JP6157418B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
近年、LAN等のネットワークを介して印刷ジョブを送信する端末装置と、当該印刷ジョブを実行する複数の画像形成装置とを備えた画像形成システムが会社や事務所に構築されている。このような画像形成システムについて、例えば、特開2006−178846号公報(特許文献1)には、ネットワークに接続された大判プリンターで大判印刷を行う際、印刷データのサイズとメディア情報に適したプリンターを検索し、検索結果をユーザーに通知するシステムが開示されている。
特開2006−178846号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、大判プリンターに限定した技術であるが、大判以外のプリンターで、給紙段カセットにメディアセンサーが搭載されたプリンターであれば、この技術を適用することが出来る。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ネットワーク上のプリンターの用紙サイズ及びメディア情報のみをパラメーターにしてプリンターを検索するため、当該検索されたプリンターが、実際に印刷が行われるプリンターとして適切か否か不明であり、ユーザーに予期せぬ不便さを感じさせる場合がある。
例えば、用紙が無くなった状態のプリンターから、新たなプリンターを検索して、これに印刷ジョブを実行させる際に、用紙が無くなったプリンターと新たなプリンターとの距離が離れている場合、ユーザーは、距離が離れた複数のプリンターを往来して印刷物を取りに行かなければならず、手間が掛かるという課題がある。
又、ユーザーが印刷ジョブを送信した端末装置と、検索されたプリンターとの距離が離れている場合であっても、ユーザーが印刷物を取りに行くのに時間がかかるという課題がある。
更に、検索されたプリンターの用紙残量が少ない場合、当該プリンターの用紙が無くなると、新たなプリンターに印刷ジョブが移るため、同一の印刷ジョブを実行させるにもかかわらず、ユーザーは、複数のプリンターを往来して印刷物を取りに行かなければならないという課題がある。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、ユーザーの利便性を向上させることが可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、紙種判定部と、パラメーター取得部と、装置選択部と、転送部と、を備える。紙種判定部は、印刷ジョブを実行中の所定の画像形成装置において、当該印刷ジョブで使用される用紙の紙種で、当該印刷ジョブの実行が完了しない場合に、前記印刷ジョブを中止させるとともに、当該印刷ジョブで使用された用紙の紙種を判定する。パラメーター取得部は、前記印刷ジョブを中止した画像形成装置とネットワークを介して接続された他の画像形成装置で、且つ、メディアセンサーを有する他の画像形成装置である候補画像形成装置から、用紙残量を含む候補パラメーターを取得する。装置選択部は、前記取得された候補パラメーターに基づいて候補画像形成装置に用紙の紙種の検知を順次させ、当該検知された用紙の紙種が前記判定された用紙の紙種と同等である一の候補画像形成装置を選択する。転送部は、前記選択された候補画像形成装置に、前記中止した印刷ジョブを転送して、当該候補画像形成装置に当該印刷ジョブを実行させる。
又、本発明に係る画像形成方法は、紙種判定ステップと、パラメーター取得ステップと、装置選択ステップと、転送ステップと、を備える。紙種判定ステップは、印刷ジョブを実行中の所定の画像形成装置において、当該印刷ジョブで使用される用紙の紙種で、当該印刷ジョブの実行が完了しない場合に、前記印刷ジョブを中止させるとともに、当該印刷ジョブで使用された用紙の紙種を判定する。パラメーター取得ステップは、前記印刷ジョブを中止した画像形成装置とネットワークを介して接続された他の画像形成装置で、且つ、メディアセンサーを有する他の画像形成装置である候補画像形成装置から、用紙残量を含む候補パラメーターを取得する。装置選択ステップは、前記取得された候補パラメーターに基づいて候補画像形成装置に用紙の紙種の検知を順次させ、当該検知された用紙の紙種が前記判定された用紙の紙種と同等である一の候補画像形成装置を選択する。転送ステップは、前記選択された候補画像形成装置に、前記中止した印刷ジョブを転送して、当該候補画像形成装置に当該印刷ジョブを実行させる。
本発明の画像形成装置及び画像形成方法によれば、ユーザーの利便性を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る画像形成システムの概略模式図である。 本発明の実施形態に係る画像形成システムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態の実行手順を示すためのフローチャートである。 用紙の搬送路におけるメディアセンサーの配置関係を示す図(図4A)と、ユーザーの移動距離の概略模式図(図4B)とである。 用紙残量と印刷種別の概略模式図(図5A)と、優先度パラメーターの算出の概略模式図(図5B)とである。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベットSはステップを意味する。
以下に、本発明の実施形態の一例として、複数の画像形成装置と端末装置とをネットワークで通信可能に接続した画像形成システムについて説明する。尚、本発明の画像形成装置は、例えば、コピー、スキャナ、プリンター等の機能を備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral)が該当する。又、端末装置は、例えば、パーソナルコンピューター、タブレット型端末装置、ノートパソコン、携帯端末装置が該当する。
画像形成システム1において、ユーザーは、図1に示すように、端末装置10を用いて文書等の画像データを含む印刷ジョブを作成して、所定の画像形成装置11へ送信する。画像形成装置11は、前記印刷ジョブを受信すると、当該印刷ジョブの設定条件に基づいて印刷ジョブを実行する。この画像形成装置11は、例えば、用紙切れ等の理由により前記印刷ジョブを継続出来なくなった場合に、当該印刷ジョブを中止し、他の画像形成装置12に当該印刷ジョブを送信することで、当該印刷ジョブを引き継がせる。
尚、端末装置10、画像形成装置11、12の制御回路は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、各駆動部に対応するドライバを内部バスによって接続している。端末装置10、画像形成装置11、12のCPUは、例えば、RAMを作業領域として利用し、ROM、HDD等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいてドライバからのデータ、指示、信号、命令等を授受し、印刷ジョブの実行に関する各駆動部の動作を制御する。又、駆動部以外の後述する各部(図2に示す)についても、CPUが、各プログラムを実行することで当該各部を実現する。ROM、RAM、HDD等には、以下に説明する各部を実現するプログラムやデータが記憶されている。
次に、図2、図3を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。先ず、ユーザーが、端末装置10を立ち上げて、当該端末装置10を用いて印刷ジョブを作成し、所定の画像形成装置11を指定した設定条件を入力して、当該印刷ジョブを前記画像形成装置11へ送信すると、当該端末装置10の制御部201が印刷ジョブを受け付けて、その旨を、指定された画像形成装置11へ送信する。
前記印刷ジョブを受信した画像形成装置11の受付部202は、当該印刷ジョブを受け付けて(図3:S101)、その旨を印刷部203に通知する。当該通知を受けた印刷部203は、各駆動部を動作し、前記印刷ジョブの設定条件に基づいて当該印刷ジョブを実行する(図3:S102)。
ここで、印刷部203が印刷ジョブを実行する場合に、その旨を検知部204に通知する。当該通知を受けた検知部204は、前記印刷ジョブで使用される用紙の紙種で、当該印刷ジョブの実行が完了するか否かを検知する(図3:S103)。
ここで、検知部204が検知する方法は、特に限定は無い。例えば、検知部204が、前記印刷ジョブの設定条件に設定された印刷枚数が、当該印刷ジョブで指定される給紙カセット内の用紙枚数よりも多いか否かを検知する。又、検知部204が、実行中の印刷ジョブにより指定された給紙カセットの用紙が無くなったか否かを検知する。
前記検知の結果、前記印刷ジョブの実行が完了する場合(図3:S103YES)、検知部204は、特に何もせず、処理を完了する。この場合は、印刷部203が問題なく印刷ジョブの実行を完了出来るため、ユーザーは所望の紙種の印刷物を確実に手に入れることが可能となる。
一方、S103において、前記印刷ジョブの実行が完了しない場合(図3:S103NO)、検知部204は、その旨を紙種判定部205に通知する。当該通知を受けた紙種判定部205は、印刷部203と通信し、現在、実行中の印刷ジョブを中止させるとともに(図3:S104)、当該印刷ジョブで使用された用紙の紙種(例えば、普通紙)を判定する(図3:S105)。
ここで、紙種判定部205が判定する方法は、特に限定は無い。例えば、図4Aに示すように、給紙カセットから伸びた搬送路400の下流の所定位置に、用紙を搬送する搬送ローラ401が設けられ、この搬送ローラ401から下流の位置に、用紙の斜行を補正するレジストローラ402が設けられる。この搬送ローラ401とレジストローラ402との間の位置で、用紙の裏面側の位置にメディアセンサー403が設けられる。
このメディアセンサー403の構成は、特に限定は無い。前記メディアセンサー403は、例えば、光照射のための光源LEDと、当該光源LEDの光を結像するための第一の結像レンズと、前記第一の結像レンズで結像された光が(用紙の)表面(裏面)から反射して、その反射光を結像するための第二の結像レンズと、前記結像された反射光を撮影するためのCMOSセンサーとを備える。前記光源LEDからの光は、前記第一の結像レンズを介して前記表面に照射され、当該表面からの反射光は、前記第二の結像レンズを介して集光されて、前記CMOSセンサーに結像される。これにより、前記メディアセンサー403から、用紙の表面の測定値を検出出来る。又、メディアセンサー403の測定値は、用紙の紙種を検出可能な値であれば、特に限定は無い。例えば、用紙の表面の反射率(%)と透過率(%)とを採用することが出来る。このような測定値は、用紙の紙種として、例えば、普通紙、グロス紙、厚紙等の具体的な紙種に変換される。
前記レジストローラ402の下流の位置に、転写ローラ404及び感光体ドラム405が設けられ、ここで、用紙にトナー像が転写される。転写ローラ404の下流の位置に、定着部406(加熱ローラ及び加圧ローラ)が設けられ、トナー像を用紙に定着させる。定着部406の下流の位置に、搬送ローラ407が設けられ、トナー像が定着された用紙は印刷物として排紙される。
前記印刷ジョブの実行が完了しないことが検知された時点で、例えば、印刷部203がウォームアップしている段階であれば、紙種判定部205は、当該印刷ジョブで指定された給紙カセットから用紙を一枚だけ搬送して、前記メディアセンサー403を起動して、前記用紙の紙種を判定(取得)する。又、印刷部203が、前記印刷ジョブの1頁目の印刷に対して定着安定待ちをしている又はポリゴンミラー回転の安定待ちをしている段階であれば、紙種判定部205は、当該印刷部203の1頁目の印刷に対する1次給紙待ちを2次給紙待ちに変更して、当該印刷ジョブで指定された給紙カセットから用紙を一枚だけ搬送し、前記メディアセンサー403により当該用紙の紙種を判定する。又、印刷部203が、前記印刷ジョブの実行の際に、画質向上のためのキャリブレーションをしている又は紙間制御をしている段階であれば、紙種判定部205は、前記印刷ジョブで指定された給紙カセットから用紙を一枚だけ搬送し、前記メディアセンサー403により当該用紙の紙種を判定する。このようにして、紙種判定部205は、前記中止となる印刷ジョブの指定用紙の紙種を判定することが出来る。
さて、紙種判定部205が判定を完了すると、その旨をパラメーター取得部206に通知し、当該通知を受けたパラメーター取得部206は、前記印刷ジョブを中止した画像形成装置11とネットワークを介して接続された他の画像形成装置で、且つ、メディアセンサーを有する他の画像形成装置である候補画像形成装置から、用紙残量を含む候補パラメーターを取得する(図3:S106)。
ここで、パラメーター取得部206が取得する方法は、特に限定は無い。例えば、パラメーター取得部206が、先ず、前記印刷ジョブを中止した画像形成装置11とネットワークを介して接続された他の画像形成装置を検索するとともに、この検索された他の画像形成装置にメディアセンサーが設けられているか否かを検索する。パラメーター取得部206が検索する方法は、特に限定は無く、例えば、ネットワーク上で通信可能な他の画像形成装置を検索し、当該検索された他の画像形成装置のメモリーに設けられた自装置の詳細情報を参照して、当該他の画像形成装置にメディアセンサーが存在するか否かを検索する。ここで、検索対象となる他の画像形成装置は、例えば、給紙カセットにメディアセンサーが設けられた他の画像形成装置(プリンター)、搬送路上にメディアセンサーが設けられた他の画像形成装置(現在、印刷ジョブ実行中の他の画像形成装置、待機中の他の画像形成装置を含む)等を挙げることが出来る。又、搬送路上にメディアセンサーが設けられた他の画像形成装置において紙種判定の対象は、現在使用中の給紙カセットの用紙でも、不使用中の給紙カセットの用紙でも良い。
さて、上述の検索の結果、パラメーター取得部206が候補画像形成装置を検索すると、当該検索された候補画像形成装置から、候補パラメーターを取得する。ここで、前記候補パラメーターが、ユーザーの移動距離と、用紙残量と、前記中止された印刷ジョブの印刷種別とである場合は、下記のようになる。即ち、パラメーター取得部206が、候補画像形成装置から、前記印刷ジョブを中止した画像形成装置11までの距離と、候補画像形成装置から、前記ユーザーの端末装置10までの距離とを合算した距離を前記ユーザーの移動距離として取得する。
ここで、前記ユーザーの移動距離の定義は、特に限定は無く、例えば、図4Bに示すように、ユーザーの端末装置10と、隣接する画像形成装置11との間の距離を「1」とし、当該画像形成装置11と、隣接する候補画像形成装置12との間の距離を「1」とする。つまり、各装置毎の間の距離を予め「1」と設定しておく。そして、端末装置10、画像形成装置11、候補画像形成装置12に対して予め位置関係を示す情報を所定のメモリーに記憶して共有化しておく。次に、パラメーター取得部206は、前記情報を参照して、各候補画像形成装置12毎のユーザーの移動距離を算出する。例えば、前記ユーザーの移動距離は、ユーザーが、前記印刷ジョブを中止した画像形成装置11から候補画像形成装置12へ行くまでの距離Aと、当該候補画像形成装置12から自己の端末装置10へ行くまでの距離Bとを加算した値と定義する。すると、図4Bに示すように、例えば、ユーザーの端末装置10に隣接する所定の候補画像形成装置12aのユーザーの移動距離は、前記画像形成装置11から候補画像形成装置12aまでの距離A1(1+1=2)と、候補画像形成装置12aから端末装置10までの距離B1(1)との加算値(3)となる。これにより、各候補画像形成装置12毎のユーザーの移動距離を取得することが出来る。このユーザーの移動距離を候補パラメーターに入れることで、ユーザーの印刷物を取りに行く手間を考慮して、候補画像形成装置を選択することが出来る。
次に、パラメーター取得部206は、各候補画像形成装置12毎と通信し、候補画像形成装置12の給紙カセットの用紙残量を各候補画像形成装置12毎に取得する。例えば、図5Aに示すように、一方の候補画像形成装置12の給紙カセットの用紙残量が100枚であれば、パラメーター取得部206は、100枚を用紙残量として取得する。又、他方の候補画像形成装置12の給紙カセットの用紙残量が30枚であれば、パラメーター取得部206は、100枚を用紙残量として取得する。この用紙残量を候補パラメーターに入れることで、候補画像形成装置12で印刷される印刷ジョブが次々と異なる候補画像形成装置12へ移り変わることを防止し、一回の印刷ジョブの転送で、当該印刷ジョブの実行を確実に完了させることが可能となる。
又、パラメーター取得部206は、前記中止した印刷ジョブの設定条件を参照し、この印刷ジョブの印刷種別を取得する。ここで、図5Aに示すように、ユーザーが設定条件として厳正文書を設定している場合には、パラメーター取得部206は、用紙の種別を変更することが出来ない印刷種別として認識して、候補パラメーター「−1」を取得する。一方、ユーザーが設定条件として通常文書を設定している場合には、パラメーター取得部206は、用紙の種別を変更することが出来る印刷種別として認識して、候補パラメーター「1」を取得する。このように、印刷種別を候補パラメーターに入れることで、用紙の種別の厳密性を考慮することが可能となる。又、印刷種別によって用紙の種別が多少異なっても良い場合が想定されるため、その場合は、ユーザーの移動距離が短く、用紙残量が多い候補画像形成装置が優先的に選択されるようになるから、ユーザーの利便性を向上させることが可能となる。
