JP6171395B2 - 蓄電素子および蓄電素子の製造方法 - Google Patents

蓄電素子および蓄電素子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電極体と、電極端子と、電極体および電極端子に接続された集電体とを備える蓄電素子に関する。
従来、リチウムイオン二次電池などの蓄電素子は、例えば、正極および負極と、正極と負極との間に配置されたセパレータとが積層された電極体を有する。
電極体の正極および負極のそれぞれの端部には、活物質が塗布されていない金属箔部分が積層された積層部が形成され、積層部には、集電体と呼ばれる金属製の部材が接続される。
また、集電体には、正極端子または負極端子である電極端子が接続され、電極端子を介して、モータ等の負荷に当該電極体からの電力が供給される。
このような構造の蓄電素子における、電極体の積層部と集電体とを接合する手法として、振動を用いた溶接が用いられる場合がある。
例えば、積層部と集電体とを重ねて加圧した状態で超音波による振動を与えて、積層部と集電体とを接合する超音波溶接と呼ばれる手法がある。
特許文献1には、電極体(発電要素)と集電体(集電端子)とが超音波溶接によって接合された電池の構造について開示されている。
特開2012−190636号公報
ここで、超音波溶接等の振動を用いた溶接により電極体と集電体とを接合する場合など、金属製の部材の間で摩擦が生じる場合、金属同士が激しく擦れ合うことに起因し、微小な金属片が発生するおそれがある。
このような金属片は、電池性能に影響を及ぼすことがある。
本発明は、上記従来の課題を考慮し、電極体と集電体とが接合された蓄電素子であって、金属同士の摩擦による金属片の発生が抑制された蓄電素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電素子は、電極体と、電極端子と、前記電極体および前記電極端子に接続された集電体とを備え、前記集電体は、前記電極体と接合された接合部を含む接続板部を有し、前記接続板部の長手方向の、前記接合部を挟んで前記電極端子とは反対側の端部と、前記電極体との間に、非金属体である第一介在部材が配置されている。
この構成によれば、集電体が有する接続板部の端部と、電極体との間に、非金属体(第一介在部材)が配置されている。
具体的には、当該端部は、接続板部において、電極体と接合された接合部を挟んで電極端子とは反対側の端部である。
つまり、当該蓄電素子は、接続板部において、例えば振動による振幅が大きくなり易い接続板部の端部と、電極体との直接的な接触を第一介在部材によって防止することのできる構造を有している。これにより、上述のような、金属同士が擦れ合うことに起因した微小な金属片の発生が抑制された蓄電素子が実現される。
従って、本態様の蓄電素子は、金属同士の摩擦による金属片の発生が抑制された蓄電素子である。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、前記第一介在部材は、前記接続板部の前記端部の、前記電極体側の面と前記面の端縁の少なくとも一部とを覆うように配置されているとしてもよい。
この構成によれば、接続板部と電極体との摩擦による微小な金属片の発生がより確実に抑制された蓄電素子が実現される。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、前記第一介在部材は、前記接続板部の前記端部を覆うように配置されているとしてもよい。
この構成によれば、接続板部と電極体との摩擦による微小な金属片の発生がより確実に抑制された蓄電素子が実現される。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、前記電極体は、合剤層が形成されていない金属箔を積層した積層部を有し、前記接合部は、前記積層部と接合されているとしてもよい。
この構成によれば、微小な金属片が発生し易い積層部において、効果的に金属片の発生が抑制される。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、前記集電体は、前記接合部において、振動を用いた溶接によって前記電極体と接合されているとしてもよい。
この構成によれば、当該蓄電素子の製造時の電極体と集電体との溶接時において、効果的に金属片の発生が抑制される。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、さらに、前記電極体を挟んで前記接合部と反対側に配置され、前記振動を用いた溶接によって前記電極体と接合された当て材を備え、前記当て材の長手方向の両端部のうちの少なくとも1つの端部と、前記電極体との間に、非金属体である第二介在部材が配置されているとしてもよい。
この構成によれば、微小な金属片の発生の可能性がある、当て材と電極体との接触部分の面積が、第二介在部材によって低減されている。そのため、微小な金属片の発生がより確実に抑制された蓄電素子が実現される。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、前記電極体は、正極および負極、ならびに前記正極と前記負極との間に配置されたセパレータが捲回されることで形成されており、前記接続板部は、前記接続板部の長手方向が、前記電極体における捲回軸と交差するように配置されているとしてもよい。
この構成によれば、捲回型の電極体を備える蓄電素子であって、金属同士の摩擦による金属片の発生が抑制された蓄電素子が実現される。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子の製造方法は、電極体と、電極端子と、前記電極体および前記電極端子に接続された集電体とを備える蓄電素子の製造方法であって、前記集電体は、接続板部を有し、前記蓄電素子の製造方法は、前記接続板部の長手方向の前記電極端子とは反対側の端部と前記電極体との間に、非金属体である介在部材が配置された状態で、前記電極体と前記接続板部とを重ね合わせて配置し、前記接続板部の前記端部よりも前記電極端子側の所定の部分と、前記電極体とを接合する。
この方法によれば、接続板部において、例えば振動による振幅が大きくなり易い接続板部の端部と、電極体との直接的な接触を、第一介在部材によって防止することができる。これにより、上述のような、金属同士が擦れ合うことに起因した微小な金属片の発生が抑制される。
従って、本態様に係る蓄電素子の製造方法によれば、金属同士の摩擦による金属片の発生が抑制された蓄電素子を製造することができる。
本発明によれば、電極体と集電体とが振動を用いた溶接で接合された蓄電素子であって、効率よく生産することのできる蓄電素子を提供することができる。
実施の形態における電池の内部構造の概要を示す斜視図である。 実施の形態における集電体と電極端子との接続態様を示す図である。 実施の形態における電極体の構成を示す斜視図である。 実施の形態における、集電体が取り付けられた状態の電極体を示す側面概要図である。 実施の形態における接続板部と電極体との接合の際の振動を表す模式図である。 実施の形態の変形例1における介在部材を示す図である。 実施の形態の変形例2における介在部材を示す図である。 実施の形態の変形例3における介在部材を示す図である。 実施の形態の変形例4における介在部材を示す図である。 実施の形態の変形例5における介在部材を示す図である。 実施の形態の変形例6における介在部材を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態における蓄電素子について説明する。なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。
また、以下で説明する実施の形態は、本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、生産工程の順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
まず、蓄電素子として電池を例に挙げ、図1および図2を用いて、実施の形態における電池10の全般的な説明を行う。
図1は、実施の形態における電池10の内部構造の概要を示す斜視図である。つまり、図1は、電池10の内部構造を図示するために、後述する電池容器100の一部の図示が省略された図である。
図2は、実施の形態における集電体140と電極端子300との接続態様を示す図である。
電池10は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池であり、例えば、非水電解質二次電池である。非水電解質電池としては、例えば、正極活物質がコバルト酸リチウムなどのリチウム遷移金属酸化物であり、負極活物質が炭素材料であるリチウムイオン二次電池を挙げることができる。
なお、電池10の種類は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよく、また、一次電池であってもよい。また、電池10が、蓄電素子である、リチウムイオンキャパシタ等のキャパシタであってもよい。
図1に示すように、実施の形態における電池10は、電池容器100と、電極端子200と、電極端子300とを備える。本実施の形態では、電極端子200は正極の端子であり、電極端子300は負極の端子である。
電池容器100は、金属からなる矩形筒状で底を備える本体と、当該本体の開口を閉塞する金属製の蓋板110とで構成されている。また、電池容器100は、電極体120等を内部に収容後、蓋板110と本体とが溶接等されることにより、内部を密封する構造を有する。
また、電極端子200は、電池容器100の気密性を保つためのパッキン230を介して電池容器100の蓋板110に取り付けられている。電極端子300も同様にパッキン330を介して電池容器100の蓋板110に取り付けられている。
なお、パッキン230および330のそれぞれは、例えば絶縁性の樹脂で形成されており、金属製の電極端子200および300と、金属製の電池容器100(蓋板110)との間の電気的な絶縁の役割も有している。
また、図1に示すように、電池容器100の内方には、電極体120が収容されており、さらに、正極側の集電体130と、負極側の集電体140とが配置されている。なお、電池10の電池容器100の内部には電解液などの液体が封入される場合があるが、当該液体の図示は省略する。
電極体120は、正極と負極とセパレータとを備え、電気を蓄えることができる部材であり、全体が長円形状となるように形成されている。電極体120の詳細については、図3を用いて後述する。
集電体130は、電極端子200および電極体120に接続された金属部材である。集電体130の素材としては、例えば、電極体120の正極と同じ素材であるアルミニウムが採用される。集電体130は、電極体120と接合される一対の長尺状の接続板部132を有している。
集電体140は、電極端子300および電極体120に接続された金属部材である。集電体140の素材としては、例えば、電極体120の負極と同じ素材である銅が採用される。集電体140は、電極体120と接合される一対の長尺状の接続板部142を有している。
本実施の形態の電池10では、接続板部132および接続板部142と、電極体120とは、振動を用いた溶接の一種である超音波溶接によって接合されている。
具体的には、接続板部132は、電極体120と接合された部分である接合部134を有し、接続板部142は、電極体120と接合された部分である接合部144を有する。本実施の形態では、接合部134は電極体120の積層部122aと接合され、接合部144は、電極体120の積層部123aと接合されている。
また、接続板部142の長手方向の、接合部144を挟んで電極端子300とは反対側の端部と、積層部123aとの間に、非金属体である介在部材145が配置されている。
また、正極側も同様に、接続板部132の長手方向の、接合部134を挟んで電極端子200とは反対側の端部と、積層部122aとの間に、非金属体である介在部材135が配置されている。
なお、介在部材145および135のそれぞれは、第一介在部材の一例である。
本実施の形態における介在部材145(135)およびその変形例等については図4〜図9を用いて後述する。
また、電極端子200(300)と集電体130(140)とは、本実施の形態では、かしめによって接続されている。
例えば、図2に示すように、電極端子300はリベット部305を有している。このリベット部305が、パッキン330および蓋板110(図1参照)を貫通し、集電体140の、電極接続部141に設けられた貫通孔141aに挿入された状態で、リベット部305の先端がかしめられる。これにより、電極端子300と集電体140とが接続される。
電極端子200も同様に、電極端子200が有するリベット部がかしめられることで、集電体130と接続されている。
ここで、本実施の形態では、負極側の部材(電極端子300および集電体140等)と、正極側の部材(電極端子200および集電体130等)の形状および取り付け構造等は、実質的に同一である。そのため、以下では、主として、負極側の部材に関する事項について説明し、正極側の部材に関する事項についてはその説明を適宜省略する。
次に、図3を用いて、実施の形態における電極体120の構成について説明する。
図3は、実施の形態における電極体120の構成を示す斜視図である。
電極体120は、図3に示すように、正極122および負極123と、2枚のセパレータ124、125とが交互に積層されるように捲回されることで形成されている。
つまり、電極体120は、正極122と、セパレータ124と、負極123と、セパレータ125とがこの順に積層され、かつ、断面が長円形状になるように捲回されることで形成されている。
正極122は、アルミニウムからなる長尺帯状の金属箔の表面に、正極活物質を含む合剤層が形成されたものである。
正極122が有する合剤層に含まれる正極活物質としては、例えば、LiMPO、LiMSiO、LiMBO(MはFe、Ni、Mn、Co等から選択される1種または2種以上の遷移金属元素)等のポリアニオン化合物、チタン酸リチウム、マンガン酸リチウム等のスピネル化合物、LiMO(MはFe、Ni、Mn、Co等から選択される1種または2種以上の遷移金属元素)等のリチウム遷移金属酸化物等を用いることができる。
負極123は、銅からなる長尺帯状の金属箔の表面に、負極活物質層を含む合剤層が形成されたものである。
負極123が有する合剤層に含まれる負極活物質としては、例えばリチウムイオンを吸蔵放出可能な負極活物質であれば、適宜公知の材料を使用できる。例えば、リチウム金属、リチウム合金(リチウム−アルミニウム、リチウム−シリコン、リチウム−鉛、リチウム−錫、リチウム−アルミニウム−錫、リチウム−ガリウム、およびウッド合金等のリチウム金属含有合金)の他、リチウムを吸蔵・放出可能な合金、炭素材料(例えば黒鉛、難黒鉛化炭素、易黒鉛化炭素、低温焼成炭素、非晶質カーボン等)、金属酸化物、リチウム金属酸化物(LiTi12等)、ポリリン酸化合物などが挙げられる。
このように構成された電極体120において、より具体的には、正極122と負極123とは、セパレータ124、125を介し、捲回軸(本実施の形態ではX軸方向に平行な仮想軸)の方向に互いにずらして捲回されている。
そして、正極122および負極123は、それぞれのずらされた方向の端縁部に、活物質を含む合剤層が形成されていない部分(合剤層非形成部)を有する。
具体的には、正極122は、捲回軸方向の一端に、合剤層が形成されていない合剤層非形成部が積層された積層部122aを有している。また、負極123は、捲回軸方向の他端に、合剤層が形成されていない合剤層非形成部が積層された積層部123aを有している。
つまり、正極122の露出した金属箔の層によって積層部122aが形成され、負極123の露出した金属箔の層によって積層部123aが形成されている。
なお、正極122の金属箔および負極123の金属箔の厚みは、それぞれ、例えば5μm〜20μmのうちのいずれかの値である。また、これら金属箔は、例えば30層重ねられることで、積層部122aおよび積層部123aを形成している。
集電体130は、一対の接続板部132の間に積層部122aが配置された状態で、これら接続板部132と積層部122aとが超音波溶接によって接合されることで、電極体120の正極122と接続される。
また、集電体140は、一対の接続板部142の間に積層部123aが配置された状態で、これら接続板部142と積層部122aとが超音波溶接によって接合されることで、電極体120の正極122と接続される。
ここで、集電体130および140と電極体120との超音波溶接の工程等、振動が加わった際に、介在部材135および145のそれぞれは、微小な金属片の発生を抑制する役目を果たす。
以下、図4および図5を用いて、実施の形態における介在部材145の配置位置等について説明する。
図4は、実施の形態における、集電体140が取り付けられた状態の電極体120を示す側面概要図である。
図4に示すように、集電体140は、一対の接続板部142を有し、それぞれの接続板部142は、接合部144において、積層部123aと超音波溶接によって接合されている。
また、一対の接続板部142のそれぞれは、当該接続板部142の長手方向が、電極体120における捲回軸と交差するように配置されている。
本実施の形態では、図4に示すように、当て材148と接続板部142との間に積層部123aを挟み込んだ状態で加圧しながら超音波による振動が与えられる。その結果、一対の接続板部142それぞれと、積層部123aとが接合する。
なお、当て材148は、超音波による振動によって、金属箔(銅箔)の層で形成された積層部123aが損壊しないように補助的に用いられる部材であり、素材としては、例えば負極123と同じく銅が採用される。
つまり、本実施の形態では、電池10において、積層部123aを挟んで接合部144と反対側に配置され、超音波溶接によって積層部123aと接合された当て材148が配置されている。
また、図4に示すように、一対の接続板部142のそれぞれには、接合部144を挟んで電極端子300とは反対側の端部に介在部材145が配置されている。
介在部材145は、樹脂等の非金属体である。例えば、ポリプロピレン(PP)製のテープ(PPテープ)を、接続板部142の当該端部に巻きつけることで、介在部材145が実現される。
また、介在部材145の厚さは、例えば0.5mm以下である。
この介在部材145の存在により、ともに金属である、集電体140の接続板部142と、電極体120の積層部123aとが擦れ合うことに起因した微小な金属片の発生が抑制される。
図5は、実施の形態における接続板部142と積層部123aとの接合の際の振動を表す模式図である。
図5に示すように接続板部142と積層部123aとを超音波溶接によって接合する際、接続板部142と積層部123aとは、互いにずり動かされる。また、このずり動きにおける接続板部142および積層部123aの動きの方向には、例えば、接続板部142の長手方向(Z軸方向)と垂直な方向(X軸方向)の成分が多く含まれる。
