JP6009628B2 - 椅子 - Google Patents
椅子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6009628B2 JP6009628B2 JP2015138269A JP2015138269A JP6009628B2 JP 6009628 B2 JP6009628 B2 JP 6009628B2 JP 2015138269 A JP2015138269 A JP 2015138269A JP 2015138269 A JP2015138269 A JP 2015138269A JP 6009628 B2 JP6009628 B2 JP 6009628B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer shell
- seat
- shell
- inner shell
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
巻き込まれるように曲がり変形し、スライドアウターシェルが前進すると伸びるように変形するようになっている。
まず、椅子の概要を主として図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態は事務用等に多用されている回転椅子に適用しており、椅子は、脚支柱1(図1(C)参照)のみを表示している脚装置と、脚支柱1の上端に固定したベース2と、ベース2の上に配置した座3と、着座した人がもたれ掛かり得る背もたれ4とを有している。ベース2は上向きに開口した箱状に形成されている。座3の平面視形状は、4つのコーナー部を丸めた略四角形に形成されている。
以下、主として図4以降の図面を参照して各部位の詳細を説明する。まず、中間金具5と座アウターシェル6との関係を説明する。例えば図3に示すように、中間金具5は概ね平面視四角形に近い形状であり、上板5aと左右側板5bとを有している。第2軸16は側板5bに貫通している。
座インナーシェル7はPP等の樹脂を材料にした成形品であり、例えば図6,7に明示するように、着座者の体圧が強く作用するメイン支持部7aと、メイン支持部7aの後ろに位置したリア支持部7bと、メイン支持部7aの手前に位置した既述の変形許容部7cとで構成されている。大雑把には、メイン支持部7aは前後長さのうちの半分弱を占め、リア支持部7bと変形許容部7cとは、それぞれ前後長さの1/4強程度の範囲を占めている。
座アウターシェル6を構成する固定アウターシェル9とスライドアウターシェル10とは、PP等の樹脂を素材にした成形品である。例えば図8(A)から理解できるように、固定アウターシェル9の前端は、座インナーシェル7における変形許容部7cの後部まで延びている(なお、図8(A)ではスリットは省略している。)。すなわち、固定アウターシェル9は、平面視において、座インナーシェル7のメイン支持部7a及びリア支持部7bの全体に重なると共に、座インナーシェル7における変形許容部7cの後部に部分的に重なる前後長さになっている。
座インナーシェル7は、座アウターシェル6の固定アウターシェル9とスライドアウターシェル10との両方に連結されている。この点を次に説明する。
次に、座3の前後座長さ調節の操作装置を、主として図11,12に基づいて説明する。例えば図12(B)に示すように、操作装置は、スライドアウターシェル10の右側部に前後動自在に装着した指当てレバー58と、指当てレバー58の前後動によって左右スライドするロック部材59と、ロック部材59をロック姿勢に付勢するばね(圧縮コイルばね)60とを有する。指当てレバー58とロック部材59とは樹脂製である。
既に説明したように、着座した人が指当てレバー58及び指当て突起71に指先を当てて(或いは摘んで)、指当てレバー58及び指当て突起71を前後動させると、スライドアウターシェル10が前後動する。これにより、座インナーシェル7の変形許容部7cが巻き込み変形したり伸び変形したりして、座3の前端の位置(座3の前後長さ)を調節することができる。
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、適用対象は移動自在な回転椅子には限らず、劇場用椅子のような固定式の椅子にも適用できる。座インナーシェルに変形許容部を設ける手段としては、必ずしも実施形態のようにスリットを形成する必要はなく、多数の折目を形成したり、全体的に変形する材料を使用したりすることも可能である。
4 背もたれ
5 中間金具(座受け部材)
6 座アウターシェル
7 座インナーシェル
7a メイン支持部
7b リア支持部
7c 変形許容部(フロント支持部)
8 クッション
9 固定アウターシェル
10 スライドアウターシェル
10a 基部
10b アーム部
28 変形許容部に設けたフロントスリット
29 ブリッジ部
31 第1ガイド手段を構成する第1ガイド突起
32 第1ガイド手段を構成するガイド長穴
33 第2ガイド手段を構成するガイド溝
34 第2ガイド手段を構成する第2ガイド突起
35 凸レール部
36 凹レール部
38 サイド支持部
Claims (2)
- 座インナーシェルにクッションを張った座と、前記座インナーシェルを下から支持する座アウターシェルとを有しており、
前記座インナーシェルの前部を下向きに巻き込み可能な変形許容部と成すことにより、前記座の前後長さを調節可能になっている一方、
前記座アウターシェルは、当該座アウターシェルの少なくとも後ろ側半分を構成する固定アウターシェルと、前記固定アウターシェルの手前に突出した部分を有するスライドアウターシェルとで構成されており、
前記座インナーシェルのうち前記変形許容部よりも後ろの部分は、前記固定アウターシェルに前後相対動不能に取り付けられており、前記座インナーシェルの前部は、前記スライドアウターシェルが後退動すると下向きに巻き込まれるように曲がり変形し、スライドアウターシェルが前進すると伸びるように変形する構成であって、
前記スライドアウターシェルは、左右両側部に設けたレール部によって前記固定アウターシェルに前後スライド自在に保持されており、前記スライドアウターシェルのうち前記左右レール部の間の部位は、前記座インナーシェルを広い範囲にわたって支持し得るように面的な広がりを持っており、前記面的な広がりを持っている部分は、前進しきった状態でもその後部が前記固定アウターシェルと平面視で重なっている、
椅子。 - 前記座インナーシェルの変形許容部には左右横長のスリットが前後多列に形成されており、前記スリットを挟んで前後に分かれた部分を側面視凸形のブリッジ部で連結することにより、前記変形許容部を前後方向に大きく伸ばし変形させることが許容されている、
請求項1に記載した椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015138269A JP6009628B2 (ja) | 2015-07-10 | 2015-07-10 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015138269A JP6009628B2 (ja) | 2015-07-10 | 2015-07-10 | 椅子 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011157065A Division JP5779021B2 (ja) | 2011-07-15 | 2011-07-15 | 椅子及びその座部 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015171653A JP2015171653A (ja) | 2015-10-01 |
JP2015171653A5 JP2015171653A5 (ja) | 2015-11-12 |
JP6009628B2 true JP6009628B2 (ja) | 2016-10-19 |
Family
ID=54259353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015138269A Active JP6009628B2 (ja) | 2015-07-10 | 2015-07-10 | 椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6009628B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE29918405U1 (de) * | 1999-10-19 | 1999-12-16 | Interstuhl Bueromoebel Gmbh | Stuhl |
JP3076862U (ja) * | 2000-10-06 | 2001-04-20 | 王 自強 | オフィス・チェアのチェア・パッドの伸び縮み仕組み |
JP4530515B2 (ja) * | 2000-10-16 | 2010-08-25 | コクヨ株式会社 | 椅子 |
JP2009201763A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Itoki Corp | 椅子 |
JP2009201764A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Itoki Corp | 椅子及びその座 |
JP5562025B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2014-07-30 | 株式会社イトーキ | 椅子 |
-
2015
- 2015-07-10 JP JP2015138269A patent/JP6009628B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015171653A (ja) | 2015-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9510682B2 (en) | Nestable chair | |
JP5014472B2 (ja) | 簡易便器 | |
JP6009627B2 (ja) | 椅子及びその座アウターシェル | |
JP6215659B2 (ja) | 椅子 | |
JP2012135492A (ja) | 椅子及びこれを構成する座又は背 | |
JP2015171652A5 (ja) | ||
JP5779021B2 (ja) | 椅子及びその座部 | |
JP6876409B2 (ja) | 椅子の背もたれ | |
JP2008302082A (ja) | ロッキング椅子 | |
EP2163173A1 (en) | Child seat applicable to chairs and the like | |
JP6009628B2 (ja) | 椅子 | |
JP5763918B2 (ja) | 椅子 | |
JP5226247B2 (ja) | 椅子 | |
JP5926033B2 (ja) | 椅子 | |
JP2015171653A5 (ja) | ||
JP6705639B2 (ja) | 椅子 | |
JP5814670B2 (ja) | 椅子 | |
JP5954962B2 (ja) | 椅子 | |
JP5576110B2 (ja) | 椅子用のハンガー装置又はヘッドレスト装置及びこれを備えた椅子 | |
JP5936105B2 (ja) | 椅子 | |
JP6468855B2 (ja) | 板部材の連結構造、椅子の荷重支持構造、及び椅子 | |
JP2020058769A (ja) | 椅子 | |
JP2012135488A (ja) | 背もたれ付き椅子 | |
JP2005237471A (ja) | 椅子の座又は背もたれ | |
JP5954965B2 (ja) | 椅子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150710 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150917 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160525 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160818 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160914 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6009628 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |