JP6051072B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、導電性能を確保するとともに、操縦安定性能を適正化した空気入りタイヤに関する。
近年、燃費性能と関係が深いタイヤの転がり抵抗の低減を目的として、トレッドゴムなどのゴム部材を、シリカを高比率で配合した非導電性ゴムで形成した空気入りタイヤが提案させている。ところが、かかるゴム部材は、カーボンブラックを高比率で配合した導電性ゴムで形成した従来品に比べて電気抵抗が高く、車体やタイヤで発生した静電気の路面への放出を阻害するため、ラジオノイズなどの不具合を生じやすいという問題がある。そこで、静電気を放出するための導電経路を適切に確保する必要がある。
そこで、トレッドゴムを非導電性ゴムで形成しつつ、カーボンブラック等を配合した導電性ゴムを設けて、通電経路を確保した空気入りタイヤが開発されている。例えば特許文献1及び2に記載の空気入りタイヤでは、非導電性ゴムで形成されたトレッドゴムのタイヤ幅方向一方の端部に、導電性ゴムで形成された導電部を設けている。この導電部を、トレッドゴムの端部側面又は端部底面から接地面に至るまで配置することにより、静電気を放出するための導電経路を確保している。
特開2009−126291号公報 特開2007−290485号公報
しかしながら、特許文献1及び2のいずれのタイヤも、タイヤ子午線断面において、導電部は1本線であり、タイヤ外表面の一箇所のみで露出するので、タイヤの挙動によって導電部が路面から浮き上がるおそれがあり、導電性能を常時発揮できるとは言い難い。
また、要求に応じて、ドライ路面での操縦安定性能及びウエット路面での操縦安定性能が求められる。一般的に、トレッドゴム(すなわち接地面)のモジュラス(ゴム硬度)が高くなれば、接地面積が減る分、単位面積あたりの圧力が高くなり、ドライ路面での操縦安定性能が向上する。一方で、接地面のモジュラスゴム硬度が低くなれば、接地面積が増える分、ウエット路面での操縦安定性能が向上する。
このことから、トレッドゴムの硬度によってドライ路面又はウエット路面のいずれかの操縦安定性能を向上させることは可能であるが、これら性能は相反関係(取り合い関係とも言う)にあるので、トレッドゴムの硬度設定だけでは、所望の操縦安定性能を得ることは難しい。すなわち、ドライ路面又はウエット路面のいずれか一方の操縦安定性能をほぼ維持した状態で他方の操縦安定性能を向上させることや、ドライ路面又はウエット路面のいずれか一方の操縦安定性能を多少犠牲にする代わりに他方の操縦安定性能をそれ以上に飛躍的に向上させることが難しいものである。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、その目的は、導電性能を的確に発揮させるとともに、ドライ路面での操縦安定性能とウエット路面での操縦安定性能の設定自由度を向上させた空気入りタイヤを提供することである。
本発明は、上記目的を達成するために、次のような手段を講じている。
すなわち、本発明の空気入りタイヤは、タイヤのトレッド部に配置され、接地面を形成する非導電性ゴムのトレッドゴムと、前記トレッドゴムのタイヤ幅方向の少なくとも一方に設けられ、タイヤ子午線断面において前記接地面と前記トレッドゴムの側端部の側面又は底面とを前記トレッドゴムの内部を通って接続する形状をなす導電部と、を備え、前記導電部は、前記トレッドゴムとは異なるゴム硬度の導電性ゴムで形成されており、前記トレッドゴムの側端部の側面又は底面からタイヤ幅方向内側へ向かい前記トレッドゴムの内部で終端する幹部と、前記幹部の複数箇所から分岐してタイヤ幅方向外側へ向かいタイヤ外表面に露出する複数の枝部と、を有しており、前記複数の枝部は、前記複数の枝部がない場合に比べて前記トレッド部の剛性を変更するトレッド剛性変更部を構成していることを特徴とする。
この構成によれば、枝部がタイヤ外表面の複数箇所に露出するので、導電部がタイヤ外表面の一箇所で露出する構成に比して導電部が路面に接地する確率が高まり、導電性能を的確に発揮することが可能となる。それでいて、トレッドゴムとゴム硬度が異なる複数の枝部が、枝部がない場合に比べてトレッド部の剛性を変化させるトレッド剛性変更部を構成しているので、トレッド部を所望の剛性に設定することができ、トレッドゴムの硬度設定だけでは得ることが難しかった、ドライ路面での操縦安定性能及びウエット路面での操縦安定性能の設計自由度を向上させることが可能となる。
操縦安定性能を著しく向上させるためには、前記複数の枝部は、タイヤ子午線断面において、枝分かれ部位と露出部位とを結ぶ線とタイヤ幅方向外側を向く水平線との角度が0度以上且つ70度以下になるように配置されており、前記枝部は、路面からの圧力によりトレッド部が変形する方向をタイヤ幅方向外側へ案内する変形方向案内部を構成していることが好ましい。
本発明は、上記角度が0度以上且つ90度未満、すなわち枝部が直立ではなくタイヤ幅方向外側に向かっていれば、トレッド剛性変更部が構成されるために、操縦安定性能の設定自由度を向上させることが可能である。また、上記角度が0度以上且つ70度以下であれば、変形方向案内部が構成されるので、更に操縦安定性能の設定自由度を著しく向上させることができる。
操縦安定性能の向上を追求するためには、上記角度が0度以上且つ50度以下になるようにすることが好ましい。さらに操縦安定性能の向上を追求するためには、上記角度が0度以上且つ35度以下になるようにすることが効果的である。
操縦安定性能をより一層向上させるためには、前記枝部は、タイヤ子午線断面において、前記枝分かれ部位と前記露出部位とを結ぶ線よりもタイヤ径方向外側に向かって突出するように湾曲していることが好ましい。
金型による主溝形成時に導電部の断線を抑制するためには、前記トレッドゴムには、タイヤ周方向に延びる主溝が少なくとも2つ形成されており、少なくとも1つの前記枝部及び前記幹部は、タイヤ幅方向の最も外側にある主溝とタイヤ径方向から見て重なり合う位置に配置されていることが好ましい。
本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一例を示すタイヤ子午線断面図。 トレッドゴムの側端部周辺を模式的に示す拡大断面図。 本実施形態に係る枝部の形状を模式的に示す断面図。 本発明の上記以外の実施形態に係る枝部の形状を模式的に示す断面図。 本発明の上記以外の実施形態に係る枝部の形状を模式的に示す断面図。 トレッドゴムの側端部周辺を模式的に示す拡大断面図。 本発明の上記以外の実施形態のタイヤの一例を示すタイヤ子午線断面図。 本実施形態のリボン巻き工法の巻き経路を模式的に示す図。 リボン巻き工法の上記以外の実施形態に係る巻き経路を模式的に示す図。 リボン巻き工法の上記以外の実施形態に係る巻き経路を模式的に示す図。 リボン巻き工法の上記以外の実施形態に係る巻き経路を模式的に示す図。 リボン巻き工法の上記以外の実施形態に係る巻き経路を模式的に示す図。
以下、本発明の一実施形態の空気入りタイヤについて、図面を参照して説明する。
図1に示すように、空気入りタイヤTは、一対のビード部1と、各々のビード部1からタイヤ径方向RD外側に延びるサイドウォール部2と、両サイドウォール部2のタイヤ径方向RD外側端に連なるトレッド部3とを備える。ビード部1には、鋼線等の収束体をゴム被覆してなる環状のビードコア1aと、硬質ゴムからなるビードフィラー1bとが配設されている。
また、このタイヤTは、トレッド部3からサイドウォール部2を経てビード部1に至るトロイド状のカーカス層4を備える。カーカス層4は、一対のビード部同士1の間に設けられ、少なくとも一枚のカーカスプライにより構成され、その端部がビードコア1aを介して巻き上げられた状態で係止されている。カーカスプライは、タイヤ赤道CLに対して略直角に延びるコードをトッピングゴムで被覆して形成されている。カーカス層4の内側には、空気圧を保持するためのインナーライナーゴム4aが配置されている。
さらに、サイドウォール部2におけるカーカス層4の外側には、サイドウォールゴム6が設けられている。また、ビード部1におけるカーカス層4の外側には、リム装着時にリム(図示しない)と接するリムストリップゴム7が設けられている。本実施形態では、カーカス層4のトッピングゴム、リムストリップゴム7及びサイドウォールゴム6が導電性ゴムで形成されている。
トレッド部3におけるカーカス層4の外側には、カーカス層4を補強するためのベルト4bと、ベルト補強材4cと、ベースゴム31と、トレッドゴム30とが内側から外側に向けて順に設けられている。ベルト4bは、複数枚のベルトプライにより構成されている。ベルト補強材4bは、タイヤ周方向に延びるコードをトッピングゴムで被覆して構成されている。ベルト補強材4bは、必要に応じて省略しても構わない。
