JP2015171653A - 椅子及びその座部 - Google Patents
椅子及びその座部 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015171653A JP2015171653A JP2015138269A JP2015138269A JP2015171653A JP 2015171653 A JP2015171653 A JP 2015171653A JP 2015138269 A JP2015138269 A JP 2015138269A JP 2015138269 A JP2015138269 A JP 2015138269A JP 2015171653 A JP2015171653 A JP 2015171653A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer shell
- seat
- slide
- shell
- inner shell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Abstract
【手段】座インナーシェル7の前部は多数のフロントスリット28を有する変形許容部7cになっている。固定アウターシェル9とスライドアウターシェル10とに分離構成されている。スライドアウターシェル10は板状の基部10aと左右のアーム部10bとから成っており、固定アウターシェル9に抜け不能で前後スライド自在に連結されている。座インナーシェル7のうち人の体圧の大部分を支えるメイン支持部7aは固定アウターシェル9のサイド支持部38で支えられており、スライドアウターシェル10のアーム部10aが座インナーシェル7で強く押されることはない。このため、人は着座したままでスライドアウターシェル10を軽快に前後スライドさせることができる。
【選択図】図6
Description
り、前記スライドアウターシェルの前端部に前記座インナーシェルの前端部を連結することにより、前記座インナーシェルの前部が下向きに巻き込まれることを可能ならしめている。
した人から見た左右とは逆になる。
まず、椅子を概要を主として図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態は事務用等に多用されている回転椅子に適用しており、椅子は、脚支柱1(図1(C)参照)のみを表示している脚装置と、脚支柱1の上端に固定したベース2と、ベース2の上に配置した座3と、着座した人がもたれ掛かり得る背もたれ4とを有している。ベース2は上向きに開口した箱状に形成されている。座3の平面視形状は、4つのコーナー部を丸めた略四角形に形成されている。
以下、主として図4以降の図面も参照して各部位の詳細を説明する。まず、中間金具5と座アウターシェル6との関係を説明する。例えば図3に示すように、中間金具5は概ね平面視四角形に近い形状であり、上板5aと左右側板5bとを有している。第2軸16は側板5bに貫通している。
ストッパー部19が後ろから嵌まるトンネル形の受け部20を一体に形成している。
座インナーシェル7はPP等の樹脂を材料にした成形品であり、例えば図6,7に明示するように、着座者の体圧が強く作用するメイン支持部7aと、メイン支持部7aの後ろに位置したリア支持部7bと、メイン支持部7aの手前に位置した既述の変形許容部7cとで構成されている。大雑把には、メイン支持部7aは前後長さのうちの半分弱を占め、リア支持部7bと変形許容部7cとは1/4強程度の範囲を占めている。
座アウターシェル6を構成する固定アウターシェル9とスライドアウターシェル10とは、PP等の樹脂を素材にした成形品である。例えば図8(A)から理解できるように、固定アウターシェル9の前端は座インナーシェル7における変形許容部7cの後部まで伸びている(なお、図8(A)ではスリットは省略している。)。すなわち、固定アウター
シェル9は、平面視で座インナーシェル7のメイン支持部7a及びリア支持部7bの全体に重なると共に、座インナーシェル7における変形許容部7cの後部に部分的に重なる前後長さになっている。
座インナーシェル7は、座アウターシェル6の固定アウターシェル9とスライドアウタ
ーシェル10との両方に連結されている。この点を次に説明する。
ンナーシェル7の後ろ向き移動が規制されている。結局、座インナーシェル7は、センター係止片47とサイド係合部49とで前後ずれ不能に保持されている。
次に、座3の前後座長さ調節の操作装置を主として図11,12に基づいて説明する。例えば図12(B)に示すように、操作装置は、スライドアウターシェル10の右側部に前後動自在に装着した指当てレバー58と、指当てレバー58の前後動によって左右スライドするロック部材59と、ロック部材59をロック姿勢に付勢するばね(圧縮コイルばね)60とを有する。指当てレバー58とロック部材59とは樹脂製である。
字状の傾斜面66aと成している。すなわち、凹所66の内側面を、ロック部材59の方向に向いて間隔が広がるように傾斜した前後2つの傾斜面66aと成している。
既に説明したように、着座した人は指当てレバー58及び指当て突起71に指先を当てて(或いは摘んで)、指当てレバー58及び指当て突起71を前後動させるとスライドアウターシェル10が前後動し、これにより、座インナーシェル7の変形許容部7cが巻き込み変形したり伸び変形したりして、座3の前端の位置(座3の前後長さ)を調節することができる。
ック部材59はストッパー受け部69から離脱し、ロックが解除されてそのままスライドアウターシェル10を前後動させることができる。従って、人は、座3の奥行き調節に当たっては、スライドアウターシェル10を動かしたい方法に指当てレバー58を動かすことでロックか解除されるため、ロック解除とスライドアウターシェル10の移動とをワンアクションで行うことができる。従って、操作性がよい。
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、適用対象は移動自在な回転椅子には限らず、劇場用椅子のような固定式の椅子にも適用できる。座インナーシェルに変形許容部を設ける手段としては必ずしも実施形態のようにスリットを形成する必要はなく、多数の折目を形成したり、全体的に変形する材料を使用したりすることも可能である。
4 背もたれ
5 中間金具(座受け部材)
6 座アウターシェル
7 座インナーシェル
7a メイン支持部
7b リア支持部
7c 変形許容部(フロント支持部)
8 クッション
9 固定アウターシェル
10 スライドアウターシェル
10a 基部
10b アーム部
31 第1ガイド手段を構成する第1ガイド突起
32 第1ガイド手段を構成するガイド長穴
33 第2ガイド手段を構成するガイド溝
34 第2ガイド手段を構成する第2ガイド突起34
38 サイド支持部の一例としてサイド支持部
Claims (1)
- クッションを張った座インナーシェルと、前記座インナーシェルを下から支持する座アウターシェルとを有しており、前記座インナーシェルの前部を下向きに巻き込み可能な変形許容部と成すことで前後長さを調節可能な座であり、
前記座アウターシェルは、当該固定アウターシェルの少なくとも後ろ側半分を構成する固定アウターシェルと、前記固定アウターシェルの手前に突出した部分を有するスライドアウターシェルとで構成されており、前記スライドアウターシェルは前記固定アウターシェルに前後動自在に取り付けられており、前記スライドアウターシェルの前端部に前記座インナーシェルの前端部を連結することにより、前記座インナーシェルの前部が下向きに巻き込まれることを可能ならしめている構成において、
