JP2003000382A - ヘッドレストのロック機構 - Google Patents

ヘッドレストのロック機構

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Publication number
JP2003000382A
JP2003000382A JP2001182742A JP2001182742A JP2003000382A JP 2003000382 A JP2003000382 A JP 2003000382A JP 2001182742 A JP2001182742 A JP 2001182742A JP 2001182742 A JP2001182742 A JP 2001182742A JP 2003000382 A JP2003000382 A JP 2003000382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
headrest
stay
lock
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001182742A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nemoto
晃 根本
Hiroaki Ichikawa
博章 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】シートの使用時にヘッドレストがシートバック
から抜出不可能にロックするロック装置を示し、シート
の不使用時にヘッドレストがシートバックから取り外し
得るようにしたものにおいて、部品点数を削減すること
である。 【構成】ヘッドレストのシートバックからの抜出を防止
する抜止防止機構をステー(1)に設けたロック溝(1
0)と、このロック溝(10)に係合する略U字状のロ
ックスプリング(23)とから構成し、ロックスプリン
グ(23)はホルダー(2)に装着し、ホルダー(2)
にはロックスプリング(23)をロック解除方向に工具
(T)で押圧するための工具挿入孔(26)が開孔され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用シートに備
えるヘッドレストのロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のヘッドレストには、シートバック
のバックフレームの上部左右に固定した筒状のホルダー
に、ヘッドレストと一体のステーを各々挿通し、該一方
のホルダーと、このホルダー内を挿通するステーとに上
下調節機構を設けて、ヘッドレストの高さを調節してい
る。
【0003】このヘッドレストはヘッドレストの不使用
時にステーをシートバックから抜出することにより取り
外すことができるように構成されている。
【0004】しかし、シートに着座時に、ヘッドレスト
をシートバックから取り外した状態で使用すると、着座
者の安全性が損なわれる。
【0005】そこで、シートの着座時にヘッドレストが
常に装着されるように、他方のホルダーと、該ホルダー
内に挿通するステーにステーの抜出防止機構を設けたも
のが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の抜出防止機構に
よって、ヘッドレストと一体のステーがシートバック側
のホルダーから抜出できないように構成されている。し
かし、例えば、シートバックを前倒してシートを荷台と
して使用する場合など、シートとして着座不可能な状態
においては、ヘッドレストが邪魔になるため前記ヘッド
レストをシートバックから取り外す必要がある。
【0007】この抜出防止機構を有する前記ヘッドレス
トは、ヘッドレストがシートバックから取り外し得るよ
うに、ホルダーに工具の挿入孔を設け、この挿入孔より
工具を挿入してロック片を前記ばねの弾力に抗してロッ
クをロック解除方向に押圧することにより、ロック片に
よるロック状態を解除できるようにしている。
【0008】従来の抜出防止機構はプレートからなるロ
ック片と、二ケの圧縮コイルバネとから形成され、ロッ
ク片にはステーを挿通する通孔と工具で押圧する折曲状
の押圧部を設けている。
【0009】そのため、抜出防止機構の構造が複雑で、
部品点数が多くなる不具合があった。
【0010】そこで、本発明は斯様な従来品の不具合を
除去することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明に係るヘッドレストは、抜出防止機構が、前
記ステーの下部に設けたロック溝と、前記ホルダー内に
配設して前記ロック溝に係合する係合部付の略U字状の
ロックスプリングとからなり、該ロックスプリングの係
合部側が収容されている収容空間部内には、ホルダーの
外部に通じる工具挿入孔を設けてなることを特徴とする
ものである。
【0012】以上の構成により、ロックスプリングがロ
ック溝に係合することにより、ステーはロックされ抜出
できない。しかし、ホルダーの工具挿入孔より工具を挿
し込むことにより、ロックスプリングがばねの弾力に抗
してロックスプリングの係合部がロックから脱出する。
そのため、ステーはホルダーから抜出でき、ヘッドレス
トはシートバックから取り外すことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係るヘッドレス
ト(H)を示し、図中(1)(1A)はヘッドレスト
(H)と一体のステー、(2)(2′)はステー(1)
(1A)を挿通する樹脂製筒状のホルダーを各々示す。
【0014】ホルダー(2)(2′)はシートバックの
バックフレーム(F)の頂部に溶接したブラケット
(B)(B)に固定され、このブラケット(B)にはホ
ルダー(2)(2′)挿通用の通孔(30)(31)が
開孔され、この通孔(30)(31)にホルダー(2)
(2′)を挿通すると、各ホルダー(2)(2′)の下
端部に設けた拡大状の下部係止部(21)(21A)と
上部に設けた拡大状の上部係止部(20)(20A)に
よって、ホルダー(2)(2′)は上下方向に移動する
ことなくブラケット(B)(B)に固定されるように形
成されている。
【0015】なお、図中(22)(22A)はホルダー
(2)(2′)の筒状本体、(2A)(20A)はホル
ダー(2)(2′)に設けたステー(1)(1A)の挿
通孔を各々示す。
【0016】以上の一方のホルダー(2′)とこのホル
ダー(2′)内に挿通するステー(1A)とに、従来周
知の構造の上下調節機構が設けてあり、この上下調節機
構でヘッドレスト(H)の高さを着座者の頭部に合致す
るように調節する。図中(11)…は、上下調節用の凹
溝を示す。
【0017】前記他方のホルダー(2)と、このホルダ
ー(2)内を挿通するステー(1)に、ステー(1)の
抜出防止機構が設けてあり、この抜出防止機構によって
ステー(1)をロックしてヘッドレスト(H)がシート
の使用時にシートバックから抜出できないように構成さ
れている。
【0018】しかし、抜出防止機構によるロックは後述
する方法によって解除でき、シートをシートとして使用
しない場合には、ヘッドレスト(H)がシートバックか
ら取り外すことができるように形成されている。
【0019】前記抜出防止機構は図2に示すように、前
記ステー(1)の下部に設けたロック溝(10)と、ス
テー(1)を挿通しホルダー(2)の上部係止部(2
0)に設けた収容空間部(25)内に配設して、ステー
(1)のロック溝(10)方向に弾力によって付勢する
ロックスプリング(23)とから構成されている。
【0020】以上のロック溝(10)は図3に示すよう
に、下辺が水平状に成形され、このロック溝(10)に
ロックスプリング(23)が係合することにより、ステ
ー(1)がロックされ、ステー(1)の上方移動が規制
される。
【0021】ロックスプリング(23)はホルダー本体
(22)の上部に一体成形した前記拡大状の上部係止部
(20)内に水平状に図2に示すように装着されてお
り、板ばね又は線ばねで略U字状形成されており、一方
側を固定部(23B)、他方側を係合部(23A)と
し、固定部(23B)を収容空間部(25)内に固定
し、係合部(23A)が弾性変形によりステー(1)の
ロック溝(10)に係合するように構成されている。
【0022】そして、前記収容空間部(25)はホルダ
ー(2)の上部係止部(20)内に水平状に設けて、図
2に示すように前記ロックスプリング(23)の係合部
(23A)が水平方向に移動できるように成形されてい
る。
【0023】また、このロックスプリング(23)の係
合部(23A)側における収容空間部(25)には、ホ
ルダー(2)の外部に通じる工具挿入孔(26)が設け
てある。
【0024】この工具挿入孔(26)の孔口(26A)
より棒状の工具(T)を挿し込み、ロックスプリング
(23)の係合部(23A)をその弾力に抗して押圧す
ると、係合部(23A)が図2鎖線に示すように外方に
移動して、ステー(1)のロック溝(10)より脱出
し、ロック状態が解除されるように形成されている。
【0025】このステー(1)のロック解除によって、
ステー(1)はホルダー(2)から抜出でき、ヘッドレ
スト(H)はシートバックから取り外すことができる。
なお、ロックスプリング(23)はピン(24)によっ
て収容空間部(25)の所定位置に取付けられている。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、ヘッドレストの抜出防
止機構の構造が簡単になり、故障等の虞れもなく、しか
も、部品がロックスプリングのみで足るため、低原価で
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分解斜視図である。
【図2】要部である抜出防止機構の断面図である。
【図3】抜出防止機構の斜視図である。
【符号の説明】
H ヘッドレスト 1 ステー 1A ステー 2 ホルダー 2′ ホルダー 10 ロック溝 23 ロックスプリング 23A ロックスプリングの係合部 26 工具挿入孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックフレームの上部左右に固定した筒
    状のホルダーに、ヘッドレストと一体のステーを各々挿
    通し、該一方のホルダーと該ホルダー内を挿通するステ
    ーとに上下調節機構を設け、他方のホルダーと該ホルダ
    ー内に挿通するステーに、ステーの抜出防止機構を備え
    るなるヘッドレストにおいて、 前記抜出防止機構は、前記ステーの下部に設けたロック
    溝と、前記ホルダー内に配設して前記ロック溝に係合す
    る略U字状のロックスプリングとからなり、 該ロックスプリングの係合部側が収容されている前記ホ
    ルダーの収容空間部内には、ホルダーの外部に通じる工
    具挿入孔を設けてなるヘッドレスト。
  2. 【請求項2】 前記ロックスプリングは板ばね又は線ば
    ねで形成してなる請求項1記載のヘッドレスト。
JP2001182742A 2001-06-18 2001-06-18 ヘッドレストのロック機構 Pending JP2003000382A (ja)

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JP2001182742A JP2003000382A (ja) 2001-06-18 2001-06-18 ヘッドレストのロック機構

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JP2003000382A true JP2003000382A (ja) 2003-01-07

Family

ID=19022776

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JP2001182742A Pending JP2003000382A (ja) 2001-06-18 2001-06-18 ヘッドレストのロック機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014083126A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Okamura Corp 椅子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014083126A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Okamura Corp 椅子

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