JP2015013633A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ側方部の導電経路を形成するための導電性ゴムを減らして、転がり抵抗の低減効果を高められる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】カーカスプライ4が、プライ材40の端部を突き合わせ又は重ね合わせて接合された接合部40Xを有する。接合部40Xに、プライ材40の端部同士の間に介在してカーカスプライ4の表面に露出する導電テープ41が設けられる。カーカスプライ4のトッピングゴムが非導電性ゴムにより形成される。トレッド部3には、路面と接触しうる接地面P1から導電テープ41に至る導電経路50が形成される。インナーライナーゴム4aは、導電性ゴムにより形成されるとともに、リムと接触しうるビード部1の外表面P2からカーカスプライ4のタイヤ内側の表面に露出した導電テープ41へ至る導電経路を構成している。
【選択図】図2A

Description

本発明は、車体やタイヤで発生した静電気を路面に放出することができる空気入りタイヤに関する。
近年、車両の低燃費化と関係が深い転がり抵抗の低減を目的として、タイヤの構成部材を非導電性ゴムにより形成することが提案されている。例えば、シリカ高配合の非導電性ゴムによりトレッドゴムを形成した場合には、転がり抵抗を低減できるとともに、濡れた路面での制動性能(ウェット制動性能)の向上効果も得られる。転がり抵抗の低減効果を高めるうえでは、カーカスプライのトッピングゴムやサイドウォールゴムを非導電性ゴムにより形成することが有効である。
上記の如き非導電性ゴムを使用したタイヤでは、ラジオノイズなどの不具合を防止するために、導電性ゴムを用いて導電経路が形成される。カーカスプライのトッピングゴムやサイドウォールゴムを非導電性ゴムで形成した場合には、特許文献1〜4のようにタイヤ側方部に導電経路を形成する必要がある。
特開2009−23503号公報 特開2009−6975号公報 特開2007−8269号公報 特開2006−143208号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、タイヤ側方部の導電経路を形成するための導電性ゴムを減らして、転がり抵抗の低減効果を高められる空気入りタイヤを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、次のような手段を講じている。
すなわち、本発明の空気入りタイヤは、一対のビード部と、前記ビード部の各々からタイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部と、前記サイドウォール部の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部と、前記トレッド部から前記サイドウォール部を経て前記ビード部に至るカーカスプライと、前記カーカスプライのタイヤ内側に配置されるインナーライナーゴムと、を備え、前記カーカスプライが、プライ材の端部を突き合わせ又は重ね合わせて接合された接合部を有し、前記接合部に、プライ材の端部同士の間に介在して前記カーカスプライの表面に露出する導電テープが設けられ、前記カーカスプライのトッピングゴムが非導電性ゴムにより形成され、前記トレッド部には、路面と接触しうる接地面から前記導電テープに至る導電経路が形成され、前記インナーライナーゴムは、導電性ゴムにより形成されるとともに、リムと接触しうる前記ビード部の外表面から前記カーカスプライのタイヤ内側の表面に露出した前記導電テープへ至る導電経路を構成していることを特徴とする。
このように、カーカスプライのタイヤ外側に配置されるトレッド部の導電経路と、カーカスプライのタイヤ内側に配置されるインナーライナーゴムと、を導電テープによって導通させるので、タイヤ全体の導電経路を適切に確保することが可能となる。それでいて、カーカスプライよりもタイヤ内側に配置されるインナーライナーゴムによってタイヤ側方部の導電経路が形成される。よって、カーカスプライよりもタイヤ外側に導電性ゴムを配置する場合に比べて導電性ゴムの周長を短くできるので、導電性ゴムを減らすことができ、転がり抵抗の低減効果を高めることが可能となる。
上記構成を実現するための具体的構成の一例として、前記プライ材の端部はタイヤ周方向に沿って突き合わせ又は重ね合わされ、前記接合部はタイヤ周方向に沿って配置されていることが挙げられる。
コーナリングパワーの低減を抑制するためには、前記トレッド部には、タイヤ周方向に延びる溝が形成されており、前記接合部は、前記溝のタイヤ幅方向位置と異なる位置に配置されていることが好ましい。
コーナリングパワーを向上させるためには、前記接地面には、タイヤ周方向に延びる溝がタイヤ赤道を挟んで左右にそれぞれ配置されており、前記トレッド部には、前記接地面を形成する非導電性ゴムのトレッドゴムが設けられているとともに、前記トレッド部の前記導電経路を構成する導電性ゴムが、前記溝のタイヤ赤道側の溝壁に沿って配置されており、当該導電性ゴムが前記トレッドゴムよりもモジュラスの高いゴムにより形成されていることが好ましい。
低荷重域におけるコーナリングパワーを向上させるためには、前記接地面には、タイヤ周方向に延びる溝がタイヤ赤道を挟んで左右にそれぞれ複数配置されており、前記複数の溝のうち最も前記タイヤ赤道側にある一対の溝の溝壁に、前記トレッドゴムよりもモジュラスの高い導電性ゴムが配置されていることが好ましい。
トレッド部の導電経路を適切に確保するための具体的構成の一例として、前記カーカスプライのタイヤ径方向外側に設けられるベルトを備え、前記ベルトのトッピングゴムが非導電性ゴムにより形成され、前記ベルトは、ベルト材の端部を突き合わせ又は重ね合わせて接合されたベルト接合部を有し、前記ベルト接合部に、ベルト材の端部同士の間に介在して前記ベルトの表面に露出する導電テープが設けられ、当該導電テープが前記トレッド部の導電経路を構成していることが挙げられる。
上記構成を実現するための具体的構成の一例として、前記プライ材の端部はタイヤ幅方向に沿って突き合わせ又は重ね合わされ、前記接合部はタイヤ幅方向に沿って配置されていることが好ましい。
本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤの一例を示すタイヤ子午線断面図。 トレッド部の中央部を模式的に示す拡大図断面図。 カーカスプライ及び導電テープの巻き方に関する説明図。 カーカスプライ及び導電テープの巻き方に関する説明図。 リボンゴムの巻き付け経路を示す模式断面図。 第2実施形態に係るトレッド部の導電経路を模式的に示す拡大断面図。 第2実施形態に係るトレッド部の導電経路を模式的に示す拡大断面図。 第3実施形態に係るトレッド部の導電経路を模式的に示す拡大断面図。 カーカスプライ及び導電テープの巻き方に関する説明図。 カーカスプライ及び導電テープの巻き方に関する説明図。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態の空気入りタイヤについて、図面を参照して説明する。
図1に示すように、空気入りタイヤTは、一対のビード部1と、各々のビード部1からタイヤ径方向RD外側に延びるサイドウォール部2と、両サイドウォール部2のタイヤ径方向RD外側端に連なるトレッド部3と、を備える。ビード部1には、鋼線等の収束体をゴム被覆してなる環状のビードコア1aと、硬質ゴムからなるビードフィラー1bとが配設されている。
このタイヤTは、トレッド部3からサイドウォール部2を経てビード部1に至るトロイド状のカーカスプライ4を備える。カーカスプライ4は、一対のビード部同士1の間に設けられ、その端部がビードコア1aを介して巻き上げられた状態で係止されている。カーカスプライは、少なくとも1枚積層されている。タイヤ赤道CLに対して略直角に延びるコードをトッピングゴムで被覆して形成されている。カーカスプライ4の内側には、空気圧を保持するためのインナーライナーゴム4aが配置されている。
サイドウォール部2におけるカーカスプライ4の外側には、サイドウォールゴム6が設けられている。また、ビード部1におけるカーカスプライ4の外側には、リム装着時にリム(図示しない)と接するリムストリップゴム7が設けられている。本実施形態では、カーカスプライ4のトッピングゴム、リムストリップゴム7及びサイドウォールゴム6が非導電性ゴムで形成されている。
トレッド部3におけるカーカスプライ4の外側には、カーカスプライ4を補強するためのベルト4bと、ベルト補強材4cと、トレッドゴム5とが内側から外側に向けて順に設けられている。ベルト4bは、複数枚のベルトプライにより構成されている。ベルト補強材4cは、タイヤ周方向に延びるコードをトッピングゴムで被覆して構成されている。ベルト補強材4cは、必要に応じて省略しても構わない。ベルト4bのトッピングゴム、ベルト補強材4cのトッピングゴム及びトレッドゴム5が非導電性ゴムで形成されている。
