JP6163432B2 - 携帯型作業機 - Google Patents
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Description
そして、特許文献1、2では、エンジンとキャブレタとの間に、導風板またはケーシング壁といった仕切り部材を設ける。仕切り部材によりキャブレタが設けられる空間とエンジンが設けられる空間とをケーシング内で仕切ることができ、エンジンの熱がキャブレタへ伝わり難くできる。携帯型作業機を使用した後のエンジンの熱によりキャブレタ中のガソリンが気化することが、起き難くなる。キャブレタ中のガソリンの気化が進むと、エンジンの再始動性が悪化する。
そこで、特許文献1または2にあるように、エンジンシリンダとキャブレタとの間を仕切る仕切り部材に空気孔を形成し、仕切り部材に空気孔のカバーを回転可能に取り付けることが考えられる。この場合、仕切り部材の側面に沿って空気孔のカバーを回転させることにより、空気孔を開くことができ、エンジンで暖められた空気を空気孔を通じてキャブレタ側へ送ることが可能になると考えられる。エンジンにより暖められた空気の熱で、キャブレタの冷却の進行を抑えることが可能になると考えられる。
しかしながら、特許文献1、2にあるように仕切り部材に回転可能に取り付けた空気孔のカバーを回転させて仕切り部材に形成された空気孔を開くだけでは、寒冷地や極寒冷地で使用されている携帯型作業機においてキャブレタ内でのガソリン中の水分の凍結を抑制できるほどに十分な熱を、キャブレタ側へ送り込むことができない。寒冷地や極寒冷地で使用される携帯型作業機において、十分なキャブレタのアイシング対策とはならない。
よって、仕切り部材のエンジン側から空気孔を通じたキャブレタ側への空気の流れが改善される。空気孔に又はその近くに配置された孔カバーによる整流効果により、エンジンで暖められた空気は、空気孔を通じてキャブレタ側へ効率よく移動できる。
その結果、寒冷地や極寒冷地で携帯型作業機を使用する場合において、十分なキャブレタのアイシング対策を実施できる。寒冷地においてエンジンがストールし難くなる程度の、キャブレタのアイシング対策を期待できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る刈払機1の斜視図である。刈払機1は、携帯型作業機の一例である。
図1の刈払機1は、たとえば、操作棹2、工具の装着部3、エンジンモジュール4、ハンドル5、を有する。
操作棹2は、たとえば長尺なパイプ部材で形成される。操作棹2は、複数のパイプを連結する分割構造でよい。操作棹2の長尺方向において、後端にはエンジンモジュール4が設けられ、先端には工具の装着部3が設けられ、中央部にはハンドル5が取り付けられる。固定部材6とエンジンモジュール4との間には、操作竿の周囲を覆う防振ハウジング7が設けられる。
工具の装着部3は、たとえば工具チャック11、工具カバー12、を有する。工具チャック11は、操作棹2の他端において回転可能に取り付けられる。工具チャック11には、工具が取り外し可能に取り連れられる。工具には、円形の刈刃などがある。工具カバー12は、工具チャック11に取り付けられた工具の後側を覆う。
エンジンモジュール4は、ケーシング28を有する。ケーシング28内には、後述するように、エンジン25などが収容される。エンジン25の出力軸と工具チャック11とは、操作棹2内に回転可能に配置されるドライブシャフトにより連結される。工具チャック11は、エンジン25の駆動力により回転駆動される。
ハンドル5は、たとえばU字形状のパイプである。U字形状のハンドル5の中央部は、固定部材6により操作棹2に固定される。U字形状のパイプの両端には、作業者が両手で把持する一対のグリップが配置される。グリップの周囲には、アクセルレバーなどが配置される。
図2は、刈払機1とともに、作業者が図示されている。
刈払機1の防振ハウジング7の外周には、ハンガ8が取り付けられる。ハンガ8は、吊り具9と連結される。作業者は吊り具9を装着することにより、刈払機1は、作業者の肩から吊るされる。
作業者は、刈払機1を肩から吊り下げ、ハンドル5を両手で持ち、刈払機1を操作する。作業者は、刈刃が地面から浮いた状態にハンドル5を保持し、刈払機1をたとえば左右に振りながら前進する。これにより、作業者の前方の草が刈り取られる。
