JP6167059B2 - 収納ボックスユニット及びその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、収納ボックスユニット及びその製造方法に関し、特に収納箱、収納棚、間仕切り棚として用いることができる収納ボックスユニット及びその製造方法に関する。
この発明の背景となる組み立てボックスとして、組立ボックス1を構成する枠板1a、1c、1b、1cの各々の表面に、各々の枠板1a、1c、1b、1cを連結するように、1枚の装飾用皮膜を貼りつけた組立ボックスが開示されている(特許文献1参照)。
特許文献1に開示されている組立ボックスは、組立作業が容易で且つ組立後の美観にも優れた組立ボックスを提供することを目的として考え出されたものである。
特開平11−89647号公報
ところが、特許文献1に開示されている組立ボックスでは、枠板の表面に貼りつけられた装飾用皮膜が全面を覆っていないので、装飾用皮膜がその端縁で枠板よりはがれ易く、又、枠板から部分的に浮き上がったり全体的に波打ったりして平面状にならない場合がある。そのため、このような組立ボックスは、製造加工が非常に困難である。又、底板を備えているので、積み重ねたときに、載置面の凹凸によって不安定となる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、製造加工が容易であり、前面、背面及び両側面が化粧されるとともに、積み重ね易い、収納ボックスユニット及びその製造方法を提供することである。
この発明の請求項1にかかる収納ボックスユニットは、基板の主面に化粧シートが貼着された表面材を化粧シートを外表面にして、天部及び側部を構成する板状体に形成され、該板状体を化粧シートを屈曲して正面視略コ字形に成形され、
収納ボックスユニットの各々の側部を接し合わせて並列でき、且つ、天部の上又は平面上に載置できる接地面を有する側部を備える、収納ボックスユニットであって、
表面材は、基板の平面状主面に、化粧シートが貼着され、該基板の主面とは反対側の面より化粧シートに向けて、板状体の部に対応する部位において適宜な間隔をあけて平行に折り曲げ溝を形成され、該折り曲げ溝を閉じるように化粧シートを折り曲げて板状体を成形され、
該板状体は、前記折り曲げ溝の間隔に対応する及び厚みを備える、断面略々ロ字形の板状体であって、折り曲げ溝に沿ってのびる長尺であり、
表面材における化粧シートを折り曲げ溝において折り曲げて基板の一方の長手端縁と他方の長手端縁とを突き合わされ、
前記一方の長手端縁と他方の長手端縁とを突き合わされた側の面から反対側の面に向けて、収納ボックスユニットの隅部を形成するための隅部形成溝を成形され、
隅部形成溝を閉じるように化粧シートを折り曲げて、隅部形成溝を閉じ合わせて接着され、
天部は、化粧シートで覆われ、側部は、天部の主面と平行な接地面を残して化粧シートで覆われ、
左右の側部の上に天部が形成され、天部と側部とは直交し、左右の側部の間は、開した、収納ボックスユニットである。
この発明の請求項2にかかる収納ボックスユニットにおいては、表面材は、平面視長方形の基板の平面状主面に、全面に亘って化粧シートが貼着され、該平面状主面とは反対側の面より化粧シートに向けて基板の長手端縁に沿って一方の木口より他方の木口に亘って連続した断面V字形の折り曲げ溝を形成され、前記折り曲げ溝は、板状体の幅に対応する間隔をあけて形成された、第1の折り曲げ溝と第2の折り曲げ溝及び第3の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝を有し、隣接する第1の折り曲げ溝と第3の折り曲げ溝は、板状体の厚さに対応する間隔をあけて形成され、且つ、隣接する第2の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝は、板状体の厚さに対応する間隔をあけて形成され、前記板状体は、第1の折り曲げ溝と第2の折り曲げ溝との間の基板が第3の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝との間の基板と向き合い、且つ、第2の折り曲げ溝と第3の折り曲げ溝との間の基板が第3の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝との間の基板と向き合い、基板の長手端縁と直交する木口によって接地面を形成された、請求項1に記載の収納ボックスユニットである。
この発明の請求項3にかかる収納ボックスユニットにおいては、隅部形成溝は、第3の折り曲げ溝及び第4の折り曲げ溝から第1の折り曲げ溝及び第2の折り曲げ溝に達する深さを備え、第3の折り曲げ溝から第4の折り曲げ溝に亘って連続して形成され、第1の折り曲げ溝及び第2の折り曲げ溝と第3の折り曲げ溝及び第4の折り曲げ溝と直交し、第3の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝との間の化粧シートは、収納ボックスユニットの内側面を形成し、第1の折り曲げ溝と第2の折り曲げ溝との間の化粧シートは、収納ボックスユニットの外側面を形成した、請求項1に記載の収納ボックスユニットである。
この発明の請求項4にかかる収納ボックスユニットにおいては、前記隅部形成溝は、基板の長手端縁に直交し且つ木口に平行な隅部形成溝を形成され、前記隅部形成溝は、一方の木口と適宜な間隔をあけて形成された第1の隅部形成溝と他方の木口と適宜な間隔をあけて形成された第2の隅部形成溝とを有し、一方の木口と第1の隅部形成溝との間の間隔は、他方の木口と第2の隅部形成溝との間の間隔と同一であって、一方の木口によって形成された接地面と他方の木口によって形成された接地面とは、第1の隅部形成溝と第2の隅部形成溝との間に形成された天部の主面と平行な面を備え、一方の側部は、一方の木口側と他方の側部の他方の木口側との間を開した、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の収納ボックスユニットである。
この発明の請求項5にかかる収納ボックスユニットにおいては、折り曲げ溝及び隅部形成溝は、基板に形成された断面V字形の溝であって、略平面状の溝壁間のなす角度が90度であって、溝底が化粧シートに略々達し、化粧シートが折り曲げられて、基板に形成された略平面状の溝壁面が密着するように形成された、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の収納ボックスユニットである。
この発明の請求項6にかかる収納ボックスユニットにおいては、収納ボックスユニットは、表面材を構成している化粧シートを屈曲して、天部並びに一方の側部及び他方の側部を前記板状体によって形成され、天部の両側から一方の側部及び他方の側部が垂下されており、
前記天部並びに一方の側部及び他方の側部は、芯材の表面に表面材が貼着され、
芯材の外側面に、前記表面材の外側面基板が貼着され、
芯材の内側面に、前記表面材の内側面基板が貼着され、
芯材の外側面に、前記表面材の外側面基板が貼着され、芯材の内側面に、前記表面材の内側面基板が貼着され、
芯材の表端面に、表面材の表端面基板が貼着され、芯材の裏端面に、表面材の裏端面基板が貼着され、
外側面基板と表端面基板とは、芯材の外表側芯材角部において、突き合わせて接合され、
内側面基板と表端面基板とは、芯材の内表側芯材角部において、突き合わせて接合され、
外側面基板と裏端面基板とは、芯材の外裏側芯材角部において、突き合わせて接合され、
内側面基板と裏端面基板とは、芯材の内裏側芯材角部において、突き合わせて接合され、
芯材の表面に表面材が貼着された天部は、その一方端に、芯材の表面に表面材が貼着された一方の側部が突き合わせられ、且つ、その他方端に、他方の側部が突き合わせられ、
天部の表側芯材と一方の側部の表側芯材及び溝形成芯材とは、天部と一方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
天部の表側芯材と他方の側部の表側芯材及び溝形成芯材とは、天部と他方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
天部の内側面基板と一方の側部の内側面基板とは、天部と一方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
天部の内側面基板と他方の側部の内側面基板とは、天部と他方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
天部の外側面基板と一方の側部の外側面基板とは、天部と一方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
