JP6158563B2 - 経路誘導装置およびその制御方法並びにプログラム - Google Patents
経路誘導装置およびその制御方法並びにプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6158563B2 JP6158563B2 JP2013077245A JP2013077245A JP6158563B2 JP 6158563 B2 JP6158563 B2 JP 6158563B2 JP 2013077245 A JP2013077245 A JP 2013077245A JP 2013077245 A JP2013077245 A JP 2013077245A JP 6158563 B2 JP6158563 B2 JP 6158563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reverse running
- route
- information
- risk
- reverse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
Description
図1は実施例の車両ナビゲーションシステムの構成例を示すブロック図である。
以下、車両の逆走を未然に防ぐための逆走未然防止処理について説明する。
詳細は後述するが、実施例の車両ナビゲーションシステム10は、例えば、地図情報DB26、34に記憶された特定地点、各リンク情報またはノードごとに逆走リスク地点情報を付加する。そして、経路探索により探索された経路(以下、誘導経路)について逆走リスク地点情報に基づく逆走リスクを計算し、逆走リスクに基づき、新たな経路探索を行う必要性や、具体的な逆走リスク(場所や逆走態様など)を運転者に報知する必要性を判定する。
カーナビ14の地図情報DB26は、カーナビ14の出荷時点で逆走リスク地点情報を保持している。逆走リスク地点情報は、所定の間隔、サーバ16との通信時、または、地図情報DB26の更新時にサーバ16などの外部記憶装置からダウンロードされ、地図情報DB26に保持された逆走リスク地点情報が最新の情報に更新される。
─────────────────┬─────────
履歴等 │逆走リスク評価値Rr
─────────────────┼─────────
逆走が複数回発生した場所 │ 1
逆走が発生した場所 │ 0.8
逆走に近い状態が発生した場所 │ 0.5
逆走が生じ易い道路構造※ │ 0.3
逆走・逆走に近い状態が未発生の場所│ 0
─────────────────┴─────────
※実績ではなく、リスク評価手法に基づく
サーバ経路を取得する場合、逆走未然防止処理を含む経路探索処理はサーバ16の演算部32によって実行される。サーバ16との通信状態が悪いなど、サーバ経路を取得しない、または、取得できない場合、逆走未然防止処理を含む経路探索処理はカーナビ24の演算部24によって実行される。
逆走リスク対応情報は、要対応経路それぞれの位置情報および総合リスク評価値R、並びに、逆走態様などをを含む。演算部24は、要対応経路を含む誘導経路を算出(または受信)した後、逆走危険対応処理として、例えば、次の処理の何れかまたは組み合わせを実行する。
Rm = Σj=1 MRj/M;
if (0.5 ≦ Rm)
処理3を実行する;
if (0.3 ≦ Rm < 0.5)
処理1、処理2を実行する;
if (Rm < 0.3)
処理4、処理5を実行する;
ここで、M(≧1)は要対応経路の数、
上記の判定用数値(0.3、0.5)は一例である。
count_H = 0;
count_M = 0;
for (j = 1; M; 1) {
if (0.5 ≦ Rj)
count_H++;
if (0.3 ≦ Rj < 0.5)
cont_M++;
}
if (count_H > 0)
処理3を実行する;
elseif (count_M > 0)
処理1、処理2を実行する;
else
処理4、処理5を実行する;
ただし、上記の判定用数値(0、0.3、0.5)は一例である。
運転者リスク評価値Rdは、運転者属性や運転履歴の参酌を逆走リスクに適用するための評価値である。以下では、運転者属性や運転履歴の参酌を逆走リスクを高める方向に適用する例を説明するが、逆に、条件を満たさない場合を肯定的に評価して逆走リスクを下げる方向に適用してもよい。
年齢係数k1:年齢が低いまたは高い場合(逆走が発生し易いとして)年齢係数k1を高くする。
運転歴係数k2:運転歴が短い場合(逆走が発生し易いとして)運転歴係数k2を高くする。
生活圏係数k3:普段走行してる生活圏(例えば、都道府県単位)以外を走行する場合(道路に不慣れとして)生活圏係数k3を高くする。
ふらつき係数k4:車載センサの出力や車載カメラの画像認識結果から、走行車両のふらつき度合や頻度が所定の閾値を超える場合(運転技能が低い/一時的に低下(眠気、疲労)として)ふらつき係数k4を高くする。
危険運転傾向係数k5:交差点やカーブ走行時の速度、各種交通規制の順守度等に基づいて好ましくない/不適切な運転傾向が高い場合(逆走に注意した運転を行わない確率が高いとして)危険運転傾向係数k5を高くする。
逆走履歴係数k6:過去に逆走があった場合、逆走履歴係数k6を高くする。
逆走未遂係数k7:過去に、逆走に至らないまでも、逆走が発生する危惧があった場合、逆走未遂係数k7を高くする。
危険運転傾向係数k8:交差点やカーブ走行時の速度、各種交通規制の順守度等に基づいて好ましくない/不適切な運転傾向が高い場合(逆走に注意した運転を行わない確率が高いとして)危険運転傾向係数k8を高くする。
時間係数k9:夜間の場合(標識、標示などを見落とし易いとして)時間係数k9を高くする。
天候係数k10:レインセンサ、ワイパやフォグランプの動作などから降雨、降雪、霧の発生を判定し、降雨、降雪、霧が発生した場合(視界が悪く逆走が発生し易いとして)天候係数k10を高くする。
Rd = Σi=1 Nki/N …(1)
ここで、Nは係数kiの数(上記の例ではN=10)。
