JP2017098779A - 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像データに対して回転処理が行われるか不明な場合も画質劣化を抑制することを目的とする。【解決手段】搬送方向の切替の可能性がある場合、画像データに疑似中間調処理後に回転処理があることを想定した第1のマトリクスを適用した第1の画像データと、画像データに疑似中間調処理後に回転処理がないことを想定した第2のマトリクスを適用した第2の画像データと、を作成する第1の作成手段と、搬送方向の切替の可能性がない場合、回転処理があるか否かに応じて、画像データに第1のマトリクスを適用した第1の画像データ、又は画像データに第2のマトリクスを適用した第2の画像データを作成する第2の作成手段と、を有することによって課題を解決する。【選択図】図5
Description
本発明は、画像処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
複写機又はプリンタ等の画像形成装置に用いられる画像記録方式として、電子写真方式が知られている。電子写真方式は、レーザビームを利用して感光ドラム上に潜像を形成し、帯電した色材(以下、トナーと称する)により現像するものである。印刷は現像されたトナーを転写紙に転写して定着させることにより行う。
この際、電子写真方式の画像形成装置は低階調のみ出力可能であることが多い。したがって、対象画像データの中間調表現を安定して忠実に再現するために、印刷の際には画像データに対してディザ処理や誤差拡散処理等といった疑似中間調処理がなされる。
一方で、製本やソート等の仕上げ処理、又は紙なし時のカセットの変更といった処理を目的として、画像データを画像形成装置内のメモリ又はハードディスクドライブ等の記憶装置に一時格納しておき回転処理を行う場合がある。ここで画像データを格納しておく場合、多階調の画像データよりも、疑似中間調処理後のドットパターンからなる画像データを保存しておく方が容量の観点で有利である。
しかしながら、従来の画像形成装置では、疑似中間調処理後の画像データに対して90度の回転処理を行ったのちに出力した場合、行わない画像データの出力結果と画像濃度に変化を生じてしまうという問題があることが分かっている。これはディザ処理によりドットパターンが形成されるが、回転処理によりそのパターン形状が変化してしまうために起こる問題である。ドットパターンの形状の変化は感光ドラム上でレーザ照射して得られる潜像パターンを変化させる要因となり、その結、果画像濃度が変化してしまう。また、ディザ処理により形成されたドットパターンは所定のスクリーン角を持っているが、回転処理により最適なスクリーン角ではなくなるとモアレやムラを生じる原因にもなる。
疑似中間調処理後の画像データの回転処理に係わる上記問題への対処として、特許文献1では次のような技術が開示されている。即ち、特許文献1では、ディザ処理に用いられるスクリーン閾値マトリクスに対して、画像データの回転角度と逆の角度をスクリーン角に持つ回転用のスクリーン閾値マトリクスを用意する。画像データの回転処理が必要な際には、回転用のスクリーン閾値マトリクスでディザ処理を行い、ディザ処理後の画像データを回転する。こうすることで多階調画像データに対し画像データの回転処理を行った後にディザ処理を行ったものと等価な画像データを得ることができる。
この際、電子写真方式の画像形成装置は低階調のみ出力可能であることが多い。したがって、対象画像データの中間調表現を安定して忠実に再現するために、印刷の際には画像データに対してディザ処理や誤差拡散処理等といった疑似中間調処理がなされる。
一方で、製本やソート等の仕上げ処理、又は紙なし時のカセットの変更といった処理を目的として、画像データを画像形成装置内のメモリ又はハードディスクドライブ等の記憶装置に一時格納しておき回転処理を行う場合がある。ここで画像データを格納しておく場合、多階調の画像データよりも、疑似中間調処理後のドットパターンからなる画像データを保存しておく方が容量の観点で有利である。
しかしながら、従来の画像形成装置では、疑似中間調処理後の画像データに対して90度の回転処理を行ったのちに出力した場合、行わない画像データの出力結果と画像濃度に変化を生じてしまうという問題があることが分かっている。これはディザ処理によりドットパターンが形成されるが、回転処理によりそのパターン形状が変化してしまうために起こる問題である。ドットパターンの形状の変化は感光ドラム上でレーザ照射して得られる潜像パターンを変化させる要因となり、その結、果画像濃度が変化してしまう。また、ディザ処理により形成されたドットパターンは所定のスクリーン角を持っているが、回転処理により最適なスクリーン角ではなくなるとモアレやムラを生じる原因にもなる。
疑似中間調処理後の画像データの回転処理に係わる上記問題への対処として、特許文献1では次のような技術が開示されている。即ち、特許文献1では、ディザ処理に用いられるスクリーン閾値マトリクスに対して、画像データの回転角度と逆の角度をスクリーン角に持つ回転用のスクリーン閾値マトリクスを用意する。画像データの回転処理が必要な際には、回転用のスクリーン閾値マトリクスでディザ処理を行い、ディザ処理後の画像データを回転する。こうすることで多階調画像データに対し画像データの回転処理を行った後にディザ処理を行ったものと等価な画像データを得ることができる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、予め画像データに対して回転処理が行われることが分かっており、また、回転処理の際の回転角度が分かっている場合にしか対処できないという課題がある。
複写機やプリンタ等の画像形成装置には、転写紙を給紙するための給紙トレイが複数設けられているものがある。ここで給紙元となっている給紙トレイが用紙切れとなった場合に、同一種類の用紙が格納されている他の給紙トレイを給紙元として自動的に切替ることでユーザの負荷を軽減することが行われている。これはオートカセットチェンジと呼ばれる。オートカセットチェンジでは、例えば、A4用紙に対して、当初はランドスケープ方向で給紙されていたのに対し、用紙切れに伴い、ポートレート方向での給紙に切り替わるケースがある。この場合、出力には画像データの回転処理が必要となるが、オートカセットチェンジの発生は予め分かるものではなく、疑似中間調処理後の画像データの回転処理に伴う問題が発生することになる。
本発明は、画像データに対して回転処理が行われるか不明な場合も画質劣化を抑制することを目的とする。
複写機やプリンタ等の画像形成装置には、転写紙を給紙するための給紙トレイが複数設けられているものがある。ここで給紙元となっている給紙トレイが用紙切れとなった場合に、同一種類の用紙が格納されている他の給紙トレイを給紙元として自動的に切替ることでユーザの負荷を軽減することが行われている。これはオートカセットチェンジと呼ばれる。オートカセットチェンジでは、例えば、A4用紙に対して、当初はランドスケープ方向で給紙されていたのに対し、用紙切れに伴い、ポートレート方向での給紙に切り替わるケースがある。この場合、出力には画像データの回転処理が必要となるが、オートカセットチェンジの発生は予め分かるものではなく、疑似中間調処理後の画像データの回転処理に伴う問題が発生することになる。
