JP6159178B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施形態の空気入りタイヤについて、図面を参照して説明する。
以下、本発明の第2実施形態の空気入りタイヤについて、図面を参照して説明する。第2実施形態は、図1に示す導電経路50を、図4又は図5に示すように変更したものである。
以下、本発明の第3実施形態の空気入りタイヤについて、図面を参照して説明する。第3実施形態は、図1に示す導電経路50を、図6に示すように変更したものである。すなわち、カーカスプライ4に導電テープ41が織り込まれているのは変わらないが、ベルト4b及び4cのトッピングゴムを導電性ゴムにしており、ベルト4b及びベルト補強材4cに導電テープを織り込んでいない。また、トレッドゴム5には、接地面P1からベルト補強材4cへタイヤ径方向に沿って導電性ゴムが配置され、この導電性ゴムが導電経路350を構成している。
カーカスプライ4について、上記実施形態では、図2B及び図2Cに示すように、プライ材40の端部がタイヤ周方向CDに沿って突き合わせ又は重ね合わされ、接合部40Xがタイヤ周方向CDに沿って配置されているが、図7A及び図7Bに示すように変更してもよい。図7A及び図7Bに示すように、プライ材40の端部がタイヤ幅方向WDに沿って突き合わせ又は重ね合わされ、接合部40Xがタイヤ幅方向WDに沿って配置されている。
試作タイヤを、所定サイズのリムに組み付け、所定内圧を充填し、所定荷重をかけ、ドラム走行試験にて測定した転がり抵抗を指数評価した。比較例1を100として指数で評価した。当該指数が小さいほど転がり抵抗が小さく好ましい。
フラットベルト式コーナリング試験機を用いて、ベルト上を時速10kmにて走行させ、タイヤにスリップ角を与えたときに発生するコーナリングフォースを、スリップ角度で除した値である。スリップ角±1°の範囲での値を用いて算出した。低荷重域は最大負荷能力の40%の負荷を与えて算出している。高荷重域は最大負荷能力の100%の負荷を与えて算出している。比較例1を100として指数化し、値が大きいほど優れていることを示す。一般車両では前輪荷重が大きいため、低荷重域のCPが大きいと安定性が欲なり、高荷重域のCPが大きいと応答性が良くなる。
ベルト4b及びカーカスプライ4のトッピングゴムを導電性ゴムとし、トレッドゴム5のセンターリブ部分を導電性ゴムで形成した。サイドウォールゴム6及びリムストリップゴム7も導電性ゴムとしている。
ベルト4b及びカーカスプライ4のトッピングゴム、トレッドゴム5を非導電性ゴムとした。接地面からタイヤ幅方向WDの外側へ向かいサイドウォールゴム6に至る導電性ゴムがトレッドゴム5に埋め込んである。当該導電性ゴムは、トレッドゴム5のモジュラスよりも高いゴムを採用した。導電経路は、接地面から順に、トレッド部3の導電性ゴム、サイドウォールゴム6及びリムストリップゴム7を経て、リムに至る。それ以外は、比較例1と同じとした。
ベルト補強材4c、ベルト4b及びカーカスプライ4のトッピングゴムを非導電性ゴムにより形成している。トレッドゴム5、サイドウォールゴム6及びリムストリップゴム7も非導電性ゴムにより形成している。インナーライナーゴム4aは導電性ゴムにより形成している。トレッド部3に、図4に示す導電経路150を設けている。それ以外は、比較例1と同じとした。
実施例1のタイヤに対し、トレッド部3に、図5に示す導電経路250を設けた。それ以外は、実施例1と同じとした。
2 サイドウォール部
3 トレッド部
4 カーカスプライ
40 プライ材
40X 接合部(カーカスプライにて)
41 導電テープ(カーカスプライにて)
4a インナーライナーゴム
4b ベルト
42 ベルト材
42X ベルト接合部
5a 溝
50,150,250,350 導電経路
53 導電テープ(ベルトにて)
CD タイヤ周方向
CL タイヤ赤道
Claims (5)
- 一対のビード部と、前記ビード部の各々からタイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部と、前記サイドウォール部の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部と、前記トレッド部から前記サイドウォール部を経て前記ビード部に至るカーカスプライと、前記カーカスプライのタイヤ内側に配置されるインナーライナーゴムと、を備え、
前記カーカスプライが、プライ材の端部を突き合わせ又は重ね合わせて接合された接合部を有し、前記接合部に、プライ材の端部同士の間に介在して前記カーカスプライの表面に露出する導電テープが設けられ、
前記カーカスプライのトッピングゴムが非導電性ゴムにより形成され、
前記トレッド部には、路面と接触しうる接地面から前記導電テープに至る導電経路が形成され、
前記インナーライナーゴムは、導電性ゴムにより形成されるとともに、リムと接触しうる前記ビード部の外表面から前記カーカスプライのタイヤ内側の表面に露出した前記導電テープへ至る導電経路を構成しており、
前記プライ材の端部はタイヤ周方向に沿って突き合わせ又は重ね合わされ、前記接合部はタイヤ周方向に沿って配置されていることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記トレッド部には、タイヤ周方向に延びる溝が形成されており、前記接合部は、前記溝のタイヤ幅方向位置と異なる位置に配置されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記接地面には、タイヤ周方向に延びる溝がタイヤ赤道を挟んで左右にそれぞれ配置されており、
前記トレッド部には、前記接地面を形成する非導電性ゴムのトレッドゴムが設けられているとともに、前記トレッド部の前記導電経路を構成する導電性ゴムが、前記溝のタイヤ赤道側の溝壁に沿って配置されており、当該導電性ゴムが前記トレッドゴムよりもモジュラスの高いゴムにより形成されている、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。 - 前記接地面には、タイヤ周方向に延びる溝がタイヤ赤道を挟んで左右にそれぞれ複数配置されており、
前記複数の溝のうち最も前記タイヤ赤道側にある一対の溝の溝壁に、前記トレッドゴムよりもモジュラスの高い導電性ゴムが配置されている、請求項3に記載の空気入りタイヤ。 - 前記カーカスプライのタイヤ径方向外側に設けられるベルトを備え、
前記ベルトのトッピングゴムが非導電性ゴムにより形成され、
前記ベルトは、ベルト材の端部を突き合わせ又は重ね合わせて接合されたベルト接合部を有し、前記ベルト接合部に、ベルト材の端部同士の間に介在して前記ベルトの表面に露出する導電テープが設けられ、当該導電テープが前記トレッド部の導電経路を構成している、請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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