JP6160789B1 - 遠隔管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】システム資源を効率よく利用すること。【解決手段】遠隔管理システム1は、空調機20A、20Bと、情報仲介機器24と、情報管理装置30と、少なくとも2つの関与者端末26、31〜34と、を備える。情報管理装置30は、情報仲介機器24およびネットワーク50を介して空調機情報を取得する。情報仲介機器24は、空調機情報を情報管理装置30へある送信頻度で送信する。情報仲介機器24は、さらに、関与者端末26、31〜34のそれぞれにより入力された関与者要望に応じて、送信すべき空調機情報に含まれる項目、および/または、送信に関する送信頻度を変更することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、遠隔管理システムに関する。
ビルの空調を行う空調機は、通常、各フロアに少なくとも1台設置される複数の室内機と、1台または複数の室外機を含む。このような空調機を管理するため、所定の管轄エリアを担当する遠隔管理システムが設置されることがある。遠隔管理システムは、管轄エリア内の複数のビルにそれぞれ設置された空調機の状態を集中監視するとともに、空調機を操作するためのコマンドを発する。
空調機の監視や操作には、複数の主体が関与する。すなわち、遠隔管理システムを運営する管理者、空調機の所有者、使用者に加え、空調機の保守作業者、製造者、販売者なども関与者となりうる。例えば、特許文献1(特開2005−84731号公報)が開示する遠隔管理システムでは、中央管理者(「アクセス管理センター」)、ビル所有者(「ビル管理装置」)、使用者(「設備操作端末」)などの関与者が空調機などの機器の管理に関与する。このような様々な関与者がそれぞれ使用する端末は、空調機の監視や操作に関して異なった権限を与えられる。
各関与者が空調機との通信を必要とする事情は様々であるので、望まれる通信の頻度も異なる。同様に、各関与者が必要とする空調機の操作の内容と頻度も異なる。このような条件下で、どの関与者から要望に備える場合にも、空調機の動作状態の取得や関与者端末との通信を似たような頻度で行うのでは、演算処理能力やデータ通信能力などのシステム資源を必要以上に浪費しかねない。
本発明の課題は、遠隔管理システムにおいて、システム資源を効率よく利用することである。
本発明の第1観点に係る遠隔管理システムは、空調機と、情報仲介機器と、情報管理装置と、複数の関与者端末と、を備える。情報仲介機器は、空調機に内蔵あるいは接続される。情報管理装置は、情報仲介機器およびネットワークを介して空調機情報を取得する。空調機情報は、空調機に関する項目からなる。複数の関与者端末は、管理者が使用する管理者端末、製造者が使用する製造者端末、販売者が使用する販売者端末、保守作業者が使用する保守作業者端末、および使用者が使用する使用者端末、のうちの少なくとも1つを含む。情報仲介機器は、空調機情報を情報管理装置へある送信頻度で送信するように構成されている。情報仲介機器は、さらに、複数の関与者端末のそれぞれにより入力された関与者要望に応じて、送信すべき空調機情報に含まれる項目、および/または、送信に関する送信頻度を変更することができる。
この構成によれば、管理者・製造者・販売者・保守作業者・使用者の少なくともいずれかの要望に応じて、情報仲介機器の通信の頻度または内容を変更できる。したがって、通信すべき項目のデータの準備や、そのデータの通信のために、必要以上にシステム資源が浪費されることが抑制される。
本発明の第2観点に係る遠隔管理システムは、第1観点に係る遠隔管理システムにおいて、情報管理装置が、関与者端末からの信号の内容に応じて、情報仲介機器の機能を変更できるように構成されている。
この構成によれば、情報仲介機器は、各関与者の要望に応じて機能を変えることができる。したがって、各関与者のニーズに合わせてシステム資源を最適化できる。
本発明の第3観点に係る遠隔管理システムは、第2観点に係る遠隔管理システムにおいて、情報仲介機器が、情報仲介機器を動作させるプログラムが格納されているプログラム格納部を有している。情報管理装置は、情報仲介機器の機能を変更させるために、プログラムを改変する。
この構成によれば、各関与者の要望に応じて情報仲介機器のプログラムを改変できる。したがって、単なるパラメータ変更の水準よりも、システム資源をより最適化できる。
本発明の第4観点に係る遠隔管理システムは、第2観点または第3観点に係る遠隔管理システムにおいて、情報管理装置が、関与者端末を用いて空調機管理手段を構築する。
