JP6167302B2 - 移動体検知装置 - Google Patents

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本発明は、移動体が装着するICタグから受信した無線信号に基づいて移動体を検知する移動体検知装置に関する。
特許文献1には、競技者が装着する発信器から送信された固有番号信号を、ゴールラインにおいてレシーバが受信して、スタートからの時間(タイム)を測定する装置が開示されている。このような装置では、同時期に多数の競技者がゴールラインに到達すると、各競技者が装着する発信器から送信される固有番号信号が重なり合って、それらの識別を行えない場合がある。そのため、発信器が固有番号信号を1回だけ発信するのではなく、複数回に渡って発信することで、レシーバでの固有番号の読み取り不能、即ち、取りこぼしを回避しようとしている。
特開平8−57104号公報
しかしながら、測定されるタイムは、固有番号信号を受信できた時点で計時されるため、固有番号信号に重なると、レシーバは送信された固有番号信号をとりこぼしが生じる。この場合、発信器からの2回目以降の発信タイミングでの固有番号信号を受信することになり、測定されるタイムが実際よりも幾分遅れてしまうという問題があった。
また、固有番号信号の受信によるタイムの計測を、そもそも制限のある範囲内(トリガ信号が送信される幅の狭い範囲内)にて、全て行わなければならない。このため、多数の固有番号信号の重なると、発信器から複数回の送信が行われたとしても、レシーバでは固有番号信号の取りこぼしが生じてしまうという問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するために、本発明の移動体検知装置は、無線通信により移動する移動体を、確実に検知することを可能とする移動体検知装置を提供することを目的とする。
本発明の移動体検知装置は、ICタグから出力される無線信号を受信するアンテナ部であって、移動体の移動方向である第1の方向に略直交する第2の方向の幅が、第2の方向に2つの移動体が密接して並んだ場合に2つの移動体に取り付けられたそれぞれのICタグの間隔よりも小さい平面状の複数のアンテナが、前記第2の方向に少なくとも1列に列状に配置されるアンテナ部と、前記アンテナ部を制御して前記ICタグから情報を読み取る制御部と、前記アンテナ部が前記ICタグから前記無線信号を受信する第1の時間を取得する計時部と、前記アンテナ部の複数のアンテナのうちいずれのアンテナによって前記第1の時間に前記無線信号が受信されるのかに応じて特定される第1の位置と、前記取得される第1の時間とに基づいて、所定の第2の時間から前記移動体が所定の計測地点を通過するまでの走行時間を取得する処理部とを備える。
この構成により、各アンテナは一つ以上のICタグと交信しないので、確実にICタグ、即ち、移動する移動体を検知できる。
また、本発明の移動体検知装置は、前記制御部は、所定の読出時間を要する前記ICタグからの情報の読み出しを連続して行い、前記アンテナ部の複数のアンテナのそれぞれの前記第1の方向の長さは、前記読出時間の間に移動体が移動する距離の2倍以上であることを特徴とする。
この構成により、アンテナの移動体の進行方向の幅を充分に長くすることで、無線通信の交信時間を充分に確保でき、確実にICタグ、即ち、移動する移動体を検知できる。
また、本発明の移動体検知装置は、前記制御部は、所定の読出時間を要する前記ICタグから情報の読み出しを、前記アンテナ部の複数のアンテナのうちお互いに隣接するアンテナ同士が同時には行わないように交互に連続して行い、前記アンテナ部の複数のアンテナのそれぞれの前記第1の方向の長さは、前記読出時間の間に移動体が移動する距離の3倍以上であることを特徴とする。
この構成のより、アンテナの移動体の進行方向の幅を充分に長くするで、無線通信の交信時間を充分に確保でき、確実にICタグ、即ち、移動する移動体を検知できる。
本発明によれば、移動する移動体を無線通信により、確実に検知することができる。
実施形態1の移動体検知装置の概要を示す図 実施形態1の移動体検知装置の構成を示す図 実施形態1のアンテナ部が2列状の構成を示す図 実施形態1のアンテナの幅を説明する図 実施形態1の計測マットの走行レーンへの設置状態の一例を示す図 実施形態2の連続読み取り動作を説明する図 実施形態3の間欠読み取り動作を説明する図 実施形態4の移動体検知装置の構成を示す図
本発明の実施形態1について図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態1の移動体検知装置の概要を示す図である。ここでは移動体を人として説明をする。
移動体検知装置は、走者のランニング時の走行時間を計測するための装置として使用できる。移動体検知装置は、例えば、学校の校庭等に配置されて使用される。移動体検知装置は、電子ピストル100、計測マット200、ICタグ300等を有する。
図2は、本実施形態1の移動体検知装置の構成を示す図である。計測マット200は、アンテナ部210、計時部220、処理部230、無線部240を備える。
図3はアンテナ部210の構成を示す図である。アンテナ部210は平面状のアンテナ211と制御部212とを備える。アンテナ211a、211b、211c、211d、211e、211fは、それぞれ、平面状のアンテナである。図3では、アンテナは6つの例を示すが、アンテナの数は6つに限られず、いくつであってもよい。制御部212は、それぞれのアンテナのON/OFFを制御して前記ICタグ300から情報を読み取る。
移動体検知装置の動作について説明する。
移動体検知装置において、電子ピストル100は引き金を引かれると、スタートを示す無線信号を出力する。無線部240がこの無線信号を受信すると、計時部220が計時を開始する。ICタグ300は走者の靴には装着される。ICタグ300は、それぞれ固有の識別信号を無線にて出力する。走者の靴が計測マット200上に到着すると、制御部212はアンテナ211を通してICタグ300との通信を行う。ICタグから送信される固有識別番号により、そのICタグが装着されている靴を履いている走者が特定される。同時に、計時部は、ICタグから送信される固有識別信号を受信した時刻に基づいて、走者が計測マット200上を通過した時間を取得する。処理部230は、取得された通過時間に基づいて、各走者(ICタグ)毎に、所定の計測地点を通過するまでの走行時間を算出する。
図4は、アンテナ211の幅を示す図である。図4は、アンテナと移動体を上から見た図である。アンテナ部210のアンテナは列状に配置される。図中のAaからAfは、アンテナ部210の複数のアンテナ211aから211fのそれぞれのアンテナの幅を示す。図中のBは、2つの移動体が密接して並んだ場合に2つの移動体に取り付けられたそれぞれのICタグの間隔を示す。図4に示すように、実施形態1において、アンテナ部210の各アンテナの幅AaからAfは、いずれもB以下とする。これにより、列状に配置されたアンテナ部210の中のアンテナ211aからアンテナ211fのいずれか1つの上部に、複数の移動体に装着されたICタグが同時に到達することはない。左右の靴に1つずつICタグが装着され、人が走る場合、左右の靴に装着された2つICタグが、アンテナ211aからアンテナ211fのいずれか1つの上部に同時に到着することもない。このため、移動体に装着されたICタグ300は確実にアンテナ部210検知されることになる。
図5は、ゴールライン近辺でのアンテナの設置を示す図である。例えば、アンテナ部210は、2つのアンテナ列210Rとアンテナ列210Fとを備える。アンテナ列210Rとアンテナ列210Fの中間の位置がゴールラインと一致するように、計測マット200が配置される。処理部230は、走者の靴に装着されたICタグの無線信号を受信したアンテナ211を含むアンテナ列に応じて、計測した時間を補正する。
具体的には、処理部230は、ICタグ300からの信号がスタートラインに近い方のアンテナ列210Fで受信されたときは、以下の式1に従って、補正後の計測時間Taを求める。
(式1)
Ta=T+(T×L1)/(Lsg−L1)
ここで、Tは実計測時間を表し、Lsgはスタートラインからゴールラインまでの距離を表し、L1はゴールラインからアンテナ列210Fの中心位置までの走行レーン方向の距離を表す。
これに対し、ICタグ300からの無線信号がスタートラインから遠い方のアンテナ列210Rで受信されたときは、処理部230は、以下の式2に従って、補正後の計測時間Taを求める。
(式2)
Ta=T−(T×L2)/(Lsg+L2)
ここで、L2はゴールラインからアンテナ列210Fの中心位置までの走行レーン方向
の距離を表す。アンテナ列210Rとアンテナ列210Fの中間の位置がゴールラインと一致する場合には、L1=L2である。この場合、L1、L2は、アンテナ列210Rの中心位置とアンテナ列210Fの中心位置との間の距離の半分である。
ICタグ300からの信号が両方のアンテナ列210F、210Rで受信されたときは、処理部230は、スタートラインから近い方のアンテナ列210Fでの実計測時間を(式1)に適用して、補正後の計測時間Taを求めてもよいし、スタートラインから遠い方のアンテナ列210Rでの実計測時間を(式2)に適用して、補正後の計測時間Taを求めてもよい。また、スタートラインから近い方のアンテナ列210Fでの実計測時間をTf、スタートラインから遠い方のアンテナ列210Rでの実計測時間をTr、として、補正後の時間Taを、以下の式3に従って求めるてもよい。
(式3)
Ta = (Tf + Tr)/2
このように計測時間を補正することにより、ゴールラインを挟んでその前後に2列にアンテナ部210を配置した場合にも、計測誤差を少なくすることができる。
以上説明したように、本実施形態1において、列状のアンテナ部210の各アンテナ211の幅は、図4に示すような構成とした。即ち、各アンテナ部の幅は2つの移動体が密接して並んだ場合に2つの移動体に取り付けられたそれぞれのICタグの間隔B以下に構成した。
これにより、列状の一つのアンテナ211の上部には、複数の移動体に装着されたICタグが同時に到着することがなくなり、アンテナ211は移動体に装着されたICタグ300を確実に検知することができる。
また、実施形態1では、アンテナ部210の2つのアンテナ列の中間の位置がゴールラインと一致するように、計測マット200が配置される。そして、処理部230は、無線信号を受信したアンテナ211が含まれるアンテナ列に基づいて、計測した時間を補正する。なお、アンテナ部210の2つのアンテナ列の中間の位置はゴールラインと一致しなくてもよい。この場合、処理部230は、2つのアンテナ列のそれぞれの中心位置とゴールラインとの距離に応じて、計測した時間を補正すればよい。
また、実施形態1では、アンテナ部210に2つのアンテナ列を設けた例について説明した。アンテナ列の数は2つに限られず、1列であってもよいし、3列以上であってもよい。また、この場合、処理部230は、各アンテナ列の中心位置とゴールラインとの距離に応じて、計測した時間を補正すればよい。
(実施形態2)
実施形態2において、各アンテナ部210は、前述の図3に示すように、列状に配置する。図6を用いて、アンテナ部210におけるICタグの情報の読み取り制御を説明する。図6において、横軸は時間経過を示す。読取期間1から読取期間5は、アンテナ211において、ICタグ300の情報を読み取る期間を示す。図6は、読み取り処理が連続して行われる場合を示している。
平面状のアンテナ211の移動体の移動方向の長さLanは、式4を満たすものとする。
(式4)
Lan ≧ 2×(V × Trd)
ここで、Vは移動体の移動速度を表し、Trdは読み取り処理に要する読取期間を表す。アンテナ211の移動体の移動方向への長さを、移動体が読み取り処理に要する時間中
に移動する距離の2倍以上とすることにより、1つのアンテナ211上にタグが存在する期間は読み取り時間Trdの2倍以上となる。なお、同図のCASE1、CASE2、CASE3、CASE4の両端矢印の線は、ICタグが装着された靴がアンテナ211上で接地してから再び離れるまでの期間を示す。すなわち、ICタグ300が1つのアンテナ211上に存在している期間を示している。
CASE1、CASE2、CASE3、CASE4は、それぞれICタグ300が読取期間2の期間内の様々なタイミングで接地する場合について示している。図6は、読取期間2の期間内のどのようなタイミングでICタグが到着した場合でも読取期間3の間において、ICタグがアンテナ211の上にあることを示している。これにより、読取期間3において、確実にタグとの通信が出来ることがわかる。
このように、アンテナ211の移動体の移動方向への長さを、式4のように設定することにより、ICタグ300の到着が読取期間に対してどのようなタイミングであっても、ICタグ300は、読み取りに充分な時間をアンテナ部210の上部に留まることになる。このため、アンテナ部はICタグを確実に検知することができる。
なお、アンテナ部を複数列で構成した場合も、各列において上記と同様に設定しておくと、各列においてもICタグを確実に検知することができる。
(実施形態3)
実施形態3において、各アンテナ部210は、前述の図3に示すように、列状に配置する。図7を用いて、アンテナ部210におけるICタグの情報の読み取り制御を説明する。図7において、横軸は時間経過を示す。読取期間1から読取期間3は、アンテナ211において、ICタグ300の情報を読み取る期間を示す。図7は、読取期間と、読み取りを行わない停止期間とが交互に繰り返され、間欠して読み取る場合を示す。間欠動作は、1列状に並んだ隣り合う2つのアンテナ211が同時に動作しないようにするために設けている。即ち、隣接するアンテナ211が同時に、読み取り動作を行った場合、アンテナ211から発生する磁界の相互干渉などの影響により、ICタグ300の検出が不安定となる可能性があるため、これを避けることでICタグを確実に検出できるようにする。
例えば、列状のアンテナ部の一端から奇数番目のアンテナ211が読み取り動作を行うときには、偶数番目のアンテナ211は読み取り動作を行わない。また、奇数番目のアンテナ211が読み取り動作を停止しているときには、偶数番目のアンテナ211が読み取り動作を実行する。このように、奇数番目のアンテナ211と偶数番目のアンテナ211とが交互に動作するように制御する。
平面状のアンテナ211の移動体の移動方向の長さLkaは、式5を満たすものとする。
(式5)
Lka ≧ 3×(V × Trd)
ここで、Vは移動体の移動速度を表し、Trdは読み取り処理に要する読取期間を表す。アンテナ211の移動体の移動方向への長さを、移動体が読み取り処理に要する時間中に移動する距離の3倍以上とすることにより、1つのアンテナ211上にタグが存在する期間は読み取り時間Trdの3倍以上となる。なお、同図のCASE1、CASE2、CASE3、CASE4、CASE5の両端矢印の線は、ICタグが装着された靴がアンテナ211上で接地してから再び離れるまでの期間を示す。すなわち、ICタグ300が1つのアンテナ211上に存在している期間を示している。
CASE1、CASE2、CASE3、CASE4、CASE5は、それぞれICタグ
300が読取期間1の開始から読取期間2の開始の直前までの期間内の様々なタイミングで接地する場合について示している。図7は、読取期間1の開始から読取期間2の開始直前までの期間のどのようなタイミングでICタグが到着した場合でも、読取期間2の間において、ICタグがアンテナ211の上にあることを示している。これにより、読取期間2において、確実にタグとの通信が出来ることがわかる。
このように、アンテナ211の移動体の移動方向への長さを、式5のように設定することにより、隣接する2つのアンテナ部が交互に読み取り動作を実行する場合において、ICタグ300の到着が読取期間に対してどのようなタイミングであっても、ICタグ300は、読み取りに充分な時間をアンテナ部300の上部に留まることになる。このため、アンテナ部はICタグを確実に検知することができることになる。
なお、アンテナ部を複数列で構成した場合も、各列において上記と同様に設定することで、各アンテナ列においてICタグを確実に検知することができる。
前記各実施形態では、移動体が人の場合の走行時間を計測するランニング計測システム及び計測マットについて説明した。しかし、本実施形態のランニング計測システム及び計測マットは、移動体が自動車、自転車、フォークリフト等である場合にも用いることができる。つまり、本実施形態のランニング計測システム及び計測マットは、自動車、自転車、フォークリフト等の移動体の移動時間等を検知するための検知システム、及び検知装置として利用することができる。
(実施形態4)
図8は、本実施形態4の移動体検知装置の構成を示す図である。
移動体検知装置は、電子ピストル100、計測マット200、コンピュータ400、表示装置500、及びサーバ700等を有する。
移動体検知装置の動作の概要について説明する。ここでは移動体は人であるとして説明する。
電子ピストル100は、引き金が引かれると、スタートを示す無線信号を出力する。このとき、電子ピストル100は、スタートを知らせる音或いは光、或いはその両方を発してもよい。コンピュータ400は、スタートを示す無線信号を受信すると、計時を開始する。このときレース開始を示す画面を表示装置500に表示してもよい。また、計時中の時間をリアルタイムで表示装置500に表示してもよい。走者の靴にはICタグ300が装着されており、ICタグ300は固有の識別信号を無線にて出力する。計測マット200は、実施形態1のアンテナ部と同様に、複数のアンテナとICタグのリーダ部を備えている。走者が計測マット200上に到達すると、リーダ部はICタグ300が出力する識別情報を取得する。検出された識別情報はコンピュータ500に無線で通知される。コンピュータ500は受信した識別情報に基づいて、移動体毎に走行時間を算出する。
計測マットは走行コースのゴール地点だけではなく、途中のひとつ以上のポイントに設置して、それぞれの場所での時間を計測してもよい。コンピュータ500は、走者の識別情報、走行時間の測定結果等のデータを表示装置500に出力する。コンピュータ500は測定データを蓄積して管理する。測定データをインターネット等のネットワーク600を介して外部のサーバ700にアップロードして、外部のサーバ700でデータを管理してもよい。サーバ700は複数のユーザのコンピュータ500からアップロードされたデータに対して、種々の処理を加えて、ユーザのコンピュータ500に提供することができる。コンピュータ500、或いは、サーバ700は計測或いは蓄積したデータを分析して、走行に関するアドバイスを行ってもよい。
なお、電子ピストル100の形状はピストル型に限定するものではなく、引き金の代わりにスイッチを備える装置であってもよい。
また、電子ピストル100は、引き金やスイッチを備えることなく、単にコンピュータ400或いは計測マット200からの指示により、音や光によってスタートを知らせるものであってもよい。
また、前述の説明では、計時はコンピュータ500で行うとしたが、計測マット200に計時機能を持たせてもよい。このとき、電子ピストル100からのスタートを示す信号をコンピュータ経由で計測マットに送信してもよい。或いは、電子ピストルと計測マットが直接通信を行ってもよい。
また、電子ピストル100、計測マット200はそれぞれコンピュータと通信しているが、電子ピストル100、計測マット200が直接通信を行ってもよい。
前述の説明では各ブロックの通信に無線を使用したが、有線で接続してもよい。
前述の説明では走行時間の計算はコンピュータで行うとしたが、例えば計測マット等の他のブロックで行ってもよい。このとき、計算に必要な各情報が他のブロックにある場合は、当然ながら、計算に必要な各情報は通信により計算を実行するブロックに通知される。
また、計測マット200が請求項1に示したように複数列のアンテナを備えている場合、ICタグの情報を取得したアンテナが属するアンテナ列の位置と、ゴールラインとの位置関係に基づいて、請求項1に示した式を用いて走行時間を算出する。また、アンテナ列がいちれるの場合で、アンテナ列がゴールラインと一致していない場合も同様に、補正を行って走行時間を算出する。
本発明によれば、移動体を確実に検知できるので、移動体の走行時間を計測する計測装置等に有用である。
100 電子ピストル
200 計測マット
210 アンテナ部
211 アンテナ
212 制御部
220 計時部
230 処理部
240 無線部
300 ICタグ
400 コンピュータ
500 表示装置
600 ネットワーク
700 サーバ

Claims (4)

  1. 移動体に装着されるICタグから受信した無線信号に基づいて移動体の走行時間を計測するシステムにおいて用いられる移動体検知装置であって、
    前記ICタグから出力される無線信号を受信するアンテナ部であって、移動体の移動方向である第1の方向に略直交する第2の方向の幅が、第2の方向に2つの移動体が密接して並んだ場合に2つの移動体に取り付けられたそれぞれのICタグの間隔よりも小さい平面状の複数のアンテナが、前記第2の方向に少なくとも1列に列状に配置されるアンテナ部と、
    前記アンテナ部を制御して前記ICタグから情報を読み取る制御部と、
    前記アンテナ部が前記ICタグから前記無線信号を受信する第1の時間を取得する計時部と、
    前記アンテナ部の複数のアンテナのうちいずれのアンテナによって前記第1の時間に前記無線信号が受信されるのかに応じて特定される第1の位置と、前記取得される第1の時間とに基づいて、所定の第2の時間から前記移動体が所定の計測地点を通過するまでの走行時間を取得する処理部と
    を備える移動体検知装置。
  2. 前記制御部は、所定の読出時間を要する前記ICタグからの情報の読み出しを連続して行い、
    前記アンテナ部の複数のアンテナのそれぞれの前記第1の方向の長さは、前記読出時間の間に移動体が移動する距離の2倍以上である
    ことを特徴とする請求項1記載の移動体検知装置。
  3. 前記制御部は、所定の読出時間を要する前記ICタグから情報の読み出しを、前記アンテナ部の複数のアンテナのうちお互いに隣接するアンテナ同士が同時には行わないように交互に連続して行い、前記アンテナ部の複数のアンテナのそれぞれの前記第1の方向の長さは、前記読出時間の間に移動体が移動する距離の3倍以上である
    ことを特徴とする請求項1記載の移動体検知装置。
  4. 移動体は人であり、
    前記ICタグは、当該人が装着する靴に装着される
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の移動体検知装置。
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