天部の外側面基板と他方の側部の外側面基板とは、天部と他方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
外側面の化粧シートは、一方の隅部及び他方の隅部を形成するために折り曲げられて、天部の外側面の化粧シートと一方の側部及び他方の側部の外側面の化粧シートとは、直交し、
天部は、正面視断面略台形状であり、一方の側部及び他方の側部は、正面視断面略台形状であり、
天部は、突き合わせられた一方の側部及び他方の側部と直交し、
一方の側部と他方の側部とは、平行である、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の収納ボックスユニットである。
この発明の請求項7にかかる収納ボックスユニットにおいては、前記板状体の表面材を構成する基板は、第1の折り曲げ溝と第2の折り曲げ溝とによって区画されて、外側面基板を成形され、前記外側面基板は、収納ボックスユニットの外側に位置し、
前記板状体の表面材を構成する基板は、第3の折り曲げ溝と一方の長手端縁とによって区画されて、内側面基板を成形され、前記内側面基板は、収納ボックスユニットの内側に位置し、
前記板状体の表面材を構成する基板は、第1の折り曲げ溝と第3の折り曲げ溝とによって区画されて、表端面基板を成形され、前記表端面基板は、収納ボックスユニットの前面側に位置し、
前記板状体の表面材を構成する基板は、第2の折り曲げ溝と他方の長手端縁とによって区画されて、裏端面基板を成形され、前記裏端面基板は、収納ボックスユニットの背面側に位置し、
前記板状体は、外側面基板と折り曲げ溝を介して隣接する表端面基板及び裏端面基板とが突き合わせられ、且つ内側面基板と折り曲げ溝を介して隣接する表端面基板及び裏端面基板とが突き合わせられ、
該突き合わせ部位である折り曲げ溝部位における化粧シートの折り目が外側に出る山折りによって、角部を形成され、
隣接する外側面基板と表端面基板及び裏端面基板とが直角に交わり、
隣接する内側面基板と表端面基板及び裏端面基板とが直角に交わり、
外側面基板の外表面と内側面基板の外表面とが平行な面であって、一方の表端面基板の外表面と他方の裏端面基板の外表面とが平行である、直方体状であり、
内側の基板の外側の面一面に化粧シートが貼着されて化粧シートによって覆われた、請求項6に記載の収納ボックスユニットである。
この発明の請求項8にかかる収納ボックスユニットにおいては、収納ボックスユニットは、前方の開口部に扉を付設された及び/又は天部と側部との間に背面板を付設された、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の収納ボックスユニットである。
この発明の請求項9にかかる収納ボックスユニットの製造方法は、天部及び側部を構成する板状体を突き合わせて正面視略コ字形の収納ボックスユニットを製造する方法であって、
表面材を構成する、基板の平面状主面に、化粧シートが貼着され、該基板の主面とは反対側の面より化粧シートに向けて、板状体の部に対応する部位において適宜な間隔をあけて平行に折り曲げ溝を形成するステップと、
表面材に形成された該折り曲げ溝を閉じるように化粧シートを折り曲げて板状体を成形するステップと、
前記折り曲げ溝の間隔に対応する及び厚みを備える、断面略々ロ字形の板状体であって、折り曲げ溝に沿ってのびる長尺である板状体を、
表面材における化粧シートを折り曲げ溝において折り曲げて基板の一方の長手端縁と他方の長手端縁とを突き合わせ、
前記一方の長手端縁と他方の長手端縁とを突き合わされた側の面から反対側の面に向けて、収納ボックスユニットの隅部を形成するための隅部形成溝を成形するステップと、
隅部形成溝を閉じるように化粧シートを折り曲げて、隅部形成溝を閉じ合わせて接着するステップとを含み、
基板の主面に化粧シートが貼着された表面材を化粧シートを外表面にして、化粧シートを屈曲して形成され、
天部は、化粧シートで覆われ、側部は、天部の主面と平行な接地面を残して化粧シートで覆われ、
左右の側部の上に天部が形成され、天部と側部とは直交し、左右の側部の間は、開し、
収納ボックスユニットの各々の側部を接し合わせて並列でき、且つ、天部の上又は平面上に載置できる接地面を有する側部を備える、収納ボックスユニットの製造方法である。
請求項1の発明によれば、基板の主面に化粧シートが貼着された表面材を化粧シートを外表面にして、天部及び側部を構成する板状体に形成され、該板状体を化粧シートを屈曲して正面視略コ字形に成形され、
収納ボックスユニットの各々の側部を接し合わせて並列でき、且つ、天部の上又は平面上に載置できる接地面を有する側部を備える、収納ボックスユニットであって、
表面材は、基板の平面状主面に、化粧シートが貼着され、該基板の主面とは反対側の面より化粧シートに向けて、板状体の部に対応する部位において適宜な間隔をあけて平行に折り曲げ溝を形成され、該折り曲げ溝を閉じるように化粧シートを折り曲げて板状体を成形され、
該板状体は、前記折り曲げ溝の間隔に対応する及び厚みを備える、断面略々ロ字形の板状体であって、折り曲げ溝に沿ってのびる長尺であり、
表面材における化粧シートを折り曲げ溝において折り曲げて基板の一方の長手端縁と他方の長手端縁とを突き合わされ、
前記一方の長手端縁と他方の長手端縁とを突き合わされた側の面から反対側の面に向けて、収納ボックスユニットの隅部を形成するための隅部形成溝を成形され、
隅部形成溝を閉じるように化粧シートを折り曲げて、隅部形成溝を閉じ合わせて接着され、
天部は、化粧シートで覆われ、側部は、天部の主面と平行な接地面を残して化粧シートで覆われ、
左右の側部の上に天部が形成され、天部と側部とは直交し、左右の側部の間は、開しているので、製造加工が容易であり、前面、背面及び両側面が化粧されるとともに、積み重ね易い収納ボックスユニットが得られる。
請求項2の発明によれば、表面材は、平面視長方形の基板の平面状主面に、全面に亘って化粧シートが貼着され、該平面状主面とは反対側の面より化粧シートに向けて基板の長手端縁に沿って一方の木口より他方の木口に亘って連続した断面V字形の折り曲げ溝を形成され、前記折り曲げ溝は、板状体の幅に対応する間隔をあけて形成された、第1の折り曲げ溝と第2の折り曲げ溝及び第3の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝を有し、隣接する第1の折り曲げ溝と第3の折り曲げ溝は、板状体の厚さに対応する間隔をあけて形成され、且つ、隣接する第2の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝は、板状体の厚さに対応する間隔をあけて形成され、前記板状体は、第1の折り曲げ溝と第2の折り曲げ溝との間の基板が第3の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝との間の基板と向き合い、且つ、第2の折り曲げ溝と第3の折り曲げ溝との間の基板が第3の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝との間の基板と向き合い、基板の長手端縁と直交する木口によって接地面を形成されているので、製造加工が容易であり、前面、背面及び両側面が化粧されるとともに、積み重ね易い収納ボックスユニットが得られる。
請求項3の発明によれば、隅部形成溝は、第3の折り曲げ溝及び第4の折り曲げ溝から第1の折り曲げ溝及び第2の折り曲げ溝に達する深さを備え、第3の折り曲げ溝から第4の折り曲げ溝に亘って連続して形成され、第1の折り曲げ溝及び第2の折り曲げ溝と第3の折り曲げ溝及び第4の折り曲げ溝と直交し、第3の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝との間の化粧シートは、収納ボックスユニットの内側面を形成し、第1の折り曲げ溝と第2の折り曲げ溝との間の化粧シートは、収納ボックスユニットの外側面を形成しているので、製造加工が容易であり、前面、背面及び両側面が化粧されるとともに、積み重ね易い収納ボックスユニットが得られる。
請求項4の発明によれば、前記隅部形成溝は、基板の長手端縁に直交し且つ木口に平行な隅部形成溝を形成され、前記隅部形成溝は、一方の木口と適宜な間隔をあけて形成された第1の隅部形成溝と他方の木口と適宜な間隔をあけて形成された第2の隅部形成溝とを有し、一方の木口と第1の隅部形成溝との間の間隔は、他方の木口と第2の隅部形成溝との間の間隔と同一であって、一方の木口によって形成された接地面と他方の木口によって形成された接地面とは、第1の隅部形成溝と第2の隅部形成溝との間に形成された天部の主面と平行な面を備え、一方の側部は、一方の木口側と他方の側部の他方の木口側との間を開しているので、製造加工が容易であり、前面、背面及び両側面が化粧されるとともに、積み重ね易い収納ボックスユニットが得られる。
