JP5826046B2 - コンクリートブロック用縦筋折り曲げ具 - Google Patents

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Description

本発明は、コンクリートブロック用縦筋折り曲げ具に関する。
一般的に、コンクリートブロックを積み上げて形成する塀や壁などには、縦筋や横筋などの鉄筋が配筋されている。これらの鉄筋の端部は、鉄筋同士を連結する目的で折り曲げ等の加工がなされている場合がある。例えば、建築基準法(施行令62条の8)及び建築学会規準集(壁式構造関係設計規準集・同解説メンソーリ編)には、コンクリートブロックを積み上げて形成する塀や壁における最上段のコンクリートブロック上に天端筋と呼ばれる横筋を配し、コンクリートブロック内に鉛直方向に配筋される縦筋を天端筋に連結可能となるように折り曲げ加工することが規定されている。
このような折り曲げ加工としては、縦筋を180°折り曲げる加工若しくは縦筋を90°折り曲げる加工が知られている。
また、従来、鉄筋を折り曲げる目的で使用される器具あるいは工具として、バーベンダーやハッカーなどが知られている。例えば特許文献1には、ハッカーの一例として、手作業にて鉄筋を曲げるための鉄筋曲げハッカーが開示されている。また、特許文献1には、2つのハッカーを用いて鉄筋を90°曲げる例が開示されている。
特開平10−140836号公報
一般的に、コンクリートブロック内に配筋された縦筋を折り曲げる場合には、縦筋が配筋された空間にモルタルを充填して、モルタルの硬化後に縦筋の折り曲げ加工をするという手順が採用されている。
しかしながら、上記手順では、モルタルの硬化を待たなければならず、工期が長くなり、また工期が長くなることにより施工コストが増加してしまうという問題がある。
また、特許文献1に記載の例では、モルタルが充填される前に縦筋の折り曲げ加工をしようとしても、コンクリートブロックのウェブ間の狭い隙間内に各ハッカーが入らないので、適切な位置で縦筋の折り曲げ加工をすることが困難であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、コンクリートブロック内の狭い隙間内で好適に縦筋の折り曲げ加工をすることができるコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明のコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具は、壁を構成するコンクリートブロックにおけるフェイスシェルとウェブとによって囲まれた空洞部内に配筋された縦筋を折り曲げるコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具であって、前記コンクリートブロックのうち前記壁の最上段に配されるコンクリートブロックにおける前記空洞部内に挿入され前記縦筋の外面のうち当該空洞部内に位置する部分に接して前記縦筋を保持する縦筋保持部と、前記縦筋保持部が先端側に配され作業者によって把持される保持側把持部が基端側に配された第一棒状部材と、前記縦筋の外面における前記縦筋保持部と前記縦筋との接触部位とは異なる位置において前記縦筋の外面に接する支持部と、前記支持部から離れた位置に配され前記支持部と前記縦筋との接点とは異なる前記空洞部外の位置において前記縦筋の外面に接する曲げ作用部と、前記支持部と前記曲げ作用部とが先端側に設けられ前記作業者によって把持される曲げ側把持部が基端側に配された第二棒状部材と、を備え、前記空洞部内において前記縦筋保持部に前記縦筋が保持された状態で、前記縦筋保持部による前記縦筋の保持位置よりも鉛直上方に位置する前記縦筋の外面の一部に前記支持部および前記曲げ作用部を接触させ、且つ前記曲げ作用部が前記支持部を回転中心として回転移動するように前記第一棒状部材に対して前記第二棒状部材を移動させることによって前記縦筋が垂直方向から水平方向へ向かって折り曲げられることを特徴とするコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具である。
また、本発明のコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具は、前記縦筋保持部と前記第一棒状部材とを備えた保持ハッカーと、前記保持ハッカーとは別体であって前記支持部と前記曲げ作用部と前記第二棒状部材とを備えた曲げハッカーと、を有し、前記縦筋が垂直に延びている状態において、前記縦筋保持部によって前記縦筋を保持した状態の保持ハッカーの第一棒状部材は、前記支持部および前記曲げ作用部が前記縦筋に接した状態の前記曲げハッカーの第二棒状部材に対して交差する方向に延びて配置され、前記曲げハッカーに設けられた支持部は前記縦筋を間に挟んで前記保持ハッカーと反対側に位置し、且つ前記曲げ作用部は前記縦筋を間に挟んで前記支持部と反対側に位置し、前記第一棒状部材と前記第二棒状部材との間隔が開く方向に前記第一棒状部材に対して前記第二棒状部材を移動させることによって前記縦筋を垂直方向から水平方向へと折り曲げるようになっていてもよい。
