JP6167751B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関し、特に、光源からの光を表示パネル方向に反射する反射シートを備えた表示装置に関する。
光源からの光を表示パネル方向に反射する反射シートを備えた表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、光源からの光を表示パネル方向に反射させる凹状の反射シートを備えた表示装置が開示されている。
図11は、従来の反射シートの構成を示した斜視図である。図12は、従来の反射シートの構成を示した平面図である。なお、図11及び図12において、X軸で水平方向を表し、Y軸で奥行き方向を表している。
この種の反射シート100は、矩形状の底面部101と、当該底面部101の4つの辺を取り囲むように配置される4つの側面部102と、を備える。
底面部101には、水平方向に複数のLED200が配列されてなるLED群200A〜200Cが、奥行き方向に沿って所定の列(この例では3列)配置されている。
なお、図11及び図12では、スリット104が開いて反射シート100の反射効率を落とすことがないように、2つの側面部102の各々の境界部分に、重ね部104A、104Bがそれぞれ形成されている。重ね部104A、104Bは、隣接する側面部102の端部と重なり合う。
図13は、反射シート100の機能について説明するための側面図である。
反射シート100は、リアフレーム500の上方に取り付けられている。反射シート100の側面部102は、リアフレーム500の表面に沿って配置されている。
また、反射シート100の底面部101には、LED200を貫通させるための孔が形成されており、この孔にLED200が貫通している。拡散板400は、LED200の光軸方向に設けられる。拡散板400は、LED200からの光軸を拡散させる。
反射シート100は、光軸L1のように直接拡散板400に到達せずに、光軸L2のような、拡散板400を直接通過しない光を反射させ、拡散板400を通過させる。つまり、反射シート100は、LED200から拡散板400に達しない光を反射させて拡散板400に到達させる、いわゆる、光のリサイクルを行う。
特許第4903253号公報
図14は、従来の反射シートの展開図である。反射シート100は、光を透過しないミシン目103(なお、ミシン目103は破線で示している。)を谷折りすることにより構成される。これにより、矩形状の底面部101と、底面部101の4辺のうち1つの辺を含む、4つの側面部102が形成される。
反射シート100には、ミシン目103が谷折りされたときに凹状となるように、四隅にスリット104が形成されている。
このように、四隅にスリット104を設けた場合、スリット104の合わせ目に隙間ができやすいので、反射シート100の上方に設けられている表示パネルのうち、スリット104の真上の位置には光束が届きにくいことがある。この場合、表示パネルに表示されている画像上に画像ムラができやすい。
なお、図11及び図12では、これを抑制するための重ね部104A、104Bが形成されている。重ね部104A、104Bが隣接する側面部102に接することにより、四隅に隙間ができにくくなる。しかしながら、重ね部104A、104Bを、隣接する側面部102に重ね合わせるのに手間を要する。ひいては、組立工数が増加する。
また、スリット104の合わせ目をフックで補強する方法があるが、拡散板400でフックを突いてしまうことなどにより、フックが外れることがある。また、フックを架けるのに手間を要する。
ところで、近年、コストダウンのために、反射シート100の薄型化が要求されている。しかしながら、反射シート100を薄型化すると、側面部102の剛性が低下するので、側面部102がたわみやすくなる。
図15は、側面部102がたわんでいる状態を表す図である。図15に示すように、反射シート100は、側面部102に設けられた耳部600が、リアフレーム2の外周部2A2(図2参照)と重なることによって、リアフレーム2に固定される。
一方で、底面部101には、LED200が貫通する複数の孔部101Aが形成されており、底面部101は、LED200が実装されたLED基板700上に載置されるのみである。したがって、リアフレーム2の外周部2A2は、反射シート100の固定には寄与するが、LED基板700は、反射シート100の固定には寄与しない。
よって、側面部102は、その一端だけが壁に固定された1枚の板と見立てることができる。これにより、側面部102を1枚の板と見立てた“片持ちはりの公式”が成立する。
図16は、側面部102を1枚の板と見立てることにより成立する“片持ちはりの公式”について説明するための図である。いま、板に見立てた側面部102の一端が壁900に固定され、側面部102の他端が何ら固定されていないものとする。
この場合、側面部102の縦弾性係数を“E”、側面部102の厚みを“h”、側面部102の長さを“L”、側面部102の幅を“b”、側面部102の他端にかかる荷重を“P”とする。この場合、側面部102の断面二次モーメントが、“l=bh/12”で表される。
側面部102のたわみ量vは、“v=PL/3EL”であるから、側面部102の厚み“h”が小さくなるほど、断面二次モーメントが小さくなり、側面部102のたわみ量vが大きくなる。
以上のように、反射シート100を薄型化すると、側面部102がたわみやすくなり、反射シート100が凹状を維持しにくくなる。この場合、互いに隣接する2つの側面部102の間に隙間ができやすくなり、画像ムラが生じる。また、側面部102が振動や衝撃で波打ちやすくなる。この場合、画像が揺れて見えてしまう。
このようなたわみが生じても、反射シート100の凹状を維持するために、図17に示すように、互いに隣り合う側面部102の各々に折り曲げ部を設け、1つの側面部102に形成された折り曲げ部を、隣接する側面部102に向けて折り曲げることが試みられてはいる。
図17は、互いに隣り合う側面部102の各々に折り曲げ部を設けた例を表す図である。
互いに隣接する側面部102(1)、102(2)の境界部分において、一方の側面部102(1)には、他方の側面部102(2)に形成された折り曲げ部106(2)が嵌る凹部105が形成されている。
また、側面部102(1)には、他方の側面部102(2)に向けて折り曲げる折り曲げ部106(1)が形成されている。
一方で、他方の側面部102(2)には、側面部102(1)に形成された凹部105にはめ込まれ、側面部102(1)に向けて折り曲げられる折り曲げ部106(2)が形成されている。
なお、側面部102(1)と、側面部102(2)とは反対側で隣接する側面部102(3)との間の境界部分においても、側面部102(1)と側面部102(2)との境界部分と同様に、折り曲げ部106(3)や、図示しない凹部が形成されている。
しかしながら、このような折り曲げ部106(1)〜106(3)を折り曲げるのは、手間を要し、ひいては、組立工数が増加する。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、反射シートを薄型化しても、何ら補強部材を用いることなく、反射シートの凹状を維持しやすく、且つ、画像ムラや、振動、衝撃による画像の揺れを生じにくくすることができる反射シートを備えた表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る表示装置は、表示パネルと、前記表示パネルの背面側から当該表示パネルに向けて光を照射する光源と、前記表示パネルの背面側に配置され、前記光源からの光を前記表示パネル方向に反射する反射シートと、を備え、前記反射シートは、互いに対向する二対の辺を有する四角形状の底面部と、前記底面部の4つの辺を取り囲むように配置される4つの側面部とを含むように、前記4つの側面部の境界部分に切込みが形成されることなく折り曲げられており、前記4つの側面部は、前記表示パネル側の辺である表示パネル側辺を、各々有しており、少なくとも互いに対向する一対の側面部の各々には、前記表示パネル側辺のうち、当該表示パネル側辺の2つの頂点のいずれか一方又は両方である基準頂点を基準として予め定められた近傍範囲内の位置から当該底面部の辺上の点まで延びる第1の切込みと、前記辺上の点から、前記辺に沿って延びる第2の切込みとが形成されており、前記第1の切込みは、前記一対の側面部の各々を2つの領域に区分し、前記2つの領域は、互いに部分的にオーバーラップしている。
この構成によると、4つの側面部のうち少なくとも一対の側面部の各々には、表示パネル側の辺である表示パネル側辺のうち基準頂点から近傍範囲内の位置を始点とし、底面部の辺を終点とする第1スリットが少なくとも1つ形成されている。そして、一対の側面部の各々は、第1スリットによって、2つの領域に区分され、2つの領域の第1スリット側の予め定められた範囲が互いにオーバーラップしている。
これにより、少なくとも1対の側面部の各々において、2つの領域がオーバーラップするオーバーラップ部分がそれぞれ形成されるので、少なくとも1対の側面部の各々では、オーバーラップ部分によって一部の厚みが増す。これにより、少なくとも一対の側面部の剛性が強くなる。
その結果、反射シートを薄型化しても、何ら補強部材を用いることなく、反射シートの凹状を維持しやすく、且つ、画像ムラや、振動、衝撃による画像の揺れを生じにくくすることができる。
また、前記一対の側面部の各々には、前記表示パネル側辺の2つの頂点の各々を前記基準頂点とする、2つの前記第1スリットが形成されていてもよい。
この構成によると、一対の側面部の各々には、2つの第1スリットが形成されているので、1つの側面部において2箇所でオーバーラップ部分が生じる。その結果、オーバーラップ部分が1箇所の場合と比べて、厚みの大きな部分が2箇所に増えるので、側面部の剛性をより強くすることができる。
また、さらに、前記第1スリットの終点を始点として、前記底面部の辺に沿って、前記第1スリットの終点に近い前記側面部の方向に延びる第2スリットが形成されており、前記2つの領域は、前記第2スリットが形成されている第1領域と、前記第2スリットが形成されてはいない第2領域とであり、前記第2スリットは、前記第1領域の前記第2スリット側の端部を支持してもよい。
この構成によると、第2スリットが、第1領域の第2スリット側の端部を支持するので、第1領域と第2領域との間のオーバーラップ状態を安定して保持することができる。
また、さらに、前記反射シートの前記底面部を前記反射シートの背面側から支持する背面側支持部材を備え、前記表示パネル側辺には、前記背面側支持部材の外周部に重なる耳部が設けられており、前記2つの領域をオーバーラップさせた際に、前記2つの領域の前記耳部が互いにオーバーラップしてもよい。
この構成によると、2つの領域をオーバーラップさせた際に、各領域の耳部が互いにオーバーラップするので、耳部の一部の厚みが増すので、耳部の剛性を強くすることができる。
また、前記底面部は、互いに平行な2つの長辺と、互いに平行な2つの短辺とを有する長方形状であり、前記第1スリットが形成される前記側面部は、前記短辺を含む短辺側側面部であってもよい。
この構成によると、短辺側側面部に、第1スリットによるオーバーラップ部分が形成されるので、短辺側側面部の剛性を強くすることができる。
或いは、前記底面部は、互いに平行な2つの長辺と、互いに平行な2つの短辺とを有する長方形状であり、前記第1スリットが形成される前記側面部は、前記長辺を含む一対の長辺側側面部であってもよい。
この構成によると、長辺側側面部に、第1スリットによるオーバーラップ部分が形成されるので、短辺側側面部よりもたわみやすい長辺側側面部の剛性を強くすることができる。
また、前記第1スリットが形成される前記側面部は、前記4つの側面部であり、前記第1スリットは、前記側面部に1つ形成されていてもよい。
この構成によると、4つの側面部全てに第1スリットによるオーバーラップ部分が1つ形成されるので、全ての側面部の剛性を強化することができる。
本発明によると、反射シートを薄型化しても、何ら補強部材を用いることなく、反射シートの凹状を維持しやすく、且つ、画像ムラや、振動、衝撃による画像の揺れを生じにくくすることを、展開面積を大きくせずに達成することができる。
本発明の実施の形態1に係る表示装置の外観の一例を示した斜視図である。 図1の表示装置を分解した状態を表す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置で用いられる反射シートの一例を示した展開図である。 図3の反射シートの隅部を拡大した拡大図である。 図4Aの隅部をさらに拡大した拡大図である。 図3の反射シートを組み立てた状態を表す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る表示装置で用いられる反射シートの一例を示した展開図である。 図6の反射シートの隅部を拡大した拡大図である。 図7Aの隅部をさらに拡大した拡大図である。 図6の反射シートを組み立てた状態を表す平面図である。 本発明の実施の形態3に係る表示装置で用いられる反射シートの一例を示した展開図である。 図9の反射シートを組み立てた状態を表す平面図である。 従来の反射シートの構成を示した斜視図である。 従来の反射シートの構成を示した平面図である。 反射シートの機能について説明するための側面図である。 従来の反射シートの展開図である。 側面部がたわんでいる状態を表す図である。 側面部を1枚の板と見立てることにより成立する片持ちはりの公式について説明するための図である。 互いに隣り合う側面部の各々に折り曲げ部を設けた例を表す図である。 新たに開発されている反射シートを組み立てた後の状態を表した図である。 図18Aの反射シートの展開図である。 底面部の奥行きが大きな反射シートを組み立てた状態を表した図である。 図19Aの反射シートの展開図である。
反射シートを薄型化しても、何ら補強部材を用いることなく、反射シートの凹状を維持でき、表示パネルの輝度のムラや、振動、衝撃による画像の揺れを生じにくくした反射シートとしては、例えば、図18A及び図18Bに示す反射シート100Aが開発されている。
図18Aは、反射シート100Aを組み立てた後の状態を表し、図18Bは、図18Aの反射シート100Aの展開図である。なお、図18A及び図18Bにおいて、水平方向をX軸で表し、奥行き方向をY軸で表している。
この反射シート100Aは、図18Bに示すようなミシン目103(破線で表している)を谷折りにすることにより凹状に組み立てられる。これにより、反射シート100Aは、長方形状の底面部101と、底面部101を取り囲む4つの側面部102とが形成される。底面部101は、一対の短辺101(1)と、一対の長辺101(2)とを有する。一対の短辺101(1)の双方には、後述するように、第2スリット111が形成される。
また、図18Bに示すミシン目109(一点鎖線で表している)を山折りにすることにより、耳部600(図15参照)が形成される。
反射シート100Aには、底面部101の短辺101(1)側の一対の側面部102の各々の中央部分に、各側面部102を2つの領域102A、102Bに区分する第1スリット110が、底面部101の短辺101(1)にまで達するように水平方向に形成されている。
そして、第1スリット110によって形成された領域102Aのうち、底面部101に近い側の端部102Cと、第1スリット110によって形成された領域102Bのうち、底面部101に近い側の端部102Dとが、底面部101の裏面(紙面奥側)と接するように、底面部101の短辺101(1)全体に、第2スリット111が形成されている。
この構成によると、作業者が、破線で示されるミシン目103を谷折りにすると、領域102Aの第1スリット110側の端部107と、領域102Bの第1スリット110側の端部108とがオーバーラップする。このとき、作業者は、領域102Aのうち底面部101に近い側の端部102Cと、領域102Bのうち底面部101に近い側の端部102Dとを、第2スリット111の中に入れ込む。
すると、図18Aに示すように、領域102Aと領域102Bとの間の重ね部分20が形成される。そして、この重ね部分20は、領域102Aの端部102Dと、領域102Bの端部102Dとが、底面部101の裏側に重なることによって固定される。
ところが、この種の反射シート100Aのように、一対の側面部102の各々の中央部分に、底面部101にまで達する第1スリット110を形成するとともに、第1スリット110と直交する、底面部101の短辺101(1)全てに、第2スリット111を形成することにより、上述の効果を奏するのは、底面部101の奥行き(短辺101(1))が短いときに限定される。
したがって、底面部101の奥行きが大きなものについては、以下のような課題が生じる。
図19Aは、底面部101の奥行きが大きな反射シート100Bを組み立てた状態を表し、図19Bは、図19Aの反射シート100Bの展開図である。なお、図19A及び図19Bにおいて、水平方向をX軸で表し、奥行き方向をY軸で表している。
この反射シート100Bでは、図19A及び図19Bに示すように、底面部101は、先述の反射シート100Aの短辺101(1)よりも長さが大きな短辺101(1)を一対有する。且つ、底面部101は、一対の長辺101(2)を有する。
このような反射シート100Bにおいて、底面部101の短辺101(1)全体に第2スリット111を形成すると、底面部101の短辺101(1)そのものが先述の反射シート100Aよりも長いので、第2スリット111の長さが大きくなる。また、反射シート100Bを組み立てた際に凹状の安定化のために、第2スリット111を略三角形状に形成する必要がある。
このように、第2スリット111が長くなると、第2スリット111による、領域102A及び102Bの固定が甘くなりやすく、領域102Aと領域102Bとの間のオーバーラップが崩れやすくなる。そして、側面部102の剛性が弱くなる。
また、第2スリット111が長くなると、反射シート100Bの凹状の安定化のために、第2スリット111を略三角形状に形成する必要がある。この場合、反射シート100Bの展開面積が広くなる。展開面積が広くなると、反射シート100Bの剛性が弱くなる。
以上を踏まえ、反射シートを薄型化しても、何ら補強部材を用いることなく、反射シートの凹状を維持でき、表示パネルの輝度のムラや、振動、衝撃による画像の揺れを生じにくくなる他に、展開面積を小さくすることができる、本発明に係る表示装置について、以下説明する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態1)
<表示装置の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る表示装置の外観の一例を示した斜視図である。図2は、図1の表示装置を分解した状態を表す分解斜視図である。なお、図2において、前方側の方向をZ1方向で表し、後方側の方向をZ2方向で表す。
表示装置Aは、フロントキャビネット3と、複数のベゼル4と、液晶パネル5と、モールドフレーム6と、光学板7と、反射シート1と、リアフレーム2とを備える。フロントキャビネット3は、表示装置Aの前方側に配置される枠状の部材である。各ベゼル4は、表示パネル5の外枠を保護し当該外枠に沿って設けられる部材である。表示パネル5は、例えば、液晶パネルであり、画像を表示する。
モールドフレーム6は、表示パネル5をその背面側から支持する部材である。光学板は、拡散板や導光板等、複数の部材からなる部材である。
リアフレーム2は、表示装置Aの後部筐体となる部材である。リアフレーム2には、反射シート1の底面部11に対応した大きさの底面2A1を有する凹部2Aが形成されている。
凹部2Aの底面2A1には、図示しないLED基板やヒートシンクを介して、反射シート1の底面部11が配置される。よって、リアフレーム2は、反射シート1の底面部11を背面側から支持する背面側支持部材としての機能を果たす。
リアフレーム2は外周部2A2を有する。外周部2A2には、反射シート1の耳部17が重なる。
反射シート1は、LED(Light Emitting Diode;光源)からの光を表示パネル5方向に反射させる部材である。反射シート1の外周部には、リアフレーム2の外周部2A2に重なる耳部17が形成されている。
<反射シートの構成>
図3は、本発明の実施の形態1に係る表示装置で用いられる反射シートの一例を示した展開図である。図4Aは、図3の反射シートの隅部を拡大した拡大図である。図4Bは、図4Aの隅部をさらに拡大した拡大図である。図5は、図3の反射シートを組み立てた状態を表す平面図である。
なお、図3〜図5において、右方向をX1方向で表し、左方向をX2方向で表し、奥行き方向をY1方向で表し、手前方向をY2方向で表している。また、図4A及び図4Bで表される隅部は、図3の左上の隅部19を表している。その他の隅部19(右上、左下、及び右下の隅部19)については、図4A及び図4Bの隅部と同様であるため、説明及び図示を省略する。
この反射シート1では、底面部11に、LED200が貫通する貫通孔11Aが複数形成されている。反射シート1は、4つの隅部19を有する、これら4つの隅部19の各々には切欠18が形成されている。
この反射シート1は、図4Aに示すように、切欠18が形成されている。この切欠18が形成されていることにより、反射シート1を組み立てた際には、突出片170Aと端部170Bとが接し、頂点P1が形成される。頂点P1からは、図4Aに示すように、上下方向に対して外側へ向かう方向(図4Aでは左斜め下方向)に延びる、第2ミシン目14B(図4Aにおいて一点鎖線で示している)が形成されている。この第2ミシン目14Bは、反射シート1が凹状に組み立てられたときに、表示パネル側辺21を構成する。
第2ミシン目14Bには、当該第2ミシン目14Bと平行な突出片170Aが設けられている。突出片170Aは、頂点P1側の端部170A1と、頂点P1とは逆側の端部170A2とを有する。端部170A2からは、第2ミシン目14Bの延長上に、辺270が設けられている。
辺270は、例えば、図4Bに示すように、後述するオーバーラップ部分23において、右斜め下のハッチングで表される直角三角形状の領域2700を形成する。この領域2700は、3つの頂点270A、270B、及び270Cを有している。頂点270Cは、上下方向に平行な辺29の始点となる点である。第1スリット15は、後述するように、この頂点270Cを始点P2として形成される。
辺29からは、図4A及び図4Bに示すように、右方向に、突出片170Aの第2ミシン目14Bからの突出具合にあわせた幅Dだけ離れた位置に、第2ミシン目14A(図4A、図4Bにおいて一点鎖線で示している)が形成されている。この第2ミシン目14Aは、辺29と平行に形成されており、反射シート1が凹状に折り曲げられたとき、表示パネル側辺21を構成する。
さらに、反射シート1では、図4Aに示すように、頂点P1から右方向に延びる第2ミシン目14C(図4Aにおいて一点鎖線で示している)が形成されている。この第2ミシン目14Cは、辺30との間で上下方向に距離Dだけ離れるようにして、辺30と平行に形成されている。この第2ミシン目14Bは、反射シート1が凹状に組み立てられたとき、表示パネル側辺22を構成する。
第2ミシン目14A及び14Bが山折りされたとき、これらによって表示パネル側辺21が形成され、第2ミシン目14Cが山折りされたとき、これによって表示パネル側辺22が形成される。そして、第2ミシン目14A、14B、及び14Cが山折りされたとき、これらの各々と、反射シート1の端部との間の領域によって、耳部17が形成される。
また、反射シート1には、破線で表される第1ミシン目13が形成されている。図5に示すように、第1ミシン目13が谷折りされることにより、1つの底面部11と、底面部11の短辺11Bを含む一対の短辺側側面部12(1)と、底面部11の長辺11Cを含む一対の長辺側側面部12(2)とが形成される。
短辺側側面部12(1)側の第1ミシン目13は、反射シート1が凹状に組み立てられたとき、底面部11の短辺11Bを構成する。また、長辺側側面部12(2)側の第1ミシン目13は、反射シート1が凹状に組み立てられたとき、底面部11の長辺11Cを構成する。
また、底面部11の四隅には、後述する第1領域12Aのオーバーラップ部分24を、後述する第2スリット16から底面部11の裏(紙面奥側)に入れやすくするように、孔部130が形成されている。
表示パネル側辺21は、図5に示すように、2つの頂点P1、P1を有する。表示パネル側辺21には、図4Aに示すように、頂点P1を基準頂点として、当該基準頂点の近傍範囲内の位置(この例では、始点P2)を始点とし、底面部11の短辺11B方向に延びて、短辺11Bを終点P3とする第1スリット15が形成されている。
この第1スリット15は、図3に示すように、短辺側側面部12(1)を、基準頂点P1を含む第1領域12Aと、基準頂点P1を含まない第2領域12Bとに区分する。
また、第1スリットの終点P3から、図4Aに示すように、底面部11の短辺11Bに沿って、一対の長辺側側面部12(2)のうち、第1スリット15に近い側の長辺側側面部12(2)に向けて延び、底面部11の孔部130を終点P4とする第2スリット16が形成されている。
図4Aに示すように、第1スリット15によって区分された第1領域12Aは、第1スリット15を含む第1オーバーラップ部分23(第1スリット15側の予め定められた領域)と、第2スリット16を含む第2オーバーラップ部分24(第1領域12Aの第2スリット16側の端部)と、を有する。なお、図4Aにおいて、第1オーバーラップ部分23は、右斜め下へ向かうハッチングで表され、第2オーバーラップ部分24は、左斜め下へ向かうハッチングで表されている。
このような構成の反射シート1は、組立作業の工程においては、先述したように、第1ミシン目13が谷折りされ、第2ミシン目14A〜14Cが山折りされる。このとき、孔部130によって、第1領域12Aの第2オーバーラップ部分24が、第2スリット16を通じて、底面部11の裏側(紙面奥側)に入りやすくなっているので、作業者は、第2オーバーラップ部分24を、底面部11の裏側(紙面奥側)に入れる。
その後、作業者は、第1スリット15によって区分された第1領域12Aを、第2領域12Bの表面(紙面手前側)に接触させる。
<作用>
こうすると、第1領域12Aの第1スリット15側の予め定められた範囲であるオーバーラップ部分23(図4A参照)が、第2領域12Bの第1スリット15側の予め定められた領域25(二点鎖線のハッチングで表された領域;図4A参照)と重なる。これにより、図5に示すように、オーバーラップ部分23が領域25に重なり合う重なり部20が形成される。
また、第1領域12Aの第2スリット16側の予め定められた範囲であるオーバーラップ部分24(図4A参照)が、底面部11の予め定められた領域26(二点鎖線のハッチングで表された領域;図4A参照)と重なる。これにより、図5に示すように、オーバーラップ部分24が領域26と重なり合う重なり部31が形成される。このように、オーバーラップ部分24が領域26と重なり合うことによって、第1領域12Aのオーバーラップ部分24が、第2スリット16によって支持される。
さらに、図4Aに示すように、第1領域12Aのオーバーラップ部分23と、第2領域12Bの領域25とを重ねることにより、突出片170Aと第2領域の端部170Cとが重なりあう。これにより、耳部17同士がオーバーラップしたオーバーラップ部分28が形成される。
<効果>
以上の構成によると、第1領域12Aのオーバーラップ部分24と、底面部11の領域26とが重なることにより、第1領域12Aがぐらつきにくくなるので、第1領域12Aのオーバーラップ部分23と、第2領域12Bの領域25との間の重なりを強固にすることができる。これにより、短辺側側面部12(1)の剛性が強くなる。
これにより、薄型化しても、何ら補強部材を用いることなく凹状を維持しやすく、且つ、表示パネルの輝度のムラや、振動、衝撃による画像の揺れを生じにくくした反射シートを、展開面積を大きくすることなく提供することができる。
また、第2スリット16を、第1スリット15の終点P3を始点として、底面部11の短辺11Bに沿って、第1スリット15の終点P3に近い側の長辺側側面部12(2)に向けて形成しているので、第2スリット16の長さを小さくすることができる。
そのため、先述したように、底面部11の奥行き方向全体に第2スリット111を形成する場合とは異なり、展開面積が広がることを抑制することができるので、短辺側側面部12(1)の剛性を強化することができる。
さらに、先述したように、耳部17同士がオーバーラップしたオーバーラップ部分28が形成される。これにより、耳部17の一部の厚みが増すので、耳部17の形状を安定させることができる。
<基準頂点の近傍範囲内の位置について>
なお、頂点(基準頂点)P1の近傍範囲内の位置としては、頂点P1から表示パネル側辺21に沿って中央部分までには達しない位置、より詳しくは、突出片170Aから延長される形で形成された辺270のうち、突出片170Aの端部170A2の近傍であることが好ましい(図4A及び図4B参照)。
要するに、頂点P1から短辺側側面部12(1)の中央部には達しない位置までの範囲内で、オーバーラップ部分23及び24を、各々、領域25、26にオーバーラップさせても、反射シート1の凹状がくずれない位置であればよい。
<その他>
なお、上述の説明では、左上の隅部19Aについて説明したが、左下の隅部19B、右上の隅部19C、及び、右下の隅部19Dにおいても、上述した手法によって、重なり部20、23や、耳部17のオーバーラップ部分28が形成される。
よって、左下の隅部19B、右上の隅部19C、及び、右下の隅部19Dにおいても、上述の左上の隅部19Aの作用及び効果と同じ作用及び効果を得ることができる。
特に、図5に示すように、重なり部20が短辺側側面部12(1)において2つ形成されているので、重なり部20が1つの場合よりも、短辺側側面部12(1)の剛性を強くすることができる。
(実施の形態2)
<反射シートの構成>
図6は、本発明の実施の形態2に係る表示装置で用いられる反射シートの一例を示した展開図である。図7Aは、図6の反射シートの隅部を拡大した拡大図である。図7Bは、図7Aの隅部をさらに拡大した拡大図である。図8は、図6の反射シートを組み立てた状態を表す平面図である。
なお、図6〜図8において、右方向をX1方向で表し、左方向をX2方向で表し、奥行き方向をY1方向で表し、手前方向をY2方向で表している。また、図7A及び図7Bで表される隅部は、図6の左上の隅部19を表している。その他の隅部19(右上、左下、及び右下の隅部19)については、図7A及び図7Bの隅部と同様であるため、説明及び図示を省略する。
頂点P1からは、図7Aに示すように、左右方向に対して外側へ向かう方向(図4Aでは右斜め上方向)に延びる、第2ミシン目14D(図7Aで一点鎖線で示している)が形成されている。この第2ミシン目14Dは、反射シート1Aが凹状に組み立てられたときに、表示パネル側辺22を構成する。
第2ミシン目14Dには、当該第2ミシン目14Dと平行な突出片170Eが設けられている。突出片170Eは、頂点P1側の端部170E1と、頂点P1とは逆側の端部170E2とを有する。端部170E2からは、第2ミシン目14Dの延長上に、辺300が設けられている。
辺300は、例えば、図7Bに示すように、後述するオーバーラップ部分35において、右斜め下のハッチングで表される直角三角形状の領域3000を形成する。この領域3000は、3つの頂点300A、300B、及び300Cを有している。頂点300Cは、左右方向に平行な辺30の始点となる点である。第1スリット15は、後述するように、この頂点300Cを始点P2として形成される。
辺30からは、図7A及び図7Bに示すように、下方向に、突出片170Eの第2ミシン目14Dからの突出具合にあわせた幅Dだけ離れた位置に、第2ミシン目14Cが形成されている。この第2ミシン目14Cは、辺30と平行に形成されており、反射シート1Aが凹状に折り曲げられたとき、表示パネル側辺22を構成する。
さらに、反射シート1Aでは、図7Aに示すように、頂点P1から下方向に延びる第2ミシン目14A(図7Aにおいて一点鎖線で示している)が形成されている。この第2ミシン目14Aは、辺29との間で左右方向に距離Dだけ離れるようにして、辺29と平行に形成されている。この第2ミシン目14Aは、反射シート1Aが凹状に組み立てられたとき、表示パネル側辺21を構成する。
第2ミシン目14C及び14Dが山折りされたとき、これらによって表示パネル側辺22が形成され、第2ミシン目14Aが山折りされたとき、これによって表示パネル側辺21が形成される。そして、第2ミシン目14A、14C、及び14Dが山折されたとき、これらの各々と、反射シート1Aの端部との間の領域によって、耳部17が形成される。
また、反射シート1Aには、破線で表される第1ミシン目13が形成されている。図8に示すように、第1ミシン目13が谷折りされることにより、1つの底面部11と、底面部11の短辺11Bを含む一対の短辺側側面部12(1)と、底面部11の長辺11Cを含む一対の長辺側側面部12(2)とが形成される。
短辺側側面部12(1)側の第1ミシン目13は、反射シート1が凹状に組み立てられたとき、底面部11の短辺11Bを構成する。また、長辺側側面部12(2)側の第1ミシン目13は、反射シート1が凹状に組み立てられたとき、底面部11の長辺11Cを構成する。
また、底面部11の四隅には、後述する第1領域12Cのオーバーラップ部分35を、後述する第2スリット16から底面部11の裏(紙面奥側)に入れやすくするように、孔部130が形成されている。
表示パネル側辺21は、図8に示すように、2つの頂点P1、P1を有する。表示パネル側辺22には、図7Aに示すように、頂点P1を基準頂点として、当該基準頂点の近傍範囲内の位置(この例では、始点P2)を始点とし、底面部11の長辺11C方向に延びて、長辺11Cを終点P3とする第1スリット15が形成されている。
この第1スリット15は、図6に示すように、長辺側側面部12(2)を、基準頂点P1を含む第1領域12Cと、基準頂点P1を含まない第2領域12Dとに区分する。
また、第1スリットの終点P3から、図7Aに示すように、底面部11の長辺11Cに沿って、一対の短辺側側面部12(1)のうち、第1スリット15に近い側の短辺側側面部12(1)に向けて延び、底面部11の孔部130を終点P4とする第2スリット16が形成されている。
図7Aに示すように、第1スリット15によって区分された第1領域12Cは、第1スリット15を含む第1オーバーラップ部分35(第1スリット15側の予め定められた領域)と、第2スリット16を含む第2オーバーラップ部分36(第1領域12Aの第2スリット16側の端部)と、を有する。なお、図7Aにおいて、第1オーバーラップ部分35は、右斜め下へ向かうハッチングで表され、第2オーバーラップ部分36は、左斜め下へ向かうハッチングで表されている。
このような構成の反射シート1は、組立作業の工程においては、先述したように、第1ミシン目13が谷折りされ、第2ミシン目14A、14C、及び14Dが山折りされる。このとき、孔部130によって、第1領域12Cの第2オーバーラップ部分36が、第2スリット16を通じて、底面部11の裏側(紙面奥側)に入りやすくなっているので、作業者は、第2オーバーラップ部分36を、底面部11の裏側(紙面奥側)に入れる。
その後、作業者は、第1スリット15によって区分された第1領域12Cを、第2領域12Dの表面(紙面手前側)に接触させる。
<作用>
こうすると、第1領域12Cの第1スリット15側の予め定められた範囲であるオーバーラップ部分35(図7A参照)が、第2領域12Dの第1スリット15側の予め定められた領域37(二点鎖線のハッチングで表された領域;図7A参照)と重なる。これにより、図8に示すように、オーバーラップ部分35が領域37に重なり合う重なり部20が形成される。
また、第1領域12Cの第2スリット16側の予め定められた範囲であるオーバーラップ部分36(図7A参照)が、底面部11の予め定められた領域38(二点鎖線のハッチングで表された領域;図7A参照)と重なる。これにより、図8に示すように、オーバーラップ部分36が領域38と重なり合う重なり部31が形成される。このように、オーバーラップ部分36が領域38と重なり合うことによって、第1領域12Cのオーバーラップ部分35が、第2スリット16によって支持される。
さらに、図7Aに示すように、第1領域12Cのオーバーラップ部分35と、第2領域12Cの領域37とを重ねることにより、突出片170Eと第2領域12Dの端部170Cとが重なりあう。これにより、耳部17同士がオーバーラップしたオーバーラップ部分28が形成される。
<効果>
以上の構成によると、第1領域12Cのオーバーラップ部分36と、底面部11の領域238が重なることにより、第1領域12Cがぐらつきにくくなるので、第1領域12Cのオーバーラップ部分35と、第2領域12Dの領域37との間の重なりを強固にすることができる。これにより、長辺側側面部12(2)の剛性が強くなる。
これにより、薄型化しても、何ら補強部材を用いることなく凹状を維持しやすく、且つ、表示パネルの輝度のムラや、振動、衝撃による画像の揺れを生じにくくした反射シートを、展開面積を大きくすることなく提供することができる。
また、第2スリット16を、第1スリット15の終点P3を始点として、底面部11の長辺11Cに沿って、第1スリット15の終点P3に近い側の短辺側側面部12(1)に向けて形成しているので、第2スリット16の長さを小さくすることができる。
そのため、先述したように、底面部11の奥行き方向全体に第2スリット111を形成する場合とは異なり、展開面積が広がることを抑制することができるので、長辺側側面部12(2)の剛性を強化することができる。
さらに、先述したように、耳部17同士がオーバーラップしたオーバーラップ部分28が形成される。これにより、耳部17の一部の厚みが増すので、耳部17の形状を安定させることができる。
<基準頂点の近傍範囲内の位置について>
なお、頂点(基準頂点)P1の近傍範囲内の位置としては、頂点P1から表示パネル側辺22に沿って中央部分までには達しない位置、より詳しくは、突出片170Eから延長される形で形成された辺300のうち、突出片170Eの端部170E2の近傍であることが好ましい(図7A及び図7B参照)。
要するに、頂点P1から長辺側側面部12(2)の中央部には達しない位置までの範囲内で、オーバーラップ部分35及び37を、各々、領域37、38にオーバーラップさせても、反射シート1Aの凹状がくずれない位置であればよい。
<その他>
なお、上述の説明では、左上の隅部19Aについて説明したが、左下の隅部19B、右上の隅部19C、及び、右下の隅部19Dにおいても、上述した手法によって、重なり部20、23や、耳部17のオーバーラップ部分28が形成される。
よって、左下の隅部19B、右上の隅部19C、及び、右下の隅部19Dにおいても、上述の左上の隅部19Aの作用及び効果と同じ作用及び効果を得ることができる。
特に、長辺側側面部12(2)に重なり部20が形成されるので、薄型化によりたわみやすくなる長辺側側面部12(2)の剛性を強くすることができる。
(実施の形態3)
<反射シートの構成>
図9は、本発明の実施の形態3に係る表示装置で用いられる反射シートの一例を示した展開図である。図10は、図9の反射シートを組み立てた状態を表す平面図である。
本実施の形態3は、本実施の形態1と本実施の形態2とを組み合わせた形態である。したがって、先述した反射シート1及び1Aと同一の構成要素については、同一の符号を付して、説明を省略する。
この反射シート1Bでは、左上の隅部19A、及び、右下の隅部19Dにおいては、先述の反射シート1Aのように、長辺側側面部12(2)上の位置P2を始点とした第1スリット15が形成されるとともに、第1スリット15の終点から、当該第1スリット15に近い側の短辺側側面部12(1)に向けて、第2スリット16が形成されている。
一方で、左下の隅部19B、及び、右上の隅部19Cにおいては、先述の反射シート1のように、短辺側側面部12(1)上の位置P2を始点とした第1スリット15が形成されるとともに、第1スリット15の終点から、当該第1スリット15に近い側の長辺側側面部12(2)に向けて、第2スリット16が形成されている。
<効果>
この構成によると、一対の短辺側側面部12(1)と、一対の長辺側側面部12(2)とのすべてにおいて、1つの重なり部20が形成されるため、全ての側面部の剛性を強化することができる。また、一対の短辺側側面部12側の耳部17と、一対の長辺側側面部12側の耳部17とのすべての耳部17において重なり部28が形成されるため、4つの耳部17の各々の一部の厚みが増すから、4つの耳部17全ての剛性を強化することができる。
本発明は、例えば液晶ディスプレイ装置など、LEDによる光束を反射して表示パネルの方向へ向かわせる装置に適用できる。
A 表示装置
1、1A、1B 反射シート
2 リアフレーム
11 底面部
11B 底面部の短辺
11C 底面部の長辺
12(1) 短辺側側面部
12A、12C 第1領域
12B、12D 第2領域
12(2) 長辺側側面部
15 第1スリット
16 第2スリット
17 耳部
20B リアフレームの外周部
21、22 表示パネル側辺
23、24、35、36 オーバーラップ部分
25、37 第1領域のオーバーラップ部分が重なる領域
26、38 第2領域のオーバーラップ部分が重なる領域
28 耳部のオーバーラップ部分
P1 基準頂点
P2 第1スリットの始点
P3 第2スリットの始点
5 表示パネル
200 LED

Claims (7)

  1. 表示パネルと、
    前記表示パネルの背面側から当該表示パネルに向けて光を照射する光源と、
    前記表示パネルの背面側に配置され、前記光源からの光を前記表示パネル方向に反射する反射シートと、を備え、
    前記反射シートは、互いに対向する二対の辺を有する四角形状の底面部と、前記底面部の4つの辺を取り囲むように配置される4つの側面部とを含むように、前記4つの側面部の境界部分に切込みが形成されることなく折り曲げられており、
    前記4つの側面部は、前記表示パネル側の辺である表示パネル側辺を、各々有しており、
    少なくとも互いに対向する一対の側面部の各々には、前記表示パネル側辺のうち、当該表示パネル側辺の2つの頂点のいずれか一方又は両方である基準頂点を基準として予め定められた近傍範囲内の位置から当該底面部の辺上の点まで延びる第1の切込みと、前記辺上の点から、前記辺に沿って延びる第2の切込みとが形成されており、
    前記第1の切込みは、前記一対の側面部の各々を2つの領域に区分し、
    前記2つの領域は、互いに部分的にオーバーラップしている
    表示装置。
  2. 前記一対の側面部の各々には、前記表示パネル側辺の2つの頂点の各々を前記基準頂点とする、2つの前記第1の切込みが形成されている
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 記2つの領域は、前記第2の切込みが形成されている第1領域と、前記第2の切込みが形成されてはいない第2領域とであり、
    前記第1領域と前記底面部とが互いに部分的にオーバーラップしている
    請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. さらに、
    前記反射シートの前記底面部を前記反射シートの背面側から支持する背面側支持部材を備え、
    前記表示パネル側辺には、前記背面側支持部材の外周部に重なる耳部が設けられており、
    前記2つの領域をオーバーラップさせた際に、前記2つの領域の前記耳部が互いにオーバーラップする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記底面部は、互いに平行な2つの長辺と、互いに平行な2つの短辺とを有する長方形状であり、
    前記第1の切込みが形成される前記側面部は、前記短辺を含む短辺側側面部である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記底面部は、互いに平行な2つの長辺と、互いに平行な2つの短辺とを有する長方形状であり、
    前記第1の切込みが形成される前記側面部は、前記長辺を含む一対の長辺側側面部である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記第1の切込みが形成される前記側面部は、前記4つの側面部であり、
    前記第1の切込みは、前記側面部に1つ形成されている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示装置。
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