請求項5の発明によれば、折り曲げ溝及び隅部形成溝は、基板に形成された断面V字形の溝であって、略平面状の溝壁間のなす角度が90度であって、溝底が化粧シートに略々達し、化粧シートが折り曲げられて、基板に形成された略平面状の溝壁面が密着するように形成されているので、製造加工が容易であり、前面、背面及び両側面が化粧されるとともに、積み重ね易い収納ボックスユニットが得られる。
請求項6の発明によれば、収納ボックスユニットは、表面材を構成している化粧シートを屈曲して、天部並びに一方の側部及び他方の側部を前記板状体によって形成され、天部の両側から一方の側部及び他方の側部が垂下されており、
前記天部並びに一方の側部及び他方の側部は、芯材の表面に表面材が貼着され、
芯材の外側面に、前記表面材の外側面基板が貼着され、
芯材の内側面に、前記表面材の内側面基板が貼着され、
芯材の外側面に、前記表面材の外側面基板が貼着され、芯材の内側面に、前記表面材の内側面基板が貼着され、
芯材の表端面に、表面材の表端面基板が貼着され、芯材の裏端面に、表面材の裏端面基板が貼着され、
外側面基板と表端面基板とは、芯材の外表側芯材角部において、突き合わせて接合され、
内側面基板と表端面基板とは、芯材の内表側芯材角部において、突き合わせて接合され、
外側面基板と裏端面基板とは、芯材の外裏側芯材角部において、突き合わせて接合され、
内側面基板と裏端面基板とは、芯材の内裏側芯材角部において、突き合わせて接合され、
芯材の表面に表面材が貼着された天部は、その一方端に、芯材の表面に表面材が貼着された一方の側部が突き合わせられ、且つ、その他方端に、他方の側部が突き合わせられ、
天部の表側芯材と一方の側部の表側芯材及び溝形成芯材とは、天部と一方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
天部の表側芯材と他方の側部の表側芯材及び溝形成芯材とは、天部と他方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
天部の内側面基板と一方の側部の内側面基板とは、天部と一方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
天部の内側面基板と他方の側部の内側面基板とは、天部と他方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
天部の外側面基板と一方の側部の外側面基板とは、天部と一方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
天部の外側面基板と他方の側部の外側面基板とは、天部と他方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
外側面の化粧シートは、一方の隅部及び他方の隅部を形成するために折り曲げられて、天部の外側面の化粧シートと一方の側部及び他方の側部の外側面の化粧シートとは、直交し、
天部は、正面視断面略台形状であり、一方の側部及び他方の側部は、正面視断面略台形状であり、
天部は、突き合わせられた一方の側部及び他方の側部と直交し、
一方の側部と他方の側部とは、平行である、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の収納ボックスユニットが得られる。
請求項7の発明によれば、前記板状体の表面材を構成する基板は、第1の折り曲げ溝と第2の折り曲げ溝とによって区画されて、外側面基板を成形され、前記外側面基板は、収納ボックスユニットの外側に位置し、
前記板状体の表面材を構成する基板は、第3の折り曲げ溝と一方の長手端縁とによって区画されて、内側面基板を成形され、前記内側面基板は、収納ボックスユニットの内側に位置し、
前記板状体の表面材を構成する基板は、第1の折り曲げ溝と第3の折り曲げ溝とによって区画されて、表端面基板を成形され、前記表端面基板は、収納ボックスユニットの前面側に位置し、
前記板状体の表面材を構成する基板は、第2の折り曲げ溝と他方の長手端縁とによって区画されて、裏端面基板を成形され、前記裏端面基板は、収納ボックスユニットの背面側に位置し、
前記板状体は、外側面基板と折り曲げ溝を介して隣接する表端面基板及び裏端面基板とが突き合わせられ、且つ内側面基板と折り曲げ溝を介して隣接する表端面基板及び裏端面基板とが突き合わせられ、
該突き合わせ部位である折り曲げ溝部位における化粧シートの折り目が外側に出る山折りによって、角部を形成され、
隣接する外側面基板と表端面基板及び裏端面基板とが直角に交わり、
隣接する内側面基板と表端面基板及び裏端面基板とが直角に交わり、
外側面基板の外表面と内側面基板の外表面とが平行な面であって、一方の表端面基板の外表面と他方の裏端面基板の外表面とが平行である、直方体状であり、
内側の基板の外側の面一面に化粧シートが貼着されて化粧シートによって覆われた、請求項6に記載の収納ボックスユニットが得られる。
請求項8の発明によれば、収納ボックスユニットは、前方の開口部に扉を付設された及び/又は天部と側部との間に背面板を付設されているので、製造加工が容易であり、前面、背面及び両側面が化粧されるとともに、積み重ね易い収納ボックスユニットが得られる。
請求項9の発明によれば、天部及び側部を構成する板状体を突き合わせて正面視略コ字形の収納ボックスユニットを製造する方法であって、表面材を構成する、基板の平面状主面に、化粧シートが貼着され、該基板の主面とは反対側の面より化粧シートに向けて、板状体の隅部に対応する部位において適宜な間隔をあけて平行に折り曲げ溝を形成するステップと、表面材に形成された該折り曲げ溝を閉じるように化粧シートを折り曲げて板状体を成形するステップと、前記折り曲げ溝の間隔に対応する及び厚みを備える、断面略々ロ字形の板状体であって、折り曲げ溝に沿ってのびる長尺である板状体を、表面材における化粧シートを折り曲げ溝において折り曲げて基板の一方の長手端縁と他方の長手端縁とを突き合わせ、前記一方の長手端縁と他方の長手端縁とを突き合わされた側の面から反対側の面に向けて、収納ボックスユニットの隅部を形成するための隅部形成溝を成形するステップと、隅部形成溝を閉じるように化粧シートを折り曲げて、隅部形成溝を閉じ合わせて接着するステップとを含み、基板の主面に化粧シートが貼着された表面材を化粧シートを外表面にして、化粧シートを屈曲して形成され、天部は、化粧シートで覆われ、側部は、天部の主面と平行な接地面を残して化粧シートで覆われ、左右の側部の上に天部が形成され、天部と側部とは直交し、左右の側部の間は、開し、収納ボックスユニットの各々の側部を接し合わせて並列でき、且つ、天部の上又は平面上に載置できる接地面を有する側部を備えるので、製造加工が容易であり、前面、背面及び両側面が化粧されるとともに、積み重ね易い収納ボックスユニットが得られる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴及び利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
この発明にかかる一実施の形態である収納ボックスユニットを示す斜視図解図である。 この発明にかかる一実施の形態である収納ボックスユニットを示す斜視図解図である。 図1図示収納ボックスユニットの正面図解図である。 図1図示収納ボックスユニットの側面図解図である。 図1図示収納ボックスユニットの平面図解図である。 図1図示収納ボックスユニットの底面図解図である。 表面材を展開した状態を示す斜視図解図である。 板状体によって収納ボックスユニットを組み立てる方法を示す斜視図解図である。 板状体によって収納ボックスユニットを組み立てる方法を示す断面図解図である。 (A)は板状体を展開した状態を示す平面図解図であり、(B)は板状体を展開した状態を示す正面図解図である。 (A)は図9A−A矢視図解図であり、(B)は図9B−B断面図解図であり、(C)は板状体の中心の横断面図解図である。 板状体により収納ボックスユニットを組み立てる方法を示す斜視図解図である。 板状体により収納ボックスユニットを組み立てる方法を示す斜視図解図である。 板状体により収納ボックスユニットを組み立てる方法を示す斜視図解図である。 別の実施の形態である収納ボックスユニットの斜視図解図である。 図14図示収納ボックスユニットの板状体を展開した状態における板状体の平面図解図である。 図14図示収納ボックスユニットの板状体を展開した状態における板状体の正面図解図である。 図16図示C−C断面図解図である。 別の実施の形態である収納ボックスユニットの正面図解図である。 図18図示収納ボックスユニットの側面図解図である。 本発明にかかる収納ボックスユニットによって形成された収納棚の斜視図解図である。 本発明にかかる収納ボックスユニットによって形成された収納棚の斜視図解図である。 本発明にかかる収納ボックスユニットによって形成された収納棚の正面図解図である。 本発明にかかる収納ボックスユニットの利用方法を示す斜視図解図である。 本発明にかかる収納ボックスユニットの利用方法を示す斜視図解図である。 本発明にかかる収納ボックスユニットの利用方法を示す斜視図解図である。 本発明にかかる収納ボックスユニットの製造方法を示す斜視図解図である。 図26A図示製造方法により製造された収納ボックスユニットの要部の縦断面図解図である。 表面材の変形例を示す断面図解図である。 表面材を変形した収納ボックスユニットの正面図解図である。 図28図示収納ボックスユニットの側面図解図である。 表面材の変形例を示す断面図解図である。 板状体の変形例を示す斜視図解図である。 板状体の変形例による収納ボックスユニットの組み立て方法を示す斜視図解図である。
収納ボックスユニット10は、収納ボックスを形成するためのユニットであって、平板状の天部12の両側から平板状の一方の側部14及び他方の側部16が垂下されている。収納ボックスユニット10は、複数の収納ボックスユニット10の各々の一方の側部14及び他方の側部16を接し合わせて並列でき、且つ、天部12の上又は平面上に載置できる接地面を有する一方の側部14及び他方の側部16を備え、天部12の上面に載置できる。
収納ボックスユニット10は、複数の収納ボックスユニット10の一対の一方の側部14及び他方の側部16を接し合わせて並列され及び/又は天部12の上に一方の側部14の接地面26及び他方の側部16の接地面28を接し合わせて積み重ねられる。
収納ボックスユニット10は、基板52の主面に化粧シート54が貼着された表面材50を化粧シート54を外表面にして化粧シート54を折り曲げて板状に形成された、天部12及び一方の側部14若しくは他方の側部16を構成する板状体30によって形成されている。
収納ボックスユニット10は、該板状体30を、表面材50を構成している化粧シート54を屈曲して、正面視略コ字形に成形されている。
収納ボックスユニット10は、天部12が、化粧シート54で覆われ、一方の側部14及び他方の側部16が、天部12の主面と平行な接地面(接地面26及び接地面28)を残して化粧シート54で覆われている。
収納ボックスユニット10は、左右の平板状の一方の側部14及び他方の側部16の上に、隅部18及び隅部20を介して、一方の側部14及び他方の側部16と略々同じ幅の天部12が形成されている。
天部12と一方の側部14及び他方の側部16とは、直交し、天部12の左側から垂下された一方の側部14と天部12の右側から垂下された他方の側部16との間は、開している。
(表面材)
表面材50は、基板52の平面状主面に、化粧シート54が貼着され、該基板52の主面とは反対側の面より化粧シート54に向けて、板状体30の角部32,角部34,角部36及び角部38に対応する部位において、適宜な間隔をあけて平行に、基板52に折り曲げ溝60を形成されており、該折り曲げ溝60を閉じるように化粧シート54を折り曲げて板状体30を成形するように構成されている。
基板52は、ベニヤ板、繊維板等の木質系板材からなり、化粧シート54は、オレフィン樹脂、樹脂含浸紙などの可撓性を有するシート状物からなる。
基板52は、化粧シート54と比して厚い板であり、基板52及び化粧シート54の長さ及び幅は、略同一である。
表面材50は、平面視長方形の基板52の平面状主面に、全面に亘って化粧シート54が貼着され、該平面状主面とは反対側の面より化粧シート54に向けて基板52の長手端縁(一方の長手端縁56及び他方の長手端縁58)に沿って一方の木口(表面材木口96)より他方の木口(表面材木口98)に亘って連続した断面V字形の折り曲げ溝60を形成されている。
前記折り曲げ溝60は、板状体30の幅に対応する間隔をあけて基板52の長手方向に連続して形成された、第1の折り曲げ溝62と第2の折り曲げ溝64及び第3の折り曲げ溝66と第4の折り曲げ溝68を有している。
隣接する第1の折り曲げ溝62と第3の折り曲げ溝66は、板状体30の厚さに対応する間隔をあけて形成され、且つ、隣接する第2の折り曲げ溝64と第4の折り曲げ溝68は、板状体30の厚さに対応する間隔をあけて形成されている。
折り曲げ溝60は、基板52に形成された断面V字形の溝であって、断面V字形の溝の溝壁が略平面状である。断面V字形の溝は、その溝壁間のなす角度が90度であって、溝底が化粧シート54に略々達している。
折り曲げ溝60は、化粧シート54が折り目が外側に出る山折りによって折り曲げられて、基板52に形成された略平面状の溝壁面が密着するように形成されている。
基板52は、第1の折り曲げ溝62と第2の折り曲げ溝64とによって区画されて、外側面基板70を成形されている。外側面基板70は、収納ボックスユニット10の外側に位置する。
基板52は、第3の折り曲げ溝66と一方の長手端縁56とによって区画されて、内側面基板72を成形されている。内側面基板72は、収納ボックスユニット10の内側に位置する。
基板52は、第1の折り曲げ溝62と第3の折り曲げ溝66とによって区画されて、表端面基板74を成形されている。表端面基板74は、収納ボックスユニット10の前面側に位置している。
基板52は、第2の折り曲げ溝64と他方の長手端縁58とによって区画されて、裏端面基板76を成形されている。裏端面基板76は、収納ボックスユニット10の背面側に位置している。
外側面基板70は、横断面略等脚台形状で、いずれの箇所で切断しても同一の断面の角柱状である。
すなわち、下底の両端にある2つの内角(底角)の大きさが互いに等しく、且つ上底の両端にある2つの底角も互いに等しい。
内側面基板72は、横断面略等脚台形状で、いずれの箇所で切断しても同一の断面の角柱状である。
すなわち、下底の両端にある2つの内角(底角)の大きさが互いに等しく、且つ上底の両端にある2つの底角も互いに等しい。
内側面基板72は、前記外側面基板70と板状体30の幅方向にのびる中心の直線を軸とした線対称である。
表端面基板74は、横断面略等脚台形状で、いずれの箇所で切断しても同一の断面の角柱状である。
すなわち、下底の両端にある2つの内角(底角)の大きさが互いに等しく、且つ上底の両端にある2つの底角も互いに等しい。
裏端面基板76は、横断面略等脚台形状で、いずれの箇所で切断しても同一の断面の角柱状である。
すなわち、下底の両端にある2つの内角(底角)の大きさが互いに等しく、且つ上底の両端にある2つの底角も互いに等しい。
裏端面基板76は、前記表端面基板74と板状体30の厚さ方向にのびる中心の直線を軸とした線対称である。
外側面基板70は、板状体30の外側に位置する下底の両端にある2つの内角すなわち底角が略45度である。
内側面基板72は、板状体30の外側に位置する下底の両端にある2つの内角すなわち底角が略45度である。
表端面基板74は、板状体30の外側に位置する下底の両端にある2つの内角すなわち底角が略45度である。
裏端面基板76は、板状体30の外側に位置する下底の両端にある2つの内角すなわち底角が略45度である。
上底と下底との間の脚部分は、折り曲げ溝60の溝壁を構成する。
外側面基板70の一方の脚部分は、第1の折り曲げ溝62の溝壁を構成し、外側面基板70の他方の脚部分は、第2の折り曲げ溝64の溝壁を構成する。
内側面基板72の一方の脚部分は、第3の折り曲げ溝66の溝壁を構成し、内側面基板72の他方の脚部分は、第4の折り曲げ溝68の溝壁を構成する。
表端面基板74の一方の脚部分は、第1の折り曲げ溝62の溝壁を構成し、表端面基板74の他方の脚部分は、第3の折り曲げ溝66の溝壁を構成する。
裏端面基板76の一方の脚部分は、第2の折り曲げ溝64の溝壁を構成し、内側面基板72の他方の脚部分は、第4の折り曲げ溝68の溝壁を構成する。
表面材50は、芯材80の外周面に、芯材80を囲繞するように貼着されている。
芯材80は、板状体30の形状と相似形の外形を備えている。
芯材80は、長尺状の表側芯材82と、長尺状の裏側芯材84と、該表側芯材82と裏側芯材84との間に架設された木口架設芯材86,木口架設芯材88,溝形成芯材90及び溝形成芯材92とを備える。
表側芯材82と裏側芯材84とは、板状体30の幅に近い間隔をおいて平行に並べられ、表側芯材82及び裏側芯材84と木口架設芯材86,木口架設芯材88,溝形成芯材90及び溝形成芯材92とは直交する。
溝形成芯材90及び溝形成芯材92は、隅部形成溝40を切削加工して形成するように、隅部形成溝40の溝幅より広い幅を備える。
外側面基板70は、芯材80の外側面80A、すなわち表側芯材82,裏側芯材84,木口架設芯材86,木口架設芯材88,溝形成芯材90及び溝形成芯材92の外側面80Aに貼着される。
内側面基板72は、芯材80の内側面80B、すなわち表側芯材82,裏側芯材84,木口架設芯材86,木口架設芯材88,溝形成芯材90及び溝形成芯材92の内側面80Bに貼着される。
表端面基板74は、表側芯材82の表面側面、すなわち木口架設芯材86,木口架設芯材88,溝形成芯材90及び溝形成芯材92と接合した面とは反対側の面に貼着される。
裏端面基板76は、裏側芯材84の裏面側面、すなわち木口架設芯材86,木口架設芯材88,溝形成芯材90及び溝形成芯材92と接合した面とは反対側の面に貼着される。
表面材50は、化粧シート54を折り曲げ溝60において折り曲げて、基板52の一方の長手端縁56と他方の長手端縁58とを突き合わされている。
すなわち、第3の折り曲げ溝66と一方の長手端縁56の間の内側面基板72が、芯材80の内側面80Bに貼着され、且つ、第4の折り曲げ溝68と他方の長手端縁58との間の内側面基板72が、芯材80の内側面80Bに貼着されて、一方の長手端縁56と他方の長手端縁58とは、裏側芯材84の内側面80B上において突き合わされる。
(板状体)
板状体30は、外側面基板70と折り曲げ溝60を介して隣接する表端面基板74及び裏端面基板76とが突き合わせられ、内側面基板72と折り曲げ溝60を介して隣接する表端面基板74及び裏端面基板76とが突き合わせられている。
該突き合わせ部位である折り曲げ溝60部位における化粧シート54の折り目が外側に出る山折りによって、角部32,角部34,角部36及び角部38を形成されている。
隣接する外側面基板70と表端面基板74及び裏端面基板76とが直角に交わり、隣接する内側面基板72と表端面基板74及び裏端面基板76とが直角に交わり、外側面基板70の外表面と内側面基板72の外表面とが平行な面であって、一方の表端面基板74の外表面と他方の裏端面基板76の外表面とが平行である、直方体状であり、内側の基板52の外側の面一面に化粧シート54が貼着されて化粧シート54によって覆われている。
該板状体30は、前記折り曲げ溝60の間隔に対応する及び厚みを備える、断面略々ロ字形の略長方体であって、折り曲げ溝60に沿ってのびる長尺である。
前記板状体30は、第1の折り曲げ溝62と第2の折り曲げ溝64との間の基板52が第3の折り曲げ溝66と第4の折り曲げ溝68との間の基板52と向き合い、且つ、第2の折り曲げ溝64と第3の折り曲げ溝66との間の基板52が第3の折り曲げ溝66と第4の折り曲げ溝68との間の基板52と向き合い、基板52の長手端縁と直交する表面材木口96によって接地面26を形成され、表面材木口98によって接地面28を形成されている。
外側面基板70は、その一方の脚部分(第1の折り曲げ溝62の溝壁)において、表端面基板74のその一方の脚部分(第1の折り曲げ溝62の溝壁)と接合され、外側面基板70と表端面基板74とは直交する。
外側面基板70は、その他方の脚部分(第2の折り曲げ溝64の溝壁)において、裏端面基板76のその一方の脚部分(第2の折り曲げ溝64の溝壁)と接合され、外側面基板70と裏端面基板76とは直交する。
一方の内側面基板72は、その一方の脚部分(第3の折り曲げ溝66の溝壁)において、表端面基板74のその他方の脚部分(第3の折り曲げ溝66の溝壁)と接合され、一方の内側面基板72と表端面基板74とは直交する。
他方の内側面基板72は、その他方の脚部分(第4の折り曲げ溝68の溝壁)において、裏端面基板76のその他方の脚部分(第3の折り曲げ溝66の溝壁)と接合され、他方の内側面基板72と裏端面基板76とは直交する。
前記板状体30は、基板52の長手端縁(一方の長手端縁56及び他方の長手端縁58)に直交し且つ木口(表面材木口96及び表面材木口98)に平行な隅部形成溝40を形成されている。
前記隅部形成溝40は、一方の第1の木口46と適宜な間隔をあけて形成された第1の隅部形成溝42と他方の第2の木口48と適宜な間隔をあけて形成された第2の隅部形成溝44とを有している。一方の第1の木口46と第1の隅部形成溝42との間の間隔は、他方の第2の木口48と第2の隅部形成溝44との間の間隔と同一であって、一方の第1の木口46によって形成された接地面26と他方の第2の木口48によって形成された接地面28とは、第1の隅部形成溝42と第2の隅部形成溝44との間に形成された天部12の主面と平行な面を備える。
一方の側部14は、一方の第1の木口46側と他方の側部16の他方の第2の木口48側との間を開している。
板状体30は、第1の隅部形成溝42と第2の隅部形成溝44とによって区画されてなる、天部領域100と一方の側部領域102と他方の側部領域104とを備える。
天部領域100は、第1の隅部形成溝42と第2の隅部形成溝44との間に形成されている。
一方の側部領域102は、第1の隅部形成溝42と第1の木口46との間に形成されている。
他方の側部領域104は、第2の隅部形成溝44と第2の木口48との間に形成されている。
板状体30は、天部領域100の外側面112と、天部領域100の内側面114と、天部領域100の表側端面116と、天部領域100の裏側端面118とを備える。
板状体30は、一方の側部領域102の外側面122と、一方の側部領域102の内側面124と、一方の側部領域102の表側端面126と、一方の側部領域102の裏側端面128とを備える。
板状体30は、他方の側部領域104の外側面132と、他方の側部領域104の内側面134と、他方の側部領域104の表側端面136と、他方の側部領域104の裏側端面138とを備える。
天部領域100の外側面112は、平面状であって表側端面116及び裏側端面118と直交する。
天部領域100の内側面114は、平面状であって表側端面116及び裏側端面118と直交する。
天部領域100の外側面112は、天部領域100の内側面114と平行であって、表側端面116は、裏側端面118と平行である。
一方の側部領域102の外側面122は、平面状であって表側端面126及び裏側端面128と直交する。
一方の側部領域102の内側面124は、平面状であって表側端面126及び裏側端面128と直交する。
一方の側部領域102の外側面122は、側部領域102の内側面124と平行であって、表側端面126は、裏側端面128と平行である。
他方の側部領域104の外側面132は、平面状であって表側端面136及び裏側端面138と直交する。
他方の側部領域104の内側面134は、平面状であって表側端面136及び裏側端面138と直交する。
他方の側部領域104の外側面132は、側部領域104の内側面134と平行であって、表側端面136は、裏側端面138と平行である。
天部12は、天部領域100によって形成され、天部領域100の外側面112によって形成された平面状の外側面と、天部領域100の内側面114によって形成された平面状の内側面とを備える。
一方の側部14は、側部領域102によって形成され、側部領域102の外側面122によって形成された平面状の外側面と、側部領域102の内側面124によって形成された平面状の内側面とを備える。
他方の側部16は、側部領域104によって形成され、側部領域104の外側面132によって形成された平面状の外側面と、側部領域104の内側面134によって形成された平面状の内側面とを備える。
隅部形成溝40は、前記表面材50の一方の長手端縁56と表面材50の他方の長手端縁58とを突き合わされた側の面から反対側の面に向けて、収納ボックスユニット10の隅部18及び隅部20を形成するために成形され、隅部形成溝40を閉じるように化粧シート54を折り曲げて、隅部形成溝40を閉じ合わせて接着されている。
隅部形成溝40は、基板52に形成された断面V字形の溝であって、略平面状の溝壁間のなす角度が90度であって、溝底が化粧シート54に略々達し、化粧シート54が折り曲げられて、基板52に形成された略平面状の溝壁面が密着するように形成されている。
隅部形成溝40は、第3の折り曲げ溝66及び第4の折り曲げ溝68から第1の折り曲げ溝62及び第2の折り曲げ溝64に達する深さを備え、第3の折り曲げ溝66から第4の折り曲げ溝68に亘って連続して形成され、第1の折り曲げ溝62及び第2の折り曲げ溝64と第3の折り曲げ溝66及び第4の折り曲げ溝68と直交している。
第3の折り曲げ溝66と第4の折り曲げ溝68との間の化粧シート54は、収納ボックスユニット10の内側面を形成し、第1の折り曲げ溝62と第2の折り曲げ溝64との間の化粧シート54は、収納ボックスユニット10の外側面を形成している。
収納ボックスユニット10は、図13に示すように、裏面側における開口部に、背面板150を付設されている。
板状体30は、表面材50における基板52の一方の長手端縁56と他方の長手端縁58との突き合わせ部位において、背面板嵌合溝152を形成されている。
板状体30は、天部領域100並びに一方の側部領域102及び他方の側部領域104の内側面において、長手方向に一方の木口(第1の木口46)から他方の木口(第2の木口48)に亘って、直線状の背面板嵌合溝152を穿設されている。
背面板嵌合溝152は、板状体30の長手端縁と平行である。
天部12並びに側部14及び側部16は、芯材80の表面に表面材50が貼着されている。側部14及び側部16は、接地面26及び接地面28には表面材50を貼着されてない。
芯材80(表側芯材82,裏側芯材84,木口架設芯材86,木口架設芯材88,溝形成芯材90及び溝形成芯材92)の外側面80Aに、表面材50の外側面基板70が貼着されている。
芯材80(表側芯材82,裏側芯材84,木口架設芯材86,木口架設芯材88,溝形成芯材90及び溝形成芯材92)の内側面80Bに、表面材50の内側面基板72が貼着されている。
芯材80(表側芯材82)の外側面80Aに、表面材50の外側面基板70が貼着され、芯材80(表側芯材82)の内側面80Bに、表面材50の内側面基板72が貼着されている。
芯材80(裏側芯材84)の表端面80Cに、表面材50の表端面基板74が貼着され、芯材80(裏側芯材84)の裏端面80Dに、表面材50の裏端面基板76が貼着されている。
外側面基板70と表端面基板74とは、芯材80(表側芯材82)の外表側芯材角部82bにおいて、突き合わせて接合されている。
内側面基板72と表端面基板74とは、芯材80(表側芯材82)の内表側芯材角部82aにおいて、突き合わせて接合されている。
外側面基板70と裏端面基板76とは、芯材80(裏側芯材84)の外裏側芯材角部84bにおいて、突き合わせて接合されている。
内側面基板72と裏端面基板76とは、芯材80(裏側芯材84)の内裏側芯材角部84aにおいて、突き合わせて接合されている。
表側芯材82の内表側芯材角部82aは、直角であり、表側芯材82の外表側芯材角部82bは、直角である。
裏側芯材84の内裏側芯材角部84aは、直角であり、裏側芯材84の外裏側芯材角部84bは、直角である。
芯材80は、外側面80Aと内側面80Bとは平行であり、芯材80は、表端面80Cと裏端面80Dとは平行である。
芯材80は、外側面80Aと表端面80Cとは直交する。
芯材80は、内側面80Bと表端面80Cとは直交する。
芯材80は、外側面80Aと裏端面80Dとは直交する。
芯材80は、内側面80Bと裏端面80Dとは直交する。
芯材80の外側面80Aに貼着された表面材50の外側面基板70及び化粧シート54と芯材80の内側面80Bに貼着された表面材50の内側面基板72及び化粧シート54とは、平行である。
芯材80の表端面80Cに貼着された表面材50の表端面基板74及び化粧シート54と芯材80の裏端面80Dに貼着された表面材50の裏端面基板76及び化粧シート54とは、平行である。
芯材80の外側面80Aに貼着された表面材50の外側面基板70及び化粧シート54と芯材80の表端面80Cに貼着された表面材50の表端面基板74及び化粧シート54とは、直交する。
芯材80の内側面80Bに貼着された表面材50の内側面基板72及び化粧シート54と芯材80の裏端面80Dに貼着された表面材50の裏端面基板76及び化粧シート54とは、直交する。
芯材80の表面に表面材50が貼着された天部12は、その一方端に、芯材80の表面に表面材50が貼着された一方の側部14が突き合わせられ、且つ、その他方端に、他方の側部16が突き合わせられている。
天部12は、正面視断面略台形状であり、一方の側部14及び他方の側部16は、正面視断面略台形状である。
天部12は、突き合わせられた一方の側部14及び他方の側部16と直交している。
一方の側部14と他方の側部16とは、平行である。
天部12の表側芯材82及び溝形成芯材90と側部14の表側芯材82及び溝形成芯材90とは、天部12と側部14の境界である一方の隅部18において突き合わせられて、直交する。
天部12の表側芯材82及び溝形成芯材92と側部16の表側芯材82及び溝形成芯材92とは、天部12と側部16の境界である他方の隅部20において突き合わせられて、直交する。
天部12の内側面基板72及び化粧シート54と側部14の内側面基板72及び化粧シート54とは、天部12と側部14の境界である一方の隅部18において突き合わせられて、直交する。
天部12の内側面基板72及び化粧シート54と側部16の内側面基板72及び化粧シート54とは、天部12と側部16の境界である他方の隅部20において突き合わせられて、直交する。
天部12の外側面基板70と側部14の外側面基板70とは、天部12と側部14の境界である一方の隅部18において突き合わせられて、直交する。
天部12の外側面基板70と側部16の外側面基板70とは、天部12と側部16の境
界である他方の隅部20において突き合わせられて、直交する。
外側面の化粧シート54は、一方の隅部18及び他方の隅部20を形成するために折り曲げられて、天部12の外側面の化粧シート54と一方の側部14及び他方の側部16の外側面の化粧シート54とは、直交する。
天部12の表端面基板74及び化粧シート54と側部14の表端面基板74及び化粧シート54とは、隅部18において突き合わせられて、直交する。
天部12の表端面基板74及び化粧シート54と側部16の表端面基板74及び化粧シート54とは、隅部20において突き合わせられて、直交する。
天部12の裏端面基板76及び化粧シート54と側部14の裏端面基板76及び化粧シート54とは、隅部18において突き合わせられて、直交する。
天部12の裏端面基板76及び化粧シート54と側部16の裏端面基板76及び化粧シート54とは、隅部20において突き合わせられて、直交する。
天部12は、側部14の接地面26及び側部16の接地面28と平行である。
側部14の接地面26は、表面材50が貼着されていない。
すなわち、表側芯材82及び裏側芯材84の天部12側とは反対側の表面、すなわち、木口は、表面材50が貼着されていない。側部14の木口架設芯材86の接地面26側の表面及び側部16の木口架設芯材88の接地面28側の表面は、表面材50が貼着されていない。
一方の隅部18において天部12と側部14とが突き合わされる領域における天部12及び側部14の稜角(第1の隅部形成溝42によって形成された)の角度は、それぞれ45度である。
すなわち、隅部18における天部12の側部14との突き合わせ部分の稜線すなわち天部12の上面と側部14との突き合わせ面とのなす角度は、45度である。
また、他方の隅部20において天部12と側部16とが突き合わされる領域における天部12及び側部16の稜角(第2の隅部形成溝44によって形成された)の角度は、それぞれ45度である。
この発明に係る収納ボックスユニット10は、適宜その構造を変形してもよい。
例えば、図14ないし図17に示すように、天部12,側部14及び側部16の長さを変更して、収納ボックスユニット10の内側に、小さい収納ボックスユニット10を収容して、大きな収納ボックスユニット10の中に小さな棚を形成するようにしてもよい。
収納ボックスユニット10は、図20及び図21に示すように、複数の収納ボックスユニット10を積み重ねたり、並列して用いられる。
収納ボックスユニット10は、図18及び図19に示すように、天部12の長さを伸ばして、収納ボックスユニット10を載置する台を形成し、その台の上に複数の収納ボックスユニット10を並列して載置できるように形成してもよい。
収納ボックスユニット10は、図22及び図23に示すように、表面側における開口部に、扉180を付設してもよい。
扉180は、一方の側部14の内側に蝶番等の取付具182によって、開閉自在に取り付けられる。
又、他方の側部の内側に、扉180を留める留め具を取り付けられる。
収納ボックスユニット10は、図26に示すように、中央に、背面板150を付設されてもよい。
背面板150は、収納ボックスユニット10の手前側と向こう側との間、例えば、手前側端と向こう側端との中央に設けてもよい。そのときは、間仕切り棚として用いると、手前側の開口部からと向こう側の開口部からとの両方から物を入れることができる。
