JP5342917B2 - レンタル情報提供装置、方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

レンタル情報提供装置、方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークを介して行われる物品のレンタルを支援する技術に関する。
従来、普段はあまり使わないものの、一時的に必要となる物品については、レンタカーサービスやベビー用品のレンタルサービスなど、専門業者等から物品をレンタルすることが広く行われている。
このような専門業者によって提供される物品は、レンタルサービスに供することを前提として用意され、確立されたビジネスを介して有効に利用されている。
一方、個人が所有する物品は、当該個人が個人的に利用する目的で購入等されるが、必ずしも常時使われているとは限らない。例えば、休日に利用する目的で車を所有しているものの、休日以外は公共の機関を利用することが多いために利用頻度が低かったり、自分の子供のためにベビー用品を購入したものの、子供が大きくなって必要がなくなり、利用されていないといったことが多々ある。
しかしながら、個人が所有する物品を貸し出そうにも、確立された手段がないために、身内や知り合い等の関係を越えて、第三者に貸し出す機会は得られていなかった。
この点、特許文献1には、車を複数の共有者により所有し、共有者間でローテーションして利用するための技術であって、会員毎の使用頻度に応じた対価によって精算を行うと共に、簡易に予約を行うことのできるシステムが提案されている。
また、特許文献2には、インターネットを介して、物品の販売や賃貸等のオークションを仲介するための技術であって、予め出品に関する情報を登録しておいた上、当該情報をインターネットサイト上に公開し、これに対して顧客端末から入札情報を受信すると、入札結果を情報の登録者に対して送信して、入札結果に基づいて決定された落札者に関する情報を、当該登録者から受信するシステムが提案されている。
特開2002−74502号公報 特開2007−280245号公報
特許文献1に記載の技術によれば、複数の共有者によって物品を共有するため、物品の利用頻度が高まり、物品を有効に活用することが出来るが、そもそも物品を共有する目的で購入しているため、既に個人で所有している物品には適用しにくいし、共有者をわざわざ募る必要がある。また、限られた共有者間でしか物品を利用しないので、物品の利用度もその範囲に応じたものでしかない。
また、特許文献2に記載の技術によれば、ネットオークションを介して物品の貸し借りを行うことができるが、もともと他人同士の関係で貸し借りを行うことや、物品の販売のように単に物品を譲渡するのとは異なり、貸主借主間でやり取りされるべき情報が多いことから、実際に物品の貸し借りが事前の情報通りに行われたか否かを踏まえた手当が必要である。例えば、実際の物品の貸し借りが不調に終わった場合の対応等も考慮しておかなければならない。また、物品の賃貸は、同一の物品ないしは同一の貸主借主間で反復的にやり取りがなされることが想定されるため、このような事情に即した技術を提供することが出来れば、より有用である。
そこで本発明は、広く個人間で物品の貸し借りを行うことを可能とした技術を提供することを目的とする。
また、実際の物品の貸し借りの成否に即した対応をとることができる技術を提供することを目的とする。
さらに、同一の物品ないしは同一の貸主借主間で反復的に貸し借りがなされ得るという事情に好適な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一の観点に係るレンタル情報提供装置は、物品を貸し出す貸主が利用する貸主端末と、上記物品を上記貸主から借りる借主が利用する借主端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、上記貸主と上記借主との間における上記物品の貸し借りを支援する装置であって、上記物品に関する物品情報を、当該物品を識別する物品識別情報と、当該物品を貸し出す貸主を識別する貸主識別情報と関連付けて記憶する物品情報記憶手段と、上記貸主端末から、上記貸主識別情報と、上記物品識別情報と、当該物品識別情報に係る物品の貸出条件に関する貸出条件情報とからなる出品情報を、出品要求と共に受信する出品要求受信手段と、上記受信した出品情報を識別する出品識別情報を発行して、当該出品情報と出品識別情報とを関連付けて記憶する出品情報記憶手段と、上記物品情報記憶手段を参照して、上記物品識別情報と関連付けられた物品情報を抽出する物品情報抽出手段と、上記出品情報を、上記抽出した物品情報と共に所定のウェブサイト上で公開することにより出品処理を実行する出品処理手段と、上記借主端末から、上記借主を識別する借主識別情報と、上記出品識別情報と共に、当該出品識別情報に係る出品情報に対する入札を受信する入札受信手段と、上記入札した借主を落札者として、当該借主を識別する借主識別情報を、当該借主が落札した出品情報に係る出品識別情報と関連付けて上記出品情報記憶手段に記憶する落札処理手段と、上記物品を落札した借主の借主端末から、上記出品識別情報と共に、上記落札された出品情報に基づく実際の取引の成否に関する取引報告を受信する取引報告受信手段と、上記受信した取引報告に基づき、取引の成否を判別する取引成否判別手段と、上記判別の結果、上記取引報告の内容が取引成立であった場合に、上記出品情報記憶手段を参照して、上記受信した出品識別情報と関連付けて記憶されている借主に対し、当該取引が成立した出品情報に関する料金を課金すると共に、上記受信した出品識別情報と関連付けて記憶されている貸主に対して、上記出品の対価の支払処理を実行する決済処理手段と、を有することを特徴とする。
なお、本発明において、借主に対して課金される料金、及び貸主に対して支払われる対価について、その名目は何ら限定されない。即ち、借主に対して課金される料金は、例えば、出品情報の提供料であってもよいし、物品をレンタルしたことに対するレンタル料であってもよい。また一方、貸主に対して支払われる対価は、出品情報の提供についての対価であってもよいし、物品をレンタルに供したことについての対価であってもよい。
また、上記取引報告受信手段により受信した取引報告に基づき、報告内容が取引不成立であった場合に、上記貸主端末に対して、当該報告内容と共に、当該取引報告の内容確認要求を送信する確認要求送信手段、を有するものとしてもよい。
また、上記入札受信手段により上記借主端末から受信した上記借主識別情報と上記出品識別情報とを関連付けて記憶する第一の入札者情報記憶手段と、所定のタイミングにおいて、上記出品を行った貸主の貸主端末に対して、上記出品識別情報と共に、上記第一の入札者情報記憶手段に記憶された借主識別情報に係る借主の一覧を送信する入札者情報送信手段と、上記貸主端末から、上記入札者一覧に基づき、上記貸主の任意によって落札者として決定された借主の借主識別情報を、上記出品識別情報と共に受信する落札者情報受信手段と、を有し、上記落札処理手段は、上記受信した借主識別情報に係る借主を落札者として、当該借主識別情報を、当該借主が落札した出品に係る出品識別情報と関連付けて上記出品情報記憶手段に記憶するものとしてもよい。
また、上記物品の取引がなされた後に、当該取引を行った貸主の貸主識別情報、及び借主の借主識別情報を互いに関連付けてなる取引履歴情報を、累積的に記憶する第一の取引履歴情報記憶手段、を有し、上記入札者情報送信手段は、所定のタイミングにおいて、上記出品を行った貸主の貸主端末に対して、上記出品識別情報と共に、上記第一の入札者情報記憶手段に記憶された借主識別情報に係る借主の一覧と、上記第一の取引履歴情報記憶手段に記憶されている取引履歴情報のうち、当該貸主識別情報と関連付けられた取引履歴情報を送信するものとしてもよい。
所定のタイミングとは、例えば、予め設定されていた出品期間の満了時である。
また、上記入札受信手段により上記借主端末から受信した上記借主識別情報と上記出品識別情報とを関連付けて記憶する第二の入札者情報記憶手段と、上記物品の取引がなされた後に、当該取引を行った貸主の貸主識別情報、及び借主の借主識別情報を互いに関連付けてなる取引履歴情報を、累積的に記憶する第二の取引履歴情報記憶手段と、上記落札処理手段は、所定のタイミングにおいて、上記第二の入札者情報記憶手段において、上記出品識別情報と関連付けられた借主識別情報のうち、上記第二の取引履歴記憶手段において、上記出品を行った貸主の貸主識別情報と最も多く関連付けられている借主を落札者として、当該借主識別情報を、当該借主が落札した出品に係る出品識別情報と関連付けて上記出品情報記憶手段に記憶するものとしてもよい。
また、本発明の別の観点に係るレンタル情報提供装置は、物品を貸し出す貸主が利用する貸主端末と、上記物品を上記貸主から借りる借主が利用する借主端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、上記貸主と上記借主との間における上記物品の貸し借りを支援する装置であって、上記物品に関する物品情報を、当該物品を識別する物品識別情報と、当該物品を貸し出す貸主を識別する貸主識別情報と関連付けて記憶する物品情報記憶手段と、上記物品識別情報と、当該物品識別情報に係る物品を貸し出す貸主の貸主識別情報と、当該物品の貸出条件に関する貸出条件情報を含む出品設定情報とを関連付けて記憶する出品設定情報記憶手段と、所定のタイミングで、上記出品設定情報記憶手段から、上記物品識別情報と関連付けられた物品識別情報と、上記貸主識別情報と、上記出品設定情報とを抽出した上、当該抽出した情報から出品情報を生成する出品情報生成手段と、上記生成された出品情報を識別する出品識別情報を発行して、当該出品情報と出品識別情報とを関連付けて記憶する出品情報記憶手段と、上記物品情報記憶手段を参照して、上記物品識別情報と関連付けられた物品情報を抽出する物品情報抽出手段と、上記出品情報を、上記抽出した物品情報と共に所定のウェブサイト上で公開することにより出品処理を実行する出品処理手段と、上記借主端末から、上記借主を識別する借主識別情報と、上記出品識別情報と共に、当該出品識別情報に係る出品情報に対する入札を受信する入札受信手段と、上記入札した借主を落札者として、当該借主を識別する借主識別情報を、当該借主が落札した出品情報に係る出品識別情報と関連付けて上記出品情報記憶手段に記憶する落札処理手段と、上記物品を落札した借主の借主端末から、上記出品識別情報と共に、上記落札された出品情報に基づく実際の取引の成否に関する取引報告を受信する取引報告受信手段と、上記受信した取引報告に基づき、取引の成否を判別する取引成否判別手段と、上記判別の結果、上記取引報告の内容が取引成立であった場合に、上記出品情報記憶手段を参照して、上記受信した出品識別情報と関連付けて記憶されている借主に対し、当該取引が成立した出品情報に関する料金を課金すると共に、上記受信した出品識別情報と関連付けて記憶されている貸主に対して、上記出品の対価の支払処理を実行する決済処理手段と、を有することを特徴とする。
ここで、所定のタイミングとは、出品が落札されたときや、予め設定されていた出品期間の満了時である。
