JP2021529135A - 飲み口を有する注入可能な食品の容器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、注入可能な食品のための容器に関する。容器は、注入可能な食品を保持するための最初に密封された本体部分(300)と、容器から飲むのに適した飲み口(200)とを備える。飲み口は、容器の外面に恒久的に取り付けられている。飲み口は、ベース部分(210)を備え、ベース部分の近位端(220)は、容器の外面に恒久的に取り付けられており、近位端は、注入可能な食品を容器の本体から受けるのに適した開口を有し、ベース部分の遠位端(230)は、注入可能な食品を容器から飲むのに適した開口を有し、近位端の開口及び遠位端の開口は、注入可能な食品のために導管によって接続されている。飲み口は、破壊可能なシール部分によって遠位端で開口を密封するように、ベース部分に最初に取り付けられた蓋部分(250)を備え、シール部分は、ベース部分の開口がアクセス可能となるように使用者が破壊するのに適している。飲み口(200)は、蓋部分をベース部分に恒久的に取り付けている接続部分(270)を備え、それによって、破壊可能なシール部分が破壊された後、接続部分は、蓋部分がベース部分から離れるように枢動することを可能とする第1の角度の自由度を提供するたわみヒンジである。本発明はさらに、本発明による注入可能な食品のための容器での使用に適した飲み口に関する。【選択図】 図2

Description

本発明は、注入可能な食品のための容器に関する。より詳細には、本発明は、飲み口を備える注入可能な食品のための容器、並びに、注入可能な食品のための容器のための飲み口に関する。
注入可能な食品のための容器は、世界中の消費者に広く使用されている。このような容器は、注入可能な食品、特に、飲料の、世界中の食品製造現場から離れた場所への輸送、同時に、包装された食品の品質の保持、汚染の防止、早すぎる腐敗からの保護に有用であるという共通認識がある。
同時に、このような容器が一回だけしか使用されない場合、望ましくない大量の使用済みの空の容器が廃棄されることを認識しなければならない。このような懸念に対処するために、使用済みの容器のためのリサイクルシステムが成功裏に採用されてきた。これらのシステムを有効にするために、このような容器のできるだけ多くの部品が使用済みの容器の貯蔵所に収集されることが望ましい。
通常、食品容器の外側に取り付けられている、ストロー及びそれらの包装材などの付属品は、容器から分離することができ、その後、容器とは別に、場合によっては指定されたリサイクルシステムから外れて廃棄されることがある。
欧州特許出願公開第1279609A1号明細書は、注入可能な食品製品のパッケージのための再閉鎖可能な開封装置を説明している。開封装置は、注出口を画定する首部を備える。
国際公開第2000/016668A1号パンフレットは、飲料容器とともに使用するための伸縮自在な飲み口を開示している。飲み口は、2つの端部と液体が通過できる2つの端部の間で延在する流路とを有するストロー構造と、ストロー構造を支持するためにストロー構造に接合された支持体とを含み、ここで、支持体は、後退位置と伸長位置との間で移動するように構成されており、支持体を移動させることにより、ストロー構造を後退及び伸長させる。
欧州特許出願公開第0751073A1号明細書は、液体製品、粒状製品、又は粉末製品の容器のためのクロージャを開示している。クロージャは、チューブ状中央本体(5a)と、上部自由縁と、前述の容器の外側且つ容器の注出口の周辺外部に固定された基部とによって画定されたハブと、クロージャの閉状態に対応してハブに取り外し可能に適合可能であるキャップと、ハブの上縁の周囲に溶着されて、容器内部の包装された製品の最初の利用の状態に対応して取り外し可能なシート要素と、閉状態に対応してキャップをハブに接合するのに適した係着手段とを備える。
先行技術の直面する問題及び課題を克服することが、本発明の容器及び容器との使用に適した飲み口の目的である。
本発明の1つの態様は、消費者による、包装されたストローの取り外しと、包装材からのストローの取り出しと、パッケージの本体へのストローの突き刺しと、空の包装材の廃棄とを行う必要なしに、無理なく飲むことができる、注入可能な食品のための容器を提供することである。
本発明の別の態様は、消費者が、唇と容器との間の不完全なシールのために、注入可能な食品を漏洩する危険性なしに、好都合に飲むことができる、注入可能な食品のための容器を提供することである。
本発明の別の態様は、すべての構成要素が、使用後、一緒に廃棄することができるように、常に互いに取り付けられたままである、注入可能な食品のための容器を提供することである。この態様は、空にされて、次いで、短時間で移動中に廃棄されることが意図される、一人前の分量の容器に特に有用である。
本発明の別の態様は、容器から直接飲むために、より衛生的である、注入可能な食品容器のための飲み口を提供することである。
第1の態様では、本発明は、請求項1に記載の注入可能な食品のための容器を提供する。
容器は、注入可能な食品を保持するための最初に密封された本体部分と、容器から飲むのに適した飲み口とを備える。飲み口は、容器に恒久的に取り付けられている。飲み口は、ベース部分を備え、ベース部分の近位端は、容器に恒久的に取り付けられており、近位端は、注入可能な食品を容器の本体から受けるのに適した開口を有し、ベース部分の遠位端は、注入可能な食品を容器から飲むのに適した開口を有し、近位端の開口及び遠位端の開口は、注入可能な食品のために導管によって接続されている。飲み口は、破壊可能なシール部分によって遠位端で開口を密封するように、ベース部分に最初に取り付けられた蓋部分を備え、シール部分は、ベース部分の開口がアクセス可能となるように使用者が破壊するのに適している。飲み口は、蓋部分をベース部分に恒久的に取り付けている接続部分を備え、それによって、破壊可能なシール部分が破壊された後、接続部分は、蓋部分がベース部分から離れるように枢動することを可能とする第1の角度の自由度を提供するたわみヒンジである。
第2の態様では、本発明は、本発明による注入可能な食品のための容器での使用に適した飲み口を提供する。
本発明の例が可能であるこれらの並びに他の態様、特徴、及び利点は、添付図面を参照して、本発明の例の以下の説明から明らかになり、解明されるであろう。
本発明による注入可能な食品のための容器の例示的な実施形態の斜視図を示す。 本発明による注入可能な食品のための容器での使用に適した飲み口の例示的な実施形態の拡大斜視図を示す。 図2の例示的な飲み口の側面図を示す。 本発明による注入可能な食品のための容器の例示的な実施形態の斜視図を示す。 図4に示される本発明の飲み口の例示的な実施形態のより詳細な図を示す。 図5に示される本発明の例示的な飲み口の側面図を示す。 図7は、蓋部分が飲用位置にあるときの、図5及び6の例示的な飲み口のさらなる側面図を示し、図8は、蓋部分が飲用位置にあるときの、図5及び6の例示的な飲み口のさらなる斜視図を示す。 本発明の例示的な飲み口の側面図を示す。
図では、示される例示的な実施形態の特徴は、以下の参照番号で示される。異なる例示的な実施形態における類似の特徴は、同じ参照番号が付けられてもよい。
100 注入可能な食品のための容器
200 飲み口
210 ベース部分
220 近位端
225 近位端部分
230 遠位端
235 遠位端部分
240 ベース部分のフランジ
250 蓋部分
260 蓋部分のフランジ
270 接続部分
280 ホルダ
290 アンカ部分
300 本体部分
310 本体部分の内面
発明の詳細な説明
ここで、本発明の特定の例は、添付図面を参照して説明される。しかしながら、本発明は多くの異なる形態で具現化されてもよく、本明細書に記載される例に限定されるように解釈すべきでない。むしろ、これらの例は、この開示が詳細及び完全で、本発明の範囲を当業者に完全に伝えられるように提供される。添付図面で示される例の詳細説明で使用される用語は、本発明を限定するものであることを意図しない。
本発明は、注入可能な食品のための容器に関する。
本明細書で使用される場合、用語「注入可能な食品のための容器」は、注入可能な食品を保持又は輸送するための任意の物体を指す。
本明細書で使用される場合、用語「注入可能な食品」は、容器から適切なサイズの開口を通して注入可能な、人間又は動物の消費のための任意の製品を指す。注入可能な食品は、液体、流体、粒状、又は同様のものである可能性がある。注入可能な食品は、注入可能な食品の液体又は流体部分と一緒に注入可能な食品の固体片を備えてもよい。
容器は、消費者による消費の前に注入可能な食品を保持するための、最初に密封された本体部分を備える。本体部分のシールは、注入可能な食品の漏洩を防止して、注入可能な食品を汚染から保護するように意図されている。
容器の本体部分は、飲み口を保持するのに適した平坦な頂面を備えてもよい。平坦な頂部は、飲み口を好都合に取り付けることができる平面状表面を提供してもよい。頂面及び注ぎ口の近位端が平面状である場合、取付けに適切な向きを見いだすための、近位端の平面に対して垂直な軸を中心とした飲み口の軸回転は必要ない。容器がその直立位置にあるとき、平面状頂面は水平面と平行であってもよい。容器がその直立位置にあるとき、平面状頂面は水平面と平行であってもよい。容器がその直立位置にあるとき、平面状頂面は水平面に対して傾斜していてもよい。
容器は、ストローなどの注入可能な食品を導くための追加の付属品を使用することなく、容器から飲むのに適した、好ましくは、容器から直接飲むのに適した飲み口を備える。
飲み口は、ベース部分と蓋部分とを備える。ベース部分は、容器の本体部分の外面に面している。好ましくは、ベース部分の少なくとも50重量%、より好ましくは、少なくとも75重量%が、容器本体部分の外面の外側に置かれる。飲み口の一部を本体部分の外面の内側に置くことは、飲むことに対して機能的な利点を提供することなく、容器の内部容積を減少させるだけである。容器本体への飲み口の取付けに機能的に寄与している飲み口のそれらの部分のみ、有利なことには、外面の内側に位置付けられてもよい。蓋部分は、容器と離れて向き合い、消費者の方へ向いている。
飲み口の近位端は、容器に恒久的に取り付けられている。本明細書で使用される場合、用語「恒久的に取り付けられた」は、通常の使用時、飲み口が容器の本体から分離されることが意図されていないことを意味する。飲み口は、容器の一体部品として形成されてもよい。飲み口は、容器と一緒に廃棄することが意図されてもよい。恒久的な取付けは、接着剤、熱、又は超音波接着などのさまざまな技術的手段によって実現することができる。恒久的な取付けは、材料に直接、飲み口を成形することによって実現されてもよい。恒久的な取付けは、成形後、飲み口の一部は本体部分の内面上に位置付けられ、飲み口の他の部分は本体部分の外面上に位置付けられるように、材料から直接、飲み口を成形することによって実現されてもよい。好適な成形技術は、射出成形、さらに具体的には、微小射出成形である。飲み口の近位端は、容器の内面に恒久的に取り付けられてもよい。飲み口の近位端は、容器の外面に恒久的に取り付けられてもよい。飲み口の近位端は、容器の内面及び外面の両方に恒久的に取り付けられてもよい。
容器への飲み口の恒久的な取付けは、飲み口の少なくとも50重量%、好ましくは、少なくとも75重量%、より好ましくは、少なくとも90重量%、さらにより好ましくは、少なくとも95重量%を、意図された使用の後、たとえば、廃棄後、又は、容器のリサイクル中に、容器から分離することができるように構成されてもよい。取り外しは、化学的分離、熱的分離、又は機械的分離によってもたらされてもよい。
使用中、注入可能な食品は、本体部分から飲み口を通して、消費者の口まで流れることが意図されている。飲み口の近位端は、容器の本体から注入可能な食品を受けるのに適した開口を有する。使用前、本体部分のシールは、消費者が破らなければならない又は穴をあけなければならないことがある。本体部分は、消費者による便利な開封に適した、容器壁の予め積層された穴及びより薄い部分などの、1つ又は複数の領域を備えてもよい。飲み口の開口及び内面は、簡単な注出を可能にして、注がれる食品を妨げないように設計されてもよい。近位端の開口は、消費者による便利な開封に適した本体部分のそれらの領域と一直線に並べてもよい。
飲み口のベース部分の遠位端は、注入可能な食品を容器から飲むのに適した開口を有する。このような適応の目的は、容器から飲み口を通して流動食品を飲むことが、意図された消費者にとって都合がよくなることである。容器の特定の設計は、食品の種類(粘性、粒状含有物など)に応じて、さらに、予想される消費者(大人、子供、年配者など)並びに予想される利用状況(テーブルに着いている、自転車に乗っている、走っているなど)に応じて選択されてもよい。用語「飲む」は、本明細書で使用される場合、(液体)を口に入れること及び嚥下を参照する。用語「飲む」は、本明細書で使用される場合、安定した流れで(液体を)容器から流すことを参照する用語「注ぐ」と区別されるものである。飲み口は、注入可能な液体を注ぐのに適していてもよいが、すべての注ぎ口が、飲むのに適しているわけではない。
注入可能な食品を容器から飲むことは、飲み口の遠位端部分と消費者の口との間に形成される接続が、飲むプロセスの間、ほとんど、又は好ましくは、まったく漏洩しないような接続であることを必要とする。たとえば、消費者の唇が遠位端部分のまわりを無理なく包み、実質的に液密な接続を形成できる場合、漏洩は避けることができる。飲み口の幾何学的形状は、重要な役割を演じ、飲用位置で消費者の唇の自然な形状と一致するように設計しなければならない。飲み口の近位端と飲み口の遠位端との間の距離である飲み口の高さも、飲み口のベース部分との唇トップシール接続に十分な表面積を提供するために重要である。
飲み口は、容器本体に恒久的に取り付けられる。恒久的な取付けのため、飲み口は、容器から簡単に分離することができず、よって、おそらく容器と一緒に廃棄される。飲み口は、容器本体の内面に取り付けられてもよい。内面への取付けは、アンカ部分を容器本体の内面に取り付けることによって実現されてもよく、それによって、アンカ部分は、飲み口のベース部分に接続される。代わりに、飲み口は、容器本体の外面に取り付けられてもよい。外面への取付けは、フランジ部分を容器本体の外面に取り付けることによって実現されてもよく、それによって、フランジ部分は、飲み口のベース部分の近位端に接続される。代わりに、飲み口は、容器本体の外面及び内面の両方に取り付けられてもよい。
ベース部分の近位端の開口及び遠位端の開口は、注入可能な食品のために導管によって接続されている。導管により、注入可能な食品は、容器の本体部分から飲み口を通って消費者の口まで流れることができる。飲み口のベース部分の内面は、導管を形成している。導管の断面は、導管の長さに沿って略同じままであってもよく、又は、使用者の飲用性を改善するために変化してもよい。断面の形状及びサイズは、注入可能な食品の種類及び特性に適合させてもよい。
飲み口のベース部分は、堅固な構成を有してもよい。本明細書で使用される場合、用語「堅固な構成」は、容器の使用中に、略変化しないままである構成を指す。「使用」は、破壊可能なシール部分の破壊から始まり、消費者がベース部分から飲み始めるまで、又は、好ましくは、消費者が容器からの注入可能な食品を消費し終わるまでの時間的間隔である。より詳細には、近位端及び遠位端などのベース部分のさまざまな要素の、互いに対する又は容器の外面に対する、或いは、容器の外面への飲み口の取付けの領域に対する相対的な位置は、略変化しないままでもよい。飲み口は、ベース部分に対して移動可能である、1つの構成要素の蓋部分のみ有してもよい。
近位端及び遠位端を含む導管の任意の部分は、圧力下で開く再閉鎖可能な開口を有する断面の膜を備えてもよい。その膜により、重力の影響下で、注入可能な食品が容器から漏れる傾向は、注入可能な食品の粘性に応じて、減少又は除去さえされる。使用者は、たとえば、容器を強く握ることによって、容器内の注入可能な食品に圧力を加えてもよい。次に、好ましくは制御可能な量の注入可能な食品を、飲み口を通してボトルから放出することができるように、加圧された食品が膜の再閉鎖可能な開口を開いてもよい。
飲み口は、破壊可能なシール部分によって遠位端で開口を密封するように、最初にベース部分に取り付けられた、好ましくは、ベース部分に直接取り付けられた蓋部分を備え、シール部分は、ベース部分の開口がアクセス可能となるように使用者が破壊するのに適している。本明細書で使用される場合、用語「直接取り付けられた」は、蓋部分が、ベース部分も同様に移動させることなく、任意の自由度で移動可能であることを意味する。直接取り付けられているとき、蓋部分及びベース部分は一緒に移動させることのみ可能である。
たとえば、蓋部分をベース部分から引き離すことによって、蓋部分又はベース部分をどちらも傷つけることなく、且つ、蓋部分をベース部分から取り外すことなく、消費者がシール部分を好都合に破壊できるように、破壊可能なシール部分は設計されている。破壊可能なシール部分は、蓋部分をベース部分から引き離すことによって破壊可能であってもよい。破壊可能なシール部分は、シール部分の少なくとも一部を引き裂くことによって破壊可能であってもよい。シール部分は、完全に引き裂かれてもよい。蓋部分は、結果的に、ベース部分にもはや直接取り付けられていなくてもよい。
蓋部分は、容器が使用前に漏れる可能性がないように、開口を液密に密封してもよい。この場合、本体部分の最初のシールは、蓋部分とベース部分との間に形成されたシールを備える。ベース部分に対する蓋部分のシールは、蓋部分が、完全に液密である必要なしに、ベース部分の遠位端、好ましくは、遠位端部分の衛生カバーとして働くように形成されてもよい。破壊可能なシール部分を破壊して、蓋部分を離れるように移動させた後、すぐに飲み口が飲むために利用可能であるように、ベース部分は配置されてもよい。破壊可能なシール部分を破壊することによって、1つのステップで注ぎ口を開けることができるように、蓋部分及びベース部分は配置される。
破壊可能なシール部分が使用者によって破壊された後、蓋部分は接続部分によって容器に恒久的に取り付けられたままである。蓋部分は、蓋部分をベース部分に取り付けている。接続部分は、蓋部分及び蓋の縁に、又は、蓋部分のフランジ部分に接合されてもよい。接続部分は、ベース部分の近位端部分に、又は、ベース部分の近位端部分と関連付けられたフランジ部分に接合されてもよい。
接続部分は柔軟性を有し、遠位端の開口から離れるように蓋部分を移動させることが可能である。蓋部分が離れるように移動すると、消費者は、飲む前に、開口に容易にアクセスできる。接続部分は、開口から離れるように蓋部分を移動させることを可能にするために、少なくとも1つの対応する自由度を有する。自由度は、蓋部分が開口から離れるように簡単に旋回することができるように、開口の長軸と一致してもよい。接続部分は、たわみヒンジの形態をとってもよい。用語「たわみヒンジ」は、本明細書で使用される場合、特定の自由度に略対応するように設計された任意の可撓性要素(又は、要素の組合せ)を指す。接続要素の長手方向の寸法は、蓋部分との接続点とベース部分との接続点との間の距離として定義され、接続要素に沿った、好ましくは接続要素の中心線に沿った測定である。接続部分が曲げられると、長手方向の寸法は接続部分の湾曲した幾何学的形状に従い、直線状ではない。接続部分の短手方向の寸法は、ベース部分の近位端によって定義される平面と平行である寸法として定義される。各点において、接続部分の厚み寸法は、長手方向の寸法及び短手方向の寸法に対して垂直である寸法として定義される。接続要素は、長手方向の寸法におけるベース部分からの蓋部分の距離が略変わらないままであるように、ベース部分に対する蓋部分の自由度を制限してもよい。
蓋部分をベース部分に接続するための好適なたわみヒンジは、ピン屈曲部の形態をとってもよい(接続点間の材料の細い棒又は円筒)。棒又は円筒の断面は、接続部分の長手方向の寸法に沿って変化してもよく、又は、長手方向の寸法の少なくとも25%、好ましくは50%、さらにより好ましくは75%は略変化しないままであってもよい。好適なピン屈曲部は、長手方向の寸法に沿った中間部分であるその中央部分に沿って、(長手方向の寸法に対して垂直にとられた各点で)円形、楕円形、三角形、四角形、長方形、多角形、又は類似の断面を有する。中央部分は、接続部分の長手方向の寸法の少なくとも25%、好ましくは50%、さらにより好ましくは75%である長手方向の寸法を有する。楕円形又は長方形の断面のより長い寸法は、短手方向の寸法に向けられてもよい。接続部分は、その短手方向の寸法又はその厚さより少なくとも3倍長い長手方向の寸法を有してもよい。
代わりに、たわみヒンジは、ブレード屈曲部(接続点間の材料の薄板)の形態をとってもよい。代わりに、たわみヒンジは、切り欠き屈曲部(材料の厚い部分の両側の細い切り欠き)の形態をとってもよい。
接続の柔軟性は、破壊可能なシール部分が破壊された後、蓋部分がベース部分から離れるように枢動することを可能にする第1の角度の自由度を提供する。「枢動する」は、本明細書で使用される場合、所定のピボット点のまわりの回転運動を指す。回転運動は、(ピボット点までの距離が固定されているときに、球体の表面上を移動する、したがって、位置は、第1の角度の自由度及び第2の角度の自由度によって定義される)二次元であってもよく、又は、(ピボット点までの距離が固定されるときに、円曲線に沿って移動する、したがって、位置は、第1の角度の自由度によって定義される)一次元であってもよい。蓋部分がそのまわりを枢動するピボット点は、接続部分がベース部分に取り付けられている点であってもよい。ピボット点から蓋部分、より正確には、蓋部分の重心までの距離は、枢動運動の間、一定であってもよく、又は、変化してもよい。
枢動運動は、接続部分に対して横方向であり、且つ、ベース部分の近位端によって画定される平面に平行である軸のまわりの回転であってもよい。このような軸は、接続部分がベース部分に取り付けられる点におけるベース部分の接線であってもよい。回転運動の間の、軸から蓋部分までのこの距離は、一定のままであってもよく、又は、変化してもよい。
図1は、本発明による注入可能な食品のための容器100の例示的な実施形態の斜視図を示す。容器は、注入可能な食品を保持するための最初に密封された本体部分300と、容器から飲むのに適した飲み口200とを備える。
図2は、本発明の飲み口200の例示的な実施形態のより詳細な図を示す。飲み口200は、容器の外面に恒久的に取り付けられている。飲み口は、ベース部分210を備え、ベース部分のその近位端220を有する近位端部分225は、容器の外面に恒久的に取り付けられている。飲み口のベース部分は、容器の外面への取付けと容器の外面とのシールを改善するために、近位端に接続されたフランジ240を備えてもよい。近位端220は、容器の本体から注入可能な食品を受けるのに適した開口を有し、ベース部分のその遠位端230を有する遠位端部分235は、注入可能な食品を容器から飲むのに適した開口を有し、近位端の開口及び遠位端の開口は、注入可能な食品のために導管によって接続されている。飲み口は、破壊可能なシール部分によって遠位端で開口を密封するように、最初にベース部分に取り付けられた蓋部分250を備え、シール部分は、ベース部分の開口がアクセス可能となるように使用者が破壊するのに適しており、蓋部分250は、破壊可能なシール部分が使用者によって破壊された後、接続部分270によって容器に恒久的に取り付けられたままである。
蓋部分は、ベース部分を保護するための第1の位置と飲むための第2の位置との間で枢動可能であってもよい。第1の位置において、蓋部分の機能は、使用者が容器から飲んでいないときに、ベース部分の遠位端を保護して、場合によっては密封することである。蓋部分は、第1の位置にあるとき、ベース部分の遠位端と密封接触していてもよい。蓋部分が第1の位置に押し込まれたときに、わずかに且つ可逆的に変形しなければならないように、ベース部分は設計されていてもよい。この場合、蓋部分は、摩擦及び復元力によって第1の位置に保持されてもよい。第2の位置に移動されると、ベース部分の遠位端は、そこから飲むために利用可能である。蓋部分は、第1の位置から第2の位置に移動され、第1の自由度に沿った枢動によって戻してもよい。ベース部分と蓋部分との間の最小距離は、飲み口から好都合に飲むことを可能にするように選択されなければならない。最小距離は、好ましくは少なくとも5mm、さらにより好ましくは少なくとも8mmであってもよい。
図3は、蓋部分250がベース部分210の遠位端230を保護する第1の位置にあるときの、図2の例示的な飲み口200の側面図を示す。接続部分270は、蓋部分250をベース部分210に接続している。
飲み口は、蓋部分又は接続部分と係合されている間、蓋部分を飲用位置に保持するためのホルダをさらに備えてもよい。蓋部分は、使用者が飲み口から飲んでいる間、第2の位置にとどまっていなくてもよい。蓋部分は、重力のために、又は、接続部分から生じる復元力のために、又は、飲んでいる間の使用者の移動の結果としての慣性力のために、移動することがある。したがって、使用者が飲んでいる間、蓋部分を第2の位置に保持するためのホルダを提供することは有益であることがある。ホルダは蓋が第1の位置の方へ戻ることを防止するように、好ましくは、容器から連続的且つ好都合に飲むことが可能なままであるように、第2の位置に又は第2の位置の近くにとどまるように設計される。この目的のために、ホルダは、接続部分又は蓋部分に保持力を及ぼしてもよい。ホルダは、保持力を及ぼすために、接続部分又は蓋部分と接触していてもよい。ホルダと接続部分又は蓋部分との面接触は、接続部分又は蓋部分をホルダの方へ押す復元力とともに、接続部分又は蓋部分を第2の部分に保持する摩擦力を作り出してもよい。
ホルダは、ベース部分の近位端によって定義される平面内に、そのベースとともに位置付けられてもよい。ホルダは、接続部分がベース部分に接合される点の近くに位置付けられてもよい。ホルダが蓋部分又は接続部分と係合されたとき、ホルダがベース部分から離して蓋部分を保持するように構成されるように、ホルダは、ベース部分の中心軸に対して、この点から半径方向外向きに位置付けられてもよい。接続部分のベース部分との接合部とホルダのベースとの間の半径方向距離は、接続部分の長手方向の寸法の10%〜50%、好ましくは20%〜40%であってもよい。
図4は、本発明による注入可能な食品のための容器100の例示的な実施形態の斜視図を示す。容器100は、図1に示された容器と類似しているが、ここで、飲み口は、蓋部分又は接続部分と係合されている間、蓋部分を飲用位置に保持するためのホルダ280をさらに備える。この例では、ホルダ280は、フックの形態を有する。
図5は、図4に示された本発明の飲み口200の例示的な実施形態のより詳細な図を示す。飲み口200は、図2に示された飲み口と類似しているが、ここで、ホルダが蓋部分又は接続部分と係合されている間、蓋部分を飲用位置に保持するためのホルダ280をさらに含む。この例では、ホルダ280は、フックの形態を有する。
図6は、蓋部分250がベース部分210の遠位端230を保護する第1の位置にあるときの、図5の例示的な飲み口200の側面図を示す。接続部分270は、蓋部分250をベース部分210に接続している。ホルダ280は、接続部分がベース部分210に取り付けられる、接続部分の外側に位置付けられている。
図7は、蓋部分250が、使用者がそれから好都合に飲むことを可能にする第2の位置にあるときの、図5及び6の例示的な飲み口200の側面図を示し、図8は、蓋部分250が、使用者がそれから好都合に飲むことを可能にする第2の位置にあるときの、図5及び6の例示的な飲み口200の斜視図を示す。蓋部分250は後方に枢動されており、接続部分270はホルダ280と係合されている。ベース部分の遠位端230は飲むために好都合に露出されている。
接続部分のたわみヒンジは、蓋部分が第1の自由度によって定義される枢動平面から離れるように移動することを可能にする第2の自由度を提供してもよい。第1の角度の自由度の枢動平面は、蓋が第1の自由度に従って移動するときに、接続部分と蓋部分との間の取付点が移動する軌道によって定義されてもよい。枢動平面は、ベース部分の中心点をさらに備えてもよい。枢動平面は、接続部分とベース部分との間の取付点をさらに備えてもよい。枢動平面は、第1の角度の自由度に沿って蓋部分が移動する間の、蓋部分の中心点の軌道をさらに備えてもよい。
この枢動平面を考慮すると、たわみヒンジは、蓋部分がこの第2の自由度に沿って移動することを可能にする第2の自由度を提供してもよい。この第2の自由度に沿って移動することは、接続部分と蓋部分との間の取付点が枢軸平面から離れるように移動することを含んでもよい。この第2の自由度に沿って移動することは、接続部分と蓋部分との間の蓋部分の中心点が枢軸平面から離れるように移動することを含んでもよい。この第2の自由度に沿って移動することは、蓋部分が第1の角度の自由度の枢軸軸と平行ではない軸のまわりで回転することを含んでもよい。
第2の自由度は、第1の自由度に対して二次的であってもよい。蓋部分の好ましい移動は、第1の自由度に沿っていてもよい。蓋部分の平衡位置は、第1の位置と第2の位置との間の点において、第1の自由度に沿ってあってもよい。平衡位置は、第1の自由度の枢動平面上にあってもよい。第2の自由度に沿った蓋部分の移動に必要な力は、少なくともこの移動の部分については、第1の自由度に沿った蓋部分の移動に必要な力より大きくてもよい。接続部分は、蓋部分が第1の自由度の枢動平面に強制的に戻るように導く復元力を、蓋部分に及ぼしてもよい。
ホルダが第1の自由度に沿った蓋部分の移動を妨げるように、ホルダは配置されてもよい。第2の自由度に沿って蓋部分を移動させることによってのみ、蓋部分を係合位置から出し入れできるように、ホルダは配置されてもよい。第2の自由度を利用することによってホルダのまわりに蓋部分を移動させることによってのみ、蓋部分を係合位置から出し入れできるように、ホルダは配置されてもよい。
ホルダは、ベース部分に対して固定された構成を有してもよい。力を及ぼすことによって、使用者が、蓋部分を第1の自由度に沿って第1の位置に戻るように枢動させるために、ホルダを脇に移動させることができるように、ホルダは柔軟であってもよい。
接続部分は、導かれた復元力を提供してもよい、このような蓋部分は、第1の自由度によって定義される枢動平面に戻される。このような復元力は、蓋が、第2の位置から意図せずに移動し、そのため、場合によっては、第1の位置の方に戻り、飲んでいる間に使用者の邪魔をするというリスクを低減する。第2の自由度に対する接続部分の平衡位置は、蓋部分及び接続部分が第1の自由度の枢動平面に強制的に戻されるように導かれる復元力を接続が常に提供するようなものであってもよい。蓋部分が第2の位置にあるとき、この復元力は、蓋部分を第2の位置に維持し、蓋部分がフックと係合し続けることに寄与してもよい。
本発明による注入可能な食品のための容器の飲み口は、吸引によって飲むことに適していてもよい。吸引するには、消費者の唇が飲み口の遠位端部分のまわりに位置付けることができて、気密シールを形成することを必要とする。消費者は、口に窪みを作ることによって、飲み口から注入可能な食品を吸引する。本発明による注入可能な食品のための容器の飲み口は、容器を強く握ることによって飲むことに適していてもよい。容器を強く握るには、容器の本体が形成される材料が十分に柔軟で曲げやすい、たとえば、板紙層を備える典型的な積層包装材料であることを必要とする。容器を強く握ると、本体部分の内部容積が減少し、注入可能な食品は本体部分から飲み口を通して押し出される。本発明の容器は、容器を吸引することと強く握ることとの組合せによって飲むことにさらに適していてもよい。本発明による注入可能な食品のための容器の飲み口は、容器から注ぐことによって飲むことに適していてもよい。注ぐことは、飲み口のベース部分の開口より上に本体部分を持ち上げることによって実現されてもよい。したがって、注入可能な食品は、重力の作用の下で、容器から飲み口を通って消費者の口まで流れる。
飲み口の導管は、人間による消費にとって快適であるように、注入可能な食品の通過する流れを制限するように寸法が決められてもよい。的確な寸法は、消費される注入可能な食品の種類及び粘度、並びに、食品が果実片などの粒子を含むかどうかに依存してもよい。
飲み口のベース部分の遠位端部分の外面は、水平断面において楕円形状を有してもよい。楕円形状は、飲んでいる間の、都合のよい唇の位置に対応する。遠位端部分の外面の楕円状断面の長軸は、容器が意図された飲用位置に位置付けられたときに、水平方向に合わされてもよい。遠位部の外面の楕円又は別の丸い円周を有することにより、快適に飲むための、飲み口への唇の都合のよい適合が可能になる。
飲み口のベース部分の近位端部分は、近位端によって定義される平面に沿った断面において、楕円形状又は別の円形状を有してもよい。このようなデザインは、飲み口の都合のよい構成及び製造を支援することができる。飲み口の内部の導管も、楕円状内断面又は別の円状内断面を有してもよい。近位端部分の楕円状断面の長軸は、遠位端部分の外面の楕円状断面の長軸と整列してもよい。近位端部分の楕円状断面の長軸は、飲み口の内部の導管の楕円状断面の長軸と整列してもよい。
接続部分とベース部分との間の取付点は、近位端部分の楕円状断面の長軸と整列してもよい。近位端部分の楕円状断面の長軸は、蓋部分の第1の自由度の枢動平面と整列してもよい。
飲み口のベース部分の遠位端部分は、遠位端の方へ先細になっている、水平断面における円錐台形状を有してもよい。この形状は、飲んでいる間、消費者の唇と遠位端部分との間の快適且つ効果的なシールを可能にする。遠位端部分は平滑面を有し、唇との効果的なシールを可能にすることができる。ベース部分に恒久的に取り付けられている間、蓋部分は遠位端部分に螺合することはできないので、遠位端部分はねじ山がなくてもよい。
飲み口のベース部分の遠位端部分は、飲んでいる間、消費者の唇によって快適に密封できるように寸法決めされてもよい。遠位端部分は、意図される使用者の口の形状及びサイズに適合する寸法を有してもよい。遠位端部分の高さは、消費者の唇が好都合に遠位端部分とのシールを形成することができるように選択されてもよい。遠位端部分の高さは、本体部分の外面までの、遠位端の開口の直交する距離である。遠位端ポートの高さは、少なくとも4mm、好ましくは少なくとも5mm、さらにより好ましくは少なくとも6mm、さらにより好ましい少なくとも8mm、さらにより好ましい少なくとも10mmであってもよい。
破壊可能なシール部分は、遠位端部分又は少なくともベース部分の遠位端より下に少なくとも部分的に配置されてもよい。破壊可能なシール部分が下に配置される場合、シール部分が破壊される前、遠位端部分は汚染及び汚損から保護されている。したがって、このシール可能部分を破壊した後、消費者は、より衛生的に維持された飲み口から飲むことができる。破壊可能なシール部分は、遠位端の下に完全に配置されて、遠位端を完全に取り囲んでもよい。破壊可能なシール部分は、ベース部分の遠位端部分より下に、少なくとも部分的に配置されてもよい。好ましくは遠位端部分の少なくとも一部を含む遠位端が、破壊可能なシール部分が破壊される前に、蓋部分によって覆われるように、破壊可能なシール部分は配置されてもよい。
蓋部分は、水平面内、又は、遠位端によって定義される平面内、又は、近位端によって定義される平面内で、遠位端の寸法を超えて延在するフランジ部分を備えてもよい。飲み口のベース部分の遠位端部分の汚染及び汚損は、消費者が容器から衛生的に飲むことができるように、可能な限り減少させなければならない。たとえば、容器がその販売前に棚に置かれている間に扱われるときに、このような汚損及び汚染は発生する可能性がある。蓋部分で構成されているフランジを有することにより、容器を扱う人の指先が、消費者の唇と最終的に接触する飲み口のベース部分の遠位端部分に触れる可能性は低くなる。
蓋部分は、使用者が簡単に開けるためにプルタブをさらに備えてもよい。プルタブを引っ張るとき、使用者は、破壊可能なシール部分を破って開けてもよく、それによって、飲み口のベース部分の遠位端が露出される。
ベース部分の近位端は、遠位端より大きくてもよく、ベース部分は、近位端と遠位端との間に円錐台形状を有する。この構成は、容器の本体の外面へのベース部分の良好な接続を可能にする。良好な接続により、本体部分の外面への、飲み口の恒久的な取付けを容易にすることができる。
ベース部分の近位端は、フランジ部分を備えてもよい。フランジ部分は、容器の本体に取り付けられるベース部分の表面積を増加させ、結果的に、取付けの強度を増加させることができる。フランジ部分は、ベース部分の近位端によって定義される同じ平面内に位置付けられてもよい。フランジ部分は、ベース部分の近位端の少なくとも一部の外周又は全周に沿って位置付けられてもよい。近位端によって定義される平面に平行なフランジの広がりは、近位端によって定義される平面に垂直なフランジの広がりより実質的に大きく、そのため、フランジ部分は、近位端によって定義される平面に、したがって、飲み口が取り付けられる容器の外面に平行に向けられる略平面状の構成を有する。フランジの表面サイズは、消費者の唇が飲み口の代わりに包装材料と接触することがある可能性をさらに減少させる。包装は、あまり衛生的ではないと、消費者によって知覚されることがある。接続部分は、フランジ部分を通してベース部分に接続されてもよい。
図2及び図5は、本発明による注入可能な食品のための容器での使用に適した飲み口の例示的な実施形態の拡大斜視図を示す。蓋部分は、フランジ部分260を備える。ベース部分210の近位端部分235は、フランジ部分240を備える。
容器の本体は、板紙の層とポリマー材料の1つ又は複数の層とを備える積層包装材料から作られてもよい。板紙層は、パッケージに構造安定性を提供することができる。ポリマー層は、積層包装材料から作られた容器が注入可能な食品のための容器の役割を果たすように、積層包装材料を十分な液体不透過性にすることができる。チーム「板紙」は、本明細書で使用される場合、成分としてセルロース系繊維又は改質セルロース系繊維を備える任意の材料を指す。含有率セルロース系繊維又は改質セルロース系繊維は、繊維含有率が板紙の材料特性のために適切になるように十分に高くてもよい。好適な板紙層は、当該技術分野においてよく知られている。原則として、容器を形成したときに注入可能な食品を保持することが可能である任意の包装材料又は包装材料の組合せが、本発明に適している。
容器は、アルミニウム又は好適なポリマー系材料などの酸素バリア層を備える積層包装材料から作られてもよい。
飲み口は、容器の本体部分の開口の上に位置付けられてもよい。開口は、飲み口が加えられる前に、容器本体を製造する間に作成されてもよい。飲み口は、本体部分の外面上の開口の上に接着されてもよい。飲み口は、内部及び接着されたものから容器本体の内面まで開口を通して挿入されてもよい。
或いは、飲み口は、簡単に開けるのに適した容器の本体の部分の上に位置付けられてもよい。簡単に開けるための部分は、板紙層などの少なくとも1つの層を省略することによって、積層包装材料に作成されてもよい。簡単に開けるための部分は、その部分の周囲の少なくとも一部のあたりの材料を弱めることによって、たとえば、材料に穴をあける又は材料を部分的に切断することによって、作成されてもよい。蓋部分がシールを破壊するために引き戻されたとき、簡単に開けるのに適した部分も同じ引っ張り動作の結果として開けられるように、蓋部分は、簡単に開けるのに適した部分に接続されてもよい。
飲み口は、ベース部分の反対側の本体部分の内面に位置付けられ、ベース部分に接続されるアンカ部分をさらに備えてもよい。この構成において、本体部分を形成する包装材料は、ベース部分の近位端とアンカ部分との間に挟み込まれる。アンカ部分が存在するとき、ベース部分とアンカ部分との間に充填材料を挟み込むこと以外の任意の他の手段によって、容器の本体に飲み口を取り付けることを必要としなくてもよい。蓋部分と、ベース部分と、接続部分と、アンカ部分とを備える飲み口は、一体として製造されてもよい。飲み口は、包装材料上に直接、一体として直接射出成形されてもよい。飲み口を形成する材料は、特にその目的のために用意されてもよい、又は、射出プロセスの下で材料に及ぼされる圧力の作用の下で材料中を移動してもよい、いずれかの指定された導管を通して、射出成形プロセスの間、包装材料の中を流れてもよい。或いは、アンカ部分は、飲み口の他の部分とは別に製造されてもよい。次いで、アンカ部分は、適用プロセスの間、包装材料に穴をあけるカチッとした接続によって、部分の基礎を形成するように接続されてもよい。
図9は、本発明の例示的な飲み口の側面図を示す。飲み口(200)は、ベース部分(210)の反対側の本体部分(310)の内面に位置付けられ、ベース部分に接続されているアンカ部分(290)をさらに備える。
本発明の別の態様は、本発明による注入可能な食品のための容器での使用に適した飲み口を提供することである。このような飲み口は、容器の本体部分の充填及び密封とは別に製造されてもよい。飲み口は、充填及び密封作業の前又は後に加えられてもよい。飲み口は、本体部分を形成する材料の穴を通して内側から加えられてもよい。次いで、飲み口は、たとえば、ベース部分のフランジを内面に取り付けることによって、本体部分の内面に恒久的に取り付けられる。この構成において、飲み口は、本体部分の最初の密封の一部を形成する。或いは、飲み口は、本体部分の外面に恒久的に取り付けられてもよい。この作業は、本体部分の充填及び密封の前又は後に行われてもよい。飲み口は、本体部分に先に存在する開口の上に置かれてもよく、その場合、飲み口は、本体部分の最初の密封に寄与する。飲み口は、予め積層された穴などの、簡単に開けるのに適した本体部分の部分に加えられてもよい。
本発明の容器を製造するための1つの好適な方法は、射出成形、又は、さらに具体的には微小射出成形によって、すべてのその構成要素とともに飲み口を製造することである。飲み口は、容器が注入可能な食品で満たされて、その後に密封される前又は後に、包装材料に取り付けられたものである。飲み口を射出成形するための好適な材料は、ポリエチレンである。
飲み口は、少なくとも80重量%、好ましくは少なくとも90重量%、又は、好ましくは95重量%、さらにより好ましくは98重量%の、1つの種類のポリマー、たとえば、ポリオレフィン(たとえば、ポリエチレン又はポリプロピレン)、ポリエステル(たとえば、PET又はPEF)を備えてもよい。飲み口は、化石燃料系資源の代わりに、再生可能資源からのポリマー入手から作られてもよい。飲み口は、堆肥化可能な、産業的に堆肥化可能な、生物分解可能な、又は産業的に生物分解可能なポリマーから作られてもよい。飲み口は、繊維系材料(たとえば、繊維強化ポリマー複合材)からであってもよい。
本発明は、特定の例に関して上で説明された。しかしながら、上記以外の他の例が、本発明の範囲内で等しく可能である。本発明の異なる特徴及びステップは、上記以外の他の組合せで組み合わされてもよい。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
より一般的には、当業者は、本明細書に記載のすべてのパラメータ、大きさ、材料、及び構成が、例示であると意図されていること、並びに、実際のパラメータ、大きさ、材料、及び/又は構成が、本発明の教示が使用される特定の用途に依存することを容易に理解するであろう。

Claims (19)

  1. 注入可能な食品のための容器(100)において、
    前記容器が、前記注入可能な食品を保持するための最初に密封された本体部分(300)を備え、
    前記容器が、前記容器から飲むのに適した飲み口(200)を備え、
    前記飲み口が、近位端(220)と遠位端(230)とを有するベース部分(210)を備え、
    前記近位端(220)が、前記容器に恒久的に取り付けられており、
    前記近位端(220)が、前記注入可能な食品を前記容器の前記本体から受けるのに適した開口を有し、
    前記遠位端(230)が、前記注入可能な食品を前記容器から飲むのに適した開口を有し、
    前記近位端の前記開口及び前記遠位端の前記開口が、前記注入可能な食品のために導管によって接続されており、
    前記飲み口が、蓋部分(250)を備え、
    前記蓋部分(250)が、破壊可能なシール部分によって前記遠位端で前記開口を密封するように、前記ベース部分に最初に取り付けられており、前記シール部分が、前記ベース部分の前記開口がアクセス可能となるように使用者が破壊するのに適しており、
    前記飲み口が、前記蓋部分を前記ベース部分に恒久的に取り付けている接続部分(270)を備え、それによって、前記破壊可能なシール部分が破壊された後、前記接続部分が、前記蓋部分が前記ベース部分から離れるように枢動することを可能とする第1の角度の自由度を提供するたわみヒンジである
    ことを特徴とする、
    注入可能な食品のための容器(100)。
  2. 前記蓋部分(250)が、前記近位端(220)によって画定される表面に平行であり、前記接続部分(270)が前記ベース部分に取り付けられる点における前記ベース部分(210)の接線である軸のまわりで枢動可能である、
    請求項1に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  3. 前記蓋部分(250)が、前記ベース部分(210)を保護するための第1の位置と飲むための第2の位置との間で枢動可能である、
    請求項1又は2に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  4. 前記飲み口(200)が、前記蓋部分又は前記接続部分と係合されている間、前記蓋部分を飲用位置に保持するためのホルダ(280)をさらに備える、
    請求項2又は3に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  5. 前記たわみヒンジが、前記蓋部分(250)が前記第1の角度の自由度によって定義される枢動平面から離れるように移動することを可能にする第2の自由度を提供し、
    前記第2の自由度に沿って前記蓋部分を移動させることによってのみ、前記蓋部分を前記係合位置に移動させることができるように、前記ホルダ(280)が配置される、
    請求項4に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  6. 前記接続部分が、導かれた復元力を提供する、このような蓋部分が、前記第1の角度の自由度によって定義される枢動平面に戻される、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  7. 前記飲み口(200)の前記ベース部分(210)の前記遠位端部分(235)の外面が、前記近位端(220)によって定義される平面に沿った断面において楕円形状を有する、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  8. 前記飲み口の前記ベース部分(210)の前記近位端部分(225)が、水平断面において楕円形状を有する、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  9. 前記飲み口の前記ベース部分(210)の前記遠位端部分(235)が、前記遠位端(230)の方へ先細になっている、水平断面における円錐台形状を有する、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  10. 前記飲み口(200)の前記ベース部分(210)の前記遠位端部分(235)が、飲んでいる間、前記消費者の前記唇によって快適に密封できるように寸法決めされる、
    請求項1〜9のいずれか一項に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  11. 前記破壊可能なシール部分が、前記ベース部分(210)の前記遠位端(230)より下に配置される、
    請求項1〜10のいずれか一項に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  12. 前記蓋部分(250)が、前記遠位端によって定義される平面内で、前記遠位端の寸法を超えて延在するフランジ部分(260)を備える、
    請求項1〜11のいずれか一項に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  13. 前記ベース部分(210)の前記近位端(220)が前記遠位端(230)より大きく、前記ベース部分(210)が前記近位端と前記遠位端との間に円錐台形状を有する、
    請求項1〜12のいずれか一項に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  14. 前記容器が、板紙の層を備える積層包装材料から作られる、
    請求項1〜13のいずれか一項に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  15. 前記容器が、酸素バリア層を備える積層包装材料から作られる、
    請求項1〜14のいずれか一項に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  16. 前記飲み口(200)が、前記容器の前記本体(300)の開口の上に位置付けられている、
    請求項1〜15のいずれか一項に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  17. 前記飲み口(200)が、簡単に開けるのに適した前記容器の前記本体(300)の部分の上に位置付けられている、
    請求項1〜15のいずれか一項に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  18. 前記飲み口(200)が、前記ベース部分(210)の反対側の前記本体部分(310)の前記内面に位置付けられ、前記ベース部分に接続されているアンカ部分(290)をさらに備える、
    請求項1〜17のいずれか一項に記載の注入可能な食品のための容器(100)。
  19. 請求項1〜18のいずれか一項に記載の注入可能な食品のための容器での使用に適した飲み口。
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