また、接続板部142の図5における上端は、上述のように電極接続部141と結合されており(例えば、図2参照)、接続板部142の図5における下端は、自由端である。
そのため、接続板部142の当該下端は、積層部123aに対する相対的な振幅が比較的に大きくなり易い。
そこで、当該下端を含む部分、つまり、接続板部142の長手方向の、接合部144を挟んで電極端子300とは反対側の端部142aと、積層部123aとの間に、非金属体である介在部材145を配置する。
これにより、金属同士が擦れ合うことに起因した微小な金属片の発生が抑制される。
なお、上述のように、本実施の形態における電池10では、正極側と負極側とで、部材間の取り付け構造等は、実質的に同一である。すなわち、接続板部132と積層部122aとの間に介在部材135が配置されており、これにより、集電体130の接続板部132と積層部122aとが擦れ合うことによる微小な金属片の発生が抑制される。
このように、本実施の形態における電池10は、電極体120、および、電極体120の積層部123a(122a)と、振動を用いた溶接の一種である超音波溶接によって接合された集電体140(130)とを備える。
また、集電体140(130)の接続板部142(132)と、積層部123a(122a)との間において、接合されない部分に介在部材145(135)が配置されている。
これにより、接続板部142(132)と積層部123a(122a)とが、超音波溶接により接合される工程において、微小な金属片の発生が抑制される。
その結果、例えば、電池10における、微小な金属片が存在することによる短絡等の不具合の発生が抑制される。
また、仮に、電池10の使用時に、電池10に対して何らかの振動が与えられた場合であっても、接続板部142(132)と積層部123a(122a)とが擦れ合うことに起因する微小な金属片の発生が抑制される。
なお、本実施の形態の電池10の製造工程における特徴的な工程は以下のように説明される。
(1)接続板部142の長手方向の電極端子300とは反対側の端部142aと積層部123aとの間に、非金属体である介在部材145が配置された状態で、積層部123aと接続板部と接続板部142とを重ね合わせて配置し、(2)接続板部142の端部142aよりも電極端子300側の所定の部分と、積層部123aとを接合する。この際、接合方法としては、例えば超音波溶接等の、振動を用いた溶接が採用される。
以上説明したように、本実施の形態の電池10は、電極体と集電体とが接合された電池であって、金属同士の摩擦による金属片の発生が抑制された電池である。具体的には、介在部材を備えることにより、電池としての性能の維持が図られる、という効果が発揮される。
なお、電池10は、図4等に示す介在部材145の形状または構造とは異なる形状または構造の介在部材を備えてもよい。そこで、以下に、実施の形態における介在部材145に関する各種の変形例を説明する。
(変形例1)
図6は、実施の形態の変形例1における介在部材145aを示す図である。
図6に示す介在部材145aは、接続板部142の端部142aの、積層部123a側の面のみに配置されている。
介在部材145aは、このような位置および態様で、接続板部142と積層部123aとの間に配置された場合であっても、少なくとも、端部142aの積層部123a側の面と、積層部123aとの直接的な接触が防止される。そのため、接続板部142と積層部123aとが擦れ合うことに起因する微小な金属片の発生が抑制される。
(変形例2)
図7は、実施の形態の変形例2における介在部材145bを示す図である。
図7に示す介在部材145bは、接続板部142の端部142aの、積層部123a側の面と、X軸方向の両方の端縁(エッジ)とを覆うように、配置されている。
つまり、例えば接続板部142と積層部123aとの接合工程において、接続板部142と積層部123aとがずれ動く方向の両方のエッジが、介在部材145bに覆われる。すなわち、微小な金属片を発生させ易い、端部142aのエッジ部分が介在部材145bによって覆われる。
従って、図7に示す介在部材145bは、図6に示す介在部材145aと比較すると、接続板部142と積層部123aとが擦れ合うことに起因する微小な金属片の発生の可能性がより低減される。
(変形例3)
図8は、実施の形態の変形例3における介在部材145cを示す図である。
図8に示す介在部材145cは、接続板部142の端部142aの、積層部123a側の面と、X軸方向の両方のエッジと、下端のエッジとを覆うように、配置されている。
つまり、図8に示す介在部材145cによれば、図7に示す介在部材145bよりもさらに、接続板部142と積層部123aとが擦れ合うことに起因する微小な金属片の発生の可能性が低減される。
