JP6159755B2 - 収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、収納容器に関する。
従来、容器本体の上方開口部を施蓋するとともに注ぎ口を有する主蓋体と、注ぎ口を施蓋する副蓋体を有し、主蓋体と副蓋体の係合を外すと、副蓋体に連結された弾性屈曲部の弾発力によって、副蓋体が開く収納容器が公知である(例えば、特許文献1参照)。
しかし、主蓋体と副蓋体とは弾性屈曲部を介して一体化されており、分離できないので、使用後に洗う際、洗いにくいという欠点があった。また、細部を洗いにくく、非衛生的だという欠点があった。
特許第4784986号公報
解決しようとする課題は、洗う際、洗いにくい点である。
そこで、本発明に係る収納容器は、上方開口部を有する容器本体と、上記上方開口部を施蓋するとともに注ぎ口を有する主蓋体と、該主蓋体に枢着されて上記注ぎ口を施蓋する副蓋体と、上記主蓋体と副蓋体との間を密封するパッキンと、を備え、上記パッキンが、円環状パッキン本体部と、該円環状パッキン本体部のラジアル外方向突出状の弾性帯状部を一体として有し、該弾性帯状部の突出先端側の一端が上記主蓋体に着脱自在として取着されるとともに、該一端近傍に肉厚部を有し、上記副蓋体が開蓋状態では上記弾性帯状部が展開状態となり、上記副蓋体が施蓋状態では上記弾性帯状部が中間位置にて折曲がったU字状かつ密着状折重なり状態となって、上記弾性帯状部の上記折重なり状態において、上記肉厚部の下面が主蓋体の上面に密接するとともに、上記肉厚部の上面が該弾性帯状部自身の他部と密接し、該肉厚部の圧縮による弾発力と、上記弾性帯状部の上記折重なり状態における折曲部の曲げ変形からの弾発的復元力によって、上記折重なり状態から展開状態への復元弾発力がはたらき、上記副蓋体が開く方向に弾発付勢されるように構成したものである。
また、上記展開状態に於て、上記副蓋体の一部を下方から支持するサポート当接部を、上記主蓋体に設けているものである。
また、上記展開状態における上記弾性帯状部の上面に、突部を形成して、上記折重なり状態では、該突部が弾性圧縮変形して上記復元弾発力を補強するように構成したものである。
本発明の収納容器によれば、パッキンを副蓋体(主蓋体)から分離させ、容易に洗うことができるとともに、再度容易に組付けることができる。特に、(円環状パッキン本体部と一体として)弾性帯状部が離脱分離可能なため、工場での組立てが容易であるとともに、家庭に於て、主婦や子供が洗浄のために分離・組立てする際も容易に行なうことができる。また、構造が簡素である。また、スムーズにオープン作動する。
本発明の第1の実施の形態の副蓋体の開蓋状態を示す平面図である。 副蓋体の施蓋状態を示す平面図である。 図1のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 弾性帯状部の展開状態を示す説明図である。 弾性帯状部の折重なり状態を示す説明図である。 分解図である。 図1の2点鎖線部分の図であって、(A)は要部拡大図、(B)は(A)のC−C断面図である。 第2の実施の形態に於ける弾性帯状部の展開状態を示す説明図である。 弾性帯状部の折重なり状態を示す説明図である。 第3の実施の形態に於ける弾性帯状部の展開状態を示す説明図である。 弾性帯状部の折重なり状態を示す説明図である。
以下、図示の実施の形態に基づいて本発明を詳説する。
図1〜図4は、本発明の第1の実施の形態を示す。この収納容器は、内部に例えば液体、粉体等を収納して用いられる。上方開口部1を有する容器本体2と、上方開口部1を施蓋するとともに注ぎ口3を有する主蓋体4と、主蓋体4に枢着されて注ぎ口3を施蓋する副蓋体5と、主蓋体4と副蓋体5との間を密封する弾性材から成るパッキン6と、を備える。さらに、シール材17が容器本体2の上方開口部1と、主蓋体4の下端縁部との間に介設されている。容器本体2に主蓋体4が雄ネジ・雌ネジの螺合により取付分離自在である。図3・図4中のXは副蓋体5の軸心位置(枢支点)を示す。
図1・図5・図6に示すように、パッキン6は、短円筒部6Aと、円環平板部(外鍔片部)6Bとから成る。パッキン6が(平面視)ラジアル外方向に突出状の弾性帯状部7を一体として有する。弾性帯状部の下面19が同一平面状である。図3のように、副蓋体5の内面に、安定して密に接触保持することができる。
弾性帯状部7の一端13が主蓋体4に着脱自在として取着される。具体的には、主蓋体4が、弾性帯状部7の一端13を上方から差込むための一文字状孔部16を有し、一文字状孔部16に弾性帯状部7の一端13を弾性圧縮させつつ圧入して(押込んで)、弾性帯状部7を主蓋体4に取着する。弾性反発力による保持力を生じて不意に外れない。弾性帯状部7は、弾性帯状部7の一端13近傍に、一端13が一文字状孔部16へ深く入り込まないように位置決めする段付部(当り部)20を有する。さらに、段付部20は、図6に示すように、主蓋体4のブリッジ部25の上面からの反力Pを受けて、折曲がった下方片部7Aが過大に下方へ変形せず図6の姿勢を保つ。
副蓋体5(図1〜図4参照)が開蓋状態では弾性帯状部7が展開状態となり、副蓋体5が施蓋状態では弾性帯状部7が中間位置にて折曲がった折重なり状態となって、折重なり状態から展開状態への復元弾発力F(図6参照)によって、副蓋体5が開く方向に弾発付勢されるように構成される。復元弾発力Fによって、回転モーメント(弾性復元モーメント)Mが生じる。
注ぎ口3は、平面視に於て、主蓋体4の外形円に対して偏心した位置に配設されている。副蓋体5が外方へ突出する突出量(図1の突出寸法E)を小さくすることができる。
展開状態に於て、副蓋体5の一部を下方から支持するサポート当接部8を、主蓋体4に設けている。具体的には、主蓋体4が、主蓋体4の蓋部上面18と注ぎ口3形成用円筒部とを橋絡する上方凸状ブリッジ部25を有し、ブリッジ部25の一部がサポート当接部8として副蓋体5の一部を下方から支持し、副蓋体5が過度に開くのを防止する。ブリッジ部25によって、枢支点Xの近傍部位の強度と剛性が高いという利点がある。上記一文字状孔部16は、ブリッジ部25に形成される。
図1・図2・図7・図8に示すように、ブリッジ部25の上部には、平行な2枚の起立片部25A,25Aが形成される。この起立片部25Aの内面に軸部9をスライドさせて枢支するスライド溝10が形成される。スライド溝10は、入口部11が拡大状とされ、かつ、奥部12が蟻溝状に形成される。副蓋体5が、主蓋体4の起立片部25Aに枢着するための左右側外方突出状の軸部9を有する。
図4に示すように、主蓋体4と副蓋体5は、係止部23にて係止している。この係止部23は、副蓋体5の係止突部21と主蓋体4の被係止段付部22とから成る。係止突部21と被係止段付部22の係止を離脱させると、弾性帯状部7の復元弾発力F(図6参照)によって副蓋体5が開く。
次に、組付方法について説明する。図7に示すように、副蓋体5の軸部9を、主蓋体4のスライド溝10にスライドさせ、パッキン6を上方から装着する。このとき、主蓋体4の孔部16に弾性帯状部7の一端13を差込む。あるいは、先にパッキン6を副蓋体5に組付けて、その後、副蓋体5の軸部9を、主蓋体4のスライド溝10にスライドさせ、主蓋体4の孔部16に弾性帯状部7の一端13を差込む。
図9・図10は、第2の実施の形態を示す。展開状態における弾性帯状部7の上面14の中間位置に、突部15が形成され、折重なり状態では、突部15が弾性圧縮変形して復元弾発力Fを補強するように構成する。すなわち、突部15によって、突部15を有さない場合の復元弾発力F(F0 )(図6参照)に、補強弾発力が付加された復元弾発力F(F1 )がはたらく。弾性帯状部7の折曲部がメインの弾発的なオープン力を発生する主オープン手段であり、突部15は副蓋体5の開き始めの弾性的なオープン力(補強弾発力)を付与する副オープン手段と言える。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図11・図12は、第3の実施の形態を示す。展開状態における弾性帯状部7の上面14の端部に、突部15が形成される。その他の構成は、第2の実施の形態と同様である。
なお、本発明は、設計変更可能であって、例えば、注ぎ口3の高さ寸法をほぼゼロに等しく設定するも良い。
以上のように、本発明は、上方開口部1を有する容器本体2と、上記上方開口部1を施蓋するとともに注ぎ口3を有する主蓋体4と、該主蓋体4に枢着されて上記注ぎ口3を施蓋する副蓋体5と、上記主蓋体4と副蓋体5との間を密封するパッキン6と、を備え、上記パッキン6がラジアル外方向に突出状の弾性帯状部7を一体として有し、該弾性帯状部7の一端13が上記主蓋体4に着脱自在として取着され、上記副蓋体5が開蓋状態では上記弾性帯状部7が展開状態となり、上記副蓋体5が施蓋状態では上記弾性帯状部7が中間位置にて折曲がった折重なり状態となって、上記折重なり状態から展開状態への復元弾発力Fによって、副蓋体5が開く方向に弾発付勢されるように構成したので、主蓋体4、副蓋体5、及び、パッキン6を、それぞれ分離して、容易に洗うことができる。よって、細部まで洗うことができ、衛生的である。また、再度容易に組付けることができる。特に、パッキン6の取付け(弾性帯状部7の取付け)が容易である。よって、工場での組立てが容易であるとともに、家庭に於て、主婦や子供が洗浄のために分離・組立てする際も容易に行なうことができる。また、構造が簡素である。さらに、副蓋体5をスムーズにオープン作動させることが可能である。
上記展開状態に於て、上記副蓋体5の一部を下方から支持するサポート当接部8を、上記主蓋体4に設けているので、副蓋体5が過度に開く(揺動する)のを防止することができる。
上記展開状態における上記弾性帯状部7の上面14に、突部15を形成して、上記折重なり状態では、該突部15が弾性圧縮変形して上記復元弾発力Fを補強するように構成したので、大きな復元弾発力Fを得ることができる。そして、副蓋体5が開く勢いを大きくすることができる。
1 上方開口部
2 容器本体
3 注ぎ口
4 主蓋体
5 副蓋体
6 パッキン
7 弾性帯状部
8 サポート当接部
13 一端
14 上面
15 突部
F 復元弾発力

Claims (3)

  1. 上方開口部(1)を有する容器本体(2)と、上記上方開口部(1)を施蓋するとともに注ぎ口(3)を有する主蓋体(4)と、該主蓋体(4)に枢着されて上記注ぎ口(3)を施蓋する副蓋体(5)と、上記主蓋体(4)と副蓋体(5)との間を密封するパッキン(6)と、を備え、
    上記パッキン(6)が、円環状パッキン本体部と、該円環状パッキン本体部のラジアル外方向突出状の弾性帯状部(7)を一体として有し、
    該弾性帯状部(7)の突出先端側の一端(13)が上記主蓋体(4)に着脱自在として取着されるとともに、該一端(13)近傍に肉厚部を有し
    上記副蓋体(5)が開蓋状態では上記弾性帯状部(7)が展開状態となり、上記副蓋体(5)が施蓋状態では上記弾性帯状部(7)が中間位置にて折曲がったU字状かつ密着状折重なり状態となって、
    上記弾性帯状部(7)の上記折重なり状態において、上記肉厚部の下面が主蓋体(4)の上面に密接するとともに、上記肉厚部の上面が該弾性帯状部(7)自身の他部と密接し、該肉厚部の圧縮による弾発力と、上記弾性帯状部の上記折重なり状態における折曲部の曲げ変形からの弾発的復元力によって、上記折重なり状態から展開状態への復元弾発力(F)がはたらき、上記副蓋体(5)が開く方向に弾発付勢されるように構成したことを特徴とする収納容器。
  2. 上記展開状態に於て、上記副蓋体(5)の一部を下方から支持するサポート当接部(8)を、上記主蓋体(4)に設けている請求項1記載の収納容器。
  3. 上記展開状態における上記弾性帯状部(7)の上面(14)に、突部(15)を形成して、上記折重なり状態では、該突部(15)が弾性圧縮変形して上記復元弾発力(F)を補強するように構成した請求項1又は2記載の収納容器。
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