また、前記第一棒状部材と前記第二棒状部材との少なくともいずれかの基端には、前記縦筋における折り曲げ予定部位から前記縦筋の上端までの範囲の前記縦筋が内部に挿入される有底筒形状の入隅用曲げ補助部が設けられていることが好ましい。
また、本発明のコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具は、前記縦筋保持部と前記第一棒状部材とを備えた保持ハッカーと、前記支持部と前記曲げ作用部と前記第二棒状部材とを備えた曲げハッカーと、を有し、前記保持ハッカーと前記曲げハッカーとは前記支持部を回転中心として相対回動可能に前記支持部において互いに連結され、前記縦筋保持部と前記縦筋とが前記空洞部内にて接しているときに前記第一棒状部材が天端筋と平行な向きとなるように、前記縦筋保持部と前記第一棒状部材との接続部分は屈曲して形成されていてもよい。
また、前記第二棒状部材の先端に、前記支持部から前記曲げ作用部までの距離よりも前記支持部から離れた位置に配され前記空洞部外で前記縦筋の外面に接する補助作用部をさらに備えていてもよい。
また、前記第一棒状部材は、前記コンクリートブロックのうち前記壁の最上段に配されるコンクリートブロックの上面および両フェイスシェルに接して前記第一棒状部材を前記天端筋と平行に保持する支持台部を有していてもよい。
本発明のコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具によれば、コンクリートブロック内の狭い隙間内で好適に縦筋の折り曲げ加工をすることができる。
本発明の第1実施形態のコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具における保持ハッカーを示す斜視図である。 同保持ハッカーの左側面図である。 同保持ハッカーの正面図である。 同コンクリートブロック用縦筋折り曲げ具における曲げハッカーを示す斜視図である。 同曲げハッカーの正面図である。 同曲げハッカーの左側面図である。 同曲げハッカーの右側面図である。 同コンクリートブロック用縦筋折り曲げ具の作用を説明するための説明図である。 同コンクリートブロック用縦筋折り曲げ具の作用を説明するための説明図である。 本発明の第2実施形態のコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具の正面図である。 同コンクリートブロック用縦筋折り曲げ具の左側面図である。 同コンクリートブロック用縦筋折り曲げ具の作用を説明するための説明図である。 同コンクリートブロック用縦筋折り曲げ具の作用を説明するための説明図である。 同コンクリートブロック用縦筋折り曲げ具の作用を説明するための説明図である。 同コンクリートブロック用縦筋折り曲げ具の作用を説明するための説明図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態のコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具1(以下、単に「縦筋折り曲げ具1」と称する。)について説明する。図1は、本実施形態の縦筋折り曲げ具1における保持ハッカー2を示す斜視図である。図2は、保持ハッカー2の左側面図である。図3は、保持ハッカー2の正面図である。図4は、縦筋折り曲げ具1における曲げハッカー10を示す斜視図である。図5は、曲げハッカー10の正面図である。図6は、曲げハッカー10の左側面図である。図7は、曲げハッカー10の右側面図である。図8及び図9は、縦筋折り曲げ具1の作用を説明するための説明図である。
まず、縦筋折り曲げ具1の構成について説明する。本実施形態の縦筋折り曲げ具1は、塀や壁を構成するコンクリートブロック100におけるフェイスシェル101とウェブ102とによって囲まれた空洞部103(図8参照)内に配筋された縦筋110を折り曲げる目的で使用されるコンクリートブロック100用の縦筋折り曲げ具である。
図8に示すように、縦筋折り曲げ具1は、空洞部103内で縦筋110を保持する保持ハッカー2と、保持ハッカー2に保持された縦筋110を折り曲げる曲げハッカー10とを備える。
図1ないし図3に示すように、保持ハッカー2は、全体として棒状に構成されており、縦筋保持部3と第一棒状部材6とを備えている。
図1及び図2に示すように、縦筋保持部3は、コ字状に形成された部材である。すなわち、縦筋保持部3は、板状に形成された底板部4と、底板部4から垂直に延びる一対の側板部5とを備えている。本実施形態では、底板部4及び一対の側板部5は所定の長さで切断されたチャネル綱によって構成されており、底板部4及び一対の側板部5は一体成形されている。底板部4及び側板部5によって三方が囲まれた直方体状の空間内には、縦筋110を構成する鉄筋が入り込むようになっている。一対の側板部5の距離は、縦筋110を構成する鉄筋の外径に応じて定められている。
縦筋保持部3は、コンクリートブロック100のうち塀や壁の最上段に配されるコンクリートブロック100における空洞部103内に挿入可能な寸法とされている。これにより、縦筋保持部3は、縦筋110の外面のうち当該空洞部103内に位置する部分に接して縦筋110を保持することができる。
図2および図3に示すように、第一棒状部材6は、中実な棒状形状を有しており、縦筋保持部3が先端側に配され、作業者によって把持される保持側把持部7が基端側に配されている。第一棒状部材6の先端と縦筋保持部3とは例えば溶接等によって固定されている。第一棒状部材6の先端と縦筋保持部3との固定位置は、第一棒状部材6の先端の外周面の一部に縦筋保持部3の側板部5の一方が接する位置関係となっている。第一棒状部材6の中間部の一部は、第一棒状部材6の中心軸線O1が屈曲するように曲げられている。第一棒状部材6の曲げ方向は、第一棒状部材6の先端側における第一棒状部材6の中心軸線O1A方向に見たときに、第一棒状部材6の基端が縦筋保持部3から離れる方向となっている。
保持ハッカー2は、全体が赤色に着色されており、施工現場において保持ハッカー2を見つけやすくなっている。なお、保持ハッカー2の色は赤色には限られない。
図4ないし図7に示すように、曲げハッカー10は、図1に示す保持ハッカー2とは別体であって、全体として棒状に構成されている。曲げハッカー10は、先端構成部11と、先端構成部11が先端に固定された第二棒状部材15とを備えている。
図4に示すように、先端構成部11は、板状のベース12と、ベース12状に配された支持部13及び曲げ作用部14とを備えている。図5に示すように、ベース12は、第二棒状部材15の中心軸線方向O2に延びる基部12aと、第二棒状部材15の中心軸線O2から交差する方向へ向かって延びる先端部12bとを有している。
図6に示すように、支持部13は、ベース12の先端部12bに配置されておりベース12の板厚方向の一方側の面から当該板厚方向に突出されている。本実施形態では、支持部13は、ベース12の板厚方向に中心軸線が延びる円柱形状とされており、支持部13の突出端は角が落とされている。
図5及び図6に示すように、曲げ作用部14は、ベース12において支持部13から離れた位置に配されている。本実施形態では、曲げ作用部14は、基部12aと先端部12bとの境界部分に配置されている。曲げ作用部14は、ベース12の板厚方向に中心軸線が延びる円柱状の作用部本体14aと、ベース12からの作用部本体14aの突出端に形成され作用部本体14aの径方向外側に延びるフランジ部14bとを有している。作用部本体14aの外周面には縦筋110を構成する鉄筋の外面が接する。フランジ部14bは、作用部本体14aの外周面に接した状態の縦筋110が作用部本体14aから外れるのを防止するための抜け止めとして機能する。
図5に示すように、第二棒状部材15は、中空の円筒部材であり、第二棒状部材15の先端が先端構成部11のベース12に溶接により固定されている。また、第二棒状部材15の基端は、ローレット掛け等による滑り止めが形成されており、作業者によって把持される曲げ側把持部17とされている。
図5および図7に示すように、第二棒状部材15の基端には、縦筋110における折り曲げ予定部位110aから縦筋110の上端までの範囲の縦筋110が内部に挿入される孔16aが形成された有底筒形状の入隅用曲げ補助部16が設けられている。
縦筋110の上端は、第二棒状部材15の基端に形成された開口から孔16aの内部に挿入される。入隅用曲げ補助部16に縦筋110の上端部分が挿入された状態では、縦筋110における折り曲げ予定部位110aに第二棒状部材15の基端が位置するようになっている。また、入隅用曲げ補助部16に形成された孔16aの深さ寸法は、縦筋110の直径の10倍に設定されている。このため、入隅用曲げ補助部16に形成された孔16aの底に縦筋110の上端が当たるまで縦筋110を孔16aに挿入してから第二棒状部材15を水平方向へ倒すことによって、縦筋110の上端から縦筋110の直径の10倍分だけ下方に位置する部分において縦筋110を折り曲げることができる。