また、本発明の別の観点に係るレンタル情報提供方法は、物品を貸し出す貸主が利用する貸主端末と、上記物品を上記貸主から借りる借主が利用する借主端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、上記物品に関する物品情報を、当該物品を識別する物品識別情報と、当該物品を貸し出す貸主を識別する貸主識別情報と関連付けて記憶する物品情報記憶手段と、上記貸主端末から、上記貸主識別情報と、上記物品識別情報と、当該物品識別情報に係る物品の貸出条件に関する貸出条件情報とからなる出品情報を、出品要求と共に受信したときに、当該受信した出品情報を識別する出品識別情報を発行して、当該出品情報と出品識別情報とを関連付けて記憶する出品情報記憶手段と、を有するコンピュータにより、上記貸主と上記借主との間における上記物品の貸し借りを支援する方法であって、上記貸主端末から、上記貸主識別情報と、上記物品識別情報と、当該物品識別情報に係る物品の貸出条件に関する貸出条件情報とからなる出品情報を、出品要求と共に受信する処理と、上記物品情報記憶手段を参照して、上記物品識別情報と関連付けられた物品情報を抽出する処理と、上記出品情報を、上記抽出した物品情報と共に所定のウェブサイト上で公開することにより出品処理を実行する処理と、上記借主端末から、上記借主を識別する借主識別情報と、上記出品識別情報と共に、当該出品識別情報に係る出品情報に対する入札を受信する処理と、上記入札した借主を落札者として、当該借主を識別する借主識別情報を、当該借主が落札した出品情報に係る出品識別情報と関連付けて上記出品情報記憶手段に記憶する処理と、上記物品を落札した借主の借主端末から、上記出品識別情報と共に、上記落札された出品情報に基づく実際の取引の成否に関する取引報告を受信する処理と、上記受信した取引報告に基づき、取引の成否を判別する処理と、上記判別の結果、上記取引報告の内容が取引成立であった場合に、上記出品情報記憶手段を参照して、上記受信した出品識別情報と関連付けて記憶されている借主に対し、当該取引が成立した出品情報に関する料金を課金すると共に、上記受信した出品識別情報と関連付けて記憶されている貸主に対して、上記出品の対価の支払処理を実行する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明の別の観点に係るコンピュータプログラムは、物品を貸し出す貸主が利用する貸主端末と、上記物品を上記貸主から借りる借主が利用する借主端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、上記物品に関する物品情報を、当該物品を識別する物品識別情報と、当該物品を貸し出す貸主を識別する貸主識別情報と関連付けて記憶する物品情報記憶手段と、上記貸主端末から、上記貸主識別情報と、上記物品識別情報と、当該物品識別情報に係る物品の貸出条件に関する貸出条件情報とからなる出品情報を、出品要求と共に受信したときに、当該受信した出品情報を識別する出品識別情報を発行して、当該出品情報と出品識別情報とを関連付けて記憶する出品情報記憶手段と、を有するコンピュータを、上記貸主と上記借主との間における上記物品の貸し借りを支援するレンタル情報提供装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、上記コンピュータに対して、上記貸主端末から、上記貸主識別情報と、上記物品識別情報と、当該物品識別情報に係る物品の貸出条件に関する貸出条件情報とからなる出品情報を、出品要求と共に受信する処理と、上記物品情報記憶手段を参照して、上記物品識別情報と関連付けられた物品情報を抽出する処理と、上記出品情報を、上記抽出した物品情報と共に所定のウェブサイト上で公開することにより出品処理を実行する処理と、上記借主端末から、上記借主を識別する借主識別情報と、上記出品識別情報と共に、当該出品識別情報に係る出品情報に対する入札を受信する処理と、上記入札した借主を落札者として、当該借主を識別する借主識別情報を、当該借主が落札した出品情報に係る出品識別情報と関連付けて上記出品情報記憶手段に記憶する処理と、上記物品を落札した借主の借主端末から、上記出品識別情報と共に、上記落札された出品情報に基づく実際の取引の成否に関する取引報告を受信する処理と、上記受信した取引報告に基づき、取引の成否を判別する処理と、上記判別の結果、上記取引報告の内容が取引成立であった場合に、上記出品情報記憶手段を参照して、上記受信した出品識別情報と関連付けて記憶されている借主に対し、当該取引が成立した出品情報に関する料金を課金すると共に、上記受信した出品識別情報と関連付けて記憶されている貸主に対して、上記出品の対価の支払処理を実行する処理と、を実行させる。
本発明によれば、広く個人間で物品の貸し借りを行うことを可能とである。
また、実際の物品の貸し借りの成否に即した対応をとることができる。
さらに、同一の物品ないしは同一の貸主借主間で反復的に貸し借りがなされ得るという事情に好適な技術が提供される。
本発明の第一の実施形態に係るレンタル情報提供装置を用いたシステムを示す概略図である。 本実施形態に係るレンタル情報提供装置が備える機能を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る会員情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 本実施形態に係る物品情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 本実施形態に係る出品情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 本実施形態に係る履歴情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 本実施形態に係るレンタル情報提供装置において、出品から取引に至る処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態における貸主端末上において、貸主が物品情報を登録する際に展開される画面の一例を示す図である。 本実施形態における貸主端末上において、貸主が出品を行う際に展開される画面の一例を示す図である。 本実施形態において、レンタル情報提供サイト上で展開される出品の一例を示す図である。 本実施形態における借主端末上において、借主が入札する際に展開される画面の一例を示す図である。 本実施形態に係るレンタル情報提供装置において、取引後の処理の流れを示す処理フロー図である。 本実施形態における借主端末上において、借主が取引報告を入力する際に展開される画面の一例を示す図である。 本実施形態における貸主端末上において、貸主に取引の報告内容を通知する画面の一例を示す図である。 本発明の第二の実施形態に係るレンタル情報提供装置が備える機能を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る入札情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 本実施形態に係るレンタル情報提供装置において、入札から落札に至る処理の流れを示す処理フロー図である。 本実施形態における貸主端末上において、入札者の中から落札者を選択する画面の一例を示す図である。 本発明の第三の実施形態に係るレンタル情報提供装置において、入札者の中から落札者を決定する処理の流れを示す処理フロー図である。 本発明の第四の実施形態に係るレンタル情報提供装置が備える機能を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る出品設定情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 本実施形態に係るレンタル情報提供装置において、自動的に出品を実行する処理の流れを示す処理フロー図である。 本発明の第五の実施形態に係るレンタル情報提供装置が備える機能を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係る会員情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 本実施形態に係るリクエスト情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 本実施形態に係る借主端末上において、指定貸主を登録する際に展開される画面の一例を示す図である。 本実施形態にレンタル情報提供装置において、リクエストから取引に至る処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態に係る借主端末上において、リクエストを入力する際に展開される画面の一例を示す図である。
本発明は、貸主が所有する物品の貸出情報を所定のウェブサイト上に出品し、これを落札した借主に対して当該貸出情報を提供した上、貸主借主間の情報料を決済するものであるが、以下の本実施形態では、物品の一例として「車」を取り扱った場合について説明する。
以下、本発明に係る第一の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るレンタル情報提供装置1を用いたシステムの概要を示す図である。
図1に示されるように、本実施形態に係るレンタル情報提供装置1は、自己が所有する物品を貸し出す貸主が利用する貸主端末3と、貸主が貸し出す物品を借りる借主が利用する借主端末4とインターネット等のネットワークを介して通信可能に構成されている。
このシステムの概略はまず、貸主からの要求に応じて、レンタル情報提供装置1により開設されているレンタル情報提供サイト上に、物品の貸出条件を含む出品情報が公開される(S1)。これに対して借主から入札があると、当該出品情報が落札される(S2)。
なお、レンタル情報提供サイトとは、貸主からの出品情報をウェブ上に公開したり、借主から入札を受け付けたりするために用意されたウェブサイトである。
落札後、貸主と借主は、実際に物品の貸し借りを行う(S3)。
物品の貸し借りが終了すると、借主は、取引の結果について取引報告をレンタル情報提供装置1に対して送信する(S4)。この取引報告は、実際に物品の貸し借りに係る取引が成立したか否かを内容としたものである。
このレンタル情報提供装置1は、借主から受け付けた取引報告に基づき、取引が成立していた場合には、借主に対し、借主による出品情報の入手及び利用、ないしは物品のレンタルに基づく料金を課金する処理を実行する(S5)。一方、貸主に対しては、出品ないしは物品のレンタルの対価を支払う処理を実行する(S6)。
以上の処理により、貸主から借主に対して物品が貸し出され、また、借主はレンタル情報提供サイトから情報を入手して利用したことに応じた情報料を支払い、貸主は物品の出品に関する情報提供の対価を得る。
続いて、本実施形態に係るレンタル情報提供装置1が備える機能について詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係るレンタル情報提供装置1、貸主端末3、借主端末4、及び決済処理機関端末5が備える機能を示した機能ブロック図である。
レンタル情報提供装置1は、貸主端末3、借主端末4、及び決済処理機関端末5との間で、貸主が出品した物品及び当該物品の出品に関する情報を送受ないしは処理するコンピュータである。
このレンタル情報提供装置1は、CPU(Central Processing Unit)、CPUが実行するコンピュータプログラム、コンピュータプログラムや所定のデータを記憶するRAM(Random Access Memory)及びハードディスクドライブなどの外部記憶装置により、会員情報記憶部11、物品情報記憶部12、出品情報記憶部13、履歴情報記憶部14、物品情報抽出部15、出品処理部16、落札処理部17、取引成否判別部18、決済処理部19、履歴情報処理部20、通信処理部21から構成される。
会員情報記憶部11は、レンタル情報提供装置1が展開するレンタル情報提供サイトに参加し、物品の貸し借りを行う会員に関する会員情報が記憶された記憶部である。
ここで、本実施形態において会員とは、レンタル情報提供サイトに参加する資格を有した者を指し示しており、ある会員が物品を貸し出す側に立つ場合には当該会員は貸主となり、他方、当該会員が借りる側に立つ場合には借主となる。即ち、貸主ないしは借主とは、ある会員が物品を貸し出す側に立つか借りる側に立つかによって変わる相対的な立場を表すものである。
この会員情報記憶部11には、例えば図3に示されるように、会員を識別するための会員ID、氏名、住所、連絡先、性別や年齢等からなるその他個人情報、物品のレンタルを通じて貸主借主間で授受される料金の決済に必要な決済情報、会員の保険加入状況に関する保険情報が互いに関連付けて記憶されている。
なお、この他に、会員IDに関連付けて、会員を認証するためのパスワードを併せて記憶するものとしてもよい。
決済情報とは、借主に対して情報料の課金処理を行うためのクレジットカード情報や、貸主に対して情報料の支払処理を行うための代金振込先口座情報等である。この決済情報に基づき、決済処理機関に情報料の決済を要求することで、貸主及び借主夫々に対する情報料の決済処理が実行される。
保険情報は、借主が物品を借りる資格を判断するにあたり、当該借主の保険加入状況を把握するための情報である。この保険情報は、保険加入の有無、保険に加入している場合の加入保険の内容を示す詳細情報からなる。
なお、この保険情報については、借主端末4から入札があった場合に、落札処理部17により保険加入の有無を判別して、保険に加入していない借主を落札不可と判断させることができる。
物品情報記憶部12は、会員が所有する物品に関する情報が記憶された記憶部である。
物品に関する情報は、出品の際に参照される情報であり、出品に伴ってレンタル情報提供サイト上でその一部が公開されたり、借主に対して提供されたりする。
この物品情報記憶部12には、例えば図4に示されるように、物品を所有する会員の会員ID、当該物品の詳細を表す物品情報が互いに関連付けて記憶されている。
ここで、物品情報はさらに、物品を識別するための物品ID、車種名、メーカー、タイプ、所在地、その他詳細からなる。
タイプとは、セダン、軽自動車、ミニバン等、所謂ボディタイプのことであり、借主がレンタル情報提供サイト上で借りたい車を検索する際にキーワードとなり得る情報である。
また、所在地とは、車の所在を表す住所情報である。例えば、会員の自宅に置かれている場合には当該会員の自宅住所であり、他の月極駐車場等におかれている場合には当該駐車情報の住所である。
また、その他詳細とは、車に関する詳細な情報であって、例えば、ミッション、年式、排気量等のスペックやグレードに関する情報、走行距離、事故歴等の使用状態に関する情報、カーナビ、ETC(Electronic Toll Collection System、登録商標)、チャイルドシート等の装備に関する情報などを示す。
このほか、物品情報として車の画像等を含んでもよい。
出品情報記憶部13は、レンタル情報提供サイト上で公開される出品情報に関する情報を記憶することができる記憶部である。
この出品情報記憶部13には、例えば図5に示されるように、出品情報を識別するための出品ID、出品情報の提供者となると共に、物品の貸主となる会員の会員IDを示す貸主側会員ID、物品を貸し出す際の条件を示す貸出条件情報、出品情報が落札された場合において、物品を借りる借主の会員IDを示す借主側会員IDを互いに関連付けて記憶することができる。
貸出条件情報とは、物品を貸し出す際の条件情報であり、物品の貸主が任意に設定し得る。
この貸出条件には、物品の貸出期間の開始日時、当該貸出期間の終了日時、出品情報をレンタル情報提供サイト上に公開する期間を示す出品期間、出品情報の提供に対する対価の料金を示す価格、会員毎に下された所定の評価により落札者を制限する条件情報を示す落札制限、車を引き渡す場所と方法を示す引渡方法、貸主が出品情報に付するコメントを記憶することができる。
落札制限は、会員がレンタル情報提供サイトを介した取引の他方当事者から下される、数値化された評価を蓄積した評点により、落札者を制限するか否か、及び制限する場合にはいくらの評点以上の会員の落札を許容するかを示している。例えば、落札制限が「3」の場合には、「3」以上の評点を有する会員のみに落札が認められ、「3」未満の会員には落札が認められない。また、落札制限が「無」の場合には、会員の評点に関わらず、落札が認められる。なお、会員ごとの評点は、後述する履歴情報記憶部14に記憶されている。
履歴情報記憶部14は、会員がレンタル情報提供サイトを介して取引を行う毎に、取引に関する取引情報を蓄積する記憶部である。
この履歴情報記憶部14には、例えば図6に示されるように、会員ID、レンタル情報提供サイトを介したこれまでの全取引回数、取引に対する評価情報、取引履歴情報を互いに関連付けて記憶することができる。
全取引回数は、レンタル情報提供サイトを介してなされた物品のレンタルに係る取引に応じて更新される。
評価情報は、会員が取引の行った際に他方当事者から下される評価に関する情報である。この評価情報はさらに、評点とコメントから構成される。
評点は、数値化された評価を蓄積してなる点数情報であり、取引毎に他方当事者から下された評点を加算なしは減算して更新される。例えば、評点「2」の状態から、取引によって評点「3」が下された場合には、評点は、その合計値である「5」として更新される。また、他の例では、評点「2」の状態から、取引によって評点「−1」が下された場合には、評点は、その合計値である「1」として更新される。
また、コメントは、取引後に他方当事者から任意に受け付ける情報であって、当該会員の評価に関する具体的な情報である。
取引履歴情報は、これまでどの会員と何回取り引きしてきたかを示す情報である。この取引履歴情報はさらに、取引をした相手方会員の会員IDを示す相手方会員IDと、当該会員との取引回数とから構成される。
物品情報抽出部15は、通信処理部21により、貸主端末3から会員IDと、物品IDと、当該物品IDに係る物品の貸出条件情報と共に出品要求を受信した際、物品情報記憶部12を参照して、当該物品IDと関連付けられた物品情報を抽出する処理を実行する。
出品処理部16は、通信処理部21により、貸主端末3から受信した貸出条件情報と、物品IDと、貸主の会員IDとからなる出品情報に対して出品IDを発行して出品情報記憶部13に記憶する。また、当該出品情報を、物品IDに基づき物品情報抽出部15により抽出された物品情報と共にレンタル情報提供サイト上で公開することにより出品処理を実行する。
落札処理部17は、通信処理部21により、借主端末4から、会員IDと出品IDと共に、当該出品IDに係る出品情報に対する入札を受信した際、まず、当該出品IDに基づき、出品情報記憶部13において、落札制限が設定されているか否かを判別する。そして、落札制限が設定されている場合には、当該会員IDに基づき、会員情報記憶部11を参照して当該会員の評点を抽出した上、当該会員の評点が、出品情報記憶部13において設定されていた評点以上であるか否かを判別する。その結果、会員の評点が、出品情報記憶部13において設定されていた評点未満である場合には、通信処理部21により、当該入札を行った借主の借主端末4に対して、当該入札を行った借主は落札者に決定できない旨のエラーメッセージを送信させる。
他方、出品情報記憶部13において落札制限が設定されていなかった場合、及び、会員の評点が出品情報記憶部13において設定されていた評点以上であった場合には、当該入札を行った借主を落札者に決定し、当該出品IDに当該会員IDを借主側会員IDとして関連付けて出品情報記憶部13に記憶する処理を実行する。
なお、借主からの入札を落札するか否かの判別において、落札処理部17に、借主の保険加入を有無に基づき、保険に加入していない借主を落札不可と判断させることもできる。この場合には、落札処理部17は、借主端末4から受信した借主の会員IDに基づき、会員情報記憶部11を参照して、当該借主の保険加入の有無を判別する。その結果、保険に加入していない場合には、落札できないものとして、エラーメッセージを返す。
また、落札処理部17は、上記の通り出品情報が落札された場合に、当該出品IDに係る出品情報を、レンタル情報提供サイト上から抹消する。
さらに、落札処理部17は、通信処理部21をして、貸主端末3ないし借主端末4に対し、上記出品IDに係る出品が落札された旨と、他方当事者の会員情報とからなる落札情報を送信させる。
即ち、貸主端末3との間においては、借主の会員情報を会員IDに基づいて会員情報記憶部11から抽出した上、通信処理部21をして、当該会員情報と、当該出品IDに係る出品が当該借主によって落札された旨とからなる落札情報を貸主端末3に対して送信させる。
一方、借主端末4との間においては、出品IDに基づき、出品情報記憶部13を参照して出品を行った貸主側会員IDを抽出すると共に、当該貸主側会員IDに係る会員情報を会員情報記憶部11から抽出した上、通信処理部21をして、当該貸主の会員情報と、当該出品IDに係る出品が落札された旨とからなる落札情報を借主端末4に対して送信させる。
取引成否判別部18は、借主端末4から受信した取引報告の内容が取引成立であるか不成立であるかを判別する。この結果、内容が取引成立であった場合には、決済処理部19に対して、情報料の決済処理を要求する。一方、内容が取引不成立であった場合には、通信処理部21をして、当該報告内容を貸主端末3に送信させる。
また、取引成否判別部18は、通信処理部21により、貸主端末3に対して取引が不成立であった旨が送信された後、これに対する返答が、取引不成立を受諾するものであるか否かを判別する。この結果、貸主が取引不成立を受諾するものと判別された場合には、一連の処理を終了させる。一方、貸主が取引不成立を受諾しないものと判別された場合には、以後に続き決済処理を保留にし、借主端末4から新たな取引報告を受信可能に待機する。
決済処理部19は、貸主と借主との間で実際に取引がなされた後において、通信処理部21により、借主端末4から借主の会員IDと、出品IDと、取引成立を内容とする取引報告とを受信した際、上記受信した会員ID、若しくは、出品情報記憶部13に上記受信した出品IDと関連付けて記憶されている借主側会員IDに係る借主に対し、当該取引が成立した出品情報に関する料金を課金する。また、出品情報記憶部13に上記受信した出品IDと関連付けて記憶されている貸主側会員IDに係る貸主に対して、上記出品の対価の支払処理を実行する。
ここで、借主に対する課金においては、まず当該借主の会員IDと関連付けて記憶されている決済情報を会員情報記憶部11から抽出する。そして、通信処理部21により、当該決済情報と、出品情報記憶部13において上記受信した出品IDと関連付けられた価格とを、決済処理機関端末5に送信させて、決済処理機関に当該会員に対する料金の課金を要求する。
一方、貸主に対する支払においても同様に、まず当該貸主の会員IDと関連付けられている決済情報を会員情報記憶部11から抽出する。そして、通信処理部21により、当該決済情報と、出品情報記憶部13において上記受信した出品IDと関連付けられた価格とを、決済処理機関端末5に送信させて、決済処理機関に当該会員に対する出品の対価の支払を要求する。
履歴情報処理部20は、レンタル情報提供サイトを介した物品のレンタルに係る取引が行われた後、当該取引を行った貸主及び借主の取引情報を、履歴情報記憶部14に蓄積的に記憶する処理を実行する。
この処理は例えば、借主端末4から、当該借主の会員IDと出品IDとを、取引が成立した旨の取引報告と共に受信した際に、まず、履歴情報記憶部14を参照して、当該借主の会員IDと関連付けられた取引回数を1回分加算する。
また同時に、履歴情報記憶部14を参照して、上記借主に関し、取引の相手方の履歴情報を内容とする取引履歴情報を更新する。この処理においては、既に上記借主の会員IDと関連付けて、上記貸主の会員IDが取引履歴情報に記憶されている場合には、当該会員IDと関連付けられた取引回数に「1」を加算する。一方、未だ上記貸主の会員IDが取引履歴情報に記憶されていない場合には、当該会員IDを新たに相手方会員IDとして記憶すると共に、当該会員IDに関連付けて取引回数「1」を記憶する。
他方、取引の相手方である貸主に関しては、まず、上記受信した出品IDに基づき、出品情報記憶部13を参照して、当該出品IDと関連付けられた貸主側会員IDを特定する。それから、履歴情報記憶部14を参照して、当該貸主の会員IDと関連付けられた取引回数を1回分加算する。
また、借主の取引履歴情報を更新したのと同様に、履歴情報記憶部14を参照して、上記貸主に関し、取引履歴情報を更新する。この処理においては、既に上記貸主の会員IDと関連付けて、上記借主の会員IDが取引履歴情報に記憶されている場合には、当該会員IDと関連付けられた取引回数に「1」を加算する。一方、未だ上記借主の会員IDが取引履歴情報に記憶されていない場合には、当該会員IDを新たに相手方会員IDとして記憶すると共に、当該会員IDに関連付けて取引回数「1」を記憶する。
なお、取引回数の加算にあたっては、同時に全取引回数についても同様に加算して更新する。
なお、取引回数の更新は、取引が成立した場合だけに限らず、取引が不成立であった場合にも更新してよい。この場合には、借主端末4から受信した取引不成立の取引報告に関し、貸主端末3から当該取引報告の内容を受諾する旨を、貸主IDと出品IDと共に受信した際、に、まず、履歴情報記憶部14を参照して、当該貸主の会員IDと関連付けられた取引回数を1回分加算する。
また、同時に、履歴情報記憶部14を参照して、上記貸主に関し、取引履歴情報を更新する。この処理は、上記と同様にして取引回数を加算等するものである。
他方、取引の相手方である借主に関しては、まず、上記貸主端末3から受信した出品IDに基づき、出品情報記憶部13を参照して、当該出品IDと関連付けられた借主側会員IDを特定する。それから、履歴情報記憶部14を参照して、当該借主の会員IDと関連付けられた取引回数を1回分加算する。
また、同時に、履歴情報記憶部14を参照して、上記借主に関し、取引履歴情報を更新する。この処理についても、上記と同様にして取引回数を加算等するものである。
また、履歴情報処理部20は、貸主及び借主に関する評価情報を蓄積的に記憶する処理を実行する。
借主端末4から取引の相手方である貸主の評価情報を、貸主IDと共に受信した際には、履歴情報処理部20は、履歴情報記憶部14を参照して、当該評価情報を当該貸主の会員IDに関連付けて記憶する。この処理においては、評価情報に含まれる評点を、既存の評点に加算ないし減算すると共に、評価情報にコメントが含まれる場合には、当該コメントを記憶する。
また、貸主端末3から取引の相手方である借主の評価情報を、借主IDと共に受信した際には、履歴情報処理部20は、履歴情報記憶部14を参照して、当該評価情報を当該借主の会員IDに関連付けて記憶する。この処理も上記と同様であり、評価情報に含まれる評点を、既存の評点に加算ないし減算すると共に、評価情報にコメントが含まれる場合には、当該コメントを記憶する。
通信処理部21は、貸主端末3、借主端末4、及び決済処理機関端末5と、インターネット等の通信回線を介し、所定のプロトコルに従ってデータの送受信処理を実行する処理部であって、Webブラウザ等により実現される。
この通信処理部21は、貸主端末3との間で、出品情報を構成する貸出条件情報を受信したり、落札情報を送信したりする。また、借主端末4との間で、入札情報を受信したり、落札情報を送信したりする。また、決済処理機関端末5との間では、貸主ないしは借主の決済情報や決済額を、決済要求と共に送信したりする。
貸主端末3は、物品の貸主が利用する端末である。
この貸主端末3は、いわゆるパーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistance)等により構成され、入出力処理部31、通信処理部32の各機能ブロックを備える。
入出力処理部31は、キーボードやタッチパネル、ディスプレイ等により構成され、貸主からデータの入力を受け付けたり、当該受け付けたデータやネットワークを介してレンタル情報提供装置1から受信したデータ等を出力する処理を実行する。
通信処理部32は、少なくともレンタル情報提供装置1とインターネット等の通信回線を介し、所定のプロトコルに従ってデータの送受信処理を実行する処理部であって、Webブラウザ等により実現される。
この通信処理部32は例えば、レンタル情報提供装置1に対して出品情報を構成する貸出条件情報を送信したり、レンタル情報提供装置1から落札情報を受信したりする。
借主端末4は、物品の借主が利用する端末である。
この借主端末4は、いわゆるパーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA等により構成され、入出力処理部41、通信処理部42の各機能ブロックを備える。
入出力処理部41は、キーボードやタッチパネル、ディスプレイ等により構成され、借主からデータの入力を受け付けたり、当該受け付けたデータやネットワークを介してレンタル情報提供装置1から受信したデータ等を出力する処理を実行する。
通信処理部42は、少なくともレンタル情報提供装置1とインターネット等の通信回線を介し、所定のプロトコルに従ってデータの送受信処理を実行する処理部であって、Webブラウザ等により実現される。
この通信処理部42は例えば、レンタル情報提供装置1に対して入札情報を送信したり、レンタル情報提供装置1から落札情報を受信したりする。
決済処理機関端末5は、決済処理機関が利用する端末である。
ここで、決済処理機関とは例えば、銀行や信販会社等であり、レンタル情報提供装置1からの決済要求に応じて、振り込みや引き落とし等の各種決済処理を実行する。
この決済処理機関端末5は、いわゆるパーソナルコンピュータ等により構成され、インターネット等の通信回線を介して、レンタル情報提供装置1と所定のプロトコルに従ったデータの送受信処理が実行可能なほか、レンタル情報提供装置1から受信した決済情報に基づき、借主に対する課金処理や、貸主に対する支払処理等を実行可能な機能部を備えている。
なお、本実施形態では、レンタル情報提供装置1と、決済処理機関端末1とを別個に構成しているが、これに限らず、レンタル情報提供装置1が、決済処理機関端末5が備えるべき機能を備え、課金処理や支払処理等の一連の決済処理を実行可能なものとしてもよい。
次に、本実施形態における処理の流れについて図を参照して説明する。
なお、本実施形態において、貸主あるいは借主となる会員は予め会員登録を行い、会員情報を会員情報記憶部11に登録しておく。そして、会員がレンタル情報提供装置1によって提供されるレンタル情報提供サイトを利用する際には、会員IDにより、所定のログイン認証処理を経て会員固有のセッションを確立した上で、データの送受信等を実行する。これにより、レンタル情報提供装置1は、貸主端末3あるいは借主端末4と、夫々の端末を利用する会員の会員IDを認識してデータの送受を実行する。
まず、貸主が物品を出品してから、貸主借主間で物品の取引がなされるまでの処理の流れについて、図1を参照して説明する。
レンタル情報提供サイトを利用して貸主となる会員は、物品を出品するに際し、予め物品情報を物品情報記憶部12に登録しておく(S101)。
ここで、貸主が物品情報を登録する際の画面の一例を図8に示す。
図8に示されるように、物品情報登録画面には、物品情報記憶部12に記憶されるべき物品情報の入力欄が設けられている。即ち、物品情報を構成する「メーカー」、「車種」、「車所在地」、及びスペックや装備等に関する「その他詳細」が当該入力欄から入力可能となっている。
なお、物品情報として記憶される「タイプ」は、物品情報登録画面に所定の入力欄を設けて、貸主の任意で入力可能としてもよいし、レンタル情報提供装置1が「タイプ」を車種別に分類したテーブルを予めもっておき、貸主から物品情報を受け付けた際に、当該テーブルに基づいて「車種」から「タイプ」を割り出すものとしてもよい。また、物品情報として、車の画像を含んでもよい。
物品情報を登録した貸主は、通信処理部32により、レンタル情報提供装置1に対して貸し出したい車の物品IDと貸出条件情報とを、出品要求と共に送信する(S102)。
ここで、出品要求は、図9に示される出品画面から、物品IDを指定すると共に、貸出条件情報を入力した上で、これらの情報をレンタル情報提供装置1に対して送信することにより実行される。
この出品画面には、出品情報記憶部13に記憶される出品情報を構成する貸出条件情報の入力欄、及び物品IDの指定欄が設けられている。貸出条件情報の入力欄は、「貸したい日時」、「出品期間」、「価格」、「落札制限」、「車の引き渡し方法」、及び「コメント」の各入力欄から構成されている。
また、「貸したい車」の入力欄は、物品IDの指定欄を構成している。この指定欄からは、物品情報記憶部12において、貸主の会員IDと関連付けて記憶されていた全ての物品IDを、ドロップダウンリストから個別に選択できるようになっている。なお、選択可能な物品IDは、当該物品IDと関連付けられた車種名で表示することもできる。
貸主は、各情報を入力した上、画面上に設けられた「出品」ボタンを押下することで、上記出品画面において入力された物品IDと貸出条件情報は、貸主の会員IDと共にレンタル情報提供装置1に対して送信される。
なお、本例において「落札制限」は、評点が「−1」以下の利用者(入札者)を落札不可とするか否かのみを選択可能なものとしているが、これに限らず、出品する貸主が任意に評点を設定して、落札者を制限できるようにしてもよい。
レンタル情報提供装置1は、通信処理部21により、貸主端末3から出品要求と共に送信された貸主の会員ID、物品ID、及び貸出条件情報からなる出品情報を受信する(S103)。
これに応じて出品処理部16は、出品情報に対して出品IDを発行して出品情報記憶部13に記憶する(S104)。
また、物品情報抽出部15は、S103の処理において受信した物品IDに基づき、物品情報記憶部12を参照して、当該物品IDと関連付けられた物品情報を抽出する(S105)。
抽出された物品情報は、出品処理部16により、出品IDと出品情報と共にレンタル情報提供サイト上に公開され、これにより出品処理が完了する(S106)。
このとき、レンタル情報提供サイト上では、図10に示されるように、出品ID、出品情報、及び物品情報が公開される。
貸主端末3から受け付けた出品情報のほかに、予め物品情報記憶部12に登録されていた情報が反映されて、借主が選ぶのに必要な情報が全て表示されている。
貸主端末3から受け付けた出品情報は随時レンタル情報提供サイト上に展開され、借主となる会員は、このレンタル情報提供サイトを閲覧して所望の出品を検索する(S107)。
借主となる会員は、レンタル情報提供サイトを検索して所望の出品を見つけると、通信処理部41により、レンタル情報提供装置1に対して会員IDと出品IDとからなる入札情報を送信する(S108)。
ここで、借主となる会員が入札を行う際に、借主端末4上に展開される画面の一例を図11に示す。
図11に示される入札画面上には、入札を行う会員の会員情報が表示されているほか、出品情報が表示され、さらに、出品者に対するコメントを受け付けるコメント欄が設けられている。
当該借主となる会員は、この入札画面で情報を確認した上で、「入札」ボタンを押下して入札する。
レンタル情報提供装置1は、通信処理部21により、借主端末4から送信された入札情報を受信する(S109)。
これに応じて落札処理部17は、受信した出品IDに基づき、出品情報記憶部13を参照して、落札制限が設定されているか否かを参照する。そして、落札制限が設定されている場合には、受信した会員IDに基づき、会員情報記憶部11から当該会員の評点を抽出した上、当該会員の評点が、出品情報記憶部13において設定されていた評点以上であるか否かを判別することにより、当該会員の落札が制限されるか否かを判別する(S110)。
この結果、会員の評点が、出品情報記憶部13において設定されていた評点未満である場合には、通信処理部21により、当該入札を行った借主の借主端末4に対して、当該入札を行った借主は落札できない旨のエラーメッセージが送信される(S111)。
他方、S110における判別の結果、出品情報記憶部13において落札制限が設定されていなかった場合、及び、会員の評点が出品情報記憶部13において設定されていた評点以上であった場合には、当該入札を行った借主を落札者に決定し、当該会員IDを借主側会員IDとして、出品IDに関連付けて出品情報記憶部13に記憶する(S112)。
なお、借主からの入札を落札するか否かの判別において、落札処理部17に、借主の保険加入を有無に基づき、保険に加入していない借主を落札不可と判断させることもできる。この場合には、落札処理部17は、借主端末4から受信した借主の会員IDに基づき、会員情報記憶部11を参照して、当該借主の保険加入の有無を判別する。その結果、保険に加入していない場合には、落札できないものとして、エラーメッセージを返す。
また、本例では、入札者を募って落札者を決定するのではなく、落札を制限されない最初の入札者が落札者として決定される。
落札処理部17は、上記の通り出品情報が落札された場合には、当該落札された出品IDに係る出品を、レンタル情報提供サイト上から抹消する。
さらに、落札処理部17は、通信処理部21をして、貸主端末3ないし借主端末4に対し、上記出品IDに係る出品が落札された旨と、他方当事者の会員情報とからなる落札情報を送信させる(S113)。
即ち、貸主端末3との間においては、借主の会員情報を会員IDに基づいて会員情報記憶部11から抽出した上、通信処理部21をして、当該会員情報と、当該出品IDに係る出品が当該借主によって落札された旨とからなる落札情報を貸主端末3に対して送信させる。
一方、借主端末4との間においては、出品IDに基づき、出品情報記憶部13を参照して出品を行った貸主側会員IDを抽出すると共に、当該貸主側会員IDに係る会員情報を会員情報記憶部11から抽出した上、通信処理部21をして、当該貸主の会員情報と、当該出品IDに係る出品が落札された旨とからなる落札情報を借主端末4に対して送信させる。
落札情報と、借主情報ないし貸主情報を受信した貸主ないし借主は、借主情報ないし貸主情報に含まれる連絡先情報に従って、相手方と連絡をとり、取引の詳細を打ち合わせる。
この打ち合わせを経て、実際に物品の取引が行われる(S114)。
次に、貸主借主間で実際に取引がなされた後、情報料の決済がなされるまでの処理について、図12を参照して説明する。
借主は、貸主と取引を行って、貸主所有の車をレンタルし終えると、借主端末4から、レンタル情報提供装置1に対して、出品IDと、借主IDと共に取引報告を送信し、レンタル情報提供装置1はこれを受信する(S201)。
ここで、借主から送信される取引報告について、借主端末4上に展開される取引報告の入力画面を図13に示す。
図13に示されるように、取引報告の入力画面上には、取引報告の内容を入力する欄として、取引が成立したか否かを入力する欄、取引が不成立であった場合にその理由を入力する理由欄が設けられている。
また、同画面中には併せて、貸主を評価するための評価入力欄が設けられている。この評価入力欄には、貸主の評価を評点によって入力する欄、具体的な評価内容を入力するコメント欄が設けられている。また、同画面中には、取引の対象となった出品の出品ID、評価する借主の会員IDが表示されていると共に、これら出品IDと会員ID、及び入力した取引報告内容をレンタル情報提供装置1に対して送信するための「確定」ボタンが設けられている。
取引報告を送信する借主が、取引報告に係る内容を入力して、「確定」ボタンを押下することにより、出品ID、当該借主の会員ID、及び取引報告内容がレンタル情報提供装置1に対して送信される。
また、本実施形態では、取引報告と併せて評価情報が送信可能となっており、借主が評価情報を入力していた場合には、取引報告の送信と併せて、借主により入力された評価情報と、評価対象となる貸主の会員IDとがレンタル情報提供装置1に対して送信される。
なお、本実施形態では、取引報告に併せて評価情報を入力可能に構成しているが、これに限らず、取引報告と評価情報の入力を個別に分けて構成してもよい。
レンタル情報提供装置1は、借主端末4から、出品ID、借主の会員ID、及び取引報告を受信すると、取引成否判別部18により、取引報告の内容が取引成立であるか不成立であるかを判別する(S202)。
なお、借主端末4から取引報告と併せて評価情報が送信されていた場合には、レンタル情報提供装置1は、当該評価情報と、評価対象である貸主の会員IDとを併せて受信する。
その結果、取引成立であった場合には、取引成否判別部18は決済処理部19に対し、貸主と借主夫々に対する料金の決済を要求する。
これに応じて決済処理部19は、S201の処理において受信した会員IDに係る借主に対し、取引が成立した出品情報に関する料金を課金し、また、出品情報記憶部13に上記受信した出品IDと関連付けて記憶されている貸主側会員IDに係る貸主に対して、上記出品の対価の支払処理を実行することにより、決済処理を実行する(S203)。
ここで、借主に対する課金においては、まず当該借主の会員IDと関連付けて記憶されている決済情報を会員情報記憶部11から抽出する。そして、通信処理部21により、当該決済情報と、出品情報記憶部13において上記受信した出品IDと関連付けられた価格とを、決済処理機関端末5に送信させて、決済処理機関に当該会員に対する料金の課金を要求する。
一方、貸主に対する支払においても同様に、まず当該貸主の会員IDと関連付けられている決済情報を会員情報記憶部11から抽出する。そして、通信処理部21により、当該決済情報と、出品情報記憶部13において上記受信した出品IDと関連付けられた価格とを、決済処理機関端末5に送信させて、決済処理機関に当該会員に対する対価の支払を要求する。
レンタル情報提供装置1から、決済に関する情報を受信した決済処理機関端末5は、指定された額の料金を借主に課金すると共に、貸主に対して支払う処理を実行する。これにより、借主はレンタル情報提供サイトで得た情報ないしは物品のレンタルに応じた料金を支払い、貸主はレンタル情報提供サイトへの情報提供ないしは物品をレンタルに供したことについての対価を取得する。
決済処理が完了すると、一連の取引が完了したものとして、履歴情報処理部20により、当該取引を行った貸主及び借主の取引情報が履歴情報記憶部14に蓄積的に記憶される(S204)。
この処理は、借主端末4から受信した借主の会員IDに基づき、履歴情報記憶部14を参照して、当該借主の会員IDと関連付けられた取引回数を1回分加算する。
また同時に、出品情報記憶部13を参照して出品IDから貸主側会員IDを特定した上、履歴情報記憶部14を参照し、上記借主に関して、取引の相手方の履歴情報を内容とする取引履歴情報を更新する。この処理においては、既に上記借主の会員IDと関連付けて、上記貸主の会員IDが取引履歴情報に記憶されている場合には、当該会員IDと関連付けられた取引回数に「1」を加算する。一方、未だ上記貸主の会員IDが取引履歴情報に記憶されていない場合には、当該会員IDを新たに相手方会員IDとして記憶すると共に、当該会員IDに関連付けて取引回数「1」を記憶する。
他方、取引の相手方である貸主に関しては、まず、上記受信した出品IDに基づき、出品情報記憶部13を参照して、当該出品IDと関連付けられた貸主側会員IDを特定する。それから、履歴情報記憶部14を参照して、当該貸主の会員IDと関連付けられた取引回数を1回分加算する。
また、借主の取引履歴情報を更新したのと同様に、履歴情報記憶部14を参照して、上記貸主に関し、取引履歴情報を更新する。この処理においては、既に上記貸主の会員IDと関連付けて、上記借主の会員IDが取引履歴情報に記憶されている場合には、当該会員IDと関連付けられた取引回数に「1」を加算する。一方、未だ上記借主の会員IDが取引履歴情報に記憶されていない場合には、当該会員IDを新たに相手方会員IDとして記憶すると共に、当該会員IDに関連付けて取引回数「1」を記憶する。
一方、S202の処理において、取引報告の内容の成否を判別した結果、取引が不成立であった場合には、取引成否判別部18は、出品IDに基づき出品情報記憶部13を参照して貸主側会員IDを特定した上、通信処理部21をして、当該報告内容を当該貸主の貸主端末3に対して送信させる(S205)。
このとき、貸主端末3に送信され、貸主端末3上に表示される報告内容を図14に示す。
図14に示されるように、この報告画面上には、不成立となった取引の報告内容として、出品ID、借主からの取引報告が取引不成立であった旨、取引不成立の理由が表示されているほか、取引が不成立であることを貸主が受諾しない場合にその理由を入力する欄、受諾しない理由と共に受諾しない旨をレンタル情報提供装置1に対して送信するための「受諾しない」ボタン、取引が不成立であったことを受諾する旨をレンタル情報提供装置1に対して送信するための「受諾する」ボタンが設けられている。
貸主端末3から、貸主が取引不成立を受諾する旨、若しくは受諾しない旨が出品IDと共に送信されると、レンタル情報提供装置1は、通信処理部21によりこれを受信する(S206)。
これに応じて取引成否判別部18は、貸主が取引不成立を受諾したか否かを判別する(S207)。
判別の結果、貸主が取引不成立を受諾したものと判別した場合には、決済処理を行わず、一連の処理を終了する。
一方、S205による判別の結果、貸主が取引不成立を受諾していなかった場合には、取引に基づく情報料の決済処理を保留にし、借主から新たな取引報告を受信可能に待機する(S208)。そして、貸主借主間で話し合い等がなされ、借主端末4から新たに取引報告がなされ場合には、改めS201以降の処理が実行される。
なお、貸主が取引不成立を受諾していなかった場合には、貸主端末3から受信した取引不成立を受諾しない理由を、借主端末4に対して送信するようにしてもよい。
なお、上記一連の処理において、取引回数の更新は、取引が成立した場合だけに限らず、取引が不成立であった場合にも更新してよい。この場合には、S207の処理において、貸主端末3から当該取引報告の内容を受諾する旨を、貸主IDと出品IDと共に受信した際、に、まず、履歴情報記憶部14を参照して、当該貸主の会員IDと関連付けられた取引回数を1回分加算する。
また、同時に、履歴情報記憶部14を参照して、上記貸主に関し、取引履歴情報を更新する。この処理は、上記と同様にして取引回数を加算等するものである。
他方、取引の相手方である借主に関しては、まず、上記貸主端末3から受信した出品IDに基づき、出品情報記憶部13を参照して、当該出品IDと関連付けられた借主側会員IDを特定する。それから、履歴情報記憶部14を参照して、当該借主の会員IDと関連付けられた取引回数を1回分加算する。
また、同時に、履歴情報記憶部14を参照して、上記借主に関し、取引履歴情報を更新する。この処理についても、上記と同様にして取引回数を加算等するものである。
また、履歴情報処理部20は、貸主端末3ないしは借主端末4から評価情報を受け付けたときに、貸主及び借主に関する評価情報を蓄積的に記憶する処理を実行する。
借主端末4から取引の相手方である貸主の評価情報を、貸主IDと共に受信した際には、履歴情報処理部20は、履歴情報記憶部14を参照して、当該評価情報を当該貸主の会員IDに関連付けて記憶する。この処理においては、評価情報に含まれる評点を、既存の評点に加算ないし減算すると共に、評価情報にコメントが含まれる場合には、当該コメントを記憶する。この処理は例えば、S201の処理において、借主端末4から、取引報告と共に評価情報を受信した場合には、取引履歴情報の更新と併せて実行してもよい。
また、貸主端末3から取引の相手方である借主の評価情報を、借主IDと共に受信した際には、履歴情報処理部20は、履歴情報記憶部14を参照して、当該評価情報を当該借主の会員IDに関連付けて記憶する。この処理も上記と同様であり、評価情報に含まれる評点を、既存の評点に加算ないし減算すると共に、評価情報にコメントが含まれる場合には、当該コメントを記憶する。
以上の本実施形態によれば、広く個人間で物品の貸し借りを行うことを可能とである。また、実際の物品の貸し借りの成否に即して料金を課金したり支払ったりすることが出来る。
以下、本発明の第二の実施形態について説明する。
本実施形態は、第一の実施形態と異なり、入札者を募って、複数の入札者の中から落札者を決定する。
本実施形態に係るレンタル情報提供装置1は、図15に示されるように、第一の実施形態と同様の機能を備えた上、さらに入札情報記憶部22を有している。
入札情報記憶部22は、落札処理部17による判別の結果、落札制限にひっかからなかった入札者を記憶することができる記憶部である。
この入札情報記憶部22には、例えば図16に示されるように、落札処理部17による判別の結果、入札が受け付けられた借主の会員IDが、入札者会員IDとして、出品IDと関連付けて記憶されている。
また、レンタル情報提供装置1の落札処理部17は、第一の実施形態におけるのと同様に、入札した借主が落札制限にひっかかるか否かを判別するが、落札制限が設定されていなかった場合、及び、会員の評点が出品情報記憶部13において設定されていた評点以上であった場合でも、当該入札を行った借主を即座に落札者には決定せず、所定のタイミングに至るまで入札を受け付け続け、当該受け付けた入札者の会員IDを出品IDと関連付けて入札者情報記憶部22に記憶させる。そして、所定のタイミングで入札者一覧を貸主に対して提示し、貸主の選択に係る入札者を落札者に決定する。
なお、ここで所定のタイミングとは例えば、出品を行った貸主が、出品に際して設定した出品期間の満了時である。また、その他の例では、出品期間とは別に、出品を行う貸主が予め入札受付期間を定めておき、当該期間の満了時を所定のタイミングとしてもよい。
本実施形態に係る処理の流れを、図15を参照して説明する。
なお、本実施形態に係る処理は、図7に示される第一の実施形態における処理とS110〜S113の処理においてのみ異なり、ここでは当該S110〜S113における処理について説明する。
レンタル情報提供装置1は、S110の処理において、落札処理部17により、入札者である借主の落札制限を判別した結果、出品情報記憶部13において落札制限が設定されていなかった場合、及び、当該借主の評点が出品情報記憶部13において設定されていた評点以上であった場合に、当該借主からの入札を受け付け、当該借主の会員IDと出品IDとを関連付けて入札情報記憶部22に記憶させる(S301)。
所定のタイミングに至るまで、入札は受け付け続けられ、落札処理部17が、所定のタイミングに至ったと判断すると、落札者を決定する処理に移る(S302)。
ここで、所定のタイミングとは例えば、出品を行った貸主が、出品に際して設定した出品期間の満了時である。また、その他の例では、出品期間とは別に、出品を行う貸主が予め入札受付期間を定めておき、当該期間の満了時を所定のタイミングとしてもよい。
所定のタイミングに至ると、落札処理部17は、入札情報記憶部22に記憶された入札者会員IDに基づき、各入札者の会員情報を会員情報記憶部11から抽出する。さらに、各入札者の会員IDに基づき、履歴情報記憶部14を参照して、出品を行った貸主の貸主IDと最も取引回数が多い入札者の順に、上記抽出した会員情報をソートする(S303)。
なお、この際、履歴情報記憶部14から、各入札者の評価を抽出しておいてもよい。
ソートされた入札者情報は、入札者一覧として、通信処理部21により、貸主端末3に対して送信される(S304)。
ここで、図18に、貸主端末3上において提示される入札者一覧の一例を示す。
図18に示されるように、入札者一覧の画面には、入札を受け付けられた入札者の会員ID、出品した貸主とのこれまでの取引履歴、及び入札者の評価が示されているほか、いずれかの入札者を落札者に選択するための「選択」ボタンが各入札者毎に設けられている。
なお、本例では、入札者を入札者の会員IDにより示しているが、これに限らず、会員情報記憶部11に記憶された、各入札者のより詳細な情報を示すようにしてもよい。
また、S110における処理において、落札処理部17によって借主の保険加入の有無を判断せず、当該入札者情報として、各入札者の保険加入の有無に係る情報を示し、保険加入の有無により落札を認めるか否かを貸主に委ねるようにしてもよい。
そして、出品を行った貸主が、入札者一覧の中から所望の入札者を選択して「選択」ボタンを押下すると、当該入札者の会員IDと共に、当該入札者を落札者として選択した旨の通知が、レンタル情報提供装置1に対して送信される。
これに応じて、レンタル情報提供装置1は、入札者の選択に係る情報を、選択された入札者の会員IDと共に受信する(S305)。
落札処理部17はこれに応じて、貸主により選択された入札者を落札者に決定し、当該入札者の会員IDを借主側会員IDとして、出品IDに関連付けて出品情報記憶部13に記憶する(S306)。
以降は、第一の実施形態と同様の処理が実行される。
本実施形態によれば、貸主は、これまでに取引をよく行ったことのある借主を選ぶことができ、信頼性のある取引の機会が得られる。
以下、本発明の第三の実施形態について図19を参照して説明する。
本実施形態は、第二の実施形態において、出品を行った貸主に入札者一覧を提示し、貸主の選択に従って落札者を決定したのとは異なり、レンタル情報提供装置1において自動的に落札者を決定するものである。
本実施形態において落札処理部17は、第二の実施形態におけるのと同様に、借主が落札制限にひっかかるか否かを判別すると共に、所定のタイミングまで入札を受け付け続け、当該受け付けた入札者の会員IDを出品IDと関連付けて入札者情報記憶部22に記憶させる。一方において、所定のタイミングに至ったときには、入札者一覧を貸主に対して提示せず、貸主と最も取引回数の多い借主を落札者に自動的に決定する。
なお、本実施形態に係るレンタル情報提供装置1が備える他の機能は、第二の実施形態におけるのと同様である。
図19に、本実施形態に係るレンタル情報提供装置1による処理の流れを示す。
なお、本実施形態に係る処理は、図17に示される第二の実施形態における処理とS303〜S113の処理においてのみ異なり、ここでは当該S303〜S113における処理について説明する。
落札処理部17は、S303の処理においてソートされた入札者情報に基づき、出品を行った貸主との間でこれまで最も取引を行った入札者を落札者として決定し、当該入札者の会員IDを借主側会員IDとして、出品IDに関連付けて出品情報記憶部13に記憶する(S401)。
以降は、第一の実施形態と同様の処理が実行される。
本実施形態によれば、貸主の手を煩わすことなく、これまでに取引をよく行ったことのある借主が自動的に選択されて簡便である。
以下、本発明の第四の実施形態について説明する。
本実施形態は、貸主による出品が、出品期間の満了や、落札によって終了した時に、自動的に次の出品が行われるものである。
本実施形態に係るレンタル情報提供装置1は、図20に示されるように、第一の実施形態と同様の機能を備えた上、さらに出品設定報記憶部23と出品情報生成処理部24を有している。
出品設定情報記憶部23は、出品処理部16により自動的に出品を行うための設定情報が記憶された記憶部である。
この出品設定情報記憶部23には、例えば図21に示されるように、物品IDと、当該物品IDに係る物品の貸主となる会員の会員IDである貸主側会員IDと、当該物品IDに係る物品を出品する際の出品設定情報とが互いに関連付けて記憶されている。
出品設定情報は、物品を貸し出す際の貸出条件情報であり、具体的には、物品の貸出期間の開始日時と終了日時、出品情報をレンタル情報提供サイト上に公開する期間を示す出品期間、出品情報の提供に対する対価の料金を示す価格、会員毎に下された所定の評価により落札者を制限する条件情報を示す落札制限、車を引き渡す場所と方法を示す引渡方法、貸主が出品情報に付するコメントが含まれる。
ここで、物品の貸出期間の開始日時と終了日時は、特定の日時である必要はなく、例えば、曜日により指定したものであってもよい。
出品情報生成処理部24は、レンタル情報提供サイト上の出品が落札された際、ないしは出品期間が満了した際に、当該落札されたり出品期間が満了した物品について、出品設定情報に基づいて、新たな出品情報生成する処理を実行する。
この処理は、まず、ある出品が落札され、又は出品期間が満了した際、当該出品の出品IDに基づき、出品情報記憶部13を参照して、当該出品IDと関連付けられた物品IDを特定する。そして、出品設定情報記憶部23を参照して、当該特定された物品IDと関連付けられた貸主側会員IDと出品設定情報とを抽出することにより、当該物品IDと、貸主側会員IDと、出品設定情報とからなる出品情報が生成される。
なお、出品情報の生成において、物品を貸し出す開始日時と終了日時は、例えば、物品の貸出期間の開始日時が「土曜日」に設定され、終了日時が「日曜日」に設定されていた場合には、現在日時から次に訪れる「土曜日」を貸出期間の開始日時とし、この「土曜日」から最も早く訪れる「日曜日」を貸出期間の終了日時に設定する。
また、本実施形態における出品処理部16は、出品情報生成処理部24により生成された出品情報に対して出品IDを発行して出品情報記憶部13に記憶する。また、当該出品情報を、物品IDに基づき物品情報抽出部15により抽出された物品情報と共にレンタル情報提供サイト上で公開することにより出品処理を実行する。
次に、本実施形態に係る処理の流れについて、図22を参照して説明する。
本実施形態において、出品情報生成処理部24は、レンタル情報提供サイト上の出品が落札されたか否かを常時監視する(S501)。
また、出品情報生成処理部24は同時に、レンタル情報提供サイト上の出品が、出品期間を満了したか否かを常時監視する(S502)。
その結果、S501の処理においてある出品が落札され、又はS502の処理において出品期間が満了したことを検知したときには、出品設定情報に基づいて新たな出品情報の生成処理を実行する(S503)。
この処理は、ある出品が落札され、又は出品期間が満了した出品の出品IDに基づき、出品情報記憶部13を参照して、当該出品IDと関連付けられた物品IDを特定する。そして、出品設定情報記憶部23を参照して、当該特定された物品IDと関連付けられた貸主側会員IDと出品設定情報とを抽出することにより、当該物品IDと、貸主側会員IDと、出品設定情報とからなる出品情報を生成する。
これに応じて出品処理部16は、生成された出品情報に対して出品IDを発行して出品情報記憶部13に記憶する(S504)。
以降は、第一の実施形態におけるのと同様にして、物品情報抽出部15が、出品情報に含まれる物品IDに基づき、物品情報記憶部12を参照して、当該物品IDと関連付けられた物品情報を抽出する(S105)。
そして、抽出された物品情報が、出品処理部16により、出品IDと出品情報と共にレンタル情報提供サイト上に公開され、これにより出品処理が完了する(S106)。
本実施形態によれば、S501からS504までの処理が繰り返し実行される結果、出品を行う貸主の都合に合った日時に、自動的かつ繰り返し出品が行われるため、便利である。
以下、本発明の第五の実施形態について説明する。
本実施形態は、第一の実施形態と異なり、借主側から、貸主に対して物品の借り受けを要望するリクエストを送信するものである。
本実施形態に係るレンタル情報提供装置1は、図23に示されるように、第一の実施形態と同様の機能を備えた上、さらにリクエスト情報記憶部25、及びリクエスト処理部26を有している。
リクエスト情報記憶部25は、借主から貸主対して送信されるリクエストに関するリクエスト情報を記憶することができる記憶部である。
このリクエスト情報記憶部25には、図24に示されるように、リクエストを識別するためのリクエストID、リクエストを送信した貸主の会員IDを示す貸主側会員ID、貸し出しを希望する物品の物品ID、物品の貸出条件に関する借受条件情報、リクエストを行う借主の会員IDを示す借主側会員IDを互いに関連付けて記憶することができる。
借受条件情報とは、物品を借り受ける際の条件情報であり、リクエストを行う借主が任意に設定し得る。
この借受条件には、物品の借受期間の開始日時、当該借受期間の終了日時、リクエスト情報の提供に対する対価の料金を示す価格、車を引き渡す場所と方法を示す引渡方法、借主がリクエスト情報に付するコメントを記憶することができる。
リクエスト処理部26は、借主端末4からリクエストを要求されたときに、リクエスト情報に対してリクエストIDを発行してリクエスト情報記憶部25に記憶する。また、通信処理部21をして、リクエストを要求した借主が指定した会員を相手方としてリクエスト情報を送信させる
また、本実施形態に係る会員情報記憶部11は、図25に示されるように、第一の実施形態における会員情報記憶部11が記憶するデータに加え、各会員がリクエストを行う場合に、リクエストの対象とする会員の会員IDを指定貸主IDとして記憶している。
この指定貸主IDは、会員の任意によって設定され、複数記憶しておくこともできる。
また、本実施形態に係る落札処理部17は、レンタル情報提供装置1から貸主端末3に対してリクエストを送信した結果、貸主端末3から、リクエストIDと共にリクエストを受諾する旨の返答を受信した時に、当該リクエストを受諾した貸主を落札者に決定し、当該貸主の会員IDを貸主側会員IDとして関連付けてリクエスト情報記憶部25に記憶する処理を実行する。
また、落札処理部17は、通信処理部21をして、貸主端末3ないし借主端末4に対し、上記リクエストIDに係るリクエストが落札された旨と、他方当事者の会員情報とからなる落札情報を送信させる。
即ち、借主端末3との間においては、貸主の会員情報を会員IDに基づいて会員情報記憶部11から抽出した上、通信処理部21をして、当該会員情報と、当該リクエストIDに係るリクエストが当該貸主によって受諾された旨とからなる落札情報を貸主端末3に対して送信させる。
一方、貸主端末4との間においては、リクエストIDに基づき、リクエスト情報記憶部25を参照してリクエストを行った借主側会員IDを抽出すると共に、当該借主側会員IDに係る会員情報を会員情報記憶部11から抽出した上、通信処理部21をして、当該借主の会員情報と、当該リクエストIDに係るリクエストが落札された旨とからなる落札情報を貸主端末4に対して送信させる。
次に、本実施形態に係るレンタル情報提供装置1の処理の流れを、図26を参照して説明する。
リクエストを行って借主となる会員は、リクエストを行うに際し、予め指定貸主情報を会員情報記憶部11に登録しておく(S601)。
ここで、図27に、貸主となる会員、及び当該会員の物品情報を閲覧することができると共に、借主が指定貸主情報を登録するための画面の一例を示す。
図27に示されるように、この画面中には、貸主となる会員の会員情報と、当該貸主となる会員が所有する物品に関する情報が、会員情報記憶部11及び物品情報記憶部12から抽出されて表示されている。また、貸主となる会員の情報ごとに、当該会員を指定貸主として登録することを、レンタル情報提供装置1に対して要求するためのボタンが設けられている。
リクエストを行う借主は、所望の会員を選択した上、借主端末4により、当該借主の会員IDと、当該選択した会員の会員IDと共に、当該選択した会員を指定貸主とする旨の通知をレンタル情報提供装置1に対して送信する。
これに応じて、レンタル情報提供装置1は、会員情報記憶部11を参照して、借主の会員IDと関連付けて、選択された会員の会員IDを指定貸主IDとして記憶する。
指定貸主の登録が行われた後、借主となる会員は、任意のタイミングでリクエストを行う(S602)。
このとき、借主となる会員がリクエストを要求する際の画面の一例を図28に示す。
図28に示されるように、画面中には、リクエスト情報記憶部25に記憶されるデータに対応して、「指定貸主」、「借りたい車」、「借りたい期間」、「価格」、「引渡方法」、「コメント」の各情報入力欄が設けられている。
ここで、「指定貸主」入力欄は、ドロップダウンリストによって、リクエストを要求する借主の指定貸主が選択可能となっている。また、「指定貸主」を選択することによって、当該指定貸主たる会員が所有する物品が、「借りたい車」入力欄を構成するドロップダウンリストに一覧表示される。
なお、指定貸主は任意で複数入力することができるようになっている。
借主となる会員は、各情報を入力した後、「リクエスト」ボタンを押下する。
これにより、入力された情報と、当該借主の会員IDとからなるリクエスト情報が、リクエスト要求と共にレンタル情報提供装置1に対して送信される(S602)。
これに応じてレンタル情報提供装置1は、通信処理部21により、貸主端末3からリクエスト情報を受信する(S603)。
そして、リクエスト処理部26は、リクエスト情報に対してリクエストIDを発行してリクエスト情報記憶部25に記憶する(S604)。
また、通信処理部21をして、リクエストの要求対象である指定貸主に係る会員を相手方として、リクエスト情報を送信させる(S605)。
リクエスト情報を受信した貸主は、リクエストを受諾する場合には、通信処理部32により、リクエストIDと、当該貸主の会員IDとを、リクエストを受諾する旨と共にレンタル情報提供装置1に対して送信する(S606)。
これに対してレンタル情報提供装置1は、通信処理部21により、上記送信されたリクエストIDと、貸主の会員IDとを、リクエストを受諾する旨と共に受信する(S607)。
これに応じて落札処理部17は、受信したリクエストIDに基づき、リクエスト情報記憶部13を参照して、リクエストを受諾した貸主を落札者に決定し、当該貸主の会員IDを貸主側会員IDとして、リクエストIDに関連付けてリクエスト情報記憶部13に記憶する(S608)。
さらに、落札処理部17は、通信処理部21をして、貸主端末3ないし借主端末4に対し、上記リクエストIDに係るリクエストが落札された旨と、他方当事者の会員情報とからなる落札情報を送信させる(S609)。
即ち、借主端末3との間においては、貸主の会員情報を会員IDに基づいて会員情報記憶部11から抽出した上、通信処理部21をして、当該会員情報と、当該リクエストIDに係るリクエストが当該貸主によって受諾された旨とからなる落札情報を貸主端末3に対して送信させる。
一方、貸主端末4との間においては、リクエストIDに基づき、リクエスト情報記憶部25を参照してリクエストを行った借主側会員IDを抽出すると共に、当該借主側会員IDに係る会員情報を会員情報記憶部11から抽出した上、通信処理部21をして、当該借主の会員情報と、当該リクエストIDに係るリクエストが落札された旨とからなる落札情報を貸主端末4に対して送信させる。
落札情報と、借主情報ないし貸主情報を受信した貸主ないし借主は、借主情報ないし貸主情報に含まれる連絡先情報に従って、相手方と連絡をとり、取引の詳細を打ち合わせる。
この打ち合わせを経て、実際に物品の取引が行われる(S610)。
本実施形態によれば、借主側の希望によって、物品の貸し出しをリクエストすることが出来るため、所望の出品がない場合でも物品を借りる機会を得ることができる。また、予め気に入った会員を登録しておくことで、より自分の希望する物品及び貸主を容易に選択して、リクエストを行うことができる。
なお、本実施形態においては、リクエストをする貸主を借主に選択させた上、当該選択された貸主にリクエスト情報を送信するものとしたが、これに限らず、予め借主が設定した指定貸主に対して、リクエスト情報を一斉送信するようにしてもよい。
以上の本発明の実施形態においては、車を物品の一例に挙げたが、これに限らず、各種の動産や不動産等について適用が可能である。
また、以上の本実施形態においては、物品情報を予め登録し、当該登録してある物品情報の中から貸主が選択して出品を行ったが、これに限らず、出品の都度、物品情報を登録するようにしてもよい。
1 レンタル情報提供装置
11 会員情報記憶部
12 物品情報記憶部
13 出品情報記憶部
14 履歴情報記憶部
15 物品情報抽出部
16 出品処理部
17 落札処理部
18 取引成否判別部
19 決済処理部
20 履歴情報処理部
21 通信処理部
22 入札者情報記憶部
23 出品設定情報記憶部
24 出品情報生成処理部
25 リクエスト情報記憶部
26 リクエスト処理部
3 貸主端末
31 入出力処理部
32 通信処理部
4 借主端末
41 入出力処理部
42 通信処理部
5 決済処理機関端末
NW ネットワーク

Claims (6)

  1. 物品を貸し出す貸主が利用する貸主端末と、
    上記物品を上記貸主から借りる借主が利用する借主端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、
    上記貸主と上記借主との間における上記物品の貸し借りを支援する装置であって、
    上記物品に関する物品情報を、当該物品を識別する物品識別情報と、当該物品を貸し出す貸主を識別する貸主識別情報と関連付けて記憶する物品情報記憶手段と、
    上記物品の取引がなされた後に、当該取引を行った貸主の貸主識別情報、及び借主の借主識別情報を互いに関連付けてなる取引履歴情報を、累積的に記憶する第一の取引履歴情報記憶手段と、
    上記貸主端末から、上記貸主識別情報と、上記物品識別情報と、当該物品識別情報に係る物品の貸出条件に関する貸出条件情報とからなる出品情報を、出品要求と共に受信する出品要求受信手段と、
    上記受信した出品情報を識別する出品識別情報を発行して、当該出品情報と出品識別情報とを関連付けて記憶する出品情報記憶手段と、
    上記物品情報記憶手段を参照して、上記物品識別情報と関連付けられた物品情報を抽出する物品情報抽出手段と、
    上記出品情報を、上記抽出した物品情報と共に所定のウェブサイト上で公開することにより出品処理を実行する出品処理手段と、
    上記借主端末から、上記借主を識別する借主識別情報と、上記出品識別情報と共に、当該出品識別情報に係る出品情報に対する入札を受信する入札受信手段と、
    上記借主端末から受信した上記借主識別情報と上記出品識別情報とを関連付けて記憶する第一の入札者情報記憶手段と、
    所定のタイミングにおいて、上記第一の入札者情報記憶手段において、上記出品識別情報と関連付けられた借主識別情報のうち、上記第一の取引履歴記憶手段において、上記出品を行った貸主の貸主識別情報と最も多く関連付けられている借主を落札者として、当該借主を識別する借主識別情報を、当該借主が落札した出品情報に係る出品識別情報と関連付けて上記出品情報記憶手段に記憶する落札処理手段と、
    上記物品を落札した借主の借主端末から、上記出品識別情報と共に、上記落札された出品情報に基づく実際の取引の成否に関する取引報告を受信する取引報告受信手段と、
    上記受信した取引報告に基づき、取引の成否を判別する取引成否判別手段と、
    上記判別の結果、上記取引報告の内容が取引成立であった場合に、上記出品情報記憶手段を参照して、上記受信した出品識別情報と関連付けて記憶されている借主に対し、当該取引が成立した出品情報に関する料金を課金すると共に、上記受信した出品識別情報と関連付けて記憶されている貸主に対して、上記出品の対価の支払処理を実行する決済処理手段と、を有する、
    ことを特徴とするレンタル情報提供装置。
  2. 上記取引報告受信手段により受信した取引報告に基づき、報告内容が取引不成立であった場合に、上記貸主端末に対して、当該報告内容と共に、当該取引報告の内容確認要求を送信する確認要求送信手段、を有する、
    請求項1記載のレンタル情報提供装置。
  3. 上記入札受信手段により上記借主端末から受信した上記借主識別情報と上記出品識別情報とを関連付けて記憶する第の入札者情報記憶手段と、
    所定のタイミングにおいて、上記出品を行った貸主の貸主端末に対して、上記出品識別情報と共に、上記第の入札者情報記憶手段に記憶された借主識別情報に係る借主の一覧を送信する入札者情報送信手段と、
    上記貸主端末から、上記入札者一覧に基づき、上記貸主の任意によって落札者として決定された借主の借主識別情報を、上記出品識別情報と共に受信する落札者情報受信手段と、を有し、
    上記落札処理手段は、上記受信した借主識別情報に係る借主を落札者として、当該借主識別情報を、当該借主が落札した出品に係る出品識別情報と関連付けて上記出品情報記憶手段に記憶する、
    請求項1又は2記載のレンタル情報提供装置。
  4. 上記物品の取引がなされた後に、当該取引を行った貸主の貸主識別情報、及び借主の借主識別情報を互いに関連付けてなる取引履歴情報を、累積的に記憶する第の取引履歴情報記憶手段、を有し、
    上記入札者情報送信手段は、所定のタイミングにおいて、上記出品を行った貸主の貸主端末に対して、上記出品識別情報と共に、上記第の入札者情報記憶手段に記憶された借主識別情報に係る借主の一覧と、上記第の取引履歴情報記憶手段に記憶されている取引履歴情報のうち、当該貸主識別情報と関連付けられた取引履歴情報を送信する、
    請求項3記載のレンタル情報提供装置。
  5. 物品を貸し出す貸主が利用する貸主端末と、
    上記物品を上記貸主から借りる借主が利用する借主端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、
    上記物品に関する物品情報を、当該物品を識別する物品識別情報と、当該物品を貸し出す貸主を識別する貸主識別情報と関連付けて記憶する物品情報記憶手段と、
    上記物品の取引がなされた後に、当該取引を行った貸主の貸主識別情報、及び借主の借主識別情報を互いに関連付けてなる取引履歴情報を、累積的に記憶する第一の取引履歴情報記憶手段と、
    上記貸主端末から、上記貸主識別情報と、上記物品識別情報と、当該物品識別情報に係る物品の貸出条件に関する貸出条件情報とからなる出品情報を、出品要求と共に受信したときに、当該受信した出品情報を識別する出品識別情報を発行して、当該出品情報と出品識別情報とを関連付けて記憶する出品情報記憶手段と、
    上記借主端末から受信した上記借主識別情報と上記出品識別情報とを関連付けて記憶する第一の入札者情報記憶手段と、を有するコンピュータにより、
    上記貸主と上記借主との間における上記物品の貸し借りを支援する方法であって、
    上記貸主端末から、上記貸主識別情報と、上記物品識別情報と、当該物品識別情報に係る物品の貸出条件に関する貸出条件情報とからなる出品情報を、出品要求と共に受信する処理と、
    上記物品情報記憶手段を参照して、上記物品識別情報と関連付けられた物品情報を抽出する処理と、
    上記出品情報を、上記抽出した物品情報と共に所定のウェブサイト上で公開することにより出品処理を実行する処理と、
    上記借主端末から、上記借主を識別する借主識別情報と、上記出品識別情報と共に、当該出品識別情報に係る出品情報に対する入札を受信する処理と、
    所定のタイミングにおいて、上記第一の入札者情報記憶手段において、上記出品識別情報と関連付けられた借主識別情報のうち、上記第一の取引履歴記憶手段において、上記出品を行った貸主の貸主識別情報と最も多く関連付けられている借主を落札者として、当該借主を識別する借主識別情報を、当該借主が落札した出品情報に係る出品識別情報と関連付けて上記出品情報記憶手段に記憶する処理と、
    上記物品を落札した借主の借主端末から、上記出品識別情報と共に、上記落札された出品情報に基づく実際の取引の成否に関する取引報告を受信する処理と、
    上記受信した取引報告に基づき、取引の成否を判別する処理と、
    上記判別の結果、上記取引報告の内容が取引成立であった場合に、上記出品情報記憶手段を参照して、上記受信した出品識別情報と関連付けて記憶されている借主に対し、当該取引が成立した出品情報に関する料金を課金すると共に、上記受信した出品識別情報と関連付けて記憶されている貸主に対して、上記出品の対価の支払処理を実行する処理と、を実行する、
    ことを特徴とするレンタル情報提供方法。
  6. 物品を貸し出す貸主が利用する貸主端末と、
    上記物品を上記貸主から借りる借主が利用する借主端末と、ネットワークを介して通信可能に構成され、
    上記物品に関する物品情報を、当該物品を識別する物品識別情報と、当該物品を貸し出す貸主を識別する貸主識別情報と関連付けて記憶する物品情報記憶手段と、
    上記物品の取引がなされた後に、当該取引を行った貸主の貸主識別情報、及び借主の借主識別情報を互いに関連付けてなる取引履歴情報を、累積的に記憶する第一の取引履歴情報記憶手段と、
    上記貸主端末から、上記貸主識別情報と、上記物品識別情報と、当該物品識別情報に係る物品の貸出条件に関する貸出条件情報とからなる出品情報を、出品要求と共に受信したときに、当該受信した出品情報を識別する出品識別情報を発行して、当該出品情報と出品識別情報とを関連付けて記憶する出品情報記憶手段と、
    上記借主端末から受信した上記借主識別情報と上記出品識別情報とを関連付けて記憶する第一の入札者情報記憶手段と、を有するコンピュータを、
    上記貸主と上記借主との間における上記物品の貸し借りを支援するレンタル情報提供装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    上記コンピュータに対して、
    上記貸主端末から、上記貸主識別情報と、上記物品識別情報と、当該物品識別情報に係る物品の貸出条件に関する貸出条件情報とからなる出品情報を、出品要求と共に受信する処理と、
    上記物品情報記憶手段を参照して、上記物品識別情報と関連付けられた物品情報を抽出する処理と、
    上記出品情報を、上記抽出した物品情報と共に所定のウェブサイト上で公開することにより出品処理を実行する処理と、
    上記借主端末から、上記借主を識別する借主識別情報と、上記出品識別情報と共に、当該出品識別情報に係る出品情報に対する入札を受信する処理と、
    所定のタイミングにおいて、上記第一の入札者情報記憶手段において、上記出品識別情報と関連付けられた借主識別情報のうち、上記第一の取引履歴記憶手段において、上記出品を行った貸主の貸主識別情報と最も多く関連付けられている借主を落札者として、当該借主を識別する借主識別情報を、当該借主が落札した出品情報に係る出品識別情報と関連付けて上記出品情報記憶手段に記憶する処理と、
    上記物品を落札した借主の借主端末から、上記出品識別情報と共に、上記落札された出品情報に基づく実際の取引の成否に関する取引報告を受信する処理と、
    上記受信した取引報告に基づき、取引の成否を判別する処理と、
    上記判別の結果、上記取引報告の内容が取引成立であった場合に、上記出品情報記憶手段を参照して、上記受信した出品識別情報と関連付けて記憶されている借主に対し、当該取引が成立した出品情報に関する料金を課金すると共に、上記受信した出品識別情報と関連付けて記憶されている貸主に対して、上記出品の対価の支払処理を実行する処理と、を実行させる、
    コンピュータプログラム。
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