JP6164891B2 - フロントカウルの構造 - Google Patents

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Description

この発明は、フロントカウルの構造に係り、特にフロントカウルにダウンフォースを発生させるようにしたものに関する。
左右のフロントフォークをトップブリッジとボトムブリッジで連結し、ヘッドパイプへ回動自在に支持するとともに、ヘッドパイプの前方にヘッドライトを配置し、このヘッドライトの周囲を囲むようにフロントカウルを設け、前方からの走行風をフロントカウルで整流するようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開2010−228533号公報
上記特許文献1のフロントカウルは、正面視で下方へ向かって幅狭になるように形成されており、走行風をスムーズに後方へ流すものの、走行風によりフロントカウルに下向きの力(ダウンフォース)を発生するようなことができない。
ところで、フロントカウルは前輪近傍に位置するため、フロントカウルにダウンフォースを発生させることができれば前輪の接地力を高めることができる。しかしこのようなものはまだ存在しない。したがって、本願はまず、フロントカウルによりダウンフォースを発生できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載した発明は、
左右一対のフロントフォーク(12)と、これら左右のフロントフォーク(12)間を上下に離れて連結するトップブリッジ(14)及びボトムブリッジ(16)と、これらトップブリッジ(14)及びボトムブリッジ(16)を回転自在に支持するヘッドパイプ(18)と、このヘッドパイプ(18)の前方に配置されるヘッドライト(22)と、このヘッドライト(22)を囲んで設けられるフロントカウル(24)とを備える自動2輪車のフロントカウル構造において、
ッドライト(22)を囲んで設けられるフロントカウル(24)と
前記フロントカウル(24)の後方に配置された燃料タンク(58)の下方に配置されたエンジン(60)と、このエンジン(60)の前方に配置されたラジエタ(29)と、このラジエタ(29)の側方を覆って前記燃料タンク(58)の側面へ延出するラジエタシュラウド(50)を備える自動2輪車のフロントカウル構造において、
正面視にて、前記フロントカウル(24)の下部に左右へ張り出すとともに、上面(32a)が側面視で前方へ斜め下がりに傾斜する傾斜面をなす空力突起(32)を設け
この空力突起(32)は正面視で前記ラジエタシュラウド(50)と重なるように外側へ張り出すとともに、
前記フロントカウル(24)の下部と前記空力突起(32)の間に、正面視で下方側が車幅方向内側へ向かって傾斜し、かつ、側面視で前方へ斜め下がりに傾斜する第1の凹溝(34)を形成し、
側面視にて、前記第1の凹溝(34)に沿ってこの第1の凹溝(34)を通る第1の直線(L1)の延長が前記ラジエタシュラウド(50)の上方を通ることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は上記請求項1において、正面視で前記空力突起(32)が前記ボトムブリッジ(16)の前面を部分的に覆うことを特徴とする。
請求項に記載した発明は上記請求項1又は2のいずれか1項において、
前記ヘッドライト(22)の下部左右に、外方へ突出する第1の取付部(70)を設け、この第1の取付部(70)に前記空力突起(32)を取付たことを特徴とする。
請求項に記載した発明は上記請求項1〜3のいずれか1項において、
前記ヘッドライト(22)はヘッドライト支持部材(40)を介して前記ヘッドパイプ(18)側へ支持されるとともに、
前記ヘッドライト(22)の下部に後方へ突出して前記ヘッドライト支持部材(40)へ取付けられる第2の取付部(22a)を設け、この第2の取付部(22a)を少なくとも部分的に前記空力突起(32)で覆うことを特徴とする。
請求項に記載した発明は上記請求項において、
前記ラジエタシュラウド(50)は側面へ後方斜め上がりに延びる第2の凹溝(56)が形成され、
この第2の凹溝(56)を通る第2の直線(L2)は、前記第1の直線(L1)と平行でその下方に位置することを特徴とする。
請求項に記載した発明は上記請求項において、
前記空力突起(32)の前端を通る第1の垂線(V1)がフロントフェンダ(11)の頂部近傍を通り、後端を通る第2の垂線(V2)が前記ラジエタシュラウド(50)の前端近傍を通り、後端を通る第2の垂線(V2)が前記ラジエタシュラウド(50)の前端近傍を通っていることを特徴とする。
請求項に記載した発明は上記請求項1〜6のいずれか1項において、
前記フロントカウル(24)は、前記ヘッドライト(22)の左右を覆う左右の側部(82)とこれらの上部を連結して前記ヘッドライト(22)の上部を覆うブリッジ部(84)を備えたインナーカウル(80)と、このインナーカウル(80)に重なる左右の側部(92)とブリッジ部(94)を備えたアウターカウル(90)と、前記ヘッドライト(22)の下部に沿い、左右両端部が前記インナーカウル(80)の前記左右両側部(82)の各下端部へ接続するアンダーカウル部(30)とを備えるとともに、
前記インナーカウル(80)と前記アンダーカウル部(30)とを重ね合わせたものであり、前記インナーカウル(80)、前記アウターカウル(90)及び前記アンダーカウル部(30)はそれぞれ別体に形成され、
このアンダーカウル部(30)の左右両端部から前記空力突起(32)が一体に突出形成されていることを特徴とする。
請求項8に記載した発明は上記請求項7において、
前記インナーカウル(80)と前記アウターカウル(90)は色を異にし、前記アウターカウル(90)は前記インナーカウル(80)の上へその一部が露出するように重なっていることを特徴とする。
請求項に記載した発明は上記請求項7又は8において、
前記アウターカウル(90)から前記インナーカウル(80)の一部が露出しているとともに、前記インナーカウル(80)と前記アウターカウル(90)は連続した整流面を形成することを特徴とする。
請求項1によれば、フロントカウル(24)の下部左右に側方へ張り出す空力突起(32)を設け、上面(32a)を側面視で斜め前下がりに傾斜させたので、上面(32a)上を通過する走行風により、ダウンフォースが発生する。
このダウンフォースをフロントカウル(24)を介してフロントフォーク(12)から前輪(10)へ加えられ、前輪(10)の接地力を増大させることができる。
また、空力突起(32)に第1の凹溝(34)を形成し、この第1の凹溝(34)を正面視で車幅方向内側へ向かって傾斜させ、かつ側面視で斜め前下がりに傾斜させたので、この第1の凹溝(34)に沿って走行風が流れることにより、走行風によるダウンフォースの発生を大きくすることができる。
さらに、空力突起(32)が正面視でラジエタシュラウド(50)と重なるように外側へ張り出すことにより、空力突起(32)の張り出し量を大きくでき、ダウンフォースの発生をより大きくすることができる。
そのうえ、第1の凹溝(34)を通る第1の直線(L1)の延長がラジエタシュラウド(50)の上方を通るので、第1の凹溝(34)近傍の空力突起(32)及びフロントカウルの側面下部(85)を通った走行風をラジエタシュラウド(50)へ接触させないようにして乱流を防ぎ、走行風のスムーズな流れを可能にする。
請求項2によれば、空力突起(32)はボトムブリッジ(16)の前方へ張り出してその一部を覆うので、ボトムブリッジ(16)の保護もすることができる。
請求項によれば、ヘッドライト(22)の下部左右から突出する第1の取付部(70)に空力突起(32)を取付たので、空力突起(32)をヘッドライト(22)へ容易に取付ることができる。
請求項によれば、ヘッドライト支持部材(40)を介してヘッドライト(22)をトップブリッジ(14)及びボトムブリッジ(16)へ支持させるとともに、ヘッドライト(22)の下部に後方へ突出する第2の取付部(22a)を設け、この第2の取付部(22a)をヘッドライト支持部材(40)へ締結させ、さらに、第2の取付部(22a)の一部を空力突起(32)で覆ったので、空力突起(32)によりヘッドライト(22)のヘッドライト支持部材(40)に対する取付部を外観されにくくして、外観性を向上できる。
請求項によれば、第1の凹溝(34)を通る第1の直線(L1)と、ラジエタシュラウド(50)に設けた第2の凹溝(56)を通る第2の直線(L2)を略平行とし、かつ第2の直線(L2)を第1の直線(L1)の下方に間隔をもって配置したので、空力突起(32)を通るフロントカウル(24)によって整流された走行風と、ラジエタシュラウド(50)によって整流された走行風の干渉を防いで、スムーズな流れを可能にする。
請求項によれば、空力突起(32)の前端をフロントフェンダ(11)の頂部近傍とし、後端をラジエタシュラウド(50)の前端近傍としたので、空力突起(32)を流れてラジエタシュラウド(50)へ向かう走行風をラジエタシュラウド(50)の内側のラジエタ(29)へ向けることができ、ラジエタ(29)に対して効率よく導風できるので、冷却効率を増大させることができる。
請求項によれば、フロントカウル(24)を、それぞれ別体のインナーカウル(80)、アウターカウル(90)及びアンダーカウル部(30)で構成し、アンダーカウル部(30)をヘッドライト(22)の下部に沿わせて形成したので、全体の成形が容易になる。しかも、アンダーカウル部(30)は左右へ連続する一部材として成形され、左右に分割して形成する必要がないので成形がさらに容易になり、部品点数を削減できる。
また、空力突起(32)をアンダーカウル部(30)の左右両端部へ一体に設けたので、空力突起(32)の製造も容易になる。
請求項によれば、インナーカウル(80)とアウターカウル(90)の色を異にし、インナーカウル(80)の上にアウターカウル(90)を重ね、かつインナーカウル(80)の一部をアウターカウル(90)から露出させたので、インナーカウル(80)の露出部とアウターカウル(90)により異色模様が形成され、しかもコントラストのある色模様を形成でき、大きな意匠的効果を容易に獲得できる。
請求項によれば、フロントカウル(24)をインナーカウル(80)とアウターカウル(90)の重ね合わせにより構成し、インナーカウル(80)の一部をアウターカウル(90)から露出させるとともに、このインナーカウル(80)の露出部とアウターカウル(90)とを連続した整流面になるように形成したので、大きな整流面を確保できる。
実施形態に係る自動2輪車の車体前部を斜め左前方から示す斜視図 上記車両の正面図 上記車両の側面図 図2からフロントカウルを取り去った状態を示す図 ヘッドライト及びアンダーカウル部の取付構造 フロントカウルの分解図(分解各部はそれぞれ正面視形状を示す) フロントカウル及びヘッドライトステーの分解図(分解各部はそれぞれ側面視形状を示す)
以下、実施形態に係る自動2輪車の車体前部構造を図面に基づいて説明する。なお、本願において、前後・左右・上下とは車両における各方向を基準にするものとする。
図1〜3において、自動2輪車は前輪10とこれを支持する左右一対のフロントフォーク12を備え、このフロントフォーク12は、上部をトップブリッジ14及びボトムブリッジ16を介してヘッドパイプ18へ回動自在に支持され、前輪10はハンドル20により操向される。符号11はフロントフェンダであり、前輪10の上方を覆っている。
ヘッドパイプ18前方には、ヘッドライト22がヘッドライトステー40を介して支持されている。ヘッドライトステー40は本願発明におけるヘッドライト支持部材に相当する部材であり、後部側がトップブリッジ14及びボトムブリッジ16を介してヘッドパイプ18へ支持されるとともに、前部側にてヘッドライト22を支持している。
ヘッドライト22は周囲をフロントカウル24により覆われている。フロントカウル24は走行風Wに対する整流作用を有する部材であり、表面は滑らかな3次元曲面をなしている。ヘッドライト22の前面も同様に整流作用を有する滑らかな3次元曲面をなしている。
ヘッドライト22の上方にはメータ26が配置され、前方はメーターバイザー28により覆われている。メーターバイザー28はフロントカウル24の一部であって、その上部を構成し、ヘッドライト22の上方における整流面をなしている。
フロントカウル24の上部左右には、ウインカステー27aが外方へ突出し、その先端にウインカ27が支持されている。
図1に示すように、ヘッドライト22の前面は斜め上がりに後方へ傾斜するとともに、左右へ回り込むように後退する曲面をなし、その上部はフロントカウル24のセンター部95へほぼ面一に滑らかに接続している。ヘッドライト22の左右は、フロントカウル24の側部へ滑らかに接続している。
フロントカウル24は、インナーカウル80とアウターカウル90並びにフロントカウル24の下部を構成するアンダーカウル部30とで構成され、ヘッドライト22の前面周囲を囲んでいる。それぞれは適当な樹脂から別体に形成されている。
アンダーカウル部30は、ヘッドライト22の下部全体を左右方向へ延びて覆う部材である。アンダーカウル部30の左右両端部には、正面視略三角形状をなして外開き状に斜め下方へ突出する空力突起32が一体に設けられている。
空力突起32の上端でフロントカウル24の側部へ接続する付け根部は、谷状の凹溝34をなし、この凹溝34は傾斜する直線L1に沿っている。この直線L1は、正面視(図2)で下方側が車幅方向内側へ向かい、上方側が車幅方向外側へ向かう外開き状に傾斜し、側面視(図3)で下方側が車両前方側へ向かい、上方側が車両後方側へ向かうように、後方斜め上がりに傾斜する。凹溝34は直線L1と同様に傾斜している。
ヘッドライト22の下方かつ前輪10の後方には、ラジエタ29が配置されている。
ラジエタ29の左右にはラジエタシュラウド50が設けられている。
ラジエタシュラウド50は後方へ向かって斜め上がりに延びるシュラウド上部52と、斜め下がりに延びるシュラウド下部54とを一体に備え、シュラウド上部52とシュラウド下部54の間は後方斜め上がりに傾斜する凹溝56をなす(図3)。
シュラウド上部52はヘッドパイプ18の後方に配置されている燃料タンク58の前部を下部側側面まで覆っている。
シュラウド上部52の前縁部50aは、側面視でフロントフォーク12に重なり、空力突起32の後方に位置する。シュラウド上部52の上縁50bは燃料タンク58の前部側面へ重なっている。
燃料タンク58の下方にエンジン60が配置され、シュラウド下部54はラジエタ29の後方に位置するエンジン60の上部側面を覆っている。
エンジン60はラジエタ29の後方に位置し、車体フレームに支持されている。車体フレームはエンジン60の上方を通るメインフレーム62と、エンジン60の前方を通るダウンフレーム64を備え、それぞれヘッドパイプ18から後方へ延長し、エンジン60を支持している。
ラジエタシュラウド50は、図2に示すように、アウターシュラウド50cとインナーシュラウド50dを中空状に重ね合わせ、前方及び上下部を閉じたものである。
空力突起32は正面視でアウターシュラウド50cの内側でインナーシュラウド50dに重なっている。
凹溝56は側面視で後方斜め上がりの直線L2に沿い、直線L2の下方側延長部は前輪10の上部でフロントフォーク12との交差部近傍を通り、上方側延長部はエンジン60上方に位置する燃料タンク58の前部側面を通過している。
また、直線L2は、フロントカウル24の空力突起32に形成される直線L1と略平行し、直線L1と間隔をもってその下方に位置する。
直線L1の後方延長部は、シュラウド上部52(ラジエタシュラウド50)における上縁50bの近傍かつ上方を通っている。
図4に示すように、図2からフロントカウル24を取り去ると、ヘッドライト22の下部左右に設けられているヘッドライト下部ステー70が現れる。
ヘッドライト下部ステー70は、アンダーカウル部30取付用のステーであり、外開き状に下方へ突出形成されている。ヘッドライト下部ステー70は、ヘッドライトに設けられた取付部のうち本願発明における第1の取付部に相当する。
ヘッドライト下部ステー70の位置は、ヘッドライトステー40の下部をボトムブリッジ16へ取付るためヘッドライトステー40の下部に設けられている取付ステー46及び凹溝34及びこれらの近傍で、かつこれらより外側上方である。
ヘッドライト下部ステー70より外側近傍には、ボトムブリッジ16をフロントフォーク12へ固定するためのボルト16aが位置している。
ヘッドライト22の上部左右にも、上方へ突出する一対のヘッドライト上部ステー72が設けられ、ここでフロントカウル24を取付るようになっている。
図5は、ヘッドライト22及びアンダーカウル部30の取付構造を示す。
ヘッドライト22は、下部左右に後方へ突出するヘッドライト後部ステー22aを備え、ヘッドライトステー40の下部へボルト22bにて締結されている。ヘッドライト後部ステー22aは、本願発明におけるヘッドライトに設けられた取付部のうち第2の取付部に相当する。
ヘッドライトステー40の上部には、斜め上後方へ突出するトップステー41が設けられ、このトップステー41をボルト42でトップブリッジ14へ締結することにより、ヘッドライトステー40の上部がトップブリッジ14を介してヘッドパイプ18へ支持される。
また、斜め上方へメーターステー43が突出し、ここをメータ26の底部へ締結することにより、ヘッドライトステー40にてメータ26を支持している。
ヘッドライトステー40の下部においては、取付ステー46がボルト44によりボトムブリッジ16へ取付られている。取付ステー46は、図2及び図4にも示すように、ヘッドライトステー40の下部に設けられたボトムブリッジ16に対する取付ステーであり、左右一対で設けられ、それぞれ斜め外方へ向かって突出形成され、ボトムブリッジ16の左右端部上に重なるようになっている。
次に、フロントカウル24をより詳細に説明する。フロントカウル24は、図6及び図7にも示すように、インナーカウル80と、その左右両側部及び上部上へ重ねられるアウターカウル90と、インナーカウル80の左右両側部下部へ左右両端部の空力突起32が接続されるアンダーカウル部30とで構成される。
インナーカウル80はヘッドライト22の左右両側に沿う側部82と、これらの上部を連結するブリッジ部84からなる正面視略門形の部材である。側部82の下部は、段部83で外方へ一段高くなった側方下部85をなし、側部82の外観部になっている。
側方下部85は、図2中の拡大部Aに示すように、下方が車幅方向内側へ向くように傾斜する直線L3に沿う逆傾斜面をなしている。なお、側部82全体も正面視で側方下部85と同様な逆傾斜面をなしている。
ブリッジ部84の上部には、段部86により一段高くなったメーターバイザー28が一体に形成されている。メーターバイザー28もインナーカウル80の上部における外観部をなす。さらに、ブリッジ部84の一部で、中央部を挟む左右部分は、下部が外観部となるブリッジ露出部88をなす。
アウターカウル90は、正面視(図6)において、ヘッドライト22の左右両側部のうち上方側に沿う側部92と、これらの上部を連結する略V字状のブリッジ部94を一体に有する略門形の部材である。側部92は、側部82と同様な逆傾斜面をなし、側部92の上下方向長さは、側部82の側方下部85を除く部分と同じであり、側部92の下縁は段部83に沿うようになっている。
ブリッジ部94の上縁96は、段部86の下部に沿う形状になっている。また、ブリッジ部94の下縁には、上方へ入り込む凹部98が形成されている。
ブリッジ部94のうち、この凹部98が形成された部分における上下方向幅は、ブリッジ部84の上下方向幅よりも狭くなっている。
アウターカウル90はインナーカウル80の上に重なって一体化することによりフロントカウル24を構成する。このとき、アウターカウル90の側部92は、側部82の側方下部85より上方部分に重なり、側部92の下方に側方下部85が面一で下方へ延出する。
また、ブリッジ部94の上縁96は段部86に沿うため、ブリッジ部94の上方にメーターバイザー28が若干の段差をもって接続する。
但し、アウターカウル90をインナーカウル80の上に重ねたとき、外観部分となるセンター部95及びブリッジ部94とメーターバイザー28の間、及びブリッジ部94と側方下部85の間は、比較的滑らかに接続し、連続した整流面を形成している。
ブリッジ部94の下方は、凹部98により、ヘッドライト22の上部との間に上下方向の間隙が形成され、この間隙にブリッジ部84の一部であるブリッジ露出部88が臨み、凹部98から下方側に露出して外観されることになる。
インナーカウル80とアウターカウル90は互いに色を変えてあり、例えば、インナーカウル80を黒などの暗色とし、アウターカウル90をシルバーなどの明色にしてある。
このインナーカウル80にアウターカウル90を重ね合わせると、フロントカウル24は、インナーカウル80のうちアウターカウル90で覆われ、メーターバイザー28、側方下部85及びブリッジ露出部88が濃暗色の外観部となる。
また、アウターカウル90はインナーカウル80へ重なった状態でヘッドライト上部ステー72へ取付けられる。図5に示すように、ヘッドライト上部ステー72には、ブリッジ露出部88の裏面に形成されたボス87と、この上へさらにブリッジ部94の裏面へ突出形成されたボス97が重ねられ、後方よりネジ(図示省略)で締結される。
アンダーカウル部30は、略V字状のブリッジ部36で左右の空力突起32を一体に連結したものであり、左右方向に分割されない一部品として形成される。ブリッジ部36の下面は後方へ向かって斜め下方に傾斜する斜面をなし、前方からの走行風をフロントカウル24の後方かつ下方に配置されたラジエタ29の前面へ誘導するようになっている。
空力突起32は上面32aと前面32bを一体に有し、上面32aは図2中の拡大部Aに示すように、下方へ向かって外開き状に傾斜する直線L4に沿う、斜め上前方に向く平面であり、かつ正面視で斜め下がりに外方へ傾斜して先端部32cが狭くなる略三角形状をなす。また、上面32aから前面32bにかけて、アンダーカウル部30取付用の凹部35が形成されている。
前面32bは車幅方向内側から外側へ向かって次第に狭くなるような略三角形状をなし、その上部は上面32aと滑らかに接続している。
また図3に示すように、上面32aは、側面視で前後方向に十分に長い付け根部側の斜辺と、斜め後下方へ突出する頂部である先端部32cへ収束する前辺と後辺を備えた略逆三角形状の翼状をなす。また、この翼形状は、先端部32cがボトムブリッジ16のボルト16a近傍になるような後退位置にある、略後退翼形状をなしている。
図5に示すように、空力突起32の凹部35が形成されている部分裏面には、後方へ突出するボス38が形成され、この後端をヘッドライト下部ステー70へ重ねて、後方よりネジ39にて締結することにより、アンダーカウル部30がヘッドライト22へ取付られている。
ボス38は、空力突起32に前方から後方へ入り込む凹部35を形成することにより、空力突起32を一体に突出形成される。
このようにボス38をヘッドライト下部ステー70へ締結してアンダーカウル部30をヘッドライト22の下部へ取付たとき、図2と図4を比較すると明らかなように、空力突起32がヘッドライト下部ステー70の上へ重なり、ここでヘッドライト下部ステー70と締結される。この状態でヘッドライト下部ステー70は正面視及び側面視のいずれにおいても外観されなくなる。
図7に示すように、ヘッドライトステー40はフロントカウル24の組立時における外観部である側面48を備える。側面48は、アンダーカウル部30をヘッドライト22へ取付たとき、空力突起32とヘッドライトステー40の下端前縁部48aと接合する。
ヘッドライトステー40の下端縁部48bは後方斜め上がりに傾斜し、図3に示すように、下方にボルト22bと、その近傍のヘッドライト後部ステー22aの一部が露出している。
ヘッドライト後部ステー22aの大部分は、空力突起32と側面48により覆われ、外観されないようになっている。
側面48の前縁下部48cは、側方下部85の後縁に接続し、側面48の前縁上部48dは側部92の下縁に接続する。
側面48の中央部には開口48eが設けられ、その上方にボルト47が設けられている。
次に、フロントカウル24及びラジエタシュラウド50の空力構造を主体にして作用を説明する。
フロントカウル24は予め組立てられてヘッドライト22の周囲を覆う状態で、ヘッドライトステー40を介してヘッドパイプ18へ支持され、走行風Wを整流する。
図3に示すように、走行風Wは、ヘッドライト22の前面からセンター部95及びメーターバイザー28の表面を通って上方へ抜ける流れW1、ヘッドライト22の前面から側部92の上を斜め上がりに後方へ抜ける流れW2、側方下部85の上を斜め上がりに後方へ抜ける流れW3、空力突起32上を斜め上がりに後方へ抜ける流れW4、ブリッジ部36下面の後傾斜面に沿って斜め下がり後方へ抜けてラジエタ29へ向かう流れW5、ラジエタシュラウド50の表面を後方へ向かう流れ(特に、直線L2に沿って凹溝56を流れる流れをW6とする)等に分かれて流れる。
このとき、図2の拡大部Aに示すように、上面32aが斜め前方かつ上方を指向する傾斜面をなすため、空力突起32上を流れる走行風の流れW4は後方へ向かって、斜め上がりかつ外開き状になる。その結果、走行風の流れW4が空力突起32を下方へ押しつけてダウンフォースDFを生じさせる。すなわち、斜め上前方に傾斜する上面32aを有して側方へ突出する空力突起32は空力特性を有する翼部として機能し、ダウンフォースDFが生じることになる。
このダウンフォースがフロントカウル24を介してフロントフォーク12から前輪10へ加わり、前輪10の接地力を増大させることができる。しかも、フロントカウル24はフロントフォーク12へ取付けられているため、ダウンフォースDFはフロントフォーク12から前輪10へ接近した位置から加えられることになり、ダウンフォースDFの効きを良くすることができる。
さらに、図1〜3に示すように、空力突起32の付け根部に凹溝34(図1参照)を形成し、この凹溝34を正面視で車幅方向内側へ向かって傾斜させ(図3参照)、かつ側面視で斜め前下がりに傾斜させたので、この凹溝34に沿って走行風が流れ、その流れW4は上面32aを後方へ向かって外開き状に流れることになり、走行風によるダウンフォースの発生を大きくすることができる。なお、空力突起32の上面32aも、側面視で斜め前下がりに傾斜する傾斜面になっている(図3参照)。
そのうえ、図2に示すように、空力突起32が正面視でラジエタシュラウド50に重なるように外側へ張り出すことにより、空力突起32の張り出し量を大きくでき、ダウンフォースの発生をより大きくすることができる。
また、フロントカウル24に整流された走行風の一部はさらにシュラウド上部52の表面へ流れるため、フロントカウル24を通らずラジエタシュラウド50で整流される走行風との間において干渉を生ずる可能性がある。
しかし、フロントカウル24の下部側を流れてシュラウド上部52へ向かう走行風の流れは、W3、W4であって、これらは直線L1に略沿ったものとなる。
一方、フロントカウル24を通らず、直接ラジエタシュラウド50の表面を後方へ流れる走行風の流れは、主としてシュラウド下部54を通り直線L2に略沿ったW6を中心とするものになる。
しかも、直線L1とL2が平行し、かつ上下に分離している。このため、フロントカウル24から後方へ流れてシュラウド上部52の上をさらに流れる走行風の流れW3、W4と、シュラウド下部54の表面を後方へ流れる走行風の流れW6を中心とする走行風を分離して、フロントカウル24の整流する走行風と、ラジエタシュラウド50の整流する走行風とを干渉しないように分離することができ、良好な整流効果を得ることができる。
特に、凹溝34を通る直線L1と、ラジエタシュラウド50に設けた凹溝56を通る直線L2を略平行とし、かつ直線L2を直線L1の下方に間隔をもって配置したので、空力突起32を通るフロントカウル24によって整流された走行風の流れW4と、シュラウド下部54によって整流された走行風の流れW6との干渉を防ぐことができ、空力突起32を設けても走行風のスムーズな流れを可能にする。
しかも、図3に示すように、凹溝34を通る直線L1の延長がラジエタシュラウド50の上方を通るので、凹溝34を通る走行風の流れW4は直線L1に沿ってシュラウド上部52の上方を通過する。このため、フロントカウル24の下部側方を通った流れW3及びW4の走行風をラジエタシュラウド50へ接触させないようにすることができ、ラジエタシュラウド50へ接触することにより生じる乱流を防ぎ、走行風のスムーズな流れを可能にする。
また、図3において垂線V1及びV2を用いて示すように、空力突起32の前端をフロントフェンダ11の頂部近傍とし、後端をラジエタシュラウド50の前端近傍としたので、空力突起32を流れてラジエタシュラウド50へ向かう走行風の流れW5をラジエタシュラウド50の内側のラジエタ29へ向けることができ、ラジエタ29に対して効率よく導風できるので、冷却効率を増大させることができる。
また、空力突起32は、図2に示すように、ボトムブリッジ16の前方へ張り出して、その左右両端部におけるボルト16aによる締結部を覆うので、車体外方へ張り出しているボトムブリッジ16の左右方向両端部、特に締結部に対して保護もすることができる。
さらに、図4及び図5に示すように、ヘッドライト22の下部左右から突出するヘッドライト下部ステー70に空力突起32を取付たので、空力突起32をヘッドライト22へ容易に取付ることができる。
そのうえ、図5に示すように、ヘッドライトステー40を介してヘッドライト22をトップブリッジ14及びボトムブリッジ16へ支持させるとともに、ヘッドライト22の下部に後方へ突出するヘッドライト後部ステー22aを設け、このヘッドライト後部ステー22aをヘッドライトステー40へ締結させ、さらに、ヘッドライト後部ステー22aの一部を空力突起32で覆ったので、空力突起32によりヘッドライト22のヘッドライトステー40に対する支持部を外観されにくくして、外観性を向上できる。
また、図6及び図7に示すように、フロントカウル24を、それぞれ別体のインナーカウル80、アウターカウル90及びアンダーカウル部30で構成し、アンダーカウル部30をヘッドライト22の下部に沿わせて形成したので、全体の成形が容易になる。
しかも、アンダーカウル部30は左右へ連続する一部材として成形され、左右に分割して形成する必要がないので成形がさらに容易になり、部品点数を削減できる。
また、空力突起32をアンダーカウル部30の左右両端部へ一体に設けたので、空力突起32の製造も容易になる。
図1〜3に示すように、フロントカウル24をインナーカウル80とアウターカウル90の重ね合わせにより構成し、インナーカウル80の一部である、メーターバイザー28、ブリッジ露出部88の一部及び側方下部85をアウターカウル90から露出させるとともに、インナーカウル80とアウターカウル90の色を異にしたので、インナーカウル80の露出部とアウターカウル90により異色模様が形成される。
このとき、インナーカウル80を暗色とし、アウターカウル90を明色とすれば、フロントカウル24の表面は明・暗のコントラストが効いた色模様を形成できる。したがって、インナーカウル80とアウターカウル90を重ね合わせるだけで、大きな意匠的効果を容易に獲得できる。
また、インナーカウル80の上にアウターカウル90を重ねたとき、インナーカウル80の露出部とアウターカウル90とを連続した整流面になるように形成したので、大きな整流面を確保できる。
なお、本願発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。
例えば、ヘッドライト22はヘッドライトステー40を介してヘッドパイプ18側へ支持されるものであって、ヘッドライトステー40はトップブリッジ14及びボトムブリッジ16を介してヘッドパイプ18へ間接的に支持されるばかりでなく、ヘッドパイプ18へ直接的に支持されるようにしてもよい。
また、空力突起32は、ヘッドライト後部ステー22aを少なくとも部分的に覆えば足りるが、全部を覆ってもよい。さらに、正面視にてボルト16aを部分的に覆っているが、このボルト16aを全部覆ってもよい。
12:フロントフォーク、14:トップブリッジ、16:ボトムブリッジ、18:ヘッドパイプ、22:ヘッドライト、22a:ヘッドライト後部ステー(第2の取付部)、22b:ボルト、24:フロントカウル、26:メータ、28:メーターバイザー、30:アンダーカウル部、32:空力突起、40:ヘッドライトステー(ヘッドライト支持部材)、44:ボルト、46:取付ステー、50:ラジエタシュラウド、58:燃料タンク、70:ヘッドライト下部ステー(第1の取付部)、80:インナーカウル、90:アウターカウル

Claims (9)

  1. 左右一対のフロントフォーク(12)と、これら左右のフロントフォーク(12)間を上下に離れて連結するトップブリッジ(14)及びボトムブリッジ(16)と、これらトップブリッジ(14)及びボトムブリッジ(16)を回転自在に支持するヘッドパイプ(18)と、このヘッドパイプ(18)の前方に配置されるヘッドライト(22)と、このヘッドライト(22)を囲んで設けられるフロントカウル(24)と、
    前記フロントカウル(24)の後方に配置された燃料タンク(58)の下方に配置されたエンジン(60)と、このエンジン(60)の前方に配置されたラジエタ(29)と、このラジエタ(29)の側方を覆って前記燃料タンク(58)の側面へ延出するラジエタシュラウド(50)を備える自動2輪車のフロントカウル構造において、
    正面視にて、前記フロントカウル(24)の下部に左右へ張り出すとともに、上面(32a)が側面視で前方へ斜め下がりに傾斜する傾斜面をなす空力突起(32)を設け、
    この空力突起(32)は正面視で前記ラジエタシュラウド(50)と重なるように外側へ張り出すとともに、
    前記フロントカウル(24)の下部と前記空力突起(32)の間に、正面視で下方側が車幅方向内側へ向かって傾斜し、かつ、側面視で前方へ斜め下がりに傾斜する第1の凹溝(34)を形成し、
    側面視にて、前記第1の凹溝(34)に沿ってこの第1の凹溝(34)を通る第1の直線(L1)の延長が前記ラジエタシュラウド(50)の上方を通ることを特徴とするフロントカウルの構造。
  2. 請求項1において、正面視で前記空力突起(32)が前記ボトムブリッジ(16)の前面を部分的に覆うことを特徴とするフロントカウルの構造。
  3. 請求項1又は2のいずれか1項において、
    前記ヘッドライト(22)の下部左右に、外方へ突出する第1の取付部(70)を設け、この第1の取付部(70)に前記空力突起(32)を取付けたことを特徴とするフロントカウルの構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記ヘッドライト(22)はヘッドライト支持部材(40)を介して前記ヘッドパイプ(18)側へ支持されるとともに、
    前記ヘッドライト(22)の下部に後方へ突出して前記ヘッドライト支持部材(40)へ取付けられる第2の取付部(22a)を設け、この第2の取付部(22a)を少なくとも部分的に前記空力突起(32)で覆うことを特徴とするフロントカウルの構造。
  5. 請求項1において、
    前記ラジエタシュラウド(50)は側面へ後方斜め上がりに延びる第2の凹溝(56)が形成され、
    この第2の凹溝(56)を通る第2の直線(L2)は、前記第1の直線(L1)と平行でその下方に位置することを特徴とするフロントカウルの構造。
  6. 請求項5において、
    前記空力突起(32)の前端を通る第1の垂線(V1)がフロントフェンダ(11)の頂部近傍を通り、後端を通る第2の垂線(V2)が前記ラジエタシュラウド(50)の前端近傍を通っていることを特徴とするフロントカウルの構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、
    前記フロントカウル(24)は、前記ヘッドライト(22)の左右を覆う左右の側部(82)とこれらの上部を連結して前記ヘッドライト(22)の上部を覆うブリッジ部(84)を備えたインナーカウル(80)と、このインナーカウル(80)に重なる左右の側部(92)とブリッジ部(94)を備えたアウターカウル(90)と、前記ヘッドライト(22)の下部に沿い、左右両端部が前記インナーカウル(80)の前記左右両側部(82)の各下端部へ接続するアンダーカウル部(30)とを備えるとともに、
    前記インナーカウル(80)と前記アンダーカウル部(30)とを重ね合わせたものであり、前記インナーカウル(80)、前記アウターカウル(90)及び前記アンダーカウル部(30)はそれぞれ別体に形成され、
    このアンダーカウル部(30)の左右両端部から前記空力突起(32)が一体に突出形成されていることを特徴とするフロントカウルの構造。
  8. 請求項7において、
    前記インナーカウル(80)と前記アウターカウル(90)は色を異にし、前記アウターカウル(90)は前記インナーカウル(80)の上へその一部が露出するように重なっていることを特徴とするフロントカウルの構造。
  9. 請求項7又8において、
    前記アウターカウル(90)から前記インナーカウル(80)の一部が露出しているとともに、前記インナーカウル(80)と前記アウターカウル(90)は連続した整流面を形成することを特徴とするフロントカウルの構造。
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