第二棒状部材15の長さは、配筋される縦筋110の間隔に対応して設定されることが好ましい。即ち、第二棒状部材15の長さは、隣り合う縦筋110の間隔以下の長さであることが好ましい。また、詳細は後述するが、第二棒状部材15の長さが長い方が縦筋110の折り曲げに要する力が少なくて済むので、第二棒状部材15は、隣り合う縦筋110の間隔以下の長さである条件下において、長い方がよい。例えば、縦筋110を配筋する場合に隣り合う縦筋110の間隔は、建築基準法において800mmと定められている。この場合、第二棒状部材15の長さが800mm以下であれば、曲げハッカー10の使用時に第二棒状部材15が縦筋110に干渉しない。具体的には、第二棒状部材15の長さは750mmとすることができる。また、例えば縦筋110を配筋する場合に隣り合う縦筋110の間隔を400mmとする施工現場の場合には、第二棒状部材15の長さは400mm以下、具体的にはたとえば350mmとすることができる。
なお、第二棒状部材15の長さを400mm以下としておけば、縦筋110を配筋する場合に隣り合う縦筋110の間隔が400mmであっても800mmであっても隣り合う縦筋110に干渉することがない。
また、第二棒状部材15の長さは、施工をする作業者の平均的な筋力に基づいて定めてもよい。これにより、第二棒状部材15が無用に長かったり施工に過度の負荷がかかるほど第二棒状部材15が短かったりすることなく適切な長さとすることができる。
すなわち、本実施形態において、第二棒状部材15の好適な長さは、350mm以上750mm以下の範囲内である。なお、第二棒状部材15の長さが350mmに僅かに満たないことや、第二棒状部材15の長さが750mmから僅かにはみ出すことは許容される。
曲げハッカー10は、全体が赤色に着色されており、施工現場において曲げハッカー10を見つけやすくなっている。なお、曲げハッカー10の色は赤色には限られない。
ここで、保持ハッカー2及び曲げハッカー10の使用時における各構成要素の相対位置関係について説明する。
図8に示すように、保持ハッカー2においては、縦筋110が垂直に延びている状態において、縦筋保持部3における一対の側板部5の間に縦筋110を挿入することにより、縦筋保持部3によって縦筋110を保持した状態とすることができる。
また、曲げハッカー10の支持部13は、縦筋110の外面における縦筋保持部3と縦筋110との接触部位とは異なる位置において縦筋110の外面に接する。本実施形態ででは、曲げハッカー10の支持部13は、縦筋110の外面における縦筋保持部3と縦筋110との接触部位よりも上方において縦筋110の外面に接する。さらに、曲げ作用部14は、支持部13と縦筋110との接点とは異なる空洞部103外の位置において縦筋110の外面に接する。
保持ハッカー2の第一棒状部材6は、支持部13および曲げ作用部14が縦筋110に接した状態の曲げハッカー10の第二棒状部材15に対して交差する方向に延びて配置されている。さらに、曲げハッカー10に設けられた支持部13は、縦筋110を間に挟んで保持ハッカー2と反対側に位置し、且つ曲げ作用部14は縦筋110を間に挟んで支持部13と反対側に位置している。
次に、縦筋折り曲げ具1の作用について図8及び図9を参照して説明する。
コンクリートブロック100が積まれてなる塀や壁に設けられた縦筋110は、下端が基礎内で例えばL字状に曲げられており、下端から上端へと直線状に延びている。最上段に配されたコンクリートブロック100の上には、コンクリートブロック100に沿って例えば水平方向に天端筋111が配される。
次に、図8に示すように、コンクリートブロック100の空洞部103のうち縦筋110が配された空洞部103内に保持ハッカー2の縦筋保持部3を挿入し、当該空洞部103内の縦筋110を保持ハッカー2によって保持する。続いて、空洞部103内において縦筋保持部3に縦筋110が保持された状態で、縦筋保持部3による縦筋110の保持位置よりも鉛直上方に位置する縦筋110の外面の一部に支持部13および曲げ作用部14を接触させる。このとき、第一棒状部材6と第二棒状部材15とは、互いの中心軸線O1、O2が交差若しくはねじれの位置となるように、基端側が先端側よりも開いた位置関係となる。なお、本実施形態では、第一棒状部材6における屈曲部位よりも基端側における中心軸線O1Bと第二棒状部材15の中心軸線O2とがねじれ位置となっている。
その後、曲げ作用部14が支持部13を回転中心として回転移動するように第一棒状部材6に対して第二棒状部材15を移動させる。第一棒状部材6を把持する位置が第一棒状部材6の基端に近いほど、てこの原理によって軽い力で保持ハッカー2を支えることができる。また、第二棒状部材15を把持する位置が第二棒状部材15の基端に近いほど、てこの原理によって軽い力で曲げハッカー10を移動させることができる。
本実施形態では、第一棒状部材6と第二棒状部材15との間隔が開く方向に第一棒状部材6に対して第二棒状部材15を移動させる。これにより、縦筋110が垂直方向から水平方向へ向かって折り曲げられる。また、曲げハッカー10に形成されたベース12が基部12aに対して先端部12bが曲がった形状とされており、第二棒状部材15を天端筋111と平行となるように移動させることによって、図9に示すように、縦筋110は天端筋111と平行となるように90°折り曲げられる。
縦筋110が90°折り曲げられたら、天端筋111と平行にされた部位の縦筋110と天端筋111とを結束する。
これで、縦筋110と天端筋111とが連結される。
次に、本実施形態の縦筋折り曲げ具1を用いて入隅部において縦筋110の折り曲げ加工をする例について説明する。
本実施形態において、入隅部とは、コンクリートブロック100を積む段数が変わっていることによりL字状の輪郭を有する部分である。
入隅部は、保持ハッカー2を空洞部103に挿入したあとに曲げハッカー10を空洞部103に挿入するといずれか一方のハッカーがコンクリートブロック100と干渉する可能性がある。
ここで、入隅部においては、図5に示す入隅用曲げ補助部16を用いて縦筋110を折り曲げる。この場合、入隅用曲げ補助部16に形成された孔16aの開口の周縁が鉄筋の外面に接する支点となって鉄筋が折り曲げられる。本実施形態では、入隅用曲げ補助部16を用いて、第二棒状部材15が天端筋111と平行となるように孔16aの開口を中心に第二棒状部材15を回転移動させる。なお、入隅用曲げ補助部16を用いてある程度縦筋110が曲げられて干渉のおそれがなくなったところで、支持部13および曲げ作用部14を縦筋110の曲がり部分にあわせて配置して再び縦筋110を曲げてもよい。
これにより、入隅部において好適に縦筋110を折り曲げ加工することができる。
以上説明したように、本実施形態のコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具1によれば、コンクリートブロック100内の狭い隙間内で好適に縦筋110の折り曲げ加工をすることができる。
また、第一棒状部材6が屈曲しており、第二棒状部材15の先端に配されたベース12が第二棒状部材15の中心軸線に対して交差する方向に延びる先端部12bを有しているので、曲げハッカー10と保持ハッカー2との両方を縦筋110に取り付けたときに第一棒状部材6と第二棒状部材15とが干渉しにくい。これにより、第一棒状部材6に対して第二棒状部材15を移動させやすい。
また、第一棒状部材6に対して第二棒状部材15が離れる方向へと第二棒状部材15を移動させることによって縦筋110を折り曲げることができるので、作業者が手作業にて折り曲げ加工をする場合に力を掛けやすい。
また、入隅用曲げ補助部16が設けられているので、入隅部においても縦筋110を折り曲げることができる。また、入隅用曲げ補助部16の孔16aが、縦筋110の直径の10倍の深さを有する有底円筒状であるので、縦筋110を折り曲げる位置を上端から縦筋110の直径の10倍だけ下方の位置に精度よくあわせることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態のコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具(以下、単に「縦筋折り曲げ具」と称する。)について説明する。図10は、本実施形態の縦筋折り曲げ具の正面図である。図11は、縦筋折り曲げ具の左側面図である。図12ないし図15は、縦筋折り曲げ具の作用を説明するための説明図である。
図10に示すように、縦筋折り曲げ具20は、縦筋保持部22及び第一棒状部材27を備えた保持ハッカー21と、支持部31,曲げ作用部33,補助作用部36,及び第二棒状部材39と備えた曲げハッカー30とを有している。また、保持ハッカー21と曲げハッカー30とは、支持部31において互いに連結されている。
縦筋保持部22は、縦筋110の外面に接する板状の背板部23と、背板部23の厚さ方向に背板部23から突出して形成された突起部26とを有している。
背板部23は、第一棒状部材27の長手方向に長い矩形形状(略矩形形状を含む)に形成された基部24と、基部24の長手方向と直交する方向に長い矩形形状(略矩形形状を含む)に形成された先端部25とを有する板状部材である。先端部25は、コンクリートブロック100に形成された空洞部103に挿入可能な大きさに形成されている。また、先端部25には、曲げハッカー30の支持部31が連結されている。
図10及び図11に示すように、突起部26は、背板部23の先端部25において突起部26が設けられた側の面と直交する面を有しており、当該面は縦筋110の外面に接触する面となっている。背板部23からの突起部26の突出長は、少なくとも後述するベース32の板厚よりも大きい。また、突起部26は、後述する曲げ作用部33及び補助作用部36の突出端の位置と同程度となるように突出されていることが好ましい。
ただし、突起部26の突出長が長すぎると、縦筋保持部22を空洞部103内に挿入しにくくなったり、折り曲げ加工後に突起部26を空洞部103内から取り出しにくくなったりする可能性がある。また、突起部26は、空洞部103への挿入方向における先端側に、先端に行くに従って突出長が短くなるように傾斜したテーパー部26aが形成されている。テーパー部26aが形成されていることにより、突起部26を空洞部103内へ挿入する過程において突起部26を空洞部103内にスムーズに挿入することができる。
本実施形態では、背板部23の先端部25と背板部23に形成された突起部26とによってL字状に屈曲された面が形成されており、L字状の面に縦筋110の外面が接触して縦筋110が保持される。
第一棒状部材27は、背板部23の基部24に固定された円筒形状あるいは円柱形状の部材であり、基部24の長手方向に沿って延びる棒状の部材である。なお、必要に応じて、第一棒状部材27は、塀や壁の最上段に配されるコンクリートブロック100の上面および両フェイスシェル101に接して第一棒状部材27を天端筋111と平行に保持する支持台部28を有していてもよい。
第一棒状部材27の長さは、第1実施形態で説明した第二棒状部材15の長さと同様の決め方により決定されてよい。
図10及び図11に示すように、曲げハッカー30に形成された支持部31は、板状のベース32に固定された円柱形状の部材である。支持部31の中心軸線O5の位置は、保持ハッカー21の突起部26に対する相対位置関係が固定された状態とされている。また、ベース32と背板部23とは、支持部31の中心軸線O5を回転中心として保持ハッカー21と曲げハッカー30とが相対回動可能となるように連結されている。
曲げ作用部33は、ベース32上において支持部31が形成された側の面上に設けられている。また、曲げ作用部33は、ベース32上において支持部31から離間した位置に配置されている。曲げ作用部33は、円柱形状の軸部34と、軸部34に取り付けられたリング部35とを備えている。リング部35は、軸部34の中心軸線回りに軸部34に対して相対回転するようになっている。リング部35の外周面は縦筋110の外面に接する面となっている。
補助作用部36は、ベース32において支持部31及び曲げ作用部33が設けられた側の面に設けられている。さらに、補助作用部36は、ベース32において、支持部31から曲げ作用部33までの距離よりも支持部31から離れた位置に配されている。補助作用部36の形状は曲げ作用部33と同様であり、軸部37とリング部38とを備える。リング部38は、軸部37の中心軸線回りに相対回転する。リング部38の外周面は、縦筋110の外面が接する面となっている。
第二棒状部材39は、ベース32が先端に固定された円筒状若しくは円柱状の部材である。本実施形態では、第二棒状部材39の中心軸線O4の延長線上に支持部31が位置している。第二棒状部材39の長さは、第1実施形態で説明した第二棒状部材15の長さと同様の決め方により決定されてよい。
次に、本実施形態の縦筋折り曲げ具20の作用について図12ないし図15を参照して説明する。
縦筋折り曲げ具20を使用して縦筋110の折り曲げ加工をする場合には、図12に示すように、コンクリートブロック100の空洞部103内に縦筋保持部22の一部を挿入する。具体的には、縦筋保持部22の突起部26が空洞部103内に位置するように背板部23の先端部25の一部が空洞部103内に挿入される。その後、縦筋保持部22の背板部23と突起部26とによって構成されるL字状の面を、縦筋110の外面に空洞部103内にて接触させる。
縦筋保持部22と縦筋110とが接触しているときには、第一棒状部材27は、天端筋111と平行な向きとなっている。これは、縦筋保持部22と第一棒状部材27との接続部分となる背板部23において、基部24に対して先端部25が屈曲した形状とされていることによる。
この状態で、図12に示すように、作業者は、まず、支持部31の外周面と補助作用部36の外周面とがともに縦筋110の外面に接するように、支持部31及び補助作用部36を縦筋110に取り付ける。支持部31の外周面と補助作用部36の外周面とがともに縦筋110の外面に接している状態では、第一棒状部材27と第二棒状部材39とは略直交する位置関係となっている。例えば、コンクリートブロック100の上辺が水平である場合、第一棒状部材27の中心軸線O3は水平方向に延び、第二棒状部材39の中心軸線O4は鉛直方向に延びている。
また、支持部31は空洞部103内で縦筋110の外面に接し、補助作用部36は空洞部103外で縦筋110の外面に接する。
この状態で、図13に示すように、第二棒状部材39が第一棒状部材27の位置に近づくように第二棒状部材39を水平方向へ向かって倒してゆく。第二棒状部材39は支持部31の中心軸線O5回りに第一棒状部材27に対して回動し、支持部31を支点として、且つ補助作用部36を作用点として、縦筋110が折り曲げられる。
縦筋110が補助作用部36に接している状態で、ベース32がコンクリートブロック100(図12参照)に接触する手前まで第一棒状部材27に対して第二棒状部材39を移動させる。これにより、縦筋110は、鉛直上方を0°として0°以上90°未満の所定の角度に折り曲げられる。
続いて、図14に示すように、補助作用部36から縦筋110を取り外し、曲げ作用部33に縦筋110を付け替える。これにより、縦筋110は、支持部31の外周面と曲げ作用部33の外周面とがともに接する状態となる。縦筋110を補助作用部36から曲げ作用部33に付け替えることにより、第二棒状部材39は再び鉛直方向に中心軸線O4が延びる状態とされる。
その後、第二棒状部材39が第一棒状部材27の位置に近づくように第二棒状部材39を天端筋111へ向かって倒してゆく。第二棒状部材39は支持部31の中心軸線O5回りに第一棒状部材27に対して回動し、支持部31を支点として、且つ曲げ作用部33を作用点として、縦筋110が折り曲げられる。
支持部31及び曲げ作用部33を用いて縦筋110を折り曲げることにより、縦筋110は、鉛直方向に対して90°折り曲げられる。
縦筋110が90°折り曲げられた後は、上記第1実施形態と同様に天端筋111と縦筋110とが結束される。
このように、本実施形態の縦筋折り曲げ具20は、保持ハッカー21と曲げハッカー30とが支持部31の中心軸線O5回りに相対回転可能に連結されているので、保持ハッカー21に対する曲げハッカー30の移動方向が規制される。これにより、縦筋110及び天端筋111に対する保持ハッカー21の位置を予め定めておけば、第一棒状部材27に対して第二棒状部材39を相対回転可能な方向へ回転させるだけで縦筋110を折り曲げることができる。これにより、単純な作業で精度良く縦筋110を折り曲げることができる。
なお、支持台部28によって保持ハッカー21がコンクリートブロック100に取り付けられていれば、折り曲げ加工中は第一棒状部材27を保持しなくてもよいので作業性がよい。
また、保持ハッカー21と曲げハッカー30とが連結されているので、縦筋110を保持する位置と縦筋110を折り曲げる位置とが予め定められた位置関係となり、再現性の高い折り曲げ加工ができる。
また、補助作用部36が設けられているので、補助作用部36を用いた曲げ加工と曲げ作用部33を用いた曲げ加工の2回に分けて縦筋の折り曲げをすることができる。これにより、作業者が力を掛けやすい範囲で第二棒状部材39を移動させることができ、作業性がよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上記第1実施形態において、第一棒状部材6は直線状であってもよい。
また、上記第1実施形態において、ベース12の基部12aに対して先端部12bが曲がっている例を示したが、ベース12の基部12aと先端部12bとがいずれも第二棒状部材15の中心軸線方向に延びていてもよい。
また、上述の各実施形態において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
1 縦筋折り曲げ具
2 保持ハッカー
3 縦筋保持部
4 底板部
5 側板部
6 第一棒状部材
7 保持側把持部
10 曲げハッカー
11 先端構成部
12 ベース
12a 基部
12b 先端部
13 支持部
14 作用部
14a 作用部本体
14b フランジ部
15 第二棒状部材
16 入隅用曲げ補助部
16a 孔
17 曲げ側把持部
20 縦筋折り曲げ具
21 保持ハッカー
22 縦筋保持部
23 背板部
24 基部
25 先端部
26 突起部
26a テーパー部
27 第一棒状部材
28 支持台部
30 曲げハッカー
31 支持部
32 ベース
33 作用部
34 軸部
35 リング部
36 補助作用部
37 軸部
38 リング部
39 第二棒状部材
O1 中心軸線
O1A 中心軸線
O1B 中心軸線
O2 中心軸線
O3 中心軸線
O4 中心軸線
O5 中心軸線
100 コンクリートブロック
101 フェイスシェル
102 ウェブ
103 空洞部
110 縦筋
111 天端筋

Claims (6)

  1. 壁を構成するコンクリートブロックにおけるフェイスシェルとウェブとによって囲まれた空洞部内に配筋された縦筋を折り曲げるコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具であって、
    前記コンクリートブロックのうち前記壁の最上段に配されるコンクリートブロックにおける前記空洞部内に挿入され前記縦筋の外面のうち当該空洞部内に位置する部分に接して前記縦筋を保持する縦筋保持部と、
    前記縦筋保持部が先端側に配され作業者によって把持される保持側把持部が基端側に配された第一棒状部材と、