さて、パラメーター取得部206が取得を完了すると、その旨を装置選択部207に通知し、当該通知を受けた装置選択部207は、前記取得された候補パラメーターに基づいて候補画像形成装置に用紙の紙種の検知を順次させ、当該検知された用紙の紙種が前記判定された用紙の紙種と同等である一の候補画像形成装置を選択する(図3:S107)。
ここで、装置選択部207が選択する方法は、特に限定は無い。例えば、装置選択部207が、前記取得された候補パラメーターの各パラメーター(例えば、ユーザーの移動距離、用紙残量、用紙種別)を、所定の演算式に代入し、当該代入後の演算式で計算される計算値を優先度パラメーターとして算出する。ここで、前記優先度パラメーターXを算出する演算式は、各パラメーター毎に対応する重み付け(補正係数)が乗算されるように構成され、例えば、図5Bに示すように、重み付け「10」*「1/a(ユーザーの移動距離)」+重み付け「1/10」*「b(用紙残量)」+重み付け「1」*「c(印刷種別)」と表現される。例えば、ユーザーの端末装置10に隣接する所定の候補画像形成装置12aの優先度パラメーターX=10*1/3+1/10*80+1*1=12.3となる。他の候補画像形成装置12b、12c、12dも同様に算出される。そして、装置選択部207は、候補画像形成装置12を、対応する優先度パラメーターXが大きい順番に配置し、当該順番が早い候補画像形成装置12に用紙の紙種を検知させる。つまり、優先度パラメーターXが高い候補画像形成装置12から順番に、当該候補画像形成装置12の有するメディアセンサーを起動させて、用紙を搬送させ、当該用紙の紙種を検知させる。図5Bでは、先ず、優先度パラメーターXが13である候補画像形成装置12cの紙種検知が開始される。そして、前記用紙の紙種の検知の結果、前記検知された用紙の紙種が前記判定された用紙の紙種と同等でない場合、装置選択部207は、次に、優先度パラメーターXが12.3である候補画像形成装置12aの紙種検知を実行する。そして、前記用紙の紙種の検知の結果、前記検知された用紙の紙種が前記判定された用紙の紙種と同等である場合、装置選択部207は、前記判定された用紙の紙種と同等の紙種の用紙を有する候補画像形成装置12aを一の候補画像形成装置を選択する。このように、優先度パラメーターXの高低に合わせて、ユーザーの利便性が良いと推定される候補画像形成装置12の用紙の紙種を順次検知させることで、無駄にメディアセンサーを起動させることなく、所望の候補画像形成装置12を選択することが可能となる。特に、メディアセンサーが他のセンサーと比較して、駆動回数が自身の寿命に直接影響するため、候補画像形成装置12のメディアセンサーの寿命の長期化には、好適となる。又、無駄なメディアセンサーの起動を低減して、メディアセンサーの省エネに寄与することが出来る。
さて、装置選択部207が選択を完了すると、その旨を転送部208に通知し、当該通知を受けた転送部208は、前記選択された候補画像形成装置12に、前記中止した印刷ジョブを転送して、当該候補画像形成装置12に当該印刷ジョブを実行させる。
ここで、転送部208が転送する方法は、特に限定は無い。例えば、転送部208が、前記選択された候補画像形成装置12と通信し、当該候補画像形成装置12が印刷ジョブを実行中であるか否かを判定する(図3:S108)。
前記判定の結果、前記候補画像形成装置12が印刷ジョブを実行中でない場合(図3:S108NO)、転送部208は、前記画像形成装置11から、中止した印刷ジョブのデータを取得し、当該印刷ジョブを前記候補画像形成装置12に転送する(図3:S109)。すると、この候補画像形成装置12が前記印刷ジョブを受信すると、当該印刷ジョブを実行する(図3:S110)。ここで、候補画像形成装置12の用紙の紙種は、印刷ジョブを中止した画像形成装置11の用紙の紙種と同等であるから、ユーザーは、画像形成装置11と候補画像形成装置12とで別々に印刷ジョブを実行させたとしても、用紙の紙種が同等の印刷物を手に入れることが可能となる。又、ユーザーの移動距離や用紙残量を考慮することで、印刷物を取りに行くユーザーが感じる不都合さ、不便さ(煩わしさ)を軽減することが可能となる。