図1に示すように、トレッドゴム30は、キャップゴムとも呼ばれ、タイヤのトレッド部3に配置され、接地面を形成する非導電性ゴムで形成される。ベースゴム31は、非導電性ゴムで形成され且つトレッドゴム30のタイヤ径方向RD内側に設けられる。図2は、トレッドゴム30の側端部周囲の拡大図である。図2に示すように、トレッドゴム30のタイヤ幅方向WDの一方には、タイヤ子午線断面において接地面とトレッドゴム30の側端部3aの側面3bとをトレッドゴム30の内部を通って接続する形状をなす導電部5が設けられている。なお、本実施形態では、ベースゴム31は、非導電性ゴムで形成されているが、導電性ゴムで形成してもよい。
上記において接地面は、正規リムにリム組みし、正規内圧を充填した状態でタイヤを平坦な路面に垂直に置き、正規荷重を加えたときの路面に接地する面であり、そのタイヤ幅方向WDの最外位置が接地端Eとなる。なお、正規荷重及び正規内圧とは、JISD4202(自動車タイヤの所元)等に規定されている最大荷重(乗用車用タイヤの場合は設計常用荷重)及びこれに見合った空気圧とし、正規リムとは、原則としてJISD4202等に定められている標準リムとする。
本実施形態では、トレッドゴム30の両側端部にサイドウォールゴム6を載せてなるサイドオントレッド構造を採用しているが、この構造に限られるものではなく、トレッドゴムの両側端部をサイドウォールゴムのタイヤ径方向RD外側端に載せてなるトレッドオンサイド構造を採用することも可能である。
ここで、導電性ゴムは、体積抵抗率が10Ω・cm未満を示すゴムが例示され、例えば原料ゴムに補強剤としてカーボンブラックを高比率で配合することにより作製される。カーボンブラック以外にも、カーボンファイバーや、グラファイト等のカーボン系、及び金属粉、金属酸化物、金属フレーク、金属繊維等の金属系の公知の導電性付与材を配合することでも得られる。
また、非導電性ゴムは、体積抵抗率が10Ω・cm以上を示すゴムが例示され、原料ゴムに補強剤としてシリカを高比率で配合したものが例示される。該シリカは、例えば原料ゴム成分100重量部に対して30〜100重量部で配合される。シリカとしては、湿式シリカを好ましく用いるが、補強材として汎用されているものは制限なく使用できる。非導電性ゴムは、沈降シリカや無水ケイ酸などのシリカ類以外にも、焼成クレーやハードクレー、炭酸カルシウムなどを配合して作製してもよい。
上記の原料ゴムとしては、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、ブチルゴム(IIR)等が挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上混合して使用される。かかる原料ゴムには、加硫剤や加硫促進剤、可塑剤、老化防止剤等も適宜に配合される。
導電部5を形成する導電性ゴムは、耐久性を高めて通電性能を向上する観点から、窒素吸着非表面積:NSA(m/g)×カーボンブラックの配合量(質量%)が1900以上、好ましくは2000以上であって、且つ、ジブチルフタレート吸油量:DBP(ml/100g)×カーボンブラックの配合量(質量%)が1500以上、好ましくは1700以上を満たす配合であることが望ましい。NSAはASTM D3037−89に、DBPはASTM D2414−90に準拠して求められる。
図2に示すように、導電部5は、トレッドゴム30とは異なるゴム硬度の導電性ゴムで形成されており、幹部51及び複数の枝部52を有する。幹部51は、トレッドゴム30の側端部3aの側面3bからタイヤ幅方向WD内側へ向かいトレッドゴム30の内部で終端する。複数の枝部52は、幹部51の複数箇所から分岐してタイヤ幅方向WD外側へ向かいタイヤ外表面に露出する。図4に示すように、トレッドゴム30の厚みをH1とした場合に、幹部51の先端側(タイヤ幅方向内側)は、接地面からの距離がH2となる位置に配置されている。幹部51は、H2≦H1×0.9になる位置に配置されていることが好ましい。これは、幹部51をベースゴム31に接触させないようにトレッドゴム30の内部を通すためである。さらに、H2≦H1×0.75になることが好ましい。これは、トレッドゴム30の有する低燃費性能の低下を極力避けるためである。また、図4に示すように主溝mの深さをD1とした場合に、H2≧D1が幹部51の上限位置として規定される。
