JP5763918B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

本願発明は、樹脂製の座板を座受け体で支持して成る椅子に関するものである。
椅子の座板を樹脂製とすることは広く行われており、人の着座によって座板を下向きに沈むように弾性変形(伸び変形)させることで、クッション性とフィット性とを確保している。
そして、クッション性とフッィト性とを向上させるには座板の変形量をできるだけ大きくするのが好適であり、そこで、本願出願人は、特許文献1において多数のスリットが形成された座板を開示した。特許文献1において座板はその左右両側端部が座受け体に取り付けられており、座板の下方に大きな空間を空けることにより、座板の下向き撓み変形(ベンディング)を許容している。
他方、特許文献2には、座板にその左右側縁と後端縁とに沿って延びる平面視U形の可撓性凹条を形成して、座板のうち可撓性凹条で囲われた部位が大きく伸び変形する構造が開示されている。特許文献2の発明はいわゆるパイプ椅子に適用しており、座板はその左右両端部がパイプ製の脚に取り付けられている。従って、座板の下方は開放されており、座板は許容限度まで伸び変形する。
特開2000−93250号公報(図20,23) 特許第4238082号公報
座板は無制限に伸び変形すればよい訳ではなく、体圧の強さに応じて伸び量が比例するのが好適であると言える。すなわち、座板のうち体圧が強く掛かる部分ほど大きく変形し、また、体重が大きいほど大きく伸び変形するのが好適であると言える。この点、特許文献1では体圧が強く掛かる部分ほどスリットの密度が高くなっているため、体圧の強さに応じて変形しやくなっていて好適であると言える。これに対して特許文献2では、U字状の可撓性凹条に応力が集中するため、ある荷重(体重)を境にして可撓性凹条で囲われた部分が全体的にストンと下降動することが予想され、このため人に違和感を与えるおそれがある。
さて、人は着座状態で手先を座の下方に位置させることがあり、この場合、座板のベンディングによって指を挟むことがあってはならない。また、幼児のいる環境で椅子を使用した場合、幼児が座板と座受け体との間に手を差し込んで指を挟むといった事故が起きることも防止せねばならない。この点、特許文献1では、座板と座受け体との間に大きな空間が空いているため指挟みの問題はないが、デザイン上の要請等によって座板と座受け体との間隔を狭めたい場合があり、その場合、指を座板と座受け体とで挟むことがあってはならない。
なお、座板の左右両端縁は座受け体と密着した状態に保持されており、また、座板の前部は殆ど撓み変形しない構造になっていて座受け体に当接しているので、一般には、座板の後端部と座受け体との間での指挟みが問題になりすいと言える。すなわち、座板の後端縁と座受け体との間に隙間が空いている場合に、指挟みの問題が生じると言える。
また、座の前後位置を調節できる椅子があり、この椅子では、特許文献1と同様に座受け体を備えており、座板が座受け体に対して前後スライド可能に取り付けられているが、このように座板の前後位置を調節可能な椅子においても、座板の前後位置に関係なく指挟み防止策を講じる必要がある。
本願発明はこのような現状に鑑み成されたものであり、クッション性やフィット性、指挟み防止機能等に優れた椅子を提供せんとするものである。
本願発明の椅子は、樹脂製の座板とその下方に配置された座受け体とを有しており、前記座板は、その左右両側部を前記座受け体に両端支持の状態に取り付けることにより、下向きに沈むように伸び変形することが許容されていると共に、前記座板の後部は平面視で前記座受け体に重なっている、という基本構成になっている。
そして、請求項1の発明は、上記基本構成において、 前記座板のうちその後端縁寄りに位置していて着座者の体圧が強くかかる箇所よりも後ろに位置した部位は、人が着座しても殆ど変形しない剛体部になって、前記剛体部よりも手前側に位置して着座者の体圧が強くかかる部位は、着座者の体圧で容易に伸び変形し得る変形容易部になっており、前記剛体部と変形容易部とは、変形容易部が伸び変形しても引っ張り力が剛体部に波及しないように左右方向に連続的に延びる長溝穴又は弱化部によって分断されている。
請求項2の発明は請求項1の発明を具体化したもので、この発明では、前記剛体部と変形容易部とは、上下に開口した前記長溝穴によって前後に分断されている。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記座板は、前記変形容易部である中間部と、前記中間部の後ろに位置した剛体部である後部と、前記中間部の手前に位置していて着座者の体圧では容易に変形しない前側部分とを有しており、前記中間部と前側部分とは一体に連続している。
本願発明では、座板のうち変形容易部はその後ろの剛体部と縁が切れた状態でベンディングするため、体圧の強弱の違い(すなわち着座者の体重の違い)への応答性が高い。また、変形容易部はその後ろの剛体部と分断されているに過ぎないため、特許文献2のようにある荷重(体重)を境にして変形容易部がストンと落ち込むこともない。よって、本願発明によると、従来に比べてクッション性・フィット性を向上させることができる。
請求項1の発明では、座板の剛体部と座受け体との間には大きな空間を空けることも可能であるが、座受け体の外側から座板の下方に人の指を挿入できない構造を採用すると、変形容易部と座受け体との間に大きな空間を空けなくても、指挟みを防止できる利点がある。
さて、座板の変形容易部は保証期間以上に使用すると破断する場合があり得る。この場合、座板の変形容易部と座受け体との間の間隔をあまり大きくしないことにより、仮に変形容易部が破断しても身体を安全に支持できる。また、変形容易部許容限度以上に変形する前に座受け体に当接させることも可能であり、この構成を採用すると破断そのものを防止できる。すなわち、座受け体を安全装置として機能させることができる。
そして、これらの場合は座板の変形容易部と座受け体との間の間隔はさほど大きくないため、変形容易部と座受け体との間に座板の後ろ側から指を挿入できると、指挟みの問題が生じる。この点、実施形態のように、前記座受け体の外周部を前記座板の下面に当接又は近接させて、このため人は前記座板と座受け体との間には指を差し込み不能になる構成にすると、仮に変形容易部と座受け体との間の間隔を狭くしていても指を挿入することはできないため、指挟みを確実に防止できる。従って上記実施形態によると、座板の変形容易部の破断に対する安全性を確保しつつ、指挟みを確実に防止できる利点がある。
更に、実施形態のように、「前記座板は前記座受け体に前後位置調節可能に取り付けられており、前記座板をいずれの前後位置に設定しても、当該座板における剛体部の少なくとも前端部が前記座受け体と平面視で重なった状態に保持されている」という構成を採用すると、座をどのような前後位置に調節しても座板の後ろから座板と座受け体との間に指を挿入することはできないため、使用者の要望に応えて座板の前後位置を調節できる使い勝手の良い椅子でありながら、クッション性・フィット性は確保しつつ、指挟み防止機能等の安全性を向上させることができる。
椅子の外観図であり、(A)は前方から見た斜視図、(B)は後ろから見た斜視図、(C)は側面図である。 座板及びその支持部の分離斜視図である。 座板と座受け体との分離斜視図である。 座板と座クッションとの分離斜視図である。 座板の破断斜視図である。 (A)は表皮材取り付け用フロント縁部材を分離した座の概略底面図、(B)はフロント縁部材の部分斜視図、(C)は表皮材フロント縁部材の側面図である。 (A)は図6(A)の VIIA-VIIA視断面図、(A)は図6(A)の VIIB-VIIB視断面図である。 (A)は図6(A)の VIII-VIII視部分断面図、(B)は表皮材の部分的な斜視図である。 (A)は座前後調機構部の正断面図、(B)は座前後調機構部を説明するための座板と座受け体との分離斜視図、(C)は座受け体の部分的な斜視図である。 (A)は座前後調節装置と座板との分離斜視図、(B)は座前後調節装置の分離斜視図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は事務用に多用されている回転式ロッキング椅子に適用している。本願では方向を特定するため「前後」「左右」文言を使用するが、これは普通の姿勢で着座した人の向きを基準にしている。正面視は着座した人と対向した方向になる。
(1).椅子の概要
まず、主として図1及び図2を参照して椅子の概要を説明する。図1に示すように、椅子は大きな要素として脚1と座2と背もたれ3とを備えている。脚1は放射方向に延びる枝足を有しているが図示は省略しており、ガスシリンダよりなる脚支柱4のみを表示している。脚支柱4の上端にはベース5が固定されており、ベース5の上方に座2が配置されている。
