JP6159339B2 - 熱音響共鳴器付き湿性ガス圧縮システム - Google Patents

熱音響共鳴器付き湿性ガス圧縮システム Download PDF

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Description

本願およびその結果得られた特許は、概して、湿性ガス圧縮システムに関し、さらに詳細には、圧縮機に到達する前にガス流内で水滴を粉砕する、熱音響共鳴器を用いた湿性ガス圧縮システムに関する。
天然ガスおよび他の種類の燃料は、その中に液状成分を含むこともある。このような「湿性」ガスは、かなり大きな液体体積を有することもある。従来の圧縮機において、このような湿性ガスにおける液滴は、羽根車または他の構成要素の腐食または脆化を引き起こす場合がある。さらに、回転子の不平衡がこのような腐食によって生じることもある。具体的には、液滴と、羽根車、端壁、シールなどの圧縮機表面との間の望ましくない相互作用が重要となる場合もある。腐食は、基本的に、衝突時の滴の相対速度、滴の塊の大きさ、および衝突角度の組み合わせに依存するものとして知られている。腐食は、性能の低下、圧縮機および構成要素の寿命の低下、ならびに保守要求の全体的な増大につながる。
現行の湿性ガス圧縮機は、上流液体ガス分離器を用いてガス流から液滴を分離することにより、液滴によって生じる腐食の影響および他の損害を制限するか、または少なくとも局在化させている場合がある。しかしながら、分離に必要な設備は、概して付加的な消費電力を必要とする。他の提案としては、ガス流を超音速にまで加速するために、ドラバルノズルなどの中細ノズルの使用がある。その結果得られる超音速衝撃波は、液滴を粉砕することもある。しかしながら、超音速衝撃波も、圧縮機の上流の圧力降下をもたらすため、全体的な圧縮機負荷を増加させることもある。
このように、改善された湿性ガス圧縮システムおよび腐食を避ける方法が望まれている。このようなシステムおよび方法は、好適に、腐食の衝撃および湿性ガス流中の大きな液滴によって生じる他の損害を最小限にする一方、液体ガス分離器や超音速衝撃波などの必要性をなくす、または少なくとも減少させることが可能である。
国際公開第2011/081528号
本願およびその結果得られた特許は、このように、中にいくつかの液滴を有する湿性ガス流のための湿性ガス圧縮システムを提供する。湿性ガス圧縮システムは、パイプと、パイプと連通する圧縮機と、湿性ガス流内の前記液滴を粉砕するためにパイプと連通する熱音響共鳴器とを含んでもよい。
本願およびその結果得られた特許はさらに、いくつかの大きな液滴を圧縮機の上流の湿性ガス流内で粉砕する方法を提供する。この方法は、パイプを介して湿性ガス流を流すステップと、熱音響共鳴器によりいくつかの音響波を湿性ガス流の周辺に生成するステップと、湿性ガス流の液相に対する気相の相対速度を減少するステップと、大きな液滴をいくつかの小さな液滴に粉砕するためにいくつかの大きな液滴の表面張力を超えるステップとを含んでもよい。他の方法も、本明細書に記載されてよい。
本願およびその結果得られた特許はさらに、中にいくつかの液滴を有する湿性ガス流のための湿性ガス圧縮システムを提供する。湿性ガス圧縮システムは、パイプと、パイプと連通する圧縮機と、パイプと連通し圧縮機の上流に位置付けられた熱音響共鳴器とを含んでもよい。熱音響共鳴器は、いくつかの音響波を湿性ガス流内で生成するために、温熱交換器と、冷熱交換器と、その間にある蓄熱器とを含んでもよい。他のシステムも、本明細書に記載されてよい。
本願およびその結果得られた特許におけるこれらの特徴および改良、ならびに他の特徴および改良は、いくつかの図面および添付の請求項と併用して以下の詳細な説明を検討することにより、当業者にとって自明となるであろう。
パイプ部の一部を有する公知の湿性ガス圧縮機の概略図である。 本明細書に記載されるような熱音響共鳴器付き湿性ガス圧縮システムの実施例の概略図である。 図2の湿性ガス圧縮システムの熱音響共鳴器の概略図である。 図2の湿性ガス圧縮システムの熱音響共鳴器の周辺の湿性ガス流の液相および気相の相対速度を示す表である。 本明細書に記載されるような熱音響共鳴器付き湿性ガス圧縮システムの代替的な実施形態の実施例の部分側面図である。 本明細書に記載されるような熱音響共鳴器付き湿性ガス圧縮システムの代替的な実施形態の実施例の部分側面図である。 本明細書に記載されるような熱音響共鳴器付き湿性ガス圧縮システムの代替的な実施形態の実施例の部分側面図である。
