JP6706760B2 - タッチセンサおよび電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、各種電子機器の入力操作部等に搭載されるタッチセンサおよび電子機器に関する。
各種電子機器は入力操作部を有し、入力操作部に対して指などによるタッチ操作で入力操作を受け付ける。スマートフォン等の携帯機器がその代表である。
電子機器の入力操作部は、電子機器の表示装置の前方位置に配設されたカバーレンズ付きのタッチセンサを含む。タッチセンサは静電容量式で光透過性を有する。カバーレンズは平板状で透明性を有する絶縁樹脂製である。使用者は、タッチセンサを介して表示装置の表示内容を視認し、カバーレンズの外面を指などでタッチ操作する。
タッチセンサは、一般的にポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムなどの基材と、基材の表面上に設けられた検知部とを有する。検知部は導電部位を含む。
検知部の導電部位は、例えば酸化インジウムスズ(ITO)で形成される。または、検知部の導電部位は、絶縁樹脂内に分散した導電性ナノワイヤーで構成されることもある。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2が知られている。
特開2012−174003号公報 特開2012−181828号公報
本発明のタッチセンサは、第1表面と第1表面の反対側の第2表面とを有し、第1表面には、第2表面に向けて窪む有底の溝部が形成されている絶縁樹脂製の基材と、溝部に配置された導体部と、溝部内で導体部を覆うように配置された絶縁樹脂製の第1被膜部とを有し、前記第1被膜部の表面の高さが、前記第1表面よりも低い。このタッチセンサであれば、基材の厚みの中に導体部を配置しているため、入力操作時の検出精度を向上することができる。
本発明の電子機器は、上述したタッチセンサと、タッチセンサの第1表面に対面状態で配置される表示装置とを有する。タッチセンサは光透過性を有している。そして、タッチセンサの第2表面には機能性膜が設けられ、機能性膜の外面が操作面となる。すなわち、この電子機器では、カバーレンズに装着することなくタッチセンサを単体で搭載する。この電子機器は、入力操作状態での検出精度が向上すると共に安価にできる。
図1は、本発明の実施の形態によるタッチセンサを搭載した電子機器であるスマートフォンの外観斜視図である。 図2は、図1に示すスマートフォンの分解斜視図である。 図3は、図1に示すスマートフォンの構成を模式的に示すブロック図である。 図4は、図1に示すスマートフォンに搭載したタッチセンサの断面図である。 図5は、図4に示すタッチセンサを基材の第2表面から見た平面図である。 図6は、図5の要部を拡大して示すタッチセンサの平面図である。 図7は、第1変形例のタッチセンサの断面図である。 図8は、タッチセンサと表示装置との配置状態を示す図である。 図9は、タッチセンサと表示装置との他の配置状態を示す図である。 図10は、第2変形例のタッチセンサと表示装置との配置状態を示す図である。 図11は、第2変形例のタッチセンサと表示装置との他の配置状態を示す図である。 図12は、第3変形例のタッチセンサと表示装置との配置状態を示す図である。 図13は、第3変形例のタッチセンサと表示装置との他の配置状態を示す図である。 図14は、第4変形例のタッチセンサと表示装置との配置状態を示す図である。 図15は、第4変形例のタッチセンサと表示装置との他の配置状態を示す図である。 図16は、第5変形例のタッチセンサと表示装置との配置状態を示す図である。 図17は、第6変形例のタッチセンサの外観斜視図である。
本実施の形態におけるタッチセンサの説明に先立って、従来のタッチセンサの課題について説明する。
従来のタッチセンサでは、基材の表面上に検知部の導電部位が積層されている。そして、タッチセンサは、検知部を有する面とは反対側の面をカバーレンズに装着させて電子機器に搭載される。使用者は、カバーレンズの外方に表出した外面を指等で触れるタッチ操作をして電子機器への入力操作を行う。このため、従来のタッチセンサを搭載した電子機器では、検知部の導電部位と入力操作中の指等との間隔を近づけることは困難であり、検出精度を向上し難い。また、指等での操作位置と検出される位置とのずれを抑えるためには、カバーレンズにタッチセンサをずれ少なく貼り合せる必要がある。
また、従来のタッチセンサでは、検知部における導電部位の材質がITO製である。ITO製の導電部位は、材料費や加工工数などを考慮するとコスト高である。同様に、検知部の導電部位の材質が導電性ナノワイヤーを含む構成でも、導電性ナノワイヤーは高価であるためコスト高になる。
以下、本発明の実施の形態におけるタッチセンサ10〜10Fおよび電子機器について図1〜図17を参照しながら説明する。なお、電子機器はスマートフォン100を例に説明する。
図1は、本発明の実施の形態によるタッチセンサ10を搭載した電子機器であるスマートフォン100の外観斜視図である。図2は、スマートフォン100の分解斜視図である。図3は、スマートフォン100の構成を模式的に示すブロック図である。図4は、タッチセンサ10の断面図である。図5は、図4に示すタッチセンサ10を基材40の第2表面42から見た平面図である。図6は、図5の要部を拡大して示すタッチセンサ10の平面図である。
スマートフォン100は、図1や図2に示すように、枠状に形成された筐体110と、筐体110内に配置された表示装置300とを有する。タッチセンサ10は、表示装置300の表示面に対面状態で搭載されている。タッチセンサ10は光透過性を有する。タッチセンサ10は、カバーレンズに装着することなく単体で筐体110に装着されている。つまり、タッチセンサ10は所謂カバーレンズ一体型の構成である。
筐体110内には、表示装置300以外に、図3に示すように、マイク410、スピーカ420などが配置されている。また、筐体110内には、第1制御部510、第2制御部520、電波用の送受信部550などを実装した配線基板も配置されている。
第1制御部510は、表示装置300、マイク410、スピーカ420等の各種の機能部位にそれぞれ接続され、これらの機能部位を制御する。また、第1制御部510には第2制御部520も接続されている。
図1に示すように、三つの側面スイッチ部600が、筐体110の側部に配設されている。側面スイッチ部600は、図3に示すように、第1制御部510に接続されている。側面スイッチ部600が押圧操作されたことで生じるスイッチ信号は第1制御部510で検出される。第1制御部510は、この検出結果に応じて表示装置300の表示中の画面を遷移させるなどの制御を行う。
タッチセンサ10は、図3に示すように、第2制御部520に接続されている。第2制御部520は、タッチセンサ10に対する指等での近接操作またはタッチ操作に応じてタッチセンサ10に生じる静電容量の変化を検出する。そして、第2制御部520は、この検出結果に応じて所定信号を第1制御部510に出力する。第1制御部510は、第2制御部520からの所定信号を受け、対応する機能部位を作動等させる。
以上のように、スマートフォン100はタッチセンサ10や各種の機能部位などを含んで構成されている。
次にタッチセンサ10について説明する。
タッチセンサ10は、図4〜図6に示すように、平板状に形成されている本体部15と、本体部15に設けられた複数の検知部20とを含む。なお、本体部15に装着されたフレキシブル配線板の図示や説明は省略する。
図4は本体部15に設けられた検知部20の領域を拡大して示した断面図である。本体部15は、検知部20の領域において、第1表面41を有する樹脂製の基材40と、第1表面41に設けられている溝部45内の導体部50と、溝部45内で導体部50を覆うように配置された第1被膜部61とを有する。溝部45は、有底である。なお、基材40の第1表面41とは、溝部45以外の箇所を指し、第1表面41は同じ高さの平面である。第2被膜部62は、第1被膜部61を覆うように第1表面41に重なって配置されている。なお、第1被膜部61の材質や第2被膜部62の材質は、例えば絶縁樹脂のみであると望ましい。
基材40は硬質である。基材40の材質は、例えば光透過性を有するポリカーボネート(PC)樹脂である。基材40の材質は、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリメチルメタクリレート(PMMA)樹脂、環状オレフィン樹脂等の光透過性の樹脂でもよい。
基材40の厚みは、所定の強度を確保しつつ、かつ入力操作時の静電容量の変化が得られるように設定する。基材40の厚みは、用いる樹脂の特性などでも左右される。例えば、PC樹脂製の基材40の場合、タッチセンサ10を単体で電子機器に搭載して使用可能となる厚みは、強度確保の観点からすると1mm程度あればよい。望ましくは基材40の厚みは1mm以上よりも厚いとよい。反面、基材40が厚すぎると入力操作時での静電容量の所定の変化量を得られ難くなる。基材40の厚みの目安は3mm程度であり、望ましくは3mm以下である。
基材40の第1表面41とは反対側の第2表面42にはハードコート層などの機能性膜48が重ねて設けられている。指等で入力操作をする操作面は、機能性膜48の外面である。機能性膜48は、例えばハードコート層をはじめとして、反射防止機能層、光学調整機能層、アンチフィンガープリント機能層などを含む。機能性膜48は多層で積層されていてもよい。すなわち、機能性膜48は、ハードコート層、反射防止機能層、光学調整機能層およびアンチフィンガープリント機能層の内の少なくとも一つを含む。なお、ハードコート層自体に反射防止機能層等の他の機能をあわせ持つようにしてもよい。
図5、図6に示すように、検知部20の夫々は例えば平面視で矩形状である。複数の検知部20は、平面視で互いに独立したマトリクス状に配置されている。検知部20毎に設けられた引き出し部30は、本体部15の外縁位置まで引き回され、図示しないフレキシブル配線板に接続されている。個々の検知部20はフレキシブル配線板を介して第2制御部520にそれぞれ接続されている。
検知部20は、図4に示すように、溝部45を含んで構成されている。溝部45は、図6に示すように、検知部20内ではメッシュ状に配設されている。また、溝部45は、検知部20の矩形状の外枠の位置にも配設されている。複数の溝部45は、全て同じ幅で、溝部45同士は互いに連結している。同様に、引き出し部30も互いに連結した溝部45を含んで構成されている。
図4に示すように、溝部45は、有底で第2表面42に向けて窪んでいる。溝部45の内底の断面視形状は平坦面や曲面状などであればよく、特に限定はされない。複数の溝部45の全ては、内底を含めて同じ形状で設けることが望ましい。換言すれば、複数の溝部45は断面形状が同じで、第1表面41から内底に至るまでの深さなどが同じ寸法であると望ましい。複数の溝部45は基材40の形成時に同時に配設すると効率よく形成できる。なお、溝部45は表裏面の平坦な平板状の基材に対してレーザなどを用いて形成してもよい。また、溝部45は他の方法を用いて形成してもよい。
溝部45の幅は、例えば0.5μm以上、3μm以下である。また、溝部45の第1表面41から内底に至るまでの深さは、例えば0.5μm以上、10μm以下である。検知部20内の複数の溝部45は、50μm以上、1000μm以下の平行ピッチで設けられ、複数の溝部45同士が直角に交差してメッシュ状になっている。
図4に示すように、溝部45の内底には導体部50が配置されている。導体部50は、溝部45の幅全体に亘って配置されている。導体部50は溝部45の深さ寸法よりも薄い。導体部50は、検知部20の導電部位、引き出し部30の導電部位となる。
導体部50は、銅、銀、アルミニウム、金またはそれぞれの合金などの金属で形成される。導体部50の厚みは、溝部45の内底の幅全体に亘って0.5μm以上、3μm以下である。そして、平面視では、導体部50は、連結されている複数の溝部45と同じ形状で配置されている。導体部50の形成方法は特に限定されないがスパッタ法や蒸着法を用いるとよい。なお、導体部50は金属以外の導体で形成してもよい。
導体部50が3μm以下の幅や厚みであれば、導体部50は殆ど視認されない。つまり、導体部50を配置してもタッチセンサ10は光透過性を有する。このため、導体部50の幅が3μm以下になることを目安に断面視での溝部45の内底の幅を設定する。
タッチセンサ10では、上述した幅や厚みの導体部50が透明な絶縁樹脂製の基材40の溝部45内に配置されている。このため、タッチセンサ10は透明性を有する所謂タッチパネルに構成できる。なお、検知部20などの導体部50はメッシュ状であるため、導体部50の完全な断線は低減される。また、タッチセンサ10は、検知部20の導電部位に高価なITOや導電性ナノワイヤーを用いないので安価である。
導体部50は溝部45の内底に同じ厚みで配置されると共に、溝部45が同一形状で規則的に配置されていると好ましい。これであれば、基材40の厚み内における導体部50の高さ位置が揃うと共に、平面視的にも導体部50が均一的な配置になるので、操作時に検出精度の良好なタッチセンサ10を得ることができる。なお、規則的な溝部45の配設状態であれば、第1表面41は規則的な同じ面積で点在するようになり、第2被膜部62の形成ムラの発生なども少なくなる。
そして、図4に示すように、導体部50を覆うように第1被膜部61が溝部45内に配置されている。換言すれば、溝部45の内底に導体部50が配置され、溝部45の開口部位置に第1被膜部61が配置されている。第1被膜部61も平面視では複数の溝部45の連結形状と同じ形状で配置されている。
換言すれば、第1被膜部61は、溝部45における第1表面41に近接する開口位置を閉塞している。なお、第1被膜部61は溝部45内で導体部50よりも外方位置に配置されていればよい。そして、第1被膜部61は、導体部50に接触状態で重ねて配置されていてもよいし、第1被膜部61と導体部50との間に他の機能層などが介在してもよい。
第1被膜部61の材質は、レジスト材料を用いることが望ましい。例えば光透過性を有するアクリル樹脂や各種の他の絶縁樹脂を用いる。第1被膜部61の材質は絶縁樹脂(絶縁組成物)に限定されないが、絶縁樹脂を用いると容易に製作できてコスト的に安価になる。また、絶縁組成物からなる第1被膜部61が溝部45内で導体部50を覆うように配置されていると、導体部50の腐食などを抑制し得る。なお、溝部45の開口部は第1被膜部61で閉塞されると望ましい。なお、基材40が透明性を有する場合、第1被膜部61はUV硬化型の樹脂液を用いて形成すると樹脂液の硬化時間が短縮できる。樹脂液の塗布も、スピンコート法を用いると樹脂液の塗布時間を短縮できる。
第1被膜部61の厚みは、0.5μm以上、3μm以下である。溝部45の開口方向にあたる第1被膜部61の表面の高さは、第1表面41と同一高さである、もしくは第1表面41よりも低いと好ましい。つまり、第1被膜部61は、その表面の高さを溝部45の側壁の上端と同じ高さもしくはそれよりも低くなるように形成する。なお、第1被膜部61の表面の高さが第1表面41よりも低いとは、第1被膜部61の幅全体が段差を介して第1表面41より低くなる、もしくは部分的に低くなっている状態を含む。
さらに、第1被膜部61および第1表面41を覆うように第2被膜部62が配置されている。つまり、第2被膜部62は、第1被膜部61および第1表面41に重なっている。第2被膜部62の材質は、レジスト材料であり、例えば光透過性を有するアクリル樹脂、または、光透過性を有する他の絶縁樹脂である。絶縁樹脂製の第2被膜部62であれば容易に製作できてコスト的に安価になる。また、第2被膜部62を配置すると溝部45内の導体部50の腐食などをより抑えることができる。
第1被膜部61の材質と第2被膜部62の材質とは異なる材質でもよいが同じ材質でもよい。詳細は後述するが、第1被膜部61と第2被膜部62とを同じ材質とする場合には、第1被膜部61と第2被膜部62とを一体で同時に設けてもよい。
第2被膜部62の厚さは、第1表面41に重なった箇所で0.5μm以上、3μm以下である。第2被膜部62の外面は、同一高さの平面である。第1被膜部61の表面の高さ位置が第1表面41の高さ未満であると、第2被膜部62は第1表面41に重なる位置が最も薄くなる。このため、第2被膜部62の厚み管理は第1表面41に重なる箇所で行って、第1被膜部61に重なる第2被膜部62の形成厚みの管理を簡素化してもよい。
そして、基材40の第2表面42には上述したようにハードコート層などの機能性膜48が重ねて設けられている。
以上のようにタッチセンサ10は構成されている。タッチセンサ10は、スマートフォン100などの電子機器への搭載時には、本体部15の第1表面41を筐体110の内部に向けて搭載される。このようなタッチセンサ10の電子機器への搭載状態では、本体部15の第2表面42に設けられた機能性膜48の外面は外部に露出している。
すなわち、この電子機器では、タッチセンサ10の機能性膜48の外面が操作面となる。なお、タッチセンサ10は、入力操作状態に対応するように硬質の基材40の厚みなどを設定しているのでカバーレンズは不要である。つまり、タッチセンサ10はカバーレンズ一体型であり、従来品のようにカバーレンズへの貼り合わせが不要でカバーレンズとの貼り合わせずれなどの要因を排除できる。なお、タッチセンサ10をカバーレンズに装着して搭載してもよい。この場合、基材40の厚みは薄くしてもよい。
次に、スマートフォン100への入力操作状態や、その際のタッチセンサ10の動作について、図3を参照しつつ説明する。
使用者はスマートフォン100の表示装置300に各種のアイコンを表示させる。その状態で、使用者は所望アイコンに対応する位置で機能性膜48の外面箇所を指等でタッチ操作する。タッチ操作に応じて、タッチセンサ10の相応する検知部20に静電容量の変化が生じる。この静電容量の変化が、第2制御部520によって検出され、第2制御部520は検出結果に応じた信号を第1制御部510に出力する。第1制御部510は、第2制御部520からの信号に応じて、表示装置300の表示を所望アイコンに対応する次画面に遷移させるなどの制御を行う。
従来品では基材の表面の上に重ねて検知部が構成されている。そして、基材における検知部とは反対側の面を粘着剤を介してカバーレンズに貼り合わせ、カバーレンズの外方に表出した外面を指等で入力操作をする。
これに対して、タッチセンサ10では検知部20の導体部50が基材40の厚み内に配置されている。タッチセンサ10への入力操作時に、例えば使用者は第2表面42の機能性膜48の外面を指でタッチ操作する。このタッチ操作により、使用者の指と溝部45の内底に配置された導体部50との間で静電容量の変化が生じる。つまり、導体部50が入力操作中の指等に近づいた配置関係にあるため、指等との間での静電容量の変化は大きくなる。これによってタッチセンサ10の検出精度は従来品に比べて向上する。また、タッチセンサ10は、従来品で必要なカバーレンズやカバーレンズ装着用の粘着剤をなくして電子機器に搭載可能である。これらも導体部50と入力操作中の指等との距離が近づく配置になることに寄与する。また、電子機器の薄型化などにも貢献する。
以上に説明したように、本実施の形態によるタッチセンサ10は、基材40の第1表面41に設けられた溝部45内に導体部50を有する。そして、少なくとも溝部45内で導体部50を覆うように配置された絶縁樹脂製の第1被膜部61を有する。タッチセンサ10では、基材40の厚みの中に導体部50が配置されているため、タッチセンサ10への入力操作時に検出精度が向上する。また、溝部45に配置された導体部50は溝部45内で第1被膜部61によって覆われているので導体部50の腐食なども抑えられる。
また、本実施の形態による電子機器であるスマートフォン100は、タッチセンサ10と、タッチセンサ10の第1表面41に対面状態で配置される表示装置300とを有する。そして、タッチセンサ10は、単体でカバーレンズに装着させることなく搭載されている。このため、安価な構成で、入力操作状態での検出精度を向上することができる。
次に、タッチセンサ10の製造方法について簡単に説明する。
所定の樹脂を用いて、第1表面41と第2表面42とを有する基材40を形成する。基材40の形成方法は特に限定されない。例えば射出成形を用いると、基材40の形成時に、第2表面42に向けて窪む有底の溝部45を第1表面41に同時に設けられるので好ましい。溝部45を形成する方法や形成するタイミングは特に限定されない。続いて、基材40の第1表面41および溝部45の内底を含めて金属製の導体膜を形成する。導体膜の形成はスパッタ法などを用いる。続いて、第1表面41の導体膜上を覆うように例えば樹脂液を塗布し、その後、硬化させて導体膜上に樹脂被膜を形成する。
続いて、樹脂被膜の第1表面41に応じた積層箇所をアッシング処理などで除去し、また導体膜の第1表面41に応じた積層箇所をエッチング処理などで除去することによって、溝部45内に配置された第1被膜部61と導体部50とを形成する。
なお、第1被膜部61の表面の高さ位置を第1表面41よりも低く形成するには、例えば以下のようにする。樹脂被膜における導体膜の上に重なる厚みと、樹脂被膜における第1表面41から溝部45の内底に至る厚みとの関係を考慮しつつ溝部45の深さを設定しておく。そして、樹脂被膜を所定厚みで形成した後、樹脂被膜や導体膜の不要部分を除去する。なお、樹脂液の塗布後に、ラビング法(スキージ法)で溝部45以外の樹脂液を掻きとるようにして、除去工程を簡素化することもできる。
第1被膜部61を第1表面41に対して同じ高さ位置にする場合にも上述したアッシング処理、エッチング処理などを用いることができる。または、樹脂被膜および導体膜の第1表面41に応じた積層箇所を切削処理や研磨処理などで除去してもよい。第1表面41の平坦性を得るように基材40を少し削って第1表面41を再形成してもよい。
以上の工程を経て、溝部45内に第1被膜部61と導体部50とを有する基材40を形成する。
続いて、基材40の第1表面41および第1被膜部61を覆う第2被膜部62を形成する。例えば基材40の第1表面41上に樹脂液を塗布し、その後、硬化させて第2被膜部62を形成する。この場合にもスピンコート法などを用いるとよい。
基材40の第2表面42には、機能性膜48を形成する。なお、機能性膜48の形成順序は特に限定されない。好ましくは、機能性膜48は、第2被膜部62の形成後に形成する。または、機能性膜48は、導体膜を成膜する前の基材40に形成する。
なお、上述したようにタッチセンサ10では、基材40の第2表面42に設けられた機能性膜48の外面を指等で入力操作する。このため、機能性膜48も表面の高さが揃い易いスピンコート法などを用いて形成することが好ましい。
その後、本体部15にフレキシブル配線板を装着させるなどしてタッチセンサ10を完成する。
次に、タッチセンサ10の変形例、およびその変形例を含めてタッチセンサ10の電子機器への搭載例について説明する。なお、タッチセンサ10と同じ構成部分は説明を省略する。
図7は、第1変形例のタッチセンサ10Aの断面図である。図8は、タッチセンサ10(10A)と表示装置300との配置状態を示す図である。図9は、タッチセンサ10(10A)と表示装置300との他の配置状態を示す図である。
図7に示すように、第1変形例のタッチセンサ10Aでは、第1被膜部61Aの表面の高さが基材40の第1表面41よりも幅方向全体で低く形成されている。そして、溝部45の位置にあたる第2被膜部62Aの箇所は、溝部45内にはいり込んでいる。上述したタッチセンサ10と同様に第2被膜部62Aは第1被膜部61Aを覆っている。なお、タッチセンサ10Aの第2被膜部62Aは溝部45の対向する内壁にも密着している。
そして、図8に示すように、タッチセンサ10および、その変形例のタッチセンサ10Aは、表示装置300の表示面との間に空気層700を有するように間隔をあけて配置されて電子機器に搭載可能である。なお、タッチセンサ10(10A)は、この搭載状態になるように筐体110などで保持されている。そして、タッチセンサ10(10A)は、第1表面41を表示装置300に対面するように配置される。
または、図9に示すように、タッチセンサ10(10A)は、透明な粘着剤710を介して表示装置300に保持されるようにしてもよい。粘着剤710としてはアクリル樹脂などの透明樹脂を用いる。例えば、粘着剤710は、Optical Clear Adhesive(OCA)透明両面テープ等を用いる。この搭載状態でも、タッチセンサ10(10A)は、第1表面41を表示装置300に対面させて配置される。
図10は、第2変形例のタッチセンサ10Bと表示装置300との配置状態を示す図である。図11は、第2変形例のタッチセンサ10Bと表示装置300との他の配置状態を示す図である。
タッチセンサ10Bは、前述のタッチセンサ10(10A)に対して第2被膜部62(62A)が設けられていない。
そして、タッチセンサ10Bは、図10に示すように、透明な粘着剤710を介して表示装置300に保持されて電子機器に搭載されている。この搭載状態でも、タッチセンサ10Bは、第1表面41を表示装置300に対面させて配置されている。
このとき、粘着剤710が第1表面41と第1被膜部61(61A)の表面を覆うように介在していれば、タッチセンサ10Bが第2被膜部62(62A)を有しなくとも、導体部50の腐食を防止することができる。つまり、タッチセンサ10Bを表示装置300に搭載する場合、粘着剤710がタッチセンサ10Bの第1表面41に予め形成されていると好ましい。この構成では、粘着剤710が第2被膜部62(62A)に相当する機能を果たす。なお、粘着剤710は、タッチセンサ10Bを表示装置300に装着する際に配置してもよい。
タッチセンサ10Bは、図11に示すように、表示装置300に対して空気層700を有するように配置されてもよい。この場合には、タッチセンサ10Bとしては、第1被膜部61(61A)での溝部45の密封度合いを高くする。
図12は、第3変形例のタッチセンサ10Cと表示装置300との配置状態を示す図である。図13は、第3変形例のタッチセンサ10Cと表示装置300との他の配置状態を示す図である。
タッチセンサ10Cでは、前述のタッチセンサ10(10A)における第1被膜部61(61A)と第2被膜部62(62A)とが同じ材質で形成されている。すなわち、第1被膜部61B、第2被膜部62Bは同じ材質である。この場合では、第1被膜部61Bと第2被膜部62Bとの境が明確に生じ難い場合もあるため、図12、図13では第1被膜部61Bと第2被膜部62Bとの境を点線で示している。
タッチセンサ10Cの電子機器への搭載状態は、タッチセンサ10、10A、10Bと同様である。つまり、タッチセンサ10Cは、図12に示すように、透明な粘着剤710を介して表示装置300に保持させて電子機器に搭載される。または、タッチセンサ10Cは、図13に示すように、表示装置300との間に空気層700を有するように表示装置300に対して間隔をあけて配置されて、電子機器に搭載される。
図14は、第4変形例のタッチセンサ10Dと表示装置300との配置状態を示す図である。図15は、第4変形例のタッチセンサ10Dと表示装置300との他の配置状態を示す図である。
タッチセンサ10Dは、タッチセンサ10Cのさらなる変形例である。すなわち、タッチセンサ10Cでは第1被膜部61B、第2被膜部62Bが同じ材質で設けられている。これに対して、タッチセンサ10Dでは、第1被膜部61Bと第2被膜部62Bとを一度に合わせて形成している。なお、第1被膜部61Bを形成する際に第2被膜部62Bが同時に形成されてもよいし、第2被膜部62Bを形成する際に第1被膜部61Bが同時に形成されてもよい。タッチセンサ10Dの電子機器への搭載状態は、タッチセンサ10Cと同じである。つまり、タッチセンサ10Dにおいても、図14に示したように、透明な粘着剤710を介して表示装置300に保持させて電子機器に搭載されたり、図15に示すように表示装置300に対して空気層700を有するように配置されて電子機器に搭載されたりする。
図16は、第5変形例のタッチセンサ10Eと表示装置300との配置状態を示す図である。
タッチセンサ10Eは、タッチセンサ10Cのさらなる変形例である。タッチセンサ10Eでは、表示装置300に保持させるために介在させた透明な粘着剤710を第1被膜部61B、第2被膜部62Bの代わりに用いている。つまり、タッチセンサ10Eは、第1被膜部61Bや第2被膜部62Bを有しておらず、第1表面41に配置された粘着剤710が、第1表面41および溝部45内に配置された導体部50を覆っている。なお、粘着剤710は、溝部45を閉塞すると共に、空気での光の屈折などの影響を少なくするために溝部45内を充填するように形成することが望ましい。そして、タッチセンサ10Eは、粘着剤710を介して表示装置300に保持されて電子機器に搭載されている。タッチセンサ10Eを有する電子機器であっても、粘着剤710がタッチセンサ10Eの導体部50を覆っているため、導体部50などの腐食は抑えられる。
図17は、第6変形例のタッチセンサ10Fの外観斜視図である。
タッチセンサ10Fでは、基材40が平板状以外の外形となる形状に形成されている。すなわち、タッチセンサ10Fは、短手方向のみが円弧状になる外形形状を有している。この場合でも、樹脂液の塗布はスピンコート法を用いれば容易に可能である。
なお、以上のタッチセンサ10〜10Fでは、操作面を第2表面42上に設けられた機能性膜48の外面としたが、第1表面41または第2被膜部62、62A、62Bの上を操作面とすることも可能である。
また、タッチセンサ10〜10Fの検知部20の形状も変形可能である。検知部20は、送信電極と受信電極とを有する構成にする場合、平面視で櫛歯形状を含む異形状であってもよい。または、検知部20の平面視形状を細長い三角形の形状にして三角形の検知部を横に並べた配置などにしてもよい。
または、検知部20の平面視形状は細長い帯状であってもよい。例えば複数の帯状の検知部を平行関係で並べて配置する。この場合、X方向に伸びる帯状の検知部が複数設けられた第1板状部材と、Y方向に伸びる帯状の検知部が複数設けられた第2板状部材とを積層する。第1板状部材(第2板状部材)は、基材40そのものであってもよいし、透明性を有する樹脂フィルムやガラスなどの板材に対して基材40を貼り合わせた構成などであってもよい。
なお、タッチセンサ10〜10Fを搭載する電子機器はスマートフォン100に限定されない。タッチセンサ10〜10Fは表示内容の視認を必要としない電子機器であっても搭載可能である。例えば、タッチセンサ10〜10Fは、自動車の車室内における操作パネルなどに搭載されてもよい。なお、この場合、タッチセンサ10〜10Fの光透過性は不要である。このためにタッチセンサ10〜10Fの構成材料の選択幅が広がり、より安価に構成することも可能となる。
本発明にかかるタッチセンサは、基材の厚み内に導体部を配置している。このため、検知部の導電部位と入力操作中の指等との距離が従来品よりも近づいた関係にでき、入力操作時の検出精度が向上する。本発明にかかるタッチセンサは、主に各種電子機器の入力操作部用等に有用である。そして、本発明にかかる電子機器は、入力操作状態での検出精度が高い電子機器を安価に得られる。
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F タッチセンサ
15 本体部
20 検知部
30 引き出し部
40 基材
41 第1表面
42 第2表面
45 溝部
48 機能性膜
50 導体部
61,61A,61B 第1被膜部
62,62A,62B 第2被膜部
100 スマートフォン(電子機器)
110 筐体
300 表示装置
410 マイク
420 スピーカ
510 第1制御部
520 第2制御部
550 送受信部
600 側面スイッチ部
700 空気層
710 粘着剤

Claims (15)

  1. 第1表面と前記第1表面の反対側の第2表面とを有し、前記第1表面には、前記第2表面に向けて窪む有底の溝部が形成されている絶縁樹脂製の基材と、
    前記溝部に配置された導体部と、
    前記溝部内で前記導体部を覆うように配置された絶縁樹脂製の第1被膜部と、を備え
    前記第1被膜部の表面の高さが、前記第1表面よりも低い、
    タッチセンサ。
  2. 前記第1被膜部は、前記溝部内のみに配置されている、
    請求項1に記載のタッチセンサ。
  3. 前記第1表面に重なり、前記第1被膜部を覆う絶縁樹脂製の第2被膜部をさらに有する、請求項2に記載のタッチセンサ。
  4. 前記溝部が複数設けられ、前記複数の溝部は互いに連結されている、
    請求項1に記載のタッチセンサ。
  5. 前記複数の溝部は、一定の同じ深さで窪んでいる、
    請求項4に記載のタッチセンサ。
  6. 前記基材は光透過性を有し、前記導体部の幅は0.5μm以上、3μm以下である、
    請求項1に記載のタッチセンサ。
  7. 前記導体部の材質は、銅、銀、アルミニウム、金またはそれぞれの合金である、
    請求項1に記載のタッチセンサ。
  8. 前記基材の前記第2表面に設けられた機能性膜をさらに備えた、
    請求項1に記載のタッチセンサ。
  9. 前記機能性膜は、ハードコート層、反射防止機能層、光学調整機能層およびアンチフィンガープリント機能層の内の少なくとも一つを含む、
    請求項8に記載のタッチセンサ。
  10. 請求項1に記載のタッチセンサと、
    前記タッチセンサの前記第1表面に対面状態で配置される表示装置と、を備え、
    前記タッチセンサは、前記基材の前記第2表面に設けられた機能性膜をさらに含むと共に光透過性を有しており、
    前記タッチセンサの前記機能性膜の外面が操作面である、
    電子機器。
  11. 前記機能性膜は、ハードコート層、反射防止機能層、光学調整機能層およびアンチフィンガープリント機能層の内の少なくとも一つを含む、
    請求項10に記載の電子機器。
  12. 前記タッチセンサは、前記第1表面を覆う絶縁樹脂製の第2被膜部をさらに有する、
    請求項10に記載の電子機器。
  13. 前記タッチセンサの前記第2被膜部は粘着剤であり、前記粘着剤を介して前記タッチセンサは前記表示装置に保持されている、
    請求項12に記載の電子機器。
  14. タッチセンサと、
    表示装置と、
    前記タッチセンサと前記表示装置とを貼り合せている粘着剤と、を備え、
    前記タッチセンサは、基材と、前記基材の第1表面に設けられた有底の溝部に形成された導体部と、前記溝部内で前記導体部を覆うように配置され、表面の高さが前記第1表面よりも低い絶縁樹脂製の第1被膜部と、を有し、前記第1表面が前記表示装置に対面されるように配置され、
    前記粘着剤が前記第1表面と前記表示装置との間に介在して配置された、
    電子機器。
  15. 前記粘着剤が、前記タッチセンサの前記溝部を閉塞している、
    請求項14に記載の電子機器。
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