本発明は、画像データに対して回転処理が行われるか不明な場合も画質劣化を抑制することを目的とする。
そこで、本発明の画像処理装置は、搬送方向の切替の可能性がある場合、画像データに疑似中間調処理後に回転処理があることを想定した第1のマトリクスを適用した第1の画像データと、前記画像データに疑似中間調処理後に回転処理がないことを想定した第2のマトリクスを適用した第2の画像データと、を作成する第1の作成手段と、搬送方向の切替の可能性がない場合、回転処理があるか否かに応じて、前記画像データに前記第1のマトリクスを適用した前記第1の画像データ、又は前記画像データに前記第2のマトリクスを適用した前記第2の画像データを作成する第2の作成手段と、を有する。
本発明によれば、画像データに対して回転処理が行われるか不明な場合も画質劣化を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。画像処理装置は、後述する図2の全体を示す画像形成装置の各種制御を司る。画像処理装置は、ハードウェア構成として、CPU101、ROM102、RAM103、表示部104、操作部105、エンジンインターフェース106、ネットワークインターフェース107、外部インターフェース108、システムバス109を備える。
CPU101は、装置全体の制御及び演算処理等を行う中央処理装置であり、ROM102等に格納されたプログラムに基づき後述する各処理を実行する。ROM102は、読み出し専用メモリである。ROM102は、システム起動プログラム、プリンタエンジン210の制御を行うプログラム、文字データ及び文字コード情報等のデータの記憶領域である。RAM103は、ランダムアクセスメモリである。RAM103には、ダウンロードにより追加登録されたフォントデータが記憶され、また、様々な処理毎にプログラムやデータがロードされる。更に、RAM103に各種プログラムが展開され、CPU101により実行される。また、RAM103は、受信した画像データのデータ記憶領域として利用される。RAM103は、データをスプールしたり、プログラムや各情報ファイル・画像データを格納したり、CPU101の作業用の領域として利用されたりする。
表示部104は、例えば液晶表示器を有し、CPU101の制御下で各種表示を行う。表示部104は、例えば、画像形成装置の設定状態や、現在の装置内部の処理、エラー状態等の表示に使用される。操作部105は、ユーザが設定の変更やリセットを画像形成装置に指示するために使用される。操作部105は、表示部104と共にユーザインターフェースを提供する。例えば、操作部105は、レイアウトや拡大縮小回転等の設定といったような印刷条件の指定を受け付けるための操作画面を表示部104に表示させることができる。
図1は、画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。画像処理装置は、後述する図2の全体を示す画像形成装置の各種制御を司る。画像処理装置は、ハードウェア構成として、CPU101、ROM102、RAM103、表示部104、操作部105、エンジンインターフェース106、ネットワークインターフェース107、外部インターフェース108、システムバス109を備える。
CPU101は、装置全体の制御及び演算処理等を行う中央処理装置であり、ROM102等に格納されたプログラムに基づき後述する各処理を実行する。ROM102は、読み出し専用メモリである。ROM102は、システム起動プログラム、プリンタエンジン210の制御を行うプログラム、文字データ及び文字コード情報等のデータの記憶領域である。RAM103は、ランダムアクセスメモリである。RAM103には、ダウンロードにより追加登録されたフォントデータが記憶され、また、様々な処理毎にプログラムやデータがロードされる。更に、RAM103に各種プログラムが展開され、CPU101により実行される。また、RAM103は、受信した画像データのデータ記憶領域として利用される。RAM103は、データをスプールしたり、プログラムや各情報ファイル・画像データを格納したり、CPU101の作業用の領域として利用されたりする。
表示部104は、例えば液晶表示器を有し、CPU101の制御下で各種表示を行う。表示部104は、例えば、画像形成装置の設定状態や、現在の装置内部の処理、エラー状態等の表示に使用される。操作部105は、ユーザが設定の変更やリセットを画像形成装置に指示するために使用される。操作部105は、表示部104と共にユーザインターフェースを提供する。例えば、操作部105は、レイアウトや拡大縮小回転等の設定といったような印刷条件の指定を受け付けるための操作画面を表示部104に表示させることができる。
エンジンインターフェース106は、プリンタエンジンを制御するコマンド等を入出力するインターフェースである。ネットワークインターフェース107は、画像処理装置をネットワークに接続するためのインターフェースである。例えば、画像処理装置は、ネットワーク及びネットワークインターフェース107を介して、ホストコンピュータから画像データや描画コマンドを受信する。外部インターフェース108は、例えばパラレルやシリアルのインターフェースを介して画像入力装置であるスキャナやデジタルカメラと接続される。システムバス109は、上述の構成要素間のデータ通路として機能する。
後述するフローチャートで示す処理手順に係るプログラムは、ROM102、RAM103等の装置に記憶され、CPU101により実行される。即ち、CPU101が、ROM102、RAM103等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することにより、後述する図5、図8のフローチャートの処理が実現される。図1に示されるハードウェア構成は、一例である。画像処理装置は、図1に示される構成以外にハードディスク等の記憶装置を有していてもよい。そして、記憶装置にプログラムやCPU101が処理を実行する際に利用するデータ等を記憶するようにしてもよい。
後述するフローチャートで示す処理手順に係るプログラムは、ROM102、RAM103等の装置に記憶され、CPU101により実行される。即ち、CPU101が、ROM102、RAM103等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することにより、後述する図5、図8のフローチャートの処理が実現される。図1に示されるハードウェア構成は、一例である。画像処理装置は、図1に示される構成以外にハードディスク等の記憶装置を有していてもよい。そして、記憶装置にプログラムやCPU101が処理を実行する際に利用するデータ等を記憶するようにしてもよい。
図2は、画像形成装置の機能構成の一例を示す図である。画像形成装置は、画像入力装置202、画像処理装置203、画像出力装置204を有するMFPである。なお、画像処理装置203の各機能部は、例えば、CPU101がROM102に格納されたプログラムを実行することで実現されてもよいし、それらの一部又は全てが専用のICで実現されてもよい。
以下、図2を参照して、ホストコンピュータ201から伝送された描画コマンドを受信し印刷を行う処理について説明する。
ホストコンピュータ201上で動作するアプリケーションは、ページレイアウト文書やワードプロセッサ文書、グラフィック文書等を作成する。これらアプリケーションで作成されたデジタル文書データはホストコンピュータ201のプリンタドライバに送信され、デジタル文書に基づいた描画コマンドが生成される。なお、プリンタドライバに送信されるデジタル文書データは、ホストコンピュータ201で作成されたものに限られず、他のコンピュータのアプリケーション又はスキャナにより作成され、ホストコンピュータ201に保存されているものであってもよい。
ここで生成される描画コマンドとしては、PDL(Page Description Language)と呼ばれるページ画像データを作成するためのページ記述言語が一般的である。描画コマンドには通常、イメージやグラフィックス、テキスト等のデータの描画命令と共に印刷解像度や印刷部数やページレイアウト、印刷順序等に関する印刷設定が制御命令として含まれている。
プリンタドライバにより生成された描画コマンドは、ネットワークを介して画像処理装置203に伝送される。画像処理装置203は、ホストコンピュータ201から受信した描画コマンドに基づいて、画像出力装置204が画像形成可能な画像フォーマットの画像データを生成する。
以下、図2を参照して、ホストコンピュータ201から伝送された描画コマンドを受信し印刷を行う処理について説明する。
ホストコンピュータ201上で動作するアプリケーションは、ページレイアウト文書やワードプロセッサ文書、グラフィック文書等を作成する。これらアプリケーションで作成されたデジタル文書データはホストコンピュータ201のプリンタドライバに送信され、デジタル文書に基づいた描画コマンドが生成される。なお、プリンタドライバに送信されるデジタル文書データは、ホストコンピュータ201で作成されたものに限られず、他のコンピュータのアプリケーション又はスキャナにより作成され、ホストコンピュータ201に保存されているものであってもよい。
ここで生成される描画コマンドとしては、PDL(Page Description Language)と呼ばれるページ画像データを作成するためのページ記述言語が一般的である。描画コマンドには通常、イメージやグラフィックス、テキスト等のデータの描画命令と共に印刷解像度や印刷部数やページレイアウト、印刷順序等に関する印刷設定が制御命令として含まれている。
プリンタドライバにより生成された描画コマンドは、ネットワークを介して画像処理装置203に伝送される。画像処理装置203は、ホストコンピュータ201から受信した描画コマンドに基づいて、画像出力装置204が画像形成可能な画像フォーマットの画像データを生成する。
ここで画像処理装置203は、描画コマンド処理部205、入力画像処理部206、及び出力画像処理部207を備える。
描画コマンド処理部205は、ホストコンピュータ201より受信した描画コマンドに対して解析処理を行い、描画オブジェクトを生成し、更にラスタライズ処理を行うことによりビットマップ画像を生成する。この際、描画コマンド処理部205は、描画コマンド内に含まれていた印刷設定、例えばレイアウト等の印刷設定に関する制御命令も抽出する。
次に、出力画像処理部207は、生成されたビットマップ画像に対し、印刷設定に応じた色変換処理、疑似中間調処理等の画像処理を実施して、プリンタエンジン210が処理可能な画像フォーマットよりなる画像データに変換する。こうして生成された画像データはエンジンインターフェース106を介して画像出力装置204に送信される。出力画像処理部207の処理の詳細については後述する。
画像出力装置204は、画像処理装置203に接続されており、給紙ユニット209、プリンタエンジン210を備える。プリンタエンジン210は、予め定められた画像フォーマットで生成された画像データを画像処理装置203から受信し、給紙ユニット209より給紙された転写紙面への印刷を行う。即ち、露光・現像・転写・定着の処理を経ることで転写材である紙面への印刷が完了する。
以上説明した処理によりホストコンピュータ201からの描画コマンドを画像として印刷する処理が完了する。
描画コマンド処理部205は、ホストコンピュータ201より受信した描画コマンドに対して解析処理を行い、描画オブジェクトを生成し、更にラスタライズ処理を行うことによりビットマップ画像を生成する。この際、描画コマンド処理部205は、描画コマンド内に含まれていた印刷設定、例えばレイアウト等の印刷設定に関する制御命令も抽出する。
次に、出力画像処理部207は、生成されたビットマップ画像に対し、印刷設定に応じた色変換処理、疑似中間調処理等の画像処理を実施して、プリンタエンジン210が処理可能な画像フォーマットよりなる画像データに変換する。こうして生成された画像データはエンジンインターフェース106を介して画像出力装置204に送信される。出力画像処理部207の処理の詳細については後述する。
画像出力装置204は、画像処理装置203に接続されており、給紙ユニット209、プリンタエンジン210を備える。プリンタエンジン210は、予め定められた画像フォーマットで生成された画像データを画像処理装置203から受信し、給紙ユニット209より給紙された転写紙面への印刷を行う。即ち、露光・現像・転写・定着の処理を経ることで転写材である紙面への印刷が完了する。
以上説明した処理によりホストコンピュータ201からの描画コマンドを画像として印刷する処理が完了する。
次に、スキャナ208等の画像入力装置202から入力されるビットマップ画像について印刷を行う処理について説明する。スキャナ208は外部インターフェース108を介して画像処理装置203に接続されている。スキャナ208は、紙やフィルムに印刷された画像を光学的に走査し、その反射光や透過光の強度を測り、アナログ−デジタル変換することでビットマップ画像を読み込む。ここで取得されるビットマップ画像は一般的にRGB画像となる。
スキャナ208より受信されたビットマップ画像は、入力画像処理部206に供給される。
入力画像処理部206は、受信したビットマップ画像データに対してシェーディング補正や、ライン間補正、色補正等の画像処理を行う。次に出力画像処理部207において、受信されたビットマップ画像に画像処理を施すことにより、ビットマップ画像はプリンタエンジン210が受信可能な画像フォーマットに変換される。
こうして生成された画像データは、プリンタエンジン210に転送され、プリンタエンジン210により紙面に画像が出力される。以上説明した処理によりスキャナ208等の画像入力装置202から入力されるビットマップ画像を印刷する処理が完了する。
なお、ホストコンピュータ201から描画コマンドではなくビットマップやJPEG圧縮された画像データが受信されるケースがある。その場合、ホストコンピュータ201から受信された画像データは、入力画像処理部206へ入力されることになる。
スキャナ208より受信されたビットマップ画像は、入力画像処理部206に供給される。
入力画像処理部206は、受信したビットマップ画像データに対してシェーディング補正や、ライン間補正、色補正等の画像処理を行う。次に出力画像処理部207において、受信されたビットマップ画像に画像処理を施すことにより、ビットマップ画像はプリンタエンジン210が受信可能な画像フォーマットに変換される。
こうして生成された画像データは、プリンタエンジン210に転送され、プリンタエンジン210により紙面に画像が出力される。以上説明した処理によりスキャナ208等の画像入力装置202から入力されるビットマップ画像を印刷する処理が完了する。
なお、ホストコンピュータ201から描画コマンドではなくビットマップやJPEG圧縮された画像データが受信されるケースがある。その場合、ホストコンピュータ201から受信された画像データは、入力画像処理部206へ入力されることになる。
図3は、出力画像処理部207の機能構成の一例を示す図である。
色変換処理部301は、描画コマンド処理部205や入力画像処理部206から入力されるRGB色空間画像データを、プリンタエンジン210による画像形成のためにCMYKの4色のトナーに対応するCMYK色空間画像データに変換する変換処理を行う。
濃度補正処理部302は、色変換処理されたCMYKの画像データに対して濃度補正処理を行い、プリンタエンジン固有の濃度特性を補正するガンマ補正を行う。より具体的な処理方法としては、CMYK各色に対して入力濃度レベルと出力濃度レベルを対応付ける濃度補正テーブルを使用する方法、関数により演算に求める方法があげられる。
疑似中間調処理部303は、濃度補正処理部302において濃度補正されたCMYKの画像データに対して、疑似中間調処理を行う。プリンタエンジン210は、通常、2、4、16階調等、低階調のみ出力可能であることが多い。したがって、少ない階調数しか出力できないプリンタエンジン210においても安定した中間調表現が可能なように疑似中間調処理部303では誤差拡散処理、ディザ処理といった疑似中間調処理を行う。
なお、疑似中間調処理部303は、ディザ処理で適用される閾値マトリクスは写真画像に対しては階調性を優先する低線数スクリーン用を、文字画像に解像度を優先する高線数スクリーン用をと、特徴に合わせて閾値マトリクスを変更するようにしてもよい。閾値マトリクスはそれぞれ閾値マトリクス保持部305に保持されている。
実施形態1では、疑似中間調処理後の画像データに関して回転処理が入ることを想定している。ここで閾値マトリクス保持部305は、疑似中間調処理後に回転処理が入らないことを想定した通常用閾値マトリクスと、回転処理が入ること想定した回転用閾値マトリクスと、をそれぞれの閾値マトリクスに持ち合わせている。
色変換処理部301は、描画コマンド処理部205や入力画像処理部206から入力されるRGB色空間画像データを、プリンタエンジン210による画像形成のためにCMYKの4色のトナーに対応するCMYK色空間画像データに変換する変換処理を行う。
濃度補正処理部302は、色変換処理されたCMYKの画像データに対して濃度補正処理を行い、プリンタエンジン固有の濃度特性を補正するガンマ補正を行う。より具体的な処理方法としては、CMYK各色に対して入力濃度レベルと出力濃度レベルを対応付ける濃度補正テーブルを使用する方法、関数により演算に求める方法があげられる。
疑似中間調処理部303は、濃度補正処理部302において濃度補正されたCMYKの画像データに対して、疑似中間調処理を行う。プリンタエンジン210は、通常、2、4、16階調等、低階調のみ出力可能であることが多い。したがって、少ない階調数しか出力できないプリンタエンジン210においても安定した中間調表現が可能なように疑似中間調処理部303では誤差拡散処理、ディザ処理といった疑似中間調処理を行う。
なお、疑似中間調処理部303は、ディザ処理で適用される閾値マトリクスは写真画像に対しては階調性を優先する低線数スクリーン用を、文字画像に解像度を優先する高線数スクリーン用をと、特徴に合わせて閾値マトリクスを変更するようにしてもよい。閾値マトリクスはそれぞれ閾値マトリクス保持部305に保持されている。
実施形態1では、疑似中間調処理後の画像データに関して回転処理が入ることを想定している。ここで閾値マトリクス保持部305は、疑似中間調処理後に回転処理が入らないことを想定した通常用閾値マトリクスと、回転処理が入ること想定した回転用閾値マトリクスと、をそれぞれの閾値マトリクスに持ち合わせている。
図4は、通常用閾値マトリクス及び回転用閾値マトリクスを説明する図である。
通常用閾値マトリクス401は、600dpiの画像データにディザ処理を適用した際に、スクリーン角が18度、スクリーン線数が190lpiとなる閾値マトリクスである。
この通常用閾値マトリクスを画像データに適用した際のドットパターン例をドットパターン402に示す。
次に回転用閾値マトリクスに関して説明する。
回転用閾値マトリクス403は、通常用閾値マトリクス401に対する回転用閾値マトリクスとなる。ここで例として、疑似中間調処理後の画像データを時計回りに90°回転する場合を想定する。
この場合、回転用閾値マトリクス403は図4に示す様に、通常用閾値マトリクス401の各サブマトリクスを反時計まわりに90°回転させたものとなる。
この回転用閾値マトリクス403を画像データに適用した際にドットパターン例をドットパターン404に示す。また、ドットパターン404で示されたドットパターンを時計まわりに90°回転、即ち画像データに回転処理を適用した際のドットパターン例がドットパターン405である。
図4からも分かるように、通常用閾値マトリクスを適用した場合のドットパターン402と、回転用閾値マトリクスを適用した後、回転処理を適用した場合のドットパターン405とは同等である。
回転制御部306は、上述した通常用閾値マトリクス及び回転用閾値マトリクスのどちらかを適用するか、又は両方適用するかの判断処理を行い、判断の結果、疑似中間調処理部303に指示を与える。ここで、回転制御部306は、印刷設定の情報より適用する閾値マトリクスの選択を行う。また、回転制御部306は、印刷設定の情報及び給紙ユニット209からの情報により、画像データの回転処理を行うか否かの判断を行う。回転制御部306の詳細な説明は後述する。
疑似中間調処理部303により疑似中間調処理された画像データは記憶部304に一旦格納される。回転処理部307は、回転制御部306の指示に従い、必要であれば記憶部304に格納された画像データに回転処理を適用する。出力画像処理部207は、記憶部304に格納された画像データをプリンタエンジン210に送信することで転写紙面への印刷を行わせる。
通常用閾値マトリクス401は、600dpiの画像データにディザ処理を適用した際に、スクリーン角が18度、スクリーン線数が190lpiとなる閾値マトリクスである。
この通常用閾値マトリクスを画像データに適用した際のドットパターン例をドットパターン402に示す。
次に回転用閾値マトリクスに関して説明する。
回転用閾値マトリクス403は、通常用閾値マトリクス401に対する回転用閾値マトリクスとなる。ここで例として、疑似中間調処理後の画像データを時計回りに90°回転する場合を想定する。
この場合、回転用閾値マトリクス403は図4に示す様に、通常用閾値マトリクス401の各サブマトリクスを反時計まわりに90°回転させたものとなる。
この回転用閾値マトリクス403を画像データに適用した際にドットパターン例をドットパターン404に示す。また、ドットパターン404で示されたドットパターンを時計まわりに90°回転、即ち画像データに回転処理を適用した際のドットパターン例がドットパターン405である。
図4からも分かるように、通常用閾値マトリクスを適用した場合のドットパターン402と、回転用閾値マトリクスを適用した後、回転処理を適用した場合のドットパターン405とは同等である。
回転制御部306は、上述した通常用閾値マトリクス及び回転用閾値マトリクスのどちらかを適用するか、又は両方適用するかの判断処理を行い、判断の結果、疑似中間調処理部303に指示を与える。ここで、回転制御部306は、印刷設定の情報より適用する閾値マトリクスの選択を行う。また、回転制御部306は、印刷設定の情報及び給紙ユニット209からの情報により、画像データの回転処理を行うか否かの判断を行う。回転制御部306の詳細な説明は後述する。
疑似中間調処理部303により疑似中間調処理された画像データは記憶部304に一旦格納される。回転処理部307は、回転制御部306の指示に従い、必要であれば記憶部304に格納された画像データに回転処理を適用する。出力画像処理部207は、記憶部304に格納された画像データをプリンタエンジン210に送信することで転写紙面への印刷を行わせる。
図5は、実施形態1の情報処理の一例を示したフローチャートである。本フローチャートは、ROM102に格納されたプログラムにしたがってCPU101が実行することによって実現される。
S501で、回転制御部306は、印刷中に搬送方向の切替の可能性があるか否かを判断する。これは印刷中に例えばA4用紙に対して、当初はランドスケープ方向で給紙されていたのに対し、ポートレート方向での給紙に切り替わるケースがあるか否かの判断になる。又は逆のケースであるポートレート方向からランドスケープ方向への切替も判断に含まれる。
実施形態1において、搬送方向の切替が必ず行われるのは回転ソート機能が有効の場合となる。ここで回転ソート機能とは複数部印刷の際、一部ずつ交互に方向を変えて排紙する機能のことである。また、搬送方法の切替が必ず行われるか不明ではあるが変更の可能性があるものとしてはオートカセットチェンジ機能が有効の場合がある。
印刷中に搬送方向の切替の可能性がある場合、画像処理装置は、ディザ処理として通常用閾値マトリクスを適用した画像データと回転用閾値マトリクスを適用した画像データとの両方を作成する。即ち、S501でYesの場合、S502で回転制御部306は、疑似中間調処理部303に通常用閾値マトリクスの適用を指示する。疑似中間調処理部303は、通常用閾値マトリクスを適用し、通常用画像データを作成する。次にS503で、回転制御部306は、疑似中間調処理部303に回転用閾値マトリクスの適用を指示する。疑似中間調処理部303は、回転用閾値マトリクスを適用し、回転用画像データを作成する。S504で、疑似中間調処理部303は、作成したそれぞれのデータを記憶部304に格納する。一方で、印刷中に搬送方向切替の可能性がない場合、画像処理装置は、印刷設定に応じて画像データの回転処理の有無を判断し必要な画像データを作成する。即ち、S501でNoの場合、回転制御部306は、S505で予め分かっている画像データの回転の有無を判断する。回転処理がない場合(S505においてNo)、S506で、回転制御部306は、疑似中間調処理部303に通常用閾値マトリクスの適用を指示する。疑似中間調処理部303は、指示に基づき通常用閾値マトリクスを適用し、通常用画像データを作成する。そして、S504で、疑似中間調処理部303は、作成したデータを記憶部304に格納する。一方、回転処理がある場合(S505においてYes)、S507で、回転制御部306は、疑似中間調処理部303に回転用閾値マトリクスの適用を指示する。疑似中間調処理部303は、指示に基づき回転用閾値マトリクスを適用し、回転用画像データを作成する。そして、S504で、疑似中間調処理部303は、作成したデータを記憶部304に格納する。
S501で、回転制御部306は、印刷中に搬送方向の切替の可能性があるか否かを判断する。これは印刷中に例えばA4用紙に対して、当初はランドスケープ方向で給紙されていたのに対し、ポートレート方向での給紙に切り替わるケースがあるか否かの判断になる。又は逆のケースであるポートレート方向からランドスケープ方向への切替も判断に含まれる。
実施形態1において、搬送方向の切替が必ず行われるのは回転ソート機能が有効の場合となる。ここで回転ソート機能とは複数部印刷の際、一部ずつ交互に方向を変えて排紙する機能のことである。また、搬送方法の切替が必ず行われるか不明ではあるが変更の可能性があるものとしてはオートカセットチェンジ機能が有効の場合がある。
印刷中に搬送方向の切替の可能性がある場合、画像処理装置は、ディザ処理として通常用閾値マトリクスを適用した画像データと回転用閾値マトリクスを適用した画像データとの両方を作成する。即ち、S501でYesの場合、S502で回転制御部306は、疑似中間調処理部303に通常用閾値マトリクスの適用を指示する。疑似中間調処理部303は、通常用閾値マトリクスを適用し、通常用画像データを作成する。次にS503で、回転制御部306は、疑似中間調処理部303に回転用閾値マトリクスの適用を指示する。疑似中間調処理部303は、回転用閾値マトリクスを適用し、回転用画像データを作成する。S504で、疑似中間調処理部303は、作成したそれぞれのデータを記憶部304に格納する。一方で、印刷中に搬送方向切替の可能性がない場合、画像処理装置は、印刷設定に応じて画像データの回転処理の有無を判断し必要な画像データを作成する。即ち、S501でNoの場合、回転制御部306は、S505で予め分かっている画像データの回転の有無を判断する。回転処理がない場合(S505においてNo)、S506で、回転制御部306は、疑似中間調処理部303に通常用閾値マトリクスの適用を指示する。疑似中間調処理部303は、指示に基づき通常用閾値マトリクスを適用し、通常用画像データを作成する。そして、S504で、疑似中間調処理部303は、作成したデータを記憶部304に格納する。一方、回転処理がある場合(S505においてYes)、S507で、回転制御部306は、疑似中間調処理部303に回転用閾値マトリクスの適用を指示する。疑似中間調処理部303は、指示に基づき回転用閾値マトリクスを適用し、回転用画像データを作成する。そして、S504で、疑似中間調処理部303は、作成したデータを記憶部304に格納する。
S508で、回転制御部306は、記憶部304に格納された画像データに対して、印刷設定及び、給紙ユニット209からの情報により画像データの回転処理の実施の有無を判断する。本実施形態において、回転処理があるのは、予め印刷設定により回転が必要だと分かっている場合、回転ソートで回転が必要な場合、又はオートカセットチェンジにより給紙ユニットの切替と共に回転が必要な場合となる。回転処理がある場合(S508においてYes)、S510で、回転制御部306は、回転処理部307に指示し、回転用画像データに対して回転処理を施す。そして、S511で、回転制御部306は、回転処理が施されたデータを印刷用画像データとする。一方、回転処理がない場合(S508においてNo)、S509で、回転制御部306は、通常用画像データをそのまま印刷用画像データとする。S512で、出力画像処理部207は、印刷用画像データをプリンタエンジン210に転送することで画像データの出力を行う。S508からS512までの情報処理は、S513で、回転制御部306が、ページ終了と判定するまで実施される。
なお、本実施形態において、回転処理によるドットパターンの形状の変化が濃度変化をもたらすことが問題となっている。これは感光ドラム上でレーザ照射して得られる潜像パターンの変化が要因となっている。ここで感光ドラム上でのレーザ照射の走査方向は、紙の搬送方向とは垂直方向となる。したがって、紙の搬送方向と、ドットパターンの形状、即ちスクリーン角度、との関係は常に一致していることが望ましい。
図6は、紙の搬送方向とスクリーン角度との関係について説明する図である。
画像データ601は、通常用閾値マトリクスを適用した画像データとなる。図6中の実線は模式的にスクリーンを示したものである。ここでは例としてポートレートの向きに搬送される紙に出力した場合、搬送方向に対して約18°のスクリーン角度を持った画像データを説明している。一方、画像データ602は、回転用閾値マトリクスを適用した画像データとなる。この画像データをこのままポートレートの向きに搬送される紙に出力した場合、スクリーン角度は搬送方向に対して約108°となる。一方、この画像データをランドスケープの向きに搬送される紙に出力する場合、回転処理を適用する必要がある。この際、時計回りに90°回転させることで、搬送方向に対して約18°のスクリーン角度を持つ画像データ603となる。
図6は、紙の搬送方向とスクリーン角度との関係について説明する図である。
画像データ601は、通常用閾値マトリクスを適用した画像データとなる。図6中の実線は模式的にスクリーンを示したものである。ここでは例としてポートレートの向きに搬送される紙に出力した場合、搬送方向に対して約18°のスクリーン角度を持った画像データを説明している。一方、画像データ602は、回転用閾値マトリクスを適用した画像データとなる。この画像データをこのままポートレートの向きに搬送される紙に出力した場合、スクリーン角度は搬送方向に対して約108°となる。一方、この画像データをランドスケープの向きに搬送される紙に出力する場合、回転処理を適用する必要がある。この際、時計回りに90°回転させることで、搬送方向に対して約18°のスクリーン角度を持つ画像データ603となる。
本実施形態では、回転ソート機能が有効の場合、搬送方向の切替は必ず発生するため、出力画像処理部207は、画像データ601、画像データ602に示す通常用画像データ及び回転用画像データの両方を生成する。
一方、オートカセットチェンジ機能が有効の場合、搬送方向の切替は必ず発生するとは限らない。ここで疑似中間調処理後の画像データに関して通常用画像データ及び回転用画像データの両方を作成しないとする。この場合、もし搬送方向の切替が発生すれば、疑似中間調処理後の画像データの回転処理の問題が発生するため、出力画像処理部207は、画像データの回転処理を行い、再度疑似中間調処理を適用する必要がある。しかしながら、そのためには多値画像データを保持しておく必要があり、これは疑似中間調処理後の画像データを保持しておくことに対してメモリの容量の観点で不利となる。したがって、オートカセットチェンジ機能が有効の場合、出力画像処理部207は、搬送方向の切替は必ず発生するとは限らなくても通常用画像データ及び回転用画像データの両方を作成しておくことが望ましい。
なお、搬送方向の切替が発生しないことが予め分かっているのであれば、出力画像処理部207は、2つの画像データを作成する必要がなく、事前に分かっている回転に合わせた画像データを作成すればよい。これにより、必要ではない画像データを作成しないことでのパフォーマンス劣化を回避することが可能である。
以上のように本実施形態の処理によれば、出力画像処理部207は、紙の搬送方向の切替の可能性に応じて通常用画像データ及び回転用画像データの両方を作るか、片方だけを作るかを判断する。これにより、画像データに対して回転処理が行われるか不明な場合も画質劣化の抑制が可能となる。一方で回転処理が行われないことが明確な場合はパフォーマンスの影響を受けなくなる。
一方、オートカセットチェンジ機能が有効の場合、搬送方向の切替は必ず発生するとは限らない。ここで疑似中間調処理後の画像データに関して通常用画像データ及び回転用画像データの両方を作成しないとする。この場合、もし搬送方向の切替が発生すれば、疑似中間調処理後の画像データの回転処理の問題が発生するため、出力画像処理部207は、画像データの回転処理を行い、再度疑似中間調処理を適用する必要がある。しかしながら、そのためには多値画像データを保持しておく必要があり、これは疑似中間調処理後の画像データを保持しておくことに対してメモリの容量の観点で不利となる。したがって、オートカセットチェンジ機能が有効の場合、出力画像処理部207は、搬送方向の切替は必ず発生するとは限らなくても通常用画像データ及び回転用画像データの両方を作成しておくことが望ましい。
なお、搬送方向の切替が発生しないことが予め分かっているのであれば、出力画像処理部207は、2つの画像データを作成する必要がなく、事前に分かっている回転に合わせた画像データを作成すればよい。これにより、必要ではない画像データを作成しないことでのパフォーマンス劣化を回避することが可能である。
以上のように本実施形態の処理によれば、出力画像処理部207は、紙の搬送方向の切替の可能性に応じて通常用画像データ及び回転用画像データの両方を作るか、片方だけを作るかを判断する。これにより、画像データに対して回転処理が行われるか不明な場合も画質劣化の抑制が可能となる。一方で回転処理が行われないことが明確な場合はパフォーマンスの影響を受けなくなる。
<実施形態2>
画像処理装置は、搬送方向の切替が発生する可能性がある場合、通常用画像データ及び回転用画像データの両方を生成する。この際、実施形態1では、画像処理装置は、順次、通常用画像データと回転用画像データとを作成した。実施形態2では、2つの画像データをよりパフォーマンスを考慮して作成する方法を説明する。
図7は、通常用画像データと回転用画像データとの生成方法を説明する図である。
画像データ701は、印刷対象となる多値画像データである。実施形態2では、画像処理装置は、画像データ701に関して、画像データ702に示すよう、同じ面内に2つ面付け処理を行う。ここで画像データ702aと画像データ702bとは画像データ701で示された画像データと同等の画像データとなる。
このように本実施形態では、2つの画像データが面付けされた画像データ702に対して、実施形態1で示したような出力画像処理部207による処理を行う。即ち、画像処理装置は、色変換処理や濃度補正処理といった処理を行い、疑似中間調処理を行う。なお、実施形態2での疑似中間調処理では、出力画像処理部207は、面内で適用する閾値マトリクスを切替てディザ処理を行う。即ち、本実施形態の出力画像処理部207は、画像データ702aに対しては通常用閾値マトリクスによるディザ処理を行うのに対して、画像データ702bに対しては回転用閾値マトリクスによるディザ処理を行う。これにより画像データ703に示されるような面内でスクリーンの切り替わった画像データを得ることができる。ここで画像データ703aはディザ処理の際に通常用閾値マトリクスを適用した画像データであり、画像データ703bは回転用閾値マトリクスを適用した画像データである。
出力の際には、出力画像処理部207は、画像データ704と画像データ705とのように面付けされているものをそれぞれ分割し、回転に合わせたものを印刷画像データとすればよい。
画像処理装置は、搬送方向の切替が発生する可能性がある場合、通常用画像データ及び回転用画像データの両方を生成する。この際、実施形態1では、画像処理装置は、順次、通常用画像データと回転用画像データとを作成した。実施形態2では、2つの画像データをよりパフォーマンスを考慮して作成する方法を説明する。
図7は、通常用画像データと回転用画像データとの生成方法を説明する図である。
画像データ701は、印刷対象となる多値画像データである。実施形態2では、画像処理装置は、画像データ701に関して、画像データ702に示すよう、同じ面内に2つ面付け処理を行う。ここで画像データ702aと画像データ702bとは画像データ701で示された画像データと同等の画像データとなる。
このように本実施形態では、2つの画像データが面付けされた画像データ702に対して、実施形態1で示したような出力画像処理部207による処理を行う。即ち、画像処理装置は、色変換処理や濃度補正処理といった処理を行い、疑似中間調処理を行う。なお、実施形態2での疑似中間調処理では、出力画像処理部207は、面内で適用する閾値マトリクスを切替てディザ処理を行う。即ち、本実施形態の出力画像処理部207は、画像データ702aに対しては通常用閾値マトリクスによるディザ処理を行うのに対して、画像データ702bに対しては回転用閾値マトリクスによるディザ処理を行う。これにより画像データ703に示されるような面内でスクリーンの切り替わった画像データを得ることができる。ここで画像データ703aはディザ処理の際に通常用閾値マトリクスを適用した画像データであり、画像データ703bは回転用閾値マトリクスを適用した画像データである。
出力の際には、出力画像処理部207は、画像データ704と画像データ705とのように面付けされているものをそれぞれ分割し、回転に合わせたものを印刷画像データとすればよい。
これにより、実施形態1では、通常用画像データと回転用画像データとの生成のためにそれぞれ2回行っていた色変換処理や濃度補正処理といった処理を、1回の処理で済ませることができる。なお、通常用画像データと回転用画像データとに関して、色変換処理はもちろんのこと、濃度補正処理に関しても共通で処理できる。これは、通常用閾値マトリクスで処理された画像データと回転用閾値マトリクスで処理した画像データとを回転させたものは、ドットパターンに差異がなく、濃度特性に変化がないためである。
以上のように本実施形態の処理によれば、出力画像処理部207は、紙の搬送方向の切替の可能性に応じて通常用画像データ及び回転用画像データの両方を作るか、片方だけを作るかを判断する。両方の画像データを作る際には、出力画像処理部207は、対象となる画像データを2つ面付け処理し、同時に画像処理を適用することで、より速度低下への影響を軽減することが可能になる。
以上のように本実施形態の処理によれば、出力画像処理部207は、紙の搬送方向の切替の可能性に応じて通常用画像データ及び回転用画像データの両方を作るか、片方だけを作るかを判断する。両方の画像データを作る際には、出力画像処理部207は、対象となる画像データを2つ面付け処理し、同時に画像処理を適用することで、より速度低下への影響を軽減することが可能になる。
<実施形態3>
画像処理装置は、搬送方向の切替が発生する可能性がある場合、通常用画像データ及び回転用画像データの両方を生成する。これは回転処理によるドットパターンの形状の変化が濃度変化をもたらすためであり、またドットパターンがスクリーン角度といったある特定の方向性を持っているため回転処理により影響を受けているためである。ここでディザ処理の他に、疑似中間調処理の代表的なものとして誤差拡散処理があげられる。誤差拡散処理を適用した際に生成される画像データのドットパターンは、特定の方向性をもっていないことが特徴である。したがって、誤差拡散処理後の画像データに対して、回転処理を行って出力した場合、行わない画像データを出力したものと比較しても画像濃度にそれほど差がないことが分かっている。
実施形態3では、疑似中間調処理として、ディザ処理の他に誤差格差処理が実施される画像形成装置について説明をする。
図8は、実施形態3の情報処理の一例を示したフローチャートである。本フローチャートは、ROM102に格納されたプログラムにしたがってCPU101が実行することによって実現される。本実施形態では画像データに疑似中間調処理を施し、記憶部に格納するまでの処理を説明する。
S801で、回転制御部306は、印刷設定の情報により、適用される疑似中間調処理は誤差拡散処理か否かの判断を行う。
画像処理装置は、搬送方向の切替が発生する可能性がある場合、通常用画像データ及び回転用画像データの両方を生成する。これは回転処理によるドットパターンの形状の変化が濃度変化をもたらすためであり、またドットパターンがスクリーン角度といったある特定の方向性を持っているため回転処理により影響を受けているためである。ここでディザ処理の他に、疑似中間調処理の代表的なものとして誤差拡散処理があげられる。誤差拡散処理を適用した際に生成される画像データのドットパターンは、特定の方向性をもっていないことが特徴である。したがって、誤差拡散処理後の画像データに対して、回転処理を行って出力した場合、行わない画像データを出力したものと比較しても画像濃度にそれほど差がないことが分かっている。
実施形態3では、疑似中間調処理として、ディザ処理の他に誤差格差処理が実施される画像形成装置について説明をする。
図8は、実施形態3の情報処理の一例を示したフローチャートである。本フローチャートは、ROM102に格納されたプログラムにしたがってCPU101が実行することによって実現される。本実施形態では画像データに疑似中間調処理を施し、記憶部に格納するまでの処理を説明する。
S801で、回転制御部306は、印刷設定の情報により、適用される疑似中間調処理は誤差拡散処理か否かの判断を行う。
ここで誤差拡散処理と判断した場合(S801においてYes)、S802で、回転制御部306は、疑似中間調処理部303に画像データに誤差拡散処理の適用を指示する。疑似中間調処理部303は、画像データに誤差拡散処理を適用し、画像データを生成する。S803で、疑似中間調処理部303は、生成した画像データを記憶部304に格納する。一方で、誤差拡散処理ではないと判断した場合(S801においてNo)、本実施形態では、回転制御部306は、疑似中間調処理はディザ処理とする。この場合、S804以降の処理は図5で説明した処理と同等となる。即ち、出力画像処理部207は、紙の搬送方向の切替の可能性に応じて通常用画像データ及び回転用画像データの両方を作るか、片方だけを作るかを判断し、判断結果に応じた画像データを作成する。ここでは詳細な説明は省略する。
なお、誤差拡散処理により生成された画像データは、回転処理を行っても、回転処理を行わずそのまま出力しても、画像濃度にそれほど差は発生しない。したがって、回転処理がある場合も、回転処理がない場合も、同じ画像データを出力することとなる。
なお、誤差拡散処理により生成された画像データは、回転処理を行っても、回転処理を行わずそのまま出力しても、画像濃度にそれほど差は発生しない。したがって、回転処理がある場合も、回転処理がない場合も、同じ画像データを出力することとなる。
以上のように本実施形態の処理によれば、出力画像処理部207は、疑似中間調処理の処理方法に応じて、通常用画像データ及び回転用画像データの両方を作るか否かを判断する。更に疑似中間調処理がディザ処理の場合は、出力画像処理部207は、紙の搬送方向の切替の可能性に応じて通常用画像データ及び回転用画像データの両方を作るか、片方だけを作るかを判断する。これにより、画像データに対して回転処理が行われるか不明な場合も画質劣化の抑制が可能となる。一方で疑似中間調処理が誤差拡散処理の場合はパフォーマンスの影響を受けなくなる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態では、トナーがCMYKであるマルチファンクションプリンタ(MFP)に適用する場合を例に説明を行ったが、電子写真方式のカラー画像形成装置に適用することもできる。また、上述したソフトウェア構成の一部又は全てをハードウェア構成として画像処理装置に実装してもよい。
以上、上述した各実施形態の処理によれば、画像データに対して回転処理が行われるか不明な場合も画質劣化を抑制することができる。
101 CPU
102 ROM
103 RAM
207 出力画像処理部
303 疑似中間調処理部
306 回転制御部
102 ROM
103 RAM
207 出力画像処理部
303 疑似中間調処理部
306 回転制御部
Claims (10)
- 搬送方向の切替の可能性がある場合、画像データに疑似中間調処理後に回転処理があることを想定した第1のマトリクスを適用した第1の画像データと、前記画像データに疑似中間調処理後に回転処理がないことを想定した第2のマトリクスを適用した第2の画像データと、を作成する第1の作成手段と、
搬送方向の切替の可能性がない場合、回転処理があるか否かに応じて、前記画像データに前記第1のマトリクスを適用した前記第1の画像データ、又は前記画像データに前記第2のマトリクスを適用した前記第2の画像データを作成する第2の作成手段と、
を有する画像処理装置。 - 前記第2の作成手段は、搬送方向の切替の可能性がない場合で、かつ、回転処理がある場合、前記画像データに前記第1のマトリクスを適用した前記第1の画像データを作成し、搬送方向の切替の可能性がない場合で、かつ、回転処理がない場合、前記画像データに前記第2のマトリクスを適用した前記第2の画像データを作成する請求項1記載の画像処理装置。
- 搬送方向の切替の可能性があるか否かを判定する第1の判定手段を更に有し、
前記第1の作成手段は、前記第1の判定手段により搬送方向の切替の可能性があると判定された場合、前記画像データに前記第1のマトリクスを適用した第1の画像データと、前記画像データに前記第2のマトリクスを適用した第2の画像データと、を作成し、
前記第2の作成手段は、前記第1の判定手段により搬送方向の切替の可能性がないと判定された場合、回転処理があるか否かに応じて、前記画像データに前記第1のマトリクスを適用した前記第1の画像データ、又は前記画像データに前記第2のマトリクスを適用した前記第2の画像データを作成する請求項1記載の画像処理装置。 - 前記第1の判定手段は、回転ソート機能が有効の場合、搬送方向の切替の可能性があると判定する請求項3記載の画像処理装置。
- 前記第1の判定手段は、オートカセットチェンジ機能が有効の場合、搬送方向の切替の可能性があると判定する請求項3記載の画像処理装置。
- 疑似中間調処理が誤差拡散であるか否かを判定する第2の判定手段を更に有し、
前記第1の作成手段は、前記第2の判定手段により疑似中間調処理が誤差拡散でないと判定され、前記第1の判定手段により搬送方向の切替の可能性があると判定された場合、前記画像データに前記第1のマトリクスを適用した第1の画像データと、前記画像データに前記第2のマトリクスを適用した第2の画像データと、を作成し、
前記第2の作成手段は、前記第2の判定手段により疑似中間調処理が誤差拡散でないと判定され、前記第1の判定手段により搬送方向の切替の可能性があると判定された場合、回転処理があるか否かに応じて、前記画像データに前記第1のマトリクスを適用した前記第1の画像データ、又は前記画像データに前記第2のマトリクスを適用した前記第2の画像データを作成する請求項3乃至5何れか1項記載の画像処理装置。 - 前記第2の判定手段は、印刷設定の情報に基づき、疑似中間調処理が誤差拡散であるか否かを判定する請求項6記載の画像処理装置。
- 前記第1の作成手段は、前記画像データを同じ面内に2つ面付け処理し、一つの画像データに対して前記第1のマトリクスを適用し、前記第1の画像データを作成し、もう一つの画像データに対して前記第2のマトリクスを適用し、前記第2の画像データを作成する請求項1乃至7何れか1項記載の画像処理装置。
- 画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
搬送方向の切替の可能性がある場合、画像データに疑似中間調処理後に回転処理があることを想定した第1のマトリクスを適用した第1の画像データと、前記画像データに疑似中間調処理後に回転処理がないことを想定した第2のマトリクスを適用した第2の画像データと、を作成する第1の作成ステップと、
搬送方向の切替の可能性がない場合、回転処理があるか否かに応じて、前記画像データに前記第1のマトリクスを適用した前記第1の画像データ、又は前記画像データに前記第2のマトリクスを適用した前記第2の画像データを作成する第2の作成ステップと、
を含む情報処理方法。 - コンピュータを、請求項1乃至8何れか1項記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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