この構成によれば、各関与者の端末には、空調機管理手段が構築される。したがって、各関与者は空調機管理手段を介して空調機を管理することができる。
本発明の第5観点に係る遠隔管理システムは、第1観点から第4観点のいずれか1つに係る遠隔管理システムにおいて、情報管理装置が、空調機を操作することができる。
この構成によれば、情報管理装置は空調機を操作することができる。したがって、空調機が遠隔操作される。
本発明の第6観点に係る遠隔管理システムは、第2観点から第5観点のいずれか1つに係る遠隔管理システムにおいて、関与者端末が保守作業者端末を含む。情報管理装置は、さらに、空調機が故障している場合に、保守作業者端末にメンテナンス情報を表示させる。
この構成によれば、保守作業者端末にはメンテナンス情報が表示される。したがって、保守作業者は、空調機の故障時などの保守作業において必要な情報を得ることができる。
本発明の第7観点に係る遠隔管理システムは、第2観点から第6観点のいずれか1つに係る遠隔管理システムにおいて、それぞれの関与者端末は、自身に設定された権限に応じた空調機情報の項目を情報管理装置から取得できるとともに、情報管理装置を介して自身の権限に応じた空調機の操作を行うことができる。
この構成によれば、各関与者は自身の権限に応じて空調機を管理できる。したがって、各関与者は、自身に許された権限の範囲内で要望に沿うように空調機を操作できる。
本発明の第8観点に係る遠隔管理システムは、第1観点から第7観点のいずれか1つに係る遠隔管理システムにおいて、複数の関与者端末のそれぞれと情報管理装置は所定の通信頻度で通信を行うように構成されている。通信において、情報管理装置は情報仲介機器から受信した空調機情報の少なくとも一部を、関与者端末に送信するように構成されている。
この構成によれば、それぞれの関与者端末は定期的に空調機情報を受信する。したがって、各関与者は適切な時間間隔で新しい空調機情報を受け取ることができる。
本発明の第1観点に係る遠隔管理システムによれば、必要以上にシステム資源が浪費されることが抑制される。
本発明の第2観点に係る遠隔管理システムによれば、各関与者のニーズに合わせってシステム資源を最適化できる。
本発明の第3観点に係る遠隔管理システムによれば、単なるパラメータ変更の水準よりも、システム資源をより最適化できる。
本発明の第4観点に係る遠隔管理システムによれば、各関与者は空調機管理手段を介して空調機を管理することができる。
本発明の第5観点に係る遠隔管理システムによれば、空調機が遠隔操作される。
本発明の第6観点に係る遠隔管理システムによれば、保守作業者は、空調機の故障時などの保守作業において必要な情報を得ることができる。
本発明の第7観点に係る遠隔管理システムによれば、各関与者は、自身に許された権限の範囲内で要望に沿うように空調機を操作できる。
本発明の第8観点に係る遠隔管理システムによれば、各関与者は適切な時間間隔で新しい空調機情報を受け取ることができる。
本発明に係る遠隔管理システム1の模式図である。 遠隔管理システム1の構成を1つの建造物2に焦点を当てて表した模式図である。 情報仲介機器24のブロック図である。 使用者端末26の画面の一例である。 使用者端末26の画面の他の例である。 管理者端末31の画面の一例である。 保守作業者端末34の画面の一例である。 使用者端末26に送られるデータの一例である。 保守作業者端末34に送られるデータの一例である。 保守作業者端末34と情報仲介機器24の通信プロトコルを示す図である。 保守作業者端末34に送られるデータの他の例である。 保守作業者端末34と情報管理装置30の通信プロトコルを示す図である。
以下、本発明に係る空気調和装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
(1)全体構成
図1は、本発明の一実施形態に係る遠隔管理システム1の模式図である。遠隔管理システム1は1つの中央管理センター3を有する。中央管理センター3の管轄エリア内には、多数の建造物2が存在する。遠隔管理システム1はまた、空調機の製造者が使用する製造者端末32、管轄エリアの一部を担当する販売者が使用する販売者端末33a、33b、および、管轄エリアの細分区画を担当する保守作業者が使用する保守作業者端末34a、34b、34c、34dを有する。
(2)詳細構成
図2は、図1に示された多数の建造物2の1つに焦点を当てた、遠隔管理システム1の構成を示す図である。ここに示される1つの建造物2は、1台の製造者端末32、1台の販売者端末33、および1台の保守作業者端末34によって担当される。これらの端末は、建造物2および中央管理センター3とともに、インターネットなどのネットワーク50に接続されている。
