JP6163757B2 - 発注受付装置、及び、発注受付方法 - Google Patents

発注受付装置、及び、発注受付方法 Download PDF

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Description

本開示の技術は、商品の発注を受け付ける発注受付装置、及び、発注受付方法に関する。
近年、インターネット等のネットワークを利用した受発注システムが開発されている。こうしたシステムの1つでは、特定の商品について複数の発注者からの発注を受け付けて、合計の発注数量が一定数以上となった場合に、商品が販売される。このような販売形態では、受注者は一定数以上の商品の受注を確保できるため、商品が割引価格にて販売される(特許文献1参照)。
特開2002−63459号公報
ところで、上述のシステムでは、合計の発注数量が一定数以上となった場合の販売価格のみが設定されるため、商品の価格設定についての自由度が低い。
本開示の技術は、商品の価格設定についての自由度を向上させることが可能な発注受付装置、及び、発注受付方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する発注受付装置は、端末から発注された商品の数量を発注ごとに受け付ける発注受付装置であって、商品の発注を受け付ける発注受付部と、商品の数量ごとに価格が設定された価格データを記憶する記憶部と、同一の商品について受け付けた数量の総数に対応付けられる価格を前記価格データに基づいて取得して前記総数に要する総額を決定し、前記総額に基づいて前記端末に出力する金額を算出する制御部と、を備え、前記価格データでは、商品の数量が複数の範囲に分けられ、前記複数の範囲の少なくとも1つについて、前記範囲と、前記範囲に含まれる数量での商品の総額として当該範囲において数量に関わらず商品の総数に対して一定に定められた価格である一括価格とが対応付けられ、前記発注受付部は、同一の商品について複数の発注を受け付け可能であり、前記制御部は、前記価格データに基づき前記総数に要する総額が前記一括価格の示す金額に決定されたとき、当該金額を前記総数に対する各発注の数量の比率で按分して前記端末に出力する発注ごとの数量に要する金額を算出する
上記課題を解決する発注受付方法は、端末から発注された商品の数量を発注ごとに受け
付ける発注受付方法であって、商品の数量ごとに価格が設定された価格データに基づいて、同一の商品について受け付けた数量の総数に対応付けられる価格を取得して前記総数に要する総額を決定する第1ステップと、前記総額に基づいて前記端末に出力する金額を算出する第2ステップと、を含み、前記価格データでは、商品の数量が複数の範囲に分けられ、前記複数の範囲の少なくとも1つについて、前記範囲と、前記範囲に含まれる数量での商品の総額として当該範囲において数量に関わらず商品の総数に対して一定に定められた価格である一括価格とが対応付けられ、前記第1ステップでは、同一の商品について複数の発注を受け付け可能であり、前記第1ステップにおいて、前記価格データに基づき前記総数に要する総額が前記一括価格の示す金額に決定されたとき、前記第2ステップでは、当該一括価格の示す金額を前記総数に対する各発注の数量の比率で按分して前記端末に出力する発注ごとの数量に要する金額を算出する
上記構成によれば、商品の価格が商品の数量に応じて設定され、設定された価格と発注された商品の数量とに応じて価格が算出されるため、商品の価格設定についての自由度を向上させることができる。
また、同一の商品について複数の発注を受け付けた場合に、発注の合計の数量から総額が決定され、総額が各発注の数量に応じて按分されて発注ごとの金額が算出される。したがって、発注の合計の数量に応じて価格が決定されるにあたり、的確に発注ごとの金額が算出される。また、商品の数量に応じた総額が価格データとされるため、制御部による発注の合計の数量に対する総額の決定が容易になる。
上記発注受付装置について、前記制御部は、商品について発注を受け付ける期間を設定し、前記期間内に前記発注を受け付けたとき、当該受け付けまでの前記総数を用いて、前記端末に出力する金額を見積もり金額として算出し、前記期間が経過したとき、前記期間が経過したときの前記総数を用いて、前記端末に出力する金額を確定金額として算出することが好ましい。
上記構成によれば、発注の時点での見積もり金額と、発注が締め切られた後の確定した金額とが算出されるため、発注者にとっての利便性が高まる。
上記発注受付装置について、前記記憶部には、複数の発注者が含まれる発注グループが設定された発注者データと、商品と前記発注グループとが対応付けられた商品データと、が記憶され、前記発注受付部は、前記商品データに基づいて、商品と対応付けられた前記発注グループに属する発注者からのみ当該商品の発注を受け付けることが好ましい。
上記構成によれば、商品を発注できる権限を有する発注者がグループ単位で管理される。したがって、商品を発注できる発注者が商品ごとに異なる場合でも、その管理が容易になる。
記発注受付装置について、前記価格データでは、前記複数の範囲の一部について、前記範囲と商品1つあたりの単価を示す価格とが対応付けられ、前記複数の範囲の前記一部を除く部分について、前記範囲と前記範囲に含まれる数量での商品の総額を示す価格とが対応付けられることが好ましい。
上記構成では、数量と商品の単価及び総額のいずれかとが対応付けられて価格データが構成される。したがって、例えば商品の生産形態に応じて、より自由度の高い価格設定が可能となる。
本開示の技術によれば、商品の価格設定についての自由度を向上させることができる。
本開示の技術の一実施形態における発注受付装置の構成を示すブロック図。 同実施形態の品目情報データベースを構成する価格データの構成を示す図。 同実施形態における発注者の認証処理の手順を示すシーケンス図。 同実施形態における印刷物データの登録の手順を示すシーケンス図。 同実施形態における印刷物デザインの登録の手順を示すシーケンス図。 同実施形態における印刷物デザインの校了の手順を示すシーケンス図。 同実施形態における価格データの登録の手順を示すシーケンス図。 同実施形態における発注可能な印刷品目の一覧画面の一例を示す図。 同実施形態における現在価格の算出の手順を示すフローチャート。 同実施形態における印刷品目に対する発注画面の一例を示す図。 同実施形態における見積もり金額の算出の手順を示すフローチャート。 同実施形態における印刷物の発注の手順を示すシーケンス図。 同実施形態における確定金額の通知の手順を示すシーケンス図。 変形例の価格データの構成を示す図。
図1〜図13を参照して、発注受付装置、及び、発注受付方法の一実施形態について説明する。なお、本実施形態において、発注受付装置は、例えば、1つの企業に属する複数の事業所が各別に同じ広告を発注する場合等、複数の発注者が同一の印刷品目を発注する場合に用いられる。
まず、図1及び図2を参照して、発注受付装置の構成について説明する。
[発注受付装置の構成]
図1に示されるように、発注受付装置10には、ネットワークNWを介して、受注者端末20と発注者端末30とが接続される。これらの端末は、いずれもパーソナルコンピュータ等からなるコンピュータ端末である。受注者端末20は、例えば印刷会社の担当者等、印刷物の制作を請け負う受注側の担当者に操作される。発注者端末30は、受注者に印刷物の制作を依頼する発注側の担当者に操作される。発注受付装置10には、1以上の受注者端末20と、複数の発注者端末30とが接続される。
発注受付装置10は、サーバ機能を有し、通信部11、制御部12、及び、記憶部13を備えている。通信部11は、発注受付装置10と受注者端末20との接続処理、及び、発注受付装置10と発注者端末30との接続処理を実行する。また、通信部11は、接続先となる端末との間でデータの送信及び受信を行う。なお、通信部11及び制御部12が、発注受付部として機能する。
制御部12は、データ処理部12aと金額算出部12bとして機能する。データ処理部12aは、通信部11にて受信されるデータに基づいて、記憶部13に記憶されるデータの登録や更新を行う。また、データ処理部12aは、受注者端末20及び発注者端末30からの要求に応じて、記憶部13に記憶されるデータを、通信部11を介して受注者端末20及び発注者端末30に送信する。
金額算出部12bは、発注者端末30から通信部11を介して受信されたデータと記憶部13に記憶されているデータとに基づいて、発注された印刷物の見積もり金額を算出する。また、金額算出部12bは、設定された発注締切日が経過したと判断されるとき、記憶部13に記憶されているデータに基づいて、発注された印刷物の確定金額を算出する。
記憶部13は、発注者情報データベース13aと品目情報データベース13bと発注記録データベース13cとを格納している。発注者情報データベース13aには、複数の発注者の各々について、名称や発注グループ等の発注者データが登録されている。発注グループは、同一の印刷品目を発注できる構成員からなるグループであり、グループの各構成員から発注される数量は印刷品目ごとに個別の発注数量として取り扱われ、個別の発注数量の合計は印刷品目ごとの合計発注数量として取り扱われる。発注グループは、例えば、企業や団体ごとに設定されて、各発注グループには、当該企業や団体に属する複数の事業所等、複数の発注者が含まれる。品目情報データベース13bには、複数の印刷品目の各々について、発注締切日等の印刷物データと、印刷物のデザインデータと、印刷物の数量に応じた価格を示す価格データとが登録されている。発注記録データベース13cには、各発注者による各印刷品目に対する発注内容を示す発注データが登録されている。
図2を参照して、品目情報データベース13bに登録される価格データについて説明する。
図2に示されるように、価格データDaは、印刷物の数量と相互に異なる価格とが対応付けられたテーブルである。価格の種類には、印刷物1部あたりの価格を示す単価価格と、複数枚の印刷物が印刷される印刷単位ごとの価格を示す一括価格とがある。
例えば、「広告A」という印刷品目の価格は、1部から100部までは単価価格が400円であり、101部から1000部までは一括価格が40000円であり、1001部から3000部までは一括価格が50000円である。すなわち、1部から100部までは1部あたりの単価が400円に固定され、合計数量に対する総額は部数に応じて変動する。また、101部から1000部までは、部数に関わりなく総額が40000円に固定され、1部あたりの単価は部数に応じて変動する。また、1001部から3000部までは、総額が50000円に固定され、単価は部数に応じて変動する。このように、価格データDaでは、単価価格及び一括価格のいずれか一方と、当該価格が適用される数量の範囲とが対応付けられている。
なお、単価価格と一括価格とのいずれによって価格が設定されるかは、印刷機の仕様等の生産形態に応じて定まり、通常、印刷部数が所定数よりも少ない場合には単価価格が設定され、印刷部数が所定数よりも多い場合には一括価格が設定される。また、価格データDaにおける価格は、部数が多いほど利益率が低くなるように設定される。したがって、部数が多いほど割引率が高い。
価格データDaは、印刷品目ごとに品目情報データベース13bに登録される。
図3〜図13を参照して、記憶部13への各データの登録と印刷物の発注の手順について説明する。
[発注者データの登録]
上述の発注者情報データベース13aへの発注者データの登録について説明する。発注者データは、印刷物の発注が行われる前に、予め登録される。発注者データには、発注者の名称や連絡先等の基本情報と、発注グループのうちの当該発注者が所属するグループとが含まれる。
発注者データは、予め発注者の情報を得た受注者によって、受注者端末20に入力されて、受注者端末20から発注受付装置10に送信される。発注受付装置10では、データ処理部12aが受信された発注者データを発注者情報データベース13aに登録する。発注者データが発注者情報データベース13aに登録されると、登録された発注者データと対応付けられたログイン用の認証情報であるログインIDとパスワードとが設定され、受注者端末20に通知される。認証情報は、受注者から発注者に通知される。なお、発注者データの登録は発注者によって発注者端末30から行われ、認証情報が発注者端末30に通知されてもよい。
[認証処理]
図3を参照して、発注受付装置10における発注者の認証処理について説明する。
図3に示されるように、発注者によって発注者端末30にログインIDとパスワードとが入力されると(ステップS10)、発注者端末30は、これらの認証情報を発注受付装置10に送信する(ステップS11)。
発注受付装置10では、データ処理部12aが、受信された認証情報を用いて認証処理を行い(ステップS12)、認証が成功すると、当該認証情報に対応する発注者データを発注者情報データベース13aから取得する(ステップS13)。データ処理部12aは、取得された発注者データに基づいて、発注者端末30に表示させるメニュー画面の表示データを発注者端末30に送信する(ステップS14)。
発注者端末30では、受信された表示データに基づいて、メニュー画面が表示される(ステップS15)。なお、認証が失敗した場合には、発注受付装置10から発注者端末30にエラー情報が送信されて、発注者端末30にはエラー表示が表示される。
メニュー画面には、発注者の名称や、発注者が使用する機能を選択する際に用いる選択領域等が表示される。発注者が使用できる機能には、印刷品目の登録や印刷物の発注がある。印刷品目の登録が選択されると、発注者端末30には、印刷物データの登録画面や、印刷品目の確認画面や、印刷物デザインの承認画面が表示される。また、印刷物の発注が選択されると、発注者端末30には、発注可能な印刷品目の一覧画面や、印刷品目に対する発注画面や、発注済の印刷品目の確認画面が表示される。
また、受注者にも認証情報としてログインIDとパスワードとが割り当てられており、受注者は、受注者端末20に認証情報を入力して発注受付装置10の認証を受けることにより、メニュー画面から使用する機能を選択できる。受注者が使用できる機能には、印刷品目の確認や、価格データの登録、各種の情報管理等がある。印刷品目の確認が選択されると、受注者端末20には、印刷品目の確認画面や、印刷物デザインの登録画面が表示される。価格データの登録が選択されると、受注者端末20には、価格データの登録画面が表示される。
発注受付装置10では、ログインIDとユーザが使用できる機能とが対応付けられており、発注者と受注者とは、ログインIDによって識別される。
[印刷品目の登録]
図4〜図6を参照して、印刷品目の登録の手順について説明する。印刷品目の登録では、印刷物の発注に先立って、発注者が受注者に制作を依頼する印刷物の内容が発注受付装置10に登録される。印刷品目の登録は、発注者による印刷物データの登録、受注者によるデザインデータの登録、発注者による印刷物デザインの校了の手順で行われる。
図4を参照して、印刷物データの登録について説明する。
図4に示されるように、発注者によって、印刷物データの登録画面から発注者端末30に印刷物データが入力される(ステップS20)。印刷物データには、印刷品目の名称、当該印刷品目に対する発注が許可される1以上の発注グループ、発注締切日、印刷物デザインの作成に用いられるデザイン情報等が含まれる。入力された印刷物データは、発注者端末30から発注受付装置10へ送信される(ステップS21)。
発注受付装置10では、データ処理部12aが、受信された印刷物データを品目情報データベース13bに登録する(ステップS22)。品目情報データベース13bに印刷物データが登録されると、データ処理部12aが、印刷物データが登録されたことを示す登録通知を受注者端末20に送信する(ステップS23)。登録された印刷物データは、印刷品目の確認画面から確認することが可能となる。
図5を参照して、印刷物デザインの登録について説明する。
受注者は、印刷物データの登録の通知を受けて受注者端末20から登録された印刷物データを確認すると、デザイン情報に基づいて印刷物デザインを作成する。
図5に示されるように、受注者によって、作成された印刷物デザインのデータが印刷物デザインの登録画面から受注者端末20に入力される(ステップS30)。入力されたデザインデータは、受注者端末20から発注受付装置10へ送信される(ステップS31)。
発注受付装置10では、データ処理部12aが、受信されたデザインデータを品目情報データベース13bに登録する(ステップS32)。このとき、デザインデータは、品目情報データベース13b内の対応する印刷物データと対応付けられて登録される。また、登録されたデザインデータには「未承認」のステータスが設定される。品目情報データベース13bにデザインデータが登録されると、データ処理部12aが、印刷物デザインが登録されたことを示す登録通知を発注者端末30に送信する(ステップS33)。登録された印刷物デザインは、印刷品目の確認画面から確認することが可能となる。また、「未承認」のステータスが設定された印刷物デザインについて発注者端末30から承認を行うことが可能となる。
図6を参照して、印刷物デザインの校了について説明する。
図6に示されるように、印刷物デザインの登録の通知を受けた発注者は、印刷品目の確認画面から、承認を行う印刷物デザインの選択を行う。印刷物デザインの選択に応じた信号が発注者端末30に入力されると(ステップS40)、発注者端末30は、選択された印刷物デザインのデータの要求信号を発注受付装置10に送信する(ステップS41)。
発注受付装置10では、発注者端末30からの要求信号に応じて、データ処理部12aが、該当するデザインデータを品目情報データベース13bから取得して発注者端末30に送信する(ステップS42)。
デザインデータが受信されると、発注者端末30には、印刷物デザインが表示される。発注者は、印刷物デザインの承認画面から、承認もしくは差し戻しの選択を行う。承認の選択に応じた信号が発注者端末30に入力されると(ステップS43)、発注者端末30は、印刷物デザインの承認を示す信号を発注受付装置10に送信する(ステップS44)。
承認信号が受信されると、発注受付装置10では、データ処理部12aが、該当するデザインデータのステータスを「承認済」に更新する(ステップS45)。そして、データ処理部12aは、印刷物デザインが承認されたことを示す承認通知を受注者端末20に送信する(ステップS46)。印刷物デザインの承認の通知を受けると、受注者は、例えば製版等、印刷物の制作の準備を行う。
なお、発注者が印刷物デザインの差し戻しを選択する場合には、印刷物デザインの差し戻しを示す信号が発注者端末30から発注受付装置10に送信される。そして、受注者端末20に印刷物デザインの差し戻しが通知される。この場合、発注者によって印刷物デザインが承認されるまで、印刷物デザインの再作成、印刷物デザインの登録、印刷物デザインの承認の判断が繰り返される。
デザインデータのステータスが「承認済」に更新されることにより印刷物デザインが校了すると、印刷品目の登録が完了する。
[価格データの登録]
図7を参照して価格データの登録について説明する。印刷品目の登録が完了すると、受注者端末20では、印刷品目に対して価格データの登録が可能となる。
図7に示されるように、受注者によって価格データの登録画面から印刷物の数量に応じた価格が受注者端末20に入力される(ステップS50)。このとき、価格の種類として、数量範囲ごとに単価価格または一括価格が選択される。入力された価格データは、受注者端末20から発注受付装置10に送信される(ステップS51)。
発注受付装置10では、データ処理部12aが、受信された価格データを対応する印刷物データと対応付けて品目情報データベース13bに登録する(ステップS52)。これにより、上述の価格データDaが品目情報データベース13bに登録される。
[印刷物の発注]
図8〜図12を参照して印刷物の発注について説明する。まず、図8〜図11を参照して、印刷物の発注が行われる際に発注者端末30に表示される画面のうち、発注可能な印刷品目の一覧画面及び印刷品目に対する発注画面の表示内容について説明する。
図8に示されるように、発注可能な印刷品目の一覧画面Paには、価格データの登録が完了した印刷品目のうち、発注期限内であって、当該印刷品目に対する発注が許可される発注グループに、当該発注者の属する発注グループが指定されている印刷品目が表示される。
また、発注可能な印刷品目の一覧画面Paには、各々の印刷品目について、管理番号や名称、印刷物デザイン、発注締切日等の品目情報データベース13bに登録されている情報と、現在の1部あたりの単価である現在単価とが表示される。
図9を参照して、現在単価の算出の手順について説明する。図9に示されるフローチャートは、発注者端末30から発注可能な印刷品目の一覧画面Paの表示が要求されるごとに、金額算出部12bにて行われる処理である。金額算出部12bは、現在単価の算出対象となる印刷品目に対し、品目情報データベース13bに登録されている印刷品目の価格データ、及び、発注記録データベース13cに登録されている印刷品目の発注データに基づいて、印刷品目の最新の単価である現在単価を算出する。
図9に示されるように、ステップS100にて、価格データにおいて、現在単価の算出対象となる印刷品目に対し、今回の処理時点までの合計発注数量と対応付けられる価格が一括価格か否かが判断される。ステップS100にて、合計発注数量と対応付けられる価格が一括価格ではない、すなわち、単価価格であると判断されると(ステップS100にてNO)、ステップS105に進み、単価価格が現在単価として出力される。ステップS100にて、合計発注数量と対応付けられる価格が一括価格であると判断されると(ステップS100にてYES)、ステップS101に進み、一括価格が合計発注数量で除算される。続いて、ステップS102に進み、ステップS101で求められた値に、小数点以下の端数があるか否かが判断される。
ステップS102にて、端数がないと判断されると(ステップS102にてNO)、ステップS104に進み、ステップS101で求められた値が現在単価として出力される。ステップS102にて、端数があると判断されると(ステップS102にてYES)、ステップS103に進み、端数が切り上げられる。そして、ステップS104にて、端数が切り上げられた値が現在単価として出力される。なお、現在単価の算出対象となる印刷品目の発注者が単数である場合には、個別の発注数量が合計発注数量として取り扱われる。
図10に示されるように、印刷品目に対する発注画面Pbには、発注者によって入力された印刷品目の個別の発注数量、個別の発注数量分の見積もり金額が表示される。また、印刷品目に対する発注画面Pbには、個別の発注数量分の見積もり金額に対する税込みの合計金額が表示される。また、印刷品目に対する発注画面Pbには、今回の発注における印刷物の1部あたりの単価が表示されてもよい。印刷物の1部あたりの単価は、先の図9に示されるフローチャートの処理において、今回の個別の発注数量も含めたその処理時点までの合計発注数量が今回の合計発注数量として取り扱われることによって算出される。
なお、発注可能な印刷品目の一覧画面Pa、もしくは、印刷品目に対する発注画面Pbには、発注者と当該発注者の属する発注グループの他の構成員について、今回の処理時点までに各発注者の個別の発注数量が印刷品目ごとに表示されてもよい。また、今回の処理時点までに各発注者が発注した各印刷品目の合計発注数量や、合計発注数量に対応する総額が表示されてもよい。また、印刷品目ごとに、合計発注数量と価格との関係が価格データに基づいて表示されてもよい。こうした表示がなされることによれば、当該発注者が、これらの表示を参考にして、発注する印刷品目や発注数量を決定することができる。
図11を参照して見積もり金額の算出の手順について説明する。図11に示されるフローチャートは、発注者端末30から個別の発注数量が入力されるごとに、金額算出部12bにて行われる処理である。金額算出部12bは、今回の個別の発注数量と、品目情報データベース13bに登録されている当該印刷品目の価格データと、発注記録データベース13cに登録されている当該印刷品目の発注データとに基づいて、見積もり金額を算出する。
図11に示されるように、ステップS110にて、価格データにおいて、今回の個別の発注数量も含めた合計発注数量が、今回の処理時点までの合計発注数量として取り扱われ、今回の処理時点までの合計発注数量に対応付けられる価格が、一括価格であるか否かが判断される。
ステップS110にて、合計発注数量と対応付けられる価格が一括価格であると判断されると(ステップS110にてYES)、ステップS112に進み、一括価格が個別の発発注数量に応じて按分される。すなわち、合計発注数量に占める個別の発注数量の比率が算出され、算出結果である比率と一括価格との乗算値が算出される。
ステップS110にて、合計発注数量と対応付けられる価格が一括価格ではない、すなわち単価価格であると判断されると(ステップS110にてNO)、ステップS111に進み、単価価格と合計発注数量との乗算値が算出される。これにより、一括価格に対応する印刷単位での総額が算出される。総額が算出されると、ステップS112に進み、総額が当該発注の発注数量に応じて按分される。
ステップS112にて按分された値が算出されると、ステップS113に進み、ステップS112で求められた値に、小数点以下の端数があるか否かが判断される。ステップS113にて、端数がないと判断されると(ステップS113にてNO)、ステップS115に進み、ステップS111で求められた値が見積もり金額として出力される。ステップS113にて、端数があると判断されると(ステップS113にてYES)、ステップS114に進み、端数が切り上げられる。そして、ステップS115にて、端数が切り上げられた値が見積もり金額として出力される。
なお、上記見積もり金額の算出において、合計発注数量と対応付けられる価格が単価価格であると判断される場合には、単価価格に当該発注数量が掛けられることによって、見積もり金額が算出されてもよい。また、見積もり金額の算出対象となる印刷品目の発注者が単数である場合には、個別の発注数量が合計発注数量として取り扱われる。
図12を参照して、印刷物の発注の手順について説明する。
図12に示されるように、発注者によって、メニュー画面から発注対象の印刷品目が選択されると、選択に応じた信号が発注受付装置10に入力される(ステップS60)。選択に応じた信号が入力されると、発注者端末30は、発注可能な印刷品目の一覧画面Paの表示データの要求信号を発注受付装置10に送信する(ステップS61)。
発注受付装置10では、発注者端末30からの要求信号に応じて、データ処理部12aが、品目情報データベース13bを検索する(ステップS62)。データ処理部12aは、品目情報データベース13bから、価格データの登録が完了しており、かつ、発注が許可される発注グループに当該発注者の属する発注グループが指定されており、かつ、発注締切日が過ぎていない印刷品目を抽出する。金額算出部12bは、データ処理部12aによって抽出された印刷品目について、現在単価を算出する(ステップS63)。データ処理部12aによって抽出されたデータと金額算出部12bによって算出されたデータとに基づいて、発注可能な印刷品目の一覧画面Paの表示データが発注者端末30に送信される(ステップS64)。
発注者端末30では、受信された表示データに基づいて、発注可能な印刷品目の一覧画面Paが表示される(ステップS65)。なお、ステップS62において、抽出の条件を満たす印刷品目が品目情報データベース13bにない場合には、発注受付装置10から発注者端末30に発注可能な印刷品目がないことを通知する情報が送信されて、発注者端末30には発注可能な印刷品目がない旨の通知が表示される。
発注可能な印刷品目の一覧画面Paが表示されると、発注者は、発注する印刷品目を選択して発注者端末30に印刷品目に対する発注画面Pbを表示させ、印刷品目に対する発注画面Pbから印刷品目の発注内容に関する発注見込みデータを発注者端末30に入力する(ステップS66)。発注見込みデータには、印刷物の発注数量、納品希望日等が含まれる。発注者端末30は、入力された発注見込みデータを発注受付装置10に送信する(ステップS67)。
発注受付装置10では、金額算出部12bが、受信された発注見込みデータに含まれる発注数量と品目情報データベース13bに登録されている価格データと、発注記録データベース13cに登録されている当該印刷品目の発注データとに基づいて、見積もり金額を算出する(ステップS68)。算出された見積もり金額のデータは、発注受付装置10から発注者端末30へ送信される(ステップS69)。
見積もり金額のデータが受信されると、発注者端末30では、印刷品目に対する発注画面Pbに見積もり金額が表示される(ステップS70)。発注者は、見積もり金額を確認する。発注者によって、発注の確定が選択されると、選択に応じた信号が発注者端末30に入力され(ステップS71)、発注者端末30は、発注の確定を示す確定情報を発注受付装置10に送信する(ステップS72)。なお、発注の確定が選択されない場合には、発注見込みデータの再入力が許容される。
発注の確定を示す確定情報が受信されると、発注受付装置10では、データ処理部12aが、発注見込みデータを発注記録データベース13cに発注データとして登録する(ステップS73)。そして、データ処理部12aは、発注が確定されたことを示す確定通知を受注者端末20に送信する(ステップS74)。
[確定金額の通知]
図13を参照して、確定金額の通知について説明する。
図13に示されるように、発注受付装置10では、品目情報データベース13bの印刷物データに含まれる発注締切日が過ぎたと判断されると、発注の受付が締め切られて、発注記録データベース13cにて該当印刷品目の発注データが確定される(ステップS80)。金額算出部12bは、確定された発注データと価格データとに基づいて、発注者ごとの確定金額を算出する(ステップS81)。このとき、先の図11に示されるフローチャートの処理において、確定された発注データにおける各発注者による当該印刷品目の合計発注数量が、確定金額の算出時における合計発注数量として取り扱われ、当該合計発注数量に応じた見積もり金額が確定金額として算出される。すなわち、金額算出部12bは、合計発注数量に応じた総額を個別の発注数量に応じて按分することによって確定金額を算出する。
確定金額が算出されると、金額が確定されたことを示す確定通知が各発注者の発注者端末30に送信され、各発注者は、発注済の印刷品目の確認画面から確定金額を確認することが可能となる(ステップS82)。また、金額が確定されたことを示す確定通知は受注者端末20にも送信される(ステップS83)。受注者は、通知を受けると、印刷物の印刷や発送、請求書の発行等の処理を行う。
なお、発注締切日が過ぎるまでは、発注済の印刷品目の確認画面には、その時点での見積もり金額が表示される。この場合、見積もり金額は、先の図11に示されるフローチャートの処理において、合計発注数量が、その処理時点での発注データにおける各発注者による当該印刷品目の合計発注数量とされることによって算出される。
[発注受付装置の作用]
発注受付装置の作用について説明する。
本実施形態では、印刷品目の数量に応じた価格を示す価格データに基づいて、同一の印刷品目について受け付けた合計発注数量に対する総額が決定され、総額を各発注の数量に応じて按分にすることにより見積もり金額及び確定金額が算出される。したがって、印刷品目に対する発注数量ごとの価格設定についての自由度を向上させることができる。特に、価格データでは、単価価格及び一括価格のいずれか一方と、当該価格が適用される数量の範囲とが対応付けられている。すなわち、受注者は、単価価格と一括価格との2種類の価格のいずれかを選択して、数量に応じた価格を設定できる。したがって、印刷対象の印刷に使用される印刷装置や印刷対象の印刷に使用される用紙等に応じて、より自由度の高い価格設定が可能となる。
また、発注が確定された際の見積もり金額、全発注者からの発注が締め切られた後の確定金額がそれぞれ算出される。したがって、発注者にとっての利便性が向上される。さらに、発注から発注締切日までの途中におけるその時点での見積もり金額が、発注者からの要求に応じて算出されるため、発注者は必要に応じてその都度の金額を確認することができる。これによっても、利便性が向上される。
また、各印刷品目について、各印刷品目を発注できる権限を有する発注者が、グループ単位で管理される。そのため、印刷品目ごとに発注できる発注者が異なる場合であっても、その管理や印刷品目との対応付けを容易に行うことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に列挙する効果が得られる。
(1)印刷品目の価格が印刷物の数量に応じて設定されるため、印刷品目の価格設定についての自由度を向上させることができる。
(2)同一の印刷品目について複数の発注が受け付けられ、個別発注数量の合計である合計発注数量から総額が決定される。そして、総額が各個別発注数量に応じて按分されて発注ごとの金額が算出される。したがって、合計発注数量に応じて発注者ごとの価格が決定されるため、例えば数量が多いほど割引率が高く設定される場合など、発注数量の増加を促す方式で価格の設定も可能となる。また、合計発注数量に応じて価格が決定されるにあたり、個別発注数量に相当する金額が的確に算出される。
(3)各印刷品目について、印刷品目を発注できる権限を有する発注者がグループ単位で管理されるため、管理が容易になる。
(4)発注の時点での見積もり金額と、発注が締め切られた後の確定した金額とが算出されるため、発注者にとっての利便性が高められる。
(5)数量と印刷品目の単価及び総額のいずれかが対応付けられて価格データが構成される。したがって、より自由度の高い価格設定が可能となる。
(変形例)
上記実施形態は、以下のように変更して実施することが可能である。
・価格データにおいて、合計発注数量に対応付けられる価格の種類が、単価価格、もしくは、一括価格のいずれか一方のみであってもよい。例えば、図14に示されるように、価格データDaでは、各印刷品目に対して、数量ごとに単価価格が設定されていてもよい。この場合、金額算出部12bは、価格データDaに基づき、当該印刷品目の合計発注数量に対応付けられた単価価格を求め、合計発注数量と単価価格との乗算値を総額として算出する。そして、金額算出部12bは、算出された総額を個別の発注数量に応じて按分して見積もり金額あるいは確定金額を算出する。
・価格データは、印刷品目ごとではなく、一律に設定されてもよい。
・価格データは、印刷品目の合計発注数量に応じた価格を示すものであれば、テーブルに限らず、例えば、合計発注数量に対応付けられる価格が単価価格もしくは一括価格のみであって、印刷品目の合計発注数量をパラメータとして価格が算出される数式であってもよい。また、例えば、合計発注数量に対応付けられる価格が単価価格もしくは一括価格のみであって、印刷品目の合計発注数量と発注される頻度とをパラメータとして価格が算出されるマップであってもよい。
・価格データや印刷物データ等の各データの記憶部への登録の時期は、上述の場合に限られない。要は、発注者からの発注が行われる時点で、発注者情報データベース13aと品目情報データベース13bとが構築されていればよい。
・発注見込みデータが発注データとして発注記録データベース13cに記憶されて、発注が確定された後に、個別の発注数量の修正が可能とされてもよい。例えば、個別の発注数量の修正が可能な期間が設定されてもよく、個別の発注数量が承認権限を有するユーザから承認されるまで個別の発注数量の修正が可能とされてもよい。これらの場合、個別の発注数量の修正が行われる度に、金額算出部12bによって、その都度の見積もり金額が算出される。
・見積もり金額が算出されず、発注が締め切られた後の確定金額のみが算出されて発注者に通知されてもよい。
・1つの印刷品目について、発注締切日が段階的に設定され、それぞれの発注締切日ごとに確定金額が算出されてもよい。
・例えば広告における支店名称等、同一の印刷品目に対し、発注者ごとに異なる追加印刷の注文が可能に設定され、合計発注数量に応じて算出された見積もり金額もしくは確定金額と、追加印刷の費用とが合算された金額が発注者端末30に表示されてもよい。
・1つの発注者に対して、複数の発注グループが設定されていてもよい。また、発注グループが設定されず、印刷品目と、印刷品目に対して発注する権限を有する発注者とが、印刷品目ごとに対応付けられてもよい。また、発注元に制限を設けず、全ての印刷品目について、発注者端末30の全てのユーザからの発注を受け付けてもよい。
・発注者、もしくは、受注者の中で、処理に対する権限に差異を設けてもよい。例えば、印刷品目に対する発注のみが可能な発注者と、印刷品目の登録と発注とが可能な発注者とを設定し、これらの発注者をログインIDによって識別してもよい。
・発注者、及び、受注者以外のユーザが登録され、デザインの登録や利用が可能とされてもよい。例えば、印刷物のデザインを印刷会社とは別のデザイン会社が担当する場合等には、デザイン会社がユーザとして登録され、このユーザに対してデザインの登録を行う権限が与えられてもよい。
・発注受付装置は、印刷物の印刷を管理する装置に対して確定した発注データを送信してもよい。
・1つの発注のみを受け付け、当該発注による個別の発注数量と価格データとに基づいて当該発注に対する見積もり金額が算出されてもよい。
・発注の対象は、印刷物に限らず、価格が設定される商品であればよい。
10…発注受付装置、20…受注者端末、30…発注者端末、11…通信部、12…制御部、12a…データ処理部、12b…金額算出部、13…記憶部、13a…発注者情報データベース、13b…品目情報データベース、13c…発注記録データベース、Da…価格データ。

Claims (5)

  1. 端末から発注された商品の数量を発注ごとに受け付ける発注受付装置であって、
    商品の発注を受け付ける発注受付部と、
    商品の数量ごとに価格が設定された価格データを記憶する記憶部と、
    同一の商品について受け付けた数量の総数に対応付けられる価格を前記価格データに基づいて取得して前記総数に要する総額を決定し、前記総額に基づいて前記端末に出力する金額を算出する制御部と、を備え
    前記価格データでは、商品の数量が複数の範囲に分けられ、前記複数の範囲の少なくとも1つについて、前記範囲と、前記範囲に含まれる数量での商品の総額として当該範囲において数量に関わらず商品の総数に対して一定に定められた価格である一括価格とが対応付けられ、
    前記発注受付部は、同一の商品について複数の発注を受け付け可能であり、
    前記制御部は、前記価格データに基づき前記総数に要する総額が前記一括価格の示す金額に決定されたとき、当該金額を前記総数に対する各発注の数量の比率で按分して前記端末に出力する発注ごとの数量に要する金額を算出する
    ことを特徴とする発注受付装置。
  2. 前記制御部は、
    商品について発注を受け付ける期間を設定し、
    前記期間内に前記発注を受け付けたとき、当該受け付けまでの前記総数を用いて、前記端末に出力する金額を見積もり金額として算出し、
    前記期間が経過したとき、前記期間が経過したときの前記総数を用いて、前記端末に出力する金額を確定金額として算出する
    請求項に記載の発注受付装置。
  3. 前記記憶部には、
    複数の発注者が含まれる発注グループが設定された発注者データと、
    商品と前記発注グループとが対応付けられた商品データと、が記憶され、
    前記発注受付部は、
    前記商品データに基づいて、商品と対応付けられた前記発注グループに属する発注者か
    らのみ当該商品の発注を受け付ける
    請求項1または2に記載の発注受付装置。
  4. 前記価格データでは、
    前記複数の範囲の一部について、前記範囲と商品1つあたりの単価を示す価格とが対応付けられ、
    前記複数の範囲の前記一部を除く部分について、前記範囲と前記一括価格とが対応付けられる
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の発注受付装置。
  5. 端末から発注された商品の数量を発注ごとに受け付ける発注受付方法であって、
    商品の数量ごとに価格が設定された価格データに基づいて、同一の商品について受け付けた数量の総数に対応付けられる価格を取得して前記総数に要する総額を決定する第1ステップと、
    前記総額に基づいて前記端末に出力する金額を算出する第2ステップと、を含み、
    前記価格データでは、商品の数量が複数の範囲に分けられ、前記複数の範囲の少なくとも1つについて、前記範囲と、前記範囲に含まれる数量での商品の総額として当該範囲において数量に関わらず商品の総数に対して一定に定められた価格である一括価格とが対応付けられ、
    前記第1ステップでは、同一の商品について複数の発注を受け付け可能であり、
    前記第1ステップにおいて、前記価格データに基づき前記総数に要する総額が前記一括価格の示す金額に決定されたとき、前記第2ステップでは、当該一括価格の示す金額を前記総数に対する各発注の数量の比率で按分して前記端末に出力する発注ごとの数量に要する金額を算出する
    ことを特徴とする発注受付方法。
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