JP6159070B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、背凭れの背面側にハンガーやヘッドレスト等のオプション部材を取り付けている椅子に関する。
近年、背凭れの背面側にハンガーやヘッドレスト等のオプション部材を取り付けて椅子の用途を拡張し、その利便性を向上させるようにした椅子が開発されている。このようなオプション部材は、椅子と別体に製造され、椅子の背凭れの背面側に固定されるのが一般的である。これらのオプション部材に関して、例えば、ハンガー機能を持つオプション部材として下記特許文献に開示されるものが公知である。
特許第3890851号公報 特開昭62−203647号公報
これらの特許文献1、2に示された椅子にあっては、オプション部材としてのハンガー装置を高さ調整可能に取り付けることによって、着座者にとっての利便性の向上が図られている。すなわち、ハンガー装置のアジャストレバーを操作するだけでハンガーの高さを自由に変更できるようになっており、ハンガーにかける服の丈などに合わせて、または非利用時の収納時などに、任意の高さ位置でハンガーを固定することが可能である点で優れている。
しかしながら、特許文献1に示された椅子においては、コイルばねに抗して操作用のアジャストレバーを押すことによって、ラチェットレバーのラチェット歯と係止爪との係止を解き、任意の高さ位置にハンガーを移動させて固定するようになっているものの、ハンガー装置のアジャストレバーが椅子の背凭れの背面側に向いて配置されている。特にこれら構造によると、係止爪、ラチェットレバーのラチェット歯、コイルばね、そしてアジャストレバーがすべて椅子の背凭れの背面側に設けられている。このような構造は、特許文献2にも同様な構造が見受けられる。
そのため、係止爪、コイルばね、そしてアジャストレバーなどで構成される調整具が椅子背面側に大きく張り出すことになり、デザイン性に劣るばかりか、突出する調整具に人や服などが引っ掛かる等の問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑み、突出する調整具に人や服などが引っ掛かる等の問題を解決するとともに、椅子背面側に面するオプション部材のデザイン性を向上できる椅子を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の椅子は、
背凭れの背面側に取り付けられた上下端の少なくとも一端が開放された内周空間を備える支持部材にオプション部材が上下移動可能に支持されている椅子において、
前記支持部材は前記内周空間を備える筒状部と、該筒状部から正面側方向に向けて延設される連設部と、該連設部に延設されて前記背凭れに取付けられる取付部と、から構成され、前記筒状部には前後方向に貫通する挿通部を備えるとともに、前記オプション部材には上下方向に複数個の掛止段部が背凭れの正面側を向くように形成されており、前記支持部材の挿通部にはオプション部材の高さを変更するための調整具が背凭れの背面側に操作部が位置するように挿通されるとともに、該調整具は付勢手段によって背凭れの背面側方向に付勢され前記複数個の掛止段部と掛止可能な掛止部が設けられ、前記オプション部材は、前記複数個の掛止段部から選択された位置の掛止段部に前記掛止部が掛合されることで、所望の使用する高さ位置に固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、操作部がオプション部材を挟んで背凭れの背面側方向に、そしてオプション部材の前記複数個の掛止段部と係止可能な掛止部がオプション部材を挟んで背凭れの正面側にそれぞれ配置されるため、背凭れの背面側に配置される調整具は操作部のみとなり調整具の露出部を最小化でき、人や服などが引っ掛かる等の問題が解消されることになる。また、調整具の露出部の最小化により、椅子背面側に面するオプション部材のデザイン性が向上する。
本発明の椅子は、
前記オプション部材は、付勢手段によって背凭れの背面側方向に付勢された掛止部と前記掛止段部が掛合可能になっていることを特徴としている。
この特徴によれば、複数個の掛止段部の全部または一部が背凭れの正面側に位置することになり、背凭れの背面側から前記オプション部材を見た場合、少なくとも正面側に位置する掛止段部が前記オプション部材の裏側に隠れることになるため、椅子背面側に面するオプション部材のデザイン性が向上することになる。
本発明の椅子は、
前記操作部から延設された操作杆が、前記オプション部材の掛止段部と掛合可能な掛止部として機能することを特徴としている。
この特徴によれば、操作部から延設された操作杆が、前記オプション部材の掛止段部と掛合可能な掛止部として機能するため、部品点数を低減できる。
本発明の椅子は、
前記操作部から延設された操作杆が、前記挿通部の内部に配置された付勢手段であるコイルバネに抗して移動可能となっていることを特徴としている。
この特徴によれば、調整具が配置される挿通部の内部の空間を利用して、付勢手段が支持部材の内側に配置されて隠れることになるため、椅子背面側に面するオプション部材のデザイン性が向上することになる。
本発明の椅子は、
前記操作部から延設された操作杆が、前記オプション部材を挟んで背凭れの正面側に板バネ状に配置された付勢手段に抗して移動可能となっており、該板バネ状に配置された付勢手段が前記掛止部として機能することを特徴としている。
この特徴によれば、板バネ状に配置された付勢手段が前記掛止部として機能するため、部品点数を低減できる。
実施例1における椅子を示す正面図である。 椅子を示す側面図である。 椅子を示す背面図である。 ハンガー装置を示す斜視図である。 ハンガー本体を示す正面図である。 ハンガー本体を示す背面図である。 ハンガー本体を示す上面図である。 (a)は、ハンガー部を示す側面図であり、(b)は、同じく断面図である。 支持部材を示す正面図である。 支持部材を示す背面図である。 (a)は、調整具を示す背面図であり、(b)は、同じく正面図であり、(c)は、同じく側面図であり、(d)は、同じく上面図である。 (a)は、ハンガー装置の図4におけるA−A断面を示す側断面図であり、(b)は、同じくB−B断面を示す上断面図である。 ハンガー本体の支持部材に対する移動態様を示す図である。 ハンガー装置およびヘッドレスト装置の背凭れへの取り付けを説明する図である。 ハンガー装置、ヘッドレスト装置および背凭れの重合段面を示す上断面図である。 実施例2に係る支持部材を示す側断面図である。 実施例3に係る支持部材を示す側断面図である。
本発明に係る椅子を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る椅子につき、図1から図15を参照して説明する。以下、図2及び図7、8、12(a)、15、16の紙面左側を椅子の正面側(正面側方向)とし、図12(b)の紙面下側を椅子の正面側(正面側方向)として説明する。
図1の符号1は、本発明の適用された椅子である。この椅子1は、先端部にキャスタ2を備える放射状をなす5本の脚杆3を有する脚体4と、脚体4の中央に立設され、内部にガススプリング(図示略)が収容された伸縮式の脚柱5と、脚柱5の上端に後端部が固着された正面上方を向く支基6と、支基6の上方に支持された座7と、左右方向に延び前後方向に回動可能な軸8をもって支基6の左右両側にそれぞれ枢着され側面視で略L字状をなす背凭れ支持杆9と、背凭れ支持杆9の後端上部に支持された背凭れ10と、座7の左右両側にそれぞれ上下方向に延設され下端が背凭れ支持杆9の左右にそれぞれ固着された肘掛支持柱11と、肘掛支持柱11の上端に固着された肘掛12と、背凭れ10の背面側上部に設けられたオプション部材としてのハンガー本体14を有するハンガー装置13とを備えている。
図1から図3に示すように、支基6は、前後方向に延びた箱状をなし、その内部には、座7を正面側方向に向かって常時付勢する公知の付勢手段、例えば特開2005−211244号公報に記載れているような圧縮コイルバネと、この圧縮コイルバネの付勢力を調節する調節手段(いずれも図示略)とが収容されている。なお、これらの付勢手段や調節手段は、本発明に直接関係しないので、具体的な構成および詳細な説明は省略する。
また、座7は、上面視で枠状をなす座フレーム15と、この座フレーム15に取り付けられた合成樹脂製の座板(図示略)と、座板の上面および外周面を覆うように取り付けられたクッション材16とからなる。
そして、座フレーム15の前部および後部には、両側部が上向きに傾斜され、なおかつ中間部が座フレーム15より下方に離間して左右方向に延びる横杆がそれぞれ固着されている。また、正面側の前部横杆17の中間部は、支基6に設けられた圧縮コイルバネによって、正面側方向に付勢されている。また、背面側の後部横杆(図示略)の中間部は、背凭れ支持杆9の軸8よりやや背面側に設けられたブラケット(図示略)に回動可能に連結されており、背凭れ10が背凭れ支持杆9とともに背面側方向に傾斜されると、座7の後部が背面側下方へ移動されるようになっている。この座7の後部の移動に伴って、前部横杆17が圧縮コイルバネによる付勢力に抗して、背面側下方に摺動され、座7の前部も背面側下方に移動させられる。このようにすることで、圧縮コイルバネの付勢力よる背凭れ10の正面側方向への復帰回動力と、座7の正面側上方への復帰力とが得られて、利用者着座者にとっての座り心地が向上する。