(2−1)建造物2
建造物2は、例えば商業ビルやコンドミニアムであり、2系統の空調機20A、20B、および使用者端末26が設置されている。
(2−1−1)空調機20A、20B
2系統の空調機20Aと空調機20Bは類似の構成を有している。以下、本セクション(2−1−1)では空調機20Aについてのみ述べ、空調機20Bについては説明を省略する。
空調機20Aは、1台の室外機22と複数の室内機21を有する。室外機22は、例えば屋上などの、建造物2の外部に設置される。複数の室内機21は、建造物2の複数のフロアまたは複数の部屋にそれぞれ分散して設置される。室外機22と室内機21は、図示しない冷媒配管で接続され、冷媒回路を構成する。室内機21が設置されている部屋には、在室者が空調運転の内容を変更するための図示しない操作パネルが設置されている。
室外機22は、冷媒回路の熱源として機能する機器である。室外機22には、無線通信機器23と情報仲介機器24が内蔵されている。無線通信機器23は、電気通信事業者が所有する通信基地局40と無線通信をすることによって、モバイルブロードバンド回線への接続をすることができる。情報仲介機器24は、無線通信機器23に接続されている。これによって、情報仲介機器24は、無線通信機器23と各種コマンドおよび各種データの授受を行うことができる。さらに情報仲介機器24は、自身の属する空調機20Aの制御回路に接続されている。これによって、情報仲介機器24は、室外機22および複数の室内機21を操作する制御を行うことができるとともに、室外機22および複数の室内機21から空調機情報を取得することができる。この空調機情報には、例えば、空調機20Aに属する電動弁、モータ、その他のアクチュエータの制御情報、空調機20Aに属するセンサの出力信号、空調機20Aの異状警報、コマンドで指示された動作の終了報告などが含まれる。
図3に示すように、情報仲介機器24は、中央処理装置61、プログラム格納部62、データ格納部63、無線通信機器インターフェイス64、空調機インターフェイス65を有する。中央処理装置61は、情報仲介機器24が担うあらゆる演算処理を行う。プログラム格納部62は、中央処理装置61が実行するプログラムを格納する部位であり、例えば不揮発性メモリからなる。データ格納部63は、演算の過程で生じるデータなどを一時的に格納する部位であり、例えば揮発性メモリからなる。無線通信機器インターフェイス64は、情報仲介機器24と無線通信機器23との通信が可能となるように、プロトコルの変換を行う。空調機インターフェイス65は、情報仲介機器24と空調機20Aに搭載されている制御回路との間で通信が可能となるように、プロトコルの変換を行う。
(2−1−2)使用者端末26
図2に戻り、使用者端末26は、建造物2の所有者が使用する端末である。使用者端末26はネットワーク50経由で中央管理センター3と通信をすることができる。建造物2の所有者は、使用者端末26を用いて、自身の所有する建造物2に設置された空調機20A、20Bの動作についての要望を中央管理センター3に伝えることができる。例えば、所有者は、空調機20A、20Bの設定温度の可変範囲に上限を設定するよう中央管理センター3に要望を出すことができる。
(2−2)中央管理センター3
中央管理センター3は、管轄エリア内の建造物2に設置された空調機20A、20Bを管理する施設であり、情報管理装置30と、管理者端末31とを備えている。
情報管理装置30は大容量の記憶装置を有しており、管轄エリア内の多数の空調機20A、20Bが送信するデータや運転履歴を蓄積することができる。情報管理装置30はさらに、管轄エリア内の多数の空調機20A、20Bに対して各種コマンドを送信することができる。
管理者端末31は、管轄エリア内の空調機20A、20Bを管理するために管理者が使用する端末である。管理者端末31は、情報管理装置30と協働して、空調機20A、20Bから送信される情報を監視することができる。さらに管理者端末31は、空調機20A、20Bに所望の動作をさせるコマンドを送信するよう情報管理装置30に要望を出すことができる。このコマンド送信要望は、管理者端末31を操作する管理者の入力などに基づいて出される。
(2−3)製造者端末32
製造者端末32は、空調機20A、20Bの製造者が使用する端末である。製造者は、空調機20A、20Bから送信される空調機情報を製造者端末32で取得することにより、空調機20A、20Bの設計の検証などを行うことができる。製造者はまた、必要な場合に製造者端末32を用いて、空調機20A、20Bの動作を制限するよう情報管理装置30に対して要望を出すことができる。
(2−4)販売者端末33
販売者端末33は、空調機20A、20Bの販売者が使用する端末である。販売者は、空調機20A、20Bから送信される空調機情報を販売者端末33で取得することにより、空調機20A、20Bの消耗部材の交換時期などを知ることができる。販売者が販売者端末33によって閲覧できる情報は、その販売者が販売に関与した空調機20A、20Bのみに限定されてもよい。
(2−5)保守作業者端末34
保守作業者端末34は、空調機20A、20Bの販売者が使用する端末である。保守作業者は、空調機20A、20Bから送信される空調機情報を保守作業者端末34で取得することにより、行うべき保守作業の内容を知ることができる。さらに、保守作業者は、保守作業者端末34を用いて、メンテナンス作業の対象となっている空調機20A、20Bに行わせるべき動作について、情報管理装置30に対して要望を出すことができる。
(3)基本動作
図2を参照して、遠隔管理システム1の動作を説明する。ここで、「関与者端末」という用語を、空調機20A、20Bの管理に関与する端末である使用者端末26、管理者端末31、製造者端末32、販売者端末33、保守作業者端末34を総称する語として使用する。
関与者端末は、いずれも空調機20A、20Bの管理に関与できる。ここで「管理」とは、空調機20A、20Bから送信される空調機情報のデータを受信して表示する「監視」と、空調機20A、20Bにコマンドを送信して所望の動作を実行させる「操作」の両方を含む。それぞれの関与者端末が行うことができる管理の内容は、その関与者に与えられた権限に基づいて制限されており、制限された管理の内容は関与者端末および情報管理装置30の少なくとも一方のハードウェアまたはソフトウェアに組み込まれている。
関与者は、空調機20A、20Bに何らかの動作を実行させたい場合、関与者端末にその動作の内容を入力することによって、その動作に対応する「関与者要望」を情報管理装置30に送信する。あるいは、関与者の意思とは無関係に、関与者端末が自律的に関与者要望を情報管理装置30に送信する場合があってもよい。関与者端末によって自律的に発される関与者要望は、例えば「監視」の目的で行われる。すなわち、自律的な関与者要望の一例は、室内機21で検出された現在の室温データを当該関与者端末に対して送信するように空調機20A、20Bを操作することを情報管理装置30に定期的に求める要望である。
情報管理装置30は、複数の関与者要望の調停を行うことができる。すなわち、情報管理装置30は、すべての関与者端末から受信した関与者要望の内容を精査し、それぞれの権限および関与者要望の優先順位を加味し、それによって、次に空調機20A、20Bに対して送信するコマンドの内容を決定する。この調停は、複数の関与者要望の内容のみならず、在室者用の操作パネルの操作内容を考慮して行われてもよい。
空調機20A、20Bのいずれの室外機22も、自身の有する情報仲介機器24の働きにより、例えば1分に1回などの所定の送信頻度で、情報管理装置30に対してコマンドの有無などを知らせるよう要求を送信する。この要求動作は、情報仲介機器24のプログラム格納部62(図3)に格納されたプログラムに基づいて中央処理装置61によって実行される。情報管理装置30は、コマンドの有無、およびコマンドがある場合にはそのコマンドの内容を、要求を出した情報仲介機器24に対して送信する。
情報仲介機器24は、受信したコマンドにしたがって、室外機22または室内機21に搭載されている電動弁、圧縮機モータ、ファンモータ、その他のアクチュエータを直接的または間接的に制御し、その後、コマンドで指示された動作の終了報告を情報管理装置30に対して送信する。あるいは、情報仲介機器24は、受信したコマンドにしたがって、室外機22または室内機21に搭載されているセンサの出力信号のデータおよび動作の終了報告を情報管理装置30に対して送信する。
(4)詳細動作
(4−1)操作画面
図4は使用者端末26の画面71の例である。この画面71は、建造物2の所有者に対して示されている。建造物所有者は建造物2に設置されている複数の室内機21のうちの特定の1台が取得した現在室温を、この画面71によって知ることができる。さらに、建造物所有者は、風量、運転モード、動作状態についての要望を、この画面71を用いて使用者端末26に入力することができる。
図5は、使用者端末26の他の画面72である。建造物所有者はこの画面72を用いて、一日を通じた設定温度の推移のスケジュールについての要望を、使用者端末26に入力することができる。
図6は管理者端末31の画面73の例である。この画面73は、中央管理センター3で空調機20A、20Bの管理作業に従事している管理者に対して示されている。管理者は、特定の地域の複数の建造物2について、設置された空調機20A、20Bが運転中であるか停止中であるかをこの画面73によって知ることができる。加えて、管理者はこの画面73によって、それらの空調機20A、20Bの運転が正常であるか異常であるかを知ることができる。さらに、管理者はこの画面73を用いて、特定の建造物2に設置されている運転中の空調機20A、20Bを強制停止させる要望を管理者端末31に入力することができる。
図7は保守作業者端末34の画面74の例である。この画面74は、所定の担当エリアに設置されている空調機20A、20Bの保守作業を担当する保守作業者に対して示されている。保守作業者は、異状警報を発している空調機20A、20Bに対し、室外機22の回路基板に蓄積されている故障前後の運転履歴データを送信することを求める要望を、保守作業者端末34に入力することができる。この画面74は、室外機22から取得された故障前後の運転履歴データを保守作業者に提示している。保守作業者は、この運転履歴データのようなメンテナンス情報に基づいて、故障が疑われる空調機20A、20Bのメンテナンス作業を行うことができる。
これらの画面71〜74は、それぞれの関与者端末によって、例えばPCモニタ上でウェブサイトを表示するブラウザと同様の表示形式で、ウェブフォームとして構築されている。関与者が画面71〜74に現れる各種コントロール(すなわち、押しボタン、チェックボックス、ラジオボタン、テキスト入力などの部品)を操作することにより、関与者端末はその操作に応じた信号を発する。情報管理装置30は、その信号を受信し、その信号に応じて各種コマンドを情報仲介機器24へ送信する。
(4−2)送信頻度の変更
図8は、情報仲介機器24が使用者端末26に送信するデータ81の例である。このデータ81が含む空調機情報は、室内機21の温度センサによって取得された現在室温のデータという1項目である。
データ81は、ヘッダHから始まり、データコードDC、室内機21の台数Nがそれに続く。ここでは、台数Nとして3が設定されている。さらに、1番目の室内機21についての識別番号ID1と現在室温T1、2番目の室内機21についての識別番号ID2と現在室温T2、3番目の室内機21についての識別番号ID3と現在室温T3がそれに続く。データ81はフッタFで終わる。
図9は、情報仲介機器24が保守作業者端末34に送信するデータ82の例である。このデータ82が含む空調機情報は、故障が疑われる空調機20A、20Bに属するセンサから取得された故障前後の運転履歴のデータという1項目である。
データ82は、ヘッダH、データコードDC、運転履歴データAD、フッタFからなる。運転履歴データADのサイズが極めて大きいので、データ82のサイズはデータ81のサイズよりもずっと大きい。このため、情報仲介機器24が保守作業者端末34に対してデータ82を送信するために要する時間は、データ81を送信するために要する時間よりも長い。セクション(3)「基本動作」で前述した通り、情報仲介機器24は、プログラム格納部62に格納されているプログラムによって、例えば1分に1回などの所定の送信頻度で情報管理装置30と通信を行う。したがって、データ82のサイズが大きすぎる場合、データ82の送信処理と、情報仲介機器24の送信頻度に基づく定期的通信処理とが競合してしまう。そこで、保守作業者端末34は、情報仲介機器24によるデータ82の送信の要望を発する際には、併せて情報仲介機器24の送信頻度をより低くする要望を、情報管理装置30に対して自律的に発する。
図10は、保守作業者端末34と情報仲介機器24の間の通信プロトコルの概略図である。この図においては、複数の関与者端末からの要望を調停する情報管理装置30の介在の様子は省略されており、それによって、あたかも保守作業者端末34と情報仲介機器24が直接的に通信を行っているかのように表現されている。
まず、保守作業者が運転履歴データADの取得を求める要望を保守作業者端末34に入力する。これを受けて、ステップS11で、保守作業者端末34は情報仲介機器24に対し送信頻度をより低くする要望を自律的に発する。これを受けて、プログラム格納部62に格納されているプログラムは送信頻度を低くするよう改変される。次いで、ステップS12で、保守作業者端末34は情報仲介機器24に対し、運転履歴データADの送信を要望する。ステップS13で、情報仲介機器24は保守作業者端末34へ運転履歴データADを送信する。ステップS14で、保守作業者端末34は情報仲介機器24に対し送信頻度を元の値に戻す要望を自律的に発する。これを受けて、プログラム格納部62に格納されているプログラムは送信頻度を元の値とするよう改変される。最後に、ステップS15で、情報仲介機器24は保守作業者端末34に対し、一連の運転履歴データADの送信処理が終了したことを報告する。
(4−3)送信項目の変更
関与者端末は、情報仲介機器24が送信する空調機情報が含む項目を変更するよう要望することができる。
例えば、情報仲介機器24が図8のデータ81を保守作業者端末34に送信している時、保守作業者は、複数の室内機21が検出する現在室温に加えて、それぞれの室内機21が検出する現在湿度も送信する要望を保守作業者端末34に入力する。これを受けて、情報管理装置30は、プログラム格納部62に格納されているプログラムを改変し、情報仲介機器24が図11のデータ83を送信するようにする。データ83には、1番目の室内機21が検出する湿度H1、2番目の室内機21が検出する湿度H2、3番目の室内機21が検出する湿度H3が含まれている。すなわち、データ83が含む空調機情報は、室内機21の現在室温のデータおよび湿度のデータという2項目である。
このように、関与者端末は、情報仲介機器24が送信すべき空調機情報に含まれる項目を追加、削除、変更するよう要望を出すことができる。
(4−4)情報管理装置30および関与者端末の間の通信
前述の通り、「(4−2)送信頻度の変更」および「(4−3)送信項目の変更」における説明では、複数の関与者端末からの要望を調停する情報管理装置30の介在の様子は省略した。本項では、説明を省略していた情報管理装置30の介在の例を説明する。
それぞれの関与者端末が情報管理装置30の間で通信を行う通信頻度は、情報仲介機器24が情報管理装置30に対して空調機情報を送信する際の、例えば1分に1回という送信頻度とは異なるように設定することができる。さらに、通信頻度として各関与者端末について個別に異なる値を設定することもできる。例えば、使用者端末26は5分に1回という比較的多い通信頻度で情報管理装置30と通信するように設定される。これは、使用者端末26を使用する建造物2の所有者が、空調機20A、20Bの状態を迅速に知る必要があるためである。この5分のサイクルの間に、情報管理装置30は空調機20A、20Bの情報仲介機器24から5回にわたり空調機情報を受け取る。情報管理装置30は、空調機情報を4回無視し、1回だけ使用者端末26へ送信する。あるいは、情報管理装置30は、5回の空調機情報の平均値を算出するなどの統計的な処理を行い、その演算結果を使用者端末26へ送信してもよい。
一方、製造者端末32は、例えば1時間に1回という少ない通信頻度で情報管理装置30と通信するように設定される。これは、製造者端末32を使用する空調機20A、20Bの製造者が、設計の検証などのために空調機20A、20Bのデータを収集する際には、建造物2の所有者が要するほどの迅速さが必要とされないためである。したがって、情報管理装置30は例えば1時間という長い時間にわたり収集したデータを、必要な場合には統計データとして加工した上で、製造者端末32へ送信する。
同じ種類の複数の関与者端末について異なる通信頻度を設定することも当然可能である。例えば、図1に示す保守作業者端末34aには1分に1回の通信頻度を設定し、保守作業者端末34bには2分に1回の通信頻度を設定することができる。
それぞれ関与者端末と情報管理装置30との間の通信頻度の設定は、例えば情報管理装置30に保持されている。ある関与者端末の電源が投入され、その関与者端末においてシステムへのログインがなされると、情報管理装置30はその関与者端末に対して通信頻度の設定を送信する。これにより、情報管理装置30とその関与者端末は、通信頻度の設定を共有する。ここで、情報管理装置30から受け取った通信頻度について、関与者端末が変更を希望する場合には、関与者端末は情報管理装置30に対し、通信頻度の変更を要請するメッセージ、および希望する通信頻度を送信するように構成されていてもよい。そのような構成によれば、関与者端末を扱う関与者に対してよりユーザーフレンドリーなインターフェイスを提供できる。さらに、関与者端末からの通信頻度の変更要請に対して、情報管理装置30は他の関与者端末の状態やその他の事情を考慮した上で、通信頻度の変更を要請している関与者端末に対して許可または拒否を返答するように構成されていてもよい。そのような構成によれば、遠隔管理システム10のシステム資源の枯渇を未然に防止できる。
通信頻度の設定によって決まる毎回のサイクルにおいては、例えば、関与者端末側が通信を始める。図12は、関与者端末である保守作業者端末34と、情報管理装置30との間でサイクル毎に行われる通信のプロトコルの一例を示す。ステップS21で、保守作業者端末34は情報管理装置30に対して情報授受の要請を行う。ステップS22で、情報管理装置30は保守作業者端末34に対して情報授受の開始を承認する。ステップS23で、保守作業者端末34は情報管理装置30に対してデータの要求を行う。データは、例えば情報管理装置30に蓄積された空調機情報の一部である。ステップS24で、情報管理装置30は保守作業者端末34に対してデータを送信する。ステップS25で、保守作業者端末34は情報管理装置30に対してコマンドを送信する。コマンドは、空調機20A、20Bに実行させる動作を指示するためのものである。ステップS26で、情報管理装置30は保守作業者端末34に対してコマンドで指示された動作の終了報告をする。ステップS27で、情報管理装置30は保守作業者端末34に対してこのサイクルの情報授受の終了を通知する。これにより、このサイクルにおける通信が終了する。
情報管理装置30が関与者端末に対して送信するデータの内容の設定もまた、通信頻度の設定と同様の手順によって、情報管理装置30と関与者端末に共有されてもよい。通信頻度の設定の変更、および送信データ内容の設定の変更は、関与者端末におけるログインの時点のみならず、当該サイクルの時点において、情報管理装置30および関与者端末の少なくとも一方からの要請により行われてもよい。
(4−5)プログラム改変
複数の関与者端末のいずれか、典型的には管理者端末31からの要望により、情報管理装置30は、情報仲介機器24のプログラム格納部62に格納されているプログラムの全体を改変することができる。改良されたプログラムを情報管理装置30が情報仲介機器24へ送信することにより、プログラム格納部62のプログラムのバージョンアップを行うことができる。あるいは、複数の関与者端末のいずれかからの要望に応じてプログラムの内容を全く別物に書き換えることにより、情報仲介機器24の機能を全く異なるものにできる。
(5)特徴
(5−1)
遠隔管理システム1は、各関与者(すなわち、管理者、製造者、販売者、保守作業者、使用者)の少なくともいずれかの要望に応じて、情報仲介機器24の通信の頻度または内容を変更できる。したがって、通信すべき項目のデータの準備や、そのデータの通信のために、必要以上にシステム資源が浪費されることが抑制される。
(5−2)
情報管理装置30が、関与者端末(すなわち、使用者端末26、情報管理装置30、管理者端末31、製造者端末32、販売者端末33、保守作業者端末34)からの信号の内容に応じて、情報仲介機器24の機能を変更させることができる。したがって、情報仲介機器24は、各関与者の要望に応じて機能を変えることができる。したがって、各関与者のニーズに合わせってシステム資源を最適化できる。
(5−3)
各関与者の要望に応じて情報仲介機器24のプログラムを改変できる。したがって、単なるパラメータ変更の水準よりも、システム資源をより最適化できる。
(5−4)
各関与者端末には、空調機管理手段が構築される。したがって、各関与者は空調機管理手段71〜74を介して空調機20A、20Bを管理することができる。
(5−5)
情報管理装置30は空調機20A、20Bを操作することができる。したがって、空調機20A、20Bが遠隔操作される。
(5−6)
保守作業者端末34にはメンテナンス情報が表示される。したがって、保守作業者は、空調機20A、20Bの故障時などの保守作業において必要な情報を得ることができる。
(5−7)
各関与者は自身の権限に応じて空調機20A、20Bを管理できる。したがって、各関与者は、自身に許された権限の範囲内で要望に沿うように空調機20A、20Bを操作できる。
(5−8)
それぞれの関与者端末は定期的に空調機情報を受信する。したがって、各関与者は適切な時間間隔で新しい空調機情報を受け取ることができる。
(6)変形例
本発明に係る空気調和装置の具体的な構成は、上記の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、建造物2に設置される空調機の系統の数は2つに限られず、1つまたは3つ以上であってもよい。空調機の1系統に属する室外機22の数は単数に限られず、複数でもよい。室外機22は、ネットワーク50と無線接続するのでなく、有線接続してもよい。無線通信機器23または情報仲介機器24は、室外機22に内蔵されるのではなく、室外機22に接続されてもよい。情報仲介機器24は情報管理装置30に対して送信する動作の終了報告は、動作の着手報告に代えてもよい。
上記実施形態では、空調機10A、10Bの管理に関与する関与者端末は、使用者端末26、管理者端末31、製造者端末32、販売者端末33、保守作業者端末34の5種類である。これに代えて、関与者端末は、これらのうちの一部、例えば1者、2者、または3者であってもよい。あるいは、関与者端末として、これらに加えて他の関与者、例えば行政機関、電力会社、空調機が設置されている部屋の在室者、またはその部屋の賃借者が使用するための別の端末が存在してもよい。
各種通信プロトコルの詳細は上記実施形態について説明したものとは異なるものであってもよい。例えば、上記実施形態では、情報管理装置30および関与者端末の間の通信の通信頻度は情報管理装置30の主導により決定される。これに代えて、通信頻度は関与者端末の手動により決定されてもよい。例えば、任意の頻度で情報管理装置30に対して通信を要請してもよい。この場合、関与者端末はログインする時に、自身が希望する通信頻度を情報管理装置30に送信し、情報管理装置30はその通信頻度に対する承認または拒否を関与者端末に対して返答してもよい。やり取りするデータの内容の設定についても同様である。また、情報仲介機器24および情報管理装置30の間の通信プロトコルの詳細についても適宜変更してよい。
1 遠隔管理システム
2 建造物
3 中央管理センター
20A、20B 空調機
21 室内機
22 室外機
23 無線通信機器
24 情報仲介機器
26 使用者端末
30 情報管理装置
31 管理者端末
32 製造者端末
33 販売者端末
34 保守作業者端末
40 通信基地局
50 ネットワーク
61 中央演算装置
62 プログラム格納部
特開2005−84731号公報

Claims (8)

  1. 空調機(20A、20B)と、
    前記空調機(20A、20B)に内蔵あるいは接続される情報仲介機器(24)と、
    前記情報仲介機器およびネットワーク(50)を介して前記空調機に関する項目からなる空調機情報を取得する情報管理装置(30)と、
    管理者が使用する管理者端末(31)、製造者が使用する製造者端末(32)、販売者が使用する販売者端末(33)、保守作業者が使用する保守作業者端末(34)、および使用者が使用する使用者端末(26)、のうちの少なくとも1つを含む複数の関与者端末(31、32、33、34、26)と、
    を備える遠隔管理システム(10)であって、
    前記情報仲介機器(24)は、前記空調機情報を前記情報管理装置(30)へある送信頻度で送信するように構成されており、
    前記情報仲介機器(24)は、さらに、前記複数の関与者端末のそれぞれにより入力された関与者要望に応じて、送信すべき前記空調機情報に含まれる前記項目、および/または、送信に関する前記送信頻度を変更することができる、
    遠隔管理システム(10)。
  2. 前記情報管理装置(30)は、前記関与者端末からの信号の内容に応じて、前記情報仲介機器の機能を変更できるように構成されている、
    請求項1に記載の遠隔管理システム。
  3. 前記情報仲介機器は、前記情報仲介機器を動作させるプログラムが格納されているプログラム格納部(62)を有しており、
    前記情報管理装置は、前記情報仲介機器の前記機能を変更させるために、前記プログラムを改変する、
    請求項2に記載の遠隔管理システム。
  4. 前記情報管理装置は、前記関与者端末を用いて空調機管理手段(71、72、73、74)を構築する、
    請求項2または3に記載の遠隔管理システム。
  5. 前記情報管理装置は、前記空調機を操作することができる、
    請求項1から4のいずれか1つに記載の遠隔管理システム。
  6. 前記関与者端末は前記保守作業者端末(34)を含み、
    前記情報管理装置は、さらに、前記空調機が故障している場合に、前記保守作業者端末にメンテナンス情報(74)を表示させる、
    請求項2から5のいずれか1つに記載の遠隔管理システム。
  7. それぞれの前記関与者端末は、自身に設定された権限に応じた前記空調機情報の前記項目を前記情報管理装置から取得できるとともに、前記情報管理装置を介して自身の前記権限に応じた前記空調機の操作を行うことができる、
    請求項2から6のいずれか1つに記載の遠隔管理システム。
  8. 前記複数の関与者端末(31、32、33、34、26)のそれぞれと前記情報管理装置(30)は所定の通信頻度で通信を行うように構成されており、
    前記通信において、前記情報管理装置(30)は前記情報仲介機器(24)から受信した前記空調機情報の少なくとも一部を、前記関与者端末に送信するように構成されている、
    請求項1から7のいずれか1つに記載の遠隔管理システム(10)。
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