JP6934926B2 - 管理装置及び管理方法 - Google Patents
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Description
[管理装置1の概要]
図1は、第1の実施形態に係る管理装置1の概要を示す図である。
管理装置1は、現実の店舗やインターネット上の店舗で用いることができるプリペイドカード4を使用した電子マネーサービスを提供する装置であり、プリペイドカード4に対応している電子マネーを管理する。プリペイドカード4は、国際ブランドの決済NW(ネットワーク)5を利用して決済を行うカードである。
このようにすることで、入金依頼元は、ユーザの口座番号を指定せずに、ユーザの電話番号又はユーザIDを指定することにより当該ユーザへの入金を容易に行うことができる。
管理装置1は、通知された口座番号及び出金額等の情報に基づいて、ユーザの電子マネー用の口座の残高を更新する(図1の(4))。
続いて、管理装置1の構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係る管理装置1の構成を示す図である。管理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを備える。
制御部13は、取得部131と、入金処理部132と、記憶制御部133と、出金処理部134と、通知部135とを備える。
また、入金処理部132は、拒否情報を受信したことに応じて、入金処理を行わずに、出金履歴の開示が拒否され入金が行われなかったことを示すエラー情報を依頼元端末2に送信する。
続いて、管理装置1における処理の流れについて説明する。まず、電子マネーの口座への入出金に係る処理の流れについて説明する。図9は、電子マネーの口座への入出金に係る処理の流れを示すシーケンス図である。なお、本シーケンスにおいて、入金依頼元はユーザ自身ではないものとする。
続いて、入金処理部132は、入金依頼に電話番号が含まれている場合には、ユーザ情報記憶部121を参照し、当該電話番号に関連付けられているユーザIDを特定する(S1)。入金処理部132は、入金依頼に電話番号の代わりにユーザIDが含まれている場合には、当該ユーザIDを取得する。
続いて、記憶制御部133は、口座情報記憶部122の入出金履歴に、入金履歴を示す情報を記憶させる(S3)。続いて、通知部135は、入金処理が完了した旨を示す入金完了情報を依頼元端末2及びユーザ端末3に送信する。
続いて、入金依頼元からの出金履歴の参照に係る処理の流れについて説明する。図10は、入金依頼元からの出金履歴の取得要求に係る処理の流れを示すシーケンス図である。
続いて、通知部135は、出金履歴の取得要求に電話番号が含まれている場合、ユーザ情報記憶部121において、当該電話番号に関連付けられているユーザIDを特定する(S11)。通知部135は、出金履歴の取得要求にユーザIDが含まれている場合には、当該ユーザIDを取得する。
通知部135は、入金履歴がある場合には、口座情報記憶部122を参照し、特定した口座番号に対応する出金履歴を抽出する(S14)。通知部135は、抽出した出金履歴を依頼元端末2に通知する。
以上の通り、第1の実施形態に係る管理装置1は、入金依頼元から、電子マネー用の口座への入金額と、入金先のユーザの電話番号又はユーザIDとを取得すると、当該電話番号又はユーザIDに関連付けられている口座番号の口座に、入金額を入金する入金処理を行い、入金依頼元から、入金先のユーザの電話番号又はユーザIDを含み、電子マネー用の口座に対応する出金履歴の取得要求を取得すると、当該ユーザの電話番号又はユーザIDに対応する使用用途と出金額とを関連付けた出金履歴を当該入金依頼元に通知する。
[入金依頼元が指定した地域において優遇される電子マネーを設ける]
続いて、第2の実施形態に係る管理装置1について説明する。第2の実施形態は、入金依頼元が指定した地域において優遇される電子マネーを設けた点で第1の実施形態と異なり、その他の点では同じである。以下、第1の実施形態と異なる部分について説明を行う。第1の実施形態と同じ部分については適宜説明を省略する。
以上の通り、第2の実施形態に係る管理装置1は、依頼元端末2から電子マネーが使用可能な地域を示す地域情報を取得し、当該地域情報と関連付けて入金額を入金する入金処理を行い、電子マネー用の口座からの出金時に出金が行われる地域を特定し、当該地域において使用可能な電子マネーを優先して出金する。このようにすることで、管理装置1は、入金依頼者が入金した電子マネーを、入金依頼者が指定した地域において使用させることができる。
このようにすることで、入金依頼者は、自身が指定する店舗において、自身が入金した入金額をユーザに使用させることができる。
[入金依頼元を示す情報に関連付けられている出金額と、使用用途とを関連付けた出金履歴を入金依頼元に通知する]
続いて、第3の実施形態に係る管理装置1について説明する。第3の実施形態は、入金依頼元を示す情報に関連付けられている出金額と、使用用途とを関連付けた出金履歴を入金依頼元に通知する点で第1の実施形態と異なり、その他の点では同じである。
第3の実施形態において、記憶制御部133は、ユーザ端末3から出金の設定操作を受け付けたことに応じて、出金する際に割り当てる残高の優先順位を設定する出金設定画面をユーザ端末3に表示させ、出金する際に割り当てる残高の優先順位を受け付ける。
管理装置1は、ユーザIDに、それぞれの残高の優先順位を示す情報を関連付けて優先順位情報として記憶部12に記憶させる。
以上の通り、第3の実施形態に係る管理装置1は、入金依頼元の依頼元識別情報に関連付けられている出金額と、使用用途とを関連付けた出金履歴を当該入金依頼元に通知する。このようにすることで、管理装置1は、電子マネー用の口座を有するユーザ自身が入金した入金額に対応する出金履歴について開示されないようにし、当該ユーザのプライバシーを確保することができる。
Claims (6)
- ユーザの電子マネー用の口座の残高の内訳を示す情報として、前記口座の残高に対応する入金額と、前記入金額の入金を行った入金依頼元を示す情報とを関連付けて記憶部に記憶させ、前記電子マネー用の口座における出金に対応する商品を識別する商品識別情報又は店舗を識別する店舗識別情報に基づいて前記電子マネー用の口座からの出金額に対応する使用用途を特定し、前記出金額と、当該出金額に対して割り当てられた入金額の入金を行った入金依頼元を示す情報と、特定した前記使用用途とを関連付けて出金履歴情報として前記記憶部に記憶させる記憶制御部と、
前記出金履歴情報において所定の使用用途に関連付けられている出金額を、前記出金額に関連付けられ、前記ユーザとは異なる他のユーザである前記入金依頼元の端末に公開対象とする公開部と、
を備える管理装置。 - ユーザの電子マネー用の口座に対する入金に対応する入金額と、当該入金の入金依頼元が指定した地域を示す地域情報とを関連付けて記憶部に記憶させ、前記電子マネー用の口座における出金に対応する商品を識別する商品識別情報又は店舗を識別する店舗識別情報に基づいて前記電子マネー用の口座からの出金額に対応する使用用途を特定し、前記出金額と、特定した前記使用用途とを関連付けて出金履歴情報として前記記憶部に記憶させる記憶制御部と、
前記電子マネー用の口座における出金時に、出金が行われる地域を特定し、特定した地域に関連付けられている前記入金額に対応する残高から当該出金に対応する出金額を減算する出金処理部と、
前記出金履歴情報において所定の使用用途に関連付けられている出金額を前記ユーザとは異なる他のユーザの端末に公開対象とする公開部と、
を備える管理装置。 - 前記公開部は、前記ユーザの前記電子マネー用の口座からの一回の出金額が所定額以上である場合に、当該出金額を前記端末に公開対象とする、
請求項1又は2に記載の管理装置。 - 前記他のユーザは、前記電子マネー用の口座に入金を行うユーザであり、
前記他のユーザからの前記口座に入金の指示を受け付けると、前記電子マネー用の口座のユーザから、前記他のユーザの端末に出金履歴の開示の許可を受け付ける許可受付部をさらに備える、
請求項1から3のいずれか一項に記載の管理装置。 - コンピュータにより実行される、
ユーザの電子マネー用の口座の残高の内訳を示す情報として、前記口座の残高に対応する入金額と、前記入金額の入金を行った入金依頼元を示す情報とを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
前記電子マネー用の口座における出金に対応する商品を識別する商品識別情報又は店舗を識別する店舗識別情報に基づいて、出金額に対応する使用用途を特定し、前記出金額と、当該出金額に対して割り当てられた入金額の入金を行った入金依頼元を示す情報と、特定した前記使用用途とを関連付けて出金履歴情報として前記記憶部に記憶させるステップと、
前記出金履歴情報において所定の使用用途に関連付けられている出金額を、前記出金額に関連付けられ、前記ユーザとは異なる他のユーザである前記入金依頼元の端末に公開するステップと、
を備える管理方法。 - コンピュータにより実行される、
ユーザの電子マネー用の口座に対する入金に対応する入金額と、当該入金の入金依頼元が指定した地域を示す地域情報とを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、
ユーザの電子マネー用の口座における出金に対応する商品を識別する商品識別情報又は店舗を識別する店舗識別情報に基づいて、出金額に対応する使用用途を特定し、前記出金額と、特定した前記使用用途とを関連付けて出金履歴情報として前記記憶部に記憶させるステップと、
前記電子マネー用の口座における出金時に、出金が行われる地域を特定し、特定した地域に関連付けられている前記入金額に対応する残高から当該出金に対応する出金額を減算するステップと、
前記出金履歴情報において所定の使用用途に関連付けられている出金額を前記ユーザとは異なる他のユーザの端末に公開するステップと、
を備える管理方法。
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