図2に示すように、座2は樹脂製の座板(座インナーシェル)6とその上面に張った座クッション7とから成っており、図2,3に示す座受け体8に前後位置調節可能に取付けられている。座受け体8は樹脂製であり、その前部はフロントリンク9を介してベース5の前部に連結されており、フロントリンク9は側面視でベース5と座受け体8との両方に対して相対回動する。従って、フロントリンク9が回動することにより、座受け体8及び座2は上下動しながら前後動する。なお、座受け体8は中間支持体又は座アウターシェルと呼ぶことも可能である。
背もたれ3は、着座者の体圧がかかるシェル状の背板(背インナーシェル)10とこれが取付けられたシェル状のバックサポート(背アウターシェル)11とを有しており、背板10の前面に背クッション12が張られている。背クッション12は、クロス等の表皮材13で前から覆われている。
バックサポート11の下端には前向きに延びる左右一対のアーム14が一体に形成されている。左右のアーム14はその前端部を中心にして後傾するようにベース5に連結されており、かつ、左右のアーム14は金具15(図1(B)に僅かに露出している。)を介して座受け体8の後部と連結されている。このため、背もたれ3が後傾すると、座受け体8座2は金具15に引かれて後退しつつ上昇する。ベース5の後部にはロッキングに対して抵抗を付与する弾性体(図示せず)が内蔵されている。座板6の右側部の下面には、座2を所望の前後位置に保持するためのレバー装置16(図2参照)を装着している。
(2).座板の構造
次に、座2や座受け体8の構造及び互いの関係を説明する。まず、座板6について説明する。例えば図3〜図5から理解できるように、座板6は、着座者の体圧が強くかかる中間部17と、その前に位置した前側部分18と、中間部17の後ろに位置した後部19と、中間部17及び前側部分18の左右外側に位置したサイド部20とを有している。
中間部17の左右中間位置には前後長手のセンタースリット21が複数条形成されており、中間部17の左右側部には前後長手のサイドスリット22が複数条形成されている。センタースリット21の群とサイドスリット22の群との間には、平面視で座板6の縦長中心線に向けて倒れるように緩く傾斜した多数のミドルスリット23の群が形成されている。ミドルスリット23は緩く湾曲している。これらスリット21,22,23の群の存在により、中間部17は着座した人の体圧に比例して下向きに伸び変形する。すなち、中間部17は請求項に記載した変形容易部に相当するもので、スリット21,22,23は変形容易化手段の一例である。
センタースリット21の群は3列設けているが、隣り合った群は前後に位置がずれているため、それらセンタースリット21を設けた部位が左右方向に過度に広がり変形することはない。同様に、サイドスリット22も2列ずつ設けているが、左右に隣り合った群は前後に位置がずれているため、それらサイドスリット22を設けた部位が左右方向に過度に広がり変形することはない。結局、中間部17は、特定部位に応力が集中することはなく、ほぼ均等な割合で伸び変形する。この点、特許文献2との大きな違いである。
座板6の前側部分18は、中間部17から段落ちした状態の前底板24とその上面に突設した縦横の前リブ25とで構成されており、リブ25の群の上面が中間部17の上面と同一面状に連続している。従って、前側部分17にはリブ25の群で仕切られた多数の角形空間が上向きに開口している。また、前側部分18の前端は、着座者の大腿部への当たりを柔らかくするため、前向き凸状に緩く湾曲した庇状の前壁26で構成されている。前側部分18はリブ25の群で補強されているため、着座者の体圧がかかっても基本的には変形しない剛体構造になっている。
座板6の後部19は後ろ底板27に縦横の後ろリブ28の群を突設した剛体構造(剛体部)になっており、着座者の体圧が掛かっても基本的には弾性変形しない。そして、中間部17と後部19とは左右方向に延びる上下開口の長溝穴29で分断されている。従って、中間部17は後部19の制約を受けることなく伸び変形し得ると共に、中間部17の伸び変形が後部19に波及することはない。
後ろ底板27は、前側が低くて後ろ側が高くなるように水平姿勢の部分が2段階に連続した形態を成している一方、後ろリブ28は、その前端は中間部17と同じ高さであり、後ろに行くに従って徐々に高くなるように側面視で湾曲しつつ傾斜している。これは、人の臀部のカーブにフィットさせるための措置である。後部19の後端は上向きのリア土手部30で構成されている。
サイド部20は、サイド底板32とその側端から上向きに立ち上がった側壁33とを有しており、サイド底板32と側壁33とは正面視三角形状のサイドリブ34によっても繋がっている。サイド部20も着座者の体圧で弾性変形しない剛体構造になっている。
座クッション7は金型を使用して製造した(発泡させた)成形品であり、図8に示すように、左右側面と上面とよりなる角部が鋭角を成すシャープな形態になっている。図4,7(A)に示すように、座クッション7の前部には、左右中間部とその左右両側とに位置した3つのフロント突起35が下向きに突設されており、これらフロント突起35は、図7(A)のとおり、座板6の前部に設けたフロント凹所36に嵌め込まれている。これにより、座クッション7が正確に位置決めされている。座板6のフロント凹所36には、フロント突起35を支持する補助リブ37を設けている。また、図5に示すように、サイドリブ23の外側に前後長手の上向き開口溝38を設けている(図8(A)も参照)。この上向き開口溝38の存在によっても、座板6の中間部17が伸び変形することが許容されている。
図4及び図7(A)に示すように、座クッション7の後部には、座板6の後部19を構成するリブ28の群の上面に当接する左右横長の後部突起35′が設けられている。後部突起35′は、座板6の後部19のうち前側の1/4程度には当たっていない。このため、座板6の中間部17が沈み変形するにおいて、座クッション7は小さな曲率でスムースに変形する。
また、図7(A)に示すように,座板6の後端縁のうちリア土手部30の手前側には、前後長手のリブ28の群の後部を低くすることにより、左右に長いリア長溝36aが形成されている一方、座クッション7の後端縁には、リア長溝36aに嵌合するリア突条35aが形成されている。更に、図5,7(A)に示すように、座板6のうちリア長溝36aの手前には、前後長手のリブ28のうち左右中間部のものとその左右外側に位置したものとの高さを若干高くすることによって補助突起36bが形成されている一方、座クッション7には、補助突起36bに嵌まる補助凹所35bが形成されている。
これらリア長溝36aとリア突条35aとの嵌め合わせと補助突起36bと補助凹所35bとの嵌め合わせにより、座クッション7の後部は座板6にずれ不能に保持されているため、着座によって座クッション7の後部がずれ動くような不具合はなく、快適な座り心地を得ることができる。
(3).表皮材の取り付け手段
例えば図8(A)に示すように、座クッション7は織地又は編地より成る表皮材39で上から覆われており、表皮材39の周縁を座板6の周縁部に下方から固定している。この点を次に説明する。本実施形態では、表皮材39のうち左右側縁と後端縁とは図8に示すクリップ40を使用して座板6に取り付け、表皮材39の前端縁は図6に示す左右横長の係止具41を使用して取り付けている。
図8のとおり、クリップ40は表皮材39の縁に固定される基板42を有しており、基板42に、表皮材39の側縁に沿って延びる背板43と、背板43の両側端に繋がった一対の側板44とが上向きに突設されている。背板43と側板44とは頂部45に収束しており、頂部45からキャッチ片46が下向きに突出している。キャッチ片46は、その上端のみが頂部45に繋がっているため、背板43に近づくように弾性変形する。そして、キャッチ片46の外面の上下中途部には、当該キャッチ片46の自由端の側に向いた係合面を有する爪部46aが形成されている。背板43とキャッチ片46とで略山形(テーパ状)の形態を成している。
座板6の左右側縁と後端縁には、クリップ40の大部分を差し込みできるクリップ受け穴48が形成されており、クリップ受け穴48の内側縁にクリップ40の爪部46aが内側から引っ掛かる。これにより、表皮材39の縁が座板6に保持される。キャッチ片46の先端に指先(或いはマイナスドライバ等の工具の先端)を当てて背板44の側に引くと、キャッチ片46は倒れ変形してクリップ受け穴48との係合が解除される。
また、図8(A)に示すとおり、クリップ受け穴48のうちキャッチ片46が重なる部分の開口縁には、座板6の内部側に向いて傾斜した傾斜面48aを形成している。このため、指先又は工具をキャッチ片46の先端に引っ掛けることを容易に行える。クリップ40の基板42は座板6の下向き平坦部6aに重なっている。そして、下向き平坦部6aは座板6の左右側縁と後端縁とに連続して形成されており、かつ、前壁26の下面に滑らかに連続している(下向き平坦部6aの意義は後述する。)。
図6に明示するように、クリップ受け穴48は座板6の左右側縁と後端縁とにそれぞれ3つずつ形成している。なお、図8(B)に一点鎖線で示すように、表皮材39の縁に樹脂製等の縁板49を固定してもよい。このように縁板49を使用すると、表皮材39が保形されるため、飛び飛びに配置されたクリップ40による取り付けであっても、表皮材39を弛みや皺がない張った状態に保持できる利点がある(縁板49を使用するのが現実的であると言える。)。縁板49は表皮材39の表裏のいずれに固定してもよい。なお、座クッション7にはクリップ40が嵌まる凹所を形成している。
さて、表皮材39の周縁部に縁板49を固定する場合、表皮材39は平坦な布を素材にしているため、表皮材39を環状の状態で表皮材39に縫着するのは面倒である(すなわち、立体的にミシン掛けするのは面倒である。)。この点に関する方策を図6に部分的に表示している。すなわち、図6において、右上部に平行斜線で部分的に示すのは縁板49であり、網掛け表示で示すのはゴム入り布や平ゴムのような伸縮性素材からなる伸縮性テープ49′であり、コーナー部を挟んだ縁板49を伸縮性テープ49′で接続している(伸縮性テープに代えて、伸縮紐を使用することも可能である。)。
具体的な製法としては、例えば、表皮材39の四周に縁板49を縫着してから、コーナー部を挟んで隣り合った縁板49に伸縮性テープ49′を縫着等で固定することが考えられる。或いは、縁板49を表皮材39に縫着するにおいて、伸縮性テープ49′を引き伸ばした状態で隣り合った縁板49に縫着することも可能である。伸縮性テープ49′を引き伸ばして縫着する場合は、伸縮性テープ49′を表皮材39に縫着してもよい。
いずれにしても、腰の強い縁板49はコーナー部を除いた部位に縫着すればよいため、縁板49の取付け作業は非常に簡単であり、しかも、隣り合った縁板49は伸縮性テープ49′で引っ張られているため、表皮材39はコーナー部において張った状態に保持される。この点、独立した発明たり得る。
既述のとおり、表皮材39の前端は図6及び図7(B)に示す左右横長の係止具41によって座板6に取り付けられている(図7(A)では係止具41は省略している。)。係止具41は樹脂製であり(金属板製でもよい)、表皮材39が固定された基板51を有しており、基板51の2つの長手側縁のうち表皮材39の外側に位置した長手側縁に、座板6の前壁26に設けた横長の係止穴52に嵌まる係止片53を一体に設けている。
係止穴52は左右方向に沿って3つ設けており、従って、係止片53も3つ設けている。係止片53は、基板51から立ち上がった起立部とその先端から基板51と反対側に突出した鉤部53aとを有しており、側面視L形になっている。更に述べると、基板51と係止片53とで側面視クランク形の形態になっている。
そして、係止具41は表皮材39によって前側に引っ張られているが、係止片53の起立部が係止穴52の前内側面に重なっていることで係止具41は前向きずれ不能に保持されており、かつ、基板51が前壁26の下面に重なって、係止片53の先端が前壁26に上から当たっていることにより、係止片53は係止穴52から抜け不能に保持されている。従って、係止具41は、係止片53を係止穴53に嵌め込むだけで、座板6に対して脱落不能に保持される。座クッション7を取り付けるに当たっては、まず係止具41を座板6の前端部に取り付け、次いで、クリップ40の群を座板6に取り付けたらよい。
図7(B)に明示するように、座板6の前壁26はその先端が下になるように側面視で傾斜している一方、係止穴52の後ろ内面52aはほぼ鉛直姿勢になっている。従って、係止穴52の後ろ内面52aは前内面に対して側面視で傾斜しており、その結果、係止穴52は奥(上)に行くほど溝幅が広がっている。このため、係止片52の嵌め込みが誘い込まれる。本実施形態のように係止穴52の後ろ内面52aを傾斜させた場合は、係止片53の鉤部53aを係止穴52の後ろ内面52aに当接させてもよい。逆に、鉤部53aを前壁26の上面に広い範囲にわたって重ねることも可能である。
図6(B)(C)に明示するように、各係止片52の左右両端部には、起立部と鉤部52aとが連接した角部の外側に突出した膨出部54を設けている。膨出部54は長穴状のスリット55によって係止片53と区分されており、このため、膨出部54は弾性変形し得る。そして、膨出部54が係止穴52の前内面の上端に当接するため、係止片53の抜け止め機能を向上できる。また、係止具41の装着に際しては、膨出部54が弾性変形してから係止穴53を抜け切ると、膨出部54が弾性復元力で瞬間的に戻り変形し、この戻り変形を人はパチッというクリック感として把握できるため、正確に装着されたことを感触によって把握できる。この点も本実施形態の利点である。
係止具41は各係止穴43に対応して個別に設けることも可能であるが、本実施形態のように座板6の前端縁に沿って一連に延びる1本の係止具41を使用すると、取り付け作業を迅速に行える利点がある。表皮材39のうち前縁部以外の他の部位の取り付けに係止具41を使用することも可能である。
本実施形態では表皮材39としてクロス(織地)を使用しており、そこで、クリップ40と係止具41を使用して座板6に取り付けている。他方、表皮材39として人造又は天然のレザー(皮革)を使用する場合があり、この場合は、コの字形等のタッカー(針)で座板6に固定している。そして、既述のとおり、本実施形態では座板6の全周にわたって下向きの平坦部6aを形成しており、表皮材39としてレザーを使用する場合は、表皮材39の周縁部は平坦部6aと前壁26とにタッカーで固定される。従って、本実施形態では、織地製の表皮材とレザー製の表皮材との両方に簡単に対応できる。
(4).座受け体及びこれに対する座板の取り付け構造
座受け体8は、底板の上面に多数の補強リブ56が縦横に形成された構造になっており、前端にはフロントリンク9が嵌まるフック部57を下向きに突設している。そして、本実施形態では座2を座受け体8に前後位置調節可能に取り付けている。図7(A)では座2は最も後退した状態に表示している。
図3や図8(A)に示すように、座板6の下面のうちサイド部20の内側縁に前後長手の上レール58を下向きに突設している一方、座受け体8の左右両側部には、上レール58がスライド自在に載る下レール59を一体に形成している。この場合、図8(A)に示すように、上レール58の内側部に下レール59の内側に位置したガイドリブ58aを下向きに突設しており、このため、座板6は座受け体8に対して左右ずれ不能に保持されている。
座板6は、座受け体8に上向き抜け不能に保持されておらねばならない。そこで、本実施形態では、図3や図8(A)のとおり、座受け体8のうち下レール59よりも外側の縁部に正面視鉤形のガイド爪60設ける一方、座板6の左右両側部には、図8(A)や図10(A)のとおり、ガイド爪60が嵌まる抜け止め溝61を形成している。抜け止め溝61は底板61aを有しており、図8(A)のとおり、ガイド爪60が底板61aの上に位置することで座板6は抜け不能に保持されている。
例えば図6(A)に示すように、抜け止め溝61における底板61aの後端は切欠かれており(切欠きを符号62で示す。)、このため、座板6を手前に移動させ切ってガイド爪60を切欠き62の箇所に位置させると、座2を上下動させて座受け体8に対して着脱させることができる。他方、通常の使用状態で座2を簡単に取り外しできるのは好ましくない。そこで、通常の使用状態での座2の前進位置は、例えば図2に示すレバー装置63によって規制しており、前進させ切ってもガイド爪60が切欠き62まで届かないように設定している(レバー装置63の詳細は後述する。)。
図7(A)から理解できるように、座板2の前側部分18を構成する前底板24は、座2の前後位置に関係なく座受け体8の前部に当接又は密接している。同様に、座板2の後部19を構成する後ろ底板27の下段部は、座2の前後位置に関係なく少なくとも前端が面視で座受け体8と重なった状態が保持されている。座2を前進させ切ると、後ろ底板27の下段部の全体が座受け体8と重なり合う。
座板6の中間部17と座受け体8との間に空間が空いており、このため、着座すると座板6は下向きに延びるように弾性変形する。また、座板6の中間部17と座受け体8との間の間隔は過度に大きくはないため、仮に中間部17が破断しても臀部は過度に下向き動することなく座受け体8で支持される。このため、安全性に優れている。
そして、既述のとおり、座板6の中間部17と後部19とは上下開口の長溝穴29で分断されているため、座板6の中間部17が体重に比例して沈み込み変形することが確実ならしめられており、その結果、人は体重の違いに関係なく適切なフィット性・クッション性を得ることができる。
図7(A)から理解できるように、後部19の上面は後ろに行くに従って高くなるように緩い角度(曲がり)で傾斜していると共に、非着座状態で後部19の前端は中間部17の後端よりも若干の寸法(例えば数mm〜10mm程度)低くなっている。従って、人が着座することによって中間部17がある程度沈み込み変形した状態(或いは沈み込み切った状態)で、中間部17と後部19との上面が滑らかに連続することになり、このため、中間部17と後部19とを分断したことによって人に違和感を与えることはない。
また、座板の前側部分18と後部19とサイド部20とは剛体構造でかつ座受け体8に当接又は密接しているため、安定性に優れていると共に、人が指を座板6と座受け体8との間に差し込むことはできず、安全性に優れている。また、中間部17前側部分18には一体に連続しているため、中間部17が前側部分18とは滑らかに連続した状態に撓み変形することになり、従って、着座者は大腿部が突き上げられるような違和感を受けることはない。
(5).レバー装置
次に、図9,10に基づいてレバー装置16を説明する。レバー装置16は、座板6の下面に左右スライド自在に装着したスライドレバー66と、スライドレバー66を内向き方向に付勢するばね67と、座板6に回動自在に装着した引手レバー68とで構成されている。スライドレバー66は、座板6に設けた左右横長のガイド凹所69に前後動不能で左右動自在に装着されている。ガイド凹所69の前後内側面にには、スライドレバー66の前端部を下方から抱く奥部支持爪70が設けられている。
スライドレバー66の前端寄り部位には下向きのストッパー突起71を設けている一方、座受け体8には、ストッパー突起71が当たることで座板6を前後動不能に保持する3つのストッパーリブ72を前後方向に並設している。ストッパー突起71は各ストッパーリブ72の後ろ側の3つのストップ位置73,74,75のうちのいずれかに選択的に保持される。ストッパー突起71が最も後ろのストップ位置73に位置した状態での座板の後退動は、抜け止め溝61の前内面がガイド爪60に当たることで規制される。ストッパーリブ72の外側はストッパー突起71が前後動し得る空間になっている。
スライドレバー66には、ばね67を抱持する下向き凹のポケット部76が形成されている。ポケット部76は上方にも部分的に開口している。ばね67の奥端はポケット部76の奥端部に当接し、ばね67の前端はガイド凹所69に設けたばね受け77に当接している。従って、スライドレバー66はストッパーリブ72に係合する状態に付勢されている。
引手レバー68は水平状部と上向き部78を有する略L形の形態を成しており、上向き部78の上端に側面視門形の吊支部79を突設している。一方、座板6には、引手レバー68における上向き部78の上端が当たる軸受け部80を設けている。軸受け部80は下向き凹の円弧状の形態であり、このため、引手レバー68はスムースに回動する。
また、軸受け部80には、吊支部79が上向きに貫通する保持穴81と、吊支部79の空間に入り込む角部82とを設けている。吊支部79は上向き部78に対してスライドレバー66の側に倒れるように傾斜している一方、角部82は穴81の内側に位置しており、このため、吊支部79は図9(A)に矢印Aで示すように略鉛直姿勢でないと保持穴81に嵌め入れることができず、かつ、通常の姿勢では角部82に規制されて保持穴81から抜き外すことはできない。
スライドレバー66の基端には前後長手のボス部83を設けている一方、引手レバー68における上向き部78の下端部には、ボス部83に上から嵌まる長溝84を形成している。このため、引手レバー68を上向きに引いて回動させると、スライドレバー66は後退動してストッパー突起71はストッパーリブ72から離脱し、これによって座2を前後動させることができる。
レバー装置16の取り付けに当たっては、引手レバー68とスライドレバー66とを別々にセットし、次いで、スライドレバー66の基端部を下向きに撓ませてからボス部83を長溝84に嵌め入れたらよい。座板6を座受け体8に装着すると、スライドレバー66を下向きに曲げ変形させることがきないため、スライドレバー66と引手レバー68とが連結した状態が保持される。ばね67は、スライドレバー66は引手レバー68とをセットしてから、図10(B)に矢印Bで示すようにポケット部76に押し入れる。
ガイド凹所69の前後内側面には、スライドレバー66の下方から支持する中間爪85を設けている。中間爪85は変形可能であり、スライドレバー66を、図9(A)に一点鎖線Cで示すように傾斜させつつ前端をガイド凹所69の奥に当接させ、その状態をスライドレバー66をガイド凹所69に内部に向けて押し込むと、中間爪85はいったん弾性変形してから戻り変形し、これにより、スライドレバー66は横向き抜け不能でかつ落下不能に保持される(ばね受け77がストッパーとして機能するため、スライドレバー66を抜き外すことはできない。)。
さて、座を前後調節するためのレバー装置を引手レバーとスライドレバーとで構成した公知文献として、例えば特開2008−18192号公報が存在する。この公報は引手レバーをピンで座に取り付けている。しかし、ピンによる取り付けは作業が面倒であるのみならず、ピンの紛失のような問題もある。
この点、本実施形態は、スライドレバー66と引手レバー68とはボス部83と長溝84との嵌め合わせ構造であり、しかも、引手レバー68は座板6の軸受け部80に嵌め込むだけであるため、作業が簡単であると共に部材管理の手間も抑制できる。また、ばね受け77を利用して抜け不能に保持できるなど、多くの利点がある。
(6).その他
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。中間部(変形容易部)と後部とを分断する手段としては、側断面視U形の薄片のような弱化部連結することも可能である。座板や座受け体の構造は必要に応じて任意に設計変更できる。座受け体を板金製やダイキャスト製とすることも可能である。
座板の中間部を変形容易部と成す手段としては、スリットを形成することには限らず、座板を薄肉化したり、エラストマーを混入した材料で製造するなどしてもよい。実施形態において符号38で示した上向き開口溝のような開口溝を設けることによっても変形を容易ならしめることができる。変形容易部とその後ろの剛体部とをどのような前後比率にするかは任意に設定できる。変形容易部の前側にも剛体部を設ける場合、両者の間を長溝穴等で分断することも可能である。
本願発明は椅子に適用して有用性を発揮する。従って、産業上利用できる。
2 座
3 背もたれ
5 ベース
6 座板(座インナーシェル)
7 座クッション
8 座受け体(座アウターシェル)
16 レバー装置
17 座板の中間部(変形容易部)
18 座板の前側部分
19 座板の後部(剛体部)
20 座板のサイド部
21,22,23 変形容易化手段としてのスリット
29 長溝穴

Claims (3)

  1. 樹脂製の座板とその下方に配置された座受け体とを有しており、前記座板は、その左右両側部を前記座受け体に両端支持の状態に取り付けることにより、下向きに沈むように伸び変形することが許容されていると共に、前記座板の後部は平面視で前記座受け体に重なっている、という構成であって、
    前記座板のうちその後端縁寄りに位置していて着座者の体圧が強くかかる箇所よりも後ろに位置した部位は、人が着座しても殆ど変形しない剛体部になって、前記剛体部よりも手前側に位置して着座者の体圧が強くかかる部位は、着座者の体圧で容易に伸び変形し得る変形容易部になっており、前記剛体部と変形容易部とは、変形容易部が伸び変形しても引っ張り力が剛体部に波及しないように左右方向に連続的に延びる長溝穴又は弱化部によって分断されている、
    椅子。
  2. 前記剛体部と変形容易部とは、上下に開口した前記長溝穴によって前後に分断されている、
    請求項1に記載した椅子。
  3. 前記座板は、前記変形容易部である中間部と、前記中間部の後ろに位置した剛体部である後部と、前記中間部の手前に位置していて着座者の体圧では容易に変形しない前側部分とを有しており、前記中間部と前側部分とは一体に連続している、
    請求項1又は2に記載した椅子。
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