JP6165205B2 - タッチデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、タッチデバイスに関し、特に、高強度及び耐衝撃性を有するタッチデバイスに関する。
一般的なタッチデバイスは、カバープレート及び基板を備えている。入力するためにカバープレートに物体が接触することができる。タッチ検出構造は、接触入力を検出するために基板に形成されている。光学接着剤のような接着層は、カバープレートと基板との間で、カバープレートと基板とを相互に接合するために用いられる。接合工程の間、接合公差に起因して、一般的に接着層の側面がカバープレート及び基板の側面に対して所定の寸法で後退するように設計されている。つまり、接合公差に起因してカバープレートの側面から接着層が突出することを防ぎ、タッチデバイスの外観不良を回避している。
接着層がカバープレート及び基板に対して後退しているので、カバープレートと基板と接着層との間に隙間が生じる。隙間はホコリを集め、隙間に対応するカバープレートの部分が基板によって良好に支持されずに、タッチデバイスの強度が低下する。特に、カバープレートの厚さが薄く、例えば、薄いカバープレートがサファイアで作られている場合、サファイアは、高硬度を有するが脆く、それ故に、圧縮抵抗及び耐衝撃性に乏しい。カバープレートと基板との隙間は、カバープレートに簡単に割れを生じさせ、タッチデバイスの強度及び耐衝撃性も乏しくなる。
中国実用新案第204203913号公報
本発明は、強度及び耐衝撃性に優れたタッチデバイスを提供する。
本開示に係るタッチデバイスは、カバープレートと、基板と、第1の接着層と、強化接着剤と、を備える。
前記カバープレートは、互いに対向する第1の表面及び第2の表面を有し、また、前記第1の表面及び前記第2の表面に隣接する側面を有する。
前記基板は、互いに対向する第1の表面及び第2の表面を有し、また、前記第1の表面及び前記第2の表面に隣接する側面を有する。
前記第1の接着層は、前記カバープレートの第2の表面と前記基板の第1の表面との間に配置されている。
隙間は、前記第1の接着層の側面と、前記カバープレートの第2の表面と、前記基板の第1の表面と、の間に形成されている。
前記隙間は、強化接着剤によって満たされている。
幾つかの実施の形態において、前記強化接着剤は、前記カバープレートの側面及び前記基板の側面を部分的に覆うように延びている。
幾つかの実施の形態において、前記強化接着剤の材料は、固化することによって形成される。
幾つかの実施の形態において、前記強化接着剤の粘度は、固化していない状態で、500〜1200mPa・sであり、強化接着剤の硬さは、固化した状態で、D70〜85(ショア硬さ)ある。
幾つかの実施の形態において、前記強化接着剤の最大厚さは、前記カバープレートの側面から前記強化接着剤の外面までで規定され、前記最大厚さの範囲は、50μm〜200μmである。
幾つかの実施の形態において、前記最大厚さの範囲は、80μm〜120μmである。
幾つかの実施の形態において、前記タッチデバイスは、また、前記基板の第1の表面上に配置されたタッチ検出構造を備える。
幾つかの実施の形態において、前記タッチデバイスは、また、前記基板の第2の表面上に配置されたタッチ検出構造を備える。
幾つかの実施の形態において、前記カバープレートの第2の表面上に配置されたタッチ検出構造を備える。
幾つかの実施の形態において、前記基板は開口を有し、
前記タッチデバイスは、また、前記開口内に配置された指紋認識モジュールを備える。
幾つかの実施の形態において、前記開口は、前記基板の第1の表面から前記基板の第2の表面まで形成された貫通孔、又は前記基板の側面から内方に形成された切り欠きである。
幾つかの実施の形態において、前記第1の接着層は、前記基板の開口と前記カバープレートとの間に孔を有し、
前記タッチデバイスは、また、前記孔内であって且つ前記指紋認識モジュールと前記カバープレートとの間に配置された第2の接着層を備える。
幾つかの実施の形態において、前記タッチデバイスは、また、前記基板の開口内に前記指紋認識モジュールを固定するために、前記指紋認識モジュールと前記基板との間に配置された固定構造を備える。
幾つかの実施の形態において、前記固定構造及び前記強化接着剤は、等しい材料の接着剤である。
幾つかの実施の形態において、前記タッチデバイスは、また、前記カバープレートの第2の表面上に配置されたマスク層を備え、
前記カバープレートへの前記マスク層の垂直投影は、少なくとも前記カバープレートへの前記指紋認識モジュールの垂直投影を覆う。
幾つかの実施の形態において、前記タッチデバイスは、また、前記カバープレートと前記基板との間に配置され、前記指紋認識モジュールを囲む遮蔽構造を備える。
幾つかの実施の形態において、前記遮蔽構造は、前記第1の接着層と前記基板との間に配置されている。
幾つかの実施の形態において、前記遮蔽構造は、前記カバープレートと前記マスク層との間に配置されている。
幾つかの実施の形態において、前記カバープレートの厚さは、0.3mm以下である。
幾つかの実施の形態において、前記カバープレートの厚さは、0.2mm〜0.3mmである。
幾つかの実施の形態において、前記カバープレートの材料は、透明ガラス、サファイア、ガラスとサファイアとの複合構造、ガラスとガラスとの複合構造、サファイアとサファイアとの複合構造であり、
前記基板の材料は、透明ガラスである。
幾つかの実施の形態において、前記カバープレートは、窪みを有し、
前記カバープレートへの前記窪み及び前記指紋認識モジュールの正投影は、重なっている。
幾つかの実施の形態において、前記窪みは、前記カバープレートの第1の表面から前記カバープレートの第2の表面に向かって窪んでいる。
幾つかの実施の形態において、前記カバープレートの第1の表面から前記窪みの最も低い位置までの深さは、1.7mm以下である。
幾つかの実施の形態において、前記深さは、0.02mm以上0.55mm以下である。
幾つかの実施の形態において、前記深さは、0.05mm以上0.45mm以下である。
幾つかの実施の形態において、前記窪みの最も低い位置から前記指紋認識モジュールまでの最小距離は、15μm以上550μm以下である。
幾つかの実施の形態において、前記最小距離は、80μm以上400μm以下である。
幾つかの実施の形態において、前記窪みは、底面と前記底面と隣接する少なくとも一つの側面を備え、
前記底面と前記側面との夾角は、90°より大きく180°未満である。
幾つかの実施の形態において、前記窪みは、二つの隣接する側面を備え、
前記二つの隣接する側面の夾角は、90°より大きく180°未満である。
幾つかの実施の形態において、前記窪みは、円弧面であり、
前記円弧面の一端は、前記カバープレートの側面に隣接し、他端は、前記カバープレートの第1の表面に隣接する。
本開示に係るタッチデバイスによれば、第1の接着層の側面と、カバープレートの第2の表面と、及び基板の第1の表面と、の隙間は、強化接着剤によって満たされているので、カバープレートと基板との間の隙間が第1の接着層と組み合わされた強化接着剤によって満たされている。そのため、カバープレートと基板とは、タッチデバイスの強度及び耐衝撃性を向上させるために接着されている。また、第1の接着層の精度要求が低く、第1の接着層の材料を節約できる。
さらに、強化接着剤は、また、強化接着剤と、カバープレートと、基板と、の接合領域を増加させるためにカバープレートと基板の側面とを覆うことができる。そのため、強化接着剤、カバープレート及び基板の間の接合力が上昇し、カバープレート及び基板の側面のために、外力が緩和され、カバープレート及び基板の側面が保護される。
実施の形態は、詳細な説明及び説明のためだけに添付された図面から十分に理解することができ、したがって、本開示を限定するものではない。
本開示の幾つかの実施の形態に係るタッチデバイスの概略構成図である。 本開示の幾つかの実施の形態に係るタッチデバイスの概略構成図である。 本開示の幾つかの実施の形態に係るタッチデバイスの概略構成図である。 本開示の幾つかの実施の形態に係るタッチデバイスの概略構成図である。 本開示の幾つかの実施の形態に係るタッチデバイスを示す上面図である。 本開示の異なる実施の形態に係るタッチデバイスの基板を示す上面図である。 本開示の異なる実施の形態に係るタッチデバイスの基板を示す上面図である。 図3のI−I’断面線に沿った断面図である。 本開示の幾つかの実施の形態に係るタッチデバイスの断面図である。 本開示の幾つかの実施の形態に係るタッチデバイスの遮蔽構造を示す概略構成図である。 本開示の異なる実施の形態に係る図3のI−I’断面線に沿ったタッチデバイスのカバープレートの断面図である。 本開示の異なる実施の形態に係る図3のI−I’断面線に沿ったタッチデバイスのカバープレートの断面図である。 本開示の異なる実施の形態に係る図3のI−I’断面線に沿ったタッチデバイスのカバープレートの断面図である。 本開示の幾つかの実施の形態に係るタッチデバイスのカバープレートの斜視図である。 本開示の幾つかの実施の形態に係る図8DのB−B’断面線に沿ったタッチデバイスのカバープレートの断面図である。 本開示の実施の形態に係る図3のI−I’断面線に沿ったタッチデバイスの断面図である。
本開示の実施の形態は、添付の図面に従って進められる、以下の詳細な説明から明らかになる。
図1Aに示すように、図1Aは、本開示の幾つかの実施の形態に係るタッチデバイスの概略構成図を示している。タッチデバイスは、カバープレート11、基板12、第1の接着層13、及び強化接着剤14を備えている。
カバープレート11は、第1の表面S1a、第2の表面S2a、及び側面S3aを備えている。ユーザはタッチデバイスを操作するために第1の表面S1aに直接に接触することができる。即ち、カバープレート11の第1の表面S1aは、第2の表面S2aに対してユーザの近くに配置される。第2の表面S2a及び第1の表面S1aは、互いに対向しており、側面S3aは、第1の表面S1a及び第2の表面S2aに隣接している。カバープレート11の第1の表面S1a上には、例えば、反射防止フィルム、防幻フィルム又は反射防止コーティングフィルムなどの単層又は複数層の機能フィルムが配置されている。カバープレート11は、当該カバープレート11の下方に形成される要素を保護する。幾つかの実施の形態において、カバープレート11は、透明材料である。幾つかの実施の形態において、透明材料は、ガラス、サファイア、不撓性のプラスチックなどである。また、カバープレート11は、ガラス/サファイア、ガラス/ガラス、又はサファイア/サファイアの複合構造でもよい。優れた接触感度のために、カバープレート11の厚さは、0.3mm以下であることが好ましい。製造コスト及び製造の困難性に関して、カバープレート11の厚さは、0.2mm〜0.3mmであることが好ましい。
基板12は、第1の表面S1b、第2の表面S2b、及び側面S3bを備えている。第1の表面S1b及び第2の表面S2bは、互いに対向している。基板12及びカバープレート11は、重なっている。第1の表面S1bは、カバープレート11の第2の表面S2aに近い。幾つかの実施の形態において、タッチモジュール及び表示モジュール(図示を省略)は、タッチデバイス又はタッチ表示デバイスを形成するために、第2の表面S2bに接合されている。カバープレート11及び基板12は、タッチデバイス又はタッチ表示デバイスの複合カバープレートとして一体化されている。側面S3bは、基板12の外端面として第1の表面S1bと第2の表面S2bとの間に配置されている。基板12は、カバープレート11の強度を向上させるためにカバープレート11を支持することができる。加えて、タッチ検出構造は、基板12上に形成することができ、タッチ検出構造の構成は、後述する。基板12の材料は、カバープレート11の材料である、例えば、ガラス又は不撓性のプラスチックなどの幾つかの透明材料であることができる。
第1の接着層13は、カバープレート11と基板12とを接合するために、カバープレート11の第2の表面S2aと基板12の第1の表面S1bとの間に配置されている。第1の接着層13の側面は、カバープレート11及び基板12の側面S3a、S3bに対して後退している。即ち、第1の接着層13の側面と、カバープレート11の第2の表面S2aと、基板12の第1の表面S1bと、の間に隙間が形成されている。隙間の大きさは、接合公差又は設計要求に基づいて調整される。第1の接着層13は、透明な光学接着剤、例えば、固体光学接着剤又は液体光学接着剤であることができる。
第1の接着層13の側面と、カバープレート11の第2の表面S2aと、基板12の第1の表面S1bと、の間の隙間は、強化接着剤14によって満たされている。強化接着剤14は第1の接着層13とで、カバープレート11と基板12とを接合する。即ち、カバープレート11と基板12との間の隙間は、接着剤によって満たされている。上述のように隙間が強化接着剤14で満たされるので、第1の接着層13でカバープレート11と基板12とを接合するとき、第1の接着層13の材料を節約するために、第1の接着層13の精度要求を低くすることができる。カバープレート11と基板12とを完全に接合するので、基板12が良好にカバープレート11を支持することができる。カバープレート11の厚さが薄いとき、カバープレート11の強度も向上し、破損を防ぐ。
他の実施の形態において、強化接着剤14は、カバープレート11の側面S3aと基板12の側面S3bを部分的に覆うように延ばすことができ、代わりに、カバープレート11の側面S3aと基板12の側面S3bが図1Bに示すように強化接着剤14によって完全に覆われる。そのため、接合力が向上するように、強化接着剤14と、カバープレート11及び基板12と、の接触領域を増加させるために、強化接着剤14によってカバープレート11及び基板12の側面S3a、S3bの少なくとも一部が覆われる。また、強化接着剤14は、外力を緩和し、後の処理又は組み立てでの擦れや破損からカバープレート11及び基板12の側面S3a、S3bを保護できる。
強化接着剤14の材料は、固化することによって形成される液体接着剤、例えば、紫外線(UV)接着剤であることができる。例えば、強化接着剤14が液体のとき、強化接着剤14を射出成形、接着、吹き付け、又はローラー塗りなどによって、隙間、及びカバープレート11並びに基板12の側面S3a、S3bに形成することができる。固化後、強化接着剤14は、上述のように、隙間、及びカバープレート11並びに基板12の側面S3a、S3bに、しっかりと接合される。また、カバープレート11及び基板12の側面S3a、S3bが割れや隙間が少しあった場合、毛細現象が液体状態の強化接着剤14とカバープレート11及び基板12の側面S3a、S3bとの間に生じ、強化接着剤14は、カバープレート11及び基板12の強度、圧縮抵抗及び耐衝撃性が向上するように小さい割れや隙間を修復することができる。強化接着剤14の粘度は、固化していない状態で、500〜1200CPS(mPa・s)であり、強化接着剤14の硬さは、固化した状態で、D70〜85(ショア硬さ)である。強化接着剤14は、固化した液体接着剤から形成されているので、強化接着剤14の外面は、即ち、カバープレート11、基板12及び第1の接着層13に対して逆側の外面は、通常、円弧面である。最大厚さDは、カバープレート11の側面S3aから強化接着剤14の外面(図1Bに示すように)までを規定しており、最大厚さDの範囲は、50μm〜200μm、好ましくは80μm〜120μmである。このように厚さが設計された強化接着剤14は、外力を緩和し、カバープレート11及び基板12の側面S3a、S3bを保護することができる。
タッチデバイスは、また、接触入力の検出を可能にするタッチ検出構造を備えることができる。異なる実施の形態のタッチ検出構造は、異なる層に配置されている。図2A及び図2Bに示すように、図2Aは、基板12上に配置されたタッチ検出構造を示す概略構成図であり、図2Bは、カバープレート11上に配置されたタッチ検出構造を示す概略構成図である。
図2Aに示すように、タッチ検出構造15は、基板12の第1の表面S1b上に配置されている。詳細には、タッチ検出構造15は、第1の接着層13と基板12との間に配置されている。タッチ検出構造15は、単層又は複数層の導電構造である。導電構造は、一軸、二軸又は多軸型の電極パターンを備えることができる。電極パターンの材料は、透明なインジウムスズ酸化物(ITO)、銀ナノ、グラフェン、カーボンナノチューブ、金網若しくは他の導電材料、又は二以上のそれらの材料を備えることができる。タッチ検出構造15は、リソグラフィエッチング又はプリントによって基板12の第1の表面S1b上に直接に形成することができる。代わりに、タッチ検出構造15は、可撓性の薄膜の導電構造であることができる。薄膜の導電構造は、接合によって基板12に設けることができる。他の実施の形態において、タッチ検出構造15は、また、基板12の第2の表面S2bに配置される(図示を省略)。詳細には、基板12は、第1の接着層13とタッチ検出構造15との間に配置される。
一方、図2Bに示すように、タッチ検出構造15は、また、カバープレート11の第2の表面S2a上に配置することができる。詳細には、タッチ検出構造15は、カバープレート11と第1の接着層13との間に配置される。タッチ検出構造15は、リソグラフィエッチング又はプリントによってカバープレート11の第2の表面S2a上に直接に形成することができ、代わりに、タッチ検出構造15は、可撓性の薄膜の導電構造であってもよく、薄膜の導電構造は、接合によってカバープレート11の第2の表面S2aに設けることができる。タッチ検出構造15の構成及び材料は、図2Aの実施の形態を参照することができるので、重複する説明は省略する。
幾つかの実施の形態において、タッチデバイスは、また、指紋を認識することができる。指紋を認識することによって、ユーザの体感を向上させるために、タッチデバイスは、一度で、コールドスクリーン(画面が消された状態)、起動及びアンロックを完了することができる。図3は、指紋を認識可能なタッチデバイスを示す上面図である。図4A及び図4Bは、タッチデバイスの基板の異なる構成を示す上面図である。図5は、図3のI−I’断面線に沿った断面図である。図3〜図5に示すように、タッチデバイスは、カバープレート11、基板12、第1の接着層13、強化接着剤14、タッチ検出構造15、及び指紋認識モジュール16を備えている。以下に、図1Bの実施の形態と比較して異なる部分を説明し、等しい又は略等しい構成の説明は省略する。
マスク層17は、カバープレート11の第2の表面S2a上に配置されている。マスク層17は、カバープレート11と第1の接着層13との間に配置されている。マスク層17は、カバープレート11における可視領域V1を非可視領域V2から区別する。マスク層17が配置された領域は、非可視領域V2とみなされる。表示デバイスによって画像を表示するために適応し、ユーザによって接触される領域は、可視領域V1とみなされる。一般的に、非可視領域V2は、可視領域の少なくとも一側に配置されている。幾つかの実施の形態において、非可視領域V2は、例えば、可視領域V1を囲んでいるが、これに限られない。マスク層17は、カバープレート11の下方の幾つかの不透明な要素、例えば、指紋認識モジュール、可撓性のプリント回路板及び導電線などを遮蔽するためのフレームがタッチデバイスに表れるように、通常、不透明インク、フォトレジストなどによって形成される。マスク層17は、単層構造であることができ、代わって、材料を複数層重ねることによって形成される複層構造であってもよい。マスク層17の厚さは、20μm以下である。マスク層17の遮蔽効果及び指紋認識の検出への影響の点で、マスク層17の厚さは、例えば、1μm〜10μmである。
基板12は、開口120(図5を参照)を備えている。開口120は、基板12の第1の表面S1bから基板12の第2の表面S2bまで形成された貫通孔(図4Aを参照)、又は、基板12の側面S3bから内方に形成された切り欠きである(図4Bを参照)。開口120は、非可視領域V2に配置され、マスク層17によって隠されている。基板12の開口120が貫通孔の場合、強化接着剤14は、基板12の側面S3bを覆うことが好ましい。基板12の開口が切り欠きの場合、強化接着剤14は、切り欠きを避け、基板12の切り欠きに対して他の側面S3bの部分のみを覆う。幾つかの実施の形態において、基板12の材料は、図1Bの基板と等しいものである。
図3〜図5に示すように、指紋認識モジュール16は、基板12の開口120内に配置され、非可視領域V2に配置されている。指紋認識モジュール16に対応する領域は、指紋認識領域V21と定義することができる。カバープレート11へのマスク層17の垂直投影は、少なくともカバープレート11への指紋認識モジュール16の垂直投影を覆う。即ち、指紋認識領域V21は、タッチデバイスの審美を確保するために非可視領域V2内に配置されている。幾つかの実施の形態において、第1の接着層13は、基板12の開口120とカバープレート11との間の孔130を備えている。孔130は、指紋認識領域V21に対応する。第2の接着層18は、孔130内であって且つ指紋認識モジュール16とカバープレート11との間に配置されている。第2の接着層18によって、指紋認識モジュール16は、カバープレート11の第2の表面S2aに接合されている。第2の接着層18は、防爆性の光学接着剤によって形成され、その厚さは、第1の接着層13より薄い。第2の接着層18の厚さは、50μm以下であり、好ましくは、3μm〜30μmである。指紋認識の検出性を向上させるために、第2の接着層18の厚さは、10μm以下である。一般的な光学接着剤に比べて、第2の接着層18は、電気信号の遮断効果を殆ど有しない。第2の接着層18がカバープレート11と指紋認識モジュール16との間に配置された場合、第2の接着層18は、カバープレート11と指紋認識モジュール16との間の小さな信号の減衰を止め、抑制でき、指紋認識モジュール16の検出性への影響を少なくする。タッチデバイスは、また、基板12の開口120にしっかりと指紋認識モジュール16を固定するために指紋認識モジュール16と基板12との間に配置される固定構造19を備えていることが好ましい。固定構造19は、液体及び流動可能な接着剤であり、カバープレート11の圧縮抵抗及び耐衝撃性に影響を与える、指紋認識モジュール16と基板12との間の残りの隙間を回避するように、基板12の開口120の内周面と指紋認識モジュール16との隙間に柔軟に満たされている。幾つかの実施の形態において、固定構造19及び強化接着剤14は、等しい材料の接着剤である。基板12の開口120に指紋認識モジュール16を固定するための部材は、第2の接着層18及び/又は固定構造19による固定に限られず、他の部材によって一体化することができ、例えば、補助要素や開口120の大きさ又は形状に係合することによって固定する。
一方、マスク層17への指紋認識モジュール16の接合を強化するために、又は、後の組み立て又は処理での指紋認識モジュール16の破損又は擦れを低減するために、固定構造19は、指紋認識モジュール16の側面だけでなく、指紋認識モジュール16の底面も覆う。
幾つかの実施の形態において、固定構造19、第2の接着層18、及びカバープレート11と基板12と指紋認識モジュール16との隙間は、これらが重なるように強化接着剤14と組み合わされた第1の接着層13によって完全に満たされる。特に、カバープレート11がサファイアの薄いカバープレートであり、その厚さが0.3mm以下の場合、カバープレート11及び指紋認識領域V21の端部は、カバープレート11の破損を防ぎ、タッチデバイスの圧縮抵抗及び耐衝撃性を向上させるために良好な強度を有する。
さらに、非可視領域V2の他の部分から指紋認識領域V21を区別することによって、指紋認識を実行するために、ユーザがより確実に、簡単に指紋認識領域V21に接触することができる。幾つかの実施の形態において、マスク層17は、部分的に空洞化されており、空洞部は、指紋認識領域を示すための目印を形成するために、マスク層17と異なる色の遮蔽材料で満たされている。代わりに、マスク層17とカバープレート11との間の指紋認識領域V21において、マスク層と異なる色の目印は、指紋認識領域V21を示すために挟まれている。
タッチ検出構造15は、基板12の第1の表面S1b上に配置され、即ち、第1の接着層13と基板12との間に配置されている。詳細には、タッチ検出構造15は、可視領域V1内に配置された電極層151及び非可視領域V2に配置された配線層152を備えている。電極層151は、接触操作に応じて接触信号を生成するために適応し、配線層152は、接触位置を算出するためにコンピュータに接触信号を伝送する。電極層151は、単層又は複数層の導電構造であることができる。導電構造は、一軸、二軸又は複数軸の電極パターンを備えることができる。電極パターンの材料は、透明なインジウムスズ酸化物(ITO)、銀ナノ、グラフィン、カーボンナノチューブ、金網若しくは他の導電材料、又は二以上のそれらの材料を備えることができる。タッチ検出構造15は、リソグラフィエッジング又はプリントによって基板12の第1の表面S1b上に直接に形成することができ、タッチ検出構造15は、可撓性の薄膜の導電構造であることができ、可撓性の薄膜の導電構造は、接合によって基板12に設けられる。幾つかの実施の形態において、タッチ検出構造15は、また、基板12の第2の表面S2bに配置することができる(図示を省略)。詳細には、基板12は、第1の接着層13とタッチ検出構造15との間に配置されている。代わりに、タッチ検出構造15は、図2Bに示したタッチ検出構造と略等しく、カバープレート11の第2の表面S2a上に配置することができる。
幾つかの実施の形態において、タッチデバイスは、ユーザの体感を向上させるために、指紋認識の機能を統合している。また、指紋認識モジュール16は、基板12の開口120内に配置され、指紋認識が可能なタッチデバイスを形成するためにカバープレート11に接合されている。カバープレート11の強度が製品の性能の保証に影響を与えないように、カバープレート11に孔を形成する必要がある。一方、タッチデバイスでの指紋認識モジュール16の配置は、可動ボタンに限られず、しかし、柔軟であり、可動ボタンのための複雑なパッケージ構造が良好に省略される。指紋認識機能を補償しながら、製品構造は簡素化され、製品デザインは、より柔軟になる。
図6に示すように、図6は、本開示の幾つかの実施の形態に係るタッチデバイスの断面図である。図6と図5との違いは、タッチデバイスが、カバープレート11と基板12との間に、指紋認識モジュール16を囲む遮蔽構造20を備えている。遮蔽構造20は、電磁雑音から指紋認識モジュール16を遮蔽するために適応する。幾つかの実施の形態において、遮蔽構造20は、基板12の表面上に配置された環状の金属構造であり、基板12と第1の接着層13との間に配置されている。他の実施の形態において、図7に示すように、遮蔽構造20は、カバープレート11と第1の接着層13との間に配置される。
図7に示すように、図7は、本開示の種々の実施の形態に係るタッチデバイスにおける遮蔽構造を示す概略構成図である。遮蔽構造20の説明を明確にするために、図7においてタッチデバイスの幾つかの要素を省略している。しかし、省略された要素としては、図6のそれらと等しい又は略等しい要素を適用することができる。遮蔽構造20は、カバープレート11の第2の表面S2a上に配置されており、カバープレート11とマスク層17との間に配置されている。遮蔽構造20は、金属材料で形成されているため、遮蔽構造20の色は、マスク層17と異なっている。遮蔽構造20がカバープレート11とマスク層17との間に配置されている場合、ユーザがタッチ処理表面から遮蔽構造20を視認できるように、遮蔽構造20が指紋認識領域を示すように適応される。そのため、他の表示目印は、省略することができる。遮蔽構造20は、スパッタリング又はプリントによってカバープレート11の第2の表面S2a上に形成することができる。
図8A〜図8Eに示すように、図8A〜図8Cは、本開示の種々の実施の形態に係る図3のI−I’断面線に沿ったタッチデバイスのカバープレートの断面図である。図8Dは、本開示の種々の実施の形態に係るタッチパネルの斜視図である。図8Eは、本開示の種々の実施の形態に係る図8DのB−B’断面線に沿ったタッチデバイスのカバープレートの断面図である。カバープレート11は、窪み110を備えている。カバープレート11への窪み110及び指紋認識モジュールの正投影は、重なっている。幾つかの実施の形態において、指紋認識領域V21は、窪み110を形成するためにカバープレート11の第1の表面S1a(ユーザによって接触又は処理するために適応される表面)からカバープレート11の第2の表面S2aに向かって窪んでいる。ユーザは、押圧又はスワイプすることによって窪み110で指紋を入力することができる。
図8A及び図8Bに示すように、窪み110は、底面110S1及び側面110S2を備えている。底面110S1は、側面110S2に隣接し、側面110S2は、カバープレート11の第1の表面S1aに接続されている。底面110S1と側面110S2との夾角は、90°より大きく、180°未満である。図8Aに例示するように、窪み110は、断面形状が円弧である立体的な切り欠きであり、底面110S1及び側面110S2は、曲面である。底面110S1と側面110S2との夾角は、底面110S1の最も低い位置の接線と側面110S2の接線との夾角である。図8Bに例示するように、窪み110は、端面形状が台形である立体的な切り欠きであり、窪み110の底面110S1及び側面110S2は、平坦である。しかしながら、それらに限定されない。底面110S1及び側面110S2の一つが、曲面であってもよい。
図8Cにおいて、窪み110は、二つの隣接する側面110S2を備え、二つの側面110S2の交差部は、窪み110の最も低い位置である。二つの側面110S2の夾角は、90°より大きく、180°未満であり、窪み110は、例えば、断面形状がV字形状の立体的な切り欠きである。
図8D及び図8Eに示すように、窪み110は、円弧面であり、円弧面の一端がカバープレート11の側面S3aに隣接し、他端がカバープレート11の第1の表面S1aに隣接している。図8A〜図8Cに示すように、第1の表面S1aは、指紋認識領域V21で第2の表面S2aに向かって窪んでいる。他方、タッチデバイスの製造の容易性及び良い外観性のために、図8Dの窪み110は、側面S3a及び一部の第1の表面S1aと共に、カバープレート11の一端に形成することが好ましい。図8Eに示すように、窪み110は、第1の表面S1aの一端から側面S3a及び第2の表面S2aに曲げ加工によって形成されている。他の実施の形態において、窪み110は、第1の表面S1aの一端から第2の表面S2aに曲げ加工によって形成され、第2の表面S2aに接続される。第1の表面S1aは、第2の表面S2aに接続部で接続されるように部分的に下り、面取りした部分の角度は、接続部を滑らかにするために設定されている。そのため、タッチデバイスの外観及び人間工学は、改良される。
また、図8A〜図8Eにおいて、窪み110を形成することに起因して、カバープレート11の強度及び外観への影響を抑制するために、カバープレート11の第1の表面S1aから窪み110の最も低い位置までの深さTは、1.7mm以下、また、0.02mm以上0.55mm以下、好ましくは、0.05mm以上0.45mm以下である。深さTの適切な範囲は、自動車、携帯端末、ノート型コンピュータなどのようなタッチデバイスの適用分野によって適宜設定される。例えば、深さTは、自動車に適用した場合、相対的に大きくなる。例えば、深さTは、携帯電話などのような携帯端末に適用した場合、相対的に小さくなる。図8Aにおいて、深さTは、第1の表面S1aから曲面の立体的な切り欠きの最も低い位置への接線までの鉛直距離である。図8Bの実施の形態において、深さTは、第1の表面S1aから底面110S1までの鉛直距離である。図8Cの実施の形態において、深さTは、第1の表面S1aから二つの側面110S2の接続部までの鉛直距離である。図8D及び図8Eにおいて、深さTは、第1の表面S1aから円弧面と側面S3aの端部との接続部までの鉛直距離である。
窪み110は、指紋認識領域V21を直感的に示すために貢献し、指紋認識の検出性を向上させるために接触面から指紋認識モジュール16までの距離を低減する。一方、窪み110の恩恵によって、カバープレート11は、窪み110が配置された部分だけが薄く、他の部分は、カバープレート11の強度を増加又は維持するために厚さを維持している。
図9は、本開示の種々の実施の形態に係る図3のI−I’断面線に沿ったタッチデバイスの断面図である。図9及び図5では類似の符号が存在し、以下では、異なる部分を主として説明する。
幾つかの実施の形態において、カバープレート11は、図8Aの窪み110を有するカバープレートを参照することができる。カバープレート11は、図8B〜図8Eの上述の実施の形態のカバープレートの何れかの構成である。窪み110の構成及び寸法は、上述を参照することができるので、重複する説明を省略する。
指紋を検出するための指紋認識モジュール16が、より感度よくカバープレート11上で処理するために、窪み110の最も低い位置と指紋認識モジュール16の上面との間の最小距離Hは、50μm〜450μmであることができる。幾つかの実施の形態において、最小距離Hは、80μm〜400μm、例えば、220μm、280μm、300μm、などであることができる。指紋認識モジュール16の上面は、指紋認識モジュール16における窪み110の最も低い位置に近い面である。カバープレート11の第1の表面S1a上には、単層又は複数層の機能フィルム、例えば、反射防止フィルム、防幻フィルム、又は反射防止コーティングフィルムなどを配置することができる。少なくとも一つの機能を追加するフィルムが第1の表面S1a上に配置されている場合、最小距離Hは、物体によって接触される実際の接触面から指紋認識モジュール16の上面までの最小距離、即ち、機能フィルムにおけるカバープレート11に対して逆側の面から指紋認識モジュール16の上面までの最小距離である。窪み110の深さT及び最小距離Hは上述の理由により、指紋認識の感度を最大限に向上させ、指紋認識領域V21でのカバープレート11の強度も考慮される。
本開示に係るタッチデバイスによれば、第1の接着層の側面と、カバープレートの第2の表面と、及び基板の第1の表面と、の隙間は、強化接着剤によって満たされているので、カバープレートと基板との間の隙間が第1の接着層と組み合わされた強化接着剤によって満たされている。そのため、カバープレートと基板とは、タッチデバイスの強度及び耐衝撃性を向上させるために接合されている。また、第1の接着層の精度要求が低く、第1の接着層の材料を節約できる。
さらに、強化接着剤は、また、強化接着剤と、カバープレートと、基板と、の接合領域を増加させるためにカバープレートと基板の側面とを覆うことができる。そのため、強化接着剤、カバープレート及び基板の間の接合力が上昇し、カバープレート及び基板の側面のために、外力が緩和され、カバープレート及び基板の側面が保護される。
本開示は、特定な実施の形態を参照するために説明されており、この説明は、限定的な意味で解釈されることを意味するものではない。本開示の実施の形態の種々の改変及び代替の実施の形態は、当業者に明らかである。そのため、添付の特許請求の範囲は、本開示の範囲内の全ての改変が含められる。
この出願は、2014年9月11日に出願された中国特許出願201410460940.9及び2015年2月9日に出願された中国特許出願201510066803.1を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (23)

  1. 互いに対向する第1の表面及び第2の表面を有し、また、前記第1の表面及び前記第2の表面に隣接する側面を有するカバープレートと、
    互いに対向する第1の表面及び第2の表面を有し、また、前記第1の表面及び前記第2の表面に隣接する側面を有する基板と、
    前記カバープレートの第2の表面と前記基板の第1の表面との間に配置される第1の接着層と、
    強化接着剤と、を備え、
    前記第1の接着層の側面と、前記カバープレートの第2の表面と、前記基板の第1の表面と、で隙間が形成され、前記隙間は、前記強化接着剤によって満たされている、タッチデバイス。
  2. 記基板の第2の表面上に配置されたタッチ検出構造を備える、請求項1に記載のタッチデバイス。
  3. 互いに対向する第1の表面及び第2の表面を有し、また、前記第1の表面及び前記第2の表面に隣接する側面を有するカバープレートと、
    互いに対向する第1の表面及び第2の表面を有し、また、前記第1の表面及び前記第2の表面に隣接する側面を有する基板と、
    前記カバープレートの第2の表面と前記基板の第1の表面との間に配置される第1の接着層と、
    強化接着剤と、
    前記基板の第1の表面上に配置されたタッチ検出構造と、
    を備え、
    前記第1の接着層の側面と、前記カバープレートの第2の表面と、前記タッチ検出構造の表面であって前記基板の第1の表面の反対側の表面と、で隙間が形成され、前記隙間は、前記強化接着剤によって満たされている、タッチデバイス。
  4. 互いに対向する第1の表面及び第2の表面を有し、また、前記第1の表面及び前記第2の表面に隣接する側面を有するカバープレートと、
    互いに対向する第1の表面及び第2の表面を有し、また、前記第1の表面及び前記第2の表面に隣接する側面を有する基板と、
    前記カバープレートの第2の表面と前記基板の第1の表面との間に配置される第1の接着層と、
    強化接着剤と、
    前記カバープレートの第2の表面上に配置されたタッチ検出構造と、
    を備え、
    前記第1の接着層の側面と、前記タッチ検出構造の表面であって前記カバープレートの第2の表面の反対側の表面と、前記基板の第1の表面と、で隙間が形成され、前記隙間は、前記強化接着剤によって満たされている、タッチデバイス。
  5. 前記強化接着剤は、前記カバープレートの側面及び前記基板の側面を部分的に覆うように延びている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のタッチデバイス。
  6. 前記強化接着剤の材料は、固化することによって形成される液体接着剤である、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のタッチデバイス。
  7. 前記強化接着剤の粘度は、固化していない状態で、500〜1200mPa・sであり、強化接着剤の硬さは、固化した状態で、D70〜85(ショア硬さ)ある、請求項に記載のタッチデバイス。
  8. 前記強化接着剤の最大厚さは、前記カバープレートの側面から前記強化接着剤の外面までで規定され、前記最大厚さの範囲は、50μm〜200μmである、請求項1乃至のいずれか1項に記載のタッチデバイス。
  9. 前記最大厚さの範囲は、80μm〜120μmである、請求項に記載のタッチデバイス。
  10. 前記基板は開口を有し、
    前記タッチデバイスは、前記開口内に配置された指紋認識モジュールを備える、請求項1乃至のいずれか1項に記載のタッチデバイス。
  11. 前記開口は、前記基板の第1の表面から前記基板の第2の表面まで形成された貫通孔、又は前記基板の側面から内方に形成された切り欠きである、請求項10に記載のタッチデバイス。
  12. 前記第1の接着層は、前記基板の開口と前記カバープレートとの間に孔を有し、
    前記タッチデバイスは、前記孔内であって且つ前記指紋認識モジュールと前記カバープレートとの間に配置された第2の接着層を備える、請求項10又は11に記載のタッチデバイス。
  13. 前記基板の開口内に前記指紋認識モジュールを固定するために、前記指紋認識モジュールと前記基板との間に配置された固定構造を備える、請求項10乃至12のいずれか1項に記載のタッチデバイス。
  14. 前記固定構造及び前記強化接着剤は、等しい材料の接着剤である、請求項13に記載のタッチデバイス。
  15. 前記カバープレートの第2の表面上にマスク層を備え、
    前記カバープレートへの前記マスク層の垂直投影は、少なくとも前記カバープレートへの前記指紋認識モジュールの垂直投影を覆う、請求項10乃至14のいずれか1項に記載のタッチデバイス。
  16. 前記カバープレートと前記基板との間に配置され、前記指紋認識モジュールを囲む遮蔽構造を備える、請求項15に記載のタッチデバイス。
  17. 前記遮蔽構造は、前記第1の接着層と前記基板との間に配置されている、請求項16に記載のタッチデバイス。
  18. 前記遮蔽構造は、前記カバープレートと前記マスク層との間に配置されている、請求項16又は17に記載のタッチデバイス。
  19. 前記カバープレートは、窪みを有し、
    前記カバープレートへの前記窪み及び前記指紋認識モジュールの正投影は、重なっている、請求項10乃至18のいずれか1項に記載のタッチデバイス。
  20. 前記窪みは、前記カバープレートの第1の表面から前記カバープレートの第2の表面に向かって窪んでいる、請求項19に記載のタッチデバイス。
  21. 前記カバープレートの第1の表面から前記窪みの最も低い位置までの深さは、0.02mm以上0.55mm以下である、請求項20に記載のタッチデバイス。
  22. 前記窪みの最も低い位置から前記指紋認識モジュールまでの最小距離は、15μm以上550μm以下である、請求項20に記載のタッチデバイス。
  23. 前記カバープレートの厚さは、0.3mm以下である、請求項1乃至22のいずれか1項に記載のタッチデバイス。
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