トレッドゴム5の表面には、タイヤ周方向に沿って延びる複数本の溝5aが形成されている。本実施形態では溝5aは4本設けられているが、少なくとも2本あればよい。図1及び図2Aに示すように、トレッドゴム5は、接地面を形成している。上記において接地面は、正規リムにリム組みし、正規内圧を充填した状態でタイヤを平坦な路面に垂直に置き、所定の正規荷重を加えたときの路面に接地する面であり、そのタイヤ幅方向WDの最外位置が接地端Eとなる。なお、正規荷重及び正規内圧とは、JISD4202(自動車タイヤの所元)等に規定されている最大荷重(乗用車用タイヤの場合は設計常用荷重)及びこれに見合った空気圧とし、正規リムとは、原則としてJISD4202等に定められている標準リムとする。
図2Aは、トレッド部3を模式的に示すタイヤ子午線断面の拡大図である。図2B及び図2Cは、カーカスプライ4に導電テープ41を織り込む製造方法を模式的に示している。図2A〜Cに示すように、カーカスプライ4は、プライ材40の端部を突き合わせ又は重ね合わせて接合された接合部40Xを有する。接合部40Xには、プライ材40の端部同士の間に介在してカーカスプライ4の表面に露出する導電テープ41が設けられている。
ここで「突き合わせる」は、タイヤ径方向に沿って見た場合に、プライ材40の端部同士が重なり合っていない状態を意味する。「重ね合わせる」は、タイヤ径方向に沿って見た場合に、プライ材40の端部同士が重なり合っている状態を意味する。
導電テープ41は、カーカスプライ4のタイヤ径方向外側の表面に露出するとともに、カーカスプライ4のタイヤ径方向内側の表面に露出している。図2B〜Cに示すように、カーカスプライ4は、ドラムに第1のプライ材40を巻き付けた後、当該プライ材40の端部に重ねるように導電テープ41を巻き付け、その後、第1のプライ材40の端部に重ね合わせる又は突き合わせるように第2のプライ材40を巻き付けることで、形成される。同図に示すように、プライ材40の端部はタイヤ周方向CDに沿って突き合わせ又は重ね合わせされ、接合部40Xはタイヤ周方向CDに沿って配置されている。本実施形態では、接合部40Xは、回転軸回りに周回しているが、一周せずに周上の一部のみに配置されていてもよい。
インナーライナーゴム4aは、導電性ゴムにより形成されており、カーカスプライ4のタイヤ内面全体を被覆している。すなわち、インナーライナーゴム4aは、図1に示すように、リムと接触しうるビード部1の外表面P2からカーカスプライ4のタイヤ内側に露出した導電テープ41へ至る導電経路を構成している。
トレッド部3には、図2Aに示すように、路面と接触しうる接地面P1(図1,2参照)から導電テープ41に至る導電経路50が形成されている。本実施形態において、導電経路50は、トレッドゴム5を貫通するトレッド導電経路51と、ベルト補強材4cを貫通するベルト補強材導電経路52と、ベルト4bを貫通するベルト導電経路53と、を有する。ベルト補強材導電経路52及びベルト導電経路53は、上記カーカスプライ4の導電テープ41と同様に、図2B及び図2Cに示すように製造される。すなわち、ベルト4bは、ベルト材42の端部を突き合わせ又は重ね合わせて接合されたベルト接合部42Xを有する。ベルト接合部42Xには、ベルト材42の端部同士の間に介在してベルト4bの表面に露出する導電テープ53が設けられる。導電テープ53がベルト導電経路53を構成しており、トレッド部3の導電経路50を構成している。ベルト補強材導電経路52も同様である。
トレッドゴム5及びトレッド導電経路51は、いわゆるリボン巻き工法により成形される。リボン巻き工法は、図示しない回転支持体を回転させながら、リボンゴム成形装置から供給されたリボンゴムを回転支持体に巻き付ける段階を含む。使用するゴムリボンは2種類あり、1つ目は、トレッドゴム5となる非導電性ゴムのみで形成されている。2つ目は、トレッドゴム5となる非導電性ゴムと、トレッド導電経路51となる導電性ゴムと、を有し、導電性ゴムが非導電性ゴムの片面を被覆している。図3は、リボンゴムの巻き付け経路を模式的に示すタイヤ子午線断面図である。図3に示すように、トレッド部3の中央部を始点として、リボンゴムを8の字を描くように巻き付けている。トレッド部3の中央部では、トレッド導電経路51になる導電性ゴムとトレッドゴム5になる非導電性ゴムの二種ゴムを巻き付け、トレッド部3の中央部以外の部位では、トレッドゴム5にとなる非導電性ゴムのみの一種ゴムを巻き付けている。図3では、導電性ゴムを太線で示している。