一方の側部14と他方の側部16とは、同一の高さに形成されているが、その接地面26及び接地面28は、側部14及び側部16の外表面及び内表面と略直交する平面で構成されており、収納ボックスユニット10を載置する平面に密に接合される。
必要に応じ、側部14及び側部16の接地面26及び接地面28には、ゴム等からなる滑り止め片を嵌め込み、載置する平面に密着するようにしてもよい。
又、側部14及び側部16の接地面26及び接地面28に、図20において示すように、位置決め穴160を穿設し、他方、位置決め穴160を穿設された収納ボックスユニット10を載置される別の収納ボックスユニット10の載置される面、例えば、天部12の上面に前記位置決め穴160と適合する位置決め穴162を形成してもよい。
そして、上側に載置された収納ボックスユニット10の接地面26及び接地面28の位置決め穴160と下側に設置された収納ボックスユニット10の天部12の位置決め穴162とに跨って、位置決めダボ164を嵌挿し、上側の収納ボックスユニット10と下側の収納ボックスユニット10とを連結する。
位置決めダボ164で連結された上側の収納ボックスユニット10と下側の収納ボックスユニット10とは、ずれることなく、所定位置で設置される。
板状体30の角部32,角部34,角部36及び角部38は、図27において示すように、次のように構成してもよい。
板状体30の角部32,角部34,角部36及び角部38は、面取りした構造としてもよい。
面取りした角部とするための方法としては、例えば、第1の折り曲げ溝62を形成して角部34を形成するための基板52の表面に続く断面直角2等辺3角形状の面取り部62aを形成し、面取り部62aの一番広い側面すなわち基板52の化粧シート54を貼着された面と連続する面には、化粧シート54が接着されている。また、板状体30の角部34を構成する面取り部62aの他の2つの側面62b及び側面62cは、第1の折り曲げ溝62によって形成された基板52の側面52b及び側面52cと同じ大きさに形成され、1つの側面62bが基板52の側面52bに接着剤で接着され且つ他の側面62cが基板52の側面52cに接着剤で接着される。
それによって、化粧シート54は、基板52と面取り部62aとの間で45度折り曲げられた面取りした形状に成形されて、角部34を形成される。
その他の角部32,角部36及び角部38も、同様な面取りした形状となっている。
板状体30の角部32,角部34,角部36及び角部38がいわゆる面取りされた形状の収納ボックスユニット10は、収納ボックスユニット10の手前側の開口部と向こう側の開口部との両方の縁が面取りされた形状である。
板状体30の角部32,角部34,角部36及び角部38がいわゆる面取りされた形状の収納ボックスユニット10は、例えば、前記収納ボックスユニット10の中央に背面板150を付設し、手前側の開口部と向こう側の開口部の両側から物品を収納できる間仕切り棚に適する。
収納ボックスユニット10は、図28〜図32に示すように、開口部にのみ、面取りした角部32を形成してもよい。
例えば、開口部に位置する角部32を構成する折り曲げ溝を、並列する2条の第3の折り曲げ溝(第3の折り曲げ溝66Aと第3の折り曲げ溝66B)によって形成する(図30参照)。
第3の折り曲げ溝66Aと第3の折り曲げ溝66Bとの間の基板52は、断面略台形状の面取り部66Cを形成して、面取りした形状の木口架設芯材88に添着されて、面取りした形状を呈する。
板状体30は、第1の隅部形成溝42及び第2の隅部形成溝44を並列して開設され、天部領域100,側部領域102及び側部領域104を形成する(図31参照)。
そして、板状体30は、該第1の隅部形成溝42及び第2の隅部形成溝44を閉着して、天部領域100によって天部12を形成し、側部領域102及び側部領域104によって側部14及び側部16を形成する(図32参照)。
而して、天部12,側部14及び側部16の開口部の内側の角部を面取りした形状とした、収納ボックスユニット10を形成される。
本発明にかかる収納ボックスユニットは、単独で使用するほか、図24及び図25に示すように、種々組み合わせて、テレビ等の電気機械器具、被服、日用品等の収納箱、収納棚及び空間を仕切る仕切り棚として、用いることができる。
10 収納ボックスユニット
12 天部
14,16 側部
18,20 隅部
26,28 接地面
30 板状体
32,34,36,38 (板状体の)角部
40 隅部形成溝
42 第1の隅部形成溝
44 第2の隅部形成溝
46 第1の木口
48 第2の木口
50 表面材
52 基板
54 化粧シート
56 一方の長手端縁
58 他方の長手端縁
60 折り曲げ溝
62 第1の折り曲げ溝
62a,66C 面取り部
52b,52c,62b,62c 側面
64 第2の折り曲げ溝
66,66A,66B 第3の折り曲げ溝
68 第4の折り曲げ溝
70 外側面基板
72 内側面基板
74 表端面基板
76 裏端面基板
80 芯材
80A (芯材の)外側面
80B (芯材の)内側面
80C (芯材の)表端面
80D (芯材の)裏端面
82 表側芯材
82a 内表側芯材角部
82b 外表側芯材角部
84 裏側芯材
84a 内裏側芯材角部
84b 外裏側芯材角部
86,88 木口架設芯材
90,92溝形成芯材
96,98 表面材木口
100 天部領域
102,104 側部領域
112 (天部領域の)外側面
114 (天部領域の)内側面
116 (天部領域の)表側端面
118 (天部領域の)裏側端面
122,132 (側部領域の)外側面
124,134 (側部領域の)内側面
126,136 (側部領域の)表側端面
128,138 (側部領域の)裏側端面
150 背面板
152 背面板嵌合溝
160,162 位置決め穴
164 位置決めダボ
180 扉
182 取付具

Claims (9)

  1. 基板の主面に化粧シートが貼着された表面材を化粧シートを外表面にして、天部及び側部を構成する板状体に形成され、該板状体を化粧シートを屈曲して正面視略コ字形に成形され、
    収納ボックスユニットの各々の側部を接し合わせて並列でき、且つ、天部の上又は平面上に載置できる接地面を有する側部を備える、収納ボックスユニットであって、
    表面材は、基板の平面状主面に、化粧シートが貼着され、該基板の主面とは反対側の面より化粧シートに向けて、板状体の部に対応する部位において適宜な間隔をあけて平行に折り曲げ溝を形成され、該折り曲げ溝を閉じるように化粧シートを折り曲げて板状体を成形され、
    該板状体は、前記折り曲げ溝の間隔に対応する及び厚みを備える、断面略々ロ字形の板状体であって、折り曲げ溝に沿ってのびる長尺であり、
    表面材における化粧シートを折り曲げ溝において折り曲げて基板の一方の長手端縁と他方の長手端縁とを突き合わされ、
    前記一方の長手端縁と他方の長手端縁とを突き合わされた側の面から反対側の面に向けて、収納ボックスユニットの隅部を形成するための隅部形成溝を成形され、
    隅部形成溝を閉じるように化粧シートを折り曲げて、隅部形成溝を閉じ合わせて接着され、
    天部は、化粧シートで覆われ、側部は、天部の主面と平行な接地面を残して化粧シートで覆われ、
    左右の側部の上に天部が形成され、天部と側部とは直交し、左右の側部の間は、開した、収納ボックスユニット。
  2. 表面材は、平面視長方形の基板の平面状主面に、全面に亘って化粧シートが貼着され、該平面状主面とは反対側の面より化粧シートに向けて基板の長手端縁に沿って一方の木口より他方の木口に亘って連続した断面V字形の折り曲げ溝を形成され、
    前記折り曲げ溝は、板状体の幅に対応する間隔をあけて形成された、第1の折り曲げ溝と第2の折り曲げ溝及び第3の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝を有し、
    隣接する第1の折り曲げ溝と第3の折り曲げ溝は、板状体の厚さに対応する間隔をあけて形成され、且つ、隣接する第2の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝は、板状体の厚さに対応する間隔をあけて形成され、
    前記板状体は、第1の折り曲げ溝と第2の折り曲げ溝との間の基板が第3の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝との間の基板と向き合い、且つ、第2の折り曲げ溝と第3の折り曲げ溝との間の基板が第3の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝との間の基板と向き合い、基板の長手端縁と直交する木口によって接地面を形成された、請求項1に記載の収納ボックスユニット。
  3. 隅部形成溝は、
    第3の折り曲げ溝及び第4の折り曲げ溝から第1の折り曲げ溝及び第2の折り曲げ溝に達する深さを備え、
    第3の折り曲げ溝から第4の折り曲げ溝に亘って連続して形成され、第1の折り曲げ溝及び第2の折り曲げ溝と第3の折り曲げ溝及び第4の折り曲げ溝と直交し、
    第3の折り曲げ溝と第4の折り曲げ溝との間の化粧シートは、収納ボックスユニットの内側面を形成し、
    第1の折り曲げ溝と第2の折り曲げ溝との間の化粧シートは、収納ボックスユニットの外側面を形成した、請求項1に記載の収納ボックスユニット。
  4. 前記隅部形成溝は、基板の長手端縁に直交し且つ木口に平行に形成され、
    前記隅部形成溝は、一方の木口と適宜な間隔をあけて形成された第1の隅部形成溝と他方の木口と適宜な間隔をあけて形成された第2の隅部形成溝とを有し、
    一方の木口と第1の隅部形成溝との間の間隔は、他方の木口と第2の隅部形成溝との間の間隔と同一であって、
    一方の木口によって形成された接地面と他方の木口によって形成された接地面とは、第1の隅部形成溝と第2の隅部形成溝との間に形成された天部の主面と平行な面を備え、
    一方の側部は、一方の木口側と他方の側部の他方の木口側との間を開した、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の収納ボックスユニット。
  5. 折り曲げ溝及び隅部形成溝は、
    基板に形成された断面V字形の溝であって、略平面状の溝壁間のなす角度が90度であって、溝底が化粧シートに略々達し、
    化粧シートが折り曲げられて、基板に形成された略平面状の溝壁面が密着するように形成された、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の収納ボックスユニット。
  6. 収納ボックスユニットは、表面材を構成している化粧シートを屈曲して、天部並びに一方の側部及び他方の側部を前記板状体によって形成され、天部の両側から一方の側部及び他方の側部が垂下されており、
    前記天部並びに一方の側部及び他方の側部は、芯材の表面に表面材が貼着され、
    芯材の外側面に、前記表面材の外側面基板が貼着され、
    芯材の内側面に、前記表面材の内側面基板が貼着され、
    芯材の外側面に、前記表面材の外側面基板が貼着され、芯材の内側面に、前記表面材の内側面基板が貼着され、
    芯材の表端面に、表面材の表端面基板が貼着され、芯材の裏端面に、表面材の裏端面基板が貼着され、
    外側面基板と表端面基板とは、芯材の外表側芯材角部において、突き合わせて接合され、
    内側面基板と表端面基板とは、芯材の内表側芯材角部において、突き合わせて接合され、
    外側面基板と裏端面基板とは、芯材の外裏側芯材角部において、突き合わせて接合され、
    内側面基板と裏端面基板とは、芯材の内裏側芯材角部において、突き合わせて接合され、
    芯材の表面に表面材が貼着された天部は、その一方端に、芯材の表面に表面材が貼着された一方の側部が突き合わせられ、且つ、その他方端に、他方の側部が突き合わせられ、
    天部の表側芯材と一方の側部の表側芯材及び溝形成芯材とは、天部と一方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
    天部の表側芯材と他方の側部の表側芯材及び溝形成芯材とは、天部と他方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
    天部の内側面基板と一方の側部の内側面基板とは、天部と一方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
    天部の内側面基板と他方の側部の内側面基板とは、天部と他方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
    天部の外側面基板と一方の側部の外側面基板とは、天部と一方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
    天部の外側面基板と他方の側部の外側面基板とは、天部と他方の側部の境界である隅部において突き合わせられて、直交し、
    外側面の化粧シートは、一方の隅部及び他方の隅部を形成するために折り曲げられて、天部の外側面の化粧シートと一方の側部及び他方の側部の外側面の化粧シートとは、直交し、
    天部は、正面視断面略台形状であり、一方の側部及び他方の側部は、正面視断面略台形状であり、
    天部は、突き合わせられた一方の側部及び他方の側部と直交し、
    一方の側部と他方の側部とは、平行である、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の収納ボックスユニット。
  7. 前記板状体の表面材を構成する基板は、第1の折り曲げ溝と第2の折り曲げ溝とによって区画されて、外側面基板を成形され、前記外側面基板は、収納ボックスユニットの外側に位置し、
    前記板状体の表面材を構成する基板は、第3の折り曲げ溝と一方の長手端縁とによって区画されて、内側面基板を成形され、前記内側面基板は、収納ボックスユニットの内側に位置し、
    前記板状体の表面材を構成する基板は、第1の折り曲げ溝と第3の折り曲げ溝とによって区画されて、表端面基板を成形され、前記表端面基板は、収納ボックスユニットの前面側に位置し、
    前記板状体の表面材を構成する基板は、第2の折り曲げ溝と他方の長手端縁とによって区画されて、裏端面基板を成形され、前記裏端面基板は、収納ボックスユニットの背面側に位置し、
    前記板状体は、外側面基板と折り曲げ溝を介して隣接する表端面基板及び裏端面基板とが突き合わせられ、且つ内側面基板と折り曲げ溝を介して隣接する表端面基板及び裏端面基板とが突き合わせられ、
    該突き合わせ部位である折り曲げ溝部位における化粧シートの折り目が外側に出る山折りによって、角部を形成され、
    隣接する外側面基板と表端面基板及び裏端面基板とが直角に交わり、
    隣接する内側面基板と表端面基板及び裏端面基板とが直角に交わり、
    外側面基板の外表面と内側面基板の外表面とが平行な面であって、一方の表端面基板の外表面と他方の裏端面基板の外表面とが平行である、直方体状であり、
    内側の基板の外側の面一面に化粧シートが貼着されて化粧シートによって覆われた、請求項6に記載の収納ボックスユニット。
  8. 収納ボックスユニットは、前方の開口部に扉を付設された及び/又は天部と側部との間に背面板を付設された、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の収納ボックスユニット。
  9. 天部及び側部を構成する板状体を突き合わせて正面視略コ字形の収納ボックスユニットを製造する方法であって、
    表面材を構成する、基板の平面状主面に、化粧シートが貼着され、該基板の主面とは反対側の面より化粧シートに向けて、板状体の部に対応する部位において適宜な間隔をあけて平行に折り曲げ溝を形成するステップと、
    表面材に形成された該折り曲げ溝を閉じるように化粧シートを折り曲げて板状体を成形するステップと、
    前記折り曲げ溝の間隔に対応する及び厚みを備える、断面略々ロ字形の板状体であって、折り曲げ溝に沿ってのびる長尺である板状体を、
    表面材における化粧シートを折り曲げ溝において折り曲げて基板の一方の長手端縁と他方の長手端縁とを突き合わせ、
    前記一方の長手端縁と他方の長手端縁とを突き合わされた側の面から反対側の面に向けて、収納ボックスユニットの隅部を形成するための隅部形成溝を成形するステップと、
    隅部形成溝を閉じるように化粧シートを折り曲げて、隅部形成溝を閉じ合わせて接着するステップとを含み、
    基板の主面に化粧シートが貼着された表面材を化粧シートを外表面にして、化粧シートを屈曲して形成され、
    天部は、化粧シートで覆われ、側部は、天部の主面と平行な接地面を残して化粧シートで覆われ、
    左右の側部の上に天部が形成され、天部と側部とは直交し、左右の側部の間は、開し、
    収納ボックスユニットの各々の側部を接し合わせて並列でき、且つ、天部の上又は平面上に載置できる接地面を有する側部を備える、収納ボックスユニットの製造方法。
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