JP6160494B2 - 車両の排水構造 - Google Patents
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Description
開閉式ルーフと前記開閉式ルーフの収納空間の後壁上部を構成するバルクヘッドとの間において、前記開閉式ルーフの後縁部に沿ってレインレールが配設され、
前記収納空間の車幅方向端部に、前記レインレールからの水が導入されるドレンボックスが配設された車両の排水構造であって、
前記ドレンボックスは、前記収納空間の側壁部に沿って上下方向に伸びると共にレインレールからの水を受け入れる上方開口を有する縦筒部と、前記縦筒部の下端部から車幅方向内方側に向けて伸びる横筒部とを有し、
前記横筒部の先端部に、前記収納空間の底壁部を貫通して車外へ伸びるドレンホースが接続され、
前記縦筒部の下端部に、フィルタが着脱自在に配設されている、
ようにしてある。
前記縦筒部のうち前記フィルタの上流側において、前記フィルタが目詰まりしたときに前記縦筒部内の水を車幅方向内方側へ排出するバイパス孔が形成され、
前記横筒部の上面に、前記バイパス孔からの水を受け入れて前記ドレンホースへ導くためのバイパス排水路が形成されている、
ようにしてある(請求項2対応)。この場合、フィルタの保守、点検を怠ってその目詰まりを生じたときには、バイパス孔からあふれ出た水を、横筒部の上面に形成されたバイパス排水路を介してドレンホースへ導くことができ、フィルタが目詰まり状態であっても車室内へ水が漏れ出てしまうことを防止することができる。また、バイパス排水路があるので、フィルタの目詰まりに備えてドレンボックスやフィルタをいたずらに大きく形成しておく必要がなく、車室スペースを十分に確保する上でも好ましいものとなる。
前記バイパス孔からの水が、前記フィルタ上面の前記バイパス排水路を通った後、前記横筒部上面の前記バイパス排水路へと流れるようにされている、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、フィルタを有効に利用して、バイパス排水路を構成することができる。
前記横筒部の上壁部のうち前記前後方向の一部以外の部分が、樋状となるようにかつ前記横筒部の底壁部と密着するように下方へ大きく凹まされて、前記バイパス排水路を構成している、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、バイパス排水路を十分に深い樋状に形成して、バイパス路から水がこぼれ出てしまう事態を防止する上で好ましいものとなる。
なお、主排水路80部分を後側に形成する一方、バイパス路70を前側に形成することもでき、また、バイパス路70を挟んで前後の各部分を主排水路80として形成することもできる。
「
以上のような構成において、レインレールからの水は、ドレンボックス40の縦筒部41内に導入された後、下方へ落下されてフィルタ60を通過し、その後、横筒部42(内の主排水路80)を通って、排出口42aからドレンホース50を経て、路面へと排出される。
4:底壁部
5:後壁部
6:側壁部
10:開閉式ルーフ
16:ベルトラインモール
20:バルクヘッド
21:上壁部(パッケージトレイ)
30:トランクルーム
32:トランクリッド
40:ドレンボックス
41:縦筒部
41a:上方開口
41b:取付孔
42:横筒部
42a:排出口
42b:上壁部
42c:底壁部
43:バイパス孔
50:ドレンホース
60:フィルタ
61:ガイド突起部(バイパス路形成用)
70:バイパス路
70a:排出口
80:主排水路(横筒部内)
K:収納空間
Claims (5)
- 開閉式ルーフと前記開閉式ルーフの収納空間の後壁上部を構成するバルクヘッドとの間において、前記開閉式ルーフの後縁部に沿ってレインレールが配設され、
前記収納空間の車幅方向端部に、前記レインレールからの水が導入されるドレンボックスが配設された車両の排水構造であって、
前記ドレンボックスは、前記収納空間の側壁部に沿って上下方向に伸びると共にレインレールからの水を受け入れる上方開口を有する縦筒部と、前記縦筒部の下端部から車幅方向内方側に向けて伸びる横筒部とを有し、
前記横筒部の先端部に、前記収納空間の底壁部を貫通して車外へ伸びるドレンホースが接続され、
前記縦筒部の下端部に、フィルタが着脱自在に配設されている、
ことを特徴とする車両の排水構造。 - 請求項1において、
前記縦筒部のうち前記フィルタの上流側において、前記フィルタが目詰まりしたときに前記縦筒部内の水を車幅方向内方側へ排出するバイパス孔が形成され、
前記横筒部の上面に、前記バイパス孔からの水を受け入れて前記ドレンホースへ導くためのバイパス排水路が形成されている、
ことを特徴とする車両の排水構造。 - 請求項2において、
前記バイパス孔が前記フィルタの直上方に形成されると共に、前記フィルタの上面が前記バイパス排水路の一部を構成しており、
前記バイパス孔からの水が、前記フィルタ上面の前記バイパス排水路を通った後、前記横筒部上面の前記バイパス排水路へと流れるようにされている、
ことを特徴とする車両の排水構造。 - 請求項3において、
前記フィルタに、前記バイパス孔の前後を挟むようにして、前記バイパス孔からの水を前記横筒部上の前記バイパス排水路へと導くための前後一対のガイド突起部が形成されている、ことを特徴とする車両の排水構造。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
前記横筒部は、その前後方向の一部のみが前記フィルタを通過した水が流れる主排水路とされ、
前記横筒部の上壁部のうち前記前後方向の一部以外の部分が、樋状となるようにかつ前記横筒部の底壁部と密着するように下方へ大きく凹まされて、前記バイパス排水路を構成している、
ことを特徴とする車両の排水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005572A JP6160494B2 (ja) | 2014-01-16 | 2014-01-16 | 車両の排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005572A JP6160494B2 (ja) | 2014-01-16 | 2014-01-16 | 車両の排水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015131624A JP2015131624A (ja) | 2015-07-23 |
JP6160494B2 true JP6160494B2 (ja) | 2017-07-12 |
Family
ID=53899219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014005572A Active JP6160494B2 (ja) | 2014-01-16 | 2014-01-16 | 車両の排水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JPH04266526A (ja) * | 1991-02-22 | 1992-09-22 | Mazda Motor Corp | 車両のサンルーフ装置 |
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-
2014
- 2014-01-16 JP JP2014005572A patent/JP6160494B2/ja active Active
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JP2015131624A (ja) | 2015-07-23 |
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