JP3199644U - 仕切り部材用固定具及び仕切り部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】中空板材からなる仕切り部材を箱型容器に取り付けた際に、箱型容器の内側面と仕切り部材との間に生じるデッドスペースを低減すること。【解決手段】固定具20は、中空板材に固定される一対の固定部21と、一対の固定部21の間を連結する連結部22とを備える。固定部21は、対向して配置される第1固定壁23及び第2固定壁24と、第1固定壁23及び第2固定壁24の上端部を接続する接続壁25とを備え、第1固定壁23と第2固定壁24との間には、下側に開口して中空板材が挿入される固定溝21aが設けられている。連結部22は、一対の固定部21における第1固定壁23から側方に延設されて第1固定壁23の側縁部同士を連結するように設けられ、連結部22には、ヒンジ部22aが設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、中空板材からなる仕切り部材の固定に用いられる仕切り部材用固定具、及びその仕切り部材用固定具を備える仕切り部材に関する。
コンテナ等の箱型容器は、その内部空間を複数の小空間に仕切るための仕切り部材を取り付けた状態として使用される場合がある。こうした仕切り部材としては、例えば、特許文献1に開示される仕切り部材が知られている。
図7(a)〜(c)に示すように、特許文献1の仕切り部材30は、共に長四角形状をなす第1板材31及び第2板材32を格子状に組み合わせることによって形成されている。具体的には、第1板材31には、その下縁から上縁に向かって延びる複数の第1切欠31aが設けられるとともに、第2板材32には、その上縁から下縁に向かって延びる複数の第2切欠32aが設けられている(図7(a)〜(b)参照)。そして、第1板材31の第1切欠31aと、第2板材32の第2切欠32aとを互いに噛み合わせることによって、図7(c)に示すような格子状の仕切り部材30が形成されている。こうした仕切り部材30は、箱型容器33の内部に取り付けて使用される。
また、近年、軽量化等の観点から、プラスチック段ボール等の合成樹脂製の中空板材から構成された箱型容器が利用されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2の箱型容器は、十字形に切り出されたプラスチック段ボールを箱状に折り曲げるとともに、その開口縁に補強フレームを取り付けることによって形成されている。
特開2014−144786号公報 特開平9−165040号公報
図7(c)に示すように、上記構成の仕切り部材30においては、箱型容器33に取り付けた際に、端に位置する第1板材31と箱型容器33の内側面との間、及び第2板材32と箱型容器33の内側面との間にデッドスペースSが形成される。デッドスペースSは、第1板材31について、第1切欠31aの形成位置を第1板材31の側縁に近づけること、及び第2板材32について、両端に位置する第2切欠32aの形成位置を第2板材32の側縁に近づけることで小さくすることができる。
ここで、仕切り部材30を構成する第1板材31及び第2板材32として、プラスチック段ボール等の中空板材を用いることとする。この場合、第1切欠31a及び第2切欠32aの形成位置を各板材の側縁に過度に近づけると、これら切欠による噛み合わせ部分の強度が大きく低下してしまう。そのため、中空板材を用いて仕切り部材を構成する場合には、上記のデッドスペースSを一定以上に小さくすることが困難となる。
本考案は、こうした従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、中空板材からなる仕切り部材を箱型容器に取り付けた際に、箱型容器の内側面と仕切り部材との間に生じるデッドスペースを低減することにある。
上記課題を解決する仕切り部材用固定具は、中空板材から構成される仕切り部材における前記中空板材同士の固定に用いられる仕切り部材用固定具であって、前記中空板材に固定される一対の固定部と、前記一対の固定部の間を連結する連結部とを備え、前記固定部は、対向して配置される第1固定壁及び第2固定壁と、前記第1固定壁及び前記第2固定壁を接続する接続壁とを備え、前記第1固定壁と前記第2固定壁との間には、下側に開口して前記中空板材が挿入される固定溝が設けられ、前記連結部は、前記一対の固定部における前記第1固定壁から側方に延設されて前記第1固定壁の側縁部同士を連結するように設けられ、前記連結部には、ヒンジ部が設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、仕切り部材を構成する中空板材同士を、仕切り部材用固定具を用いて固定することにより、中空板材同士の当接部分を、一方又は両方の中空板材の側縁に一致させることができる。そのため、仕切り部材を箱型容器に取り付けた際に、箱型容器の内側面と仕切り部材との間に形成されるデッドスペースは、仕切り部材用固定具の固定部を構成する第1固定壁及び第2固定壁の厚み程度の小さいものとなる。よって、箱型容器の内側面と仕切り部材との間に生じるデッドスペースを低減することができる。