また、図2に示すように、背凭れ支持杆9は、前後方向に延設されるとともに後部側が上方に湾曲されている。この背凭れ支持杆9の前端部には、軸8が固着されるようになっている。そして、この軸8が支基6の上面における脚柱5よりもやや正面側に枢着されることで、背凭れ支持杆9が軸8を中心に上下方向に回動可能になっている。また、背凭れ支持杆9の後端部には、側面視で略倒立L字状をなす固定片(図示略)が取り付けられている。
図1に示すように、背凭れ10は、前後方向に連通する開口面が下方に向けて漸次若干狭幅となる略方形枠状をなす硬質合成樹脂製の背凭れフレーム18と、この背凭れフレーム18の開口面の正面側に張設された張材19とからなる。また、張材19は、メッシュ材が方形に加工されて、上下左右に緊張された状態で開口面に張設されている。なお、張材19は、メッシュ材以外の材質、例えば、織布、帆布等からなってもよい。
そして、背凭れフレーム18は、図2に示すように、上下方向の中央よりやや下方の部分が正面側に突出するように緩やかに屈曲する左右一対の側枠杆20、20と、側枠杆20、20の上端部同士を連結するとともに、左右方向の中央部が背面側方向に突出するように緩やかに湾曲する上枠杆21と、左右両側の枠杆20、20の下端部同士をほぼ直線状に連結する下枠杆22とからなる。
また、下枠杆22には、正面側に向けて延設された前向片(図示略)が一体的に成形されている。そして、この前向片が、背凭れ支持杆9の上面にネジ止めされて、なおかつ上述の背凭れ支持杆9の固定片が、下枠杆22の下面にネジ止めされる。これにより、背凭れ支持杆9に、背凭れフレーム18が強固に取り付けられる。
また、図14に示すように、背凭れフレーム18の上枠杆21の背面側の中央部には、左右方向に延び略逆台形状をなし、後述するオプション部材の嵌合凸部23が内側に嵌合される凹状の位置決め凹部24(嵌合凹部52)が形成されている。そして、この位置決め凹部24の内面には、後述するハンガー装置13やヘッドレスト装置26の嵌合凸部23と重なり合う重合面27が形成されている。さらに、この重合面27には、上枠杆21の内部に連通する連通孔25が左右に2つずつ形成されている。
次に、本発明に係るオプション部材としてのハンガー本体14を備えるハンガー装置13について説明する。図4に示すように、ハンガー装置13は、椅子1の背面側に配置され衣服等が掛けられるハンガー本体14と、ハンガー本体14を支持し椅子1の背面側に取り付けられる支持部材28とからなる。これらのハンガー本体14と支持部材28とは、合成樹脂材、例えば、ポリスチレンやポリプロピレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂等の加工材からなる。
図5および図6に示すように、正面視および背面視で、ハンガー本体14は、背広等が掛けられる程度の長さに左右方向に延設されたハンガー部66と、このハンガー部66の中央部から下方に延設された取付部31とを備えている。
そして、ハンガー部66は、上方を向く板状をなしており、正面視および背面視で、左右方向の両端部が下方に湾曲されているとともに、全体として上に凸となる湾曲形状の反りを有している。さらに、図8に示すように、ハンガー部66は、前後方向の側面視において、前方の端部側が下方に屈曲する反り部67を有しするとともに、全体形状として上方が凸となる湾曲形状の反りを有する板状体となっており、板状体の上面は、ハンガー部66に掛けられる衣服の形状に合わるようにラウンド状になっている(図14参照)。
また、図8に示すように、この板状体の前端部側と後端部側には、上方に凸となる板状体全体としての湾曲形状を構成する曲率よりも大きい曲率で湾曲された湾曲部68が形成されている。この湾曲部68は、ハンガー部66の外周全周にわたって形成されている。
なお、上述のように板状体に下方に屈曲する反り部67が設けられていることで、ハンガー部66の左右両端部付近の前後方向の断面は略倒立L字状をなすようになっており、ハンガー部66は、上下方向や左右方向の耐荷重性が向上されている。
また、ハンガー部66の前後方向および左右方向の中央部には、ハンガー部66をなす板状体の上下方向に連通し左右方向に延設されたスリット状の開口部69設けられている。この開口部69は、図7に示すように、上面視で、左右両端部が正面側方向に向く湾曲形状に形成されている。そして、図8に示すように、この開口部69の内周側は、板状体全体としての湾曲形状を構成する曲率よりも大きい曲率で湾曲された湾曲部68’が設けられている。このように開口部69を形成することで、開口部69をネクタイやストール、ショールなどを掛ける部位として利用できるとともに、ネクタイ等がハンガー部66の角に引っ掛かったり擦れたりして、傷むことが防止される。
なお、上述の曲率は、全体としてまたは複数の湾曲の平均としての曲率を示すものであって、板状体やその端部が複数の湾曲を有して反っている場合は、その複数の湾曲からなる板状体全体または端部全体としての曲率に示す。
一方、取付部31は、図8に示すように、ハンガー部66における中央部に形成された開口部69の正面側に残る板状体のみから下方に延びている。なお、図5に示すように、開口部69の正面側の中央部が、後述する取付部31の方向に凸状をなすように延設されており、ハンガー部66と取付部31とが略Y字状に接続されるようになっている。このようにハンガー部66と取付部31とを連続的に一体に形成することで、椅子1が手等で持って引かれる場合にハンガー本体14が取手として扱われ、ハンガー部66の片側に偏荷重が加えられるようなことがあっても、取付部31側に荷重が分散されやすくなるので、ハンガー本体14が変形したり、破損したりする危険性が低減される。
そして、取付部31は、図5および図12(b)に示すように、上断面視で内面が正面側を向く略U字状をなしているとともに、幅方向の中央に前後方向に貫通し上下方向に延設された支持溝36を有している。また、この支持溝36を挟む両側には、所定間隔で所定の高さ突出された掛止段部37が上下方向に複数個設けられ、掛止段部37は、後述する調整具38の掛止部39の上面に係止されうるようになっている。そして、この掛止段部37同士の間には、左右方向に延設された横長溝40が設けられており、調整具38の掛止部39が前後方向に移動可能になっている。
このように、取付部31の正面側に掛止段部37と横長溝40とを設けることで、図6に示すように、ハンガー装置13の背面側から掛止段部37と横長溝40とを視認できなくなり、ハンガー装置13のデザイン性を著しく向上できる。
また、支持溝36の下端部近傍には左右方向に延びるスリット状の挿入孔41が設けられており、後述するように、ハンガー本体14を支持部材28に装着させる際に、掛止部39を有する調整具38を挿入できるようになっている。
次に、図9、図10及び図12に基づきハンガー装置13の支持部材28について説明する。この支持部材28は、上下端が開放された内周空間を備えた筒状部42と、この筒状部42の上端部から正面側方向に向けて連続的に延設された連設部43と、この連設部43の上端に連続的に延設されて前後方向を向く板状をなす重合部45を有する。
図9に示すように、筒状部42は、その正面側の中央より若干下方に、内周空間へ貫通する抜止孔44が設けられており、この抜止孔44の内周面には、後述する抜止ボルト46に対応するネジ山が切られており、抜止ボルト46が係止されうるようになっている。なお、本実施例では、抜止ボルト46を支持部材28に係止しているが、ハンガー本体14において支持溝36よりも下方で、なおかつハンガー本体14を支持部材28に対して最上方に移動させたときに抜止ボルト46が支持部材28に当接するような位置に、抜止ボルト46を設けるようにしてもよい。
また、抜止孔44の上方には、上下方向に延びるスリット状の止着孔47が形成されており、後述する調整具38の先端が止着されるようになっている。
また、図10に示すように、筒状部42の背面側には、正面側に設けられた止着孔47に対向する位置に、前後方向に穿設された大径の大径孔48が設けられているとともに、大径孔48の内部には、大径孔48よりも内径が小さく内周空間に連通する小径孔49が設けられている。これらの小径孔49と大径孔48により筒状部42の背面側から内周空間に貫通する挿通部50が形成される。また、この挿通部50には、後述する調整具38を筒状部42の背面の外周側から挿入できるようになっている。
また、筒状部42の背面側の上端には、緩やかに湾曲する凹状をなす窪部51が設けられている(図12(a)参照)。この窪部51は、筒状部42の内壁面より若干外側に形成されており、後述するように利用者が支持部材28に対してハンガー本体14の高さ位置を調整する際に、利用者が指を掛けておくことができ、ハンガー本体14と支持部材28との間に、利用者の指が挟まれることが防止される。
また、図12に示すように、筒状部42の内周空間は、前述のハンガー本体14の取付部31の外周に対応する形状となっており、内周空間の背面側の壁面に取付部31の背面側の外周面が摺接しつつ、取付部31が支持部材28に対して上下方向に移動可能になっている。
図9に示すように、筒状部42の上端から正面側上方に向けて連続的に延設された重合部45は、前後方向を向く板状をなしており、その正面側には、図14に示す背凭れ10の位置決め凹部24に内嵌されうるように、左右方向に延びる略逆台形状をなすとともに、重合部45の正面側方向に突出する嵌合凸部23が形成されている。また、この嵌合凸部23の内面には、背凭れ10の連通孔25に対応する位置に、重合部45の背面側に貫通する連通孔25’が左右に2つずつ形成されている。
一方、図10に示すように、重合部45の背面側には、正面側から貫通される連通孔25’を囲うように、背凭れ10の位置決め凹部24(嵌合凹部52)と同一形状の嵌合凹部52’が形成されている。
次に本発明に係る調整具38について図11に基づき説明する。調整具38は、背面視で上述の大径孔48の内径よりも若干小さい外径を有す円形状をなす操作部としての鍔部53と、この鍔部53の正面側の中央部から垂直方向に延設された操作杆54を備えている。
また、鍔部53の背面側には、前述のハンガー本体14の移動方向を示す刻印矢印55が刻印されている。そして、鍔部53の正面側の操作杆54の先端には、二又状に正面側方向に突設され先端部に返片56が形成された止着部57が設けられている。この止着部57は、図12に示すように、調整具38が支持部材28の挿通部50に挿入されて、付勢手段としてのコイルバネ60により調整具38が背面方向に付勢された状態で、支持部材28の止着孔47に挿入されるようになっている。
さらに、操作杆54は、その左右の側面にそれぞれ左右方向に突出された掛止部39が設けられている。この掛止部39は、図12に示すように、調整具38が支持部材28の挿通部50に挿入されて、付勢手段としてのコイルバネ60により調整具38が背面方向に付勢された状態で、掛止部39の上面にハンガー本体14の掛止段部37が掛合されるように配置され、なおかつ、調整具38が背面側から利用者等により押圧されて掛止部39が正面側に移動された状態で、掛止部39と掛止段部37との掛合が解かれるように配置されている。
また、調整具38は、正面視で略十字形状をなし、この略十字部分の上下及び左右の幅は上述の小径孔49よりも小さくなっており、調整具38の先端から鍔部53の正面側方向までの部分は、小径孔49を通過できるようになっている。
さらに、調整具38の操作杆54の左右幅は、上述のハンガー本体14の支持溝36を通過可能な幅となっている。一方で、掛止部39、39の左右幅は、ハンガー本体14の挿入孔41を通過可能な幅で、なおかつ支持溝36を通過不可能な幅となっている。また、止着部57の返片56は、正面側方向側が支持部材28の止着孔47よりやや狭くなっている一方で、返片56の後方側は止着孔47よりも幅広に形成されている。
次に、前述したハンガー本体14を支持部材28に装着して、ハンガー装置13を図4や図12に示す状態とする手順について説明する。前述したハンガー本体14を支持部材28に装着する際は、ハンガー本体14の取付部31を支持部材28の上方から内周空間に挿入して、取付部31の挿入孔41と支持部材28の挿通部50とが重なる位置に合わせる。そして、前後方向に延設された付勢手段としてのコイルバネ60を大径孔48に挿入したうえで、調整具38を支持部材28の外周側から挿通部50に挿入する。さらに、調整具38の先端の止着部57が内周空間を貫通させて、支持部材28の正面側の止着孔47に挿入されるように押し込む。
このように調整具38の先端が止着孔47に押し込まれる際に、調整具38の二又状の先端が内方に撓むことで、止着部57が止着孔47に挿入可能となる。そして、挿入された後には、二又状の先端が元の幅に復元されて返片56が止着孔47に引っ掛かることで、調整具38は、コイルバネ60により背面側方向に付勢される一方で、挿通部50から抜けることが防止される。さらに、コイルバネ60は、その一端が大径孔48の内壁に当接されるとともに、他端が鍔部53の正面に当接され、収縮された状態で大径孔48に縮設されるので、調整具38が背面側方向に付勢された状態となる。
さらに、鍔部53の背面側を指等で正面側方向に押圧しながら、ハンガー本体14を支持部材28に対して下方に適宜移動させた後、押圧を解除し、支持部材28の正面側の抜止孔44に抜止ボルト46を取り付ける。この抜止ボルト46は、支持部材28の内周空間にその先端部が突出された状態となる(図12参照)。以上により、ハンガー本体14の支持部材28への装着が完了する。
これにより、調整具38が挿通部50から抜けた状態で、ハンガー本体14が最上方まで引っ張られると、抜止ボルト46が取付部31の下端部に接触するので、ハンガー本体14が支持部材28から抜き出されることが防止される。
このようにハンガー本体14を支持部材28に挿入して、調整具38を取り付けることで、鍔部53を指等で押圧していない通常の使用状態においては、調整具38がコイルバネ60により背面側方向に付勢されて、操作杆54の掛止部39の後端面がハンガー本体14の取付部31の正面に圧接される。そして、ハンガー本体14を後方へ押し付ける力が働き、ハンガー本体14の背面は、均一に支持部材28の内壁の背面側に圧接される。