トレッドゴム30と導電部5のゴム硬度差は1°以上あればよく、より効果的には3°以上あることが好ましい。ここでいうゴム硬度は、JISK6253のデュロメータ硬さ試験(タイプA)に準じて測定した硬度を意味する。ゴム硬度が高いほど硬いことを示し、ゴム硬度が低いほど柔らかいことを示す。
上記複数の枝部52は、図3Aに示すように、タイヤ子午線断面において、枝分かれ部位P1と露出部位P2とを結ぶ線L1と、タイヤ幅方向WD外側を向く水平線L2との角度θが0度以上且つ90度未満となるように配置される。このように、枝部52が鉛直方向よりもタイヤ幅方向外側へ傾斜し、且つ、枝部52がトレッドゴム30とは異なるゴム硬度で形成されることにより、トレッド部3の剛性が変化する。すなわち、図2に示すように、複数の枝部52は、当該複数の枝部52がない場合に比べてトレッド部3の剛性を変更するトレッド剛性変更部5xを構成している。
また、上記角度θが90度に近い場合、すなわち枝部52が直立状態に近い場合には、路面からの圧力によりトレッド部3がタイヤ幅方向外側及びタイヤ幅方向内側のいずれかに向けて変形することになるが、変形方向にばらつきが生じることが考えられる。そこで、本実施形態では、上記複数の枝部52は、上記角度θが0度以上且つ70度以下になるように配置されている。このような姿勢で枝部52を配置すれば、路面からの圧力によりトレッド部3(特に接地面)が変形する方向がタイヤ幅方向外側へ案内されることになる。すなわち、枝部52は、路面からの圧力によりトレッド部3が変形する方向をタイヤ幅方向WD外側へ案内する変形方向案内部5yを構成している。上記角度θは、0度以上且つ70度以下であればよいが、より効果を発揮させるためには、0度以上且つ50度以下が好ましく、さらに効果を強めるためには、好ましくは、0度以上且つ35度以下が好ましい。
本実施形態において、枝部52は、図3Aに示すように、枝分かれ部位P1からタイヤ幅方向WD外側及びタイヤ径方向RD外側に向けて立ち上がる湾曲形状を有する。すなわち、枝部52は、タイヤ子午線断面において、枝分かれ部位P1と露出部位P2とを結ぶ線L1よりもタイヤ径方向RD外側に向かって突出するように湾曲している。この形状であれば、枝部52の先端がタイヤ幅方向WD外側に向かうことになるので、タイヤ幅方向外側から内側に向かう力を適切に受け止めやすくなる。勿論、上記角度θが小さければ、図3Bに示すように、枝部52が、タイヤ子午線断面において、枝分かれ部位P1と露出部位P2とを結ぶ線L1よりもタイヤ径方向RD内側に向かって突出するように湾曲していてもよい。また、図3Cに示すように、水平線L2よりも露出部位P2がタイヤ径方向RD内側にくる場合もあり得る。
図1に戻り、トレッドゴム30には、タイヤ周方向に延びる主溝mが少なくとも2つ形成されている。本実施形態では、4つ形成されているが、3つでもよい。図2に示すように、少なくとも1つの枝部52及び幹部51は、タイヤ幅方向WDの最も外側にある主溝mとタイヤ径方向RDから見て重なり合う位置に配置されている。これは、図2に示すように、上記主溝mの下方に枝部52及び幹部51が位置することを意味する。
上記導電部5を配置する領域は、トレッドゴム30の端から、タイヤ幅方向の最も外側にある主溝mまでが好ましいが、少なくとも主溝mの近傍まであればよい。例えば、図2に示すように、幹部51の終端etが上記主溝mからタイヤ幅方向外側へ向けて15mm以内、好ましくは5mm以内にあることが望ましい。さらに主溝mよりも内側に枝部52があってもよい。また、幹部51の終端etは上記主溝mよりもタイヤ幅方向内側にあれば、終端etの任意に設定可能である。
なお、トレッドゴム30及び導電部5は、いわゆるリボン巻き工法により成形される。リボン巻き工法は、未加硫のリボンゴムをタイヤ周方向に沿って螺旋状に巻き付けることによって、所望の断面形状を有するゴム部材を成形する工法である。トレッドゴム30と導電部5を同時に形成するためには、非導電性ゴムの片面を導電性ゴムで被覆したリボンゴムを使用する。導電部5を形成せずにトレッドゴム30のみを形成するためには、非導電性ゴムのリボンゴムを使用する。使用するリボンゴムを切り替えればよい。
このようにリボン巻き工法でトレッド部3が形成されるので、幹部51及び枝部52は、それぞれタイヤ周方向に沿って延びる帯状をなす。枝部52の角度θが小さくなればなるほど、帯状の面積が大きくなり、駆動性能及び制動性能の向上の効果が大きくなる。本実施形態のリボン巻きの経路は、図6Aに示す通りであるが、その他には、図6B〜Eに示す経路も採用可能である。図6は、未加硫状態のトレッドゴム30、リボン巻きの開始点ST、リボン巻きの終了位置EDを示している。
以上のように、本実施形態の空気入りタイヤは、一対のビード部1と、各々のビード部1からタイヤ径方向RD外側に延びるサイドウォール部2と、各々のサイドウォール部2のタイヤ径方向RD外側端に連なるトレッド部3と、一対のビード部同士1の間に設けられたトロイド状のカーカス層4と、サイドウォール部2においてカーカス層4の外側に設けられたサイドウォールゴム6と、を有する。タイヤは、タイヤのトレッド部3に配置され、接地面を形成する非導電性ゴムのトレッドゴム30と、トレッドゴム30のタイヤ幅方向WDの一方に設けられ、タイヤ子午線断面において接地面とトレッドゴム30の側端部3aの側面3bとをトレッドゴム30の内部を通って接続する形状をなす導電部5と、を備え、導電部5は、トレッドゴム30とは異なるゴム硬度の導電性ゴムで形成されており、トレッドゴム30の側端部3aの側面3bからタイヤ幅方向WD内側へ向かいトレッドゴム30の内部で終端する幹部51と、幹部51の複数箇所から分岐してタイヤ幅方向WD外側へ向かいタイヤ外表面に露出する複数の枝部52と、を有しており、複数の枝部52は、複数の枝部52がない場合に比べてトレッド部3の剛性を変更するトレッド剛性変更部5xを構成している。
この構成によれば、枝部52がタイヤ外表面の複数箇所に露出するので、導電部5がタイヤ外表面の一箇所で露出する構成に比して導電部5が路面に接地する確率が高まり、導電性能を的確に発揮することが可能となる。それでいて、トレッドゴム30とゴム硬度が異なる複数の枝部52が、枝部52がない場合に比べてトレッド部3の剛性を変化させるトレッド剛性変更部5xを構成しているので、トレッド部3を所望の剛性に設定することができ、トレッドゴム30の硬度設定だけでは得ることが難しかった、ドライ路面での操縦安定性能及びウエット路面での操縦安定性能の設計自由度を向上させることが可能となる。
仮に、枝部52がタイヤ径方向RD(鉛直方向)に起立している場合には、路面からの垂直方向の圧力によって枝部52が圧縮を受けたとき、トレッド部3の変形方向がばらつき均一な変形とならずタイヤ周方向に沿って剛性が不均一となり、タイヤ幅方向WDに沿った力を適切に受けられず、操縦安定性能の向上が十分とはいえない。
そこで、本実施形態では、複数の枝部52は、タイヤ子午線断面において、枝分かれ部位P1と露出部位P2とを結ぶ線L1とタイヤ幅方向外側を向く水平線L2との角度θが0度以上且つ70度以下になるように配置されており、枝部52は、路面からの圧力によりトレッド部3が変形する方向をタイヤ幅方向WD外側へ案内する変形方向案内部5yを構成している。この構成によれば、路面からの垂直方向の圧力をタイヤ幅方向外側へ均一に変形しながら受けることができ、タイヤ周方向に沿って剛性が均一となり、タイヤ幅方向に沿った力を適切に受けることができ、操縦安定性能を著しく向上させることが可能となる。さらに、枝部52が鉛直方向に起立している場合に比べて枝部52が寝ている方が、枝部52の長さが長くなり、その結果、枝部52がトレッドゴムよりもゴム硬度が高いか低いかによって、駆動性能及び制動性能のいずれかを向上させることが可能となる。
さらに、本実施形態では、枝部52は、タイヤ子午線断面において、枝分かれ部位P1と露出部位P2とを結ぶ線L1よりもタイヤ径方向RD外側に向かって突出するように湾曲している。この構成によれば、タイヤ幅方向外側から内側に向かう力を枝部52が適切に受けることができ、操縦安定性能をより一層向上させることが可能となる。駆動性能及び制動性能も同様である。
さらに、本実施形態では、トレッドゴム30には、タイヤ周方向に延びる主溝mが少なくとも2つ形成されており、少なくとも1つの枝部52及び幹部51は、タイヤ幅方向WDの最も外側にある主溝mとタイヤ径方向RDから見て重なり合う位置に配置されている。この構成によれば、金型により主溝mを形成するときに、主溝mとタイヤ径方向RDから見て重なり合う位置に枝部52及び幹部51が配置されているので、幹部51だけが配置される場合に比べて導電部5が太くなるので、金型による主溝形成時に導電部5が断線することなく、溝際からの導電経路を確保することが可能となる。
[他の実施形態]
(1)本実施形態では、カーカス層4のトッピングゴム及びリムストリップゴム7が導電性ゴムで形成され、サイドウォールゴム6が非導電性ゴムで形成されているが、トレッド部の接地面とリムストリップゴムにおけるリム接触部位との間に導電経路が構成されていれば、カーカスのトッピングゴム、リムストリップゴム及びサイドウォールゴムは、非導電性ゴムで形成されていてもよいし、導電性ゴムで形成されていてもよい。その組み合わせは適宜変更可能である。
(2)さらに、幹部51は、トレッドゴム30の側端部3aの側面3bから延びているが、図5に示すように、底面3cから延びていてもよい。また、本実施形態では、キャップ部50は非導電性ゴムで形成されているが、導電性ゴムで形成されていてもよい。
(3)さらにまた、本実施形態では、トレッドゴム30のタイヤ幅方向WDの一方のみに設けているが、タイヤ幅方向WD両側に設けてもよい。
本発明の構成と効果を具体的に示すために、下記実施例について下記の評価を行った。
(1)ゴム硬度
ゴム組成物を150℃で30分間加硫し、23℃における加硫ゴムのゴム硬度をJISK6253に準拠して測定した。
(2)操縦安定性能
実車を用いたドライ路面走行及びウエット路面走行により官能評価にて比較した。下記表1では、比較例1の場合を100として実施例を指数で評価した。下記表2では、比較例2の場合を100として実施例を指数で評価した。当該指数が大きいほど操縦安定性能が高く好ましい。
(2)制動性能
実車(国産車)の走行速度を100km/hから0km/hに落としたときの制動距離を測定し、指数評価を行った。下記表1では、比較例1の場合を100として実施例を指数で評価した。下記表2では、比較例2の場合を100として実施例を指数で評価した。当該指数が大きいほど制動性能が高く好ましい。
(3)駆動性能
バス式トラクション計測器により、DRYμを計測し、指数評価を行った。下記表1では、比較例1の場合を100として実施例を指数で評価した。下記表2では、比較例2の場合を100として実施例を指数で評価した。当該指数が大きいほど駆動性能が高く好ましい。
実施例1
図2に示すように、幹部51及び複数の枝部52からなる導電部を非導電性ゴムのトレッドゴム30に形成した。枝部52の水平方向に対する上記角度θを70度に設定した。トレッドゴム30(キャップゴム)のゴム硬度を70°とし、導電部のゴム硬度を80°とし、トレッドゴム30よりも導電部5の方が硬くなるようにした。
実施例2
実施例1のタイヤに対し、枝部52の角度θを50度に設定した。それ以外は、実施例1のタイヤと同じとした。
実施例3
実施例1のタイヤに対し、枝部52の角度θを35度に設定した。それ以外は、実施例1のタイヤと同じとした。
実施例4
実施例1のタイヤに対し、枝部52の角度θを71度に設定した。それ以外は、実施例1のタイヤと同じとした。
実施例5
実施例3のタイヤに対し、導電部のゴム硬度を71°に設定した。それ以外は、実施例1のタイヤと同じとした。
実施例6
実施例1のタイヤに対し、トレッドゴム30(キャップゴム)のゴム硬度を70°とし、導電部のゴム硬度を60°とし、トレッドゴム30よりも導電部5の方が軟らかくなるようにした。
実施例7
実施例6のタイヤに対し、枝部52の角度θを50度に設定した。それ以外は、実施例6のタイヤと同じとした。
実施例8
実施例6のタイヤに対し、枝部52の角度θを35度に設定した。それ以外は、実施例6のタイヤと同じとした。
実施例9
実施例6のタイヤに対し、枝部52の角度θを71度に設定した。それ以外は、実施例6のタイヤと同じとした。
実施例10
実施例6のタイヤに対し、導電部のゴム硬度を69°に設定した。それ以外は、実施例6のタイヤと同じとした。
比較例1
実施例1のタイヤに対し、枝部52の角度θを90度に設定した。それ以外は、実施例1のタイヤと同じとした。
比較例2
実施例6のタイヤに対し、枝部52の角度θを90度に設定した。それ以外は、実施例6のタイヤと同じとした。
Figure 0006051072
Figure 0006051072
表1の比較例1に対し、実施例1〜3のいずれも各性能の向上が認められる。同様に、表2の比較例6に対し、実施例6〜8のいずれも各性能の向上が認められる。このことから、トレッドゴム30と導電ゴム5のゴム硬度が同じ場合には、枝部52の角度が90度から35度というように小さくなるほど、各性能(ドライ路面での操縦安定性能、ウェット路面での操縦安定性能、制動性能、駆動性能)が向上することが分かる。
制動性能及び駆動性能については、枝部52の低角度化により隣り合う枝間に存在するトレッドゴム30の接地性が向上するためと考えられる。
また、ドライ路面及びウエット路面での操縦安定性能については、変形方向案内部5yが構成されることにより、路面からの垂直方向の圧力をタイヤ幅方向外側へ均一に変形しながら受けることができ、タイヤ幅方向に沿った力を適切に受けることができ、コーナリング時に路面から受ける横力を枝部52が支持する方向に反力を発生させることが可能となる。なおかつ、枝部52の間に存在するトレッドゴム30が横力に負けてタイヤ径方向に逃げるように変形することが抑制されるために、接地性が向上していると考えられる。
また、表1の実施例4と実施例1とを比較すれば、実施例4も各性能が向上しているものの、伸びしろが少ないので、枝部52の角度は70度以下であることが好ましいことが分かる。表2の実施例9と実施例6を見ても同様のことが言える。
また、表1の実施例5と実施例3、表2の実施例10と実施例8を見れば、トレッドゴム30と導電部5の硬度差は少なくとも1°あれば、効果を発揮することが分かる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。

上記の各実施形態で採用している構造を他の任意の実施形態に採用することは可能である。各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
3…トレッド部
30…トレッドゴム(キャップゴム)
3a…トレッドゴムの側端部
3b…トレッドゴムの側端部の側面
3c…トレッドゴムの側端部の底面
5…導電部
51…幹部
52…枝部
5x…トレッド剛性変更部
5y…変形方向案内部
WD…タイヤ幅方向
RD…タイヤ径方向
P1…枝分かれ部位
P2…露出部位
L1…線
L2…水平線
θ…角度
m…主溝

Claims (4)

  1. タイヤのトレッド部に配置され、接地面を形成する非導電性ゴムのトレッドゴムと、
    前記トレッドゴムのタイヤ幅方向の少なくとも一方に設けられ、タイヤ子午線断面において前記接地面と前記トレッドゴムの側端部の側面又は底面とを前記トレッドゴムの内部を通って接続する形状をなす導電部と、を備え、
    前記導電部は、前記トレッドゴムとは異なるゴム硬度の導電性ゴムで形成されており、前記トレッドゴムの側端部の側面又は底面からタイヤ幅方向内側へ向かい前記トレッドゴムの内部で終端する幹部と、前記幹部の複数箇所から分岐してタイヤ幅方向外側へ向かいタイヤ外表面に露出する複数の枝部と、を有している、空気入りタイヤ。
  2. 前記複数の枝部は、タイヤ子午線断面において、枝分かれ部位と露出部位とを結ぶ線とタイヤ幅方向外側を向く水平線との角度が0度以上且つ70度以下になるように配置されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記枝部は、タイヤ子午線断面において、前記枝分かれ部位と前記露出部位とを結ぶ線よりもタイヤ径方向外側に向かって突出するように湾曲している請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記トレッドゴムには、タイヤ周方向に延びる主溝が少なくとも2つ形成されており、
    少なくとも1つの前記枝部及び前記幹部は、タイヤ幅方向の最も外側にある主溝とタイヤ径方向から見て重なり合う位置に配置されている請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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