(変形例4)
図9は、実施の形態の変形例4における介在部材145dを示す図である。
図9に示す介在部材145dは、接続板部142の端部142aを覆うように配置されている。具体的には、介在部材145dは、図9の(a)および(b)に示すように、有底筒状(キャップ状)の形状を有し、内部空間に、接続板部142の端部142aが挿入された状態で配置されている。
そのため、図9に示す介在部材145dによれば、接続板部142と積層部123aとが擦れ合うことに起因する微小な金属片の発生が抑制され、かつ、例えば、介在部材145dの接続板部142に対する装着工程が簡易化される。
例えば、樹脂を成形することで、接続板部142の端部142aに対応する形状および大きさの介在部材145dを作製し、この介在部材145dを、接続板部142の端部142aに被せる。これにより、介在部材145dの接続板部142に対する位置決めおよび装着が完了する。
また、例えば、液体状の樹脂の中に接続板部142の端部142aを浸すことなどで、端部142aに当該樹脂をコーティングし、これにより介在部材145dを形成することも可能である。
(変形例5)
上記の実施の形態および変形例1〜4では、接続板部142に介在部材145(145a〜145d)に取り付けられている。しかしながら、介在部材は、接続板部142ではなく、積層部123aに取り付けられてもよい。
図10は、実施の形態の変形例5における介在部材145eを示す図である。
図10に示す介在部材145eは、積層部123aに取り付けられており、この状態で、積層部123aと、集電体140の接続板部142とが超音波溶接により接合される。
このような介在部材145eは、積層部123aの、接続板部142と積層部123aとが接合された場合における端部142aが当接する位置に、例えば、PPテープを貼ることで実現される。
なお、この場合、介在部材145eのX軸方向の幅は、接続板部142の端部142aのX軸方向の幅よりも長いほうが好ましい。これにより、積層部123aと接続板部142とび超音波溶接の際において、端部142aと積層部123aとの直接的な接触の可能性がより低減される。
このように、介在部材145eが積層部123aに取り付けられた状態で、積層部123aと接続板部142とが超音波溶接により接合された場合であっても、介在部材145eの存在により、接続板部142と積層部123aとが擦れ合うことに起因する微小な金属片の発生が抑制される。
(変形例6)
実施の形態における電池10は、例えば図4に示すように、積層部123aを挟んで、接続板部142の接合部144と反対側に当て材148を備えている。
この当て材148は、上述のように、金属部材であり、かつ、積層部123aと接続板部142との接合の際の振動が与えられる部材である。
そのため、図11に示すように、当て材148と積層部123aとの間に、非金属体である介在部材149が配置されてもよい。
図11は、実施の形態の変形例6における介在部材149を示す図である。
介在部材149は、第二介在部材の一例であり、当て材148の長手方向の両端部のうちの少なくとも1つの端部と、電極体120との間に配置されている。
これにより、積層部123aと接続板部142とを超音波溶接により接合する際において、当て材148と積層部123aとが擦れ合うことに起因する微小な金属片の発生が抑制される。
なお、図9に示す介在部材149は、実施の形態における介在部材145と同様に、配置対象物の長手方向の軸回りに配置対象物を覆っている。しかし、介在部材149の形状として、例えば、上記の変形例1〜4に示される各種の形状が採用されてもよい。
(その他)
以上、本発明に係る電池について、実施の形態およびその変形例に基づいて説明した。しかしながら、本発明は、実施の形態およびその変形例に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を実施の形態またはその変形例に施したものも、あるいは、上記説明された複数の構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、実施の形態における介在部材145は、PPテープを接続板部142の端部142aに巻きつけることで実現されるとした。しかし、介在部材145は他の素材または手法によって実現されてもよい。
例えば、介在部材145の素材として、ポリエチレン樹脂(PE)、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、ポリイミド樹脂等のPP以外の樹脂が採用されてもよい。また、介在部材145が、例えば、中央に孔を有するリング状の樹脂成形品として実現されてもよい。