前記スライドアウターシェルは、前記座インナーシェルを広い範囲にわたって支持し得るように面的な広がりを持っており、着座者の体圧が主として前記固定アウターシェルで支持した状態で、前記座インナーシェルの下向き押圧力が前記スライドアウターシェルに殆どかからないように設定している、
椅子用の座部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015138269A JP6009628B2 (ja) | 2015-07-10 | 2015-07-10 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015138269A JP6009628B2 (ja) | 2015-07-10 | 2015-07-10 | 椅子 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011157065A Division JP5779021B2 (ja) | 2011-07-15 | 2011-07-15 | 椅子及びその座部 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015171653A true JP2015171653A (ja) | 2015-10-01 |
JP2015171653A5 JP2015171653A5 (ja) | 2015-11-12 |
JP6009628B2 JP6009628B2 (ja) | 2016-10-19 |
Family
ID=54259353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015138269A Active JP6009628B2 (ja) | 2015-07-10 | 2015-07-10 | 椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6009628B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3076862U (ja) * | 2000-10-06 | 2001-04-20 | 王 自強 | オフィス・チェアのチェア・パッドの伸び縮み仕組み |
US6375261B1 (en) * | 1999-10-19 | 2002-04-23 | Interstuhl Bueromoebel Gmbh & Co. Kg | Chair |
JP2002119364A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Kokuyo Co Ltd | 椅 子 |
JP2009201764A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Itoki Corp | 椅子及びその座 |
JP2009201763A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Itoki Corp | 椅子 |
JP2011136013A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Itoki Corp | 椅子 |
-
2015
- 2015-07-10 JP JP2015138269A patent/JP6009628B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6375261B1 (en) * | 1999-10-19 | 2002-04-23 | Interstuhl Bueromoebel Gmbh & Co. Kg | Chair |
JP3076862U (ja) * | 2000-10-06 | 2001-04-20 | 王 自強 | オフィス・チェアのチェア・パッドの伸び縮み仕組み |
JP2002119364A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Kokuyo Co Ltd | 椅 子 |
JP2009201764A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Itoki Corp | 椅子及びその座 |
JP2009201763A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Itoki Corp | 椅子 |
JP2011136013A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Itoki Corp | 椅子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6009628B2 (ja) | 2016-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015171652A (ja) | 椅子及びその座部 | |
JP5685077B2 (ja) | 椅子及びこれを構成する座又は背 | |
JP2015171652A5 (ja) | ||
JP2008302082A (ja) | ロッキング椅子 | |
JP2013022080A (ja) | 椅子及びその座部 | |
WO2014196626A1 (ja) | 椅子 | |
JP5763918B2 (ja) | 椅子 | |
JP5226247B2 (ja) | 椅子 | |
JP6148905B2 (ja) | 椅子 | |
JP2015171653A (ja) | 椅子及びその座部 | |
JP2020058769A (ja) | 椅子 | |
JP5814670B2 (ja) | 椅子 | |
JP2015171653A5 (ja) | ||
JP5954962B2 (ja) | 椅子 | |
JP4512916B2 (ja) | 椅子の座 | |
JP5576110B2 (ja) | 椅子用のハンガー装置又はヘッドレスト装置及びこれを備えた椅子 | |
US10334953B2 (en) | Furniture, load support member for chair, and chair | |
JP2013106726A (ja) | 椅子 | |
JP6468855B2 (ja) | 板部材の連結構造、椅子の荷重支持構造、及び椅子 | |
JP6326770B2 (ja) | 椅子 | |
JP5936105B2 (ja) | 椅子 | |
JP7154935B2 (ja) | 椅子の背凭れ、およびそれを備える椅子 | |
JP6353485B2 (ja) | 椅子 | |
JP2015077340A (ja) | 椅子 | |
JP2019103675A (ja) | 椅子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150710 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150917 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160525 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160818 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160914 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6009628 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |