JP6170450B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置及び画像形成方法に関し、カラートナーに加えホワイトトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置に適用して好適なものである。
従来、コンピュータにおいては、画像データを画像形成装置としてのプリンタへ送信することにより、当該画像データを印刷させるものが広く普及している。プリンタは、複数設けられた画像形成ユニットから各色のトナーを出力させ印刷を行う。
そのようなプリンタには、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの4色のカラートナーに加えホワイトトナーを用いることにより、白色でない印刷用紙を使用した場合に最下層にホワイトトナーを転写することで印刷用紙の色をホワイトトナーで遮蔽し当該ホワイトトナーの上に各種カラートナーを積層する、下地印刷を行うものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
またプリンタは、白色でない印刷用紙に対して、ホワイトトナーのみを使って階調を伴うコンテンツを描画する白単色印刷を行う場合がある。
特開2007−241068号公報
ところで画像形成装置は、複数色で印刷する場合だけでなく、限定色で印刷を行う場合において良好な画像を形成することが望まれている。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、良好な画像を形成し得る画像形成装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の画像形成装置においては、第1色の現像剤である第1色現像剤と、第1色とは異なる色を少なくとも1色含む第2色の現像剤である第2色現像剤とを使用して画像を形成する画像形成部と、画像形成部において形成される画像が第2色現像剤を用いて形成される画像であるか否かを判定する判定部と、判定部の判定結果に基づき、画像形成部において形成される画像が第1色現像剤のみを用いて形成される画像である場合において第1色現像剤を使用して画像が形成される際に適用される第1スクリーンと、形成される画像が第1色現像剤及び第2色現像剤を用いて形成される画像である場合において第1色現像剤を下地色として使用して画像が形成される際に適用される、第1スクリーンよりも線数が高い第2スクリーンとを切り替える切替部とを設けるようにした。
これにより本発明の画像形成装置は、第2色を用いずに構成される画像においては第1スクリーンを適用することにより粒状感を抑制すると共に、第1色と第2色とで構成される画像においては第2スクリーンを適用することによりモアレを抑制することができる。
また本発明の画像形成方法においては、第1色の現像剤である第1色現像剤と、第1色とは異なる色の第2色現像剤とを用いて画像形成する画像形成方法において、第2色現像剤を用いずに第1色現像剤を用いて形成される画像である場合に第1色現像剤を使用して画像が形成される際第1スクリーンを使用し、第2色現像剤と共に第1色現像剤を用いて形成される画像である場合に第1色現像剤を下地色として使用して画像が形成される際第1スクリーンよりも線数が高い第2スクリーンを使用するようにした。
これにより本発明の画像形成方法は、第2色を用いずに構成される画像においては第1スクリーンを適用することにより粒状感を抑制すると共に、第1色と第2色とで構成される画像においては第2スクリーンを適用することによりモアレを抑制することができる。
本発明によれば、第2色を用いずに構成される画像においては第1スクリーンを適用することにより粒状感を抑制すると共に、第1色と第2色とで構成される画像においては第2スクリーンを適用することによりモアレを抑制することができる。かくして本発明は、良好な画像を形成し得る画像形成装置及び画像形成方法を実現できる。
プリンタの内部構成を示す略線図である。 プリンタの機能構成を示すブロック図である。 色変換処理部の機能構成を示すブロック図である。 ハーフトーン処理部の機能構成を示すブロック図である。 カラースクリーンの構成を示す略線図である。 ホワイトスクリーンの構成を示す略線図である。 印刷処理手順を示すフローチャートである。 色変換処理手順を示すフローチャートである。 ハーフトーン処理手順を示すフローチャートである。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.実施の形態]
[1−1.プリンタの内部構成]
プリンタ1は電子写真式のカラープリンタであり、図1及び図2に示すように、プリンタエンジン12、コントローラ部14及びプリンタエンジン制御部16により構成されている。プリンタエンジン12は、給紙トレイ20、給紙部22、画像形成部24、定着部26、排出部28及び両面印刷ユニット30により構成されている。以下の説明においては、プリンタ1のうち利用者が正面に対峙する側を前側とし、その反対を後側とし、当該前側に対峙した利用者から見て左及び右をそれぞれ左側及び右側とし、さらに上側及び下側を定義して説明する。
給紙トレイ20は、印刷用紙を上下方向(積層方向)に積層させて収容するトレイである。印刷を行う際、給紙部22は、給紙トレイ20に積層された印刷用紙のうち積層方向の最上位に位置する印刷用紙を1枚ずつ取り出し、画像形成部24に給紙する。画像形成部24は、1つの印刷ジョブとしてプリンタ1が外部から取得した印刷データに基づいて印刷を行う。
画像形成部24は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)及びホワイト(W)の各トナー像を形成する5個の画像形成ユニット32(32C、32M、32Y、32K及び32W)を有している。画像形成ユニット32は、いわゆるLED(Light Emitting Diode)方式のデジタルカラープリンタユニットであり、画像形成部24に対する印刷用紙の挿入側(後側)から排出側(前側)に向かって順に並んで配設され、図示しない個別のモータによりそれぞれ駆動される。画像形成ユニット32は、各色がそれぞれ、図示しない感光ドラム、帯電ローラ、LEDヘッド、現像部及び転写ローラを有している。感光ドラムは一方向に回転し、帯電ローラは感光ドラムの表面を一様に帯電させる。LEDヘッドは、帯電された感光ドラムの表面を画像情報に従って露光し、静電潜像を形成する。現像部は、各色トナーが貯蔵されたトナーカートリッジ及び現像ローラを有しており、対応する色の静電潜像を現像し、感光ドラム上にトナー像を形成する。転写ローラは、感光ドラム上に形成されたトナー像を印刷用紙に転写する。このとき画像形成部24は、ホワイト(W)、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の順番で印刷用紙への転写を行う。画像形成部24は、色が付いた(すなわち白色でない)印刷用紙を使用した場合に、最下層にホワイト(W)トナーを転写することで印刷用紙の色をホワイトトナーで遮蔽し、当該ホワイトトナーの上に各種カラートナーを積層することにより、白い印刷用紙に印刷したときと同等の発色を得ることができる。以下ではこれを下地印刷とも呼ぶ。
画像形成部24は、トナー像を転写した印刷用紙を定着部26へ搬送する。定着部26は、定着用のローラ及び加圧用のローラにより構成されている。定着部26は、例えばヒータ等による熱とローラ同士の圧力とにより、画像形成部24で形成されたトナー像を有する印刷用紙上のトナーを印刷用紙に定着させ、当該印刷用紙を排出部28へ搬送する。
排出部28は、トナー像が定着した印刷用紙を排紙トレイに排出する。両面印刷ユニット30は、定着部26よりも印刷用紙の搬送方向下流側に設けられており、トナー像が定着した面を有する印刷用紙を反転させて再度画像形成部24に搬送し、トナー像が定着していない面にトナー像を付着させる。
[1−2.プリンタの機能構成]
プリンタ1は、図2に示すように統轄制御部10が各部を統轄制御する。統轄制御部10は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、ROM(Read Only Memory)から所定のプログラムを読み出してRAM(Random Access Memory)をワークメモリとして用いて各部を制御して種々の処理を実行する。
コントローラ部14は、印刷データ受信部40、印刷データバッファ42、編集処理部44、ページバッファ46、展開処理部48、色変換処理部50、中間ラスタバッファ52、ハーフトーン処理部54及びラスタバッファ56を有している。
印刷データ受信部40は、ネットワーク又はUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースであり、プリンタ1の外部から印刷データを受信し印刷データバッファ42へ格納する。印刷データバッファ42は、印刷データ受信部40が受信した印刷データを一時的に格納し、編集処理部44に供給する。編集処理部44は、印刷データバッファ42から印刷データを読み込み、ページ毎にコマンド解析及び描画データの作成を行い、コマンド解析の結果をディスプレイコード化してページバッファ46に格納する。以下では編集処理部44によるこの処理を編集処理とも呼ぶ。ページバッファ46は、編集処理部44が作成したディスプレイコードを一時的に格納し、展開処理部48に供給する。
ここで、プリンタ1において、印刷データに含まれる画像信号は、RGB、CMYK又はCMYKWの各色が8ビット(0〜255)の値で表現されている。例えば、白色を含まない通常のカラー画像はRGB又はCMYKの画像信号で表現される一方、白色のみで構成される画像はCMYKWの画像信号を用いてCMYK成分を全て0%にすることで表現される。
展開処理部48は、ページバッファ46から1ページ分のディスプレイコードを読み込み、ディスプレイコードに含まれるRGB、CMYK又はCMYKW画像信号を色変換処理部50に供給する。色変換処理部50は、RGB、CMYK又はCMYKW画像信号を全てCMYKW画像信号であるC’M’Y’K’W’画像信号に変換し展開処理部48に供給する。以下では色変換処理部50によるこの処理を色変換処理とも呼ぶ。展開処理部48は、色変換処理部50から取得したC’M’Y’K’W’画像信号に基づきページ全体の印刷内容をラスタイメージに変換して中間ラスタバッファ52に格納する。以下では展開処理部48によるこの処理を展開処理とも呼ぶ。中間ラスタバッファ52は、展開処理部48が作成したラスタイメージを一時的に格納し、ハーフトーン処理部54に供給する。ハーフトーン処理部54は、中間ラスタバッファ52から1ページ分のラスタイメージを読み込み、CMYKW各色8ビットの画像信号値である8ビットCMYKW画像信号値をプリンタエンジン12で印刷可能なCMYKW各色1ビットの画像信号値である1ビットCMYKW画像信号値に変換し変換後のラスタイメージをラスタバッファ56に格納する。以下ではハーフトーン処理部54によるこの処理をハーフトーン処理とも呼ぶ。ラスタバッファ56は、ハーフトーン処理部54が変換した1ビットCMYKW画像信号値でなるラスタイメージを一時的に格納し、プリンタエンジン制御部16に供給する。プリンタエンジン制御部16は、ラスタバッファ56から1ページ分のラスタイメージを読み込み、プリンタエンジン12を動作させることにより、ラスタイメージの印刷を行う。
[1−3.色変換処理部の構成]
図3に示すように色変換処理部50は、色分解部60、CMYKトナー総量制御部62、W生成部64及びCMYK特色トナー総量制御部66を有している。この色変換処理部50には、RGB画像信号、CMYK画像信号又はCMYKW画像信号の何れかが展開処理部48から入力される。
色分解部60は、展開処理部48から取得したRGB画像信号をCMYK画像信号に変換し、CMYKトナー総量制御部62に供給する。
[1−3−1.CMYKトナー総量制御処理]
CMYKトナー総量制御部62は、色分解部60又は展開処理部48からCMYK画像信号を、又は展開処理部48からCMYKW画像信号を取得し、これらのCMYK画像信号又はCMYKW画像信号に対し、プリンタ1に予め定められたCMYKのトナーの総量の上限値であるCMYKトナー総量上限値を超えないようにするCMYKトナー総量制御処理を行う。また、展開処理部48から取得した画像信号がCMYKW画像信号であった場合、CMYKトナー総量制御部62は当該CMYKW画像信号中のCMYK成分を対象としてCMYKトナー総量制御処理を行う。
具体的にはCMYKトナー総量制御部62は、当該CMYKトナー総量制御部62に入力されるCMYK画像信号の画像信号値の総和であるCMYKトナー総量をSum(C,M,Y,K)とし、CMYKトナー総量上限値をSumMaxとする。ここで、CMYKトナー総量がCMYKトナー総量上限値よりも大きい場合、すなわちSum(C,M,Y,K)>SumMaxである場合、CMYKトナー総量制御部62は、下記(1)式を行いCMYK画像信号値をC’M’Y’K’画像信号値へ変換することにより、C’M’Y’K’画像信号を生成する。
C’=C−(Sum(C,M,Y,K)−SumMax)/4
M’=M−(Sum(C,M,Y,K)−SumMax)/4
Y’=Y−(Sum(C,M,Y,K)−SumMax)/4
K’=K−(Sum(C,M,Y,K)−SumMax)/4 ……(1)
一方、CMYKトナー総量がCMYKトナー総量上限値以下である場合、すなわちSum(C,M,Y,K)≦SumMaxである場合、CMYKトナー総量制御部62は、下記(2)式を行いCMYK画像信号値をC’M’Y’K’画像信号値へ変換することにより、C’M’Y’K’画像信号を生成する。
C’=C
M’=M
Y’=Y
K’=K ……(2)
ここで、具体的な画像信号値を用いてCMYKトナー総量制御処理を説明する。まず、CMYKトナー総量上限値は、638(255を100%としたとき250%)とする。また例えばCMYKトナー総量制御部62に入力された画像信号のCMYK画像信号値が、それぞれC=255(100%)、M=255(100%)、Y=255(100%)及びK=128(50%)であるとする。この場合、CMYK画像信号値の総和(CMYKトナー総量)は255+255+255+128で893(350%)となり、CMYKトナー総量上限値より大きくなるため、CMYKトナー総量制御部62は、上述した(1)式に数値を適用し下記(3)式を行う。
C’=255−(893−638)/4=191
M’=255−(893−638)/4=191
Y’=255−(893−638)/4=191
K’=128−(893−638)/4=64 ……(3)
これによりCMYKトナー総量制御部62は、CMYK画像信号におけるC、M及びYの画像信号値を255から191へ変換すると共にKの画像信号値を128から64へ変換し、C’M’Y’K’画像信号とする。
[1−3−2.W生成処理]
W生成部64は、CMYKトナー総量制御部62からCMYKトナー総量制御処理が行われたC’M’Y’K’画像信号を取得し、当該C’M’Y’K’画像信号に対し、下地印刷を行う際に付加すべきホワイトトナー量に対応するW画像信号を生成するW生成処理を行う。
W生成部64は、下地印刷を行う際に付加すべきホワイトトナー量に対応するW画像信号を生成するため、入力されたC’M’Y’K’画像信号の画像信号値に拘わらず、常に最大値である255(100%)のW画像信号を生成する。但し、展開処理部48から入力された画像信号がCMYKW画像信号であった場合、W生成部64はW生成処理を行わない。これは、白色以外の色が付いた印刷用紙に対してホワイトトナーのみを使って階調を伴うコンテンツを描画する(以下では白単色印刷とも呼ぶ)目的でCMYKW画像信号が色変換処理部50に入力されていた場合、入力されたW成分を加工すると、意図したコンテンツが描画されないという不具合が発生する可能性があるためである。
具体的にはW生成部64は、例えばW生成部64に入力されたC’M’Y’K’画像信号の画像信号値が、それぞれC=191(75%)、M=191(75%)、Y=191(75%)及びK=64(25%)である場合、W生成部64は、それぞれC=191(75%)、M=191(75%)、Y=191(75%)、K=64(25%)及びW=255(100%)であるC’M’Y’K’W画像信号を出力する。
[1−3−3.CMYKWトナー総量制御処理]
CMYK特色トナー総量制御部66は、W生成部64又はCMYKトナー総量制御部62からC’M’Y’K’W画像信号を取得し、このC’M’Y’K’W画像信号に対し、プリンタ1に予め定められたCMYKWのトナーの総量の上限値であるCMYKWトナー総量上限値を超えないようにするCMYKWトナー総量制御処理を行う。
具体的にはCMYK特色トナー総量制御部66は、当該CMYK特色トナー総量制御部66に入力されるC’M’Y’K’W画像信号の画像信号値の総和であるCMYKWトナー総量をSum2(C,M,Y,K,W)とし、CMYKWトナー総量上限値をSumMax2とする。ここで、CMYKWトナー総量がCMYKWトナー総量上限値よりも大きい場合、すなわちSum2(C,M,Y,K,W)>SumMax2である場合、CMYK特色トナー総量制御部66は、下記(4)式を行いC’M’Y’K’W画像信号値をC’M’Y’K’W’画像信号値へ変換することにより、C’M’Y’K’W’画像信号を生成する。
プリンタ1においては下地印刷を行う場合があるが、CMYKトナー総量が大きくカラートナー層でほとんどの光が吸収されてしまうような濃い色の場合、印刷用紙の色を遮蔽することによりカラートナー層を透過した光を反射するホワイトトナー層は必須ではなくなる。このためプリンタ1は、CMYKWトナー総量がCMYKWトナー総量上限値を超えていた場合、W成分を減らすことにより、CMYKWトナー総量がCMYKWトナー総量上限値を超えないようにする。
W’=W−(Sum2(C,M,Y,K,W)−SumMax2) ……(4)
一方、CMYKWトナー総量がCMYKWトナー総量上限値以下である場合、すなわちSum2(C,M,Y,K,W)≦SumMax2である場合、CMYK特色トナー総量制御部66は、下記(5)式を行いC’M’Y’K’W画像信号値をC’M’Y’K’W’画像信号値へ変換することにより、C’M’Y’K’W’画像信号を生成する。
W’=W ……(5)
ここで、具体的な画像信号値を用いてCMYKWトナー総量制御処理を説明する。まず、CMYKWトナー総量上限値は、765(255を100%としたとき300%)とする。また例えばCMYK特色トナー総量制御部66に入力されたC’M’Y’K’W画像信号の画像信号値が、それぞれC’=191(75%)、M’=191(75%)、Y’=191(75%)、K’=64(25%)及びW=255(100%)であるとする。この場合、C’M’Y’K’W画像信号値の総和は191+191+191+64+255で892(350%)となり、CMYKWトナー総量上限値より大きくなるため、CMYK特色トナー総量制御部66は、上述した(4)式に数値を適用し下記(6)式を行う。
W’=255−(892−765)=128 ……(6)
これによりCMYK特色トナー総量制御部66は、C’M’Y’K’W画像信号におけるWの画像信号値を255から128へ変換し、C’M’Y’K’W’画像信号とする。
[1−4.ハーフトーン処理部の構成]
図4に示すようにハーフトーン処理部54は、CMYKスクリーン処理部70、W高線数スクリーン処理部72、W低線数スクリーン処理部74及びWスクリーン切替部76を有している。
CMYKスクリーン処理部70は、中間ラスタバッファ52から取得した8ビットCMYKW画像信号値でなるC’M’Y’K’W’画像信号のうちのC’M’Y’K’画像信号に対し、ディザ法を用いて1ビットCMYK画像信号値でなるC”M”Y”K”画像信号に変換し、当該C”M”Y”K”画像信号をラスタバッファ56(図2)に供給する。具体的にはCMYKスクリーン処理部70は、それぞれ8ビットC画像信号値を1ビットC画像信号値に、8ビットM画像信号値を1ビットM画像信号値に、8ビットY画像信号値を1ビットY画像信号値に、8ビットK画像信号値を1ビットK画像信号値に変換する。
CMYKスクリーン処理部70において用いられるCMYK各色のスクリーンの角度は、各色の重ね合わせでモアレが発生しないように設定されている。具体的にはスクリーン角度は、一般的なオフセット印刷と同様に、C=14度、M=76度、Y=90度、K=45度に設定されている。またCMYK各色のスクリーンの線数は電子写真プロセスの特性による粒状感が現れにくいよう、140〜150lpiに設定されている。図5に、C、M、Y及びKそれぞれ600dpiで約25%のハーフトーンを表現したスクリーンを示す。図5(A)はCスクリーンScを示し、スクリーン線数は146lpi、スクリーン角度は14度に設定されている。図5(B)はMスクリーンSmを示し、スクリーン線数は146lpi、スクリーン角度は76度に設定されている。図5(C)はYスクリーンSyを示し、スクリーン線数は150lpi、スクリーン角度は90度に設定されている。図5(D)はKスクリーンSkを示し、スクリーン線数は141lpi、スクリーン角度は45度に設定されている。以下ではCMYKの各色のCスクリーンSc、MスクリーンSm、YスクリーンSy及びKスクリーンSkをまとめてカラースクリーンとも呼ぶ。
W高線数スクリーン処理部72は、中間ラスタバッファ52から取得した8ビットCMYKW画像信号値でなるC’M’Y’K’W’画像信号のうちの8ビットW画像信号値でなるW’画像信号に対し、図6(A)に示す600dpiで約25%のハーフトーンを表現したW高線数スクリーンSWdを用いディザ法により1ビットW画像信号値でなるW”d画像信号に変換し、Wスクリーン切替部76に供給する。以下ではこの処理をW高線数スクリーン処理とも呼ぶ。
W高線数スクリーン処理部72において用いられるW高線数スクリーンSWdの線数及び角度は、CMYK各色との重ね合わせでモアレが発生しないように設定されている。具体的には、スクリーン角度は90度、スクリーン線数は300lpiに設定されている。このようにW高線数スクリーン処理部72は、CMYKの各色に設定されているスクリーン線数に対して2倍以上のスクリーン線数を設定することにより、ホワイトトナーがカラートナーと積層した際のモアレを回避できる。その場合、電子写真プロセスの特性による粒状感が現れ易くはなるが、下地印刷でホワイトトナーが使用される場合、ホワイトトナー層の上にカラートナー層が形成されるため、ホワイトトナー像の粒状感が目立つことはない。
W低線数スクリーン処理部74は、中間ラスタバッファ52から取得した8ビットCMYKW画像信号値でなるC’M’Y’K’W’画像信号のうちの8ビットW画像信号値でなるW’画像信号に対し、図6(B)に示す600dpiで約25%のハーフトーンを表現したW低線数スクリーンSWeを用いディザ法により1ビットW画像信号値でなるW”e画像信号に変換し、Wスクリーン切替部76に供給する。以下ではこの処理をW低線数スクリーン処理とも呼ぶ。
W低線数スクリーン処理部74において用いられるW低線数スクリーンSWeの線数は、ホワイトトナー単色でホワイトトナー像を形成(白単色印刷)する際に、電子写真プロセスの特性による粒状感が現れにくいよう、141lpiに設定されている。またW低線数スクリーンSWeのスクリーン角度は、白単色印刷を行う場合、CMYK各色との重ね合わせによるモアレを考慮する必要がないため、視覚の特性により最も網点を人間が認識し難いと言われる45度に設定されている。以下ではW高線数スクリーンSWd及びW低線数スクリーンSWeをまとめてホワイトスクリーンとも呼ぶ。
このようにW低線数スクリーン処理部74は、W高線数スクリーンSWdよりもスクリーン線数が少なく、解像度が低く設定されたW低線数スクリーンSWeを用いることにより、白単色印刷を行う際の粒状感を抑制することができる。その場合、カラートナー層が存在しないため、カラートナー層とのモアレは発生しない。
Wスクリーン切替部76は、中間ラスタバッファ52からC’M’Y’K’W’画像信号のうちのC’M’Y’K’画像信号を取得すると共に、それぞれW高線数スクリーン処理部72からW”d画像信号を、W低線数スクリーン処理部74からW”e画像信号を取得する。またWスクリーン切替部76は、C’M’Y’K’W’画像信号の画像信号値を判定し、その判定結果に基づき、W高線数スクリーン処理が行われた1ビットW画像信号値でなるW”d画像信号か、W低線数スクリーン処理が行われた1ビットW画像信号値でなるW”e画像信号かの何れかを選択し、W”画像信号としてラスタバッファ56(図2)に供給する。
具体的にはWスクリーン切替部76は、CMYK各色が0%であった場合、すなわちC’=0、M’=0、Y’=0、K’=0であった場合、W”d画像信号を選択してW”画像信号として出力する一方、それ以外の場合、すなわちCMYKの何れか1つでも画像信号値が1以上のものが存在した場合、W”e画像信号を選択してW”画像信号として出力する。これによりWスクリーン切替部76は、白単色印刷を想定した画像に対してはW低線数スクリーン処理が行われたW”画像信号を、下地印刷の目的でホワイトトナーを使用する画像に対してはW高線数スクリーン処理が行われたW”画像信号を出力する。
[1−5.印刷処理手順]
次に、プリンタ1による印刷処理の具体的な処理手順について、図7のフローチャートを用いて説明する。統轄制御部10は、ROMから印刷処理プログラムを読み出して実行することにより印刷処理手順RT1を開始し、ステップSP1へ移る。
ステップSP1においてコントローラ部14は、印刷データ受信部40により外部から印刷データを受信して印刷データバッファ42に一時的に格納し、ステップSP2へ移る。
ステップSP2においてコントローラ部14は、編集処理部44により編集処理を行い、ステップSP3へ移る。具体的には編集処理部44は、印刷データバッファ42から印刷データを読み込み、ページ毎にコマンド解析及び描画データの作成を行い、描画データをディスプレイコード化してページバッファ46に格納する。
ステップSP3においてコントローラ部14は、後述する色変換処理手順SRT1に移り色変換処理部50により色変換処理を行い、ステップSP4へ移る。具体的には展開処理部48がページバッファ46から1ページ分のディスプレイコードを読み込み、色変換処理部50は描画データの画像信号の画像信号値を8ビットCMYKW画像信号値に変換する。
ステップSP4においてコントローラ部14は、展開処理部48により展開処理を行い、ステップSP5へ移る。具体的には展開処理部48は、ページ全体の印刷内容を8ビットCMYKWラスタイメージに変換して中間ラスタバッファ52に格納する。
ステップSP5においてコントローラ部14は、後述するハーフトーン処理手順SRT2に移りハーフトーン処理部54によりハーフトーン処理を行い、ステップSP6へ移る。具体的にはハーフトーン処理部54は、中間ラスタバッファ52からCMYKW画像信号のラスタイメージを読み込み、プリンタエンジン12で現像可能な1ビットCMYKW画像信号値でなるC”M”Y”K”W”画像信号に変換してラスタバッファ56に格納する。
ステップSP6においてプリンタエンジン制御部16は、ラスタバッファ56から1ページ分のラスタイメージを読み込み、プリンタエンジン12を動作させて、読み込んだラスタイメージの印刷を行い、ステップSP7へ移り印刷処理手順RT1を終了する。
[1−6.色変換処理手順]
コントローラ部14は、印刷処理手順RT1(図7)においてステップSP3へ移ると、図8に示す色変換処理手順SRT1を開始し、ステップSP11へ移る。
ステップSP11において色変換処理部50は、展開処理部48から画像信号を取得し、取得した画像信号がRGB画像信号であるか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、色変換処理部50はステップSP12へ移り、色分解部60によりRGB画像信号をCMYK画像信号に変換し、ステップSP13へ移る。一方ステップSP11において否定結果が得られると、色変換処理部50はステップSP13へ移る。
ステップSP13において色変換処理部50は、CMYKトナー総量制御部62により、色分解部60又は展開処理部48からCMYK画像信号を、又は展開処理部48からCMYKW画像信号を取得し、CMYKトナー総量がCMYKトナー総量上限値よりも大きいか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、色変換処理部50はステップSP14へ移り、CMYKトナー総量制御処理を行い、ステップSP15へ移る。一方ステップSP13において否定結果が得られると、色変換処理部50はステップSP15へ移る。
ステップSP15において色変換処理部50は、展開処理部48から取得した画像信号がCMYKW画像信号であるか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、色変換処理部50はステップSP17へ移る。一方ステップSP15において否定結果が得られると、色変換処理部50はステップSP16へ移り、W生成処理を行い、CMYKトナー総量制御部62から供給されるC’M’Y’K’画像信号に対して付加すべきホワイトトナー量に対応するW画像信号をW生成部64により生成する。
ステップSP17において色変換処理部50は、CMYK特色トナー総量制御部66により、W生成部64又はCMYKトナー総量制御部62からC’M’Y’K’W画像信号を取得し、CMYKWトナー総量がCMYKWトナー総量上限値よりも大きいか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、色変換処理部50はステップSP18へ移り、CMYKWトナー総量制御処理を行い、ステップSP19へ移り色変換処理手順SRT1を終了する。一方ステップSP17において否定結果が得られると、色変換処理部50はステップSP19へ移り色変換処理手順SRT1を終了する。
[1−7.ハーフトーン処理手順]
コントローラ部14は、印刷処理手順RT1(図7)においてステップSP5へ移ると、図9に示すハーフトーン処理手順SRT2を開始し、ステップSP21へ移る。
ステップSP21においてハーフトーン処理部54は、CMYKスクリーン処理部70により、中間ラスタバッファ52から取得した8ビットCMYKW画像信号値でなるC’M’Y’K’W’画像信号のうちの8ビットC画像信号値を、プリンタエンジン12で印刷可能な1ビットの画像信号である1ビットC画像信号値にCスクリーンScを用いて変換し、C”画像信号としてラスタバッファ56へ出力し、ステップSP22へ移る。