以下、図2の使用姿勢を基準として、前後左右上下を使用する。
図4は、図3のエンジンモジュール4のA−A’断面図である。図4は、エンジンモジュール4の縦断面を、後側から見た図である。
エンジンモジュール4は、タンク21、エアクリーナ22、キャブレタ23、インシュレータ24、エンジン25、マフラ26、冷却ファン27、ケーシング28、を有する。
箱型のケーシング28内の中央部には、エンジン25が配置される。エンジン25の左側には、エアクリーナ22、キャブレタ23が配置される。エアクリーナ22およびキャブレタ23の下側には、タンク21が取り付けられる。エンジン25の右側には、マフラ26が配置される。図3に示すように、エンジン25の後側には、冷却ファン27が配置される。
この場合、ケーシング28は、タンク21とともに、エアクリーナ22、キャブレタ23、インシュレータ24、エンジン25、マフラ26、および冷却ファン27の周囲を覆う。エンジン25などの発熱部分、並びに、マフラ26およびキャブレタ23の加熱部分が、外に露出しなくなる。
エンジン25等の周囲を覆うケーシング28には、複数の通気用のケーススリット31が形成される。図3に示すように、通気用のケーススリット31は、略立方体形状のケーシング28についての、たとえば左面、右面、後面、上面に形成される。左面のケーススリット31は、エアクリーナ22が外気を吸気するためのスリットである。後面中央のケーススリット31は、冷却ファン27が外気を吸気するためのスリットである。右面のケーススリット31は、エンジン25などを冷却することにより暖められたケーシング28内の空気を排気するためのスリットである。後面右側のケーススリット31は、マフラ26の排気ガスを排気するためのスリットである。
シリンダブロック42は、略柱状形状の外形を有する。柱状形状のシリンダブロック42内には、円柱形状のシリンダ室44が形成される。また、柱状形状のシリンダブロック42の外周面には、複数のフィン46が上下に並べて形成される。
そして、エンジン本体を構成するために、シリンダブロック42の上に、シリンダヘッド43が取り付けられる。シリンダブロック42の下に、クランクケース41が取り付けられる。クランクケース41には、クランク室47が形成される。クランク室47は、シリンダ室44とともに、エンジン25の内空間48を形成する。エンジン25の内空間48は、クランクケース41、シリンダブロック42およびシリンダヘッド43により覆われた閉空間である。
シリンダ室44内には、ピストン45が配置される。ピストン45は、シリンダ室44内を上下に移動する。
クランク室47には、クランクシャフト49が回転可能に配置される。クランクシャフト49には、バランスウェイト50が固定される。バランスウェイト50は、コンロッド51によりピストン45が連結される。ピストン45がシリンダ室44内を上下に移動すると、コンロッド51およびバランスウェイト50によるリンク機構により、クランクシャフト49が回転する。クランクシャフト49の回転が出力軸を通じて、ドライブシャフトに伝わる。工具が駆動される。
ピストン45とシリンダヘッド43との間の空間が、燃焼室になる。燃焼室には、図示外の点火プラグが設けられる。また、燃焼室には、吸気ポート52、排気ポート53が連通する。吸気ポート52には、吸気バルブ54が設けられる。排気ポート53には、排気バルブ55が設けられる。吸気バルブ54および排気バルブ55は、カムシャフト、ロッカーアームなどから構成されたOHV(Over Head Valve)型の動弁機構によって、クランクシャフト49の回転に従って開閉する。
クランクシャフト49の回転にしたがって、下死点を通過したピストン45は、図4の上方へ移動する。排気バルブ55が開き、燃焼室の排気ガスが排気ポート53へ出力される。
さらにクランクシャフト49が回転し、ピストン45が上死点を通過すると、排気バルブ55が閉じ、吸気バルブ54が開く。新たな燃料および空気が、吸気ポート52から燃焼室へ吸引される。
さらにクランクシャフト49が回転し、ピストン45が下死点を通過すると、吸気バルブ54が閉じる。燃焼室の燃料および空気は、ピストン45の上昇により、圧縮される。
ピストン45が上死点を通過した直後のタイミングで、点火プラグが点火される。燃焼室で圧縮された燃料は、燃焼する。
以上の吸気、圧縮、燃焼、排気の燃焼サイクルを繰り返すことで、クランクシャフト49は連続的に回転する。クランクシャフト49とともにドライブシャフトが回転する。装着部3に取り付けられた工具は回転駆動される。
エアクリーナ22は、外気を吸引する。
タンク21とエアクリーナ22とは、キャブレタ23に連結される。
キャブレタ23は、インシュレータ24を介して、エンジン25の吸気ポート52に連結される。
キャブレタ23は、たとえばベンチュリ管、ダイヤフラムを有する。ベンチュリ管には、エアクリーナ22で吸引された空気と、タンク21から供給される燃料とが供給される。燃料は、たとえばエンジン25からの負圧に基づいて動作するダイヤフラムにより、ベンチュリ管へ供給される。ベンチュリ管へ供給された燃料は、ベンチュリ管において気化する。燃料は、気化する際に気化熱を吸収する。燃料と空気との混合気が形成される。混合気は、インシュレータ24を通じて、エンジン25の吸気ポート52へ供給される。混合気は、エンジン25の燃焼室へ吸引され、燃焼室で燃焼される。
マフラ26は、エンジン25の排気ポート53に連結される。マフラ26は、エンジン25から排出された排気ガスを、冷却および希釈化し、外へ放出する。
冷却ファン27が回転することにより、ケーシング28の後面中央のケーススリット31からケーシング28内へ外気が吸気される。吸気された外気は、前向きに進み、エンジン25の複数のフィン46の間を流れる。この際、複数のフィン46の間を通過する際にエンジン25の熱が外気に伝わり、エンジン25が冷却される。
エンジン25の熱により暖められた空気は、エンジン25を通過した後、ケーシング28の前面に到達する。また、後述するように、エンジン25の左側にはエンジン25とキャブレタ23との間を仕切る仕切り板61が設けられているため、ケーシング28の前面に到達した空気は、ケーシング28の前面に沿ってマフラ26が設けられた右側へ移動し、ケーシング28の右面のケーススリット31および上面のケーススリット31からケーシング28の外へ排気される。
このようにして、エンジン25およびマフラ26は外気により冷却される。
しかしながら、キャブレタ23をエンジン25の近くに配置すると、エンジン25の熱がキャブレタ23に伝わり易くなる。たとえばエンジン25に直接に取り付けられたキャブレタ23には、エンジン25の熱がそのままキャブレタ23に伝わる。また、吸気ポート52が開いた状態でエンジン25が停止すると、燃焼室内にある加熱された排気ガスがキャブレタ23へ向かって逆流する。これらの熱が伝わることにより、キャブレタ23が加熱され、キャブレタ23内のガソリンの一部が気化する。ガソリン中の揮発性が高い成分が揮発してしまうと、エンジン25の再始動性が悪化する。
仕切り板61は、たとえば耐熱性の樹脂材料により、インシュレータ24と一体化して形成される。図4の仕切り板61は、インシュレータ24がその略中心を貫通する状態で、インシュレータ24と一体化している。仕切り板61は、インシュレータ24の周囲へ延びる。仕切り板61の外周縁は、ケーシング28の内周面に当接する。ケーシング28内の空間は、仕切り板61により、シリンダブロック42が配置される空間と、キャブレタ23が配置される空間とに分離される。
これにより、エンジン25により暖められた空気が、キャブレタ23へ向かって流れなくなる。エンジン25側の熱が、キャブレタ23へ伝わり難くなる。エンジン25の再始動性等を改善できる。良好な再始動性が得られる。
たとえば刈払機1が寒冷地で使用される場合、キャブレタ23において燃料が気化することによりキャブレタ23の冷却が進み、冷えたキャブレタ23内でガソリン中の水分が凍結して燃料供給が止まり、エンジン25がストールする可能性がある。刈払機1には、キャブレタ23のアイシング対策が必要となる。
また、空気孔62を開く場合、孔カバー66を空気孔62の近くに配置して、仕切り板61のエンジン25側から空気孔62を通じてキャブレタ23側へ流れる空気についての気流ガイドを形成する。この気流ガイドにより、仕切り板61のエンジン25側から空気孔62を通じてキャブレタ23側へ流れる空気についての、気流を改善する。
これらの対策により、刈払機1において、寒冷地や極寒冷地で使用される場合の十分なキャブレタ23のアイシング対策を実施する。
第1スリット64は、前後方向に長いスリットである。図5のようにケーシング28と仕切り板61とを組み立てた状態において、第1スリット64は、ホルダ63の真上に位置する。第1スリット64は、仕切り板61についての前後方向に延在する左側面S1に沿って、前後方向に延在する。
第2スリット65は、左右方向に長いスリットである。ケーシング28を仕切り板61と組み立てた状態において、第2スリット65は、第1スリット64より前側に位置する。第2スリット65は、仕切り板61についての前後方向に延在する左側面S1を基準として、キャブレタ23側の左側に位置する。
第1スリット64と第2スリット65とは、ケーシング28に、90度の角度で並べて形成される。第1スリット64と第2スリット65とは、互いに交差する向きで、ケーシング28に並べて形成される。第2スリット65の右端と、第1スリット64の前端とが近接する。
孔カバー66は、たとえば樹脂製である。
カバー部67は、長尺の矩形板形状を有する。カバー部67は、空気孔62の前後方向の幅より広い幅に形成される。本実施形態のカバー部67は、空気孔62より縦長に形成される。カバー部67は、第1スリット64から空気孔62の下端までに至る長さを有する。
カバー部67は、第1スリット64または第2スリット65に挿入される。
第1スリット64に挿入した場合、カバー部67は、仕切り板61の左側面S1とホルダ63との間に挿入される。カバー部67の下端は、ホルダ63に当たる。カバー部67は、空気孔62と重なり、空気孔62を塞ぐ。この状態で、カバー部67の上端は、ケーシング28の外に突出する。
固定部68は、カバー部67の上端と連結される。カバー部67と固定部68とは、略L字型に連結される。
固定部68には、固定孔69が形成される。第1スリット64または第2スリット65にカバー部67を挿入した状態で、固定部68は、ケーシング28の外面と重なる。この状態で固定孔69にネジ70を挿入することにより、図3に示すように、固定部68をケーシング28に固定できる。
また、ネジ70を外すことにより、孔カバー66は、第1スリット64と第2スリット65との間で付け替えることができる。
孔カバー66により空気孔62を塞ぐ場合、孔カバー66のカバー部67は、第1スリット64に挿入される。孔カバー66の固定部68は、左右方向の向きで、ケーシング28の上面にネジ止めされる。カバー部67は、空気孔62を塞ぐように、前後方向に固定される。空気孔62は、カバー部67により塞がれて閉じる。
エンジン25の後側に設置される冷却ファン27の風力により、ケーシング28内では、エンジン25の周囲において後から前へ向かう空気の流れが生じる。空気は、エンジン25のフィン46の間を抜けて、ケーシング28の前面にあたる。その後、空気は、仕切り板61により規制され、ケーシング28の右側に形成されたケーススリット31を通じて外へ放出される。
図7では、空気孔62がカバー部67により閉じられている。エンジン25の冷却に用いられることにより暖められた空気は、仕切り板61についてのエンジン25側からキャブレタ23側へ流れ込まない。冷却風によりキャブレタ23は加熱されない。キャブレタ23が加熱されることによる、再始動性の悪化などが生じ難い。
空気孔62を開く場合、孔カバー66のカバー部67は、第2スリット65に挿入される。孔カバー66の固定部68は、前後方向の向きで、ケーシング28の上面にネジ止めされる。カバー部67は、空気孔62の孔方向に沿って左右方向に固定される。カバー部67は、空気孔62の前側の近くに配置される。カバー部67は、ホルダ63と並べて配置される。カバー部67の平板面67Sは、左右方向に延在し、空気孔62の前縁と直線状に並ぶ。
エンジン25の後側に設置される冷却ファン27の風力により、ケーシング28内では、エンジン25の周囲において後から前へ向かう空気の流れが生じる。空気は、エンジン25のフィン46の間を抜けて、ケーシング28の前面にあたる。その後、空気は、仕切り板61により規制され、ケーシング28の右側に形成されたケーススリット31を通じて外へ放出される。
また、図9の場合、空気孔62が開いている。エンジン25の冷却に用いられることにより暖められた空気の一部は、空気孔62を通じて、仕切り板61についてのエンジン25側からキャブレタ23側へ流れ込む。
カバー部67の平板面67Sは、仕切り板61の左側面S1に立てて配置されている。キャブレタ23側へ流れ込んだ空気は、仕切り板61の左側面S1から離れるように、空気孔62の孔方向へ向かって移動する。流れ込んだ空気は、仕切り板61の周辺で溜まったりすることなく、空気孔62からキャブレタ23が配置される位置へ向かって直接移動し、キャブレタ23に直接に吹き付けられる。その後、空気は、キャブレタ23の周囲を通過し、ケーシング28の後部左側に形成されたケーススリット31から、外へ排気される。
これにより、キャブレタ23には、エンジン25により暖められた空気により暖められる。キャブレタ23の周囲に配置されるガソリン供給用のチューブなども暖められる。その結果、キャブレタ23において燃料が気化してキャブレタ23が冷却されることがあっても、キャブレタ23の冷却が進み難くなる。キャブレタ23内でガソリン中の水分が凍結し難くなる。よって、キャブレタ23内でガソリン中の水分が凍結することに起因する燃料供給の停止がし難くなり、エンジン25がストールし難くなる。刈払機1を極寒冷地で使用しても、エンジン25がストールし難くなる。
そして、孔カバー66を第1スリット64に挿入する場合、仕切り板61に形成した空気孔62が閉じる。通常の使用温度で使用する場合、仕切り板61についてのエンジン25側の空間と、キャブレタ23側の空間とを分離できる。エンジン25の熱がキャブレタ23に伝わり難くなる。キャブレタ23からのガソリンの揮発を抑制できる。キャブレタ23からのガソリンの揮発に起因する、再始動性などの不具合の発生を抑制できる。寒冷地または極寒冷地以外の、たとえば温暖な地域では、この状態で通年使用が可能である。エンジン25の再始動性を悪化させることなく、通年使用が可能である。
これに対して、ガソリン内の水分の凍結が問題となる寒冷地または極寒冷地で使用する場合、孔カバー66を第2スリット65に挿入する。空気孔62が開く。エンジン25を冷却することにより暖められた冷却風は、空気孔62を通じてキャブレタ23側へ導入される。
キャブレタ23側へ導入されたエンジン25の冷却風は、カバー部67の後側の面に沿って移動し、キャブレタ23に直接吹き付けられるように移動する。エンジン25により暖められた冷却風は、キャブレタ23を暖める。ガソリン内の水分が凍ることがあったとしても、キャブレタ23内で氷が詰まり難くなる。エンジンストールを効果的に抑制できる。
これに対し、空気孔62が開口する左側面S1に対して孔カバー66を立てない場合、キャブレタ23側へ導入されたエンジン25の冷却風は、エンジン25側での空気の流れのままに移動する。キャブレタ23側へ導入された冷却風は、ケーシング28の前面に向かって移動する。キャブレタ23側へ導入された冷却風は、ケーシング28の前面で冷却される。キャブレタ23側へ導入された冷却風は、キャブレタ23が配置された空間内で循環して冷却された後に、キャブレタ23へ向かう。キャブレタ23側へ導入された冷却風は、キャブレタ23に到達するころには、空気が冷却されている。キャブレタ23を好適に暖めることができない。仕切り板61に空気孔62を形成したとしても、キャブレタ23内で氷が詰まり易い。エンジンストールが生じやすい。
これに対して、仮にたとえば孔カバー66がケーシング28上の同一位置で向きを替えて固定した場合、孔カバー66の固定状態から、空気孔62の開閉状態を知ることは容易でない。空気孔62の開閉状態を知るためには、孔カバー66をケーシング28から取り外して確認する必要がある。
次に、本発明の第2実施形態に係る刈払機1について説明する。
本実施形態の刈払機1は、仕切り板61の空気孔62を開閉する機構が、付け替え式から回転式に変更された以外は、第1実施形態に係る刈払機1と同様であり、同一の符号および名称を使用して図示および説明を省略する。
ケーシング28の上面部分には、貫通孔71が形成される。
貫通孔71は、仕切り板61に形成された空気孔62の前縁の略上方に位置する。貫通孔71は、上面視において、仕切り板61の左側面S1についての、キャブレタ23側の左側に位置する。
孔カバー72は、たとえば樹脂製である。
連結部74は、ケーシング28の貫通孔71に回転可能に挿入される。ケーシング28の貫通孔71に挿入された連結部74の両端は、ケーシング28の内外へ突出する。
連結部74は、カバー部73と操作部75とを連結する。ケーシング28の外側に突出する連結部74の上端に、操作部75が取り付けられる。ケーシング28の内側に突出する連結部74の下端に、カバー部73が取り付けられる。
連結部74の下端は、矩形形状のカバー部73の上縁において前寄りの位置に取り付けられる。カバー部73は、空気孔62の前縁付近を回転軸として回転できる。
そして、図10に示すように、平板形状のカバー部73は、空気孔62と重なる。空気孔62と重なるカバー部73により、空気孔62が塞がれる。
操作部75は、ケーシング28の上に配置される。操作部75は、ケーシング28上に露出する。図10において、棒形状の操作部75は、ケーシング28の上で前後方向に延在する。
棒形状の操作部75の一端に、連結部74の上端が接続される。ケーシング28の外に配置された操作部75は、ケーシング28を開いたりすることなく、作業者が回転操作可能である。
操作部75は、前後左右方向により構成される面内で回転できる。操作部75が回転操作されることにより、カバー部73も回転する。
棒形状の操作部75が前後方向の向きにある場合、カバー部73は、空気孔62と重なり、空気孔62を塞ぐ。
棒形状の操作部75が左右方向の向きにある場合、カバー部73は、空気孔62を開く。カバー部73は、空気孔62の前側の位置において、仕切り板61の左側面S1に対して立つ方向に延在する。
そして、棒形状の操作部75を前後方向に位置させると、カバー部73が空気孔62と重なる。空気孔62は閉じる。
その結果、図7と同様に、エンジン25を冷却するために暖められた空気は、エンジン25が配置される空間で移動し、キャブレタ23が配置される空間へ流れ込まない。
そして、棒形状の操作部75を90度で回転させて左右方向に位置させると、カバー部73が空気孔62から離れるように回転する。空気孔62は開く。また、カバー部73は、空気孔62の孔方向に沿って、空気孔62の前側の近くに配置される。カバー部73は、空気孔62の近くで、仕切り板61の左側面S1に立つ方向に沿って延在する。カバー部73の平板面73Sは、空気孔62の前縁と直線状に並ぶ。
その結果、図9に示すように、エンジン25を冷却するために暖められた空気は、空気孔62を通じて、キャブレタ23が配置される空間へ流れ込む。キャブレタ23が配置される空間へ流れ込んだ空気は、カバー部73の平板面73Sに沿って移動し、空気孔62からキャブレタ23へ向かって移動する。キャブレタ23に直接吹き付けられる。
この他にもたとえば、図13に示すように、孔カバー72の操作部75は、ケーシング28の側面に設けられてよい。
図13は、本実施形態の変形例を示す説明図である。図13(A)は、カバー部73により空気孔62を塞いだ状態である。図13(B)は、カバー部73を立てて空気孔62を開いた状態である。
図13の場合でも、操作部75が上下方向において90度で回転されることにより、カバー部73により空気孔62を開閉できる。また、空気孔62を開いた状態では、カバー部73の下側の平板面73Sが、空気孔62の近くで仕切り板61に立つガイド面として機能できる。
次に、本発明の第3実施形態に係る刈払機1について説明する。
本実施形態の刈払機1は、仕切り板61の空気孔62を開閉する機構が、付け替え式からスライド式に変更された以外は、第1実施形態に係る刈払機1と同様であり、同一の符号および名称を使用して、図示および説明を省略する。
図14は、孔カバー82により空気孔62を閉じた状態の説明図である。図14(A)は、ケーシング28の部分上面図である。図14(B)は、エンジンモジュール4の部分縦断面図である。図14(B)は、図5に対応する。
図15は、空気孔62を開いた状態の説明図である。図15(A)および(B)は、図14(A)および(B)に対応する。
スライドスリット81は、前後方向に延在する。
スライドスリット81は、仕切り板61の空気孔62の略上方の位置に形成される。スライドスリット81は、上面視において、仕切り板61の左側面S1についての、キャブレタ23側の左側に位置する。
そして、カバー部83は、スライドスリット81に挿入される。スライドスリット81に挿入されたカバー部83は、空気孔62と重なり、空気孔62を塞ぐことができる。この状態で、カバー部83の上端は、ケーシング28の外に突出する。
操作部84は、カバー部83の上端と連結される。操作部84は、操作部84と略L字型に連結される。
孔カバー82をスライドスリット81に挿入した状態で、操作部84は、ケーシング28上に位置する。
図14および図15に示すように、孔カバー82は、スライドスリット81に沿って前後方向へスライド可能である。
操作部84が前後にスライド操作されることにより、カバー部73も前後にスライドする。
その結果、図7と同様に、エンジン25を冷却することにより暖められた空気は、エンジン25が配置される空間内で移動し、キャブレタ23が配置される空間へ流れ込まない。
また、カバー部83は、空気孔62を開いた状態で、空気孔62の前側の位置において、空気孔62の近くに配置される。カバー部83は、図16に示すように、空気孔62の近くで、仕切り板61の左側面S1に立つ方向に沿って延在する。カバー部83の平板面83Sは、空気孔62の前縁と直線状に並ぶ。図16は、スライド式の孔カバー82を開いた状態を示す部分横断面図である。
その結果、図9に示すように、エンジン25により暖められた空気は、空気孔62を通じて、キャブレタ23が配置される空間へ流れ込む。キャブレタ23が配置される空間へ流れ込んだ空気は、仕切り板61から離れるようにしてカバー部83についての空気孔62側の平板面83Sに沿って移動し、空気孔62からキャブレタ23へ向かって移動する。
この他にもたとえば、図17に示すように、孔カバー82の操作部84は、ケーシング28の前面に露出して設けられてよい。
孔カバー82のカバー部83と操作部84とは、連結部85により連結される。連結部85は、ケーシング28のスライドスリット81を貫通し、上下に移動可能である。
図17は、本実施形態の変形例を示す説明図である。図17(A)は、カバー部83により空気孔62を塞いだ状態である。図17(B)は、空気孔62を開いた状態である。図17(B)では、カバー部83についての空気孔62側の平板面83Sは、仕切り板61の左側面S1に立っている。
図17の場合でも、操作部84が上下方向にスライド操作されることにより、カバー部83により空気孔62を開閉できる。また、空気孔62を開いた状態では、カバー部83の下側の平板面83Sが、空気孔62の近くで仕切り板61に立つガイド面として機能する。
上述した各実施形態では、エンジン25とキャブレタ23との間を仕切る仕切り板61に、空気孔62を形成する。また、空気孔62を閉じるための孔カバー66,72,82は、空気孔62を開く場合、空気孔62またはその近くに配置される。孔カバー66,72,82は、空気孔62を通じた仕切り板61のエンジン25側からキャブレタ23側への空気の流れに沿って伸びる気流ガイドとして機能する。
よって、仕切り板61のエンジン25側からキャブレタ23側へ流れる空気は、空気孔62の近くに配置された孔カバー66,72,82についての、空気孔62側のガイド面に沿って移動する。仕切り板61のエンジン25側からキャブレタ23側へ流れ込む空気の流れは、仕切り板61から離れるようにしてキャブレタ23に向かって流れる。エンジン25により暖められた空気により、好適にキャブレタ23を暖めることができる。
特に、上述した各実施形態では、ガイド面は、仕切り板61についての空気孔62が開口する左側面S1に立つ方向に延びる。よって、エンジン25側からキャブレタ23側へ流れる空気は、仕切り板61から離れるように流れ、キャブレタ23へ向かって移動し、キャブレタ23へ直接に吹き付けられる。
その結果、上述した各実施形態では、エンジン25とキャブレタ23との間の狭いスペースにおいて、極寒冷地において使用した場合でもキャブレタ23の冷却が進み難くなる。キャブレタ23を十分に暖めることができ、極寒冷地において使用した場合でも気化熱で冷却されるキャブレタ23において燃料内の水分が凍結し難くなる。キャブレタ23において燃料内の水分が凍結することに起因するエンジンストールが発生し難くなる。
たとえば第1実施形態において、孔カバー66は、付け替え式である。第2実施形態において、孔カバー72は、回転式である。第3実施形態において、孔カバー82は、スライド式である。本発明の孔カバーは、これらに限られない。
図18から図21は、空気孔62を開閉する孔カバー82の変形例を示す説明図である。
図18(A)は、第1実施形態の付け替え式の孔カバー66である。点線は、空気孔62を開いた状態である。実線は、空気孔62を閉じた状態である。以下の変形例でも同様である。
図18(B)の付け替え式の孔カバー66は、空気孔62に、カバー部67が配置される。空気孔62を開く場合、カバー部67は、仕切り板61についてのエンジン25側の右側面S2からキャブレタ23側の左側面S1に亘る範囲に、配置される。両側に突出する。
図18(C)の付け替え式の孔カバー82は、仕切り板61についてのエンジン25側の右側面S2について付け替え可能とされる。カバー部83は、エンジン25側から空気孔62を塞ぐ。空気孔62を開く場合、カバー部83は、仕切り板61についてのエンジン25側の右側面S2に立てて、空気孔62の前縁近くに配置される。
図19(A)は、第2実施形態の回転式の孔カバー72である。
図19(B)の回転式の孔カバー72は、空気孔62内にカバー部73が配置される。空気孔62を開く場合、カバー部73は、空気孔62内からキャブレタ23側へ延びるように回転する。
図19(C)の回転式の孔カバー72は、仕切り板61についてのエンジン25側の右側面S2について回転可能とされる。カバー部73は、空気孔62のエンジン25側に配置される。空気孔62を開く場合、カバー部73は、仕切り板61についてのエンジン25側の側面に立てるように回転される。
図20(A)は、第3実施形態のスライド式の孔カバー82である。
図20(B)のスライド式の孔カバー82は、空気孔62内にカバー部83が配置される。空気孔62を開く場合、カバー部83は、空気孔62内から外へ出てスライドする。
図20(C)のスライド式の孔カバー82は、仕切り板61についてのエンジン25側の右側面S2についてスライド可能とされる。カバー部83は、空気孔62のエンジン25側に配置される。空気孔62を開く場合、カバー部83は、仕切り板61についてのエンジン25側の右側面S2についてスライドされる。
図21(A)は、孔カバー82により空気孔62を閉じた状態である。
図21(B)は、孔カバー82を左右方向へスライドさせて、空気孔62を開いた状態である。
このようなカバー部83を用いることにより、孔カバー82を左右方向へスライドできる。また、孔カバー82をスライドして開いた状態で、カバー部83がエンジン25側に突出する。エンジン25の周囲を流れる暖められた空気を、そのエンジン側の気流の流れのままに、キャブレタ23側へ取り込むことができる。キャブレタ23側へ取り込まれた空気は、冷却ファン27の風圧により、仕切り板61の左側面S1から離れる方向へ流れ、キャブレタ23に直接に吹き付けられる。
Claims (3)
- エンジンおよびキャブレタを有する携帯型作業機において、
前記エンジンと前記キャブレタとの間を仕切る仕切り部材と、
前記仕切り部材に形成される空気孔と、
前記エンジン、前記キャブレタおよび前記仕切り部材を収容するケーシングと、
前記ケーシングに形成されるスライドスリットと、
前記空気孔を、開くことができるように閉じる孔カバーと、
前記孔カバーにおいて、前記空気孔を開くことができるように閉じるカバー部と、を有し、
前記孔カバーは、前記空気孔を開く場合に前記空気孔に又はその近くに配置され、前記仕切り部材のエンジン側から前記空気孔を通じてキャブレタ側へ流れる空気についての気流ガイドとして機能し、
前記カバー部は、前記空気孔を閉じる閉位置と、前記空気孔を開いた前記空気孔の近くの開位置との間で切り替え可能であり、
前記開位置の前記カバー部の一面が、前記空気孔または前記空気孔の近くにおいて前記仕切り部材の側面に対して立つガイド面として機能し、
前記孔カバーは、前記スライドスリットにスライド可能に挿入され、前記孔カバーがスライドすることにより前記カバー部が前記閉位置と前記開位置との間で切り替わる、
携帯型作業機。 - 前記カバー部は、前記ガイド面により、前記仕切り部材のエンジン側から前記空気孔を通じてキャブレタ側へ流れる空気の流れを、前記空気孔が開口する前記仕切り部材の前記側面から離す方向へ向ける、
請求項1記載の携帯型作業機。 - 前記孔カバーは、
前記カバー部と一体化され、前記孔カバーを前記スライドスリットに挿入した状態で前記ケーシングの外に位置する操作部、を有し、
前記操作部は、
前記カバー部が前記閉位置にある場合と前記開位置にある場合とで、前記ケーシングの外側において異なる位置に操作される、
請求項1または2記載の携帯型作業機。
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