また、連結部にヒンジ部を設けたことにより、中空板材同士の当接角度が異なる複数種類の仕切り部材の仕切り部材用固定具として幅広く適用することができる。
上記仕切り部材用固定具において、前記ヒンジ部は、前記一対の固定部の前記第2固定壁同士を離間させる第1方向、及び前記第2固定壁同士を接近させる第2方向の両方向に前記連結部を屈曲可能に設けられていることが好ましい。
この場合には、仕切り部材用固定具を用いて複数の中空板材を連結してなる仕切り部材に対して、折り畳み機能を付与することができる。
上記仕切り部材用固定具において、前記連結部の前記第2方向への最大屈曲角度を、基本状態の前記仕切り部材における前記中空板材同士の当接角度に一致する角度に規制する規制部を備えることが好ましい。
この場合には、中空板材に対する固定具の取り付け方法を選択することで、折り畳み可能な仕切り部材を形成することも、中空板材の配置を固定した仕切り部材を形成することも可能となる。また、折り畳み可能な仕切り部材とした場合においては、仕切り部材を折り畳み状態から基本状態に戻す際に、基本状態となったところで、第2方向に屈曲させた状態の仕切り部材用固定具について、それ以上の屈曲が規制される。そのため、仕切り部材を折り畳み状態から基本状態に容易に戻すことができる。
上記課題を解決する仕切り部材用固定具は、格子状に配置される中空板材と、上記仕切り部材用固定具とを備える仕切り部材であって、前記中空板材は、平行に配置される2枚の第1板材と、前記第1板材の側縁部分及び中央部分において前記第1板材の間を接続する複数枚の第2板材とからなり、前記第1板材の側縁部分と前記第2板材とにより構成されるコーナー当接部分には、前記第1方向に屈曲させた状態の前記仕切り部材用固定具と、前記第2方向に屈曲させた状態の前記仕切り部材用固定具とが周方向に交互に位置するように取り付けられ、前記第1板材の中央部分と前記第2板材とにより構成される中央当接部分には、前記第1方向に屈曲させた状態の前記仕切り部材用固定具が、対象となる前記第1板材の前記コーナー当接部分に取り付けられた、前記第1方向に屈曲させた状態の前記仕切り部材用固定具と向きを同じにして取り付けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、箱型容器の内側面と仕切り部材との間に生じるデッドスペースを低減することができる。また、仕切り部材を折り畳むことが可能となり、さらに仕切り部材を折り畳み状態から基本状態に容易に戻すことができる。
本考案の仕切り部材用固定具及び仕切り部材によれば、中空板材からなる仕切り部材を箱型容器に取り付けた際に、箱型容器の内側面と仕切り部材との間に生じるデッドスペースを低減することができる。
仕切り部材用固定具の斜視図。 (a)は仕切り部材用固定具の正面図、(b)は仕切り部材用固定具の側面図。 仕切り部材用固定具の第1屈曲状態の斜視図。 仕切り部材用固定具の第2屈曲状態の斜視図。 仕切り部材の斜視図。 (a)は基本状態の仕切り部材の上面図、(b)は折り畳み状態の仕切り部材の上面図。 (a)は第1板材の正面図、(b)は第2板材の正面図、(c)は従来の仕切り部材の斜視図。
以下、本考案を具体化した仕切り部材を図面にしたがって説明する。
図5に示すように、本実施形態の仕切り部材10は、格子状に配置される複数の中空板材11と、中空板材11同士を固定する固定具20(仕切り部材用固定具)とを備えている。
中空板材11は、仕切り部材10の取り付け対象となる箱型容器の一方の側壁(例えば、長辺側の側壁)に対応する長さの第1板材12と、同箱型容器の他方の側壁(例えば、短辺側の側壁)に対応する長さの第2板材13とを備えている。そして、これら第1板材12及び第2板材13が格子状に組み合わされている。
本実施形態においては、2枚の第1板材12を互いに平行に配置するとともに、この第1板材12の側縁部分及び中央部分の3箇所において、第1板材12の間を接続するように3枚の第2板材13を配置している。第1板材12と第2板材13との当接角度はすべて90度である。
各中空板材11の材質は特に限定されるものではなく、例えば、一対の表面層の間にクランク状又はコーン状等の凹凸を有する中間層を積層してなるプラスチック段ボールや発泡シート等の公知の合成樹脂製の中空板材、及びダンボール等の紙製の中空板材を用いることができる。
図1及び図2に示すように、固定具20は、下側に開口する固定溝21aを有する一対の固定部21と、一対の固定部21を連結する連結部22とを備えている。各固定部21は、所定の間隔をあけて対向して配置される平板状の第1固定壁23及び第2固定壁24と、これら第1固定壁23及び第2固定壁24の上端部を接続する接続壁25とから構成される断面U字状の部位である。そして、各固定部21には、第1固定壁23、第2固定壁24、及び接続壁25の各内面によって、下側に開口する固定溝21aが形成されている。
図2(a),(b)に示すように、第1固定壁23は、第2固定壁24よりも下側に大きく形成され、第1固定壁23の下端部は、第2固定壁24の下端部よりも下側に突出している。第1固定壁23及び第2固定壁24の内面間の距離は、中空板材11の板厚に略等しい長さに設定されている。また、第1固定壁23及び第2固定壁24の各内面には、互いに対向して位置する係止突部26がそれぞれ設けられている。
図1及び図2に示すように、連結部22は、両固定部21の第1固定壁23から側方に延びるように形成されて、両固定部21の第1固定壁23の側縁部同士を接続する。したがって、一対の固定部21は、連結部22を介して直線状に配置されている。
また、連結部22の左右方向中央部には、上面視において連結部22をL字状やU字状に屈曲可能とするヒンジ部22aが設けられている。ヒンジ部22aは、連結部22の一部を上下方向の全幅にわたって薄肉に形成することによって設けられている。
図3及び図4に示すように、固定具20は、ヒンジ部22aにおいて連結部22を屈曲させることにより、両固定部21が交差して位置する第1屈曲状態及び第2屈曲状態に変形させることができる。
固定具20の第1屈曲状態は、図3に示す状態であり、両固定部21の第2固定壁24同士を離間させる第1方向に連結部22を屈曲させた状態である。なお、この第1方向に連結部22を屈曲させた場合の屈曲角αの最大値(第1最大屈曲角度)は、両固定部21の第1固定壁23同士が接触する位置として規定される。すなわち、両固定部21の第1固定壁23同士が接触することによって、第1最大屈曲角度を超えて屈曲されることが規制される。第1最大屈曲角度は、90度を超える値、好ましくは135度以上、より好ましくは170度以上に設定される。本実施形態においては、第1最大屈曲角度は180度に設定されている。
固定具20の第2屈曲状態は、図4に示す状態であり、両固定部21の第2固定壁24同士を接近させる第2方向に連結部22を屈曲させた状態である。なお、第2方向に連結部22を屈曲させた場合の屈曲角βの最大値(第2最大屈曲角度)は、両固定部21の第2固定壁24同士が接触する位置として規定される。すなわち、両固定部21の第2固定壁24同士が接触することによって、第2最大屈曲角度を超えて屈曲されることが規制される。本実施形態においては、第2最大屈曲角度は、第1板材12と第2板材13との当接角度と同じ90度に設定されている。また、本実施形態においては、固定部21の第2固定壁24によって、第2方向に連結部22を屈曲させた場合の第2最大屈曲角度を特定角度に規制する規制部が構成されている。
図5に示すように、固定具20は、格子状に配置された中空板材11において、第1板材12と第2板材13との当接部分の上部及び下部にそれぞれ取り付けられる。
具体的には、上記当接部分の当接角度(90度)に合わせて固定具20を屈曲させて第1屈曲状態又は第2屈曲状態とする。そして、上記当接部分を構成する一方の中空板材11の側縁上部(又は側縁下部)を、固定具20における一方の固定部21の固定溝21aに挿入するとともに、上記当接部分を構成する他方の中空板材11の側縁上部(又は側縁下部)を、固定具20における他方の固定部21の固定溝21aに挿入する。このとき、各固定部21に設けられた係止突部26が、中空板材11に設けられた貫通孔14に係合することにより、固定具20の固定部21に中空板材11が係止されるとともに、固定具20を介して上記当接部分を構成する中空板材11同士が連結される。
ここで、格子状に配置された中空板材11における上記当接部分の位置に応じて、固定具20の屈曲状態を異ならせている。図6においては、第1屈曲状態で取り付けられた固定具20を符号20Aで示すとともに、第2屈曲状態で取り付けられた固定具20を符号20Bで示している。
図6(a)に示すように、上記当接部分のうち、第1板材12の側縁部分と第2板材13との当接部分(コーナー当接部分)については、第1屈曲状態の固定具20Aと第2屈曲状態の固定具20Bとが周方向に交互に位置するように取り付けられている。また、上記当接部分のうち、第1板材12の中央部分と第2板材13との当接部分(中央当接部分)については、第1屈曲状態の固定具20Aが、対象となる第1板材12の一方のコーナー当接部分に取り付けられた第1屈曲状態の固定具20Aと向きを同じにして取り付けられている。
上記のように固定具20A,20Bを取り付けることによって、仕切り部材10は折り畳み可能となる。すなわち、図6(a)に示す四角枠状の基本状態の仕切り部材10において、両第1板材12を矢印方向に相対移動させると、第1屈曲状態の固定具20Aは、屈曲角αを増大させる方向に変形するとともに、第2屈曲状態の固定具20Bは、屈曲角βを減少させる方向に変形する。その結果、仕切り部材10は、図6(b)に示すような折り畳み状態となる。
また、折り畳み状態の仕切り部材10において、折り畳み時と反対の方向に両第1板材12を相対移動させると、第1屈曲状態の固定具20Aは、屈曲角αを減少させる方向に変形するとともに、第2屈曲状態の固定具20Bは、屈曲角βを増大させる方向に変形して、元の基本状態に戻る。
ここで、第2屈曲状態の固定具20Bは、その屈曲角βの最大値(第2最大屈曲角度)が、基本状態における第1板材12と第2板材13との当接部分の当接角度と同じ90度に設定されている。そのため、仕切り部材10を折り畳み状態から基本状態に戻す際には、第2屈曲状態の固定具20Bの屈曲角βが最大値である90度となったところ、すなわち仕切り部材10が基本状態となったところで、それ以上の両第1板材12間の相対移動が規制される。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)固定具20は、中空板材11に固定される一対の固定部21と、一対の固定部21の間を連結する連結部22とを備える。固定部21は、対向して配置される第1固定壁23及び第2固定壁24と、第1固定壁23及び第2固定壁24の上端部を接続する接続壁25とを備え、第1固定壁23と第2固定壁24との間には、下側に開口して中空板材11が挿入される固定溝21aが設けられている。連結部22は、一対の固定部21における第1固定壁23から側方に延設されて第1固定壁23の側縁部同士を連結するように設けられ、連結部22には、ヒンジ部22aが設けられている。
上記構成によれば、仕切り部材10を構成する中空板材11同士を、固定具20を用いて固定することにより、中空板材11同士の当接部分を、一方又は両方の中空板材11の側縁に一致させることができる。そのため、仕切り部材10を箱型容器に取り付けた際に、箱型容器の内側面と仕切り部材10との間に形成されるデッドスペースは、固定具20の固定部21を構成する第1固定壁23及び第2固定壁24の厚み程度の小さいものとなる。よって、箱型容器の内側面と仕切り部材10との間に生じるデッドスペースを低減することができる。
また、連結部22にヒンジ部22aを設けたことにより、中空板材11同士の当接角度が異なる複数種類の仕切り部材10の固定具として幅広く適用することができる。
(2)ヒンジ部22aは、一対の固定部21の第2固定壁24同士を離間させる第1方向、及び第2固定壁24同士を接近させる第2方向の両方向に連結部22を屈曲可能に設けられている。
上記構成によれば、固定具20を用いて複数の中空板材11を連結してなる仕切り部材10に対して、折り畳み機能を付与することができる。
(3)連結部22の第2最大屈曲角度(屈曲角βの最大値)を、基本状態の仕切り部材10における中空板材11同士の当接角度に一致する角度に規制する規制部(第2固定壁24)を備えている。
上記構成によれば、仕切り部材10を折り畳み状態から基本状態に戻す際に、基本状態となったところで、それ以上の第1板材12間の相対移動が規制されるため、仕切り部材10を折り畳み状態から基本状態に容易に戻すことができる。
(4)第1固定壁23は、第2固定壁24よりも下側に大きく形成され、第1固定壁23の下端部は、第2固定壁24の下端部よりも下側に突出している。
上記構成によれば、固定部21の固定溝21aに中空板材11を挿入する作業を容易に行うことができる。
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 仕切り部材10について、格子状に配置された中空板材11の各当接部分に取り付けられる固定具20の屈曲状態を変更してもよい。固定具20の屈曲状態を変更することで、仕切り部材10を構成する中空板材11の配置を固定することができる。中空板材11の配置を固定する固定具20の取り付け方法としては、例えば、すべてのコーナー当接部分に対して、第2屈曲状態の固定具20Bを取り付ける方法が挙げられる。したがって、本実施形態の固定具20によれば、中空板材11に対する固定具20の取り付け方法を選択することで、折り畳み可能な仕切り部材を形成することも、中空板材11の配置を固定した仕切り部材を形成することも可能である。
・ 固定具20のヒンジ部22aについて、第2最大屈曲角度(屈曲角βの最大値)を、基本状態の仕切り部材10における中空板材11同士の当接角度よりも大きく設定してもよい。
・ 固定具20のヒンジ部22aについて、一対の固定部21の第2固定壁24同士を離間させる第1方向のみ、又は第2固定壁24同士を接近させる第2方向のみに屈曲可能な構成としてもよい。
・ 固定具20のヒンジ部22aは、連結部22の一部を薄肉に形成してなる構成に限定されるものではなく、上面視において連結部22をL字状やU字状に屈曲可能とする構成であればよい。
・ 固定具20の固定部21について、固定溝21aに挿入された中空板材11を固定部21に係止するための係止構成は、係止突部26に限定されるものではない。例えば、係止突部26に代えて、第1固定壁23と第2固定壁24との間の挟持圧によって中空板材11を係止する構成としてもよいし、接着剤を用いて中空板材11を係止する構成としてもよい。
10…仕切り部材、11…中空板材、12…第1板材、13…第2板材、14…貫通孔、20…固定具、20A…第1屈曲状態の固定具、20B…第2屈曲状態の固定具、21…固定部、21a…固定溝、22…連結部、22a…ヒンジ部、23…第1固定壁、24…第2固定壁、25…接続壁、26…係止突部。

Claims (4)

  1. 中空板材から構成される仕切り部材における前記中空板材同士の固定に用いられる仕切り部材用固定具であって、
    前記中空板材に固定される一対の固定部と、前記一対の固定部の間を連結する連結部とを備え、
    前記固定部は、対向して配置される第1固定壁及び第2固定壁と、前記第1固定壁及び前記第2固定壁を接続する接続壁とを備え、前記第1固定壁と前記第2固定壁との間には、下側に開口して前記中空板材が挿入される固定溝が設けられ、
    前記連結部は、前記一対の固定部における前記第1固定壁から側方に延設されて前記第1固定壁の側縁部同士を連結するように設けられ、
    前記連結部には、ヒンジ部が設けられていることを特徴とする仕切り部材用固定具。
  2. 前記ヒンジ部は、前記一対の固定部の前記第2固定壁同士を離間させる第1方向、及び前記第2固定壁同士を接近させる第2方向の両方向に前記連結部を屈曲可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の仕切り部材用固定具。
  3. 前記連結部の前記第2方向への最大屈曲角度を、基本状態の前記仕切り部材における前記中空板材同士の当接角度に一致する角度に規制する規制部を備えることを特徴とする請求項2に記載の仕切り部材用固定具。
  4. 格子状に配置される中空板材と、請求項3に記載の仕切り部材用固定具とを備える仕切り部材であって、
    前記中空板材は、平行に配置される2枚の第1板材と、前記第1板材の側縁部分及び中央部分において前記第1板材の間を接続する複数枚の第2板材とからなり、
    前記第1板材の側縁部分と前記第2板材とにより構成されるコーナー当接部分には、前記第1方向に屈曲させた状態の前記仕切り部材用固定具と、前記第2方向に屈曲させた状態の前記仕切り部材用固定具とが周方向に交互に位置するように取り付けられ、
    前記第1板材の中央部分と前記第2板材とにより構成される中央当接部分には、前記第1方向に屈曲させた状態の前記仕切り部材用固定具が、対象となる前記第1板材の前記コーナー当接部分に取り付けられた、前記第1方向に屈曲させた状態の前記仕切り部材用固定具と向きを同じにして取り付けられていることを特徴とする仕切り部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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