次に、図面(複数の図面にわたって同様の参照数字が同様の要素を示す)を参照すると、図1は、公知の湿性ガス圧縮機10の実施例を示す。湿性ガス圧縮機10は従来の設計から形成されてもよく、いくつかの固定子の中に、軸30上に位置し、この軸とともに回転するいくつかの羽根車20を有するいくつかの段を含んでもよい。湿性ガス圧縮機10はまた、吸気部40を含んでよい。吸気部40は、羽根車20周辺に位置付けられた吸気スクロール50などであってもよい。他の種類および構成の湿性ガス圧縮機10は公知であってもよい。パイプ部60は、湿性ガス圧縮機10の吸気部40に連通していてもよい。パイプ部60は、任意の所望の大きさ、形状、または長さで形成されていてもよい。ここでは任意の数のパイプ部60が用いられてもよく、従来の様式で付加されてもよい。
図2は、本明細書に記載されるような湿性ガス圧縮システム100の実施例を示す。湿性ガス圧縮システム100は、パイプ120周辺に位置付けられた圧縮機110を含んでもよい。圧縮機110は、上述の圧縮機10に類似していてもよい。ここで任意の種類のまたは任意の数の圧縮機110が用いられてもよい。同様に、パイプ120は、任意の大きさ、形状、長さ、または任意の数の部分を有してもよい。パイプ120は坑口装置130に連通していてもよい。湿性ガス流140は坑口装置130から出て圧縮機110中を流れ、その後、さらに下流に流れる。湿性ガス流140は、液相155におけるいくつかの大きな液滴150だけでなく気相145も含んでよい。湿性ガス流140は、天然ガス、他の種類の燃料などであってもよい。ここでは、他の構成要素および構成も用いられてよい。
湿性ガス圧縮システム100はまた、熱音響共鳴器160を含んでもよい。一般的に記載されるように、熱音響共鳴器160は、内部温度差を用いて、効果的に高振幅音響波を誘導する。熱音響共鳴器160は、坑口装置130の下流および圧縮機110の上流でパイプ120に連結されてもよい。ここで任意の数の熱音響共鳴器160が用いられてもよい。
熱音響共鳴器160は、音響室170を含んでもよい。音響室170は、湿性ガス流140が音響室170を満たすように、パイプ120と直接、連通してもよい。音響室170の構成が、その中で生成された音響波の性質および波長に対して影響を有することもあるという事実に依存して、音響室170は任意の大きさ、形状、または構成を有してもよい。
熱音響共鳴器160は、温熱交換器180、冷熱交換器190、およびその間に位置付けられた受動蓄熱器200を含んでもよい。温熱交換器180において、熱源210は、それの周辺の湿性ガス流140に対する熱を拒絶する。熱源210は、任意の種類の熱および任意の種類の熱源を含んでもよい。例えば、圧縮機110または他の場所からの排熱が用いられてもよい。冷熱交換器190において、熱は湿性ガス流140から受け取られ、冷却流へ送られてよく、または処分するためもしくは他の場所で用いるためにヒートシンク220に送られてもよい。受動蓄熱器200は、積み重ねた板材230などを含んでもよい。ここでは優れた熱効率を有する任意の種類の蓄熱器が用いられてもよい。
熱音響共鳴器の受動性蓄熱器200にわたる温熱交換器180および冷熱交換器190間の温度勾配は、いくつかの音響波240を引き起こすことが可能である。音響波240は、音響室170を通して伝播し、パイプ120に入る圧力波として作用する。ここで、音響波240の波長および他の特徴は変更されてもよい。他の種類の熱音響共鳴器および音響波240を生成する他の手段がここでも用いられてよい。他の構成要素および構成がここでも用いられてよい。
図4に示されるように、音響波240により生じた衝撃波面は、パイプ120内の湿性ガス流140と相互作用する。音響波240の相互作用は、湿性ガス流140の気相145内に急速な速度変化を起こし得る。湿性ガス流140が音響波240を通過しているときに、湿性ガス流140の気相145および液相155間の相対速度の変化により、このように、大きな液滴150がいくつかのより小さい液滴250に粉砕し得る。
液滴粉砕は、主として気相145および液相155間の相対速度に大きく依存するものである。液滴粉砕の可能性は、湿性ガス流140のウエーバー数に基づき評価できる。具体的には、ウエーバー数はここで以下のように、湿性ガス流140との関連において計算され得る。
Weber=ΡgR 2d/σ
この等式で、Ρgは流体の密度(kg/m3)であり、VRは相対速度(m/s)、dは滴径(m)、σは表面張力(n/m)である。一般的に記載されるように、ウエーバー数は、滴の表面張力と比較して、流体の慣性の相対的重要性の無次元測度である。ウエーバー数が、気相145の運動エネルギーが大きな液滴150の表面張力を超えるかもしれないことを示している場合、大きな液滴150は、このように粉砕して、より小さな液滴250になることが可能である。他の種類の滴評価および他の種類のプロトコルがここで用いられてもよい。
音響波240のエネルギーは部分的に液滴粉砕に移行してもよく、また部分的に湿性ガス流140内の消散に移行してもよい。消散とは、熱を湿性ガス流140に送り込むこと(deposition)を意味する。この熱は、温度増加とは対称的に、主に液体蒸発を引き起こすため、全体的な圧縮機の性能にとって有益であり得る。音響波240を通過した後、湿性ガス流140は、圧縮機の羽根20などに対する有害な腐食を減少させるために、その中により小さな液滴250を有する状態で圧縮機吸気部40に向かって続く。
熱音響共鳴器160付きの湿性ガス圧縮システム100は、このように、圧縮機110の全体的な寿命および効率を改善するはずである。具体的には、大きな液滴150を除去することにより腐食による損害が改善され得る一方、より高い圧縮機効率が蒸発により達成され得る。さらにまた、熱音響共鳴器160は可動部分を用いないため、熱音響共鳴器160は、低い保守要求とともに長い寿命を有するはずである。さらに、熱音響共鳴器160は圧縮機110または他の場所からの排熱を用いることができるため、熱音響共鳴器160は寄生エネルギーの損失という結果には至らないことが可能となる。熱音響共鳴器160はまた、主な圧縮機の負荷の増加を防ぐために、それを通る圧力降下を避けてもよい。
上述の湿性ガス圧縮システム100はパイプ120周辺に位置付けられた熱音響共鳴器160との関連で説明されてはいるものの、熱音響共鳴器160もまた、他の場所に位置付けられてもよい。例えば、図5および図6は、中細ノズル260周辺における熱音響共鳴器160または他の種類の可変断面ノズルの使用について示している。上述のように、ドラバルノズルなどとしても知られている中細ノズル260は、収束部270、喉状部280、および発散部290を含んでもよい。中細ノズル260は、衝撃波点300で超音速衝撃波を介して大きな液滴150を縮小させることもある。
図5の実施例において、熱音響共鳴器160は、パイプ310の上流部に位置付けられてもよい。図6の実施例において、熱音響共鳴器160は、パイプ320の下流部に位置付けられてもよい。熱音響共鳴器160は、上述の方法と類似した方法で液滴粉砕を支援かつ促進するために、中細ノズル260の周辺またはそれに沿った任意の場所に位置付けられてもよい。ここでは複数の熱音響共鳴器160が用いられてもよい。他の種類のパイプおよび他の種類のノズルがここでは用いられてもよい。他の構成要素および構成がここでは用いられてもよい。
パイプ120内の湿性ガス流140と直接流体連通している熱音響共鳴器160の代替物として、熱音響共鳴器160はまた、パイプ120内の湿性ガス流140から物理的に離間していてもよい。図7に示されるように、熱音響共鳴器160は、移動ピストン330などを介してパイプ120に接続されてもよい。音響波240は、波が機械的接触を介してその中に続くように、パイプ120と接触する移動ピストン330を駆動することが可能である。ピストン330を用いることにより、熱音響共鳴器160内における異なる作動媒体の使用も可能になる。ヘリウム、窒素、または他の気体などの媒体が用いられてもよい。代替媒体を用いることは、効率および安定性の観点から、すなわち、音響エネルギーへの熱変換における増加した効率の観点から有益であり得る。他の種類の機械的システムもまた、ここで用いられてもよい。
上述したものが本願およびその結果得られた特許の所定の実施形態にのみ関連することは明らかである。ここで多くの変化および修正が、以下の請求項およびその同等物によって定義されるような発明の一般的な精神および範囲から逸脱することなく、当業者によってなされることが可能である。
100 湿性ガス圧縮システム
110 圧縮機
120 パイプ
130 坑口装置
140 湿性ガス流
145 気相
150 液滴
155 液相
160 熱音響共鳴器
170 音響室
180 温熱交換器
190 冷熱交換器
200 受動蓄熱器
210 熱源
220 ヒートシンク
230 板材
240 音響波
250 液滴
260 中細ノズル
270 収束部
280 喉状部
290 発散部
300 衝撃波点
310 パイプ
320 パイプ
330 移動ピストン

Claims (18)

  1. 中にいくつかの液滴を含む湿性ガス流のための湿性ガス圧縮システムであって、
    前記湿性ガス流が通るパイプと、
    前記パイプと連通する吸気部と複数の羽根車とを備える圧縮機と、
    前記パイプと連通する熱音響共鳴器と、
    を備え、
    前記熱音響共鳴器は、前記圧縮機からの熱を受け取り、受け取った熱を用いて前記パイプ内に音響波を誘導する、前記圧縮機の前記吸気部が前記湿性ガス流を受け取る前に前記湿性ガス流内の前記液滴を粉砕する、
    湿性ガス圧縮システム。
  2. 前記熱音響共鳴器は、前記パイプ上に位置付けられて前記湿性ガス流と連通する音響室を含む、請求項1に記載の湿性ガス圧縮システム。
  3. 前記熱音響共鳴器は、温熱交換器と、冷熱交換器と、その間にある蓄熱器とを含む、請求項1または2に記載の湿性ガス圧縮システム。
  4. 前記温熱交換器は、熱源と連通し、
    前記熱源が、熱を前記温熱交換器に供給する前記圧縮機を含む、
    請求項3に記載の湿性ガス圧縮システム。
  5. 前記冷熱交換器は、前記冷熱交換器からの熱を受け取るヒートシンクと連通する、請求項3または4に記載の湿性ガス圧縮システム。
  6. 前記蓄熱器は、受動蓄熱器を含み、
    前記受動蓄熱器にわたる前記温熱交換器と前記冷熱交換器との間の温度勾配により前記音響波が誘導される、
    請求項3から5のいずれかに記載の湿性ガス圧縮システム。
  7. 前記蓄熱器は、複数の板材を含む、請求項3から6のいずれかに記載の湿性ガス圧縮システム。
  8. 前記複数の音響波は、いくつかの大きな液滴をいくつかの小さな液滴に粉砕する、請求項1から7のいずれかに記載の湿性ガス圧縮システム。
  9. 前記パイプは、中細ノズルを含む、請求項1から8のいずれかに記載の湿性ガス圧縮システム。
  10. 前記中細ノズルは、収束部と、喉状部と、発散部と、衝撃波点と、を含む、請求項9に記載の湿性ガス圧縮システム。
  11. 前記熱音響共鳴器は、前記パイプに結合されたピストンを含み、
    誘導された前記音響波が、前記音響波が前記ピストンを通して前記パイプを伝播するように、前記パイプと接触する前記ピストンを駆動する、
    請求項1から10のいずれかに記載の湿性ガス圧縮システム。
  12. 前記湿性ガス流は、天然ガス流を含む、請求項1から11のいずれかに記載の湿性ガス圧縮システム。
  13. いくつかの大きな液滴を圧縮機の上流の湿性ガス流内で粉砕する方法であって、
    パイプを介して前記湿性ガス流を流すステップと、
    前記圧縮機からの熱を受け取るステップと、
    受け取った前記熱を用いて、熱音響共鳴器により前記湿性ガス流の周辺に音響波を誘導するステップと、
    前記湿性ガス流の液相に対する気相の相対速度を減少するステップと、
    前記湿性ガス流が前記圧縮機に提供される前にいくつかの大きな液滴をいくつかの小さな液滴に粉砕するために、前記いくつかの大きな液滴の表面張力に打ち勝つステップと、
    を含む、方法。
  14. 中にいくつかの液滴を含む湿性ガス流のための湿性ガス圧縮システムであって、
    前記湿性ガス流が通るパイプと、
    前記パイプと連通する吸気部と複数の羽根車とを備える圧縮機と、
    前記パイプと連通し前記圧縮機の上流に位置付けられた熱音響共鳴器と、
    を備え、
    前記熱音響共鳴器は、前記圧縮機からの熱を受け取り、
    前記熱音響共鳴器は、温熱交換器と、冷熱交換器と、その間にある蓄熱器と、を含み、受け取った前記熱を用いて音響波を前記湿性ガス流内で生成し、前記圧縮機の前記吸気部が前記湿性ガス流を受け取る前に前記湿性ガス流内の前記液滴を粉砕する、
    湿性ガス圧縮システム。
  15. 前記熱音響共鳴器は、前記パイプ上に位置付けられ前記湿性ガス流に連通する音響室を含む、請求項14に記載の湿性ガス圧縮システム。
  16. 前記温熱交換器は、熱源と連通し、
    前記熱源が、熱を前記温熱交換器に供給する前記圧縮機を含む、
    請求項14または15に記載の湿性ガス圧縮システム。
  17. 前記冷熱交換器は、前記冷熱交換器からの熱を受け取るヒートシンクと連通する、請求項14から16のいずれかに記載の湿性ガス圧縮システム。
  18. 前記蓄熱器は、複数の板材を備えた受動蓄熱器を含み、
    前記受動蓄熱器にわたる前記温熱交換器と前記冷熱交換器との間の温度勾配により前記音響波が誘導される、
    請求項14から17のいずれかに記載の湿性ガス圧縮システム。
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