一方、S108において、前記判定の結果、前記候補画像形成装置12が印刷ジョブを実行中である場合(図3:S108YES)、転送部208が、前記候補画像形成装置12が先に実行中の先印刷ジョブの優先情報(例えば、緊急)と、前記転送対象の印刷ジョブの優先情報とを比較する。そして、当該印刷ジョブの優先情報が前記先印刷ジョブの優先情報よりも高い場合、又は、当該印刷ジョブの優先情報が前記先印刷ジョブの優先情報と同等である場合、転送部208は、前記候補画像形成装置12の先印刷ジョブを中断させて(図3:S111)、当該候補画像形成装置12に前記印刷ジョブを転送する(図3:S112)。すると、この候補画像形成装置12が前記印刷ジョブを実行する(図3:S113)。これにより、ユーザーは、用紙の紙種が同等の印刷物を手に入れることが可能となる。又、候補画像形成装置12は、前記印刷ジョブの実行を完了すると、前記中断した先印刷ジョブの実行を再開する(図4:S114)。これにより、候補画像形成装置12に先印刷ジョブを入力していたユーザーも印刷物を手に入れることが可能となる。尚、前記印刷ジョブの優先情報が前記先印刷ジョブの優先情報よりも低い場合、転送部208は、前記候補画像形成装置12に前記印刷ジョブを転送して、当該候補画像形成装置12に、先印刷ジョブの実行を完了させた後に、前記印刷ジョブを実行させるようにする。
ここで、転送部208が転送する方法は、他の方法でも良い。例えば、S111において、転送部208が、前記候補画像形成装置12の先印刷ジョブが指定する給紙カセットを他の給紙カセットに変更させて、この先印刷ジョブを別の紙種の用紙で実行させる。そして、転送部208が、前記候補画像形成装置12に、同等の紙種の用紙で前記印刷ジョブを実行させるよう構成しても良い。
又、転送部208が、前記候補画像形成装置12の用紙残量から、前記先印刷ジョブの印刷枚数を減算した減算値を算出し、当該減算値と、前記印刷ジョブの印刷枚数とを比較する。そして、前記減算値が、前記印刷ジョブの印刷枚数よりも少ない(可能性がある)場合に、転送部208が、上述のように、前記候補画像形成装置12の先印刷ジョブを中断させて(図3:S111)、当該候補画像形成装置12に前記印刷ジョブを転送してもよい(図3:S112)。一方、前記減算値が、前記印刷ジョブの印刷枚数以上である場合は、前記候補画像形成装置12に前記印刷ジョブを転送して、当該候補画像形成装置12に、先印刷ジョブの実行を完了させた後に、前記印刷ジョブを実行させるようにしてもよい。これにより、ネットワーク上の画像形成装置全体の印刷効率を低下させること無く、最適な用紙の紙種で印刷を継続させることが可能となる。
ところで、上述では、前記候補パラメーターが、ユーザーの移動距離と、用紙残量と、印刷種別とである場合について説明したが、他のパラメーターの組合せであっても構わない。例えば、前記候補パラメーターが、前記候補画像形成装置12のメディアセンサーを起動させた直近の日時情報と、当該候補画像形成装置12のメディアセンサーの測定値と、用紙残量と、印刷種別とである場合は、下記のようになる。即ち、S106において、パラメーター取得部206が、候補画像形成装置の所定のメモリーに予め記憶されているメディアセンサーに関する直近の日時情報と、当該メディアセンサーの測定値とを取得する。又、パラメーター取得部206が、上述と同様に、用紙残量と、印刷種別とを取得する。そして、S107において、装置選択部207が、先ず、前記直近の日時情報が最新である程、高い得点値を出力する第一の得点式に代入して、前記直近の日時情報に対応する第一の得点値を算出する。次に、装置選択部207が、次に、前記候補画像形成装置12のメディアセンサーの測定値が、前記画像形成装置11のメディアセンサーの測定値に近い程、高い得点値を出力する第二の得点式に代入して、前記メディアセンサーの測定値に対応する第二の得点値を算出する。そして、前記優先度パラメーターXを算出する演算式として、例えば、第一の得点値と、第二の得点値と、重み付け「1/10」*「b(用紙残量)」と、重み付け「1」*「c(印刷種別)」とを加算した合計値を算出する式として表現される。このように、メディアセンサーの直近の日時情報が新しい程、前記優先度パラメーターXが高くなり、前記候補画像形成装置12のメディアセンサーの測定値が前記画像形成装置11のメディアセンサーの測定値に近い程、前記優先度パラメーターXが高くなるようにする。これにより、メディアセンサーの直近の日時情報が新しい程、当該メディアセンサーの測定値に対応する用紙の紙種が前記候補画像形成装置に備えられている可能性が高いため、候補画像形成装置12の検索時に、用紙の紙種を適切に反映させることが可能となる。又、メディアセンサーの測定値が、対象となる画像形成装置11のメディアセンサーの測定値に近い候補画像形成装置12を優先して選択させることが可能となる。尚、前記候補パラメーターは、ユーザーの移動距離と、前記直近の日時情報と、前記メディアセンサーの測定値とを適宜組み合わせても構わない。
尚、本発明の実施形態では、画像形成装置11が各部を備えるよう構成したが、各部の一部を他の画像形成装置12が備える画像形成システムとして構成しても構わない。又、本発明の実施形態では、画像形成装置11が各部を備えるよう構成したが、当該各部を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、前記プログラムを画像形成システムの画像形成装置に読み出させ、当該画像形成装置が前記各部を実現する。その場合、前記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各部が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る画像形成装置及び画像形成方法は、複合機はもちろん、複写機、プリンター等の画像形成装置に有用であり、ユーザーの利便性を向上させることが可能な画像形成装置及び画像形成方法として有効である。
1 画像形成システム
10 端末装置
11 画像形成装置
12 候補画像形成装置
201 制御部
202 受付部
203 印刷部
204 検知部
205 紙種判定部
206 パラメーター取得部
207 装置選択部
208 転送部


Claims (4)

  1. 印刷ジョブを実行中の所定の画像形成装置において、当該印刷ジョブで使用される用紙の紙種で、当該印刷ジョブの実行が完了しない場合に、前記印刷ジョブを中止させるとともに、当該印刷ジョブで使用された用紙の紙種を判定する紙種判定部と、
    前記印刷ジョブを中止した画像形成装置とネットワークを介して接続された他の画像形成装置で、且つ、メディアセンサーを有する他の画像形成装置である候補画像形成装置から、用紙残量を含む候補パラメーターを取得するパラメーター取得部と、
    前記取得された候補パラメーターに基づいて候補画像形成装置に用紙の紙種の検知を順次させ、当該検知された用紙の紙種が前記判定された用紙の紙種と同等である一の候補画像形成装置を選択する装置選択部と、
    前記選択された候補画像形成装置に、前記中止した印刷ジョブを転送して、当該候補画像形成装置に当該印刷ジョブを実行させる転送部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記候補パラメーターは、ユーザーの移動距離と、前記候補画像形成装置のメディアセンサーを起動させた直近の日時情報と、当該候補画像形成装置のメディアセンサーの測定値とのいずれかを含む
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記転送部は、前記選択された候補画像形成装置が印刷ジョブを実行中であるか否かを判定し、当該候補画像形成装置が印刷ジョブを実行中である場合、前記候補画像形成装置が先に実行中の先印刷ジョブを中断させて、当該候補画像形成装置に前記印刷ジョブを転送する
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 印刷ジョブを実行中の所定の画像形成装置において、当該印刷ジョブで使用される用紙の紙種で、当該印刷ジョブの実行が完了しない場合に、前記印刷ジョブを中止させるとともに、当該印刷ジョブで使用された用紙の紙種を判定する紙種判定ステップと、
    前記印刷ジョブを中止した画像形成装置とネットワークを介して接続された他の画像形成装置で、且つ、メディアセンサーを有する他の画像形成装置である候補画像形成装置から、用紙残量を含む候補パラメーターを取得するパラメーター取得ステップと、
    前記取得された候補パラメーターに基づいて候補画像形成装置に用紙の紙種の検知を順次させ、当該検知された用紙の紙種が前記判定された用紙の紙種と同等である一の候補画像形成装置を選択する装置選択ステップと、
    前記選択された候補画像形成装置に、前記中止した印刷ジョブを転送して、当該候補画像形成装置に当該印刷ジョブを実行させる転送ステップと、
    を備えることを特徴とする画像形成方法。

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