    前記縦筋の外面における前記縦筋保持部と前記縦筋との接触部位とは異なる位置において前記縦筋の外面に接する支持部と、
    前記支持部から離れた位置に配され前記支持部と前記縦筋との接点とは異なる前記空洞部外の位置において前記縦筋の外面に接する曲げ作用部と、
    前記支持部と前記曲げ作用部とが先端側に設けられ前記作業者によって把持される曲げ側把持部が基端側に配された第二棒状部材と、
    を備え、
    前記空洞部内において前記縦筋保持部に前記縦筋が保持された状態で、前記縦筋保持部による前記縦筋の保持位置よりも鉛直上方に位置する前記縦筋の外面の一部に前記支持部および前記曲げ作用部を接触させ、且つ前記曲げ作用部が前記支持部を回転中心として回転移動するように前記第一棒状部材に対して前記第二棒状部材を移動させることによって前記縦筋が垂直方向から水平方向へ向かって折り曲げられる
    ことを特徴とするコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具。
  2. 請求項1に記載のコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具であって、
    前記縦筋保持部と前記第一棒状部材とを備えた保持ハッカーと、
    前記保持ハッカーとは別体であって前記支持部と前記曲げ作用部と前記第二棒状部材とを備えた曲げハッカーと、
    を有し、
    前記縦筋が垂直に延びている状態において、前記縦筋保持部によって前記縦筋を保持した状態の保持ハッカーの第一棒状部材は、前記支持部および前記曲げ作用部が前記縦筋に接した状態の前記曲げハッカーの第二棒状部材に対して交差する方向に延びて配置され、
    前記曲げハッカーに設けられた支持部は前記縦筋を間に挟んで前記保持ハッカーと反対側に位置し、且つ前記曲げ作用部は前記縦筋を間に挟んで前記支持部と反対側に位置し、
    前記第一棒状部材と前記第二棒状部材との間隔が開く方向に前記第一棒状部材に対して前記第二棒状部材を移動させることによって前記縦筋を垂直方向から水平方向へと折り曲げることを特徴とするコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具。
  3. 請求項2に記載のコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具であって、
    前記第一棒状部材と前記第二棒状部材との少なくともいずれかの基端には、前記縦筋における折り曲げ予定部位から前記縦筋の上端までの範囲の前記縦筋が内部に挿入される有底筒形状の入隅用曲げ補助部が設けられていることを特徴とするコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具。
  4. 請求項1に記載のコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具であって、
    前記縦筋保持部と前記第一棒状部材とを備えた保持ハッカーと、
    前記支持部と前記曲げ作用部と前記第二棒状部材とを備えた曲げハッカーと、
    を有し、
    前記保持ハッカーと前記曲げハッカーとは前記支持部を回転中心として相対回動可能に前記支持部において互いに連結され、
    前記縦筋保持部と前記縦筋とが前記空洞部内にて接しているときに前記第一棒状部材が天端筋と平行な向きとなるように、前記縦筋保持部と前記第一棒状部材との接続部分は屈曲して形成されていることを特徴とするコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具。
  5. 請求項4に記載のコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具であって、
    前記第二棒状部材の先端に、前記支持部から前記曲げ作用部までの距離よりも前記支持部から離れた位置に配され前記空洞部外で前記縦筋の外面に接する補助作用部をさらに備えることを特徴とするコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具。
  6. 請求項4に記載のコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具であって、
    前記第一棒状部材は、前記コンクリートブロックのうち前記壁の最上段に配されるコンクリートブロックの上面および両フェイスシェルに接して前記第一棒状部材を前記天端筋と平行に保持する支持台部を有する
    ことを特徴とするコンクリートブロック用縦筋折り曲げ具。
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