また、実施の形態の介在部材145等の介在部材は、平面視および側面視において矩形である必要はなく、平面視および側面視において、曲線を含む形状を有していてもよい。
例えば、介在部材145において、積層部123aと接触する部分の少なくとも一部を曲面で構成することで、介在部材145の積層部123aに対する摺動し易さを向上させてもよい。
また、集電体140の接続板部142の端部142aの形状は、図6に示すような矩形である必要はない。端部142aの形状は、例えば図6においてY方向から見た場合に円弧状であってもよい。
また、実施の形態の介在部材145等の介在部材は、接続板部142の端部142a以外の箇所に配置されてもよい。つまり、接続板部142の、接合部144以外の部分であって、接続板部142と積層部123aとの間であれば、いずれの箇所に介在部材145等の介在部材が配置されてもよい。
また、電極体120の構造は捲回型ではなくてもよく、平板状の正極と負極とがセパレータを挟んで交互に積層された構造であってもよい。また、電極体120は、長尺帯状の正極と負極とがセパレータを挟んで蛇腹状に折り畳まれた構造であってもよい。
つまり、電極体120の構造として、集電体130または140と接合可能な部分を有する構造であれば、どのような構造が採用されてもよい。
また、集電体140は、一対の接続板部142を有するとしたが、集電体140は、少なくとも1つの接続板部142を有すればよい。
また、電池10において、正極側および負極側の双方に介在部材(135および145)が配置されるとしたが、介在部材は正極側および負極側のいずれか一方にのみ配置されていてもよい。
例えば、比較的に微小な金属片が発生し易い銅を素材とする、負極側の集電体140と、電極体120の積層部123aとの間のみに介在部材が設けられていてもよい。
本発明は、電極体と集電体とが振動を用いた溶接で接合された蓄電素子であって、効率よく生産することのできる蓄電素子を提供することができる。従って、本発明に係る蓄電素子は、大電流を長時間必要とする自動車等に搭載される電池として有用である。
10 電池
100 電池容器
110 蓋板
120 電極体
122 正極
122a、123a 積層部
123 負極
124、125 セパレータ
セパレータ
130、140 集電体
132、142 接続板部
134、144 接合部
135、145、145a、145b、145c、145d、145e、149 介在部材
141 電極接続部
141a 貫通孔
142a 端部
148 当て材
200、300 電極端子
230、330 パッキン
305 リベット部

Claims (7)

  1. 電極体と、電極端子と、前記電極体および前記電極端子に接続された集電体とを備え、
    前記集電体は、前記電極体と接合された接合部を含む接続板部を有し、
    前記接続板部の長手方向の、前記接合部を挟んで前記電極端子とは反対側の平板状の端部と、前記電極体との間に、樹脂を素材とする第一介在部材が配置されている
    蓄電素子。
  2. 前記第一介在部材は、前記接続板部の前記端部の、前記電極体側の面と前記面の端縁の少なくとも一部とを覆うように配置されている
    請求項1記載の蓄電素子。
  3. 前記第一介在部材は、前記接続板部の前記端部を覆うように配置されている
    請求項1記載の蓄電素子。
  4. 前記電極体は、合剤層が形成されていない金属箔を積層した積層部を有し、
    前記接合部は、前記積層部と接合されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  5. 前記電極体は、正極および負極、ならびに前記正極と前記負極との間に配置されたセパレータが捲回されることで形成されており、
    前記接続板部は、前記接続板部の長手方向が、前記電極体における捲回軸と交差するように配置されている
    請求項1〜のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  6. 電極体と、電極端子と、前記電極体および前記電極端子に接続された集電体とを備える蓄電素子の製造方法であって、
    前記集電体は、接続板部を有し、
    前記蓄電素子の製造方法は、
    前記接続板部の長手方向の前記電極端子とは反対側の平板状の端部と前記電極体との間に、樹脂を素材とする介在部材が配置された状態で、前記電極体と前記接続板部とを重ね合わせて配置し、
    前記接続板部の前記端部よりも前記電極端子側の所定の部分と、前記電極体とを接合する
    蓄電素子の製造方法。
  7. 前記接合は、振動を用いた溶接によって行われる
    請求項記載の蓄電素子の製造方法。
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