図1に示すように、トレッド部3には、タイヤ周方向CDに延びる溝5aが形成されている。カーカスプライ4の接合部40Xは、溝5aのタイヤ幅方向WDの位置と異なる位置に配置されている。接合部40Xと溝5aは、タイヤ径方向に沿って見た場合に重ならない位置関係にある。
導電性ゴムは、体積抵抗率が10Ω・cm未満を示すゴムが例示され、例えば原料ゴムに補強剤としてカーボンブラックを高比率で配合することにより作製される。カーボンブラック以外にも、カーボンファイバーや、グラファイト等のカーボン系、及び金属粉、金属酸化物、金属フレーク、金属繊維等の金属系の公知の導電性付与材を配合することでも得られる。
また、非導電性ゴムは、体積抵抗率が10Ω・cm以上を示すゴムが例示され、原料ゴムに補強剤としてシリカを高比率で配合したものが例示される。該シリカは、例えば原料ゴム成分100重量部に対して30〜100重量部で配合される。シリカとしては、湿式シリカを好ましく用いるが、補強材として汎用されているものは制限なく使用できる。非導電性ゴムは、沈降シリカや無水ケイ酸などのシリカ類以外にも、焼成クレーやハードクレー、炭酸カルシウムなどを配合して作製してもよい。
上記の原料ゴムとしては、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、ブチルゴム(IIR)等が挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上混合して使用される。かかる原料ゴムには、加硫剤や加硫促進剤、可塑剤、老化防止剤等も適宜に配合される。
導電性ゴムは、耐久性を高めて通電性能を向上する観点から、窒素吸着非表面積:NSA(m/g)×カーボンブラックの配合量(質量%)が1900以上、好ましくは2000以上であって、且つ、ジブチルフタレート吸油量:DBP(ml/100g)×カーボンブラックの配合量(質量%)が1500以上、好ましくは1700以上を満たす配合であることが望ましい。NSAはASTM D3037−89に、DBPはASTM D2414−90に準拠して求められる。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態の空気入りタイヤについて、図面を参照して説明する。第2実施形態は、図1に示す導電経路50を、図4又は図5に示すように変更したものである。
図4及び図5に示すように、接地面には、タイヤ周方向CDに延びる溝5aがタイヤ赤道CLを挟んで左右にそれぞれ配置されている。図4に示す導電経路150及び図5に示す導電経路250は、各導電経路を構成する導電性ゴムが溝5aのタイヤ赤道CL側の溝壁に沿って配置されている。この導電性ゴム(150,250)はトレッドゴム5よりもモジュラスの高いゴムにより形成されている。モジュラスは、JISK6251に準拠して25℃で測定した100%引張モジュラスである。この導電性ゴム(150,250)のモジュラスは、非導電性のトレッドゴム5よりも少なくとも2MPa高いことが好ましい。モジュラスの実用的な範囲としては、導電性ゴム(150,250)のモジュラスは8MPa以上14MPa以下が好ましい。トレッドゴム5のモジュラスは9MPa以上15MPa以下が好ましい。このように、溝5aのタイヤ赤道CL側の溝壁を高モジュラスゴムで被覆すれば、ブロック剛性が向上し、コーナリングパワーを向上させることが可能となる。一方、溝5aのタイヤ幅方向WDの外側の溝壁に高モジュラスゴムを配置しても、コーナリングパワーの向上の効果を得ることはできない。
図4では、複数の溝5aのうち最もタイヤ赤道CL側にある一対の溝5aの溝壁に、トレッドゴム5よりもモジュラスの高い導電性ゴム150が配置されている。カーカスプライ4の接合部40Xは、タイヤ径方向に沿って見た場合に溝5aと重なり合わない位置に配置されている。
図5では、複数の溝5aのうち最もタイヤ幅方向WDの外側にある一対の溝5aの溝壁に、トレッドゴム5よりもモジュラスの高い導電性ゴム250が配置されている。カーカスプライ4の接合部40Xは、溝5aの直下に配置されており、タイヤ径方向に沿って見た場合に溝5aと重なり合う位置に配置されている。
<第3実施形態>
以下、本発明の第3実施形態の空気入りタイヤについて、図面を参照して説明する。第3実施形態は、図1に示す導電経路50を、図6に示すように変更したものである。すなわち、カーカスプライ4に導電テープ41が織り込まれているのは変わらないが、ベルト4b及び4cのトッピングゴムを導電性ゴムにしており、ベルト4b及びベルト補強材4cに導電テープを織り込んでいない。また、トレッドゴム5には、接地面P1からベルト補強材4cへタイヤ径方向に沿って導電性ゴムが配置され、この導電性ゴムが導電経路350を構成している。
すなわち、カーカスプライ4に導電テープ41が織り込まれていれば、トレッド部3において接地面P1からカーカスプライ4の導電テープ41に至る導電経路(50、150、250,350)は、種々変形可能である。
<他の実施形態>
カーカスプライ4について、上記実施形態では、図2B及び図2Cに示すように、プライ材40の端部がタイヤ周方向CDに沿って突き合わせ又は重ね合わされ、接合部40Xがタイヤ周方向CDに沿って配置されているが、図7A及び図7Bに示すように変更してもよい。図7A及び図7Bに示すように、プライ材40の端部がタイヤ幅方向WDに沿って突き合わせ又は重ね合わされ、接合部40Xがタイヤ幅方向WDに沿って配置されている。
以上のように、上記実施形態の空気入りタイヤは、一対のビード部1と、ビード部1の各々からタイヤ径方向RD外側に延びるサイドウォール部2と、サイドウォール部2の各々のタイヤ径方向RD外側端に連なるトレッド部3と、トレッド部3からサイドウォール部2を経てビード部1に至るカーカスプライ4と、カーカスプライ4のタイヤ内側に配置されるインナーライナーゴム4aと、を備える。カーカスプライ4が、プライ材40の端部を突き合わせ又は重ね合わせて接合された接合部40Xを有する。接合部40Xに、プライ材40の端部同士の間に介在してカーカスプライ4の表面に露出する導電テープ41が設けられる。カーカスプライ4のトッピングゴムが非導電性ゴムにより形成される。トレッド部3には、路面と接触しうる接地面P1から導電テープ41に至る導電経路(50,150,250,350)が形成される。インナーライナーゴム4aは、導電性ゴムにより形成されるとともに、リムと接触しうるビード部1の外表面P2からカーカスプライ4のタイヤ内側の表面に露出した導電テープ41へ至る導電経路を構成している。
このように、カーカスプライ4のタイヤ外側に配置されるトレッド部3の導電経路(50,150,250,350)と、カーカスプライ4のタイヤ内側に配置されるインナーライナーゴム4aと、を導電テープ41によって導通させるので、タイヤ全体の導電経路を適切に確保することが可能となる。それでいて、カーカスプライ4よりもタイヤ内側に配置されるインナーライナーゴム4aによってタイヤ側方部の導電経路が形成される。よって、カーカスプライ4よりもタイヤ外側に導電性ゴムを配置する場合に比べて導電性ゴムの周長を短くできるので、導電性ゴムを減らすことができ、転がり抵抗の低減効果を高めることが可能となる。
上記実施形態では、プライ材40の端部はタイヤ周方向CDに沿って突き合わせ又は重ね合わされ、接合部40Xはタイヤ周方向CDに沿って配置されている。この構成によれば、カーカスプライ4をタイヤ幅方向WDの左右に分け、導電テープ41を織り込むといった製造方法により上記構成を実現することが可能となる。
上記実施形態では、トレッド部3には、タイヤ周方向CDに延びる溝5aが形成されている。仮に、接合部40Xと溝5aのタイヤ幅方向位置が同じであれば、溝5aによりトレッド部3の肉厚が薄い部位に接合部40Xが配置されることになるので、プライ張力が低減してしまい、コーナリングパワーが低減してしまうおそれがある。そこで、上記実施形態では、接合部40Xは、溝5aのタイヤ幅方向WDの位置と異なる位置に配置されているので、このようなコーナリングパワーの低減を抑制することが可能となる。
上記実施形態では、接地面には、タイヤ周方向CDに延びる溝5aがタイヤ赤道CLを挟んで左右にそれぞれ配置されている。トレッド部3には、接地面P1を形成する非導電性ゴムのトレッドゴム5が設けられているとともに、トレッド部3の導電経路(150,250)を構成する導電性ゴムが、溝5aのタイヤ赤道CL側の溝壁に沿って配置されている。当該導電性ゴムがトレッドゴム5よりもモジュラスの高いゴムにより形成されている。この構成によれば、トレッドゴム5よりも高いモジュラスの導電性ゴムがブロック剛性を向上させることになるので、コーナリングパワーを向上させることが可能となる。