Rd = (k1 + k2 + k3 + k4 + k5 + w6・k6 + w7・k7 + … + kN)/N …(2)
ここで、重みw6>1、
重みw7>1。
Claims (11)
- 地図データベース、および、特定地点における逆走リスクを示す逆走リスク地点情報を保持する保持部と、
ナビゲーション情報に基づき前記地図データベースから誘導経路を計算する計算部と、
前記逆走リスク地点情報を参照して、前記誘導経路に逆走リスクを有する地点が含まれるか否かを判定する判定部と、
前記判定の結果に基づき逆走リスク対応の要否を判断する判断部と、
前記判断の結果に基づき逆走リスク対応情報を生成する生成部とを有し、
前記誘導経路に前記逆走リスクを有する地点が含まれると判定された場合、前記判断部は、前記逆走リスク地点情報から前記地点の逆走リスク評価値を取得し、前記誘導経路を走行する車両の運転者の属性情報および運転履歴の少なくとも一つに基づく運転者リスク評価値を取得し、前記運転者リスク評価値と前記逆走リスク評価値の和に基づき前記判断を行う経路誘導装置。 - 前記逆走リスク対応情報は、前記逆走リスクを有する地点の位置情報、および、前記運転者リスク評価値と前記地点の前記逆走リスク評価値の和を含む請求項1に記載された経路誘導装置。
- さらに、前記逆走リスク対応情報に基づき、前記誘導経路を示す経路情報の提示、および、前記逆走リスク対応情報に基づく逆走リスクの提示を行う処理部を有する請求項2に記載された経路誘導装置。
- 前記処理部は、前記逆走リスク対応情報に含まれる前記和の値が所定値以上の地点を前記誘導経路が含む場合、前記計算部に代替の誘導経路を算出させることを特徴とする請求項3に記載された経路誘導装置。
- 前記代替の誘導経路の算出が不可能な場合、または、前記代替の誘導経路によって所定以上のリンクコストが発生する場合、前記処理部は、その旨を通知した後、前記経路情報の提示に、前記逆走リスクを有する地点情報を提示を含める請求項4に記載された経路誘導装置。
- 前記処理部は、前記経路情報の提示に、前記逆走リスクを有する地点情報を提示を含める請求項3に記載された経路誘導装置。
- 前記保持部は、前記逆走リスク地点情報を外部記憶装置から通信によって取得する請求項1から請求項6の何れか一項に記載された経路誘導装置。
- さらに、車両の逆走情報を通信によって取得し、前記取得した逆走情報に基づき前記逆走リスク地点情報を更新する更新手段を有する請求項1から請求項7の何れか一項に記載された経路誘導装置。
- さらに、前記ナビゲーション情報を受信し、前記誘導経路を示す経路情報および前記逆走リスク対応情報を前記ナビゲーション情報の送信元に送信する通信手段を有する請求項1又は請求項2に記載された経路誘導装置。
- 地図データベース、および、特定地点における逆走リスクを示す逆走リスク地点情報を保持する保持部を有する経路誘導装置の制御方法であって、
計算部が、ナビゲーション情報に基づき前記地図データベースから誘導経路を計算し、
判定部が、前記逆走リスク地点情報を参照して、前記誘導経路に逆走リスクを有する地点が含まれるか否かを判定し、
判断部が、前記判定の結果に基づき逆走リスク対応の要否を判断し、
生成部が、前記判断の結果に基づき逆走リスク対応情報を生成し、
前記誘導経路に前記逆走リスクを有する地点が含まれると判定された場合、前記判断部は、前記逆走リスク地点情報から前記地点の逆走リスク評価値を取得し、前記誘導経路を走行する車両の運転者の属性情報および運転履歴の少なくとも一つに基づく運転者リスク評価値を取得し、前記運転者リスク評価値と前記逆走リスク評価値の和に基づき前記判断を行う制御方法。 - コンピュータを請求項1から請求項9の何れか一項に記載された経路誘導装置の各部として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013077245A JP6158563B2 (ja) | 2013-04-02 | 2013-04-02 | 経路誘導装置およびその制御方法並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013077245A JP6158563B2 (ja) | 2013-04-02 | 2013-04-02 | 経路誘導装置およびその制御方法並びにプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014202543A JP2014202543A (ja) | 2014-10-27 |
JP6158563B2 true JP6158563B2 (ja) | 2017-07-05 |
Family
ID=52353111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013077245A Expired - Fee Related JP6158563B2 (ja) | 2013-04-02 | 2013-04-02 | 経路誘導装置およびその制御方法並びにプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6158563B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6674637B2 (ja) * | 2017-03-17 | 2020-04-01 | トヨタ自動車株式会社 | 電池制御装置および電池制御システム |
JP7235276B2 (ja) * | 2018-08-21 | 2023-03-08 | 株式会社データ・テック | 運行管理装置及びコンピュータプログラム |
JP7074698B2 (ja) * | 2019-02-27 | 2022-05-24 | トヨタ自動車株式会社 | 評価装置 |
JP7494231B2 (ja) * | 2022-02-18 | 2024-06-03 | 本田技研工業株式会社 | 情報処理装置、移動体、サーバ、プログラム、及び方法 |
CN116151507A (zh) * | 2023-04-17 | 2023-05-23 | 浙江口碑网络技术有限公司 | 路径规划方法及装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009140008A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 危険走行情報提供装置、危険走行判定プログラム及び危険走行判定方法 |
JP2011192031A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Denso It Laboratory Inc | 制御装置及び運転安全性保護方法 |
-
2013
- 2013-04-02 JP JP2013077245A patent/JP6158563B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014202543A (ja) | 2014-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11061408B1 (en) | Facilitating safer vehicle travel utilizing telematics data | |
KR102226419B1 (ko) | 차량용 전자 장치 및 차량용 전자 장치 동작 방법 | |
US10043384B2 (en) | Management of mobile objects and service platform for mobile objects | |
JP5717878B2 (ja) | センター側システム及び車両側システム | |
JP6158563B2 (ja) | 経路誘導装置およびその制御方法並びにプログラム | |
US10540895B2 (en) | Management of mobile objects | |
US20110077028A1 (en) | System and Method for Integrating Smartphone Technology Into a Safety Management Platform to Improve Driver Safety | |
JP5489489B2 (ja) | 道路通行課金システム及び道路通行課金方法 | |
US9865163B2 (en) | Management of mobile objects | |
US11900804B2 (en) | System and method for map-based geofencing for emergency vehicle | |
CN110395205B (zh) | 车辆事故告警方法、装置、电子设备、存储介质 | |
US10745010B2 (en) | Detecting anomalous vehicle behavior through automatic voting | |
JP2015194938A (ja) | 通知条件生成プログラム、通知条件生成方法、情報処理装置、及び車載装置 | |
WO2008010391A1 (fr) | dispositif de distribution d'informations, dispositif de traitement d'informations, procédé de distribution d'informations, procédé de traitement d'informations, programme de distribution d'informations, programme de traitement d'informations, et support d'enregistrement lisible par un ordinateur | |
US10720049B2 (en) | Method and system for generating traffic information to be used in map application executed on electronic device | |
JP2020135674A (ja) | 交通リスク情報出力システム、及び、交通リスク情報出力プログラム | |
JP7424330B2 (ja) | 路面異常検出システム | |
US20240085193A1 (en) | Automated dynamic routing unit and method thereof | |
US11651436B1 (en) | Deductible determination system | |
KR101865728B1 (ko) | 자동 미러링 기능을 포함하는 내비게이션 장치와 그 방법이 구현된 컴퓨터로 판독 가능한 기록매체 | |
KR101017266B1 (ko) | 벌과금 관련 정보를 포함한 차량 주행정보 안내방법 | |
KR102385191B1 (ko) | 위험차량 실시간 추적 시스템 및 추적 방법 | |
JP7144124B2 (ja) | システム | |
JP2017111726A (ja) | 報知装置及び報知方法 | |
US20230392948A1 (en) | Vehicle communication and navigation systems for road safety |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170324 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170329 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170522 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170608 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6158563 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |