27をキャビティー内の方向(図8における下方)にスライドさせる。
開口部切断刃27は、細長の切断刃先端部27bと切断刃先端部27bをスライドさせる切断刃シリンダ27aを有している。パリソン5の開口切除部17を切除部保持部22に密着させた後に、切断刃シリンダ27aにより開口部切断刃27をスライドさせると、切断用隙間部29を通り、切断刃先端部27bがパリソン5を突き破る。このとき、開口部全周刃28はスライドせずに、パリソン5と接触せずに位置している。
ブロー成形時に開閉スライドピン31により切断用隙間部29を塞いで、パリソン5が切断用隙間部29に進入することがなく、切断用隙間部29のパリソン5は、表面が平坦であるため、切断用隙間部29から切断刃先端部27bがスムースにパリソン5内に進入して、開口切除部17を容易に切除することができる。
このとき、図8に示すように、切断刃先端部27bの先端は、切除部保持部22に保持されたパリソン5の開口切除部17を突き破った位置(図8における下方)に位置している。
そして、図7に示すように、切断刃先端部27bは、全周刃先端部28bの切れ目に位置している。
次に、図9に示すように、開口部切断刃27を回転させて、切断刃先端部27bで切除部保持部22に密着したパリソン5から、タンク開口部10を形成する内側の部分である開口切除部17を切除する。開口切除部17をブロー成形金型20の切除部保持部22で保持するため、開口切除部17の変形が少なく、開口部切断刃27の回転により、切断刃先端部27bで、開口切除部17を切除することができる。このとき、開口部全周刃28は、開口部切断刃27とともに回転する。全周刃先端部28bも切断刃先端部27bの回転につれて回転するが、全周刃先端部28bはパリソン5とは接触しないため、タンク開口部10が変形することがない。
そうすると、パリソン5の切除部保持部22に保持された開口切除部17は円盤状に切断される。
なお、このとき、開口切除部17の一部を切残して、パリソン連結部とすることができる。この場合には、後述するように、ブロー成形品である燃料タンク1をブロー成形金型20から取り出したときに、開口切除部17が燃料タンク1と一緒にブロー成形金型20から取出すことができる。
次に、図10に示すように、全周刃シリンダ28aにより開口部全周刃28をスライドさせて、開口切除部17により切断されたパリソン5の切断部分に全周刃先端部28bを挿入する。図7の下図に示すように、全周刃先端部28bは幅の狭い切断刃先端部27bの部分以外の全円弧状に形成されているため、切断刃先端部27bが切断したパリソン5の切断部分の全周に全周刃先端部28bを挿入することができる。このため、切断したパリソン5が再度融着することを防止できる。
そして、パリソン5を冷却して、図11に示すように、切断刃先端部27bと全周刃先端部28bをブロー成形金型20の方に後退(図11における上方)させる。
その後、ブロー成形金型20を開いて、燃料タンク1をブロー成形金型20から取出し、切断されたタンク開口部10の開口切除部17を押出ピン50によりブロー成形金型20から出す。
なお、開口部全周刃28を使用しなく、開口部切断刃27のみで開口切除部17を切除することもできる。
パリソン連結部を有する場合には、燃料タンク1をブロー成形金型20から取出した後に、パリソン連結部を切断してタンク開口部10のパリソン5をタンク本体外壁2から取出す。このため、切断されたパリソン5が燃料タンク1の内部に落下することがなく、確実に切断されたパリソン5を燃料タンク1の外に取出すことができる。
1 燃料タンク
2 タンク本体外壁
10 タンク開口部
11 開口筒状部
12 開口部折曲部
17 開口切除部
20 ブロー成形金型
22 切除部保持部
23 ブローピン
25 スライド型
27 開口切断刃
29 切断用隙間部
30 隙間部開閉部材
31 開閉スライドピン

Claims (5)

  1. ブロー成形により形成されたブロー成形品の開口部をブロー成形金型内で形成する合成樹脂のブロー成形品の開口部形成方法において、
    上記開口部は、上記ブロー成形品の外壁から延設され該外壁から上記ブロー成形品の外方へ一体的に屈曲して形成される開口筒状部と、該開口筒状部から切除され開口を形成する開口切除部を有し、
    上記ブロー成形金型は、上記ブロー成形品の開口部に対応する部分に、上記開口筒状部を形成する開口筒状部成形部と上記開口切除部を形成する切除部保持部を設けるとともに、上記開口筒状部成形部と上記切除部保持部の間に切断用隙間部を設け、該切断用隙間部を通りキャビティーの内外にスライド可能な開口部切断刃を設け、上記切断用隙間部を開閉可能な隙間部開閉部材を設け、
    上記切断用隙間部を上記隙間部開閉部材で塞いだ後に、上記ブロー成形金型内にパリソンを導入し、
    上記パリソンを上記開口筒状部成形部及び上記開口切除部に密着させた後に、上記隙間部開閉部材をスライドさせて、上記切断用隙間部を開き、上記切断用隙間部から上記開口部切断刃をスライドさせ、上記切断刃先端部で上記開口切除部の上記パリソンを切除し、切断された上記開口部の略全周に挿入される上記開口部の内側の上記キャビティーの内外にスライド可能で上記開口部切断刃が回転する上記開口部の内側の周囲と同一円周を有する円筒状の開口部全周刃を設け、上記開口切除部を上記開口部切断刃で切断した後に、上記開口切除部の切断部分の略全周に上記開口部全周刃をスライドさせて挿入し、上記パリソンを冷却したことを特徴とするブロー成形品の開口部形成方法。
  2. 上記隙間部開閉部材の上記切断用隙間部を開閉する開閉スライドピンの先端は、平坦面である請求項1に記載のブロー成形品の開口部形成方法。
  3. 上記隙間部開閉部材の上記切断用隙間部を開閉する開閉スライドピンは、上記切断用隙間部に対して斜めにスライドする請求項1又は請求項2に記載のブロー成形品の開口部形成方法。
  4. 上記隙間部開閉部材の上記切断用隙間部を開閉する開閉スライドピンは、上記切断用隙間部に対して離れる方向に垂直に移動後、上記開口切除部の中心方向に水平にスライドして上記切断用隙間部を開く請求項1又は請求項2に記載のブロー成形品の開口部形成方法。
  5. 上記開口部切断刃は、幅の狭く細長く形成され、上記キャビティーの内外にスライド可能で、且つ上記開口筒状部の内周面に沿って回転して、上記開口切除部のパリソンを切除する請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のブロー成形品の開口部形成方法。
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