さらに、上記実施形態では、接地面には、タイヤ周方向に延びる溝5aがタイヤ赤道CLを挟んで左右にそれぞれ複数配置されている。複数の溝5aのうち最もタイヤ赤道CL側にある一対の溝5aの溝壁に、トレッドゴム5よりもモジュラスの高い導電性ゴムが配置されている。この構成によれば、低荷重域においてタイヤ赤道CL付近が接地しやすく、当該部位のブロック剛性を向上できるので、低荷重域におけるコーナリングパワーを向上させることが可能となる。
上記実施形態では、カーカスプライ4のタイヤ径方向RD外側に設けられるベルト4bを備えている。ベルト4bのトッピングゴムが非導電性ゴムにより形成されている。ベルト4bは、ベルト材42の端部を突き合わせ又は重ね合わせて接合されたベルト接合部42Xを有する。ベルト接合部42Xに、ベルト材42の端部同士の間に介在してベルト材42の表面に露出する導電テープ53が設けられている。当該導電テープ53がトレッド部3の導電経路50を構成している。この構成によっても、トレッド部3の導電経路を適切に確保することが可能となる。
上記実施形態では、プライ材40の端部はタイヤ幅方向WDに沿って突き合わせ又は重ね合わされ、接合部40Xはタイヤ幅方向WDに沿って配置されている。この構成によれば、カーカスプライ4をタイヤ周方向CDに分け、導電テープ41を織り込むといった製造方法により上記構成を実現することが可能となる。
本発明の構成と効果を具体的に示すために、下記実施例について下記の評価を行った。
(1)転がり抵抗(RR指数)
試作タイヤを、所定サイズのリムに組み付け、所定内圧を充填し、所定荷重をかけ、ドラム走行試験にて測定した転がり抵抗を指数評価した。比較例1を100として指数で評価した。当該指数が小さいほど転がり抵抗が小さく好ましい。
(2)CP指数(コーナリングパワー指数)
フラットベルト式コーナリング試験機を用いて、ベルト上を時速10kmにて走行させ、タイヤにスリップ角を与えたときに発生するコーナリングフォースを、スリップ角度で除した値である。スリップ角±1°の範囲での値を用いて算出した。低荷重域は最大負荷能力の40%の負荷を与えて算出している。高荷重域は最大負荷能力の100%の負荷を与えて算出している。比較例1を100として指数化し、値が大きいほど優れていることを示す。一般車両では前輪荷重が大きいため、低荷重域のCPが大きいと安定性が欲なり、高荷重域のCPが大きいと応答性が良くなる。
比較例1
ベルト4b及びカーカスプライ4のトッピングゴムを導電性ゴムとし、トレッドゴム5のセンターリブ部分を導電性ゴムで形成した。サイドウォールゴム6及びリムストリップゴム7も導電性ゴムとしている。
比較例2
ベルト4b及びカーカスプライ4のトッピングゴム、トレッドゴム5を非導電性ゴムとした。接地面からタイヤ幅方向WDの外側へ向かいサイドウォールゴム6に至る導電性ゴムがトレッドゴム5に埋め込んである。当該導電性ゴムは、トレッドゴム5のモジュラスよりも高いゴムを採用した。導電経路は、接地面から順に、トレッド部3の導電性ゴム、サイドウォールゴム6及びリムストリップゴム7を経て、リムに至る。それ以外は、比較例1と同じとした。
実施例1
ベルト補強材4c、ベルト4b及びカーカスプライ4のトッピングゴムを非導電性ゴムにより形成している。トレッドゴム5、サイドウォールゴム6及びリムストリップゴム7も非導電性ゴムにより形成している。インナーライナーゴム4aは導電性ゴムにより形成している。トレッド部3に、図4に示す導電経路150を設けている。それ以外は、比較例1と同じとした。
実施例2
実施例1のタイヤに対し、トレッド部3に、図5に示す導電経路250を設けた。それ以外は、実施例1と同じとした。
Figure 2015013633
表1より、実施例1〜2が、比較例1、2に対して転がり抵抗が低減していることから、インナーライナーゴムを導電性ゴムとし、インナーライナーゴムを導電経路の一部に用いることで、導電性ゴムの量を有効に低減でき、転がり抵抗を低減できていることが分かる。
低荷重域のCP指数について、実施例1,2が比較例1,2よりも優れていることから、ブロック剛性が向上しており、その結果、CPが向上していると考えられる。実施例1が実施例2よりも優れているのは、低荷重域に接地しやすいセンター領域に高モジュラスゴムが配置されているからと考えられる。
高荷重域のCP指数について、比較例1よりも実施例1,2が優れていることが分かる。比較例2が最も優れているは、高モジュラスの導電性ゴムの量が多いことに起因していると考えられる。
上記の各実施形態で採用している構造を他の任意の実施形態に採用することは可能である。各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1 ビード部
2 サイドウォール部
3 トレッド部
4 カーカスプライ
40 プライ材
40X 接合部(カーカスプライにて)
41 導電テープ(カーカスプライにて)
4a インナーライナーゴム
4b ベルト
42 ベルト材
42X ベルト接合部
5a 溝
50,150,250,350 導電経路
53 導電テープ(ベルトにて)
CD タイヤ周方向
CL タイヤ赤道

Claims (7)

  1. 一対のビード部と、前記ビード部の各々からタイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部と、前記サイドウォール部の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部と、前記トレッド部から前記サイドウォール部を経て前記ビード部に至るカーカスプライと、前記カーカスプライのタイヤ内側に配置されるインナーライナーゴムと、を備え、
    前記カーカスプライが、プライ材の端部を突き合わせ又は重ね合わせて接合された接合部を有し、前記接合部に、プライ材の端部同士の間に介在して前記カーカスプライの表面に露出する導電テープが設けられ、
    前記カーカスプライのトッピングゴムが非導電性ゴムにより形成され、
    前記トレッド部には、路面と接触しうる接地面から前記導電テープに至る導電経路が形成され、
    前記インナーライナーゴムは、導電性ゴムにより形成されるとともに、リムと接触しうる前記ビード部の外表面から前記カーカスプライのタイヤ内側の表面に露出した前記導電テープへ至る導電経路を構成していることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記プライ材の端部はタイヤ周方向に沿って突き合わせ又は重ね合わされ、前記接合部はタイヤ周方向に沿って配置されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記トレッド部には、タイヤ周方向に延びる溝が形成されており、前記接合部は、前記溝のタイヤ幅方向位置と異なる位置に配置されている、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記接地面には、タイヤ周方向に延びる溝がタイヤ赤道を挟んで左右にそれぞれ配置されており、
    前記トレッド部には、前記接地面を形成する非導電性ゴムのトレッドゴムが設けられているとともに、前記トレッド部の前記導電経路を構成する導電性ゴムが、前記溝のタイヤ赤道側の溝壁に沿って配置されており、当該導電性ゴムが前記トレッドゴムよりもモジュラスの高いゴムにより形成されている、請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記接地面には、タイヤ周方向に延びる溝がタイヤ赤道を挟んで左右にそれぞれ複数配置されており、
    前記複数の溝のうち最も前記タイヤ赤道側にある一対の溝の溝壁に、前記トレッドゴムよりもモジュラスの高い導電性ゴムが配置されている、請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記カーカスプライのタイヤ径方向外側に設けられるベルトを備え、
    前記ベルトのトッピングゴムが非導電性ゴムにより形成され、
    前記ベルトは、ベルト材の端部を突き合わせ又は重ね合わせて接合されたベルト接合部を有し、前記ベルト接合部に、ベルト材の端部同士の間に介在して前記ベルトの表面に露出する導電テープが設けられ、当該導電テープが前記トレッド部の導電経路を構成している、請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記プライ材の端部はタイヤ幅方向に沿って突き合わせ又は重ね合わされ、前記接合部はタイヤ幅方向に沿って配置されている、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
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