JP6171192B2 - アンカーボルト位置決め工具 - Google Patents

アンカーボルト位置決め工具 Download PDF

Info

Publication number
JP6171192B2
JP6171192B2 JP2015140143A JP2015140143A JP6171192B2 JP 6171192 B2 JP6171192 B2 JP 6171192B2 JP 2015140143 A JP2015140143 A JP 2015140143A JP 2015140143 A JP2015140143 A JP 2015140143A JP 6171192 B2 JP6171192 B2 JP 6171192B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anchor bolt
positioning tool
foundation
tip
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015140143A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017020288A (ja
Inventor
栗原新治
Original Assignee
栗原 新治
栗原 新治
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 栗原 新治, 栗原 新治 filed Critical 栗原 新治
Priority to JP2015140143A priority Critical patent/JP6171192B2/ja
Publication of JP2017020288A publication Critical patent/JP2017020288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6171192B2 publication Critical patent/JP6171192B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Foundations (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

本発明は、木造建築において基礎と土台を固定する建築工法に用いる工具に関する。
本発明は、木造建築でコンクリート基礎と木質土台をアンカーボルトによる固定工法に関する。従来は根太方式によりアンカーボルトの先端部が土台表面から出ていた為、カットスクリューという締め付けネジ部品の作業が容易に出来た。
図6にて現状工法の問題点を説明する。木造建築工法で、基礎に埋め込まれたアンカーボルトにより基礎部と土台部を固定する方法に関する。従来の建築工法は根太方式が主体であったが現在はパネル方式が主体となっている。根太を使用せずパネルであるためアンカーボルト先端位置は木製の土台表面より突き出ず、必ず土台表面下になければならない。(図6でS1は必ず+)アンカーボルトの基礎側は、コンクリートに埋め込まれているので、コンクリートの固化時にボルトの先端中心が僅かにズレることが多々発生する。
図6にズレ発生時の状態を示す、ズレの寸法をD1で示す。このようなズレが発生した状態で土台固定用カットスクリューによる締め付け固定作業を行う場合、カットスクリューが挿入出来ないため、斜めに挿入され固定強度の低下や仕上がりに問題が発生する。そのために必ず修正作業を行っている。
図5に修正方法の一例を示す。アンカーボルトの傾斜側の土台に外部からタッピングねじを打ち込みアンカーボルトの傾きを補正する。(図5-1に示す。)アンカーボルト周辺の土台表面をのみ(鑿)で削り取る。(図5-2に示す。)図5-1、5-2の作業を行って、アンカーボルトの位置調整をしながらカットスクリューにより締め付け作業を実施し基礎に土台を固定する。
しかし以下の問題があった。上記の図5−1に示す方法では、タッピングネジ11により土台に傷をつけることになり 見栄えの低下、アンカーボルトを傷つけることによる品質の低下。上記の図5−2 Bに示す方法では、土台をのみ(鑿)で削るので見栄えの低下、強度の低下等両手法とも大幅な追加の作業が発生し作業工数が増加することに併せて難易度の高い作業であるため作業ミスも発生しやすい。
上記の課題を解決する本考案は、木造建築工法パネル方式に使用するアンカーボルトの位置決め修正作業に使用する工具であって、取手とカットスクリューの角度に対応した傾斜を持つ彎曲形状をした支柱とアンカーボルト径状に合わせた半円形状構造を持つ先端部より構成されていることを特徴とする位置決め工具である。本発明の位置決め工具を使用することにより、アンカーボルトの位置ズレを修正する修正作業を簡単に、かつ確実に行うことができる。
本発明の位置決め工具の使用により土台の表面下にあるアンカーボルトの中心位置のズレ調整をハンドル取手の操作だけの簡易な作業方法で可能となり、従来のズレ発生時、ノミによる土台の切削作業、タッピングねじによるアンカーボルトのズレ修正作業等が不要となり、外見、品質の低下が防止できるとともに従来のズレ発生時の修正工数の低減を図れる。
本発明の実施例である位置決め工具の正面図を示す。 本発明の実施例である位置決め工具の平面図を示す。 本発明の実施例である位置決め工具の先端凹部の側面図を示す。 本発明の実施例である位置決め工具の修正作業具体例を示す図。 本発明の実施例である位置決め工具の修正作業完成例を示す図。 従来のアンカーボルト位置ずれ発生状態時の修正方法に関する修正作業の具体例及びタッピングネジを使用する方法を示す図。 従来のアンカーボルト位置ずれ発生状態時の修正方法に関する修正作業具体例を示す。ノミによる土台の切除作業を示す図。 アンカーボルト位置ずれ発生状態時の問題点を示した図。 アンカーボルト位置ずれ発生状態時の問題点を示した写真。 カットスクリューを示した写真。 本発明のアンカーボルト位置決め工具を示した写真。 本発明のアンカーボルト位置決め工具の使用状態を示した写真。
図1、図2、図3にて本発明に係る位置決め工具の構造、図4、図5にて修正方法について説明する。図1は本発明の位置決め工具の正面図を示す。取手2と、支柱3と、カットスクリュー傾斜支柱部4、先端凹部およびボルト押さえ5、により構成されているが、取手2と、支柱3と、カットスクリュー傾斜支柱部4、先端凹部およびボルト押さえ5は、同一の金属より構成しても良いしそれぞれ別の金属で構成しても良い。
図2は、本発明の位置決め工具の平面図を示す。取手2の材料は、プラスチックでも良いし金属でも良い、つまり握り易ければ何でも良く特に指定はしない。
図3は、先端凹部およびボルト押さえ5の側面図を示す。(図2において先端凹部およびボルト押さえ5を左方向から見た図)ここで凹部6の寸法(形状)は、アンカーボルトのネジ径、ネジ山寸法に合わせた形である。これはアンカーボルトに当てたとき、ネジ山を傷つけないための配慮である。
図4-1にて本発明の位置決め工具1を使用してのズレ修正方法を説明する。コンクリート基礎8に埋め込まれたアンカーボルト7の中心がズレ、土台9の穴の中心よりズレが発生していた場合、狭くなっている土台の部位に本発明の位置決め工具1のカットスクリュー4を傾斜支柱部まで差し込みする。次に本発明の位置決め工具1の先端凹部5をアンカーボルトのネジ山に当てる。カットスクリュー傾斜支柱部4と土台9の接触点を支点として取手2を下方向(F方向)に力を加えアンカーボルトの中心位置が補正されるまで回転させる。支点と先端凹部の距離に比して、支点と取手までの距離が長いので梃の原理により小さい力で容易にアンカーボルトのズレを補正できる。尚、作業中アンカーボルト7の先端は明確に視認でき、曲げ過ぎなど作業誤りの発生を抑えることができる。アンカーボルト7が土台の穴中心に補正された状態でカットスクリュー10をネジ込む。本手法を使用すれば土台を傷つけることなく、また外観を損なうことなく、また固定の品質を損ことなく仕上げることができる。
図6〜図10に、アンカーボルト位置ずれ発生状態時の問題点を示した写真(図6)、アンカーボルト位置ずれ発生状態時の問題点を示した写真(図7)、カットスクリューを示した写真(図8)、本発明のアンカーボルト位置決め工具を示した写真(図9)、本発明のアンカーボルト位置決め工具の使用状態を示した写真(図10)を示す。
本発明は一般建築現場等で使用されるアンカーボルトの位置決め作業工法に関する工具であり、建築業の能率向上および品質向上に有効である。
1、本考案の本体
2、取手
3、支柱
4、カットスクリュー傾斜支柱部
5、先端凹部およびボルト押さえ
6、アンカーボルト受け部(凹部)
7、アンカーボルト
8、基礎
9、土台
10、カットスクリュー
11、タッピングねじ

Claims (1)

  1. 木造建築工法パネル方式に使用するアンカーボルトの位置決め修正作業に使用する工具であって取手とカットスクリューの角度に対応した傾斜を持つ彎曲形状をした支柱部と先端部はアンカーボルトの径に合わせた半円形状構造を持つ先端部を特徴とする位置決め工具。
JP2015140143A 2015-07-14 2015-07-14 アンカーボルト位置決め工具 Active JP6171192B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015140143A JP6171192B2 (ja) 2015-07-14 2015-07-14 アンカーボルト位置決め工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015140143A JP6171192B2 (ja) 2015-07-14 2015-07-14 アンカーボルト位置決め工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017020288A JP2017020288A (ja) 2017-01-26
JP6171192B2 true JP6171192B2 (ja) 2017-08-02

Family

ID=57887851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015140143A Active JP6171192B2 (ja) 2015-07-14 2015-07-14 アンカーボルト位置決め工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6171192B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109945019B (zh) * 2017-12-21 2021-12-07 中国二十冶集团有限公司 预留孔地脚螺栓的临时固定装置及其使用方法
JP7107485B2 (ja) * 2019-03-08 2022-07-27 トヨタホーム株式会社 小梁位置調整治具及び建物用ユニットの製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5639078Y2 (ja) * 1976-02-10 1981-09-11
JP2000282693A (ja) * 1999-03-31 2000-10-10 Toda Constr Co Ltd バール
JP2001018107A (ja) * 1999-07-05 2001-01-23 Hiroyuki Kobayashi 座ぐりカッター
CN201546322U (zh) * 2009-06-30 2010-08-11 谢英俊 用于轻钢建筑中的一体化定位钢架
JP5826046B2 (ja) * 2012-01-18 2015-12-02 住友林業株式会社 コンクリートブロック用縦筋折り曲げ具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017020288A (ja) 2017-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9523207B2 (en) Method and apparatus for adjustable post-tensioning of concrete
JP6171192B2 (ja) アンカーボルト位置決め工具
US20180209139A1 (en) Combined anchor and rebar assembly and method for producing the same
JP4657926B2 (ja) 鋼材の取付方法
EP3276188A1 (en) Screw
JP2021011762A5 (ja)
KR102156028B1 (ko) 건축용 조적벽 고정장치
JP6232534B1 (ja) 鋸補助具
JP2008106796A (ja) ドリフトピン
JP5276033B2 (ja) 止め金具
JP7015079B2 (ja) コアカッター及びそれを用いる切削方法
AU2018254733B2 (en) Fastening method and fastening system
JP2016204849A (ja) 保持治具
JP2015031102A (ja) コンクリート床版天端管理治具
KR101743207B1 (ko) 건축외장재 설치 기구
JP2011063433A (ja) エレベータ用レールブラケット
JP6544514B2 (ja) 鉄筋交差部締結具
WO2021090529A1 (ja) 索体引留金具、くさび着脱治具、及び、引抜治具
KR101071998B1 (ko) 결합각도의 조절이 가능한 윙너트 모듈
JP2014020120A (ja) アンカー筋及びこれを用いたスラブ接合構造
JP2007239788A (ja) ドリル機能付き軸装置及びこれを構成する軸並びにドリル体
JP2019076921A (ja) 裏当て金取付具
JP6108019B1 (ja) 目違い修正具及び目違い修正工法
JP5327779B2 (ja) 鉄筋の定着構造
JP3792692B2 (ja) 束体

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170223

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6171192

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250