また、ハンガー本体14の高さ調整について図12および図13に基づいて説明する。図12に示すように、調整具38の鍔部53が利用者により押圧されることで、ハンガー本体14の横長溝40内に位置していた調整具38の掛止部39が正面側方向に移動されて、係止部39とハンガー本体14の掛止段部37との掛合が解かれ、ハンガー本体14は支持部材28に対して上下方向に移動可能な状態となる。
そして、図13に示すように、ハンガー本体14を支持部材28に対して上下方向に摺動させて、ハンガー本体14が利用者の所望の位置に達した状態で、調整具38の押圧を解くと、ハンガー本体14が支持部材28に対して移動不可能となり、利用者の所望の位置に安定的に固定される。
次に、本発明に係るオプション部材としてのハンガー本体14を備えるハンガー装置13を椅子1の背凭れ10に取り付ける方法について説明する。なお、本実施例では、ハンガー装置13とヘッドレスト装置26とを背凭れ10に取り付ける方法を示すが、ハンガー装置13のみを取り付けることもできる(図3参照)。
図14に示すように、ヘッドレスト装置26は、背凭れ10に取り付けられ前後方向を向く板状の取付部61と、取付部61から上方に延設されたヘッドレスト本体59とを備えている。また、この取付部61は、その正面側には、支持部材28の重合部45と同様に正面側方向に突出する嵌合凸部23’が形成されている一方で、その背面側には、背凭れ10の位置決め凹部24と同一形状の嵌合凹部52’’が形成されている。
さらに、これらの嵌合凸部23’および嵌合凹部52’’の内面には、背凭れ10の連通孔25に対応する位置に、正面側から背面側に貫通する連通孔25’’が設けられているとともに、他の部材の嵌合凸部や嵌合凹部と重なり合う重合面27’’’が設けられている。
このヘッドレスト装置26の嵌合凸部23’は、背凭れ10の背面の位置決め凹部24(嵌合凹部)に内嵌される(図15参照)。さらに、ヘッドレスト装置26の嵌合凹部52’’には、ハンガー装置13の支持部材28に設けられた嵌合凸部23が内嵌される。
さらに、ハンガー装置13の嵌合凹部52’の4つの連通孔25’のそれぞれに、ハンガー装置13の背面側から背凭れ10の内部に達する長さの締結部材62を挿入し、背凭れ10の雌ネジ部としてのナット58に締結部材62を嵌合させる。これにより、重合された複数のオプション部材同士の重合面同士が連結され、相互に脱落不能となる。
その後、ハンガー装置13に嵌合凹部52’を塞ぐカバーとしての装飾キャップ63を取り付ける。
以上により、図15に示す重合連結手段を利用することで、複数のオプション部材が椅子1の前後方向に重合され、相互に脱落不能とされた状態で背凭れ10に支持させることができる。
これにより、鍔部53がハンガー本体14(オプション部材)を挟んで背凭れ10の背面側に、そしてハンガー本体14の複数個の掛止段部37と係止可能な掛止部39がハンガー本体14を挟んで背凭れ10の正面側にそれぞれ配置されるため、背凭れ10の背面側に配置される調整具38(調整具)は鍔部53のみとなり調整具38の露出部を最小化でき、人や服などが引っ掛かる等の問題が解消されることになる。また、調整具38の露出部の最小化により、椅子背面側に面するハンガー本体14のデザイン性が向上する。
また、複数個の掛止段部37の全部または一部が背凭れ10の正面側に位置することになり、背凭れ10の背面側からハンガー本体14を見た場合、少なくとも正面側に位置する掛止段部37がハンガー本体14の裏側に隠れることになるため、椅子背面側に面するハンガー本体14のデザイン性が向上することになる。
また、鍔部53(操作部)から延設された操作杆54が、ハンガー本体14(オプション部材)の掛止段部37と係合可能な掛止部39として機能するため、部品点数を低減できる。
また、鍔部53(操作部)から延設された操作杆54が、挿通部50の内部に配置された付勢手段であるコイルバネ60に抗して移動可能となっているので、調整具38が配置される挿通部50の内部の空間を利用して、付勢手段としてのコイルバネ60が支持部材28の内側に配置されて隠れることになるため、椅子背面側に面するオプション部材のデザイン性が向上することになる。
また、調整具38をコイルバネ60により前後方向に付勢することで、調整具38をハンガー本体14の正面側に圧接して、ハンガー本体14を後方に付勢し支持部材28の背面側の内壁面に圧接させているので、ハンガー本体14が支持部材28に安定的に支持されるようになる。また、調整具38とコイルバネ60とを挿通部50に挿入するのでのみで付勢がなされるので、ハンガー装置13の組立を容易にできる。
次に、実施例2に係る椅子につき、図16を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成で重複する説明を省略する。
図16に示すように、本実施例2における支持部材28’は、筒状部42の正面側の中央に、上端部が遊端となり下端が筒状部42の正面壁と連続する板バネ64が形成されている。また、板バネ64の中央付近には調整具38の先端を止着しうる止着部(図示略)が設けられている。この板バネ64は、自然状態では、支持部材28の正面側の壁面に沿った形状となっており、止着された調整具38はその鍔部53の背面と支持部材28’の背面側の壁面とが一致するようになっている。なお、前記実施例では、挿通部50にコイルバネ60とともに調整具38を挿入していたが、本実施例2では、コイルバネ60は不要となっている。
そして、前述の実施例1のように、ハンガー本体14の高さ位置調整がなされる際には、調整具38の鍔部53が背面側から正面側方向に押圧される。すると、調整具38の先端で板バネ64が押圧されて、板バネ64の基端部が正面側方向に撓み、調整具38が正面側方向に移動する。これにより、調整具38の係止部39とハンガー本体14の掛止段部37との掛止が解かれて、ハンガー本体14が支持部材28に対して上下方向に移動可能になる。
さらに、鍔部53の押圧が解除されると、板バネ64の復元力で調整具38が背面側方向に移動されて、掛止部39により掛止段部37が掛合されるので、ハンガー本体14が支持部材28に対して固定される。
これにより、鍔部53から延設された操作杆54が、ハンガー本体14(オプション部材)を挟んで背凭れ10の正面側に配置された板バネに抗して移動可能となっており、該板バネが付勢手段として機能するため、部品点数を低減できる。
次に、実施例3に係る椅子につき、図17を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成で重複する説明を省略する。
図17に示すように、本実施例3における支持部材28’’は、筒状部42の正面側の中央に、上端部が遊端となり下端が筒状部42の正面壁と連続する板バネ64’が形成されている。さらに、板バネ64’の遊端側は斜上背面方向に延設されており、その先端には断面視で略方形の支持段部65が設けられている。また、板バネ64’の中央付近には調整具38の先端を止着しうる止着部(図示略)が設けられている。
この板バネ64’は、自然状態では、支持部材28’’の正面側の壁面に沿った形状となっており、止着された調整具38はその鍔部53の背面と支持部材28’’の背面側の壁面とが一致するようになっている。さらに、板バネ64’が自然状態において、板バネ64’の先端に連設された支持段部65の上面がハンガー本体14の掛止段部37の下面を掛合して、ハンガー本体14が支持されるようになっている。なお、前記実施例1では、挿通部50にコイルバネ60とともに調整具38を挿入していたが、本実施例3では、コイルバネ60は不要となっている。
そして、前述の実施例のように、ハンガー本体14の高さ位置調整がなされる際には、調整具38の鍔部53が背面側から正面方向に押圧される。すると、調整具38の先端で板バネ64’が押圧されて、板バネ64’の基端部が正面側方向に撓み、調整具38が正面側方向に移動する。これにより、調整具38の掛止部39とハンガー本体14の掛止段部37との掛合が解かれるとともに、支持段部65も正面側方向に移動して、支持段部65と掛止段部37との掛合が解かれ、ハンガー本体14が支持部材28’’に対して上下方向に移動可能になる。
さらに、鍔部53の押圧が解除されると、板バネ64’の復元力で調整具38が後方に移動されて、支持段部65により掛止段部37が掛合されるので、ハンガー本体14が支持部材28’’に対して固定される。
これにより、鍔部53から延設された操作杆54が、ハンガー本体14(オプション部材)を挟んで背凭れ10の正面側に板バネ状に配置された付勢手段に抗して移動可能となっており、該板バネ状に配置された付勢手段が掛止部39として機能するため、部品点数を低減できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例での支持部材28は、上述のハンガー本体14を支持しつつ、背凭れ10に取り付けられようになっているが、支持部材28が、ハンガー本体14に限らずヘッドレスト本体等の他のオプション部材を支持しつつ、背凭れ10に取り付けられようにされるようにしてもよい。
また、前記実施例では、椅子1の背凭れ10は、背凭れフレームにメッシュ状の張材を張設して構成され、背凭れフレームの上方部に固定部24が設けられているが、板状に形成された板部材の周囲をクッション材で覆ってさらにその外周に張材を張設したものを背凭れとして構成し、背面側の張材の外周面に固定部24を設けるようにしてもよく、貫通ボルト62がクッション材および張材を貫通して板部材に設けられたナットに締結されることで、ハンガー装置13の支持部45等が固定されるようにしてもよい。
また、前記実施例では、ハンガー装置13の支持部材28は、上下端が開放された内周空間を備えているが、ハンガー本体14の取付部31のほとんどが覆われるように内周空間を上下方向に延設するとともに下端を閉塞し、上端のみを開放するようにしてもよい。また、内周空間を上下方向に延設しつつ上端を閉塞し、下端のみを開放するとともに、ハンガー部66が取付部31の下方側と連続するようにしてハンガー本体を形成するようにしてもよい。このように、ハンガー装置13の可動部分に関する開口を削減すことで、ハンガー部66に掛けられた衣類やネクタイ等が、開口とハンガー本体14との隙間に引っ掛かったり、ハンガー本体14の上下移動の際に内周空間に巻き込まれたりする危険性を低減することができる。
また、前記実施例では、調整具38の操作杆54を前後方向に延設された略棒状に形成するとともに該操作杆54をハンガー本体14の前後方向に貫通する支持溝36に挿通しているが、例えば、操作杆を環状に形成するとともにハンガー本体を前後方向に閉塞してもよく、この環状の操作杆の正面側から該ハンガー本体の掛止部を延設するようにしてもよい。また、操作杆をフック状に形成して、一端に鍔部を設けるとともに他端に掛止部を設けるようにしてもよい。
また、前記実施例では、重合面が略台形状に形成されているが、背凭れ10およびオプション部材に共通した形状で形成される限り、重合面は略台形状に限らず長方形や楕円形、さらには複数の方形等に形成されもよい。
また、前記実施例では、背凭れ10、ヘッドレスト装置26、ハンガー装置13、カバー63の順で重合されているが、最前端が背凭れ10であり、最後端がカバー63であれば、それらの間に重合されるオプション部材の順序は適宜変更されてもよい。
また、前記実施例では、背凭れ10に凹状の嵌合凹部52を設けているが、背凭れ10に凸状の嵌合凸部を設けるとともに、他のオプション部材の正面側に嵌合凹部を設け、背面側に嵌合凸部を設けるようにしてもよい。
1 椅子
7 座
10 背凭れ
13 ハンガー装置
14 ハンガー本体(オプション部材)
18 背凭れフレーム
23,23’ 嵌合凸部
24 位置決め凹部(嵌合凹部)
25,25’ 連通孔,
25’’ 連通孔
26 ヘッドレスト装置
27 重合面
28 支持部材
31 取付部
36 支持溝
37 掛止段部
38 調整具
39 掛止部
41 挿入孔
42 筒状部
44 抜止孔
45 重合部
50 挿通部
52,52’ 嵌合凹部
52’’ 嵌合凹部
53 鍔部(操作部)
54 操作杆
60 コイルバネ(付勢手段)
64,64’ 板バネ(付勢手段)
65 支持段部
66 ハンガー部
67 反り部
68 湾曲部
69 開口部

Claims (5)

  1. 背凭れの背面側に取り付けられた上下端の少なくとも一端が開放された内周空間を備える支持部材にオプション部材が上下移動可能に支持されている椅子において、
    前記支持部材は前記内周空間を備える筒状部と、該筒状部から正面側方向に向けて延設される連設部と、該連設部に延設されて前記背凭れに取付けられる取付部と、から構成され、前記筒状部には前後方向に貫通する挿通部を備えるとともに、前記オプション部材には上下方向に複数個の掛止段部が背凭れの正面側を向くように形成されており、前記支持部材の挿通部には前記オプション部材の高さを変更するための調整具が背凭れの背面側に操作部が位置するように挿通されるとともに、該調整具は付勢手段によって背凭れの背面側方向に付勢され前記複数個の掛止段部と掛止可能な掛止部が設けられ、前記オプション部材は、前記複数個の掛止段部から選択された位置の掛止段部に前記掛止部が掛合されることで、所望の使用する高さ位置に固定されることを特徴とする椅子。
  2. 前記オプション部材は、付勢手段によって背凭れの背面側方向に付勢された掛止部と前記掛止段部が掛合可能になっていることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 前記操作部から延設された操作杆が、前記オプション部材の掛止段部と掛合可能な掛止部として機能することを特徴とする請求項1または2に記載の椅子。
  4. 前記操作部から延設された操作杆が、前記挿通部の内部に配置された付勢手段であるコイルバネに抗して移動可能となっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の椅子。
  5. 前記操作部から延設された操作杆が、前記オプション部材を挟んで背凭れの正面側に板バネ状に配置された付勢手段に抗して移動可能となっており、該板バネ状に配置された付勢手段が前記掛止部として機能することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の椅子。
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