ステップSP22においてハーフトーン処理部54は、CMYKスクリーン処理部70により、中間ラスタバッファ52から取得した8ビットCMYKW画像信号値でなるC’M’Y’K’W’画像信号のうちの8ビットM画像信号値を、プリンタエンジン12で印刷可能な1ビットの画像信号である1ビットM画像信号値にMスクリーンSmを用いて変換し、M”画像信号としてラスタバッファ56へ出力し、ステップSP23へ移る。
ステップSP23においてハーフトーン処理部54は、CMYKスクリーン処理部70により、中間ラスタバッファ52から取得した8ビットCMYKW画像信号値でなるC’M’Y’K’W’画像信号のうちの8ビットY画像信号値を、プリンタエンジン12で印刷可能な1ビットの画像信号である1ビットY画像信号値にYスクリーンSyを用いて変換し、Y”画像信号としてラスタバッファ56へ出力し、ステップSP24へ移る。
ステップSP24においてハーフトーン処理部54は、CMYKスクリーン処理部70により、中間ラスタバッファ52から取得した8ビットCMYKW画像信号値でなるC’M’Y’K’W’画像信号のうちの8ビットK画像信号値を、プリンタエンジン12で印刷可能な1ビットの画像信号である1ビットK画像信号値にKスクリーンSkを用いて変換し、K”画像信号としてラスタバッファ56へ出力し、ステップSP25へ移る。
ステップSP25においてハーフトーン処理部54は、W高線数スクリーン処理部72によりW高線数スクリーン処理を行い、中間ラスタバッファ52から取得した8ビットCMYKW画像信号値でなるC’M’Y’K’W’画像信号のうちの8ビットW画像信号値をプリンタエンジン12で印刷可能な1ビットの画像信号である1ビットW画像信号値にW高線数スクリーンSWdを用いて変換しW”d画像信号として出力し、ステップSP26へ移る。
ステップSP26においてハーフトーン処理部54は、W低線数スクリーン処理部74によりW低線数スクリーン処理を行い、中間ラスタバッファ52から取得した8ビットCMYKW画像信号値でなるC’M’Y’K’W’画像信号のうちの8ビットW画像信号値をプリンタエンジン12で印刷可能な1ビットの画像信号である1ビットW画像信号値にW低線数スクリーンSWeを用いて変換しW”e画像信号として出力し、ステップSP27へ移る。
ステップSP27においてハーフトーン処理部54は、Wスクリーン切替部76により、中間ラスタバッファ52から取得したC’M’Y’K’W’画像信号のうちのC’M’Y’K’画像信号の画像信号値が全て0であるか否か(すなわち(C,M,Y,K)==(0,0,0,0)であるか否か)を判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは、形成する画像はホワイトトナー単色を用いて形成されるものであり、白単色印刷を行うことを表し、このときハーフトーン処理部54は、Wスクリーン切替部76により、W低線数スクリーン処理された1ビットW画像信号値であるW”e画像信号をW”画像信号としてラスタバッファ56に出力し、ステップSP30へ移りハーフトーン処理手順SRT2を終了する。一方ステップSP27において否定結果が得られると(すなわち(C,M,Y,K)!=(0,0,0,0)である場合)、このことは、形成する画像はホワイトトナー及びカラートナーを用いて形成されるものであり、下地印刷を行うことを表し、このときハーフトーン処理部54は、Wスクリーン切替部76により、W高線数スクリーン処理された1ビットW画像信号値であるW”d画像信号をW”画像信号としてラスタバッファ56に出力し、ステップSP30へ移りハーフトーン処理手順SRT2を終了する。
[1−8.効果]
以上の構成においてプリンタ1は、白色のみで構成される画像におけるホワイトトナーにはW低線数スクリーンSWeを適用し、白色とカラーとで構成される画像におけるホワイトトナーにはW高線数スクリーンSWdを適用するようにした。これによりプリンタ1は、白色のみで構成される画像におけるホワイトトナーの粒状感を抑制すると共に、白色とカラーとで構成される画像におけるカラートナーとホワイトトナーとのモアレを抑制することができ、画質を向上させることができる。
以上の構成によればプリンタ1は、ホワイトとしての第1色の現像剤である第1色現像剤としてのホワイトトナーと、第1色とは異なる色であるシアン、マゼンタ、ブラック又はイエローを少なくとも1色含むカラーとしての第2色の現像剤である第2色現像剤としてのカラートナーとを使用して画像を形成するコントローラ部14と、コントローラ部14において形成される画像がホワイトトナーのみを用いて形成される画像であるか否かを判定し、判定結果に基づき、コントローラ部14においてホワイトトナーを使用して画像が形成される際適用されるスクリーン(第1スクリーンとしてのW低線数スクリーンSWe又は第2スクリーンとしてのW高線数スクリーンSWd)を切り替えるWスクリーン切替部76とを設けるようにした。
これによりプリンタ1は、白色のみで構成される画像においては第1スクリーンを適用することにより粒状感を抑制すると共に、白色とカラーとで構成される画像においては第2スクリーンを適用することによりモアレを抑制することができ、画質を向上させることができる。
[2.他の実施の形態]
なお上述した実施の形態においては、下地色としてホワイトを用いる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他の種々の色であっても良く、要は印刷用紙の色を遮蔽することにより、カラートナー層を透過した光を反射する色であれば良い。また上述した実施の形態においては、下地用の色としてホワイトを用い、カラー用の色の一つとしてブラックを用いる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、下地用の色としてブラックを用い、カラー用の色の一つとしてホワイトを用いるようにしても良い。その場合、上述したホワイトの画像信号に対する処理とブラックの画像信号に対する処理とを逆にすれば良い。
また上述した実施の形態においては、Wスクリーン切替部76において、画素単位でW”d画像信号又はW”e画像信号を切り替える場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば画像を構成するオブジェクト単位や、ページ単位等、種々の単位でW”d画像信号又はW”e画像信号を切り替えても良い。また、W”d画像信号又はW”e画像信号を切り替える判定を行う単位を、ユーザが設定しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、W高線数スクリーン処理部72においてカラースクリーン及びW低線数スクリーンSWeよりもスクリーン線数が多いW高線数スクリーンSWdを用い、W低線数スクリーン処理部74においてW高線数スクリーンSWdよりもスクリーン線数が少ないW低線数スクリーンSWeを用いる場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばW高線数スクリーン処理部72においてFM(Frequency Modulation)スクリーン(ランダムドットスクリーン)や誤差拡散スクリーン等、周期性のないスクリーンを用い、W低線数スクリーン処理部74においてAM(Amplitude Modulation)スクリーンを用いても良い。
ここで、FMスクリーンとは、一定サイズのドットの分布する密度を変化させることで濃淡を表現する、すなわち濃度を周波数の変化で表すスクリーンである。また、誤差拡散スクリーンとは、例えば1つのドットを閾値と比較することにより256階調を2値化していく際に、当該1つのドットを2値化した場合の誤差を、右隣、右下及び下のドットのように周辺のドットに拡散していくスクリーンである。FMスクリーンは、周波数変調によって階調を再現するため、ハイライト部分では数ドットからなる多数の孤立点で構成される。電子写真プロセスの特性上、数ドットからなる孤立点を忠実に再現することは困難であり、結果的に、孤立点の形状は不規則になり、粒状感が増加して画質の低下を引き起こすことになる。但しホワイトトナーを下地印刷に使用する場合には、ホワイトトナー層の上にカラートナー層が積層されるため、FMスクリーンを用いても画質の低下は目立たないものとなる。また、FMスクリーンは周波数特性を持たないため、カラートナーと積層した際のモアレを抑制することができる。このように、FMスクリーンや誤差拡散スクリーン等の周波数特性を持たないスクリーンを用いた場合、下地印刷においてカラートナーと積層した際のモアレを抑制できる。また電子写真プロセスの特性による粒状感が現れ易くはなるが、白単色印刷ではなく下地印刷でホワイトトナーが使用される場合、ホワイトトナー像の粒状感が目立つことはない。
一方、AMスクリーンとは、一定密度のドットの大きさを変化させることで濃淡を表現する、すなわち濃度を振幅の変化で表すスクリーンである。AMスクリーンは、周波数特性を有しないため、粒状感が発生しにくく画質が低下しにくい。このように、AMスクリーン等の周波数特性を持つスクリーンを用いた場合、白単色印刷において粒状感が発生しにくく画質が低下しにくい。また周波数特性を持つため仮にカラートナー層と積層された場合モアレが発生しやすくなるが、白単色印刷でホワイトトナーが用いられる場合、カラートナー層が存在しないため、カラートナー層とのモアレは発生しない。
これによりプリンタは、白色のみで構成される画像には、周波数特性を有するスクリーンを適用することにより粒状感を抑制すると共に、白色とカラーとで構成される画像には、周波数特性を有さないスクリーンを適用することによりモアレを抑制することができ、画質を向上させることができる。
さらに上述した実施の形態においてはW高線数スクリーン処理部72は、第3スクリーンとしてのカラースクリーンのスクリーン線数に対して2倍以上のスクリーン線数を有するW高線数スクリーンSWdを用いることにより、モアレを抑制する場合について述べた。本発明はこれに限らず、要はカラースクリーンのスクリーン線数とW高線数スクリーンSWdとのスクリーン線数が異なっていれば良い。
さらに上述した実施の形態におけるCスクリーンSc、MスクリーンSm、YスクリーンSy、KスクリーンSk、W高線数スクリーンSWd及びW低線数スクリーンSWeにおけるスクリーン線数及びスクリーン角度は、上述した値に限らず種々の値で良い。要は、スクリーンを重ねた際にモアレを抑制し、且つ粒状感を抑制し画像が低下しなければ良い。
さらに上述した実施の形態においては、図4のハーフトーン処理部54において、それぞれW高線数スクリーン処理部72でW”d画像信号を、W低線数スクリーン処理部74でW”e画像信号を生成した後に、Wスクリーン切替部76においてW”d画像信号かW”e画像信号かの何れかをW”画像信号として出力するかを切り変える場合について述べた。本発明はこれに限らず、ハーフトーン処理部54は例えば白単色印刷か又は下地印刷かのどちらの目的でホワイトトナーを使用する画像かをWスクリーン切替部76においてまず判定し、W高線数スクリーン処理部72又はW低線数スクリーン処理部74の何れか一方のみにW’画像信号を入力し、W”d画像信号又はW”e画像信号の何れか一方のみを生成するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、カラートナーはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)全てにより構成される場合について述べた。本発明はこれに限らず、カラートナーはシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)のうちから所定数のトナーを選択して構成しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、プリンタ1は5色のトナーに対応した5つの画像形成ユニット32を有する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、プリンタ1は4色以下のトナーに対応した4つ以下の画像形成ユニット又は6色以上のトナーに対応した6つ以上の画像形成ユニット等、種々の個数の画像形成ユニットを有して良い。
さらに上述した実施の形態においては、電子写真式のカラープリンタに本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばコピー機、FAX機等、外部から印刷データやスキャン画像データ等を入力して画像を形成する種々の装置に本発明を適用しても良い。また、画像を形成する機構を有していないコンピュータやプリンタサーバにおいて、本発明のコントローラ部14が行う処理を行っても良い。
さらに上述した実施の形態においては、画像形成部としてのコントローラ部14と、判定部としてのWスクリーン切替部76と、切替部としてのWスクリーン切替部76とによって、画像形成装置としてのプリンタ1を構成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる画像形成部と、判定部と、切替部とによって画像形成装置を構成するようにしても良い。
本発明は、プリンタに画像を印刷させるコンピュータの他、イメージスキャナやファクシミリ装置、或いは複写機等、画像に関する種々の処理を行う種々の電子機器でも利用できる。
1……プリンタ、10……統轄制御部、12……プリンタエンジン、14……コントローラ部、16……プリンタエンジン制御部、20……給紙トレイ、22……給紙部、24……画像形成部、26……定着部、28……排出部、30……両面印刷ユニット、32……画像形成ユニット、40……印刷データ受信部、42……印刷データバッファ、44……編集処理部、46……ページバッファ、48……展開処理部、50……色変換処理部、52……中間ラスタバッファ、54……ハーフトーン処理部、56……ラスタバッファ、60……色分解部、62……CMYKトナー総量制御部、64……W生成部、66……CMYK特色トナー総量制御部、70……CMYKスクリーン処理部、72……W高線数スクリーン処理部、74……W低線数スクリーン処理部、76……Wスクリーン切替部、Sc……Cスクリーン、Sm……Mスクリーン、Sy……Yスクリーン、Sk……Kスクリーン、SWd……W高線数スクリーン、SWe……W低線数スクリーン。

Claims (8)

  1. 第1色の現像剤である第1色現像剤と、前記第1色とは異なる色を少なくとも1色含む第2色の現像剤である第2色現像剤とを使用して画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部において形成される画像が前記第2色現像剤を用いて形成される画像であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づき、前記画像形成部において形成される画像が前記第1色現像剤のみを用いて形成される画像である場合において前記第1色現像剤を使用して画像が形成される際に適用される第1スクリーンと、形成される画像が前記第1色現像剤及び前記第2色現像剤を用いて形成される画像である場合において前記第1色現像剤を下地色として使用して画像が形成される際に適用される、前記第1スクリーンよりも線数が高い第2スクリーンとを切り替える切替部と
    を有する画像形成装置。
  2. 前記第1色は、ホワイトである
    請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2色は、カラー表現で用いられる色である
    請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2色は、少なくともシアン、マゼンタ及びイエローを含む
    請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2色は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックである
    請求項に記載の画像形成装置。
  6. 第1色の現像剤である第1色現像剤と、前記第1色とは異なる色を少なくとも1色含む第2色の現像剤である第2色現像剤とを使用して画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部において形成される画像が前記第2色現像剤を用いて形成される画像であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づき、前記画像形成部において形成される画像が前記第1色現像剤のみを用いて形成される画像である場合において前記第1色現像剤を使用して画像が形成される際に適用される周波数特性を有する第1スクリーンと、形成される画像が前記第1色現像剤及び前記第2色現像剤を用いて形成される画像である場合において前記第1色現像剤を使用して画像が形成される際に適用される周波数特性を有さない第2スクリーンとを切り替える切替部と
    を有する画像形成装置。
  7. 第1色の現像剤である第1色現像剤と、前記第1色とは異なる色の第2色現像剤とを用いて画像形成する画像形成方法において、
    前記第2色現像剤を用いずに前記第1色現像剤を用いて形成される画像である場合に前記第1色現像剤を使用して画像が形成される際第1スクリーンを使用し、
    前記第2色現像剤と共に前記第1色現像剤を用いて形成される画像である場合に前記第1色現像剤を下地色として使用して画像が形成される際前記第1スクリーンよりも線数が高い第2スクリーンを使用する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  8. 第1色の現像剤である第1色現像剤と、前記第1色とは異なる色の第2色現像剤とを用いて画像形成する画像形成方法において、
    前記第2色現像剤を用いずに前記第1色現像剤を用いて形成される画像である場合に前記第1色現像剤を使用して画像が形成される際周波数特性を有する第1スクリーンを使用し、
    前記第2色現像剤と共に前記第1色現像剤を用いて形成される画像である場合に前記第1色現像剤を使用して画像が形成される際周波数特性を有さない第2スクリーンを使用する
    ことを特徴とする画像形成方法。
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